パリ観光のモデルコースと所要日数を徹底解説

パリ

本記事では、パリ観光をお考えの方に向けて、パリ市内を効率良く観光するためのモデルコースをご紹介します。

パリ市内の景観

これからパリ観光をお考えの方は、是非当サイトをご活用いただけますと幸いです。写真や地図を交えて可能な限り詳しく紹介させて頂きます。

パリ観光のモデルコース

パリ 市内マップ

本記事では、以下3つのモデルコースをご紹介します。

  1. 1日目モデルコース【主要ランドマーク完全網羅】エッフェル塔、凱旋門、オペラ座など、パリ中心部でも、王道中の王道スポットを巡ります。

  2. 2日目モデルコース【ルーブル美術館とパリの北側完全網羅】ルーブル美術館から観光をスタートし、パリの北側「モンマルトル地区」にまで足を運びます。

  3. 3日目モデルコース【ヴェルサイユ宮殿とセーヌ川のナイトクルーズ】パリ郊外の人気スポット「ヴェルサイユ宮殿」を観光し、夜はセーヌ川のクルーズに参加します。

次項より、1日目のモデルコースから順番に解説していきます。

【パリ1日目のモデルコース】 主要ランドマーク完全網羅

まずは「パリ1日目のモデルコース - 主要ランドマーク完全網羅」で立ち寄る観光スポットやタイムスケジュール、所要時間の目安などをご確認ください。観光スポット名をクリックすると、そのスポットの詳細解説部に移動します。

  1. AM 09:00 - エッフェル塔

    所要時間:70分〜80分混雑度:★★★★★

    エッフェル塔

    地下鉄と徒歩で20分〜25分

  2. AM 10:40 - 凱旋門

    所要時間:60分混雑度:★★★★★

    凱旋門

    徒歩5分

  3. PM 12:00 - シャンゼリゼ通りの散策とランチ

    所要時間:70分〜80分

    シャンゼリゼ通り

    徒歩5分

  4. PM 13:30 - グラン・バレ(外観見学のみ)

    所要時間:5分〜10分混雑度:★★★

    グラン・バレ

    徒歩1分

  5. PM 13:40 - プティ・バレ(外観見学のみ)

    所要時間:5分〜10分混雑度:★★★

    プティ・バレ

    徒歩8分

  6. PM 14:00 - コンコルド広場

    所要時間:10分〜15分混雑度:★★

    コンコルド広場

    地下鉄と徒歩で15分〜20分

  7. PM 14:40 - サン・ジャック塔(外観見学のみ)

    所要時間:3分〜5分混雑度:★★

    サン・ジャック塔

    徒歩5分

  8. PM 14:50 - コンシェルジュリー

    所要時間:40分〜50分混雑度:★★★

    コンシェルジュリー

    徒歩1〜2分

  9. PM 15:50 - サント・シャペル教会

    所要時間:40分〜50分混雑度:★★★★

    サント・シャペル教会

    徒歩5分

  10. PM 16:50 - 【※修復中】ノートルダム大聖堂(外観見学のみ)

    所要時間:5分〜10分

    ノートルダム大聖堂

    徒歩5分

  11. PM 17:10 - カフェ・レストラン『ベルティヨン』でスイーツタイム

    所要時間:30分〜40分混雑度:★★★

    カフェ・レストラン『ベルティヨン』

    徒歩3分

  12. PM 17:50 - 洋菓子店『ラ・キュール・グルマンド』でお土産探し

    所要時間:30分混雑度:★★

    洋菓子店『ラ・キュール・グルマンド』

  13. PM 18:30 - 観光終了・ディナータイム

「混雑度」が星4つ以上のスポットは「事前予約」がお勧めです。

パリ1日目の観光モデルコースのルートと各スポットの位置関係を以下の地図でご覧ください。①~⑫までの観光スポットを巡って行きます。

※ Googleアカウントでログイン中の方は「Chrome(クローム)』での閲覧だと地図が表示されない事があります。

※ 以下、観光スポット名をクリックするとイメージ画像を確認できます。

  1. ①エッフェル塔
  2. ②凱旋門
  3. ③シャンゼリゼ通り
  4. ④グラン・バレ
  5. ⑤プティ・バレ
  6. ⑥コンコルド広場
  7. ⑦サン・ジャック塔
  8. ⑧コンシェルジュリー
  9. ⑨サント・シャペル
  10. ⑩ノートルダム大聖堂(修復中)
  11. ⑪ベルティヨン(カフェ)
  12. ⑫ La Cure Gourmande Paris(ショップ)

このモデルコース1日目「パリ主要ランドマーク 完全網羅コース」では、パリの中でもシンボル的存在のモニュメントを中心に観光していきます。更にコースの途中では、老舗のカフェやパリの伝統的なスイーツ店などにも立ち寄ります。ややハードなコースですが、内容は盛りだくさんです。

以下よりモデルコースの時系列に沿って、各スポットの詳細や観光情報などをご紹介してまいります。

08:30メトロ6番線「ビラケム駅」

Bir-Hakeim metro(ビラケム駅)

旅のスタートは、メトロ6番線の「Bir-Hakeim metro(ビラケム駅)」です。まずは、このビラケム駅から徒歩にて、最初の観光スポット「エッフェル塔」を目指します。

エッフェル塔の営業時間は午前9時からなので、開門に合わせてこの「ビラケム駅」から移動していきます。ビラケム駅からエッフェル塔までは徒歩8分ほどですが、エッフェル塔のセキュリティチェックは非常に厳重で時間がかかるので、少し早めにエッフェル塔に到着する様にします。

ビラケム駅以外にも、エッフェル塔の最寄り駅は複数あります。詳しくはこちらの「エッフェル塔 入門編 – 行き方、入口、料金、登り方など」を参考にしてください。

△ 1日目のモデルコースに戻る

徒歩8分

1

09:00エッフェル塔

エッフェル塔

所要目安:70分〜80分Googleマップ年中無休

高さ320mを誇るエッフェル塔は、1889年に土木技師の「ギュスターヴ・エッフェル」によって、わずか2年2ヶ月と5日の期間で建設されました。

エッフェル塔内では、各フロア毎の景観を楽しむだけでなく、様々な展示や上映、ギフトショップ、レストランなども営業しています。パリの観光スポットの中でもルーブル美術館と一二を争う混雑スポットなので、事前予約の上で指定した時間にゆったりと入場するのがお勧めです。

エッフェル塔 ガラス張りの床

■ 第1展望階のガラスの床エッフェル塔の高さ57mの第1展望階では、ガラス張りの透明の床(写真右上)越しに、地上を真下に眺める事ができます。スリル満点の絶好の写真スポットなので是非立ち寄って見てください。

【エッフェル塔の営業時間】
  • ■ ハイシーズン(6月18日〜8月31日)
    ・09:00~23:45
  • ■ ローシーズン(9月1日〜6月17日)
    ・09:30~22:45
【エッフェル塔に関する参考記事】【関連リンク】

△ 1日目のモデルコースに戻る

地下鉄と徒歩で20分〜25分

2

10:40凱旋門

凱旋門

所要目安:60分Googleマップ年中無休 ※特別日を除くミュージアムパス利用可

パリのシンボルの1つである「エトワール凱旋門」は、1806年にナポレオンの命により、約30年の歳月をかけて建設されました。現在、凱旋門は外観の見学だけでなく、内部に入場して最上階の展望フロアまで上る事ができます。是非、凱旋門の外観だけでなく、中にも入場して最上階からの景観を楽しんでください。

凱旋門 展望フロアからの景観

■ 展望フロアと階段凱旋門の展望フロアからは、シャンゼリゼ通りやエッフェル塔を一望できるほか、途中の階では、ギフトショップの営業や凱旋門にまつわる展示なども行われています。参考までに、凱旋門のエレベーターは高齢者や障害者の方のみ利用可能となっており、最上階までは284段の階段を登る必要があります。

【凱旋門の営業時間】
  • ■ 10:00~23:00(最終入場:22:15まで)
【凱旋門に関する参考記事】【関連リンク】

△ 1日目のモデルコースに戻る

徒歩5分

3

12:00 シャンゼリゼ通りの散策とランチ

シャンゼリゼ通り

所要目安:70分〜80分Googleマップ

凱旋門観光の後はシャンゼリゼ通りでスイーツタイムです。シャンゼリゼ通りは、凱旋門からコンコルド広場までの約2キロを結ぶ、パリ随一の目抜き通りです。この「シャンゼリゼ通り」沿いを、次の目的地「グラン・パレ」方面に向かって歩きながら、通り沿いのカフェやレストランで休憩を採ります。

シャンゼリゼ通り沿いには、カフェやレストランをはじめ、ルイ・ヴィトンなどの有名ブランドショップが立ち並んでいます。特にブランド品に興味がない方にとっては、そこまで購買意欲を掻き立てる物はないと思います。その場合はウインドウショッピングがてら、景観を楽しんだり、カフェやレストランでランチを採るなおの楽しみ方がお勧めです。

ラデュレ

■ おすすめのカフェ「ラデュレ」

凱旋門を背にしてシャンゼリゼ通りを進んで行くと右手側に見えてくるのが、1862年創業の老舗カフェ「ラデュレ」です。ラデュレと言えば、日本ではマカロンでお馴染ですが、ケーキやフレンチトースト、クラブデュレなどの軽食も提供しています。ラデュレではランチやディナーをがっつり食べると言うよりは、軽くケーキや紅茶などを飲みながら、休憩と言った感じがお勧めです。マカロンは1つ2.6€から、ケーキは10€ほどから注文可能です。▶ ラデュレの公式サイト(日本語)▶ ラデュレを地図で確認する

■ お手頃価格のレストラン「L'Entrecote de Paris」ランチでも30€近い価格設定が当たり前のシャンゼリゼ通り界隈でレストラン探しに悩んだら、このフレンチステーキハウス「L'Entrecote de Paris」の利用がお勧めです。この店はリーズナブルな料金設定が売りで、16€〜20€くらい出せば、前菜とメインを味わう事ができます。店のジャンル的にはステーキハウスになるので、ビーフやラムなどのステーキをメインに、前菜、スープなど、フランスの定番料理をお手頃料金で提供しています。ロケーション的にもシャンゼリゼ通りから一本横道に入って徒歩2分ほどの好立地です。▶ L'Entrecote de Paris 公式サイト(英語)▶L'Entrecote de Parisを地図で確認する

△ 1日目のモデルコースに戻る

徒歩5分

4

13:30 グラン・バレ

グラン・バレの外観

所要目安:5分〜10分Googleマップ火曜休館

シャンゼリゼ通りをしばらく進んで行くと、右手側に一際ガラス屋根が美しい建物「グラン・バレ」が見えてきます。グラン・バレは1900年にパリ万国博覧会の主会場として建設されました。

館内では毎年4回~5回開催される企画展を通して様々な展示が行われていて、営業時間や入場料は展示内容によって異なります。本モデルコースでは「グラン・バレ」の外観だけを見学します。

△ 1日目のモデルコースに戻る

徒歩1分

5

13:40 プティ・バレ

プティ・バレの外観

所要目安:5分〜10分Googleマップ

グラン・バレの真向いに立つのがこの宮殿の様な外観が特徴の「プティ・バレ」です。プティ・バレはグラン・バレと同様に1900年のパリ万国博覧会の際に建設されました。館内には19世紀~20世紀の絵画や彫刻、タピスリーなどが展示されています。展示の中でもモネ作の「ラヴァクールの日没」などは非常に有名な作品です。

本モデルコースでは「プティ・バレ」の外観だけを見学しますが、企画展以外の常設展示は入場無料なので、滞在日数に余裕のある方は、是非館内にも足を運んで見てください。

△ 1日目のモデルコースに戻る

徒歩8分

6

14:00 コンコルド広場

コンコルド広場のオベリスク

所要目安:10分〜15分Googleマップ

コンコルド広場はルイ15世のための広場として造られました。この広場は、フランス革命時に「マリーアントワネット」と「ルイ16世」が処刑された場所として知られ、漫画「ヴェルサイユのばら」などでもそのシーンが描かれています。広場中央(写真左手)のオベリスクは19世紀頃にエジプトから贈られたものです。

△ 1日目のモデルコースに戻る

徒歩2分

14:20メトロ1番線「コンコルド駅」

パリ地下鉄駅

コンコルド広場からすぐの「コンコルド駅」からメトロ1番線に乗って「シャトレ駅(Chatelet)」へ、「シャトレ駅」から徒歩で「シテ島」方面へ歩いて行きます。シテ島には、ステンドグラスの美しさがパリ随一の「サント・シャペル」と、世界遺産の寺院「ノートルダム大聖堂」があります。

△ 1日目のモデルコースに戻る

地下鉄と徒歩で13分〜15分

7

14:40サン・ジャック塔

サン・ジャック塔

所要目安:3分〜5分Googleマップ

シャトレ駅から、シテ島方面に向かう途中に、一際目立つ高い塔が目に入ります。これは「サン・ジャック塔」と呼ばれる建物で、1802年に焼失した教会の一部だった鐘楼です。

1648年にはパスカルがこの塔で気圧の実験を行い、大気の圧力が高度によって異なる事を証明しました。サン・ジャック塔は、駅からシテ島に向かう道中に通るので、外観だけ見学します。

△ 1日目のモデルコースに戻る

徒歩5分

8

14:50 コンシェルジュリー

コンシェルジュリーとセーヌ川の景観

所要目安:40分〜50分Googleマップ年中無休 ※特別日を除くミュージアムパス利用可

サン・ジャックの塔を超えてセーヌ川の方に向かって歩いて行くと「シテ島」へ渡るための橋「オーシャンジュ橋」が見えてきます。そしてこの橋に向かって右手側に見えるお城の様な建物が「コンシェルジュリー」です。

コンシェルジュリーは元々、伯爵の邸宅でした。しかし、フランス革命時は監獄として4,000人以上が収監され、あの「マリーアントワネット」もこのコンシェルジュリーの独房に収監されていました。現在、コンシェルジュリーでは、かつての牢獄や食堂などを見学できるほか、フランス革命時代の資料や歴史映像を楽しむ事ができます。もちろん、マリーアントワネットに関する展示も行われいます。

【コンシェルジュリーの営業時間】
  • ・09:30~18:00
【コンシェルジュリーに関する参考記事】

△ 1日目のモデルコースに戻る

徒歩1〜2分

9

15:50サント・シャペル

サント・シャペル

所要目安:30分〜45分Googleマップ年中無休 ※特別日を除くミュージアムパス利用可(要入場予約)

サント・シャペルは壁一面にパリ最古のステンドグラスが輝く13世紀の教会です。2階の礼拝堂の15の窓を飾るステンドグラスは高さ約15m、フロア全体の約600m2を占有しており、そのうち3分の2が、12世紀当時の最高技術を駆使して制作されたオリジナルです。

全てのステンドグラスには、新約・旧約聖書の1,113ものシーンが描かれ、壁一面にステンドグラスが張り巡らされた景観は神秘的過ぎて言葉を失います。

サント・シャペルの入場レーンと優先レーン

■ パリミュージアムパスも予約が必要に!パリ観光の至る所で大活躍のパリ ミュージアムパスですが、コロナ・ウィルス蔓延以降「サント・シャペル」では、別途で公式ページより日時指定の入場予約(無料)も必要となりました。

【サント・シャペルの営業時間】
  • ■ 1月2日〜3月31日
    ・9:00~17:00
  • ■ 4月1日〜9月30日
    ・9:00~19:00
  • ■ 10月1日〜12月31日
    ・9:00~17:00
【サント・シャペルに関する参考記事】

△ 1日目のモデルコースに戻る

徒歩5分

10

16:50【※修復中】ノートルダム大聖堂と付属の塔(外観のみ見学)

ノートルダム大聖堂

所要目安:5分〜10分Googleマップ年中無休 ※特別日を除くミュージアムパス利用可

現在、ノートルダム大聖堂は、2019年4月15日に起きた火災被害により修復工事が行われており、外観のみ見学が可能です。

ノートルダム大聖堂は、ユネスコの世界遺産にも登録されている大聖堂で、火災前はパリ ゴシック建築の最高傑作と言われていました。その規模も大きく、奥行き128m、幅48m、高さ69m(尖塔は90m)を誇っていました。

塔の上から見るパリ市内とキマイラ像の景観

■ 塔に登るには予約が必須(修復中のため現在は塔に登れません)ノートルダム大聖堂の付属の塔に登るためには、入場時間を指定の上で予約が必須となり、見学はツアー形式で行われます。予約は専用のアプリ、もしくは大聖堂近くの予約機で可能です。塔の上からは、パリ市内の景色を一望できるほか、大聖堂の回廊やキマイラ像を間近で見学する事ができます。キマイラ像を手前にパリ市内を撮影すると、味のある良い写真が撮影できます。

【大聖堂の営業時間】
  • ・8:00~18:45(月曜〜金曜)
  • ・8:00~19:15(土曜、日曜)
【付属の塔の営業時間】
  • ・10:00~17:30(1月〜3月、11月〜12月)
  • ・10:00~18:30(4月〜10月)
【ノートルダム大聖堂に関する参考記事】【関連リンク】

△ 1日目のモデルコースに戻る

徒歩5分

11

17:10カフェ・レストラン『ベルティヨン』でスイーツタイム

ベルティヨン

所要目安:30分〜40分Googleマップ月火定休日
ベルティヨンのコーンアイス

シテ島からセーヌ川を挟んで隣に位置する「サン・ルイ島」に移動して、パリで一番有名なアイスクリーム屋さん「ベルティヨン」でスイーツ休憩をします。毎日フレッシュな素材で作る「ベルティヨン」の自家製アイスクリームは、パリ観光の定番で、地元の方にも大人気です。季節によって変わるアイスの味は30種類以上、もちろんカップかコーンの選択も可能です。アイスの値段はシングルで3.0€、ダブルで5€です。

【ベルティヨンの営業時間】
  • ・10:00~20:00

△ 1日目のモデルコースに戻る

徒歩3分

12

17:50洋菓子店『ラ・キュール・グルマンド』でお土産探し

La Cure Gourmande Paris

所要目安:30分Googleマップ月火定休日
La Cure Gourmande Parisの店内

サン・ルイ島内の「サン・ルイ・アン・リル通り」には、外観が可愛い雑貨屋や、ブティック、お土産屋、お菓子店などが並んでいます。その中でも、特にお勧めのショップがこのフランスの伝統的菓子を販売している「La Cure Gourmande Paris(ラ・キュール・グルマンド)」です。

店内には色鮮やかなお菓子、ケーキ、マドレーヌなどが所狭しと並んでいます。商品のパッケージには、子供やレトロで可愛いパリの風景画などが描かれており、女性やお世話になっている方などへのパリ土産としてお勧めです。

【ラ・キュール・グルマンの営業時間】
  • ・10:00~20:00

△ 1日目のモデルコースに戻る

18:20観光終了・ディナータイム

「パリ主要スポット 完全網羅コース」の1日目はこれで終了です。

もし、シテ島、もしくはサン・ルイ島周辺でお手頃なフランス料理店をお探しなら、カジュアルな雰囲気の中でフランス料理が味わえる「Au Bougnat」や、昔ながらのパリのお洒落な雰囲気の中でリーズナブルなフランス料理が味わえるカフェ「Le Saint Regis」などがお勧めです。

また、料金的にはかなり高くなりますが、ミシュランで1つ星を獲得している「オランジュリー」などは、料理の味だけでなく見た目も楽しむ事ができるのでお勧めです。ただし、デザートで23€〜、ランチで75€〜、前菜とメイン、デザートがついたディナーメニューで95€〜とかなりのお値段になります。それでも、折角なので、本場のフランス料理を食べたいという方は是非。この店のスイーツや料理の見た目は、もはや芸術品の域に達しています。インスタ映えを狙う方には絶好のレストランです。

△ 1日目のモデルコースに戻る

【パリ2日目のモデルコース】 ルーブル美術館とパリの北側完全網羅

まずは「パリ2日目のモデルコース - ルーブル美術館とパリの北側完全網羅コース」で立ち寄る観光スポットやタイムスケジュール、所要時間の目安などをご確認ください。観光スポット名をクリックすると、そのスポットの詳細解説部に移動します。

  1. AM 9:00 - ルーブル美術館

    所要時間:120分〜180分混雑度:★★★★★

    エッフェル塔

    徒歩4分

  2. PM 12:15 - パレ・ロワイヤルで庭園と回廊を見学

    所要時間:30分混雑度:★★

    凱旋門

    徒歩7分

  3. PM 12:40 - ギャルリ・ヴィヴィエンヌ観光とランチ

    所要時間:70分〜80分混雑度:★★

    シャンゼリゼ通り

    地下鉄と徒歩で10分

  4. PM 14:15 - オペラ・ガルニエ(オペラ座)

    所要時間:5分〜10分混雑度:★★★★

    グラン・バレ

    徒歩10分

  5. AM 15:30 - マドレーヌ寺院

    所要時間:15分〜20分混雑度:★★

    プティ・バレ

    地下鉄と徒歩で14分

  6. AM 16:30 - ジュテームの壁

    所要時間:10分〜15分混雑度:★★★

    コンコルド広場

    徒歩で9分(ケーブルカー利用可)

  7. PM 17:00 - サクレ・クール寺院

    所要時間:30分〜40分混雑度:★★★★

    サン・ジャック塔

    徒歩5〜10分

  8. PM 18:30 - モンマルトル地区でディナータイム

    所要時間:60分〜70分

    徒歩10〜15分

  9. PM 20:00 - ムーラン・ルージュ(外観のみ見学)

    所要時間:10分〜15分混雑度:★★★★

    ムーラン・ルージュ

  10. PM 20:30 - 観光終了

「混雑度」が星4つ以上のスポットは「事前予約」がお勧めです。

パリ2日目の観光モデルコースのルートと各スポットの位置関係を以下の地図でご覧ください。①~⑧までの観光スポットを巡って行きます。

※ 以下、観光スポット名をクリックするとイメージ画像を確認できます。

  1. ① ルーブル美術館
  2. ② パレ・ロワイヤル
  3. ③ ギャルリ・ヴィヴィエンヌ
  4. ④ オペラ・ガルニエ(オペラ座)
  5. ⑤ マドレーヌ寺院
  6. ⑥ ジュテームの壁
  7. ⑦ サクレ・クール寺院
  8. ⑧ ムーラン・ルージュ

この2日目の「ルーブル美術館とパリの北側完全網羅コース」では、朝一番で最混雑スポットである「ルーブル美術館」を訪問し、そこから、パレ・ロワイヤル広場を通って、「ギャラリー・ヴィヴィエンヌ」や「オペラ・ガルニエ(オペラ座)」などにも立ち寄ります。そして、パリの北側の観光スポット「モンマルトルの丘」までも羽を伸ばして観光していきます。

以下よりモデルコースの時系列に沿って、各スポットの詳細や観光情報などをご紹介してまいります。

08:30パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーブル駅

パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーブル駅

2日目の観光はルーブル美術館の最寄り駅である「パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーブル駅(Palais-Royal Musée du Louvre)」からスタートします。開館と同時に入場するので、メトロ1番線または7番線で「パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーブル駅」に8時30分には到着しておきます。パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーブル駅から、ルーブル美術館の入場口までは徒歩5分ほどです。

△ 2日目のモデルコースに戻る

徒歩5分

1

09:00ルーブル美術館

ルーブル美術館のピラミッド

所要目安:120分〜180分Googleマップ火曜休館パリミュージアムパス利用可(※入場予約必須)

世界で最も有名な美術館として名高いパリの「ルーブル美術館」には、あの「モナ・リザ」や「ミロのヴィーナス」をはじめとする世界でも有数の美術作品が約35,000点も展示されております。また、毎年発表される「世界の人気博物館ランキング」でも常に2位以内にランクインしており、その来場者数は、年間で約700万人〜800万人にも上ります。

そのため、事前にパリミュージアムパスの準備や、オンライン予約を行わずにルーブルを訪れると、最悪の場合は2時間待ちという事態もありえます。必ず事前にオンラインでチケット予約をしておく事をお勧め致します。また、2019年8月より、パリミュージアムパス保有者の方は、別途オンラインで入場予約が必要となりましたのでご注意ください。

ルーブル美術館 カルーゼル・デュ・ルーブル入口

■ ルーブル美術館 おすすめの入口ルーブル美術館には複数の入り口がありますが、最も有名なガラスのピラミッドと呼ばれる入り口は混雑必須なのでお勧めしません。その点、ルーブル美術館唯一の地下入口となる「カルーゼル・デュ・ルーブル入口」は、「Carrousel du Louvre」という地下のショッピングモールと直結しており、地下鉄から直接アクセスする事ができます。更に混雑も緩やかな場合がほとんどなので、ルーブル観光時はこの「カルーゼル・デュ・ルーブル入口」からの入場がお勧めです。

ルーブル美術館 モナ・リザ

■ 必須鑑賞作品① モナ・リザ世界で最も有名な絵画。フランス語では「ラ・ショコンドゥ」と呼ばれ、その謎めいた微笑みの表情は様々なエピソードが語られています。モデルはフィレンツェの富豪ジョコンダゥの妻であると言われています。

ルーブル美術館 サモトラケのニケ

■ 必須鑑賞作品② サモトラケのニケエーゲ海のサモトラケ島で発見されたヘレニズム彫刻の最高傑作と言われている作品。ニケは、ギリシャ神話に登場する勝利の女神の事で、船の先頭に立つ女神の姿を表現しています。

△ 2日目のモデルコースに戻る

徒歩4分

2

12:15パレ・ロワイヤルで庭園と回廊を見学

パレ・ロワイヤル

所要目安:30分Googleマップ年中無休

パレ・ロワイヤルは、リシュリュー枢機卿の館として建設され、ルイ14世もここで子供時代を過ごしました。現在、パレ・ロワイヤルでは、回廊に囲まれた庭園や現代アートなどを鑑賞する事ができます。その中でも南側にある、260本もの白黒ストライプの円形オブジェクト(写真上)が特にお勧めの撮影スポットです。また、パレ・ロワイヤルは現地発着のオプショナルツアーの待ち合わせ場所としてもよく利用されています。

パレ・ロワイヤル庭園の噴水

■ 庭園の噴水は絶好の休憩スポットパレ・ロワイヤルの庭園には、噴水を囲む様に公共の椅子が置かれており、噴水の淵に足をかけて休憩する事ができます。のどかな景色を見ながら優雅に一休みするには絶好のスポットです。

パレ・ロワイヤルの回廊

■ パレ・ロワイヤルの回廊パレ・ロワイヤル庭園の奥にあるコの字型の回廊は、映画のワンシーンなどにもよく利用される美しい回廊です。折角なので是非立ち寄ってみてください。

【パレ・ロワイヤル庭園の営業時間】
  • ■ 10月1日〜3月31日
    ・8:00~22:30
  • ■ 4月1日〜9月30日
    ・8:00~22:30
【関連リンク】

△ 2日目のモデルコースに戻る

徒歩7分

3

12:40ギャルリ・ヴィヴィエンヌ観光とランチ

ギャルリ・ヴィヴィエンヌ

所要目安:70分〜80分Googleマップ

ギャルリ・ヴィヴィエンヌは、パリで一番美しいと言われているパッサージュです。このパッサ―ジュが一般公開されたのは1826年の事、そのネオ・クラシックの装飾の美しさから、ショッピングスポットである以上に一つの見学スポットとして非常に人気が高い場所です。

参考までに、パッサージュとは、フランスでは小さな通りの事で、アーケードの小さな通りにはレストランや古書店、ブティック、ワイン専門店などの店が建ち並んでいます。

ビストロ「Bistrot Vivienne」

■ ビストロ「Bistrot Vivienne」でランチタイムギャルリ・ヴィヴィエンヌの見学とショッピングを一通り楽しんだら、パサージュ内にあるレトロな雰囲気が抜群のビストロ「Bistrot Vivienne」でランチタイムです。

Bistrot Vivienneでは、イベリコ豚やビーフ、ダックなど、ワインと相性抜群の肉料理を中心に、魚料理や、テリーヌ、スープ、リングイネなど、定番のフランス料理からスイーツまで、本格的な料理を味わう事ができます。

スープで9€〜、メインは20€ぐらい〜になるので、少々お高めですが、ここまできたら是非立ち寄って見てください。テラス席がお勧めです。

△ 2日目のモデルコースに戻る

徒歩3分

14:10メトロ3番線「ブルス駅」

パリ地下鉄の車内

ギャルリ・ヴィヴィエンヌから徒歩3分ほどの「ブルス駅(Bourse )」からメトロ3番線で「オペラ・ガルニエ(オペラ座)」の最寄り駅である「オペラ駅(Opera)」へ移動します、「オペラ駅」から「オペラ・ガルニエ」までは徒歩3分ほどです。

健脚な方は、「ギャルリ・ヴィヴィエンヌ」から直接徒歩(約1キロほど)で「オペラ・ガルニエ」まで移動する事もできます。

△ 2日目のモデルコースに戻る

地下鉄と徒歩で10分

4

14:15オペラ・ガルニエ(オペラ座)

オペラ・ガルニエ(オペラ座)

所要目安:50分〜60分Googleマップ年中無休 ※特別日を除く

19世紀のネオバロック様式建築の中でも最高傑作の呼び声高い「オペラ・ガルニエ(オペラ座)」は、ナポレオン3世が皇帝時代の1875年、フランスの建築家「シャルル・ガルニエ」によって建設されました。

現在、オペラ・ガルニエでは、定期的にバレエやオペラ公演が行われるほか、見学専用のチケット(11€〜12€)を購入すれば、館内を見学する事ができます。館内にはあのヴェルサイユ宮殿の鏡の間より美しいと言われる回廊「グラン・フォワイエ(写真下)」をはじめ、シャガールの天井画「夢の花束」などの見所が満載です。

グラン・フォワイエ(大広間)

■ グラン・フォワイエ(大広間)オペラ・ガルニエの最大の見どころがこの「グラン・フォワイエ」です。天井の高さは18m、長さ58m、幅は13mもあり、鏡と窓の効果で実際の大きさ以上に広く壮大に感じる様に演出されています。天井画は、フランスを代表する画家「ポール・ポードリー」が音楽史の実話をもとに描いたものです。

グラン・エスカリエ(中央階段)

■ グラン・エスカリエ(中央階段)館内に入場して、最初の見どころがこの「GRAND ESCALIER(中央階段)」です。右側の彫刻が花束を持つように照明を照らしています。高さ30mの吹き抜けの大広間に、幅10mの美しい白大理石の階段が左右に分かれてバルコニーへと伸びてます。

シャガールの天井画「夢の花束」

■ シャガールの天井画「夢の花束」ペラ・ガルニエ見学の目玉の一つがマーク・シャガールが手掛けた劇場ホールの天井画「夢の花束」です。天井画の中には、「白鳥の湖」や「魔笛」などの有名オペラ作品を題材にした風景画が描かれています。

△ 2日目のモデルコースに戻る

徒歩10分

5

15:30マドレーヌ寺院

マドレーヌ寺院

所要目安:15分〜20分Googleマップ年中無休

1842年にナポレオンの偉業を称えるために建設されたマドレーヌ寺院は、パリでは異質のギリシャ神殿の様な外観が特徴的です。そのスケールは、高さ30m、幅43m、奥行きは108m、52本もの円柱が建物を支えている景観は中々の迫力です。

マドレーヌ寺院は、現在も現役カトリック教会として利用されており、教会内部へは無料で入場する事ができます。パリ市民はこの寺院に愛着を持って「ラ・マドレーヌ」と呼んでいます。

マドレーヌ寺院 聖女マドレーヌの彫像

■ 祭壇に輝く「聖女マドレーヌ像」寺院内は3つの円天井(クーポール)から光が差し込み幻想的な雰囲気を醸し出しています。また、奥の祭壇に立つ「聖女マドレーヌ」の彫像が光り輝く姿は非常に神秘的です。

【マドレーヌ寺院の営業時間】
  • ・9:30~19:00

△ 2日目のモデルコースに戻る

徒歩1分

16:00メトロ12番線「マドレーヌ駅」

メトロ12番線の路線図

マドレーヌ寺院の最寄り駅「マドレーヌ駅(Madeleine)」からメトロ12番線で「アベス駅(Abbesses)」へ移動します。アベス駅は、「サクレ・クール寺院」や「ムーラン・ルージュ」などの観光スポットがある「モンマルトル地区」に位置しています。

△ 2日目のモデルコースに戻る

地下鉄と徒歩で13分

6

16:30ジュテームの壁

ジュテームの壁
{{PD-US}} - This photo is public domain

所要目安:10分〜15分Googleマップ年中無休

アベス駅を出てすぐの公園内にある600枚以上のタイルを使った壁が「ジュテームの壁(フレデリック・バロン作)」です。タイルには様々な国の言葉で「愛している」と書かれている事から、ジューテム(※フランス語で愛しているの意味)の壁と呼ばれています。

【ジュテームの壁 営業時間】
  • ・8:00~17:30(季節によって若干異なります)

△ 2日目のモデルコースに戻る

徒歩で9分(ケーブルカー利用可)

7

17:00サクレ・クール寺院

サクレ・クール寺院

所要目安:30分Googleマップ年中無休

白亜の外観が美しい「サクレ・クール寺院」は、普仏戦争でフランスが敗北したの機に、未来への希望を込めて1875年から30年以上の歳月をかけて建設されました。

サクレ・クール寺院は、ドームの高さ83m、奥行き85mもある大型寺院です。さらに海抜130mの小高い丘に建っているため、モンマルトル地区の至る所からその景観を望む事ができます。また、ノートルダム大聖堂の塔をはじめ、凱旋門やエッフェル塔の上からでも、その景観を視界に捉える事ができます。

現在、サクレ・クール寺院内には無料で入場する事ができます。

■ ドームからの景観は絶景サクレ・クール寺院中央のドームの上には有料(6€)で登る事ができます。冬場は17時にドームは閉まってしまいますが、夏場は20時まで営業しています。是非、体力と時間に余裕のある方は、ドームにも上がってパリの絶景を楽しんでください。特に夕焼け時の景観は美しいのでお勧めです。また所要時間は、寺院内だけなら30分もあれば十分ですが、ドームに上がる場合はトータルで所要60分~70分は見ておいた方が無難です。

モンマルトル ケーブルカー乗り場

■ ケーブルカーの利用が便利モンマルトルは全体的に坂道が多く、特にサクレ・クール寺院はかなりの高台に位置しているので、寺院のふもとに乗り場がある「ケーブルカー」の利用が便利です。

ケーブルカーの利用方法や乗車チケットの購入方法は地下鉄と同じです。

▶ ケーブルカーの場所を地図で確認する

【サクレ・クール寺院の営業時間】
  • ・6:00~22:30
【ドームの営業時間】
  • ・8:30~20:00(5月〜9月)
  • ・9:00~17:00(10月〜4月)
【サクレ・クール寺院に関する参考記事】【関連リンク】

△ 2日目のモデルコースに戻る

徒歩5〜10分

18:20モンマルトル地区でディナータイム

サクレ・クール寺院の観光後は、モンマルトル地区でディナータイムです。このエリアではパリ中心部とは一味違った雰囲気のお手頃価格のレストランをたくさん見つける事ができます。

その中でもまずお勧めなのが、サクレクール寺院から徒歩3分ほどの場所にあるカジュアルなフレンチレストラン「Le Poulbot」です。木造りの店内には、お洒落なシャンデリアや絵画が飾られ、カジュアルながらも非日常的なお洒落な空間が広がっています。料金的にもメインで20€ぐらいから注文可能で、この手のフランス料理店としてはかなりリーズナブルな料金設定です。

△ 2日目のモデルコースに戻る

徒歩10分~15分

8

20:00ムーラン・ルージュ

ムーラン・ルージュ

所要目安:10分~15分Googleマップ年中無休 ※ショーのスケジュールによる

折角モンマルトル地区まで足を運んだのなら、「ムーラン・ルージュ」の外観だけでも見学しない手はないです。

赤い風車を意味する「ムーラン・ルージュ」は1889年に創業された「フレンチカンカン」で一世を風靡したショー劇場です。スタイル抜群のダンサー達がおりなす豪華でアクロバティックなショーは迫力満点です。本モデルコースでは外観だけを見学しますが、時間に余裕のある方は是非ショーも堪能してください。ショーは21時や23時以降も公演があり、こちらの「ムーランルージュ 公式日本語サイト」より、上映スケジュールやチケット料金の確認、ショーの予約などを行う事ができます。

△ 2日目のモデルコースに戻る

18:20観光終了

以上でパリの2日目のモデルコース「ルーブル美術館とパリの北側完全網羅コース」は終了です。これでパリのセーヌ川から北側の主要観光スポットは、ほぼ制覇した形になります。3日目にはヴェルサイユ宮殿を中心に観光して行きます。

【パリ3日目のモデルコース】 ヴェルサイユ宮殿とセーヌ川のナイトクルーズ

パリ3日目のモデルコース「ヴェルサイユ宮殿観光とセーヌ川のナイトクルーズ」では、朝一番でマリーアントワネットの代名詞でもある「ヴェルサイユ宮殿」を訪問後、セーヌ川のナイトクルーズで夜のパリを満喫します。タイムスケジュールと所要時間の目安などをご確認ください。観光スポット名をクリックすると、そのスポットの詳細解説部に移動します。

  1. AM 8:30 - ヴェルサイユ宮殿

    所要時間:5〜8時間混雑度:★★★★★

    ヴェルサイユ宮殿

    電車と徒歩で35分〜50分

    AM 17:30 - パリ市内に戻って休憩

  2. AM 18:35 - セーヌ川沿いのレストラン「Le Club」でディナータイム

    所要時間:50〜60分混雑度:★★★

    徒歩1分

  3. PM 20:30 - セーヌ川 ナイトクルーズ

    所要時間:75分混雑度:★★★★

    セーヌ川 ナイトクルーズ

パリ3日目の観光モデルコースで巡る「ヴェルサイユ宮殿」とパリ中心部の位置関係を地図でご覧ください。

※ Googleアカウントでログイン中の方は「Chrome(クローム)』での閲覧だと地図が表示されない事があります。

※ 以下、観光スポット名をクリックするとイメージ画像を確認できます。

  1. ① ヴェルサイユ宮殿
  2. ②「Le Club」でディナー
  3. ③ セーヌ川 ナイトクルーズ

以下よりモデルコースの時系列に沿って、各スポットの詳細や観光情報などをご紹介してまいります。

07:30「モンパルナス駅」

モンパルナス駅

3日目の観光はヴェルサイユ宮殿への移動起点となる巨大ターミナル「モンパルナス駅」から観光をスタートします。

モンパルナス駅は、パリ市内の中心部に位置しており、地下鉄ラインが4線も走るほか、パリ郊外に行く中長距離列車もこの駅から発着しています。モンパルナス駅は、パリ市内のどこからでもアクセスし易く、パリ郊外に出るにも非常に便利な駅です。

電車と徒歩で35分〜50分

1

08:30ヴェルサイユ宮殿

ヴェルサイユ宮殿 鏡の回廊

所要目安:5時間〜7時間Googleマップ月曜日休館パリミュージアムパス利用可

ヴェルサイユ宮殿への入場は、日時指定予約が義務化されております。事前に朝9時の入場予約をして、9時少し前には宮殿の入場口に到着しておきます。

「ヴェルサイユ宮殿」の総面積は、庭園や公園なども含めると約800ヘクタール(東京ドームの約175倍)と非常に広大です。敷地内には、「ヴェルサイユ宮殿」をはじめ、「庭園」「トリアノン宮殿」「マリーアントワネットの離宮」など、複数の観光スポットが点在しています。これらの観光スポットを一通り観光するには最低でも半日、宮殿だけの観光でも諸々踏まえると2時間〜3時間は必要です。

ヴェルサイユ宮殿のレンタサイクル

■ 敷地内の移動はレンタサイクルがおすすめヴェルサイユ宮殿の敷地内はとにかく広大で、徒歩ではとても回りきる事は困難です。そこでおすすめのヴェルサイユ宮殿敷地内の移動方法が「レンタサイクル」です。レンタサイクルは30分/7.0€からレンタル可能で、4時間で19€、8時間で21€になります。ヴェルサイユ宮殿内は坂道はほとんどないので、自転車があれば快適に自分のペースで観光する事ができます。

ヴェルサイユ宮殿 噴水ショー

■ 庭園の噴水ショーヴェルサイユ宮殿の庭園では、時間帯や曜日によって、様々な有料ショーが開催されています。特に6月中旬から9月頃まで行われる「夜の噴水ショー」は規模が大きく、イルミネーションと音楽に合わせて開催される夜の噴水ショーを楽しむ事ができます。もし滞在日数に余裕のある方は、夕方過ぎからヴェルサイユ宮殿に訪問するのもお勧めです。

【ヴェルサイユ宮殿の営業時間】
  • ・09:00~18:30(4月〜10月)
  • ・09:00~17:30(11月〜3月)
【トリアノン宮殿・マリーアントワネットの離宮 営業時間】
  • ・12:00~18:30(4月〜10月)
  • ・12:00~17:30(11月〜3月)
【庭園の営業時間】
  • ・08:00~20:30(4月〜10月)
  • ・08:00~18:00(11月〜3月)
【ヴェルサイユ宮殿に関する参考記事】【関連リンク】

18:30アルマ=マルソー駅

ヴェルサイユ宮殿の観光後は、一旦パリ市内の滞在ホテルに戻って休憩タイムです。その後、「セーヌ川のナイトクルーズ」に参加するため、メトロ9番線でアルマ=マルソー駅(Alma-Marceau)」に移動します。アルマ駅から、セーヌ川のクルーズ船「バトー・ムーシュ」の船乗り場までは徒歩3分ほどですが、まずは近場のレストランでディナーをとります。

徒歩4〜5分

18:35セーヌ川沿いのレストラン「Le Club」でディナータイム

アルマ駅は、セーヌ川とエッフェル塔を近場で見る事ができる絶好のビューエリアのため、周囲にはレストランも多く存在しています。その中でもお勧めのフランス料理店が「Le Club」です。セーヌ川沿いに位置するこの店は、店内の大きな窓から間近でエッフェル塔とセーヌ川の景観を望む事ができるほか、座席間のスペースも広く、ゆったりした雰囲気の中でパリの景観に酔いしれながら食事を楽しむ事ができます。

お勧めメニューは日替わりのコースで、メイン、前菜、デザートがついて36€とかなりリーズナブルです。参考までにアラカルトだと、前菜、メイン、デザートを頼むと50€〜60€ぐらいが予算の相場になるので、コースよりは割高になります。それでも、座席からエッフェル塔とセーヌ川を目の前で見る事ができる事を考えると、コストパフォーマンス的には非常に高いレストランだと思います。店内はレストランというよりは、お洒落なカフェという雰囲気なので、カジュアルな感じで気軽に利用する事ができると思います。

徒歩1分

2

20:30セーヌ川 ナイトクルーズ

セーヌ川 ナイトクルーズ

所要目安:75分Googleマップ

ディナーの後に十分な休憩を挟んだらいよいよ「セーヌ川クルーズ」です。セーヌ川クルーズを行っている会社はいくつかありますが、今回ご紹介する「バト―・ムーシュ」の遊覧船は、1948年の創業以来、セーヌ川を走る遊覧船の代表格的な存在となっています。

バト―・ムーシュの遊覧船は夏場が22時30分、冬場は21時20分出航まで乗船可能で、料金は通常の遊覧観光で14€になります。

クルーズの所要時間は1時間15分ほどで、ブルボン宮、オルセー美術館、ルーブル美術館、コンシェルジュリー、ポン・ヌフ、ノートルダム大聖堂など、パリの中でも人気の高い観光スポットの近くを通りながらゆったりとセーヌ川を一周します。最終的には乗船時と同じ「アルマ橋」近くの乗り場で解散となります。

また、「バト―・ムーシュ」では定期運行の遊覧船以外に、20時30分発のディナークルーズ船(99€)なども運行しています。もしディナークルーズに参加する場合は、カジュアル過ぎる服装はNGとなりますのでご注意ください。通常の遊覧船に乗船する分には服装を気にする必要はありません。

21:30観光終了

これでパリの3日目のモデルコース「ヴェルサイユ宮殿とセーヌ川のナイトクルーズ」は終了です。観光日数に余裕のある方は、パリ郊外の世界遺産「モンサンミッシェル」や「シャルトル大聖堂」などにも足を運んで見てください。また、ルーブルと並ぶ人気美術館の「オルセー美術館」の訪問もお勧めです。

その他のお勧め観光スポット

パリの3日間のモデルコースからは時間の都合で仕方なく外しましたが、時間的に余裕のある方には是非立ち寄って頂きたいお勧めの観光スポットをご紹介致します。

オルセー美術館

オルセー美術館所要目安:120分〜150分Googleマップ月曜休館パリミュージアムパス利用可

ルーブル美術館に次ぐパリの人気美術館と言えば、年間約200万人もの来場者数を誇るこの「オルセー美術館」です。

オルセー美術館は、世界で最も多くの「印象派」と「ポスト印象派」の作品を所蔵している美術館として知られ、3万5000m²の敷地内には、ゴッホをはじめ、セザンヌ、モネ、ルノワール、ゴーギャンなど、世界の名だたる画家の有名作品が、常時約4,000点も展示されています。

オルセー美術館 ゴッホの自画像

■ 必須鑑賞作品① ゴッホの自画像シエスタと同時期に描かれたゴッホの自画像。背景や絵のタッチからゴッホの内面に秘めた激しい感情が伝わってきます。

オルセー美術館 落ち穂拾い

■ 必須鑑賞作品② 落ち穂拾いジャン・フランソワ・ミレー作、当時としては画期的な作風で、収穫後の麦の穂を拾い集める農民のありのままの姿を描いた作品。

【オルセー美術館の営業時間】
  • ・9:30〜18:00(火、水、金、土、日)
  • ・9:30〜21:45(木)
【オルセー美術館に関する参考記事】

オランジュリー美術館

オランジュリー美術館所要目安:60分〜90分Googleマップ火曜休館パリミュージアムパス利用可

オランジュリー美術館は、モネの連作「睡蓮」と、ポール・ギョーム及びジャン・ウォルターが収集した145点の絵画を展示するパリ中心部の美術館です。展示作品数は約150点ほどと少なめですが、クロード・モネが人生の後半を捧げたと言われる連作「睡蓮」は必見です。他にも、モネ、ルノワール、セザンヌ、ピカソ、ゴーギャン、マティス、ユリトロ、ルソーなど、日本でも名の通った画家達の作品を鑑賞できます。

オランジュリー美術館 睡蓮

■ 必須鑑賞作品 睡蓮モネの自宅の水庭に映る「睡蓮」の景観を、異なる時間帯と季節で描いた作品です。モネはこの作品を通して、時間帯や季節によって移ろう光の輝きや反射、雲、葉、広がる空間を見事に調和のとれた構図で表現しています。

【オランジュリー美術館の営業時間】
  • ・9:00 – 18:00
【オランジュリー美術館に関する参考記事】

サン・ジェルマン・デ・プレ教会

サン・ジェルマン・デ・プレ教会所要目安:15分〜20分Googleマップ年中無休 ※特別日を除く

パリの6区、ルーブル美術館の南側約800mほどの場所に位置する「サン・ジェルマン・デ・プレ教会」は数世紀をまたいで、修復や増改築が繰り替えされて来たため、ロマネスク様式やゴシック様式など、様々な建築様式が混在しているのが特徴的な教会です。教会内部は無料で見学する事ができます。

【サン・ジェルマン・デ・プレ教会の営業時間】
  • ・8.00〜20:00(月曜日は9:00~)
【サン・ジェルマン・デ・プレ教会に関する参考記事】

サン・シュルピス教会

サン・シュルピス教会所要目安:10分〜20分Googleマップ年中無休 ※特別日を除く

17世紀に建設されたこのカトリックの大聖堂は、パリの中でも、あの「ノートルダム大聖堂」に次ぐ大きさを誇ります。無料で見学ができる教会内部には、あの「ドラクロワ」が手がけたフレスコ画や、「世界最大級のパイプオルガン」、「グノモンの日時計」など、入場無料とは思えないほど見どころが満載です。また、近年ではあの映画「ダ・ヴィンチコード」の舞台となった事でも有名な教会です。

【サン・シュルピス教会の営業時間】
  • ・7:30 〜 19:30
【サン・シュルピス教会に関する参考記事】

レ・ドゥ・マゴ

レ・ドゥ・マゴ所要目安:60分Googleマップ年中無休

パリの老舗カフェの代名詞的存在がこの「レ・ドゥ・マゴ」です。料金的にはややお高めですが、前菜、肉料理、魚料理、オムレツ、トースト、ケーキなど、何を頼んでも絶品と評判で、日本のガイドブックにも必ず紹介されています。「ドゥマゴ風ビーフタルタル」「鴨のフォアグラとポワラーヌのトースト」「ペトロシアン”のキャビア・アルベルタ」など、名前を聞くだけで、食欲をそそるメニューが多く、ブレックファーストから、ランチ、カフェタイム、ディナーまで幅広く利用できる人気店です。営業時間も長く、午前7時半から午前1時まで営業しているので、遅くまで観光スポットを巡った後でも立ち寄る事ができるのが嬉しいです。

【レ・ドゥ・マゴの営業時間】
  • ・7:30 〜 25:00(午前1時)
【パリ郊外のおすすめ観光スポット】

モン・サン・ミッシェル修道院

モンサン・ミッシェル修道院所要目安:2時間〜3時間(パリからの移動時間は除く)Googleマップ年中無休 ※特別日を除く

モン・サン・ミッシェルは、パリから西方約280キロの場所に位置するパリ郊外の人気観光スポットで、モン・サン・ミッシェルとその湾が世界遺産に登録されています。8世紀には大天使「ミカエル」が降臨したと言われている聖なる場所で、キリストの巡礼地の一つにもなっています。

「モン・サン・ミッシェル」は、潮の満ち引きによって全く異なる様相を呈し、満潮時には周囲を完全に海に囲まれてしまうという非常に神秘的なスポットです。

日本人にも非常に人気の高いこの観光スポットは、パリから個人で日帰り観光する事も可能ですが、かなりハードな日程になります。また、景観のハイライトである満潮時の夜景や夕景を見るためには、一泊二日での観光がお勧めです。パリからもたくさんの現地発着のオプショナルツアーが慣行されており、冬場などは陽の沈みが早いため、日帰りで「モン・サン・ミッシェルの夜景」を観賞できるツアーなども慣行されています。

【モン・サン・ミッシェル修道院の営業時間】
  • ・9:00〜19:00(5月~8月)
  • ・9:30〜18:00(9月~4月)
【関連リンク】

シャルトル大聖堂

シャルトルの大聖堂所要目安:30分〜40分(パリからの移動時間は除く)Googleマップ年中無休 ※特別日を除く

「シャルトル大聖堂」は、パリの南西約90キロほどの場所に位置する「モン・サン・ミッシェル」と並ぶフランスの世界遺産の一つです。「モン・サン・ミッシェル」と比べると、日本人の方にとってはややマイナーな存在ではありますが、パリのモンパルナス駅から電車で60分〜70分程で手軽にアクセスできる世界遺産です。

1979年に世界遺産に登録されたこの大聖堂は、シャルトルブルーと呼ばれる美しいステンドグラスと左右非対称の尖塔が特徴的です。シャルトルは古くから聖母マリアの信仰の中心地で、この大聖堂も聖母マリアに捧げられています。そのため、シャルトル大聖堂の正式名称は、聖母マリアに捧げられた教会である事を意味する「ノートルダム大聖堂」になります。パリのシテ島や、他にも複数「ノートルダム大聖堂」は存在していますが、その中でもこのシャルトルとパリ市内の「ノートルダム大聖堂」が最も有名です。

【シャルトル大聖堂 営業時間】
  • ・08:30〜19:30(7月と8月の火金日は22時まで開館)
【シャルトル大聖堂に関する参考記事】

パリの観光所要日数

シャンゼリゼ通りの景観

パリはヨーロッパの主要都市の中でもナンバーワンと言える見どころの多さを誇る観光地です。パリの大きさは、東西に12キロ、南北に9キロと、東京23区よりも小さく、基本的な観光スポットはパリの中心部から東西南北5キロ以内の範囲に集中しています。そのため、ミュージアムパスや事前予約など、万全の準備を整えて効率の良いルートで観光すれば、比較的短期間でもメインスポットを網羅できます。

シテ島から見るセーヌ川の景観

パリ観光に要する所要日数は、ルーブル美術館など、芸術関連の観光スポットや、郊外の「ヴェルサイユ宮殿」および、「モンサンミッシェル」などに立ち寄るか否かでも大きく異なってきますが、ガイドブックなどで大きく取り上げている「パリ市内の主要スポット」を一通り網羅するなら、最低でも丸3日間、3泊5日の観光日数が必要です。

丸3日間の観光日数があれば、ややハードな日程にはなりますが、「エッフェル塔」をはじめ、「凱旋門」「ノートルダム大聖堂」「オペラ・ガルニエ」「セーヌ川」「ルーブル美術館」などのパリ市内の主要スポットはもちろん、郊外の「ヴェルサイユ宮殿」までも足を伸ばしての観光が可能です。

また、仮に4泊6日の日程が組めるなら、パリ郊外の世界遺産「モンサンミッシェル」か「シャルトル大聖堂」にも訪問する事ができます。

パリ観光は「パリミュージアムパス」がお勧め

パリ ミュージアムパスの公式サイト

「パリ ミュージアムパス」は、パリ市内やパリ郊外にある複数の観光スポットに入場できるフリーパスチケットです。

ミュージアムパスは、パリの空港や観光案内所で購入できるほか、「パリミュージアムパスの公式販売ページ(英語)」からオンライン購入が可能です。

公式サイト経由で購入すれば、メールで添付されてくる「パリミュージアムパス」を、スマートフォンの画面上で提示して利用できます。

もし、パリ観光時に「ルーブル美術館」や「オルセー美術館」「凱旋門」「ヴェルサイユ宮殿」など、複数の観光スポットを巡る方は、各スポットで単体の入場チケットを購入するよりも、この「パリ ミュージアムパス」を購入してしまった方が料金的にはお得な場合があります。

パリーミュージアムパスの料金と基本情報
料金
  • 55 €(2日券)
  • 70 €(4日券)
  • 85 €(6日券)

  • 正確には、2日券は48時間券、4日券は96時間券、6日券は144時間券となります。
使い方各施設入口でパスのバーコード部分をスキャンして利用。
使える場所
  • 凱旋門
  • ルーブル美術館
  • オルセー美術館
  • オランジュリー美術館
  • サント・シャペル教会
  • ヴェルサイユ宮殿
  • トリアノン宮殿(ヴェルサイユ宮殿敷地内)
  • マリーアントワネットの離宮(ヴェルサイユ宮殿敷地内)
  • パンテオン
  • コンシェルジュリー

  • 上記のパリミュージアムパスの対象施設は一部です。
  • 太字の施設は別途で入場予約が必要です。
使えない場所
  • エッフェル塔
  • オペラ・ガルニエ(オペラ座)

また、パリミュージアムパスの詳細に関しては、以下の記事にて更に詳しく解説しております。

パリ観光モデルコースのまとめ

パリの街並み

本記事で紹介しているパリのモデルコースは、とにかく観光スポットを1つでも多く回る事を優先しております。そのため、パリ市内の有名観光スポットを3日間で一通り網羅できるコースとなっていますが、コース内容を凝縮している分、それなりに歩く距離も多く、非常にハードなモデルコースとなっています。

本モデルコースはあくまでも参考に、実際のパリ観光時は、ご自身のペースや趣向に合わせて、お好みやその時の気分で観光コースをカスタマイズ頂ければと思います。

例えば日数に余裕のある方は、本モデルコースを4日や5日間で回るなどすれば、かなりゆったりとした感じで、パリの主要スポットを網羅できるとと共に、ショッピングやスイーツタイムなどにも多くの時間を費やせると思います。

パリはヨーロッパの主要都市の中でもナンバーワンと言っても過言ではないほど見どころの多い観光地です。加えて、1つ1つの観光スポットの中の見どころも非常に多く、同じくヨーロッパの人気都市「ローマ」や「バルセロナ」などよりも、長く滞在しても飽きのこない場所だと思います。素敵なパリ滞在をお楽しみください。


この記事への質問と回答一覧

  1. maki より:

    パリ市内の観光の交通手段について質問です。

    こちらのサイトでご紹介のあった観光スポットを厳選して三日間の旅行を計画しております。未成年の息子と初心者である私二人旅行なので、あまり無理をしない旅程でと考えております、

    オペラガルニエ、エッフェル塔(外から観覧のみ)、セーヌ川クルーズ、ルーブル、凱旋門(外から観覧のみ)、サントシャペルだけにスポットを絞って観光する予定です。

    そこで質問です。

    交通手段は地下鉄は治安が心配なので、バスにしようかと思っておりますが、バス停を探すことがわかりにくかったり、路線が複雑だったり初心者やフランス語が全くわからない旅行者には使い勝手が良くないものなのでしょうか?その場合は、big bus などの観光スポットを周遊する二階建てバスを利用した方が容易でしょうか?

    また、
    観光スポットに関して、上記に記載したものに付け加えた方がよいスポットがあれば是非ご紹介ください。夜のイルミネーションを楽しみたいのですが、危険を回避するためナイトバスツアーに参加しようと思いますが、十分楽しめますでしょうか?

    • Amazing-TRIP 管理者 より:

      maki様

      「市営バス」の利用レベルは、路線が複雑な分だけ「地下鉄」よりも若干利用ハードルは高いと思います。
      バスの路線図は以下の「パリ交通公団(RATP)の公式サイト」よりダウンロードできます。
      https://www.ratp.fr/plan-bus

      基本は路線図とグーグルマップを併用しながら観光する形になりますので、地図が苦手な方や、グーグルマップの操作に慣れてない方などは、市営バスの利用はお勧めできないかもしれません。
      グーグルマップを使いこなせる方でしたら、乗り場や乗車路線番号などを簡単に検索できると思います。

      また、ルートによって「Uberタクシー」を活用するのも非常に効率が良いです。

      他方で、ご認識されているとおり、料金は少し割高になりますが、乗り降り自由な観光客向けの「Big Bus」は、一番利用しやすいと思います。乗り場も分かりやすく、ルートもシンプルです。

      Big Busのバス停は、下記の人気スポット周辺にあるので、maki様の観光ルートを踏まえても、かなり効率よく観光できる気が致します。

      エッフェル塔
      シャン ド マルス公園
      オペラ座(ガルニエ宮)
      ルーヴル美術館 ピラミッド側 / 「ビッグバス」インフォメーション センター
      ルーヴル美術館 ポンデザール橋
      ノートルダム大聖堂
      オルセー美術館
      シャンゼリゼ通り
      グラン パレ
      トロカデロ

      また、観光をお考えのスポットですが、特に見応えと満足度が高い「ルーブル」「オペラガルニエ」「サントシャペル」の3スポットを網羅しておりますので十分かと思います。
      パリは無理に観光スポットを回らなくても、街中を歩くだけで十分に楽しめます。

      強いて言えば、後は「ヴェルサイユ宮殿」の立ち寄りがお勧めですが、パリ郊外なので敢えて外されているのだろうと思います。
      「オルセー美術館」も人気ですが、ゴッホなどの印象派絵画に興味が無ければ、無理に訪問する必要はないと思います。

この記事に質問する

入力エリアすべてが必須項目です。
コメントは管理者の承認後に表示されます。

メールアドレスがサイト上で公開されることはありません。