パリ観光のモデルコースと所要日数を徹底解説

(2018年11月17日 公開) (2018-12-12 最終更新) パリ市内の景観

本記事では、パリ観光をお考えの方に向けて、パリ市内を効率良く観光するためのモデルコースをご紹介します。

これからパリ観光をお考えの方は、是非当サイトをご活用いただけますと幸いです。写真や地図を交えて可能な限り詳しく紹介させて頂きます。

観光所要日数

シャンゼリゼ通りの景観

パリはヨーロッパの主要都市の中でもナンバーワンと言える見どころの多さを誇る観光地です。パリの大きさは、東西に12キロ、南北に9キロと、東京23区よりも小さく、基本的な観光スポットはパリの中心部から東西南北5キロ以内の範囲に集中しています。そのため、ミュージアムパスや事前予約など、万全の準備を整えて効率の良いルートで観光すれば、比較的短期間でもメインスポットを網羅できます。

シテ島から見るセーヌ川の景観

パリ観光に要する所要日数は、ルーブル美術館など、芸術関連の観光スポットや、郊外の「ヴェルサイユ宮殿」および、「モンサンミッシェル」などに立ち寄るか否かでも大きく異なってきますが、ガイドブックなどで大きく取り上げている「パリ市内の主要スポット」を一通り網羅するなら、最低でも丸3日間、3泊5日の観光日数が必要です。

丸3日間の観光日数があれば、ややハードな日程にはなりますが、「エッフェル塔」をはじめ、「凱旋門」「ノートルダム大聖堂」「オペラ・ガルニエ」「セーヌ川」「ルーブル美術館」などのパリ市内の主要スポットはもちろん、郊外の「ヴェルサイユ宮殿」までも足を伸ばしての観光が可能です。

また、仮に4泊6日の日程が組めるなら、パリ郊外の世界遺産「モンサンミッシェル」か「シャルトル大聖堂」にも訪問する事ができます。

以上を踏まえ本記事では、滞在日数が比較的少ない方が、効率良くパリ観光をできる様に、パリの主要観光スポットとヴェルサイユ宮殿を3日間で網羅するモデルコースをご紹介致します。ややハードな日程にはなりますが、ご自身の滞在日数やスタイルに合わせて、いいとこ取りで参考にしてください。

観光のモデルコース

パリ 市内マップ

本項では3日間でパリ市内の主要スポット及び、ヴェルサイユ宮殿を効率よく観光するためのモデルコースをご紹介致します。

また、本項で紹介するモデルコースは、人気スポットの事前予約やミュージアムパスを所有している事を前提としております。パリ ミュージアムパスについての詳細は本記事後半の「パリミュージアムパスについて」を参照ください。

モデルコース1日目
パリ主要ランドマーク 完全網羅コース

パリ1日目の観光ルートでは以下の①~⑫までの観光スポットを巡って行きます。

①エッフェル塔、②凱旋門、➂シャンゼリゼ通り、④グラン・バレ、⑤プティ・バレ、⑥コンコルド広場、⑦サン・ジャック塔、⑧コンシェルジュリー、⑨サント・シャペル、⑩ノートルダム大聖堂と付属の塔、⑪ベルティヨン(カフェ)、⑫La Cure Gourmande Paris(ショップ)

このモデルコース1日目「パリ主要ランドマーク 完全網羅コース」では、エッフェル塔、凱旋門、シャンゼリゼ通り、グラン・バレ、パレ・ロワイヤル、サント・シャペル、ノートルダム大聖堂など、パリの中でもシンボル的存在のモニュメントを中心に観光していきます。更にコースの途中では、老舗のカフェやパリの伝統的なスイーツ店などにも立ち寄ります。ややハードなコースですが、内容は盛りだくさんです。

08:30 メトロ6番線「ビラケム駅」

Bir-Hakeim metro(ビラケム駅)Googleマップ

旅のスタートは、メトロ6番線の「Bir-Hakeim metro(ビラケム駅)」です。まずは、このビラケム駅から徒歩にて、最初の観光スポット「エッフェル塔」を目指します。

エッフェル塔の営業時間は午前9時からなので、開門に合わせてこの「ビラケム駅」から移動していきます。ビラケム駅からエッフェル塔までは徒歩8分ほどですが、エッフェル塔のセキュリティチェックは非常に厳重で時間がかかるので、少し早めにエッフェル塔に到着する様にします。

ビラケム駅以外にも、エッフェル塔の最寄り駅は複数あります。詳しくはこちらの「エッフェル塔の行き方・ロケーション」を参考にしてください。

徒歩8分

1

09:00 エッフェル塔

エッフェル塔所要目安:70分〜80分Googleマップ年中無休

高さ320mを誇るエッフェル塔は、1889年に土木技師の「ギュスターヴ・エッフェル」によって、わずか2年2ヶ月と5日の期間で建設されました。

エッフェル塔内では、各フロア毎の景観を楽しむだけでなく、様々な展示や上映、ギフトショップ、レストランなども営業しています。パリの観光スポットの中でもルーブル美術館と一二を争う混雑スポットなので、事前予約の上で指定した時間にゆったりと入場するのがお勧めです。

エッフェル塔 ガラス張りの床

■ 第1展望階のガラスの床エッフェル塔の高さ57mの第1展望階では、ガラス張りの透明の床(写真右上)越しに、地上を真下に眺める事ができます。スリル満点の絶好の写真スポットなので是非立ち寄って見てください。

【エッフェル塔の営業時間】
  • ■ ハイシーズン(6月21日〜9月2日)
    ・09:00~24:45
  • ■ ローシーズン(9月3日〜6月20日)
    ・エレベーター:09:30~23:45
    ・階段:09:00~18:30
【エッフェル塔に関する参考記事】【関連リンク】

メトロと徒歩で20分〜25分

2

10:40 凱旋門

凱旋門所要目安:60分Googleマップ年中無休 ※特別日を除くミュージアムパス利用可

パリのシンボルの1つである「エトワール凱旋門」は、1806年にナポレオンの命により、約30年の歳月をかけて建設されました。現在、凱旋門は外観の見学だけでなく、内部に入場して最上階の展望フロアまで上る事ができます。是非、凱旋門の外観だけでなく、中にも入場して最上階からの景観を楽しんでください。

凱旋門の混雑具合は、エッフェル塔やルーブル美術館などに比べれば比較的緩やかです。ただし、ミュージアムパスを持っていると持っていないでは、所要時間が20分〜30分前後変わってきます。必ず事前にパリミュージアムパスをご用意ください。

凱旋門 展望フロアからの景観

■ 展望フロアと階段凱旋門の展望フロアからは、シャンゼリゼ通りやエッフェル塔を一望できるほか、途中の階では、ギフトショップの営業や凱旋門にまつわる展示なども行われています。参考までに、凱旋門のエレベーターは高齢者や障害者の方のみ利用可能となっており、最上階までは284段の階段を登る必要があります。

【凱旋門の営業時間】
  • ■ 1月2日〜3月31日
    ・10:00~22:30
  • ■ 4月1日〜9月30日
    ・10:00~23:00
  • ■ 10月1日〜12月31日
    ・10:00~22:30
【凱旋門に関する参考記事】【関連リンク】

徒歩5分

3

12:00 シャンゼリゼ通りでランチ

シャンゼリゼ通り所要目安:70分〜80分Googleマップ

凱旋門観光の後はシャンゼリゼ通りでスイーツタイムです。シャンゼリゼ通りは、凱旋門からコンコルド広場までの約2キロを結ぶ、パリ随一の目抜き通りです。この「シャンゼリゼ通り」沿いを、次の目的地「グラン・パレ」方面に向かって歩きながら、通り沿いのカフェやレストランで休憩を採ります。

シャンゼリゼ通り沿いには、カフェやレストランをはじめ、ルイ・ヴィトンなどの有名ブランドショップが立ち並んでいます。特にブランド品に興味がない方にとっては、そこまで購買意欲を掻き立てる物はないと思います。その場合はウインドウショッピングがてら、景観を楽しんだり、カフェやレストランでランチを採るなおの楽しみ方がお勧めです。

■ おすすめのカフェ「ラデュレ」凱旋門を背にしてシャンゼリゼ通りを進んで行くと右手側に見えてくるのが、この1862年創業の老舗カフェ「ラデュレ」です。ラデュレと言えば、日本ではマカロンでお馴染ですが、ケーキやフレンチトースト、クラブデュレなどの軽食も提供しています。ラデュレではランチやディナーをがっつり食べると言うよりは、軽くケーキや紅茶などを飲みながら、休憩と言った感じがお勧めです。マカロンは1つ2.6€から、ケーキは10€ほどから注文可能です。▶ ラデュレを地図で確認する

■ お手頃価格のレストラン「L'Entrecote de Paris」ランチでも30€近い価格設定が当たり前のシャンゼリゼ通り界隈でレストラン探しに悩んだら、このフレンチステーキハウス「L'Entrecote de Paris」の利用がお勧めです。この店はリーズナブルな料金設定が売りで、16€〜20€くらい出せば、前菜とメインを味わう事ができます。店のジャンル的にはステーキハウスになるので、ビーフやラムなどのステーキをメインに、前菜、スープなど、フランスの定番料理をお手頃料金で提供しています。ロケーション的にもシャンゼリゼ通りから一本横道に入って徒歩2分ほどの好立地です。▶L'Entrecote de Parisを地図で確認する

徒歩5分

4

13:30 グラン・バレ

グラン・バレの外観所要目安:5分〜10分Googleマップ火曜休館

シャンゼリゼ通りをしばらく進んで行くと、右手側に一際ガラス屋根が美しい建物「グラン・バレ」が見えてきます。グラン・バレは1900年にパリ万国博覧会の主会場として建設されました。

館内では毎年4回~5回開催される企画展を通して様々な展示が行われていて、営業時間や入場料は展示内容によって異なります。本モデルコースでは「グラン・バレ」の外観だけを見学します。

徒歩1分

5

13:40 プティ・バレ

プティ・バレの外観所要目安:5分〜10分Googleマップ

グラン・バレの真向いに立つのがこの宮殿の様な外観が特徴の「プティ・バレ」です。プティ・バレはグラン・バレと同様に1900年のパリ万国博覧会の際に建設されました。館内には19世紀~20世紀の絵画や彫刻、タピスリーなどが展示されています。展示の中でもモネ作の「ラヴァクールの日没」などは非常に有名な作品です。

本モデルコースでは「プティ・バレ」の外観だけを見学しますが、企画展以外の常設展示は入場無料なので、滞在日数に余裕のある方は、是非館内にも足を運んで見てください。

徒歩8分

6

14:00 コンコルド広場

コンコルド広場のオベリスク所要目安:10分〜15分Googleマップ

コンコルド広場はルイ15世のための広場として造られました。この広場は、フランス革命時に「マリーアントワネット」と「ルイ16世」が処刑された場所として知られ、漫画「ヴェルサイユのばら」などでもそのシーンが描かれています。広場中央(写真左手)のオベリスクは19世紀頃にエジプトから贈られたものです。

徒歩2分

14:20 メトロ1番線「コンコルド駅」

パリ地下鉄駅Googleマップ

コンコルド広場からすぐの「コンコルド駅」からメトロ1番線に乗って「シャトレ駅(Chatelet)」へ、「シャトレ駅」から徒歩で「シテ島」方面へ歩いて行きます。シテ島には、ステンドグラスの美しさがパリ随一の「サント・シャペル」と、世界遺産の寺院「ノートルダム大聖堂」があります。

メトロと徒歩で13分〜15分

7

14:40 サン・ジャック塔

サン・ジャック塔所要目安:3分〜5分Googleマップ

シャトレ駅から、シテ島方面に向かう途中に、一際目立つ高い塔が目に入ります。これは「サン・ジャック塔」と呼ばれる建物で、1802年に焼失した教会の一部だった鐘楼です。

1648年にはパスカルがこの塔で気圧の実験を行い、大気の圧力が高度によって異なる事を証明しました。サン・ジャック塔は、駅からシテ島に向かう道中に通るので、外観だけ見学します。

徒歩2分

8

14:50 コンシェルジュリーとセーヌ川

コンシェルジュリーとセーヌ川の景観所要目安:3分〜5分Googleマップ年中無休 ※特別日を除くミュージアムパス利用可

サン・ジャックの塔を超えてセーヌ川の方に向かって歩いて行くと「シテ島」へ渡るための橋「オーシャンジュ橋」が見えてきます。そしてこの橋に向かって右手側に見えるお城の様な建物が「コンシェルジュリー」です。

コンシェルジュリーは元々、伯爵の邸宅でした。しかし、フランス革命時は監獄として4,000人以上が収監され、あの「マリーアントワネット」もこのコンシェルジュリーの独房に収監されていました。現在その独房は礼拝堂として一般公開されており見学が可能です。本モデルルートでは外観だけをさらりと見学しますが、興味のある方はミュージアムパスで入場可能なので是非お立ち寄りください。

【コンシェルジュリーの営業時間】
  • ・09:30~18:00

徒歩1分

9

15:00 サント・シャペル

サント・シャペル所要目安:30分〜45分Googleマップ年中無休 ※特別日を除くミュージアムパス利用可

サント・シャペルは壁一面にパリ最古のステンドグラスが輝く13世紀の教会です。2階の礼拝堂の15の窓を飾るステンドグラスは高さ約15m、フロア全体の約600m2を占有しており、そのうち3分の2が、12世紀当時の最高技術を駆使して制作されたオリジナルです。

全てのステンドグラスには、新約・旧約聖書の1,113ものシーンが描かれ,、壁一面にステンドグラスが張り巡らさる景観は神秘的過ぎて言葉を失います。

サント・シャペルの入場レーンと優先レーン

■ パリミュージアムパスが大活躍パリ観光の至る所で大活躍のパリ ミュージアムパスですが、この「サント・シャペル」でも大活躍です。パリ ミュージアムパスがあれば、行列を横目に優先入場口からほぼ並ばずに入場する事ができます。

【サント・シャペルの営業時間】
  • ■ 1月2日〜3月31日
    ・9:00~17:00
  • ■ 4月1日〜9月30日
    ・9:00~19:00
  • ■ 10月1日〜12月31日
    ・9:00~17:00
【サント・シャペルに関する参考記事】

徒歩4分

10

16:00 ノートルダム大聖堂と付属の塔

ノートルダム大聖堂所要目安:80分〜90分Googleマップ年中無休 ※特別日を除くミュージアムパス利用可

ユネスコの世界遺産にも登録されている「ノートルダム大聖堂」は、奥行き128m、幅48m、高さ69m(尖塔は90m)を誇るパリの大聖堂で、ゴシック建築の最高傑作と言われています。

現在、ノートルダム大聖堂では、大聖堂内に無料で入場できるほか、付属の塔や宝物庫などにも有料で入場する事ができます。本モデルコースでは大聖堂と塔に登って見学します。

塔の上から見るパリ市内とキマイラ像の景観

■ 塔に登るには予約が必須ノートルダム大聖堂の付属の塔に登るためには、入場時間を指定の上で予約が必須となり、見学はツアー形式で行われます。予約は専用のアプリ、もしくは大聖堂近くの予約機で可能です。塔の上からは、パリ市内の景色を一望できるほか、大聖堂の回廊やキマイラ像を間近で見学する事ができます。キマイラ像を手前にパリ市内を撮影すると、味のある良い写真が撮影できます。

【大聖堂の営業時間】
  • ・8:00~18:45(月曜〜金曜)
  • ・8:00~19:15(土曜、日曜)
【付属の塔の営業時間】
  • ・10:00~17:30(1月〜3月、11月〜12月)
  • ・10:00~18:30(4月〜10月)
【ノートルダム大聖堂に関する参考記事】【関連リンク】

徒歩5分

11

17:40 ベルティヨンでスイーツ休憩

ベルティヨン所要目安:30分〜40分Googleマップ月火定休日
ベルティヨンのコーンアイス

シテ島からセーヌ川を挟んで隣に位置する「サン・ルイ島」に移動して、パリで一番有名なアイスクリーム屋さん「ベルティヨン」でスイーツ休憩をします。毎日フレッシュな素材で作る「ベルティヨン」の自家製アイスクリームは、パリ観光の定番で、地元の方にも大人気です。季節によって変わるアイスの味は30種類以上、もちろんカップかコーンの選択も可能です。アイスの値段はシングルで3.0€、ダブルで5€です。

【ベルティヨンの営業時間】
  • ・10:00~20:00

徒歩3分

12

18:30 La Cure Gourmande Parisでお土産探し

La Cure Gourmande Paris所要目安:30分Googleマップ月火定休日
La Cure Gourmande Parisの店内

サン・ルイ島内の「サン・ルイ・アン・リル通り」には、外観が可愛い雑貨屋や、ブティック、お土産屋、お菓子店などが並んでいます。その中でも、特にお勧めのショップがこのフランスの伝統的菓子を販売している「La Cure Gourmande Paris」です。店内には色鮮やかなお菓子、ケーキ、マドレーヌなどが所狭しと並んでいます。商品のパッケージには、子供やレトロで可愛いパリの風景画などが描かれており、女性やお世話になっている方などへのパリ土産としてお勧めです。

【La Cure Gourmande Parisの営業時間】
  • ・10:00~20:00

19:00 観光終了・ディナータイム

「パリ主要スポット 完全網羅コース」の1日目はこれで終了です。

もし、シテ島、もしくはサン・ルイ島周辺でお手頃なフランス料理店をお探しなら、カジュアルな雰囲気の中でフランス料理が味わえる「Au Bougnat」や、昔ながらのパリのお洒落な雰囲気の中でリーズナブルなフランス料理が味わえるカフェ「Le Saint Regis」などがお勧めです。

また、料金的にはかなり高くなりますが、ミシュランで1つ星を獲得している「オランジュリー」などは、料理の味だけでなく見た目も楽しむ事ができるのでお勧めです。ただし、デザートで23€〜、ランチで75€〜、前菜とメイン、デザートがついたディナーメニューで95€〜とかなりのお値段になります。それでも、折角なので、本場のフランス料理を食べたいという方は是非。この店のスイーツや料理の見た目は、もはや芸術品の域に達しています。インスタ映えを狙う方には絶好のレストランです。

モデルコース2日目 ルーブル美術館とパリの北側完全網羅コース

パリ2日目のモデルコースでは。①~⑧までの観光スポットを1日で巡って行きます

①ルーブル美術館、②パレ・ロワイヤル、➂ギャルリ・ヴィヴィエンヌ、④オペラ・ガルニエ(オペラ座)、⑤マドレーヌ寺院、⑥ジュテームの壁、⑦サクレ・クール寺院、⑧ムーラン・ルージュ

この2日目の「ルーブル美術館とパリの北側完全網羅コース」では、朝一番で最混雑スポットである「ルーブル美術館」を訪問し、そこから、パレ・ロワイヤル広場を通って、「ギャラリー・ヴィヴィエンヌ」や「オペラ・ガルニエ(オペラ座)」などにも立ち寄ります。そして、パリの北側の観光スポット「モンマルトルの丘」までも羽を伸ばして観光していきます。

08:30 パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーブル駅

パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーブル駅Googleマップ

2日目の観光はルーブル美術館の最寄り駅である「パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーブル駅(Palais-Royal Musée du Louvre)」からスタートします。開館と同時に入場するので、メトロ1番線または7番線で「パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーブル駅」に8時30分には到着しておきます。パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーブル駅から、ルーブル美術館の入場口までは徒歩5分ほどです。

徒歩5分

1

09:00 ルーブル美術館

ルーブル美術館のピラミッド所要目安:120分〜180分Googleマップ火曜休館パリミュージアムパス利用可

世界で最も有名な美術館として名高いパリの「ルーブル美術館」には、あの「モナリザ」や「ミロのヴィーナス」をはじめとする世界でも有数の美術作品が約35,000点も展示されております。また、毎年発表される「世界の人気博物館ランキング」でも常に2位以内にランクインしており、その来場者数は、年間で約700万人〜800万人にも上ります。

そのため、事前にパリミュージアムパスの準備や、オンライン予約を行わずにルーブルを訪れると、最悪の場合は2時間待ちという事態もありえます。必ず事前にオンラインでチケット予約、もしくはミュージアムパスを購入しておく事をお勧め致します。

ルーブル美術館 カルーゼル・デュ・ルーブル入口

■ ルーブル美術館 おすすめの入口ルーブル美術館には複数の入り口がありますが、最も有名なガラスのピラミッドと呼ばれる入り口は混雑必須なのでお勧めしません。その点、ルーブル美術館唯一の地下入口となる「カルーゼル・デュ・ルーブル入口」は、「Carrousel du Louvre」という地下のショッピングモールと直結しており、地下鉄から直接アクセスする事ができます。更に混雑も緩やかな場合がほとんどなので、ルーブル観光時はこの「カルーゼル・デュ・ルーブル入口」からの入場がお勧めです。

ルーブル美術館 モナリザ

■ 必須鑑賞作品① モナリザ世界で最も有名な絵画。フランス語では「ラ・ショコンドゥ」と呼ばれ、その謎めいた微笑みの表情は様々なエピソードが語られています。モデルはフィレンツェの富豪ジョコンドゥの妻であると言われています。

ルーブル美術館 サモトラケのニケ

■ 必須鑑賞作品② サモトラケのニケエーゲ海のサモトラケ島で発見されたヘレニズム彫刻の最高傑作と言われている作品。ニケは、ギリシャ神話に登場する勝利の女神の事で、船の先頭に立つ女神の姿を表現しています。

【ルーブル美術館の営業時間】
  • ・9:00〜18:00(月、木、土、日)
  • ・9:00〜21:45(水、金)
【ルーブル美術館に関する参考記事】【関連リンク】

徒歩4分

2

12:15 パレ・ロワイヤル

パレ・ロワイヤル所要目安:30分Googleマップ年中無休

パレ・ロワイヤルは、リシュリュー枢機卿の館として建設され、ルイ14世もここで子供時代を過ごしました。現在、パレ・ロワイヤルでは、回廊に囲まれた庭園や現代アートなどを鑑賞する事ができます。その中でも南側にある、260本もの白黒ストライプの円形オブジェクト(写真上)が特にお勧めの撮影スポットです。また、パレ・ロワイヤルは現地発着のオプショナルツアーの待ち合わせ場所としてもよく利用されています。

パレ・ロワイヤル庭園の噴水

■ 庭園の噴水は絶好の休憩スポットパレ・ロワイヤルの庭園には、噴水を囲む様に公共の椅子が置かれており、噴水の淵に足をかけて休憩する事ができます。のどかな景色を見ながら優雅に一休みするには絶好のスポットです。

パレ・ロワイヤルの回廊

■ パレ・ロワイヤルの回廊パレ・ロワイヤル庭園の奥にあるコの字型の回廊は、映画のワンシーンなどにもよく利用される美しい回廊です。折角なので是非立ち寄ってみてください。

【パレ・ロワイヤル庭園の営業時間】
  • ■ 10月1日〜3月31日
    ・8:00~22:30
  • ■ 4月1日〜9月30日
    ・8:00~22:30
【関連リンク】

徒歩7分

3

12:40 ギャルリ・ヴィヴィエンヌ観光とランチ

所要目安:70分〜80分Googleマップ

ギャルリ・ヴィヴィエンヌは、パリで一番美しいと言われているパッサージュです。このパッサ―ジュが一般公開されたのは1826年の事、そのネオ・クラシックの装飾の美しさから、ショッピングスポットである以上に一つの見学スポットとして非常に人気が高い場所です。

参考までに、パッサージュとは、フランスでは小さな通りの事で、アーケードの小さな通りにはレストランや古書店、ブティック、ワイン専門店などの店が建ち並んでいます。

■ ビストロ「Bistrot Vivienne」でランチタイムギャルリ・ヴィヴィエンヌの見学とショッピングを一通り楽しんだら、パサージュ内にあるレトロな雰囲気が抜群のビストロ「Bistrot Vivienne」でランチタイムです。Bistrot Vivienneでは、イベリコ豚やビーフ、ダックなど、ワインと相性抜群の肉料理を中心に、魚料理や、テリーヌ、スープ、リングイネなど、定番のフランス料理からスイーツまで、本格的な料理を味わう事ができます。スープで9€〜、メインは20€ぐらい〜になるので、少々お高めですが、ここまできたら是非立ち寄って見てください。テラス席がお勧めです。

徒歩3分

14:10 メトロ3番線「ブルス駅」

パリ地下鉄の車内Googleマップ

ギャルリ・ヴィヴィエンヌから徒歩3分ほどの「ブルス駅(Bourse )」からメトロ3番線で「オペラ・ガルニエ(オペラ座)」の最寄り駅である「オペラ駅(Opera)」へ移動します、「オペラ駅」から「オペラ・ガルニエ」までは徒歩3分ほどです。

健脚な方は、「ギャルリ・ヴィヴィエンヌ」から直接徒歩(約1キロほど)で「オペラ・ガルニエ」まで移動する事もできます。

メトロと徒歩で10分

4

14:15 オペラ・ガルニエ(オペラ座)

オペラ・ガルニエ(オペラ座)所要目安:50分〜60分Googleマップ年中無休 ※特別日を除く

19世紀のネオバロック様式建築の中でも最高傑作の呼び声高い「オペラ・ガルニエ(オペラ座)」は、ナポレオン3世が皇帝時代の1875年、フランスの建築家「シャルル・ガルニエ」によって建設されました。

現在、オペラ・ガルニエでは、定期的にバレエやオペラ公演が行われるほか、見学専用のチケット(11€〜12€)を購入すれば、館内を見学する事ができます。館内にはあのヴェルサイユ宮殿の鏡の間より美しいと言われる回廊「グラン・フォワイエ(写真下)」をはじめ、シャガールの天井画「夢の花束」などの見所が満載です。

グラン・フォワイエ(大広間)

■ グラン・フォワイエ(大広間)オペラ・ガルニエの最大の見どころがこの「グラン・フォワイエ」です。天井の高さは18m、長さ58m、幅は13mもあり、鏡と窓の効果で実際の大きさ以上に広く壮大に感じる様に演出されています。天井画は、フランスを代表する画家「ポール・ポードリー」が音楽史の実話をもとに描いたものです。

グラン・エスカリエ(中央階段)

■ グラン・エスカリエ(中央階段)館内に入場して、最初の見どころがこの「GRAND ESCALIER(中央階段)」です。右側の彫刻が花束を持つように照明を照らしています。高さ30mの吹き抜けの大広間に、幅10mの美しい白大理石の階段が左右に分かれてバルコニーへと伸びてます。

シャガールの天井画「夢の花束」

■ シャガールの天井画「夢の花束」ペラ・ガルニエ見学の目玉の一つがマーク・シャガールが手掛けた劇場ホールの天井画「夢の花束」です。天井画の中には、「白鳥の湖」や「魔笛」などの有名オペラ作品を題材にした風景画が描かれています。

【オペラ・ガルニエの営業時間】
  • ・10:00~18:00(ハイシーズン)
  • ・10:00~17:00(ローズン)
【ルーブル美術館に関する参考記事】【関連リンク】

徒歩10分

5

15:30 マドレーヌ寺院

マドレーヌ寺院所要目安:15分〜20分Googleマップ年中無休

1842年にナポレオンの偉業を称えるために建設されたマドレーヌ寺院は、パリでは異質のギリシャ神殿の様な外観が特徴的です。そのスケールは、高さ30m、幅43m、奥行きは108m、52本もの円柱が建物を支えている景観は中々の迫力です。

マドレーヌ寺院は、現在も現役カトリック教会として利用されており、教会内部へは無料で入場する事ができます。パリ市民はこの寺院に愛着を持って「ラ・マドレーヌ」と呼んでいます。

マドレーヌ寺院 聖女マドレーヌの彫像

■ 祭壇に輝く「聖女マドレーヌ像」寺院内は3つの円天井(クーポール)から光が差し込み幻想的な雰囲気を醸し出しています。また、奥の祭壇に立つ「聖女マドレーヌ」の彫像が光り輝く姿は非常に神秘的です。

【マドレーヌ寺院の営業時間】
  • ・9:30~19:00

徒歩1分

16:00 メトロ12番線「マドレーヌ駅」

メトロ12番線の路線図Googleマップ

マドレーヌ寺院の最寄り駅「マドレーヌ駅(Madeleine)」からメトロ12番線で「アベス駅(Abbesses)」へ移動します。アベス駅は、「サクレ・クール寺院」や「ムーラン・ルージュ」などの観光スポットがある「モンマルトル地区」に位置しています。

メトロと徒歩で13分

6

16:30 ジュテームの壁

所要目安:10分〜15分Googleマップ年中無休

アベス駅を出てすぐの公園内にある600枚以上のタイルを使った壁が「ジュテームの壁(フレデリック・バロン作)」です。タイルには様々な国の言葉で「愛している」と書かれている事から、ジューテム(※フランス語で愛しているの意味)の壁と呼ばれています。

【ジュテームの壁 営業時間】
  • ・8:00~17:30(季節によって若干異なります)

徒歩で9分(ケーブルカー利用可)

7

17:00 サクレ・クール寺院

サクレ・クール寺院所要目安:30分Googleマップ年中無休

白亜の外観が美しい「サクレ・クール寺院」は、普仏戦争でフランスが敗北したの機に、未来への希望を込めて1875年から30年以上の歳月をかけて建設されました。

サクレ・クール寺院は、ドームの高さ83m、奥行き85mもある大型寺院です。さらに海抜130mの小高い丘に建っているため、モンマルトル地区の至る所からその景観を望む事ができます。また、ノートルダム大聖堂の塔をはじめ、凱旋門やエッフェル塔の上からでも、その景観を視界に捉える事ができます。

現在、サクレ・クール寺院内には無料で入場する事ができます。

■ ドームからの景観は絶景サクレ・クール寺院中央のドームの上には有料(6€)で登る事ができます。冬場は17時にドームは閉まってしまいますが、夏場は20時まで営業しています。是非、体力と時間に余裕のある方は、ドームにも上がってパリの絶景を楽しんでください。特に夕焼け時の景観は美しいのでお勧めです。また所要時間は、寺院内だけなら30分もあれば十分ですが、ドームに上がる場合はトータルで所要60分~70分は見ておいた方が無難です。

モンマルトル ケーブルカー乗り場

■ ケーブルカーの利用が便利モンマルトルは全体的に坂道が多く、特にサクレ・クール寺院はかなりの高台に位置しているので、寺院のふもとに乗り場がある「ケーブルカー」の利用が便利です。ケーブルカーの利用方法や乗車チケットの購入方法は地下鉄と同じです。▶ ケーブルカーの場所を地図で確認する

【サクレ・クール寺院の営業時間】
  • ・6:00~22:30
【ドームの営業時間】
  • ・8:30~20:00(5月〜9月)
  • ・9:00~17:00(10月〜4月)
【関連リンク】

18:20 ディナータイム

サクレ・クール寺院の観光後は、モンマルトル地区でディナータイムです。このエリアではパリ中心部とは一味違った雰囲気のお手頃価格のレストランをたくさん見つける事ができます。

その中でもまずお勧めなのが、サクレクール寺院から徒歩3分ほどの場所にあるカジュアルなフレンチレストラン「Le Poulbot」です。木造りの店内には、お洒落なシャンデリアや絵画が飾られ、カジュアルながらも非日常的なお洒落な空間が広がっています。料金的にもメインで20€ぐらいから注文可能で、この手のフランス料理店としてはかなりリーズナブルな料金設定です。

そして、モンマルトル地区で最もお勧めのレストランが、モンマルトルの丘にあるカジュアルなビストロ「Le Grand 8」です。観光客はもちろん、地元の人にも非常に人気の高い名店で、ハイクオリティなフランスの家庭料理をリーズナブルな価格で味わう事ができます。格式ばったフランス料理ではなく、市民の家庭的なフランス料理が食べたい方には一押しのビストロです。

徒歩10分~15分

8

20:00 ムーラン・ルージュ

ムーラン・ルージュ所要目安:10分~15分Googleマップ年中無休 ※ショーのスケジュールによる

折角モンマルトル地区まで足を運んだのなら、「ムーラン・ルージュ」の外観だけでも見学しない手はないです。

赤い風車を意味する「ムーラン・ルージュ」は1889年に創業された「フレンチカンカン」で一世を風靡したショー劇場です。スタイル抜群のダンサー達がおりなす豪華でアクロバティックなショーは迫力満点です。本モデルコースでは外観だけを見学しますが、時間に余裕のある方は是非ショーも堪能してください。ショーは21時や23時以降も公演があり、こちらの「ムーランルージュ 公式日本語サイト」より、上映スケジュールやチケット料金の確認、ショーの予約などを行う事ができます。

観光終了

以上でパリの2日目のモデルコース「ルーブル美術館とパリの北側完全網羅コース」は終了です。これでパリのセーヌ川から北側の主要観光スポットは、ほぼ制覇した形になります。3日目にはヴェルサイユ宮殿を中心に観光して行きます。

モデルコース3日目 ヴェルサイユ宮殿とセーヌ川のナイトクルーズ

パリ3日目のモデルコース「ヴェルサイユ宮殿観光とセーヌ川のナイトクルーズ」では、朝一番でマリーアントワネットの代名詞でもある「ヴェルサイユ宮殿」を訪問後、セーヌ川のナイトクルーズで夜のパリを満喫します。

観光ルートは以下のグーグルマップでルートをご覧ください。①と②の観光スポットを1日で巡って行きます。

07:30 「モンパルナス駅」

モンパルナス駅Googleマップ

3日目の観光はヴェルサイユ宮殿への移動起点となる巨大ターミナル「モンパルナス駅」から観光をスタートします。モンパルナス駅は、パリ市内の中心部に位置しており、地下鉄ラインが4線も走るほか、パリ郊外に行く中長距離列車もこの駅から発着しています。モンパルナス駅は、パリ市内のどこからでもアクセスし易く、パリ郊外に出るにも非常に便利な駅です。

電車と徒歩で35分〜50分

1

08:30 ヴェルサイユ宮殿

ヴェルサイユ宮殿 鏡の回廊所要目安:5時間〜7時間Googleマップ月曜日休館パリミュージアムパス利用可

ヴェルサイユ宮殿は、パリミュージアムパスを持っていても、ピークシーズンは30分~60分ほど並ぶ場合もあります。長い行列を回避するためにも、営業時間である午前9時の30分前には宮殿の入場口に到着しておきます。

漫画「ヴェルサイユのばら」などでもお馴染の「ヴェルサイユ宮殿」の総面積は、庭園や公園なども含めると約1000ヘクタール(東京ドーム約220個分)と非常に広大です。宮殿の敷地内には、「ヴェルサイユ宮殿」をはじめ、「庭園」「トリアノン宮殿」「マリーアントワネットの離宮」など、複数の観光スポットが点在しています。これらの観光スポットを一通り観光するには最低でも半日、宮殿だけの観光でも諸々踏まえると2時間〜3時間は必要です。

ヴェルサイユ宮殿のオンラインチケット Passport with timed entry

■ WEBで時間指定の入場予約が確実ヴェルサイユ宮殿の観光は、予め指定した時間内に優先レーンから確実に入場できるチケット「Passport with timed entry」の事前購入がお勧めです。この時間指定のチケットは、ヴェルサイユ宮殿で唯一、優先レーンから並ばずに入場できるチケットで、ヴェルサイユ宮殿の公式HP上で事前に購入する事ができます。冬場は「パリミュージアムパス」があれば十分ですが、夏場のピークシーズンはこの「Passport with timed entry」の事前購入がお勧めです。

ヴェルサイユ宮殿のレンタサイクル

■ 敷地内の移動はレンタサイクルがおすすめヴェルサイユ宮殿の敷地内はとにかく広大で、徒歩ではとても回りきる事は困難です。そこでおすすめのヴェルサイユ宮殿敷地内の移動方法が「レンタサイクル」です。レンタサイクルは30分/6.5€からレンタル可能で、4時間で18€、8時間で20€になります。ヴェルサイユ宮殿内は坂道はほとんどないので、自転車があれば快適に自分のペースで観光する事ができます。

ヴェルサイユ宮殿 噴水ショー

■ 庭園の噴水ショーヴェルサイユ宮殿の庭園では、時間帯や曜日によって、様々な有料ショーが開催されています。特に6月中旬から9月頃まで行われる「夜の噴水ショー」は規模が大きく、イルミネーションと音楽に合わせて開催される夜の噴水ショーを楽しむ事ができます。もし滞在日数に余裕のある方は、夕方過ぎからヴェルサイユ宮殿に訪問するのもお勧めです。

【ヴェルサイユ宮殿の営業時間】
  • ・09:00~18:30(4月〜10月)
  • ・09:00~17:30(11月〜3月)
【トリアノン宮殿・マリーアントワネットの離宮 営業時間】
  • ・12:00~18:30(4月〜10月)
  • ・12:00~17:30(11月〜3月)
【庭園の営業時間】
  • ・08:00~20:30(4月〜10月)
  • ・08:00~18:00(11月〜3月)
【ヴェルサイユ宮殿に関する参考記事】【関連リンク】

18:30 アルマ=マルソー駅

ヴェルサイユ宮殿の観光後は、一旦パリ市内の滞在ホテルに戻って休憩タイムです。その後、「セーヌ川のナイトクルーズ」に参加するため、メトロ9番線でアルマ=マルソー駅(Alma-Marceau)」に移動します。アルマ駅から、セーヌ川のクルーズ船「バトー・ムーシュ」の船乗り場までは徒歩3分ほどですが、まずは近場のレストランでディナーをとります。

徒歩1分

18:35 ディナータイム

アルマ駅は、セーヌ川とエッフェル塔を近場で見る事ができる絶好のビューエリアのため、周囲にはレストランも多く存在しています。その中でもお勧めのフランス料理店が「Le Club」です。セーヌ川沿いに位置するこの店は、店内の大きな窓から間近でエッフェル塔とセーヌ川の景観を望む事ができるほか、座席間のスペースも広く、ゆったりした雰囲気の中でパリの景観に酔いしれながら食事を楽しむ事ができます。

お勧めメニューは日替わりのコースで、メイン、前菜、デザートがついて36€とかなりリーズナブルです。参考までにアラカルトだと、前菜、メイン、デザートを頼むと50€〜60€ぐらいが予算の相場になるので、コースよりは割高になります。それでも、座席からエッフェル塔とセーヌ川を目の前で見る事ができる事を考えると、コストパフォーマンス的には非常に高いレストランだと思います。店内はレストランというよりは、お洒落なカフェという雰囲気なので、カジュアルな感じで気軽に利用する事ができると思います。

徒歩1分

2

20:30 セーヌ川 ナイトクルーズ

所要目安:75分Googleマップ

ディナーの後に十分な休憩を挟んだらいよいよ「セーヌ川クルーズ」です。セーヌ川クルーズを行っている会社はいくつかありますが、今回ご紹介する「バト―・ムーシュ」の遊覧船は、1948年の創業以来、セーヌ川を走る遊覧船の代表格的な存在となっています。バト―・ムーシュの遊覧船は夏場が22時30分、冬場は21時20分出航まで乗船可能で、料金は通常の遊覧観光で14€になります。クルーズの所要時間は1時間15分ほどで、ブルボン宮、オルセー美術館、ルーブル美術館、コンシェルジュリー、ポン・ヌフ、ノートルダム大聖堂など、パリの中でも人気の高い観光スポットの近くを通りながらゆったりとセーヌ川を一周します。最終的には乗船時と同じ「アルマ橋」近くの乗り場で解散となります。また、「バト―・ムーシュ」では定期運行の遊覧船以外に、20時30分発のディナークルーズ船(99€)なども運行しています。もしディナークルーズに参加する場合は、カジュアル過ぎる服装はNGとなりますのでご注意ください。通常の遊覧船に乗船する分には服装を気にする必要はありません。

観光終了

これでパリの3日目のモデルコース「ヴェルサイユ宮殿とセーヌ川のナイトクルーズ」は終了です。観光日数に余裕のある方は、パリ郊外の世界遺産「モンサンミッシェル」や「シャルトル大聖堂」などにも足を運んで見てください。また、ルーブルと並ぶ人気美術館の「オルセー美術館」の訪問もお勧めです。

その他のお勧め観光スポット

パリの3日間のモデルコースからは時間の都合で仕方なく外しましたが、時間的に余裕のある方には是非立ち寄って頂きたいお勧めの観光スポットをご紹介致します。

オルセー美術館

オルセー美術館所要目安:120分〜150分Googleマップ月曜休館パリミュージアムパス利用可

ルーブル美術館に次ぐパリの人気美術館と言えば、年間約200万人もの来場者数を誇るこの「オルセー美術館」です。

オルセー美術館は、世界で最も多くの「印象派」と「ポスト印象派」の作品を所蔵している美術館として知られ、3万5000m²の敷地内には、ゴッホをはじめ、セザンヌ、モネ、ルノワール、ゴーギャンなど、世界の名だたる画家の有名作品が、常時約4,000点も展示されています。

オルセー美術館 ゴッホの自画像

■ 必須鑑賞作品① ゴッホの自画像シエスタと同時期に描かれたゴッホの自画像。背景や絵のタッチからゴッホの内面に秘めた激しい感情が伝わってきます。

オルセー美術館 落ち穂拾い

■ 必須鑑賞作品② 落ち穂拾いジャン・フランソワ・ミレー作、当時としては画期的な作風で、収穫後の麦の穂を拾い集める農民のありのままの姿を描いた作品。

【オルセー美術館の営業時間】
  • ・9:30〜18:00(火、水、金、土、日)
  • ・9:30〜21:45(木)
【オルセー美術館に関する参考記事】

サン・ジェルマン・デ・プレ教会

サン・ジェルマン・デ・プレ教会所要目安:15分〜20分Googleマップ年中無休 ※特別日を除く

パリの6区、ルーブル美術館の南側約800mほどの場所に位置する「サン・ジェルマン・デ・プレ教会」は数世紀をまたいで、修復や増改築が繰り替えされて来たため、ロマネスク様式やゴシック様式など、様々な建築様式が混在しているのが特徴的な教会です。教会内部は無料で見学する事ができます。

【サン・ジェルマン・デ・プレ教会の営業時間】
  • ・8.00〜20:00(月曜日は9:00~)
【サン・ジェルマン・デ・プレ教会に関する参考記事】

サン・シュルピス教会

サン・シュルピス教会所要目安:10分〜20分Googleマップ年中無休 ※特別日を除く

17世紀に建設されたこのカトリックの大聖堂は、パリの中でも、あの「ノートルダム大聖堂」に次ぐ大きさを誇ります。無料で見学ができる教会内部には、あの「ドラクロワ」が手がけたフレスコ画や、「世界最大級のパイプオルガン」、「グノモンの日時計」など、入場無料とは思えないほど見どころが満載です。また、近年ではあの映画「ダヴィンチコード」の舞台となった事でも有名な教会です。

【サン・シュルピス教会の営業時間】
  • ・7:30 〜 19:30
【サン・シュルピス教会に関する参考記事】

レ・ドゥ・マゴ

レ・ドゥ・マゴ所要目安:60分Googleマップ年中無休

パリの老舗カフェの代名詞的存在がこの「レ・ドゥ・マゴ」です。料金的にはややお高めですが、前菜、肉料理、魚料理、オムレツ、トースト、ケーキなど、何を頼んでも絶品と評判で、日本のガイドブックにも必ず紹介されています。「ドゥマゴ風ビーフタルタル」「鴨のフォアグラとポワラーヌのトースト」「ペトロシアン”のキャビア・アルベルタ」など、名前を聞くだけで、食欲をそそるメニューが多く、ブレックファーストから、ランチ、カフェタイム、ディナーまで幅広く利用できる人気店です。営業時間も長く、午前7時半から午前1時まで営業しているので、遅くまで観光スポットを巡った後でも立ち寄る事ができるのが嬉しいです。

【レ・ドゥ・マゴの営業時間】
  • ・7:30 〜 25:00(午前1時)
【パリ郊外のおすすめ観光スポット】

モン・サン・ミッシェル修道院

モンサン・ミッシェル修道院所要目安:2時間〜3時間(パリからの移動時間は除く)Googleマップ年中無休 ※特別日を除く

モン・サン・ミッシェルは、パリから西方約280キロの場所に位置するパリ郊外の人気観光スポットで、モン・サン・ミッシェルとその湾が世界遺産に登録されています。8世紀には大天使「ミカエル」が降臨したと言われている聖なる場所で、キリストの巡礼地の一つにもなっています。

「モン・サン・ミッシェル」は、潮の満ち引きによって全く異なる様相を呈し、満潮時には周囲を完全に海に囲まれてしまうという非常に神秘的なスポットです。

日本人にも非常に人気の高いこの観光スポットは、パリから個人で日帰り観光する事も可能ですが、かなりハードな日程になります。また、景観のハイライトである満潮時の夜景や夕景を見るためには、一泊二日での観光がお勧めです。パリからもたくさんの現地発着のオプショナルツアーが慣行されており、冬場などは陽の沈みが早いため、日帰りで「モン・サン・ミッシェルの夜景」を観賞できるツアーなども慣行されています。

【モン・サン・ミッシェル修道院の営業時間】
  • ・9:00〜19:00(5月~8月)
  • ・9:30〜18:00(9月~4月)
【関連リンク】

シャルトル大聖堂

シャルトルの大聖堂所要目安:30分〜40分(パリからの移動時間は除く)Googleマップ年中無休 ※特別日を除く

「シャルトル大聖堂」は、パリの南西約90キロほどの場所に位置する「モン・サン・ミッシェル」と並ぶフランスの世界遺産の一つです。「モン・サン・ミッシェル」と比べると、日本人の方にとってはややマイナーな存在ではありますが、パリのモンパルナス駅から電車で60分〜70分程で手軽にアクセスできる世界遺産です。

1979年に世界遺産に登録されたこの大聖堂は、シャルトルブルーと呼ばれる美しいステンドグラスと左右非対称の尖塔が特徴的です。シャルトルは古くから聖母マリアの信仰の中心地で、この大聖堂も聖母マリアに捧げられています。そのため、シャルトル大聖堂の正式名称は、聖母マリアに捧げられた教会である事を意味する「ノートルダム大聖堂」になります。パリのシテ島や、他にも複数「ノートルダム大聖堂」は存在していますが、その中でもこのシャルトルとパリ市内の「ノートルダム大聖堂」が最も有名です。

【シャルトル大聖堂 営業時間】
  • ・08:30〜19:30(7月と8月の火金日は22時まで開館)
【シャルトル大聖堂に関する参考記事】

パリミュージアムパスについて

パリミュージアムパス

「パリ ミュージアムパス」は、パリ市内やパリ郊外にある複数の観光スポットに入場できるフリーパスチケットです。

ミュージアムパスは、パリの空港や観光案内所で購入できるほか、「ミュージアムジャポンのHP(日本語)」からオンライン購入が可能です。

しかも、ミュージアム ジャポンのHP経由で購入すれば、日本のオフィスから直接自宅まで配送してくれます。ただし、郵送で受け取る場合は、7営業日(土日祝日除く)前までのお申し込みが必要です。

もし、パリ観光時に「ルーブル美術館」や「オルセー美術館」「凱旋門」「ノートルダム大聖堂の塔」など、複数の観光スポットを巡る方は、各スポットで単体の入場チケットを購入するよりも、この「パリ ミュージアムパス」を購入してしまった方が料金的にはお得な場合があります。

WEBから購入される方はこちらの「パリミュージアムパスご購入メールフォーム(日本語)」から、必要事項を記入の上でお申し込みください。申し込みが完了すると、自動返信メールが届き、更にその少し後に、銀行振込の案内がメールで送られてきます。後は、指定された通りに、チケット料金の銀行振込を完了すれば、自宅に「パリ ミュージアムパス」が送付されてきます。全部日本語でのやり取りなので、非常に簡単です。

【パリ ミュージアム パスの基本情報】
料金
  • ・48 €(2日券)
  • ・62 €(4日券)
  • ・74 €(6日券)
※6日券は現在オンラインで購入する事はできません。
入場可能施設(ヴェルサイユ宮殿関連の施設)ヴェルサイユ宮殿、トリアノン宮殿、マリーアントワネットの離宮、庭園、公園
入場可能施設(ヴェルサイユ宮殿以外の施設)ルーブル美術館、オルセー美術館、凱旋門、ノートルダム寺院の塔、ノートルダム寺院のクリプト、パンテオン、コンシェルジュリー、サント・シャペル教会、オランジュリー美術館、ピカソ美術館など
【ミュージアムパス 利用可能施設一覧】

[]内は休館日ですので、観光の際はご注意ください。

美術館・博物館
ジャン・ジャック・エンネル美術館[火]
ニシム・ド・カモンド美術館[月火]
ケ・ブランリー美術館[月]
ギメ美術館/東洋美術館[火]
アラブ世界研究所[月]
ユダヤ教芸術歴史博物館[月]
装飾芸術美術館[月]
軍事博物館/ナポレオンの墓
レリーフ地図の博物館[第1月曜]
建築・文化財博物館[火]
レジスタンス解放博物館[第1月曜]
移民史博物館[月]
こんな博物館もいかが
科学産業博物館/ラ・ヴィレット[月]
音楽博物館[月]
映画博物館[火]
工芸院博物館[月]
パレ・ド・ラ・デクベルト[月]
観光スポット
凱旋門
ノートルダム寺院の塔
ノートルダム寺院のクリプト[月]
パンテオン
コンシェルジュリー
サント・シャペル教会
贖罪教会[不定期]
下水道[木金]
ヴェルサイユ宮殿とトリアノン[月]
フォンテーヌブロー城[火]
マルメゾン城[火]
ランブイエ城[火]
コンピエーニュ城[火]
コンデ博物館/シャンティ城[火、毎年1月]
ヴァンセンヌ城
サンジェルマン・アン・レイ考古学博物館[火]
シャン城[火]
イヴリン県立モーリス・ドニ美術館[月火]

上記はミュージアム パスで入場可能な観光スポットの一部です。パリミュージアムパスで入場可能な全ての観光スポットは、こちらの「パリ・ミュージアム・パス利用可能施設一覧」にて詳細を確認できます。

まとめ

パリの街並み

本記事で紹介しているパリのモデルコースは、とにかく観光スポットを1つでも多く回る事を優先しております。そのため、パリ市内の有名観光スポットを3日間で一通り網羅できるコースとなっていますが、コース内容を凝縮している分、それなりに歩く距離も多く、非常にハードなモデルコースとなっています。

本モデルコースはあくまでも参考に、実際のパリ観光時は、ご自身のペースや趣向に合わせて、お好みやその時の気分で観光コースをカスタマイズ頂ければと思います。

例えば日数に余裕のある方は、本モデルコースを4日や5日間で回るなどすれば、かなりゆったりとした感じで、パリの主要スポットを網羅できるとと共に、ショッピングやスイーツタイムなどにも多くの時間を費やせると思います。

パリはヨーロッパの主要都市の中でもナンバーワンと言っても過言ではないほど見どころの多い観光地です。加えて、1つ1つの観光スポットの中の見どころも非常に多く、同じくヨーロッパの人気都市「ローマ」や「バルセロナ」などよりも、長く滞在しても飽きのこない場所だと思います。素敵なパリ滞在をお楽しみください。