ロンドンパスを安く買う方法は? 最安料金を販売サイト別に検証
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ロンドン
本記事では「ロンドン」の90以上の観光スポットに入場できる「ロンドンパス」を「安く買う方法」について解説します。
料金を徹底調査の上、「正規料金(定価)」より安く購入できる安全で信頼できるサイトをいくつかご紹介します。
記事の中盤では料金シュミレーションやモデルコースなども紹介しておりますので参考にしてください。
「ロンドンパスを安く買いたい方」や「ロンドンパスを利用してお得な料金で観光したい方」向けのお役立ち情報が満載です。
ロンドンパスを安く買う方法 - 購入サイトの紹介
「ロンドンパス」を安く購入するには、公式サイト以外のチケット手配サイトを利用するのがポイントです。以下、公式サイトの販売ページと、お勧めのチケット手配サイトの概要をご紹介します。
ロンドンパスの公式サイトから予約する(日本語) 料金:114〜269ポンド
ロンドンパスは「公式サイト」から、日本語の案内に沿って手軽に購入する事ができます。通常、海外サイトは英語表示が普通ですが「ロンドンパス」は日本語に対応しているのでありがたいです。 本記事で紹介する中では、最も割高の購入方法となりますが、1日3スポット以上回って料金の元が取れなかった場合に返金が受けられる「節約保証」が付帯するのは、この「公式サイト」だけです。ただし「ロンドンパス」は簡単に料金の元が取れるので「節約保証」を利用しない方が9割以上だと思います。
GET YOUR GIDEから予約する(日本語) 料金:104〜244ポンド
ドイツを拠点に欧州のアトラクションや入場施設のチケット手配を行っている「GET YOUR GIDE(日本語)」の「ロンドン:90以上のアトラクションとツアーが楽しめるロンドンパス」ページを利用すれば、「公式サイト」よりも、1日券なら「10ポンド」、2日券なら「15ポンド」も安く購入可能できるほか、利用24時間前のキャンセルなら全額返金対応してくれます。公式サイトでの購入に拘らない方にとっては一押しのサイトです。
KKdayから予約する(日本語) 料金:104〜244ポンド
台湾を拠点に日本にも支社を持つ「KKday」の「ロンドン オールインクルーシブ パス(Go City London All-Inclusive Pass)予約ページ」を利用しても、「公式サイト」より割安で「ロンドンパス」を購入できます。前の「GET YOUR GIDE」と比べると「24時間前の無料キャンセル」が付帯しない分だけ見劣りはありますが、タイミングによってはお得なクーポンなどを配布しているので、最安料金で「ロンドンパス」を購入できる場合があります。参考までに「ロンドンパス」は「オールインクルーシブ パス」と記載される事がありますが、同じパスを指しているのでご安心ください。
上記3サイトのうち、当サイトは「GET YOUR GIDE」を利用していますが「公式サイト」はもちろん「KKday」での購入もお勧めです。利用しやすいサイトから購入してください。
3つの販売サイトの料金については、次項にてパスの種類別に詳細に比較しますので、そちらも参考にしてください。
参考までに、「ロンドンパス」は現地の「ロンドンパスのオフィス」や「主要観光案内所」でも購入できますが、その場所に足を運ぶ時間的なロスや交通費を考えると、絶対に事前予約がお勧めです。
何より「ロンドンアイ」や「ザ・シャード」などのスポットでは、ロンドンパスとは別途で専用ページからの予約(無料)が必要となります。各施設のロンドンパスの予約枠には限りがあり、現地でパス購入後に予約しようとしても、最悪の場合「ザ・シャード」や「ロンドンアイ 」の予約が取れない事もあります。この予約手続きは「ロンドンパス」購入後にしかできません。
ロンドンパスの最安料金を販売サイト別に比較
まずは基準となる「ロンドンパス」公式サイトの正規料金をご覧ください。
ロンドンパスの正規料金表(公式サイトの販売価格)
日数 | 大人料金 | 子供(5-15歳)料金 |
---|---|---|
1日券 | 114£ | 74£ |
2日券 | 159£ | 99£ |
3日券 | 179£ | 114£ |
4日券 | 204£ | 119£ |
5日券 | 219£ | 124£ |
6日券 | 229£ | 129£ |
7日券 | 244£ | 139£ |
10日券 | 269£ | 144£ |
「£」=「イギリスポンド」
続いて1日〜4日券と5日券〜10日券の販売サイト別の料金比較表をご覧ください。
「ロンドンパス」1日券〜4日券 販売サイト別料金表
表はスワイプ(横スクロール)で全体表示可能です。各サイトをタップすると販売ページに移動します。
「£」=「イギリスポンド」
円表記は1円=200£で加算
料金は一般大人(16歳以上)で比較
「ロンドンパス」5日券〜10日券 販売サイト別料金表
表はスワイプ(横スクロール)で全体表示可能です。各サイトをタップすると販売ページに移動します。
「£」=「イギリスポンド」
円表記は1円=200£で加算
料金は一般大人(16歳以上)で比較
表のとおり「公式サイト」よりも「チケット手配サイト」経由での購入が料金的にはお得です。公式サイトでの購入メリットは、前項でも説明したとおり「節約保証」が付く点ですが、2日券を購入して普通に主要スポットを見学すれば、料金の元は取れるので必要ないと思います。
ロンドンパスのモデルコースと料金シュミレーション
続いて「ロンドンパス」の何日券を購入して、何施設回れば料金的にお得になるかを、無理なく観光できる前提でシュミレーションしました。
先に結論を言えば、2日券を購入して1日3施設(アトラクション)程度回るのが、無理のないペースで観光できて、料金的にも元を取れるのでお勧めです。ロンドン市内の主要スポットだけの観光なら「2日券」で十分です。
料金は公式サイト購入時でシュミレーションしていますので「GET YOUR GIDE」や「KKday」でロンドンパスを購入した場合は、更にお得です!
1日券のモデルコースと料金シュミレーション
「ロンドンパス」の1日券を購入して3〜4施設観光する場合のモデルコースと料金シュミレーションは以下のとおりです。
1日券で3施設を訪問
「1日券(£114.00)」を購入して、以下3施設を訪問すれば「£2.8」お得です。
- ロンドン塔(£34.8)
- ザ・シャード(£37.0)
- ロンドンアイ(£45.0)
3施設の合計料金が「£116.8」で、
1日券が「114.00」なので
「£2.8」だけお得になります。
以下3施設しか訪問しなかった場合は「£5.2」マイナスです。
- ロンドン塔(£34.8)
- ウェストミンスター寺院(£29.0)
- ロンドンアイ(£45.0)
3施設の合計料金が「£108.8」で、
1日券が「114.00」なので
「£5.2」マイナスになります。
1日券で4施設を訪問
「1日券(£114.00)」を購入して、以下4施設を訪問すると「£8.2」お得です。
- ロンドン塔(£34.8)
- タワーブリッジ(£13.4)
- ウェストミンスター寺院(£29.0)
- ロンドンアイ(£45.0)
4施設の合計料金が「£122.2」で、
1日券が「114.00」なので
「£8.2」お得になります。
以下4施設の組み合わせの場合「£11.8」マイナスです。
- タワーブリッジ(£13.4)
- ロンドン塔(£34.8)
- セントポール大聖堂(£25.0)
- ウェストミンスター寺院(£29.0)
4施設の合計料金が「£102.2」で、
1日券が「114.00」なので
「£11.8」マイナスになります。
以上1日券の場合のシュミレーションでした。「ロンドンパス」の1日券を購入する場合、最低でも1日3施設以上、入場料金の高い施設を中心に回れば料金の元は取れます。ただし、人気の「ウェストミンスター寺院(£29.0)」や「タワーブリッジ(£13.4)」などを組み入れたい場合は、最低でも4施設以上回る必要があります。
とは言え、ロンドン市内は地下鉄を始め交通網が発達していますので、1日に5施設以上回る事は比較的容易です。
2日券のモデルコースと料金シュミレーション
「ロンドンパス」の2日券を購入して5〜7施設観光する場合のモデルコースと料金シュミレーションは以下のとおりです。
2日券で6施設を訪問(無理ないペースでおすすめ!)
「2日券(£159.00)」を購入して、以下6施設を訪問すれば「£25.2」お得です。
1日目
- ロンドン塔(£34.8)
- タワーブリッジ(£13.4)
- ザ・シャード(£37.0)
2日目
- セントポール大聖堂(£25.0)
- ウェストミンスター寺院(£29.0)
- ロンドンアイ(£45.0)
6施設の合計料金が「£184.2」で、
2日券が「£159」なので
「£25.2」お得になります。
2日券で7施設を訪問
「2日券(£159.00)」を購入して、以下7施設を訪問すれば「£72.2」お得です。
1日目
- セントポール大聖堂(£25.0)
- ロンドン塔(£34.8)
- タワーブリッジ(£13.4)
- ザ・シャード(£37.0)
2日目
- ウェストミンスター寺院(£29.0)
- ロンドンアイ(£45.0)
- マダム・タッソー蝋人形館(£47.0)
7施設の合計料金が「£231.2」で、
2日券が「£159」なので
「£72.2」お得になります。
1日4施設以上回る事も可能ですが、「ロンドン塔(所要目安90分)」や「ウェストミンスター寺院(所要目安60〜90分)」を始め、ロンドンの人気スポットは全体的に見学ボリュームが大きいので、詰め込みすぎはあまりお勧めできません。無理ないペースの見学コースで回ってください。
3日券のモデルコースと料金シュミレーション
「ロンドンパス」の3日券を購入して6〜9施設観光する場合のモデルコースと料金シュミレーションは以下のとおりです。
3日券で6施設を訪問(のんびりコース)
「3日券(£179.00)」を購入して、以下6施設を訪問すれば「£5.2」お得です。
1日目
- ロンドン塔(£34.8)
- タワーブリッジ(£13.4)
2日目
- セントポール大聖堂(£25.0)
- ザ・シャード(£37.0)
3日目
- ウェストミンスター寺院(£29.0)
- ロンドンアイ(£45.0)
6施設の合計料金が「£184.2」で、
3日券が「£179」なので
「£5.2」お得になります。
3日券で9施設を訪問(欲張りコース)
「3日券(£179.00)」を購入して、以下9施設を訪問すれば「£90」お得です。
1日目
- ロンドン塔(£34.8)
- タワーブリッジ(£13.4)
- ザ・シャード(£37.0)
2日目
- セントポール大聖堂(£25.0)
- ウェストミンスター寺院(£29.0)
- ロンドンアイ(£45.0)
3日目
- ウィンザー城(£33.0)
- ハンプトン・コート宮殿(£27.2)
- テムズ川リバークルーズ(£24.6)
9施設の合計料金が「£269」で、
3日券が「£179」なので
「£90」お得になります。
3日券の場合、各施設での見学時間の調整と、皆さんの体力次第では、10施設〜12施設以上回る事も可能です。
シュミレーション結果 - どの様に回れば料金的にお得?
本項の冒頭で結論付けたとおり、ロンドン市内の観光範囲であれば、2日券を購入して6施設程度回るのが、観光ペース的にも無理がないのでお勧めです。
他方で、前のシュミレーションで示した様に、仮に3日券を購入して6施設しか回らなくても、料金的な元は取れますので、1日2施設程度のペースでゆったり観光したい方は、3日券の購入も悪い選択肢ではありません。
むしろ「ウィンザー城」や「ハンプトン・コート宮殿」など、ロンドン郊外のスポットまで羽を伸ばす予定の方は「3日券」以上の購入がお勧めです。
1日券については、ややお得感が少ない上、料金分の元を取るために「入場料金の高いスポット」を優先して見学する傾向が強くなります。この場合、本末転倒になってしまうだけでなく、見学ルート的にも効率が悪くなる可能性があります。
ただし、今回のシュミレーションには含めませんでしたが、ロンドンパスの特典に含まれる「1-Day Hop-On Hop-Off Bus Tour(£37)」などを利用して上手く市内を回れるのであれば、1日券も悪くない選択肢になり得る可能性はあります。
「1-Day Hop-On Hop-Off Bus Tour」は、1日乗り降り自由なバスの事で、主要観光スポット周辺の乗り場に発着します。「ロンドンパス」を持っていれば乗り降り自由なので便利です。ただし、時間的な面を考えると地下鉄やタクシーで移動した方が時間のロスは少ないです。ケースバイケースで上手く活用ください。
クレジット(利用金額上限)について
「ロンドンパス」は使えば使うほどお得になりますが「無制限」に利用できる訳ではなく、日数に応じて「クレジット」と呼ばれる利用金額の上限が設けられています。
ただし、余程ストイックに観光スポットを回らなければ上限に達する事はありませんので、通常は気にしなくても問題ありません。
以上を踏まえ、あくまでも参考までにですが、最新のクレジット(利用上限金額)表を記載しておきます。
日数 | 大人料金 | 子供(5-15歳)料金 |
---|---|---|
1日券 | 235£ (114£) | 200£ (74£) |
2日券 | 395£ (159£) | 330£ (99£) |
3日券 | 505£ (179£) | 415£ (114£) |
4日券 | 635£ (204£) | 500£ (119£) |
5日券 | 750£ (219£) | 570£ (124£) |
6日券 | 860£ (229£) | 630£ (129£) |
7日券 | 960£ (244£) | 685£ (139£) |
10日券 | 1,055£ (269£) | 244£ (730£) |
()内はロンドンパスの正規販売料金です。
記載料金2024年時点のものです。
クレジット(最大利用料金)は変更になる可能性があります。最新情報は公式サイト「ご利用方法ページ」の「最大クレジット額」の部分をタップして確認できます。
ロンドンパスの「節約保証」とは?
「ロンドンパス」は「公式サイト」で購入した場合に限り「節約保証」が付帯されます。
「節約保証」とは、ロンドンパスで、3施設/1日以上回ったにも関わらず、個別チケット購入よりも割高になった場合に、差額の返金が保証される制度です。
ただし、この「節約保証」が必要かというと、多くの方にとって必要ないものだと言えます。また「節約保証」の対象となった場合も、訪問した入場料金分のスクリーンショットなどの提出が必要となるため、結構面倒です。
基本的に「ロンドンパス」は、日程を詰め込まなくても、料金的に元が取りやすい良心的なパスです。ほとんどの方が「節約保証」を利用する機会はないと思います。
万が一「ロンドンパス」を利用して、各施設の個別入場料金合計よりも「ロンドンパス」の料金が割高になってしまった場合は「savings@gocity.com」にメールで連絡する事で、差額分の返金を受けられます。
詳しくは公式サイトの「差額保証ページ(日本語)」に申請手順が記載されていますので、対象の方は確認してみてください。
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