ヴェルサイユ宮殿の回り方 – 鏡の間や宮殿内の見どころを徹底解説

(2020年07月31日 最終更新) (2018年10月28日 公開) ヴェルサイユ宮殿 パリ
ヴェルサイユ宮殿 マルスの間

本記事では、ヴェルサイユ宮殿の回り方や「鏡の間」などの見どころについて、地図を交えながら詳しく解説致します。

記事の後半では、庭園なども含めた敷地内一帯の歩き方やモデルコース、所要時間などもご紹介します。

ヴェルサイユ宮殿の総面積は、庭園や公園なども含めると約1000ヘクタール(東京ドーム約220個分)と非常に広大です。是非、当記事を参考に、効率良くヴェルサイユ宮殿を観光ください。

ヴェルサイユ宮殿の回り方

まずは、ヴェルサイユ宮殿の回り方について解説致します。ヴェルサイユ宮殿館内には、下地図の矢印のルートで中庭を通って、宮殿の右翼側から入場します。

ヴェルサイユ宮殿 入場案内図

宮殿の右翼側に入場後、順路に沿って進むと、長い回廊(画像下)に出ます。

ヴェルサイユ宮殿館内 1Fの回廊

この通路沿いの右手側に最初の見どころでもある「王室礼拝堂」があります。

ヴェルサイユ宮殿 王室礼拝堂

王室礼拝堂は、宮殿1階唯一の見どころになりますので、見学後はそのまま回廊を奥に進み、階段(画像下)で2階へ上がってください。残りの見どころは全て2階になりますので、ここからが本格的な見学開始になります。

ヴェルサイユ宮殿館内 1Fの階段

ここまでご説明した、入場から宮殿2階に上がるまでの流れを地図上でもご覧ください。地図上の赤矢印のルートで移動する形になります。

ヴェルサイユ宮殿 1階フロアマップ

続いて「2階のフロアマップ」もご覧ください。

ヴェルサイユ宮殿 2階フロアマップ

1階から階段を上がると、2階の右翼側(地図の右手側)に出ますので、後は順路に沿って左翼側を目指して歩いていってください。そうすれば、自然に「鏡の間」などの大きな見どころを網羅できる構造となっています。

ただし、改装や修復工事が行われると、ルートが大幅に変わる事がございますのでご注意ください。

館内マップと見学ポイント

ヴェルサイユ宮殿の2階は、大きく「正殿」「王の御殿」「王妃の御殿」の3セクションに分かれています。まずは以下の「ヴェルサイユ宮殿 2階のフロアマップ」をご覧ください。

ヴェルサイユ宮殿 2階のフロアマップ

  • ① 王室礼拝堂
  • ② ヘラクレスの間
  • ③ 豊穣の間
  • ④ ヴィーナスの間
  • ⑤ ディアナの間
  • ⑥ マルスの間
  • ⑦ メリクリウスの間
  • ⑧ アポロンの間
  • ⑨ 戦争の間
  • ⑩ 鏡の間
  • ⑪ 平和の間
  • ⑫ 王妃の寝室
  • ⑬ 貴人の間
  • ⑭ 大会食の間(王妃の御殿)
  • ⑮ 衛士の間(王妃の御殿)
  • ⑯ 戦士の回廊
  • ⑰ 大会食の間(第1控えの間)
  • ⑱ 衛士の間(王の御殿)
  • ⑲ 牛眼の間(第2控えの間)
  • ⑳ 王の寝室
  • ㉑ 閣議の間
  • ㉒ ルイ15世の寝室
  • ㉓ 王妃の階段

※ ①の「 王室礼拝堂」は、1階に位置していますが、2階までの吹き抜けの構造となっているので、2階のフロアマップにも含めております。

もっと細かく記すと、見学ポイントは上記以外にも複数ありますが、大きくは以上です。①から㉓までの番号は、見学順の目安に記しておりますが、あくまでも参考程度とお考えください。

見学の順路は、当日の状況や修復作業の影響などによって、大きく変わる事が頻繁にあります。基本は、現地の係員や案内版の指示に従ってください。

次項では、宮殿内部の見どころの中でも、特にお勧めの見学スポットだけをピックアップの上、写真付きで詳しく解説していきます。

ヴェルサイユ宮殿の見どころ

ルイ14世が自身の権力をヨーロッパ全土に示すために建設した「ヴェルサイユ宮殿」。南北680mの長さを誇るこの大宮殿内には、約600枚の鏡を使用した「鏡の回廊」をはじめ、ルイ15世時代に造られた「王室礼拝堂」「戦史の回廊」など、多くの見どころが存在しています。まばゆいばかりの装飾を施した絢爛豪華な内装には圧倒されます。

営業時間
  • ・09:00~18:30(4月〜10月)
  • ・09:00~17:30(11月〜3月)
入場料金・18 €〜(大人)※入場チケットの料金は、入場できる範囲によって異なります。

王室礼拝堂

王室礼拝堂

ヴェルサイユ宮殿内に入場して最初の見どころがこのマンサール設計の「王室礼拝堂」です。礼拝堂は二層で構成され、上階は国王や王族用、1階はそれ以外の信者が利用していました。

ルイ14世は信仰にはあまり関心がありませんでしたが、後年の妻「マントノ夫人」の影響を受けて、次第に強い信仰心を持つようになりました。そして1689年にこの礼拝堂の建設をスタートしますが、他国との戦争によって工事は一旦中断を余儀なくされます。1689年に入り、再び工事が再開すると、約20年後の1710年に礼拝堂が完成しました。

王家の先祖で守護聖人のサン・ルイに捧げられたこの礼拝堂は、ルイ14世時代にヴェルサイユ宮殿で建設された最後の建築物となりました。ちなみにマリーアントワネットとルイ16世の結婚式もこの場所で行われました。

王室礼拝堂で一際目を引くのが新旧約聖書をテーマに三位一体を表現している天井画です。

王室礼拝堂の天井画

天井画の中央には宮廷の筆頭画家であった「アントワーヌ コワペル」作の「世界の贈罪の約束をもたらす栄光の中の神」、祭壇の上方にはシャルル・ド・ラ・フォス作の「キリストの復活」などの作品が描かれています。

更に祭壇上の2階部分には18世紀の前半に制作された「ロベール・クリコ」作のパイプオルガンが置かれています。

王室礼拝堂のパイプオルガン

ヘラクレスの間

ヘラクレスの間

元々この場所には、礼拝堂がありましたが、1664年にヴェネチア共和国がルイ14世に贈った絵画「パリサイ人シモン家の食事(画像下)」を飾るために、現在の「ヘラクレスの間」に改修されました。

ヘラクレスの間の絵画「パリサイ人シモン家の食事」

部屋内の装飾は、フランス出身の建築家「ロベール・ド・コット」が手掛け、壁には大理石が嵌め込まれています。フランソワ・ルモワンヌが、1733年から3年の歳月をかけて描いた天井画「ヘラクレスの神格化」も必見です。

天井画「ヘラクレスの神格化」

主にこの広間は、音楽会や舞踏会、大使の接待などに使用されました。

豊穣の間

豊穣の間

かつて、この「豊穣の間」には、金やダイヤモンドなど、ルイ14世の所蔵品の中でも特に貴重な品だけが置かれていました。中には日本や中国の磁器などもあり、当時のフランスの国力の強大さが伺えます。

部屋名は、かつてこの広間が「骨董品と逸品の小部屋(現 娯楽の間)」に通じていた事に由来するそうです。他の部屋は、軍神「マルス」など、古代神々の名が付けられていますが、この「豊穣の間」だけが何故か例外になっています。ジェノヴァ製のビロード(パイル織物の一種)で覆われた壁面は、ルイ14世の皇子達の肖像画などで飾られ、天井には「ルネ=アントワーヌ・ウアス」作の美しい天井画が描かれています。

ヴィーナスの間

ヴィーナスの間

ヴィーナスの間は、1670年に造られたバロック様式の大広間で、主に夜会で軽食をとる場として利用されました。天井には、ルイ14世に因んだ太陽の装飾や神話をモチーフにした天井画が描かれ、その中央の楕円部分には、広間名の由来となった、装飾画家「ルネ・アントワーヌ・ウアス」作の「強大国を従わせるヴィーナス(写真下)」が描かれています。

神々と強大国を従わせるヴィーナス

神々と強大国を従わせるヴィーナス

室内の壁際にはヴァラン作のローマ皇帝姿のルイ14世の像(写真下)が置かれています。この像は、もともとは宮殿内の大階段に置かれる予定でした。

ヴァラン作のローマ皇帝姿のルイ14世の像

下の写真はヴィーナスの間の壁に描かれている遠近法を用いた「だまし絵」です。

ヴィーナスの間のだまし絵

ディアナの間

ティアナの間

かつて、ビリヤード好きだったルイ14世は、この部屋の中央にテーブルを置いて、ビリヤード台として使用していました。

室内には、1665年にベルニーニによって制作された「ルイ14世の胸像」が置かれているほか、ローマ神話の女神「ディアナ」の伝説にちなんだ美術品や絵画が数多く置かれています。下の絵画は室内暖炉の上に飾られている「イーピゲネイアを救うディアナ」という作品です。参考までに「イーピゲネイア」とは、ギリシア神話に登場する王女の名前です。

イーピゲネイアを救うティアナ

ディアナの間 暖炉上部の浅浮彫

▲こちらは暖炉の上部にある浅浮彫り「エジプトの脱出」です。ディアナの間は天井画も素晴らしいのでお見逃しのない様に見学ください。

ディアナの間の天井画

マルスの間

マルスの間

この広間は元々は「衛兵の間」として使用されていました。そのため、軍事的な装飾が多く、兜や武器などが置かれています。その後、音楽会を開く場所や、舞踏会、賭博の場所としても使用されました。当時この広間は、一般の見学者や宮廷の人々が、昼間だけ自由に通る事ができる通路に含まれていたため、王室の持つ彫刻や絵画を説明する案内書まであったそうです。天井の中央にはオーランド作の「狼の牽く戦車に乗るマルス」が飾られています。

メルクリウスの間

メルクリウスの間

元々メリクリウスの間は、控えの間で、1682年からは盛儀用の寝室として利用されました。この広間はヴェルサイユ宮殿の中でも最も贅を尽くした部屋の一つだと言われています。中でも1689年までこの広間にあった銀製の調度品が最も有名です。

天井には、シャンペーニュ作の「2羽のニワトリに引かれた戦車にのるメリクリウス」が描かれ、天井支えの曲線部にも同じくシャンペーニュ作の絵画が飾られています。ルイ14世が亡くなった際にこの広間に遺体が一週間安置されていました。

メリクリウスの間に置かれている時計は、1706年にアントワーヌ・モランがルイ14世に贈ったカラクリ時計(写真下)で、毎時、ルイ14世の像と女神が現れる造りになっています。

メルクリウスの間のカラクリ時計

メリクリウスの間には、いくつかの肖像画も飾られています。下の肖像画は1730年のリゴー作「ルイ15世の肖像」です。ルイ15世はわずか5歳でフランス国王に即位しました。

メルクリウスの間 ルイ15世の肖像画

アポロンの間

「アポロンの間」は、1689年までルイ14世が使用していた、高さ2.6メートルの銀製玉座が置かれていた事から「玉座の間」とも呼ばれていました。鏡の間で公的行事がある時などは、この広間から玉座か運ばれて利用されていました。

アポロンの間は、日中は公的の場として利用されましたが、夜会になると、ダンスや音楽を楽しむ場に一変し、国王自身も娯楽を楽しみました。

部屋内で一際目立つ絵画は、フランス宮廷肖像画「イアサント・リゴー」の有名作品「ルイ14世の肖像画(上写真右側)」です。その対面には、ルイ16世の肖像画も飾られ、18世紀に「鏡の間」用に作られた燭台なども置かれています。

戦争の間

戦争の間

戦争の間は、オランダ戦争でにけるルイ14世の勝利と終戦時の「ナイメーヘン和約」をテーマとしている部屋です。ルブランによってデザインされた暖炉はアントワーヌ・コワズヴォの浅浮彫りで飾られています。大きなメダイヨン(円形薄彫り肖像)には、ローマ皇帝の扮装をした馬上のルイ14世が描かれています。

鏡の間

鏡の間

ヴェルサイユ宮殿で最大の見どころがこの「鏡の間」です。フランス貴族のセヴィニエ侯爵夫人は「王家に相応しい世界でも唯一無二の美しさ」と、この広間を表現したそうです。

鏡の間は、元々テラスだった場所を、1678年から約8年の期間をかけて、フランス建築家「マンサール」が、国王の居室と王妃の居室を結ぶ回廊として改造したものです。

鏡とシャンデリア

この鏡の間の完成は、フランス国内におけるルイ14世の権力の強大さを示すだけに留まらず、フランス国家の政治的、経済的な覇権を世界中に誇示するものでもありました。

なぜなら、鏡が高級品であった当時、これだけの鏡を惜しみなく使用できるのは、余程の財政力がない限り不可能だったからです。

鏡は、現在では350年以上の歴史を誇る老舗の鏡・ガラス製造メーカー「サンゴバン」のものが使用されています。ちなみに、ルーブル美術館のガラスのピラミッドや自由の女神にも、サンゴバンの鏡が使用されています。

回廊の長さは約75m、幅は約10m、高さは約12mもあり、17組の巨大な窓と578枚もの鏡が壁一面に張られています。

頭上に目を向けると、ルイ14世の第一画家であった「シャルル・ルブラン」が手掛けた天井画で埋めつくされています。天井画は、オランダ戦争とフランドル戦争を題材に、ルイ14世の政治と軍事面での偉業が描かれています。

鏡の間の天井画

さらに、天井画の下には、精巧を極めた無数のシャンデリアが輝いています。当時シャンデリアは天井画を見る際に邪魔となるので、必要に応じ頻繁に取り外していたそうです。

鏡の間 クリスタルのシャンデリア

鏡の回廊に沿って左右に並ぶ彫像や大燭台もルブランが手掛けたものです。

鏡の間

室内の装飾は基本的に全てルブランが担当し「鏡の間」全体の設計に関しては「マンサール」が担当しました。現在見る事ができるシャンデリアや大燭台(だいしょくだい)は、18世紀後半に行われた、ルイ16世とマリーアントワネットの成婚の際に、オリジナルを忠実に復元して新調したものです。

17枚の鏡の向かいには、対をなすように17枚の大窓が並び、窓からはヴェルサイユ宮殿の庭園を望む事ができます。

鏡の間の大窓

当時、鏡の間は王の部屋に通じていたため、毎朝礼拝堂に赴く国王を一目見ようと宮廷人達が集まっていました。日中や夜は、祝宴、宴、仮面舞踏会などの会場としても利用され、舞踏会の時などは、シャンデリアと燭台に3000本もの蝋燭(ろうそく)が灯されていたそうです。

他にも、公的行事や外交の場として利用され、1686年のシャム(タイ)大使団の歓迎レセプションや、1715年のペルシャ大使団の歓迎レセプションなどもこの場所で執り行われました。1919年に調印された第一次大戦を帰結する「ヴェルサイユ条約」も、この鏡の間で行われました。

鏡の間

鏡の間は、現在もフランスの外交の場などに幅広く利用されています。

王妃の寝室

歴代の王妃が使用した部屋で「マリーアントワネット」だけでなく、「マリー・テレーズ」や「マリー・レクザンスカ」なども使用していました。また、王妃の朝の特別な謁見や王位継承者の出産などでも使用され、マリーアントワネットはこの場所で公開出産を行いました。

ピンクやパステルカラーの模様が如何にも女性らしい感じの部屋で、アントワネットが亡くなった1789年10月6日の状態が忠実に再現されています。ベッドに向かって左手側にある暖炉の上には「フェリックス・ルコント」が1783年に制作した白い胸像が置かれています。

戦史の回廊

戦史の回廊

鏡の回廊に次ぐ、宮殿内部の大きな見どころがこの「戦史の回廊」です。長さ120m、幅13mもあるこの巨大な回廊は、建築家「フォンテーヌ」によって造られ、フランス最後の王である「ルイ・フィリップ」の時代に改造が加えられました。

回廊の壁には、初代国王である「クロヴィス1世」が勝利した497年の「トルビアックの戦い」から、ナポレオンが勝利を収めた1809年の「ヴァグラムの戦い」に至るまでの、フランス戦史の勝利をテーマーにした33点の絵画が並んでいます。

戦史の回廊の絵画

絵画の中では、ドラクロワ作の「タイユブールのサン・ルイ」が最も有名で、600年以上も前の出来事を描いた傑作です。他にも、フランソワ・ジェラール作「パリに入城するアンリ4世」など歴史的にも貴重な作品が複数飾られています。

戦史の回廊の絵画

戦史の回廊の絵画

▲分かりにくいですが、右から三番目がドラクロワ作の「タイユブールのサン・ルイ」の絵画です。

戦史の回廊の絵画

大理石の柱の前に複数飾られている胸像は、祖国フランスのために戦死した偉大な将校や王子を象ったものです。胸像の下のプレートには彼らの名前と生没年が記されています。

戦史の回廊の胸像

戦史の回廊の胸像

戦史の回廊に戦死者の胸像を並べたのは、フランス最後の王であった「ルイ・フィリップ」のたっての願いだったと言われています。

▼ 回廊の柱と天井の装飾

回廊の柱と天井の装飾

大会食控えの間(第1控えの間)

大会食控えの間(第一の控えの間)

第一の控えの間とも呼ばれるこの広間では、毎晩の様に大会食が開かれ、国王は多くの人々に見守られながら、ここで食事を取りました。暖炉の前に配置されているのが、国王の椅子です。宮廷人はこの椅子に、意見や希望を述べる請願書を置く事が許され、王も必ずその請願書に目を通したと言われています。

牛眼の間(第2控えの間)

牛眼の間

「牛眼の間」という名は、この広間の天井と鏡の間にある円形の窓の形に由来しています。ルイ14世は政治のため、閣僚たちと多くの時間をこの広間で過ごしました。また、国王の起床・就寝の儀式を執り行う際の待合室としても使用され、朝になると、国王の引見を求める人たちで溢れていました。

元々は、現在よりも小さな広間でしたが、1701年に、ルイ15世の命を受けた建築家「ジャック・ガブリエル」によって、隣の寝室も広間の一部となり、現在の広さとなりました。部屋の壁には、フランス王室肖像画の第一人者「ジャン・ノクレ」が手掛けた大作「神話風に仮装した ルイ14世とその一族の肖像(画像下)」や、王家の人々を描いた複数の肖像画が飾れています。

ジャン・ノクレ作「神話風に仮装した ルイ14世とその一族の肖像」

王の寝室

王の寝室

鏡の間に隣接し、ヴェルサイユ宮殿の建物の中央に位置するこの大広間は、国王と王妃の共通の大広間として1688年に造られました。

その後、1701年にルイ14世の妻「マリー・ルイーズ」が亡くなると、ルイ14世はここを自身の寝室と定め、1715年にこの部屋で亡くなりました。

次いで、ルイ15世もこの場所を寝室と定め、この場所で就寝の儀式を行っていました。

1789年には、ルイ16世と王妃がヴェルサイユからパリに連行される前に、この部屋のバルコニーから群集の前に姿を現しました。

金襴に囲まれた天蓋付きの王のベッドは、豪華絢爛の一言です。

閣議の間

閣議の間

閣議の間は、ルイ15世の時代に、かつてルイ14世の大広間であった部屋に、国王用のカツラを並べていた「カツラの部屋」と「胸像の間」を統合して作られた部屋です。18世紀に活躍したフランスの建築家「アンジュ=ジャック・ガブリエル」がデザインを担当しました。

この部屋では、毎週日曜と水曜日に国務会議が行われ、火曜と土曜には財務会議が行われていました。王子達の結婚式前の儀式などもこの場所で執り行われました。

奥に見える金と青のひじ掛け椅子は王が閣議などの際に利用していたものです。青銅で飾られたグリオット大理石の暖炉の上には、ルイ15世時代の時計とルイ16世時代の2つのセーブル焼きが置かれています。

閣議の間 グリオット大理石の暖炉とセーブル焼き

王妃の階段(大理石の階段)

王妃の階段

別名「大理石の階段」とも呼ばれるこの大階段は、1679年から1681年にかけて造られました。

その名の通り、王妃の御殿に続く専用の階段として使用されていましたが、1683年にマリー・ルイーズが亡くなると、王の御殿にも通じる様になりました。

この王妃の階段へは、王妃の御殿から王の御殿に移動する際や、宮殿2階の見学を一通り終えて「EXIT」の案内に従って歩いて行くと、たどり着きます。

宮殿敷地内 その他の見どころ

ヴェルサイユ宮殿と庭園

宮殿の敷地内には、ヴェルサイユ宮殿以外にも、大きく以下の4つのスポットがあります。

  • ・庭園
  • ・大トリアノン宮殿(グラン・トリアノン)
  • ・マリーアントワネットの離宮(プティ・トリアノン)
  • ・王室の馬車ギャラリー

以下の地図にて、各スポットのヴェルサイユ宮殿敷地内での位置をご確認ください。

ヴェルサイユ宮殿 敷地内マップ

敷地内の各スポットは、それぞれ営業時間も異なり、入場チケットの種類によって入場できる範囲も異なってきます。

庭園

ヴェルサイユ宮殿の庭園

ルイ14世が最も気に入っていたとされるのが18世紀の前半に完成した「庭園」です。宮殿の奥(西側)に広がるこの巨大な庭園は、左右対称に美しい幾何学模様を描く形で花や草が植えられています。

庭園内には、大小で500〜600ほどの噴水が置かれ、小道や森の中には一流彫刻家によって造られた大理石製の彫刻などが置かれています。奥行きの深い展望、花壇、樹木公園をはじめ、宮殿を逆さに写し出す「水の前庭」や、金色のカエルの像に囲まれた女神「ラトナ像」を中央に配する「ラトナの泉水」など、見どころが満載です。

【庭園 営業時間・入場料金】
営業時間
  • ・08:00~20:30(4月〜10月)
  • ・08:00~18:00(11月〜3月)
入場料金・無料※庭園で行われる噴水ショーは有料となり、営業時間も異なります。また、噴水ショーの開催日は庭園に入場するためにチケットが必要となる場合があります。

ラトナの泉水

ラトナの泉水

ヴェルサイユ宮殿側から見て「水の前庭」の先にある「ラトナの泉水」は、オウィデウスの「変身物語」からインスピレーションを受けて造られました。周囲を金色のカエルの像が囲み、3つの円状の段の頂点には「女神ラトーナ」の像が建っています。

アポロンの泉水

アポロンの泉水

グランカナルの手前にある「アポロンの泉水」は、太陽神アポロンが4頭の馬車に乗って海底から現れ、天に上ろうとする姿を表現しています。制作は国王お抱えの優秀な彫刻家「ジャン・バティスト・デビュー」が手掛けました。

庭園の噴水ショー

ヴェルサイユ宮殿の噴水ショー

ヴェルサイユ宮殿の庭園では、時間帯や曜日によって、様々な有料ショーが開催されています。噴水ショーの見学は、別途チケット購入が必要です。

【Musical Gardens(音楽の庭園)
概要バロック音楽を楽しみながら、通常は公開されていない区域(ヴェルサイユ宮殿の秘密の庭園)の木立ちの中を散策できます。
料金8.5 €(大人)、7.5 €(6歳以上17歳未満)、無料(6歳以下)
開催時間09:00〜18:30
開催日3月から10月までの火曜日と金曜日※開催期間中でも、日によって開催曜日が異なる日や、開催されない日もあります。また年度によってもスケジュールは変動するので、詳細は「噴水ショーの詳細ページ(英語)」よりご確認ください。
【Musical Fountains Show(大噴水ショー)
概要音楽のリズムにのって行われる噴水ショーを眺めながら、庭園の散策ができます。
料金9.5 €(大人)、8.0 €(6歳以上17歳未満)、無料(6歳以下)
開催時間09:00〜18:30
開催日3月から10月までの土曜日と日曜日※開催期間中でも、日によって開催曜日が異なる日や、開催されない日もあります。また年度によってもスケジュールは変動するので、詳細は「噴水ショーの詳細ページ(英語)」よりご確認ください。
【The Fountains Night Show(夜の噴水ショー)
概要イルミネーションに照らされた夜の噴水ショーを音楽と共に楽しむ事ができます。また、幻想的な夜の雰囲気の中で庭園を散策する事ができます。
料金26.0 €(大人)、22.0 €(6歳以上17歳未満)、無料(6歳以下)
開催時間20:30〜22:40※噴水ショーの終了の22:50頃から約30分ほど、花火の打ち上げがあります。
開催日6月半ば~9月中旬までの毎週土曜日※開催期間中でも、日によって開催曜日が異なる日や、開催されない日もあります。また年度によってもスケジュールは変動するので、詳細は「噴水ショーの詳細ページ(英語)」よりご確認ください。

大トリアノン宮殿(グラン・トリアノン)

大トリアノン宮殿

大トリアノン宮殿は1687年の完成以来、ルイ14世をはじめとする歴代の君主と、その関係者が住み続けた場所です。後に、あのナポレオン1世もこの宮殿を気に入り、妻のマリー・ルイーズと共に何度も滞在しました。

現在、大トリアノン宮殿(グラン・トリアノン)には、ピンクの大理石が美しい「柱の回廊」をはじめ、館内の多くの広間や回廊が見学スポットとして公開されています。かつてナポレオンの妻が寝室として利用していた「皇后の寝室」や、王子たちの大広間「鏡の間」など、見どころが満載です。

営業時間
  • ・12:00~18:30(4月〜10月)
  • ・12:00~17:30(11月〜3月)
入場料金・12 €〜(無料)※入場チケットの料金は、入場できる範囲によって異なります。

マリーアントワネットの離宮(プティ・トリアノン)

マリーアントワネットの離宮

「マリーアントワネットの離宮」は、1763年〜1768年にかけて建築家ガブリエルによって造られた「プティ・トリアノン」と、その庭園から成るエリア一帯の事です。

離宮の敷地内には「プティ・トリアノン」をはじめ、マリーアントワネットが親しい貴族だけを集めて過ごした「村里」や、愛人の「フェルゼン」と密会を行った「愛の神殿」など、複数の見どころが点在しています。

営業時間
  • ・12:00~18:30(4月〜10月)
  • ・12:00~17:30(11月〜3月)
入場料金・12 €〜(無料)※入場チケットの料金は、入場できる範囲によって異なります。

王室の馬車ギャラリー

王室の馬車ギャラリー入場門

ヴェルサイユ宮殿の敷地内から数百メートルほど離れた場所にある、当時実際に使用していた馬車を中心に展示しているギャラリー。館内では馬車に使用されていた小道具をはじめ、馬車具の技術の進化や革新が分かる展示が行われています。

ヴェルサイユ宮殿の付属施設に含むかは微妙な所ですが、ヴェルサイユ宮殿の一部のチケットには、この馬車馬ギャラリーの入場も含まれています。豪華な装飾が施された馬車は中々の見ごたえです。

【馬車ギャラリー 営業時間・入場料金】
営業時間
  • ・12:00~18:30(4月〜10月)
  • ・12:00~17:30(11月〜3月)
入場料金・12 €〜(大人)※入場チケットの料金は、入場できる範囲によって異なります。

所要時間の目安

ヴェルサイユ宮殿観光の所要時間の目安は6〜7時間ほどです。

上記の所要時間は、パリからの移動時間は含めず、ヴェルサイユ宮殿内の主要スポット「ヴェルサイユ宮殿」「大トリアノン宮殿(グラン・トリアノン)」「マリーアントワネットの離宮(プティ・トリアノン)」「庭園」などを、ある程度ゆとりを持って、じっくりと観光した場合の所要時間です。また、5月〜9月にかけてのピークシーズンは、チケットかミュージアムパスを事前に購入(予約)しておく事が大前提となっております。

トリアノン宮殿内の景観

所要時間のおおよその内訳は、「ヴェルサイユ宮殿」で1時間30分ほど、「大トリアノン宮殿」と「マリーアントワネットの離宮」で2時間30分ほど、「庭園」を一休みしながらゆっくり散策して30分〜45分ほどです。これにセキュリティチェックや多少の待ち時間、さらに休憩時間やショッピングタイムなども加えて、おおよそ6〜7時間ほどです。

ただし、パリからの移動時間なども考慮すると、やはり丸1日はヴェルサイユ宮殿観光のために空けておいた方が、体力的にも精神的にもゆっくり観光できると思います。宮殿の敷地の広さは、多くの方が想像されている以上に広大です。

また、どうしても時間がなくて、ヴェルサイユ宮殿内部だけに絞って観光される方でも、ピークシーズンの場合は、トータルで所要2時間30分から3時間は見ておいた方が無難です。

混雑を避けるお勧めの訪問時間帯

公式HP上でも記載がありますが、ヴェルサイユ宮殿は休館日前後の「日曜」と「火曜」が最も混雑します。もし、スケジュールの調整が可能なら、なるべく日曜と火曜の訪問は避けた方が無難です。

また、時間帯的には、朝一番の9時が最も混雑が少なく、続いてツアーや団体客がいなくなる夕方以降、時間で言えば「16時30分頃」の混雑が緩やかでお勧めです。16時30分に「ヴェルサイユ宮殿」に入場すれば、閉館までの2時間の間、ゆっくりと見学する事ができます。

どちらにしても、事前にオンラインでチケット予約さえしておけば、観光当日はチケット購入列をスキップする事ができます。ヴェルサイユ宮殿の予約方法については、以下の記事にて詳しく解説しております。

また、日本語ページから手軽に予約したい方は、 GET YOUR GIDEというサイトの利用がお勧めです。手数料なしの正規料金で予約が可能です。

GET YOUR GIDE ヴェルサイユ宮殿のチケット予約ページ

  1. ベルサイユ宮殿&庭園:全アクセス チケット&音声ガイドヴェルサイユ宮殿敷地内の全施設に入場できる「Passport」に相当するチケットを購入したい方はこちらのページからの予約になります。

  2. ベルサイユ宮殿:入場チケット&音声ガイドヴェルサイユ宮殿のみ入場できれば良いという方はこちらのページからの予約になります。庭園への入場は基本的に無料(一部のエリアを除く)です。

敷地内の回り方・モデルコース

ヴェルサイユ宮殿 敷地内マップ

ヴェルサイユ宮殿を効率良く回るには、敷地の構造的にも以下の順で見学して行くと効率良く観光できると思います。

  • ↓ ①ヴェルサイユ宮殿内部
  • ↓ ②庭園
  • ↓ ③トリアノン宮殿
  • ↓ ④マリーアントワネットの離宮

以下より、上記のモデルコースを、写真付きで時系列の流れに沿って詳しく説明致します。

09:00 ヴェルサイユ宮殿内部の見学

ヴェルサイユ宮殿 鏡の回廊所要目安:60分~90分

最も混雑する「ヴェルサイユ宮殿の内部」を朝一番で観光します。見学は建物の北翼から入場し「王室の礼拝堂(写真上)」から観光をスタートしていきます。

ヴェルサイユ宮殿の入場列に並ぶ観光客

■ヴェルサイユ宮殿見学は予約かミュージアムパスが必須ヴェルサイユ宮殿は夏場のピークシーズンなどはチケットかミュージアムパスを事前に用意しておかないと、1時間〜2時間ほど並ぶ事が普通にあります。必ず事前に何かしらのチケットを準備の上で訪問する事をお勧め致します。

ヴェルサイユ宮殿のチケット予約や優先入場方法、当日の入場の流れなどについては別記事の「ヴェルサイユ宮殿 チケット予約・購入方法を徹底解説」にて詳しく解説しております。

徒歩1分~2分

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10:30 庭園・噴水の見学

ヴェルサイユ宮殿 ラトナの噴水所要目安:30分~45分
庭園への案内案

ヴェルサイユ宮殿内の観光後は「JARDINS(庭園)」という案内板に従って行けば、直接庭園に出る事ができます。ヴェルサイユ宮殿の庭園は、通称フランス式と呼ばれる庭園の中でもその頂点に君臨するスケールを誇ります。その広さは100万m2以上にも上るため、全体を周ろうとすると難しいので、自由に散策しつつも基本はガナル・グラン(大運河)の方角に向かって歩いて行きます。座れる場所もあるので、休憩を挟みながらゆっくりと散策するのがお勧めです。

徒歩8分~10分

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11:30 庭園内のレストランでランチ

庭園の観光後は、早めのランチタイムです。というのも、次の目的地である「トリアノン宮殿」のオープンが12時からになるからです。ここで早めに休憩がてらのランチを取って次の観光に備えます。

カフェ La Flottille takeaway

■庭園内のおすすめカフェ・レストランヴェルサイユ宮殿の敷地内には軽食店も含め、いくつかのレストランが存在していますが、お勧めはグラン・カナルの近くにあって、テラス席が心地よいカフェ・レストラン「La Flottille takeaway(ラ・フロッティーユ)」です。お勧めの理由は、味も決して悪くないですが、午前中から営業している点と、次のスポット「トリアノン宮殿」への移動手段として活用する「レンタサイクル」や「プティ・トラン」の乗場近くだからです。ラ・フロッティーユでは、ピザやパスタ、ハンバーガー、クラブサンドイッチなどを味わう事ができます。

ヴェルサイユ宮殿マップ レストランの場所

「La Flottille takeaway(ラ・フロッティーユ)」でランチを取ったら、レンタサイクルかプティ・トランを利用して「トリアノン宮殿」へ移動します。ヴェルサイユ宮殿の敷地内の移動手段に関しては本記事別項の「敷地内の移動手段について」を参考にしてください。

10分(自転車かプティ・トランで)

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13:00 トリアノン宮殿の見学

トリアノン宮殿所要目安:60分~70分

トリアノン宮殿の内部には「鏡の間」や「音楽の間」「礼拝堂の間」など全15部屋があり、順路に沿って歩いて行けば、全ての見学スポットを観光する事ができます。

トリアノン宮殿 インフォメーションの館内マップ

■入口で館内マップを入手トリアノン宮殿の建物に入ってすぐの所にインフォメーションもあるので、そこで、各スポットの解説が付いた館内マップ(日本語)を入手する事ができます。

マリーアントワネットの離宮へのルートマップ

■マリーアントワネットの離宮への移動方法トリアノン宮殿からマリーアントワネットの離宮への移動は、回廊西側の庭園からアクセスする事ができます。

徒歩10分〜15分

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14:30 マリーアントワネットの離宮

マリーアントワネットの離宮 プティトリアノン所要目安:80分~90分

トリアノン宮殿西側の中庭から、マリーアントワネットの離宮に歩いて来た場合は、最初に「プティ・トリアノン(写真上)」に辿り着きます。現在、プティ・トリアノン館内は、1階と2階の全17スポットを見学する事ができますが、別名「小トリアノン」と呼ばれる小さな離宮なので、15分〜25分もあれば観光できます。

マリーアントワネットの離宮へのルートマップ

■マリーアントワネットの離宮の観光順路プティ・トリアノンの見学の後は、道なりに東側に進んで行くと、「愛の神殿(所要15分ほど)」「王妃の農村(所要30〜40分ほど)」の順で観光できます。ただし、マリーアントワネットの離宮の出口は「プティ・トリアノン」の近くにあるので、一番最初に「王妃の村里」まで行ってから戻ってくる形で見学する方が気分的には楽かもしれません。

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16:00 観光終了

ヴェルサイユ宮殿のギフトショップ

これでヴェルサイユ宮殿敷地内の主要スポットの観光は終了です。後は、ヴェルサイユ宮殿の出口に向かいながら、庭園を見学したり、時間のある方は「ギフトショップ」でお土産探しも良いと思います。ギフトショップはヴェルサイユ宮殿内を見学した後に通る場所や、プチ・トリアノンの入口付近など複数個所にあります。プチ・トリアノンの入口近くのギフトショップ「レユニオン・デ・ミュゼ・ナショノー」は王妃をモチーフにした可愛い雑貨が豊富にそろっています。

馬車ギャラリー

■馬車ギャラリーヴェルサイユ宮殿の入口を出て徒歩数分の場所に、宮殿の共通チケットで入場できる「馬車ギャラリー」という当時利用していた馬車を展示しているギャラリーがあります。豪華な装飾の馬車は中々の見ごたえがあるので、時間のある方は是非立ち寄って見てください。

敷地内の移動手段について

ヴェルサイユ宮殿の敷地内は、徒歩で観光する事も不可能ではありませんが、敷地内で提供している「移動手段」を活用する方が効率よく観光できます。

ヴェルサイユ宮殿で利用できる移動手段には以下の4つがあります。

ヴェルサイユ宮殿の敷地内の面積は1,000ヘクタール(東京ドーム220個分)と想像以上に広大です。徒歩で観光する事も不可能ではありませんが、敷地内で提供している「移動手段」を活用する方が効率よく観光できます。

ヴェルサイユ宮殿で利用できる移動手段には以下の4つがあります。

【プティ・トラン】

プティ・トラン貸出し所

「little train」と呼ばれる敷地内の4つ停車ポイントを巡回するミニ列車の様な乗り物です。

画像マップ① プティ・トラン停車駅

プティ・トランの運行ルートは「①庭園の北側(Palace’s North Terrace)」→「②プティ・トリアノン(Petit Trianon)」→「③トリアノン宮殿(Grand Trianon)」→「④グランカナル(Grand Canal)」の順で、再び「①庭園の北側(Palace’s North Terrace)」に戻ってきます。

プティ・トランは、庭園の北側(画像マップ①参照)の乗り場及び、各停車スポットでチケット購入の上で乗車する事ができます。

料金
  • 8€
支払い方法現金
営業時間
  • ・11:30〜19:10(4月〜10月)
  • ・11:10〜17:10(上記以外の営業日)
※4月〜10月の月曜日の営業時間は11:30〜17:10迄になります。
運行間隔10分〜20分間隔で運行
その他
  • ・チケットを持っていれば降車した後も、各停車駅から再び乗車できるので、失くさないようにしてください。
  • ・各停車駅で乗車人数が多い場合は、チケットを新規で購入する人よりも、チケットが手元にある方の乗車が優先されます。

【レンタサイクル】

レンタルサイクル

レンタルサイクルは、庭園の西側と北側のエリアを自由に行き来できる移動手段です。

画像マップ② レンタサイクル受付

レンタサイクルは、敷地内の北西側の観光スポット「大運河(グランカナル)」「トリアノン宮殿」「マリーアントワネットの離宮」を行き来するのに非常に便利です。

ヴェルサイユ宮殿の敷地内の道は、ほぼ平地で整備されているので、自転車に乗ると非常に快適に移動する事ができます。レンタサイクルは、「ヴェルサイユの噴水」近くに貸出し所があります。詳しくは「画像マップ②」を参照ください。

料金
  • ・30分:6.5€
  • ・1時間:8.5€
  • ・4時間:18€
  • ・8時間:20€
支払い方法クレジットカード、現金
営業時間
  • ・10:00〜17:30(2月15日〜3月)
  • ・10:00〜18:45(4月〜10月)
  • ・10:00〜17:00(11月1日〜15日)
※貸し出しは営業時間終了の30分前までになります。
※11月16日〜2月14日まではクローズとなります。
その他
  • ・貸し出し時には「パスポート」か、デポジットとして「100€」を預ける必要があります。
  • ・料金は自転車返却時にレンタルした時間に応じて支払います。
  • ・貸し出しは、30分(6.5€)以上からになります。

【レンタル カート】

レンタルカート

「Electric vehicle」と呼ばれる、ゴルフで使用する様な四人乗りカートです。

画像マップ③ レンタルカート乗り場・貸出し所

レンタルカートは、24歳以上の国際免許所有者なら誰でもレンタルする事ができます。貸出し時には簡単なガイダンスがあります。「Geolocation」という現在の位置情報を取得する技術を利用しており、自動で音声ガイダンスが流れます。

貸し出し場所は、庭園内の宮殿建物近くと、庭園と公園の境目付近に合計2箇所あります。詳しくは「画像マップ③」を参照ください。

料金1時間:34€(以降は15分毎に8.5€加算)
支払い方法クレジットカード、現金
営業時間
  • ・10:00〜17:30(2月中旬〜3月)
  • ・10:00〜18:45(4月〜10月)
  • ・10:00〜17:00(11月と12月)
※貸し出しは営業時間終了の1時間前までになります。
※1月〜2月中旬まではクローズとなります。
最大乗車人数4名
その他
  • ・貸し出し時には「国際免許証」を預ける必要があります。
  • ・料金は返却時にレンタルした時間に応じて支払います。
  • ・貸し出しは、1時間(34€)以上からになります。

【レンタル ボート】

レンタルボート

大運河(グランカナル)内を自由に行き来できるボートです。

画像マップ④ レンタルボート乗り場・貸出し所

ヴェルサイユの噴水の西側に広がる大運河「グランカナル」の中をボートで移動する事ができます。観光スポットを巡るというよりは、ボートの乗船自体を楽しむアトラクションの1つになります。

ボートは、ネプチューンの噴水の北側にある貸出し所でレンタルする事ができます。詳しくは「画像マップ④」を参照ください。

料金
  • ・30分:13€
  • ・1時間:17€
1時間を超えて乗車する場合は15分につき4€。
支払い方法クレジットカード、現金
営業時間【月〜金】
  • ・13:00 - 17:30(3月)
  • ・11:00 - 18:45(4月〜6月)
  • ・10:00 - 18:45(7月〜8月)
  • ・13:00 - 18:45(9月〜10月)
  • ・13:00 - 17:00(11月)
【土日】
  • ・11:00 - 17:30(3月)
  • ・10:30 - 18:45(4月〜6月)
  • ・10:00 - 18:45(7月〜8月)
  • ・10:30 - 18:45(9月〜10月)
  • ・11:00 - 17:00(11月)
※貸し出しは営業時間終了の30分前までになります。
※12月〜2月まではクローズとなります。
その他
  • ・18歳未満の方はボートのレンタルはできません。
  • ・最大乗船人数は4人まで、ただし大人4人+子供1人までは可能です。
  • ・貸し出し時には「パスポート」か、デポジットとして「20€」を預ける必要があります。