オペラ座の怪人 チケット予約方法とおすすめ座席を解説【イギリス ロンドン】
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ロンドン本記事では、イギリス ロンドンの「オペラ座の怪人」の鑑賞チケット予約方法とおすすめ座席について詳細に解説致します。
公式サイトでのチケット予約手順はもちろん、当日の入場の流れから座席配置、劇場への行き方まで、詳細に解説しております。
オペラ座の怪人のチケット予約方法を紹介
オペラ座の怪人の鑑賞チケットは以下のいずれかの方法で事前のオンライン予約が可能です。
公式チケット販売サイトから予約する(英語)
ロンドンでは「オペラ座の怪人」や「マンマミーヤ」など、多くの作品を劇場で鑑賞する事ができます。ロンドンの劇場作品チケットのほとんどは「LW Theatres」という公式チケット販売サイト経由で予約(事前購入)する事が可能で、これが王道の予約ルートとなります。シートマップからピンポイントで座席指定ができるので、座席位置に細かく拘る方はこの予約方法がお勧めです。予約完了後に送信されてくる「Eチケット」はそのまま「入場チケット」として利用できるので、現地でのチケット引き換えも必要ありません。
KLOOKから予約する(日本語)
チケット手配サイト「KLOOK」の「ミュージカル「オペラ座の怪人」 公演チケット(ロンドン)ページ」を利用すれば、日本語ページから手軽に「オペラ座の怪人」のチケット予約が可能です。 公式サイトの様にシートマップから詳細な座席指定はできませんが、4種類ある座席エリア(1階ストールズ席・2階ロイヤルサークル席・3階グランドサークル席・4階バルコニー席)と、座席ランクを指定するだけで手軽にチケット予約が可能です。予約完了後に入手できるチケットは、引き換えなしで「Eチケット」として、そのままスマートフォン上で提示可能です。
オペラ座の怪人は当日券を購入して鑑賞する事もできますが、舞台が見えにくい端っこ席になってしまったりもするので、可能であれば事前購入(予約)がお勧めです。
オペラ座の怪人 公式サイトでのチケット予約方法
ロンドン「オペラ座の怪人」のチケットは「オペラ座の怪人公式サイトのチケット予約ページ」より予約が可能です。以下より、詳細に予約手順をご紹介してまいります。
初めてサイトを訪れると「クッキポリシーへの同意項目」が表示されていますので「ACCEPT」ボタンをタップして表示を閉じてください。
続いて「明日以降のチケット」か「当日券」のどちらを予約するかを選択します。
本記事では明日以降のチケット予約手順で解説を進めますので「Book Tickets Online」のボタンをタップして予約を進めていきます。
公演(予約)日時の選択
専用のチケット予約サイトに移動するので、カレンダーから予約する公演日と時間を同時に選択します。カレンダーから予約日を選択する際は希望の公演時間部分を必ずタップする様にしてください。
オペラ座の怪人の公演は多くて「昼:14:30〜」と「夜:19:30〜」の2回、日によっては夜のみしか公演されない日もあります。時間帯の文字が薄い日や表示がない日は予約できません。
座席の選択
表示されたシートマップ(座席図)から希望の「座席」を直接タップして選択します。薄いグレーの座席は売り切れなので選択不可です。また、この時点から10分以内に予約を完了する必要があり、時間をすぎると最初からやり直しとなります。
シートマップは前方から「1階席」「2階席」「3階席」「バルコニー(4階席)」となっており、基本は下階で前方で中央であるほど座席料金は高くなります。
希望の座席をシートマップから選択すると、料金や座席番号などの確認画面が表示されるので「Select Seat(またはAdd to Basket)」ボタンをタップして座席の選択を確定します。
続けてページ下部の「BOOK NOW」ボタンをタップします。
追加オプションの選択
有料の追加オプションをオファー(お勧め)するページに移動します。
シンプルに公演チケットだけを予約したい方は「CONTINUE」ボタンをタップして次のステップに進みます。追加オプションには「スナックやプログラム(本)」がセットになったものや「特別室でのシャンパンサービス」などがあります。プログラムは現地で買えますので、ここで無理に付ける必要はないと思います。
規約への同意
続いて、予約に関する説明が記載されたページに移動します。
ページを少し下方にスクロールすると「返金オプションの項目(9ポンド)」があるので、必要なければ「NO, I do not wish to protect my tickets」返金オプションを付けた場合、病気やストライキなどで劇場に来れなかった場合に返金を受ける事ができます。付けない方の方が多いと思います。
続いて「メルマガ」や「規約」に関する項目にチェックを入れていきます。
4項目あるうちの3つはメールマガジン購読希望の有無に関するものです。チェックが必須なのは「Requires」マークが付いている「I accept the LW Theatres Tems …」で始まる文章の項目だけです。ただし「Tick here if you'd prefer not to …」で始まる文章の項目は《希望しない場合にチェックしてください》と紛らわしい文章になっているので、メルマガやオファーメールを希望しない場合は、ここにもチェックを入れてください。
予約者情報とお支払い情報の入力
同意項目の下にある「予約者情報」も埋めていきます。
以下、必須項目だけ簡単に紹介します。
①「First Name(名前)」下の名前を半角ローマ字で入力。
②「Last Name(苗字)」苗字を半角ローマ字で入力。
③「Email Address(メールアドレス)」予約完了後に予約書(本チケット)を受け取るメールアドレスを入力。
④「Mobile Number(携帯番号)」携帯番号の頭に「81」を付けて、最初の「0」を取って入力します。080-6●●4-1234なら「81 80-6●●4-1234」の様に入力します。
⑤「Address Line(町名番地)」住所の市町村区より後の部分を全て入力します。新宿区西新宿6-24-3 トキワ荘210号室なら「#210 Tokiwa-so, 6-24-3 Nishi-Shinjuku」の様に入力します。予約に影響はないので、部屋番号や建物名は省略しても問題ありません。
⑥「City(住所)」住所の市町村区の部分を入力します。新宿区なら「Shinjuku-Ku」の様に入力します。都道府県も含めたい方は、「Shinjuku-Ku, Tokyo-to」の様に入力してください。
⑦「Country(在住国)」現住所の国なので「Japan」と入力します。
⑧「Post code(郵便番号)」郵便番号を数字だけで入力します。
「予約者情報」の下にある「お支払い情報」の「カード番号」「カード有効期限」「セキュリティコード」を全て入力します。
カードの有効期限は2028年2月なら「02/28」の様に月年の順で数字だけ入力します。セキュリティコードはカード裏面の3桁の数字です。全ての入力が完了したら「CONFIRM & PAY」ボタンをタップします。
予約完了からチケットの受け取り方法
「お支払い情報」を入力して決済が正常に完了すると「予約完了ページ」が表示されます。
チケットの受け取り方法は「Eチケット(電子チケット)」のみなので自動で選択されています。
予約完了ページの下部に「View Tickets(チケットを見る)」ボタンがあるので、タップします。
入場チケットが表示されます。
一方、この時点で予約完了メール「件名:Thank you for Booking with LW Theatres」も届いているので、メール本文を確認します。
メールの中頃付近に「E-Ticket」と言う項目があり「入場チケット(Eチケット)」に関しては《予約した公演日時の24時間より前に送信します》と記載されています。
参考までに当サイト利用時は、実際に予約した日時の27時間ぐらい前にチケットが別途送信されてきました。その際のメールの件名は「Your E-tickets」になります。
このメールに添付されている「order-」で始まるPDFファイルが、当日に実際に利用する「Eチケット」になります。
PDFファイルを開くと予約時間や名前、QRコードなどが表示されます。
恐らくこの時点で《予約完了後すぐにページ内で表示できた「Eチケット」と、メールで送信されてくる「Eチケット」のどっちを利用すればいいのか》と言う疑問を持った方もいると思いますが、恐らくどちらの「Eチケット」も同じものだと思います。ただし、当サイトでは、メールで後日送信されてきた方の「Eチケット」を利用したので、そちらを利用した方が間違いないと思います。
「オペラ座の怪人」の公演当日の入場から鑑賞開始までの流れは次項の「劇場入場から鑑賞開始までの流れ」を参考にしてください。
劇場入場から鑑賞開始までの流れ
「オペラ座の怪人」の鑑賞当日の流れを解説致します。と言っても特に難しいことはありません。
公式サイトなどで既にチケット購入済みの方は、スマートフォンで「Eチケット」を提示できる状態で、実際に公演が行われる劇場「His Majesty's Theatre(GoogleMAP)」にアクセスします。
30分ぐらい前に到着するぐらいが丁度いいと思います。現地の方などは、30分以上前に到着して、劇場内のバーで一杯飲んでる人が多いです。
さて、劇場前に到着したら、空いている入口から入場します。
入口付近に劇場スタッフがいるので「チケット」の提示を求められたら提示してください。
特にチケット提示を求められなかった場合は、そのまま入場してしまって問題ありません。館内で当日券を購入する方もいるので、この時点ではチケットスキャン(QRコードの読み取り)は行われません。
劇場内に入ると、いきなり正面で「SOUVENIRS(お土産)」を販売しています。
この左手側に「シャンパンバー」、右手側に「当日券購入用のチケットオフィス」があるほか、上映プログラムを販売しているスタッフなどもいます。「Stalls(1階席)」の座席チケットをお持ちの方は「SOUVENIRS(お土産)」を正面にして、左手奥から階段を下ります。
「Stalls(1階席)」以外の「Royal Circle(2階席)」「Grand Circle(3階席)」「Balcony(4階席)」の座席チケットの方は右手奥から階段を上がります。
ここからは「Stalls(1階席)」に移動する流れで説明していきますが、どの座席に移動する場合も差はありません。
「Stalls」は1階席ですが一旦階段を下ります。
階段を降りると、通路に沿ってバーやギフトショップがあるエリアに出ます。
座席にドリンクやアイスは持ち込めるので、時間のある方は、先に飲料を購入してから座席に移動してもいいと思います。もちろん開演前であれば、一旦座席に座ってから、飲料を買いに行っても問題ありません。
館内は迷うほど広くはありませんが、座席エリアへ移動する際は、チケットを見せてスタッフに案内を受けるのが手っ取り早いです。実際にほとんどの方がそうしていました。
「エクスキューズミー」と言ってチケットを見せるだけで、座席エリアの入口に案内してもらえます。
座席エリアに入場するタイミングで「Eチケット」のQRコードをスキャンされます。
下写真は座席エリア側から撮影したスタッフがEチケットをスキャンする様子です。
座席エリアに入ったらご自身の座席を見つけて座るだけです。
座席列のアルファベットは、通路側の座席側面に、座席番号は背もたれに記載されています。つまり上写真の座席は「E列 34番」の席という事になります。
座席に座ったら後は開演を待つだけです。上演は第一幕(前半)と第二幕(後半)に別れており、途中に一回休憩を挟みます。休憩のタイミングでトイレに行ったり、飲み物を買いに行ったりする事も可能ですが、トイレは毎回長蛇の列になるので、開演前に済ませておくのがお勧めです。
また、これは参考までにですが、左右の通路側座席以外は、座席の前方を通過して席までアクセスする形になります。
開演ギリギリに到着して既にほとんどの方が着席していて、通路から遠い座席に移動する場合は結構気を使うと思います。それが嫌な方は通路側に座るか、早めに座席に座っておくのがお勧めです。
オペラ座の怪人 座席エリアの概要とおすすめ座席
本記事内の前半「公式サイトでのチケット予約方法」の項でも触れましたが、オペラ座の怪人の座席は大きく4エリア「1階ストールズ」「2階ロイヤルサークル」「3階グランドサークル」「4階バルコニー」に別れています。
実際に「オペラ座の怪人」の劇場座席で座席クラスを示すと以下の様な形です。
以下より、各座席エリアの概要とおすすめ座席をご紹介致します。
Stalls(ストールズ)
「Stalls(ストールズ)」は、王道の良席エリアで舞台前方に設けられた1階席です。
同エリア内でも中央か前方かなどによって料金が全く異なります。料金を問わずとにかく良席で鑑賞したい方は、画像内の台形で塗っているエリアの席を選択すれば間違いないです。1(A)列目と2(B)列目だと舞台に近すぎるので、3(C)列目〜7(G)列目あたりの中央エリアが狙い目です。中央エリアの料金はBOX席を除けば最も高額で「200ポンド」に設定されています。
「ストールズ」の場合、両端側の席でも「E〜H列」あたりであれば、かなり良席と言えます。
Royal Circle(ロイヤルサークル)
「Royal Circle(ロイヤルサークル)」は、ストールズ(1階席)の後方上部に設けられた2階席エリアです。
このエリアの良席は前方中央の横長の台形エリア(135ポンド)です。下手に「ストールズ」の端っこ席を取るよりも、このエリアの中央前方を予約した方が視界は良好です。
Grand Circle(グランドサークル)
「Grand Circle(グランドサークル)」は、ロイヤルサークル(2階席)の上部に設けられた3階席エリアです。
このエリアは座席図の黄色で塗った台形エリア「A列〜G列」までが良席とされ「79.50ポンド」で販売されています。可能な限り前方中央エリア付近を予約する様にしてください。
Balcony(バルコニー)
「Balcony(バルコニー)」は、グランドサークル(3階席)の更に上部に設けられた4階席エリアです。
舞台まで結構距離がありますが、料金的に最もリーズナブルなのはもちろん、全体を見渡せると言うメリットもあります。中央付近のエリアが「39.50ポンド」、両翼は全席で最安の「27.50ポンド」で販売されています。
おすすめの座席は?
「オペラ座の怪人」の劇場である「His Majesty's Theatre」は決して大きくはありません。
2階席や3階席でも十分な迫力で鑑賞を楽しめるので、無理に高額な座席を予約する必要はないと思います。
一方で、演者の顔の表情まではっきりと見たいという方は、やはり1階「Stalls(ストールズ)」の前方席がお勧めです。
また、通路側などの座席は見切れが発生する場合があるので、2階席の端っこ席(左右の通路側)であれば、3階席やバルコニーなどの中央に近い席の方がお勧めです。
ただし「1階「Stalls(ストールズ)」のE列より後ろであれば「端っこ席(左右の通路側)」もお勧めです。実際に当サイトも前回訪問時は「Stalls(ストールズ)」の「E34席」で「オペラ座の怪人」を鑑賞しました。
実際の「Stalls(ストールズ)」の「E34席」から見る舞台側の写真を掲載致しますので、参考にしてください。
若干、向かって左手側の端が見切れますが、特に気になりませんでした。気になる方は、やはり中央席を確保してください。
上演劇場「His Majesty's Theatre」の場所と行き方
オペラ座の怪人が上演されている劇場「His Majesty's Theatre」は、ロンドン市内中心部の高級エリア「セント ジェームズ地区」に位置しています。
徒歩圏内には「トラファルガー広場」や「ナショナルギャラリー」「バッキンガム宮殿」などの人気観光スポットなどがあります。
グーグルマップにて「His Majesty's Theatre」の詳細な場所をご確認ください。
最寄り駅からのアクセス所要時間は以下のとおりです。
- 地下鉄 チャリング クロス駅から徒歩5分ほど
- 地下鉄 ピカデリー・サーカス駅から徒歩5分ほど
- 地下鉄 レスター・スクエア駅から徒歩7分ほど
- 地下鉄 グリーン・パーク駅から徒歩14分ほど
ドレスコードと鑑賞時の注意事項
「オペラ座の怪人」のドレスコードや鑑賞時の注意事項は以下のとおりです。基本的にロンドンの劇場では「オペラ座の怪人」に限らずドレスコードや鑑賞ルールは同じです。
ドレスコードについて
オペラ座の怪人を鑑賞する際のドレスコードは「カジュアル」です。特にこれと言ったルールは設けられていません。ドレスアップしている人もほとんどいません。
飲食の持ち込みについて
劇場内への飲食の持ち込みは禁止ですが、館内で購入したドリンク(アルコール含む)とアイスは座席に持ち込むことができます。劇場内にはバーがいくつかあるので、そこで各種ドリンクやアイスを購入する事ができます。
鑑賞時のマナー
特にこれといって明確なルールはありませんので、通常の演劇鑑賞の常識的なルールを守れば問題ありません。無論、上演中席を立つのはNGです。途中トイレに行きたくなった場合などは、第一幕と第二幕の間に休憩時間を利用してください。休憩時間のタイミングで帰る方もわずかにいます。
オペラ座の怪人の上演・鑑賞情報まとめ
最後に「オペラ座の怪人」の上演・鑑賞情報を表にまとめました。
上演時間 | 水曜と土曜日
月曜〜火曜、木曜〜土曜
上演は第一幕と第二幕があり途中に30分ほどの休憩を挟みます。 |
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休演日 | 日曜日 |
チケット料金 | 27.5〜200ポンド 料金は座席エリアと座席位置によって異なります。 |
公式HP | The Phantom of the Opera London Official Website & Tickets |
上演場所 | His Majesty's Theatre 劇場名をタップするとグーグルマップが開きます。 |
ドレスコード | カジュアル |
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