ロンドン「ハリーポッタースタジオ」への行き方を徹底解説【イギリス】
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ロンドン本記事では、ロンドン郊外の人気スポット『ハリーポッタースタジオ(ワーナーブラザース スタジオ ロンドン)』へ、ロンドン市内から行く方法について詳しく解説致します。
記事の前半では複数の行き方を簡単にご紹介し、中盤から後半にかけては、「電車と無料シャトルバスで自力で行く方法」と「送迎バス付きチケットを購入して行く方法」について詳細に解説致します。
ロンドン ハリーポッタースタジオ のロケーション
先ずはイギリスのロンドンにある「ハリーポッタースタジオ」のロケーションからご確認ください。
ロンドン市内中心部からは北側に約35kmほど離れており、渋滞なしで車でアクセスした場合も、1時間ほどはかかります。
参考までに「ロンドン ハリーポッタースタジオ」の正式名称は「ワーナー・ブラザース スタジオ・ツアー・ロンドン - メイキング オブ ハリーポッター(Warner Bros. Studio Tour London - The Making of Harry Potter)」と言います。
Googleマップで検索する際は「ロンドン ハリーポッタースタジオ」でも問題ありませんが、地図上では「Warner Bros. Studio Tour London」または「ワーナー Bros. スタジオ・ツアー・ロンドン」と表示されます。
当サイト内では「ハリーポッター スタジオツアー」または「ハリーポッター スタジオ」の何れかで表記して解説してまいります。
ロンドン「ハリーポッタースタジオ」への行き方を3通り紹介
ロンドンの「ハリーポッタースタジオ」への行き方は大きく以下の3通りの方法があります。
電車と無料送迎バスを乗り継いで行く
(片道の所要目安:70分〜90分)ロンドン市内中心部から地下鉄で「ユーストン駅」まで移動し、そこから地上列車に乗り換えて「ワトフォード・ジャンクション駅」にアクセスします。「ワトフォード・ジャンクション駅」から「ハリーポッタースタジオ」までは「無料送迎バス」で15分〜20分ほどです。「公式サイト」などで見学チケットだけを予約された方は、このアクセス方法が王道ルートになります。
送迎バス付きチケットを購入して行く
「ハリーポッター・スタジオ」の見学チケットには、ロンドン市内への往復送迎バスがセットになったチケットもあります。送迎付きのチケットは「公式サイト(英語)」で購入する事もできますが、日本語ページから手軽に利用したい方は「GET YOUR GIDE」の「ロンドン:ワーナー ブラザーズ スタジオ ツアー(送迎付き)」ページや「Tiqets」の「ハリー・ポッター・ワーナー・ブラザーススタジオ:入場券+ロンドンからの送迎」ページなどからも予約可能です。日本語ページがあるサイトを利用すると若干の手数料が上乗せされますが、誰でも手軽に利用できるメリットは大きいです。また、公式サイトに空き枠がない場合も、送迎付きチケットなら空き枠がある場合があります。送迎場所は購入したサイトや予約時間帯などによっても異なりますが、基本はロンドン中心部の「ビクトリア駅のバス乗り場」や「エバン・エバンス社のオフィス前」などが送迎場所に指定されます。到着後は最低でも、3時間30分〜5時間の自由時間が設けられていますので、帰りのバス出発時間までご自身のペースで自由に見学可能です。
(片道の所要目安:60分〜80分)UberやBoltなどの定額タクシーで行く
(片道の所要目安:60分〜80分)普段からタクシーアプリでの配車に慣れている方であれば「Uber」や「Bolt」などの定額タクシーを利用して、ロンドン市内から「ハリーポッタースタジオ」に、直接アクセスする事も可能です。料金は利用タイミングにもよりますが、ロンドン市内中心部から、片道「40ポンド〜80ポンド(7,500〜15,000円)」ほどが目安です。往復での利用を考えると、かなり割高な行き方となります。
上記3通りのうち、最もリーズナブルなアクセス方法は「① 電車と無料送迎バスを乗り継いで行く」ですが、乗り換えが多いので、やや海外旅行中級者向けアクセス方法と言えます。
一人で電車やバスを乗り継いで行くのに不安がある方は「② 送迎バス付きチケットを購入して行く」方法がお勧めです。
当サイトも直前でチケットが取れなかったため、前回訪問時は「Tiqets」の「ハリー・ポッター・ワーナー・ブラザーススタジオ:入場券+ロンドンからの送迎」を予約の上で、送迎バスを利用してアクセスしました。
次項より、需要の高い「① 電車と無料送迎バスで行く方法」「② 送迎バス付きチケットを購入して行く方法」の順で、それぞれの行き方を詳しく解説します。
① 電車と無料シャトルバスで行く方法
ロンドン 「ハリーポッター・スタジオツアー」の見学チケットだけを予約して、自力で現地までアクセスされる方向けのアクセス方法をご紹介します。「行き方の流れ」でアクセスの全体像を掴んで頂いた後に「行き方の詳細」を解説して行きます。
電車とバスで行く流れ
電車とバスを乗り継いで「ロンドン ハリーポッタースタジオ」へ行く流れは以下の通りです。
ロンドン市内の最寄り駅から地下鉄に乗車
地下鉄で5〜15分
(所要時間は最寄駅による)地下鉄『ユーストン駅』で下車
徒歩で3〜5分
国鉄『ユーストン駅』で列車に乗車
列車で15〜40分
(所要時間は列車種による)『ワトフォードジャンクション駅』で下車
徒歩2〜3分
駅前で「無料シャトルバス」に乗車
無料送迎バスで15〜20分
『ロンドン ハリーポッタースタジオ』に到着
以上がロンドン中心部から「ロンドン ハリーポッタースタジオ」へ電車とバスを利用して行く大まかな流れです。所要時間はスタート地点やタイミングにもよりますが、おおよそ「1時間10分〜1時間30分」ほどは見ておいた方が良いと思います。
電車とバスで行く方法を詳しく解説
前項の「行き方の流れ」を踏まえて、電車とバスで、ロンドンの「ハリーポッタースタジオ」へ行く方法を詳細に解説してまいります。
① 最寄り駅から地下鉄で『ユーストン駅』へ
ロンドン中心部から『ハリーポッタースタジオ』へ行く際の起点となるのが『ユーストン駅』です。『ユーストン駅』には、地下鉄の「ノーザン線(Northern)」か、「ビクトリア線(Victoria)」でアクセスできます。
下画像は「ロンドン地下鉄 路線図」の中心部を切り取ったものです。市内中心部の主要駅「ウェストミンスター駅」「ビクトリア駅」などと『ユーストン駅』の位置関係を確認ください。
黒い路線が「ノーザン線(Northern)」、水色が「ビクトリア線(Victoria)」になります。また、ロンドンの地下鉄は「Zone(ゾーン)」によって料金が区切られていますが、『ユーストン駅』や「キングス・クロス駅」あたりまでが「Zone 1」の北側の境になります。市内中心部からであれば「Zone 1」の料金範囲で『ユーストン駅』まで移動できます。
ご自身の出発地点(最寄り駅)を路線図にてご確認の上、まずは、地下鉄で『ユーストン駅(Euston)』へアクセスしてください。
地下鉄 Northern線かVictoria線で
5〜15分(所要時間は最寄駅による)
② 地下鉄『ユーストン駅』から国鉄『ユーストン駅』へ徒歩で移動
地下鉄『ユーストン駅』に到着したら標識案内に従って、今度は国鉄の『ユーストン駅』へ徒歩で移動します。
国鉄駅に行くには、赤矢印を並行に並べた様なマークが目印です。このマークがある案内板の「Way out」の方向に従って歩いていきます。
案内板は至る所にあるので、迷う事はないと思います。
案内板に沿って地上に出ると、国鉄の『ユーストン駅』が目の前です。
参考までに、上手く最短経路で来れた方は、一旦外に出ないで、地下鉄のホームから国鉄『ユーストン駅』構内に直接アクセスする事ができます。どちらにせよ、国鉄『ユーストン駅』にたどり着けば問題ありません。
徒歩で3〜5分
③ 国鉄『ユーストン駅』で乗り場を確認して列車に乗車
国鉄『ユーストン駅』の構内に入ったら、駅構内中央あたりにある「電光掲示板」で『Watford Junction(ワトフォードジャンクション駅)』に停車する電車(列車)を見つけて、乗り場に移動します。
乗車チケットはオイスターカードの購入が絶対におすすめ!
電車(列車)のチケットは駅構内にある自動券売機などで購入可能ですが、事前にチャージ式タイプの「オイスターカード」を購入して20ポンド程チャージしておくのがお勧めです。同区間でも通常の乗車チケットより運賃が割安になる上、ロンドン市内からハリーポッタースタジオに行く際の電車(地下鉄や快速電車の二等席など)で利用できます。オイスターカードは地上駅はもちろん、地下鉄駅内に設置してある自動券売機で購入やチャージができます。日本のPASMOやSuicaと同じ感覚で利用できるので、海外旅行初心者の方にもお勧めです。
電光掲示板の前に来たら、次の目的地『Watford Junction(ワトフォードジャンクション駅)』の文字を見つけてください。
「Watford Junction」の文字を見つける際は「終点駅」とは限らない点にご注意ください。多くの場合「Watford Junction」の文字は、通過駅の中に表示されています。
上写真の場合だと「Bletchley 駅」行きの電車が、3駅目に「Watford Junction 駅」に停車するので、この電車に乗車すればOKです。乗り場(プラットホーム番号)は「8番」と記されているので、プラットホーム8番を目指して移動します。
乗り場の表示について
乗り場(プラットホーム番号)に関しては、直前まで表示されない事もあります。「Watford Junction 駅」に停車する電車を見つけたら、乗り場(プラットホーム番号)が表示されるまで、その電車を電光掲示板でウォッチングしてください。
因みに「ユーストン駅」発で「Watford Junction (ワトフォードジャンクション駅)」に停車する電車は以下の通り複数あります。
- 「Bletchley 駅」行き(快速列車)
- 「Tring 駅」行き(快速列車)
- 「Milton Keynes 駅」行き(快速列車)
- 「Milton Keynes Centra 駅」行き(快速列車)
- 「Watford Junction 駅」行き(通常電車)
「快速列車」と「通常電車」の2種類があり、どちらに乗車しても「Watford Junction (ワトフォードジャンクション駅)」まで行く事が可能ですが、停車駅数と所要時間が異なります。
Northwestern Railway(快速列車)に乗った場合
「Northwestern Railway」と呼ばれる快速列車に乗車すると、途中の「Watford Junction (ワトフォードジャンクション駅)」までは、所要「15分〜20分」ほどです。乗る電車の行き先によって「ワトフォードジャンクション駅」が、2駅目だったり3駅目だったりしますが、所要時間に大差はありません。座席には「1等席」と「2等席」がありますが、20分程度の移動時間なので「2等席」で十分です。地下鉄と同様に、オイスターカードで2等席に乗車する事ができ、片道の料金は「6.6〜7.6ポンド」程度です。
「OVER GROUND(通常電車)」に乗った場合
「OVER GROUND」と呼ばれる通常電車に乗車すると、終点「Watford Junction (ワトフォードジャンクション駅)」まで各駅で所要40分ほどかかります。東京で言えば「中央線」や「総武線」的な感じの電車で、オイスターカードを利用すれば目的地まで片道「6.6〜7.6ポンド」です。
一等席に乗車しない限り運賃は同じなので、当然「快速列車」に乗った方が良いですが、次発まで20分以上ある時など、タイミングによっては「通常電車」に乗った方が到着は早いです。ご自身の訪問タイミングに応じて、いずれかの電車(列車)に乗車してください。
さて、肝心の乗り場ですが、プラットホームは全部で1番〜16番まであります。「電光掲示板」と「乗り場(プラットホーム番号)」の位置関係は、以下の「ユーストン駅構内マップ」にてご確認ください。
ただし、駅構内図など見るまでもなく「乗り場(プラットホーム番号)」の案内は、駅構内の至る所にあるので、全く心配はいりません。
「Platforms」が「乗り場」を表しています。
乗り場までは、やや長い通路を歩いていきます。途中にも電光掲示板があるので、乗車する電車に間違いないか確認できます。
乗り場(プラットホーム)に出る直前には必ず改札があります。
「オイスターカード」を利用する方は円の部分にカードをタッチすると、改札ゲートが開くので奥に進みます。通常の「乗車チケット」を利用する方はタッチ部分の下あたりにカードを挿入すると、改札ゲートが開くので、カードを回収しながら奥に進みます。
改札を通過して「プラットホーム」に出たら「乗り場の番号」を確認の上、間違い無ければ電車(列車)に乗車します。
「Northwestern Railway(快速列車)」に乗車する場合は「一等席(first Class)」と「二等席(2nd class)」の車両があるので、オイスターカードを利用する場合は「first class」と表示されている車両には乗らない様にしてください。進行方向の先頭付近が「first class」の車両になります。
こちらが「Northwestern Railway(快速列車)」の二等席(2nd class)の車内です。20分程度の移動で利用するには十分な広さです。
参考までに、こちらは「OVER GROUND(通常電車)」の車内です。
一般的な電車の座席配置です。こちらの方が全体が視界に入るので、安心と言えば安心ですね。
どちらの電車(列車)に乗った場合も、降りる駅は『Watford Junction(ワトフォードジャンクション駅)』です。
電車で15〜40分
(所要時間は列車種による)
④ 『ワトフォードジャンクション駅』から徒歩で無料シャトルバス乗り場に移動
『Watford Junction(ワトフォードジャンクション駅)』に到着して電車を降りたら「ハリーポッタースタジオ」行きの「無料シャトルバス」乗り場に徒歩で移動します。
恐らく、降車後すぐに「The making of Harry Potter」の案内板が目に入ってくると思います。ちょっと安心しますね。
どのホームに到着した場合も、一旦「Way out(出口)」の案内に従って階段を降ります。
階段を降りると通路に出ます。
通路の壁一面に「The making of Harry Potter」行きシャトルバスの案内があるので、どちらに進むかは一目瞭然です。
数10メートル先に改札があります。
降りる時も乗る時と同じ要領で「オイスターカード」を黄色い丸のエリアにタッチして改札を通過します。
改札を出ると、再び「無料シャトルバス」の乗り場案内があります。日本並みに親切ですね。
案内に沿って、駅を出たら左方向に歩いていきます。
駅を出て30メートルぐらい左方向に進んだ場所が「無料シャトルバス」の乗り場です。
写真の右奥斜めあたりが「ハリーポッタースタジオ」行きのバス乗り場です。手前側に既にシャトルバスが停車していますが、こちらは「ハリーポッタースタジオ」から戻って来た方が降りる場所です。バスが到着していない場合は少し待機してください。バスは午前9時20分から、20〜30分間隔で運行されています。(最初のツアーが午前9時に開始される場合は午前8時15分から利用可能)
デザインは変わる可能性はありますが、「無料シャトルバス」の外観には「禁じられた森」が描かれています。陽が明るい時の写真でご覧ください。
バスの利用料金は、チケット料金に含まれていますので、誰でも乗り込むだけで利用できます。公式サイトには「入場チケット」を運転手に提示する様に案内されていますが、誰も提示している人はいませんでした。一応提示できる準備はしておくと間違いないです。
バスの中は広くもなく狭くもなくと言った感じです。
降車ボタンがありますが、特に押す必要はありませんので、終点の「ハリーポッタースタジオ」で下車するだけです。というか全員がそこで降りますのでご安心ください。
無料シャトルバスで15〜20分
⑤『ハリーポッタースタジオ』に入場
無料シャトルバスは「ハリーポッタースタジオ」すぐ前の駐車場で停車します。
駐車場には、他のシャトルバスもたくさん停車しています。
「無料シャトルバスの乗降者場所」と「ハリーポッタースタジオの建物」の位置関係は下画像のとおりです。
「無料シャトルバスの乗降者場所」は、スタジオの建物の南側に面していますので、建物に沿って北側に歩いて行けば、入口方面です。
説明不要かと思いますが、この黒い建物が「ハリーポッタースタジオ」です。
以降の流れも知りたい方は、記事後半の「入場から見学開始までの流れ」の項を参考にしてください。
② 送迎バス付きチケットを購入して行く方法
記事の前半でご紹介した様に「ハリーポッタースタジオ」には、ロンドン市内から『往復直通の送迎バス』を利用して行き来する事もできます。
『この往復直通の送迎バス』は「送迎バス付きのチケット」さえ購入すれば誰でも利用でき、現地到着後は、帰りのバス出発まで自由に行動できます。
「送迎バス付きのチケット」は「公式サイト(英語)」でも販売されていますが、日本語ページがある各種「旅行チケット販売サイト」からも予約が可能です。
以下、主要販売サイトの「送迎バス付きチケット」の料金と送迎場所の比較表になります。
販売サイトと チケット料金 | バスの 送迎場所 |
---|---|
公式サイト 19,996円 | |
Tiqets 20,757円〜 | |
G・YOUR GIDE 19,996円 | |
KKday 19,996円 |
円加算の料金は為替によって日々変動
円加算の料金は「1ポンド=190.42円(2024/3/6時点)」で計算
公式サイト以外は最安時の料金で記載。料金は日によって異なる
送迎場所はサイト単位ではなくページ単位で異なる
表を見て、勘の良い方なら既にお気づきかと思いますが、公式サイトで購入した場合も、どのサイトで購入した場合も、購入ページや予約時間などによって、送迎バスの乗り場(集合場所)が異なります。
以下より「Tiqets」の「ハリー・ポッター・ワーナー・ブラザーススタジオ:入場券+ロンドンからの送迎」ページから、チケット購入した場合を例に、集合場所に移動して「ハリーポッタースタジオ」に到着するまでの流れを解説してまいります。
① ロンドン市内「エバン・エバンス社のオフィス」にアクセスして参加受付
TIqetsの「ハリー・ポッター・ワーナー・ブラザーススタジオ:入場券+ロンドンからの送迎」ページから購入した場合の集合場所は、ロンドン市内中心部の「エバン・エバンス社のオフィス」になりますので、訪問当日は、このオフィスに自力で直接アクセスします。
GET YOUR GIDEの「送迎バス付きチケット」もお勧め!
「GET YOUR GIDE」の「ロンドン:ワーナー ブラザーズ スタジオ ツアー(送迎付き)」ページから予約した場合などは、公式サイトで「送迎バス付きチケット」を予約した場合と同じ「Golden Tours」社がバス送迎を行うので、正規のハリーポッター装飾バス(画像下)が出発するバス停から乗車する事ができます。
こちらのバスはビクトリ駅近くのバスターミナル バス停1から出発しますので、直接乗り場に移動して参加する形になります。
「エバン・エバンス社のオフィス」の最寄駅は、地下鉄の「District Line(ディストリクト線)」と「サークル線(Circle Line)」の2線が走る「ビクトリア駅」になります。
ビクトリア駅に到着したら、とにかく「Way out」の案内板に沿って、一旦地上に出ます。
ビクトリア駅から「エバン・エバンス社のオフィス」までの経路は以下のグーグルマップを参考にしてください。徒歩4分ほどの距離です。
「エバン・エバンス社(Evan Evans)」のオフィスは、大通りに面して赤色の文字が一際主張しているので、一目瞭然です。
建物に入って奥のカウンターで受付を行います。
赤い服を着ているのが「エバン・エバンス社」のスタッフです。受付は「Tiqets」で購入完了後、すぐにダウンロードできる予約書(画像下)をスマートフォンの画面上で提示すればOKです。
「Tiqets」で購入した場合、別途で、PDF版の予約書も送られてくるので、そちらの予約書をプリントアウトや画面上で提示しても「QRコード」部分さえ読み取れれば問題ありません。スタッフに「ハリーポッター?」と聞かれたら、全力で「YES」と答えて、QRコードをスタッフに読み取らせてください。
受付は、遅くとも指定した予約時間(VISIT TIME)の「30分前」までには行う様にしてください。参考までに当サイトは予約時間の50分ぐらい前には到着して、受付を済ませました。
受付が完了すると、シールを配布されますので、手首に巻く様にして貼り付けます。
これが「ハリーポッター・スタジオツアー」の参加者である事の目印となります。シールに記載されている時間は、帰りのバスの出発時間です。恐らく、出発時間を守らないで戻ってこない方が多いために、この様にしていると推測されます。シールの色は参加時間帯などによっても変わると思います。本チケットは現地に到着した後に配布されますのでご安心ください。
受付が完了すると、時間まで一つ下階の待合室で待機する様に案内されます。
トイレもあるので、バスに乗る前に済ませておくと良いです。この待合室にいるほとんどの方が「ハリーポッター・スタジオツアー」の参加者です。予約時間直前になると、待合室がいっぱいになります。
② 送迎バスの乗り場に移動して出発
予約時間の5分ぐらい前になると、スタッフが待合室に呼びに来ますので「バス乗り場」へ徒歩で移動します。
バス乗り場は、オフィスから徒歩2分〜3分ほどの距離です。建物を出たら、スタッフや同じ色のシールを手に巻いている人について行ってください。参加者はかなり多いので、はぐれることはないですが、先頭を歩いた方が、バスで好きな席に座れます。
既にバスが到着しているので乗り込みます。「エバン・エバンス社」のバスは、オフィスのロゴと同じ赤色で分かりやすいです。
バスに乗り込んだら好きな席に座ってください。
当サイト訪問時は、出発から「58分」ほどで、「ハリーポッタースタジオ」の目の前にある駐車場に到着しました。
この時の時間が15時30分だったので、帰りの出発まで4時間30分も時間がありました。道路の混雑状況によっては、見学時間が4時間ぐらいになる場合もありますが、十分だと思います。
③ チケットを受け取って「ハリーポッタースタジオ」へ移動
到着場所のハリーポッタースタジオ前の「駐車場」はこんな感じです。
こちらは上写真と反対側の景観です。奥に見える黒い建物が、本場ロンドンの「ハリーポッタースタジオ」です。
バスを降りるタイミングで「入場券」を手渡されます。
この時点から、特に案内などもありませんので、後は帰りの出発時間までは自由に行動できます。
この時点で足早に「ハリーポッター スタジオ」に歩いて行きたくなりますが、必ず降りたバスの車体と停車した場所を覚えておく様にしてください。
ナンバープレートを撮影しておくと、万が一の時に役に立つ事があります。特に帰りの駐車場が暗くなる時間帯に参加する方などにはお勧めです。
帰りのバスの出発時間は、手首に貼ってあるシールに記されています。必ず、この時間までにバスに戻ってくる様にしてください。
後は、黒い建物が見える方向に歩いていき、チケットを提示の上で入場するだけです。
この後の流れも詳しく知りたい方は、次項の「入場から見学開始までの流れ」の内容も参考にしてください。
入場から見学開始までの流れ
「ハリーポッタースタジオ」の駐車場前に各種バスで到着したら、後はチケットを提示して入場するだけです。
入場レーンは、黒い建物に向かって、少し左手側にがあります。
手前の建物沿いに「TICKET COLLECTION(チケット受取り場)」も見えますが、「公式サイト」「Tiqets」「GET YOUR GIDE」などでチケットを購入済みの方は、立ち寄る必要はありませんので、先頭付近のスタッフにチケットを提示の上、レーンに沿って建物の入口方向に進んでいきます。
入場直前にチケットの「QRコード」または「バーコード」部分を係員にスキャンされますので準備しておいてください。
チケットはスマートフォンの画面上で提示しても、もちろん問題ありません。
建物に入ってすぐに簡単な荷物検査があり、検査を通過すると広いロビーに出ます。
こちらの写真は入場後に、入口側に振り返って撮影しています。
参考までに、入場してすぐ左斜め奥には「デジタルガイド(料金:5.25ポンド)」の貸し出しカウンターもあります。日本語に対応しているので、必要な方はレンタルしてください。
「デジタルガイド」にはネックストラップとヘッドフォンも付属しています。
館内のホールにはフードコートなどがあり、ここで待っていてもツアーは開始されません。ご自身で「TOUR ENTRANCE」の奥に進んだ時点からツアー開始です。
後は展示エリア内を少し進んで、ミニシアターで5分ほどの映像を見て見学開始です。これ以後は、ご自身のタイミングで見学して、ご自身のタイミングで退館できます。心ゆくまで楽しんでください。
ただし「送迎バス付きチケット」で訪問された方は、帰りのバス出発時間を伝えられていると思いますので、その時間までにバスに戻る様にしてください。バスは定刻になると、問答無用で出発してしまいます。
ロンドン ハリーポッタースタジオからの帰り方
本項では「ハリーポッタースタジオ」から「ロンドン市内」の起点である「ユーストン駅」まで戻る方法を解説致します。と言っても、基本は行きと逆のルートを辿るだけです。
参考までに「送迎パス付きチケット」を購入して、バスで直通アクセスした方は、指定された時間にバスを降りた場所に戻ってくれば、ロンドン市内の最初の乗り場まで送迎してもらえますので、帰り方を心配する必要はありません。
自力で「電車」と「バス」で帰る方法を解説
「ハリーポッター・スタジオツアー」の見学を終えたら、行きで「無料シャトルバス」を降りた場所で再びバスに乗車します。
行き方の所で説明した様に「無料シャトルバス」の乗り場は、スタジオの南側に面しています。
帰りのシャトルバスの運行時間について
「ワトフォードジャンクション駅」に戻る無料シャトルバスは、ツアー終了の最終時間まで運行しています。20時に終了なら20時まで、22時に終了なら22時まで運行しています。
無料シャトルバスの運行時間は、公式ページの「OPENING TIMES」 ページで、カレンダーから該当日をタップすれば確認できます。
バスは乗り場付近に「SHUTTLE BUS TO WATFORD JUNCTION(ワトフォードジャンクション駅行きシャトルバス)」と言う案内板があるので一目瞭然ですね。
基本的にチケット料金に「無料シャトルバス」の運賃も含まれていますので、行きも帰りもバスの利用は無料です。チケットの提示を求められる事は稀ですが、公式サイト上には「入場チケット」をドライバーに提示してくださいと記されています。チケットは最低でも「ワトフォードジャンクション駅」に到着するまでは、無くさずに持っておいてください。
バスが到着したら乗り込みます。
道路が混んでいなければ、15分ほどで終点の「ワトフォードジャンクション駅」前のバス停に到着します。全員が降りるタイミングで降りてください。
帰りのバスの「降り場」は、行きのバスの「乗り場」とほぼ同じ位置です。
行きで既に通った場所なので、説明不要かと思いますが、バス停を背にして「ワトフォードジャンクション駅」に歩いていきます。
徒歩数分で「ワトフォードジャンクション駅」です。
駅構内に入ってすぐに「電光掲示板」があるので「London Euston(ユーストン駅)」の文字を見つけてください。
上画像を例にすれば「18:35発」「18:36発」「18:45発」の電車は全て「London Euston(ユーストン駅)」に停車します。基本的に停車駅の多い電車が「OVER GROUND(通常電車)」、停車駅の少ない列車が「Northwestern Railway(快速列車)」になります。
どちら電車(列車)に乗っても「ユーストン駅」までは戻れますので、タイミングの合う電車に乗ってしまって良いと思います。ただし「オイスターカード」を利用して、快速列車を利用する場合は「first class」と表示されている車両には乗らない様にしてください。オイスターカードで乗車できるのは「2nd class(2等席)」の車両のみです。無論、オイスターカードで通常電車に乗るのはOKです。通常の切符を買って乗車する方は、改札近くにある自動券売機で購入できますが、21ポンドとかなり割高になります。
他方で、オイスターカードを購入してチャージしておけば、片道「6.6〜7.6ポンド」程度で「ユーストン駅」に戻れます。
改札を抜けたら「電光掲示板」で確認した番号の「プラットホーム(乗り場)」に移動します。
基本的に、どの「プラットホーム(乗り場)」へ行く場合も、階段を登った上階にあります。
「プラットホーム(乗り場)」に着いたら、電車の到着を待って乗車するだけです。
国鉄の「ユーストン駅」に到着したら「Way Out」の案内に沿って、改札を通過します。
改札を通過したら、行きとは逆の要領で「Underground(地下鉄)」の案内に沿って、地下鉄の「ユーストン駅」に移動します。
地下鉄の「ユーストン駅」に着いたら、後は各々のホテルの最寄駅に地下鉄で戻るだけです。お疲れ様でした。
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