香港ディズニーランド おすすめのホテルは？ サービスや設備を徹底比較

「香港ディズニーランド」には、3つの公式ホテル「ホンコン・ディズニーランド・ホテル」「ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジ」「ディズニー・ハリウッド・ホテル」があります。それぞれの概要と特徴は以下の通りです。

① 香港ディズニーランド・ホテル

2005年にオープンした、3つの公式ホテルの中では、最高ランクのホテルです。内装はビクトリア様式（19世紀後半のイギリス様式）の家具や調度品で飾られ、外観はプリンセスキャッスルをテーマにデザインされています。

6階建ての建物は、合計400の客室で構成され「スタンダードルーム」から、最高クラスの「キングダムクラブ シンデレラ スイート」まで、まるで夢の国の住人になった様な気分で滞在できます。

ピアノの生演奏が楽しめる大きなロビー、迷路庭園、プールなど、あらゆる面で宿泊客の気持ちを高めてくれます。

② ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジ

2017年オープンの異国情緒溢れるこのホテルは「エクスプローラーズ（探検家）」と言う名前が示す様に、館内は「冒険心」や「遊び心」に溢れています。

アジア、オセアニア、南米、アフリカの4つのエリアに分類された客室棟は、公式ホテルの中では最大の750の客室を完備し、中央に広大な野外プールと庭園も備えています。

正に「南国リゾート」言うフレーズがピッタリで、リゾート感と高級感を同時に感じられるホテルです。

③ ディズニー・ハリウッド・ホテル

3つの公式ホテルの中で、最もお手頃な「ディズニー・ハリウッド・ホテル」は、1930年代のハリウッド黄金時代をイメージして、2005年9月にオープンしました。

ホテル名から、ポップで主張の強いアメリカンな雰囲気を連想する方も多いかと思いますが、日本の「ディズニー・アンバサダーホテル」に近い感じで、全体的にはクラシック&エレガントなアールデコ様式で統一されています。

客室数は公式ホテルの中で2番目に多い600室を誇り、野外プールと庭園も完備しています。

結論から申し上げますと、香港ディズニーの公式ホテルは3つ共におすすめです。どのホテルを選んでも、料金以上の満足感を得る方が大多数なので、ハズレはありません。

強いて『このホテルはこんな方にオススメ！』と言う指標を示すのであれば、以下の様な感じです。

1. ①「香港ディズニーランド・ホテル」日本でディズニーランドホテルに一度も宿泊した事がない方などにお勧めです。

2. ②「ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジ」日本にないタイプのディズニーホテルに宿泊したい方や、「冒険」というキーワードに惹かれる方にお勧めです。

3. ③「ディズニー・ハリウッド・ホテル」 「ディズニー・アンバサダーホテル」の雰囲気が好きな方や、極力安く宿泊したい方にお勧めです。

「香港ディズニー公式ホテル」は3つ共に、その辺の4つ星ホテルよりも遥かに高級感があり、質の高いスタッフサービスと設備を提供しています。

加えて「ディズニーキャラクターに関連したサービス」が付加されるのですから、文句の付け所がありません。

一番お手頃料金の「ディズニー・ハリウッド・ホテル」でさえ、「野外プール」「広大な庭園」「ディズニーショップ」を備えています。

もし、皆さんが料金的な面を懸念して、比較的近場の「香港ディズニー公式以外のホテル」を探そうとしているのであれば、是非再考してみてください。

多少割高になっても、香港のディズニー公式ホテルは宿泊するだけの価値があると思います。日本では中々予約の取れない「ディズニー公式ホテル」ですが、香港ディズニーであれば、例え直前でも、希望日で予約できる場合がほとんどです。

次項より、ディズニー公式ホテル選びの判断材料として、「料金」「ロケーション」「サービス・設備」などを、詳しく解説してまいります。

香港ディズニーランド 公式ホテルの宿泊料金は購入経路によって金額が大きく異なります。まずは基準となる「公式サイト」経由予約時の宿泊料金をご覧ください。香港ドルと日本円でそれぞれ記載しております。

香港ディズニー 公式ホテルの宿泊料金
(公式HPでの予約時)

料金はスタンダードルームに2名で1泊した場合。

円は2023年11月7日時点の「1香港ドル = 19.21円」で計算。

基本的にはどの時期に予約した場合も「ディズニー・ハリウッド・ホテル」が最も安く「香港・ディズニーランド・ホテル」が最も高い料金に設定されています。

香港ディズニー公式ホテルの宿泊料金を販売サイト別に比較

公式サイトより宿泊料金の安いサイトを厳選して比較しています。

各サイトをタップすると販売ページに移動します。

【香港・ディズニーランド・ホテルの宿泊料金】

表はスワイプ(横スクロール)で全体表示可能です。

【ディズニーエクスプローラーズ・ロッジの宿泊料金】

表はスワイプ(横スクロール)で全体表示可能です。

【ディズニー・ハリウッド・ホテルの宿泊料金】

表はスワイプ(横スクロール)で全体表示可能です。

料金はスタンダードルームに2名で1泊した場合。

公式サイト以外の料金は各サイト独自の為替レートに基づく2023年11月7日時点での実販売価格。

公式サイトの料金は2023年11月7日時点の「1香港ドル = 19.21円」で計算。

販売サイト別の宿泊料金表を見て、意外に思った方もいるかと思いますが、ほとんどの場合、公式サイトでの予約が最も割高になります。日本の様にディズニー公式サイト経由で予約するメリットは多くありません。素泊まりや朝食付きプラン程度で十分という方は、公式サイト以外で予約するのがお勧めです。

結論から申し上げますが「香港ディズニーランド」の公式ホテルを選ぶ判断材料として「立地」を気にする必要はありません。

まずは「香港ディズニーランド」と「各公式ホテル」のロケーションと位置関係をご確認ください。

• ❶ ホンコン・ディズニーランド・ホテル
• ❷ ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジ
• ❸ ディズニー・ハリウッド・ホテル

日本のディズニーホテルとは異なり、全ての公式ホテルは「ディズニーランド」の園外に位置しています。ご覧の通り「ディズニーランド」まで一番近いのが「ホンコン・ディズニーランド・ホテル」で、一番遠いのが「ディズニー・ハリウッド・ホテル」になります。

と言っても、無料シャトルを利用した場合、「ディズニーランド」までの所要時間は、どのホテルからも5〜6分程度で、差はほぼありません。一番近い「ホンコン・ディズニーランド・ホテル」の宿泊者でさえ、徒歩で「ディズニーランド」にアクセスする方は（当サイトの管理人以外）ほとんどいません。

「無料シャトル」は、全ての公式ホテルの入口前から、毎日、開園時間の1時間前〜閉園時間の2時間後まで、10分〜15分間隔で運行しています。

閉園時間が22時の時は、24時まで運行しているので、終電バスを心配する必要もありません。

しかも、シャトルバスはそれぞれ各ホテルとランド間を直通運行なので、異なるホテル宿泊者同士が同じシャトルバスに同乗する事はありません。「PTI」と呼ばれる「ディズニーランド」側の無料シャトルバス乗り場にも、ホテル別に3つの乗り場が設けられていて、混雑は緩やかです。ノンストレスで移動できます。

公式ホテルの周囲にはコンビニやレストランなども一切ないので、基本はホテルと「ディズニーランド」の往来だけで事足りる環境となっています。

香港ディズニーランド 公式ホテルの「ロビー」「プール」「庭園」は、見るだけでテンションが上がる高級感と開放感があります。以下順番に紹介してまいります。

公式ホテルのロビーを比較

香港ディズニーランドの公式ホテルは、豪華なロビーも魅力の一つです。

ホンコン・ディズニーランド・ホテルのロビー

大窓から自然光が降り注ぐ「ホンコン・ディズニーランド・ホテル」のロビーは、安定の高級感と開放感です。日中はこの場所で、ディズニー作品の楽曲がピアノで生演奏されるので、ソファーに座りながら贅沢な時間を過ごす事ができます。

ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジのロビー

「ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジ」のロビーは、吹き抜けの天井が開放感抜群です。ロビーの一角には、子供向けのディズニー作品鑑賞エリアや、撮影エリアなどが設けられています。撮影エリアには「冒険」をテーマーにした小道具がセットされており、時間帯によっては、冒険家スタイルに身を包んだ「ミッキー」や「グーフィー」とホテルグリーティングが可能です。

ディズニー・ハリウッド・ホテルのロビー

「ディズニー・ハリウッド・ホテル」のロビーは、どこか小じんまりとした印象ですが、大理石の床とゴールドの照明が、落ち着いた雰囲気と高級感を演出しています。壁には絵画が飾られ、窓際に面したソファー席からは庭園を望む事ができます。

公式ホテルのプールを比較

香港ディズニーランドにある3つの公式ホテルは、全て野外プールを完備しています。どのホテルのプールも宿泊者は無料で利用でき、監視員も常駐しています。日にもよりますが、だいたい8時〜20時ぐらいの時間帯で利用可能です。

ホンコン・ディズニーランド・ホテルのプール

広々とした「ホンコン・ディズニーランド・ホテル」のプールには、滝をテーマにした高さ40mのスライダーとワールプールがあります。

ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジのプール

「ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジ」のプールは、アジアの高級リゾートヴィラにあるプールそのものです。大人の方はこちらのプールを好む方が多いのではないでしょうか。モアナをテーマにした屋根付の休憩スペース「カバナ」でゆっくりと過ごすのがお勧めです。

ディズニー・ハリウッド・ホテルのプール

「ディズニーランド・ホテル」のプールと似たような雰囲気ですが、プールはピアノの形をしています。ウォータースライダーもあるので、子供は思いっきり楽しめそうですね。

公式ホテルの庭園を比較

3つの「香港ディズニーランド公式ホテル」には、それぞれ広大な庭園が併設しています。宿泊者はもちろん、宿泊者以外の方にも随時開放されております。

ホンコン・ディズニーランド・ホテルの庭園

「ホンコン・ディズニーランド・ホテル」の庭園は、大きく2つのエリアに分かれています。一つは、子供が絶対に喜びそうな迷路型の庭園で、建物の中央奥に広がっています。もう一つは野外プールを囲む様に広がる庭園で、シービューのテラスなどを備えています。2つの庭園はそれぞれ往来可能で、6歳〜17歳までは、ペダル式のゴーカートを利用できます。

ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジの庭園

まるで熱帯植物園の様な「ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジ」の庭園には、約700種類もの植物が植えられています。公式ホテルの庭園では最大面積を誇る園内は、ホテルを囲むに様に4つのエリアに区分けされ、奥には美しいシービューも広がっています。また「ディズニーパイレーツ トレジャーハント」と呼ばれるイベントに参加すれば、海賊姿に扮したミッキーと宝探しを楽しむ事も可能です。

ディズニー・ハリウッド・ホテルの庭園

「ディズニー・ハリウッド・ホテル」の庭園には、まるでカリフォルニアディズニー周辺の様な景色が広がっています。有名なハリウッドサインではなく「ハリウッドホテルサイン」は絶好の記念撮影スポットです。夜には、子供向けの鑑賞会「ディズニー・ムービー・プレミア」が行われ、庭園内に設置された大型のスクリーンで「クラシックディズニー映画」を楽しむ事ができます。

公式ホテルの部屋を比較

宿泊ルームに関しては好みが分かれ易い部分かと思います。以下に「香港ディズニー公式ホテル」の各スタンダードルームをご紹介しますので比較ください。

香港ディズニーランド・ホテルのスタンダードルーム

香港ディズニーランド・ホテルのスタンダードルームの広さは「35 m²」あります。落ち着いた感じで高級感がありますね。他にも「デラックス・ルーム」「シービュー・ルーム」「キングダム･クラブ・ルーム」「キングダム･クラブ・スイート」「キングダム･クラブ・シンデレラ・スイート」「キングダム･クラブ アナと雪の女王スイート」など、部屋の選択肢は3つのホテルの中で一番多いです。

ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジのスタンダードルーム

ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジのスタンダードルームの広さは36 m²あります。木目調の家具と間接照明が落ち着いた雰囲気です。他には「デラックス・ルーム」「シービュー・ルーム」「アドベンチャラーズ・スイート」などがあり、バルコニー付きの有無でも料金が変わってきます。

ディズニー・ハリウッド・ホテルのスタンダードルーム

ディズニー・ハリウッド・ホテルのスタンダードルームの広さは28 m²あります。ポップな感じですが、それなりに高級感もあります。他には「デラックス・ルーム 」と「ハリウッド・スイート」の2部屋があります。

「スタンダードルーム」に関しては、各ホテルに大差はないかなと思います。もし「スタンダードルーム」への宿泊が前提なら、一番安い「ディズニー・ハリウッド・ホテル」で十分だと思います。

他方で、一生の思い出になる部屋に宿泊されたい方は、「香港ディズニーランド・ホテル」の【キングダム･クラブ】と名の付く部屋を選べば、そこはもうお城の一室です。

また「ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジ」の最高ランクの部屋【アドベンチャラーズ・スイート】も、遊び心溢れる高級別荘という感じの素晴らしい一室です。

公式ホテルのディズニーショップを比較

香港ディズニーの全ての公式ホテルは「ディズニーショップ」を併設しています。当然、商品ラインナップは「ディズニーランド」内の方が充実しておりますが、滞在ホテル内にあると、気軽に何度も足を運べて便利ですよね。

まずは各公式ホテル内にある「ディズニーショップ」内の写真をご覧ください。

香港ディズニーランド・ホテルのディズニーショップ

ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジのディズニーショップ

ディズニー・ハリウッド・ホテルのディズニーショップ

結論として、各公式ホテル内にある「ディズニーショップ」の品揃えや広さに大差はないです。どのショップでも「ダッフィー&フレンズ」のぬいぐるみをメインに販売しています。

香港ディズニーランドの公式ホテル内には、それぞれ複数のレストランがあり、どのホテルにも「朝食ビュッフェ」を提供するレストランは最低一つ以上あり、全てのレストランがファミリーフレンドリーです。ただし、どのレストランも日本語メニューには対応していません。

以下より、各公式ホテルのレストランをご紹介いたします。レストラン名をタップすると、各レストランの公式紹介ページが開きます。

香港ディズニーランド・ホテルのレストランを紹介

ホンコン・ディズニーランド・ホテルのレストランは以下の3種類で、キャラクターダイニングがあるのは「エンチャンテッド・ガーデン・レストラン」のみです。

• クリスタル・ロータス
• エンチャンテッド・ガーデン・レストラン
• ウォルト・カフェ

高級中華「クリスタル・ロータス」が提供する「ディズニー飲茶」は大人気です。

ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジのレストラン

ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジのレストランは以下の3種類です。

• ドラゴン・ウィンド
• ワールド・オブ・カラー・レストラン
• チャート・ルーム・カフェ

上記レストランのうち「チャート・ルーム・カフェ」以外はキャラクターダイニングがあります。

ディズニー・ハリウッド・ホテルのレストラン

ディズニー・ハリウッド・ホテルのレストランは以下の3種類です。

• インク＆プレート
• アーキビスト
• ハリウッド＆ダイン

「インク＆プレート」はインテリアデザインから食器、装飾品、メニューに至るまで、ディズニーキャラクターが取り入れられています。残念ながら、ディズニー・ハリウッド・ホテルでは「キャラクターダイニング」のサービスは行われていません。

宿泊しなくても各ホテルのレストラン利用は可能ですが、滞在ホテルに行きたいレストランがあると非常に便利です。多くのレストランが22時ごろまで営業しているので、ディズニーランドから戻ってきた際の夕食利用も可能です。

総合的には「香港ディズニーランド・ホテルのレストラン」が、店内の高級感や料理の質という面では、頭一つ抜けているイメージです。

記事の最後に、本記事内で比較した「香港ディズニーランド公式ホテル」の設備・サービス、料金などを比較表にまとめました。じっくりとご検討ください。

香港・ディズニーランド・ホテルの設備・サービス比較表

香港ディズニー公式ホテル サイト別の宿泊料金比較表

各サイトをタップすると販売ページに移動します。

【香港・ディズニーランド・ホテルの宿泊料金】

表はスワイプ(横スクロール)で全体表示可能です。

【ディズニーエクスプローラーズ・ロッジの宿泊料金】

表はスワイプ(横スクロール)で全体表示可能です。

【ディズニー・ハリウッド・ホテルの宿泊料金】

表はスワイプ(横スクロール)で全体表示可能です。

料金はスタンダードルームに2名で1泊した場合。

公式サイト以外の料金は各サイト独自の為替レートに基づく2023年11月7日時点での実販売価格。

公式サイトの料金は2023年11月7日時点の「1香港ドル = 19.21円」で計算。