ルーブル美術館 オーディオガイド(マルチメディアガイド)のレンタル方法

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ルーブル美術館 パリ

本記事では「ルーブル美術館」のオーディオガイド(マルチメディアガイド)のレンタル方法と受け取り方について詳しく解説致します。

ルーブル美術館のオーディオガイドについて

オーディオガイドとヘッドフォン

「ルーブル美術館」では、日本語対応のオーディオガイド(任天堂DS)の貸し出しを行っており、6€でレンタルする事ができます。

以前までは、レンタル時にパスポートを預ける必要があったのがネックでしたが、現在はパスポートを預ける必要がなくなり、非常に利用しやすくなりました。

ただし、機種には「任天堂DS」が使われており、時代遅れの旧式デジタル機器感は否めない感じです。

普段からスマートフォンの地図やアプリを活用している方は、使いずらいと感じると思います。実際に当サイトも、取材のためにレンタルはしますが、見学時はほぼ利用していません。

他方で、リアルタイムで日本語の作品解説が聞ける点に関しては非常に便利なので、人によっては有益なツールとなり得る可能性もあります。

一時期、スマートフォンのアプリで「ルーブル美術館の公式アプリ」が利用可能でしたが、現在は利用不可となっております。公式のオーディオガイドとして利用できるのは、現地で受け渡しが行われている任天堂DS版のオーディオガイドのみです。

オーディオガイドのレンタル方法

ルーブル美術館の「オーディオガイド」は「公式サイトでオンライン予約」するか「現地の自動券売機でレンタル券を購入」するかのいずれかでレンタルが可能です。

オーディオガイドの貸し出しが売り切れという事は、まずあり得ませんので、基本は予約なしで問題ないと思います。

オンライン予約した場合は、自動券売機に立ち寄る手間が省略できますので、見学開始までのフローは若干だけスムーズになります。

ただし、「事前予約」でも「当日レンタル」でも、現地ナポレオンホール内にある同じ「受け取りカウンター」でオーディオガイドを受け取るという点は同じです。

公式サイトで事前に予約する場合

ルーブル美術館の公式サイト」から事前予約される方は、予約ページトップの最初の項目の中から「Audio Guide booking」を選択の上で、予約を完了ください。

ルーブル美術館の公式サイト

現地では、予約完了後にダウンロードできる予約書と引き換えにオーディオガイドを受け取る流れになります。このオーディオガイドの予約は、通常のチケット予約とは別途で行う必要があります。

館内の自動券売機でレンタル券を購入する場合

現地の自動券売機でオーディオガイドのレンタル券を購入する場合は、館内「ナポレオンホール」の「チケット売り場」に設置してある「自動券売機」を利用します。

セキュリティチェックを受けて、ルーブル美術館内に入ったら「Tickets」の案内に従って移動します。

ナポレオンホール チケット売場の案内板

チケット売り場内に設置してある自動券売機で「マルチメディアガイド」を選択の上で、レンタル券を購入します。

自動券売機のチケット選択画面

表示言語が日本語じゃない場合は、日本語のマークをタッチすれば、言語の切り替えが可能です。

購入が完了すると、オーディオガイドの引き換え券(レンタル券)が発券されます。

オーディオガイドの引換券

後はこのレンタル券(引き換え券)を持って、受け取りカウンターでオーディオガイドを受け取るだけです。

オーディオガイドの受け取り方法

オーディオガイドの貸し出しカウンターは、ナポレオンホールからエスカレーターか階段を上がった展示翼(ドゥノン翼、シュリー翼、リシュリー翼)の入口付近にあります。下画像はドゥノン翼入口前のエスカレーターと階段です。

ドゥノン翼入口へと上がるエスカレーターと階段

下画像の赤丸と青丸で囲った所が、貸出しカウンターです。時間帯によっては無人のカウンターもありますが、青丸で囲った一番大きい「ドゥノン翼」の貸出カウンターなら、常に数人のスタッフがいるのでお勧めです。

ルーブル美術館 館内マップ

2023年12月訪問時点では「リシュリー翼」側のオーディオガイドレンタルカウンターがなくなっていたので、それ以外の展示翼入口でレンタルすれば間違いないです。

下の写真は、シュリー翼側のオーディオガイド貸出カウンターになります。

オーディオガイドの貸し出しカウンター

続いて、こちらがメインとなる「ドゥノン翼」側のオーディオガイドレンタルカウンターです。

ドゥノン翼側のオーディオガイドの貸し出しカウンター

このカウンターはナポレオンホールから「ドゥノン翼」の案内に沿って行けば、必ず通過する場所にあります。

ドゥノン翼側のオーディオガイドの貸し出しカウンター

以前までレンタル時に「パスポート」を預ける必要がありました。この点が非常にネックでしたが、2023年12月訪問時点で確認したところ、「パスポート」を預ける必要はなくなっていました。

現在、オーディオガイドレンタル時に必要なのは、現地で発券した「オーディオガイドレンタルのチケット」又は事前に入手した「予約書」のいずれかのみとなります。いずれかをカウンターで提示すればOKです。

オーディオガイド(任天堂DS)の表示言語は、予約時に予め指定するので、貸出しカウンターで受け取った時点で既に日本語に設定されています。予約なしで現地で引換券を買った場合は借りる際に「ジャパニーズ プリーズ」とお伝えください。

「任天堂DSのオーディオガイド」と共に、付箋のメモの様な受取証を渡されます。また、このタイミングで台帳な様な紙に、氏名の記載をローマ字で求められます。

任天堂DSのオーディオガイドと受取証

受け取った受取証は返却時に「任天堂DS」と一緒に提出する必要があるので、無くさない様にご注意ください。

以前まで「任天堂DSのオーディオガイド」は、GPS機能などかなり優秀でしたが、スマートフォンが普及した現在は、タッチパネルの反応速度も遅く感じますし、時代遅れ感は否めません。どうしても作品の解説をその場で聞きたい方以外は、オーディオガイドレンタルはお勧めしません。嵩張る上に地図機能などは表示も遅く、Googleマップに慣れている方はストレスを感じると思います。

オーディオガイドの返却方法

オーディオガイドの返却は簡単です。「ドゥノン翼」側にある貸し出しカウンターに行き「任天堂DS」と「ヘッドフォン」、更にレンタル時に渡された「受取証」をカウンターの係員に提示するだけです。

ルーブル美術館 ドゥノン翼 左手側のオーディオガイドレンタルカウンター

当サイトでの前回レンタル時は、自分でカウンター奥の透明ボックスに返却してくださいと指示されました。

ルーブル美術館 オーディオガイドの返却BOX

返却の対応は係員によって若干変わると思いますが、とにかく「任天堂DS」「ヘッドフォン」「受取証」を持って、ドゥノン翼側のカウンターに行けば大丈夫です。

「シュリー翼」にもレンタルカウンターがありますが、当サイト訪問時は「ドゥノン翼」のカウンターに返却してくれと指示されました。「シュリー翼」で返却できなかった場合は「ドゥノン翼」のカウンターに行けば間違いないです。その意味で、最初から「ドゥノン翼」のカウンターに返却するのが手っ取り早いかもしれないです。

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