「バトーパリジャン」の乗り場、乗り方、予約方法、ディナークルーズまで徹底解説【セーヌ川クルーズ】

パリ

本記事では、老舗で人気のセーヌ川クルーズ運行会社「バトーパリジャン」の乗り場や乗り方、チケット予約方法から運行情報まで徹底解説致します。

「バトーパリジャン」とは

セーヌ川クルーズの運行会社「バトーパリジャン」

「バトーパリジャン」は1956年に設立された老舗のセーヌ川クルーズ運行会社です。1年を通して「観光クルーズ」「ランチクルーズ」「ディナークルーズ」を運行しています。

数ある観光クルーズ会社の中でも、かなりの大型船を所有しており、1便で最大600名が乗船可能です。日本人利用者も多く、今現在、セーヌ川クルーズの運行会社探しでお悩みなら、この会社を選べば間違いないです。

乗り場が「エッフェル塔」の北側にあってアクセスしやすいので、「エッフェル塔観光」→「セーヌ川クルーズ」の順で旅程を組むとスムーズです。

「バトーパリジャン」については、以下の表をご覧頂いた方が理解が早いと思います。

バトーパリジャンの基本情報
運賃
(チケット料金)
16〜18€
運行時間10時〜22時30分頃発まで

運行時間は時期によって若干だけ変動します。
詳細は「バトーパリジャンの運行時間」の項参照

運行間隔30分〜45分
所要時間60〜70分

所要時間はセーヌ川を周遊して最初の乗り場に戻ってくるまでの時間です。

乗り場エッフェル塔北側にある
ポート・ド・ラ・ブルドネ(ブルドネ港)
(GoogleMap)
特徴
  • ゆったりした大型船
  • 乗り場がエッフェル塔に近いので利用しやすい
  • 1階席で無料の日本語オーディオガイドが聞ける(要イヤフォン)
  • 景色の見やすい円形の座席配置
  • 日本人の利用者は多い
公式HPBateaux Parisiens

「バトーパリジャン」の観光クルーズ船の座席は、2階席(テラス席)は景色が見やすく、1階席は座席間スペースが広く設けられています。

「バトーパリジャン」観光クルーズ船内の風景Image source by GET YOUR GIDE

観光クルーズ船とランチ・ディナークルーズの船は異なり、ディナークルーズなどはかなりお洒落な雰囲気で食事を楽しめます。

「バトーパリジャン」ディナークルーズの船内風景Image source by GET YOUR GIDE

当サイトでは、調査の都合上、複数のクルーズ船に乗りますが、プライベートで乗船するなら、この「バトーパリジャン」一択です。

「バトーパリジャン」の運行時間と運行間隔

「バトーパリジャン」は、毎日「10時〜22時30分頃発」まで「30分〜45分間隔」で運行しています。

ただし、シーズンや曜日によって、始発便が「10時30分発〜」となったり、最終便が「21時20分発まで」または「21時30分発まで」「22時発まで」となったりします。

また、営業時間中の運行間隔は基本的に「30分〜45分間隔」ですが、「13時発」と「19時30分発」の2便は通年運行されません。これにより、例えば、12時30分の便を逃してしまった場合などは、次の便が13時30分発となり、1時間以上の待ち時間が発生する事があります。

特に冬場などは、12時の次の発着便が13時15分となる事もあるのでご注意ください。

「バトーパリジャン」の運行スケジュール最新情報は「バトーパリジャンの時刻表PDF」にてご確認頂けます。

「バトーパリジャン」の所要時間

「バトーパリジャン」に乗船した場合の所要時間は1時間ほどです。

所要1時間ほどでセーヌ川の中心部を一周して元の場所に戻ってきます。途中下船はできませんのでご注意ください。

「バトーパリジャン」のチケット料金

「バトーパリジャン」のチケット料金は16〜18ユーロです。

これまで18ユーロでしたが、ライバル会社の値下げなどにより、現在は「16ユーロ」に割引してチケット販売を行っている様です。

「バトーパリジャン」チケットの予約・購入方法

「バトーバリジャン」のチケット予約・購入方法は、大きく3通りありますが、どの方法で予約(購入)した場合も同料金です。むしろ公式サイトを利用しない方がメリットは大きいです。以下、各概要をご確認ください。

  1. 公式サイトから予約する(英語・フランス語) 料金:€ 16

    バトーパリジャン公式HP

    バトーパリジャンのチケットは、英語ページとなりますが「公式HP」より事前に予約(購入)が可能です。予約手続き完了後は、乗船チケットがPDFファイルにて添付されてきます。ただし、予約手続きのステップで英語の住所入力などもあり、結構手間です。決済はクレジットカード利用が可能ですが「JCB」と「ダイナースカード」は利用できません。

  2. GET YOUR GIDEで予約する(日本語)料金:€ 16

    パリミュージアムパス

    結論を申し上げますが「バトーパリジャン」の乗船チケットは、ここで紹介する「GET YOUR GIDE」の「パリ:1時間のセーヌ川クルーズ」ページから予約するのが一番簡単です。表示言語が日本語なのはもちろん、料金も公式サイトと同額、更に24時間前まで無料キャンセル可能です。JCBのクレジットカード決済はもちろん、各種決済手段に対応しております。予約完了後は公式サイト予約時と同様に、プリントアウト用のチケットか、電子バウチャーをスマートフォンの端末上で表示しても利用できます。

  3. 乗り場付近の売り場で現地購入する(英語・フランス語)料金:€ 16

    GET YOUR GIDE バトーパリジャンのチケット予約ページ

    「バトパリージャン」の乗船チケットは、乗り場付近に設置されている「有人の販売窓口」や「自動券売機」でも購入が可能です。ただし、販売窓口には行列が出来ている事もありますし、タイミングによって次発の船に乗り遅れる可能性があります。やむない場合は仕方ありませんが、現地購入するメリットはありません。直前のクルーズ船を逃すと、最低でも30分の待機を余儀なくされますし、チケット購入列に40分以上並ぶ事もあります。

おすすめのチケット予約方法は?

上でご紹介した3つの予約・購入方法のうち、お勧めは言わずもがな「GET YOUR GIDE」経由でのオンライン予約(購入)ですが、「ルーブル美術館の入場予約」と「バトーパリジャンの乗船」がセットになったチケットも人気が高いです。

GET YOUR GIDE  - パリ:ルーブル美術館入場券とセーヌ川クルーズページ

▶︎ パリ:ルーブル美術館入場券とセーヌ川クルーズページへ(GET YOUR GIDE)

「バトーパリジャン」の運行ルート

「バトーパリジャン」の運行は、「エッフェル塔の北側」から出発し、反時計回りに「シテ島」などを通過して同じ場所に戻ってきます。通過する主要なモニュメントは以下の通りです。

  • エッフェル塔北側(乗降者地点)
  • アンヴァリッド
  • オルセー美術館
  • シテ島
  • ノートルダム大聖堂
  • パリ市庁舎
  • ルーヴル美術館
  • コンコルド広場
  • グラン パレ
  • エッフェル塔北側(乗降者地点)

観光クルーズ船は「周遊」が基本になるので途中下船はできません。一周して同じ場所に戻ってきます。

地図上で運行ルートを確認したい方は「GET YOUR GIDE」の「パリ:1時間のセーヌ川クルーズページ」の「アクティビティの内容」に分かりやすい地図が掲載されているので確認してみてください。

GET YOUR GIDE「バトーパリジャン」観光クルーズの運行ルート

「バトーパリジャン」の乗り場と地図

「バトーパリジャン」の乗り場は「エッフェル塔」北側にある3番桟橋の「ポート・ド・ラ・ブルドネ」から乗船できます。

電車でのアクセスは、RER C線の「ポン・ドゥ・アルマ駅(Pont de l'Alma)」から徒歩8分ほど、または地下鉄ライン6番の「ビルアケム駅(Bir-Hakeim)」から徒歩14分程です。「エッフェル塔」観光後に乗船する場合などは、エッフェル塔の北側(北西側)出口から向かえば、徒歩5分でアクセスできるので効率が良いです。

下画像は「セーヌ川」沿いにある「バトーパリジャン」の乗り場案内板です。

セーヌ川沿いにある「バトーパリジャン」の案内板

この案内板が見える位置から階段を降りて、セーヌ川沿いの乗り場にアクセスします。

セーヌ川沿いにある「バトーパリジャン」の乗り場

川沿いに複数の乗り場があり「ランチ or ディナークルーズ」や「観光クルーズ」などで乗り場が分かれていますが、観光クルーズは3番、「ランチ or ディナークルーズ」は5番か7番になります。

「バトーパリジャン」観光クルーズとランチ・ディナークルーズ乗り場の詳細地図

「バトーパリジャン」の乗り方

前項で触れた様に「バトーパリジャン」の「観光クルーズ」は3番乗り場、「ランチ・ディナークルーズ」は5番か7番になります。

観光クルーズの乗り方

「バトーパリジャン」観光クルーズとランチ・ディナークルーズ乗り場の詳細地図

観光クルーズ乗り場である「3番」には「3.1」と「3.2」がありますが、個人旅行の方は「3.1」から乗船する形になります。

「バトーパリジャン」観光クルーズの乗り場「3-1」

「BOADING INDIVIDUALS WITH TICKET(個人チケット保有者の乗り場)」と記載されています。

乗り場の案内板を見つけたら、その先のレーンを進み、奥の係員にチケットを提示して船に乗り込めば、観光クルーズ参加の準備完了です。

「バトーパリジャン」観光クルーズの乗り場と係員(スタッフ)

チケットは、プリントアウトしたものを提示しても、スマートフォンの画面上で提示しても問題ありません。これは「公式サイト」で予約した場合も「GET YOUR GIDE」で予約した場合も同様です。

乗船は、予約時に指定した「乗船日」の営業時間内であれば、船が乗り場に到着する好きなタイミングで可能です。

乗船後、船内の座席は自由席ですので、お好きな席に座ってください。2階席と1階席があります。

「バトーパリジャン」の観光クルーズ船

2階はテラス席となっているので、冬場はかなり寒いですが景観は抜群です。ご自身のニーズに応じて選択ください。

ランチ・ディナークルーズの乗り方

「バトーパリジャン」観光クルーズとランチ・ディナークルーズ乗り場の詳細地図

「ランチ・ディナークルーズ」の乗り場は5番か7番になり、乗り場は「観光クルーズ乗り場」より奥にあります。

セーヌ川沿いに降りたら、川を左手にして奧に歩いて行きます。

エッフェル塔の北側「バトーパリジャン」の乗船場所

数メートル進むと、左手側に2番乗り場が見えてきます。

エッフェル塔の北側「バトーパリジャン」の乗船場所

食器のマークが紛らわしいですが、ここは「ランチ・ディナークルーズの乗り場」ではありませんので、通過してください。

更に奥まで進んで行くと「ランチ・ディナークルーズの案内板」が見えてきます。

「バトーパリジャン」の乗船場所 - ランチ・ディナークルーズの案内板

この案内板は時間帯に応じて、5番か7番の乗り場前に設置されています。

各時間帯に運行される「バトーパリジャン」の「ランチ・ディナークルーズ」は一便のみなので、案内板がある位置で船に乗り込めばOKです。

「バトーパリジャン」のランチ・ディナークルーズの乗船場所

入口付近に係員(スタッフ)がいる場合は、そこで予約書を提示してください。プリントアウトした紙の予約書でも、スマートフォンの画面上で提示できる「電子の予約書(モバイルバウチャー)」でも問題ありません。

「ランチ・ディナークルーズ」の場合、座席位置がおおよそ決まっていますので、不明な場合はスタッフに予約書を見せて確認ください。

座席に着いたら、あとは思う存分、パリの景観と食事を楽しんでください。

「バトーパリジャン」の
ランチ・ディナークルーズを紹介

「バトーパリジャン」ランチ・ディナークルーズの船内風景Image source by GET YOUR GIDE

年齢問わず楽しめる安定のセーヌ川クルーズ運行会社「バトーパリジャン」では、時間帯別に3種類の食事付きクルーズを運行しています。各クルーズの概要は以下の通りです。

バトーパリジャンのランチ・ディナークルーズ比較表

ランチ
クルーズ
ディナー
クルーズ
(午後6時15分発)
ディナー
クルーズ
(午後8時30分発)
料金
(€=ユーロ)

75115

95149

115215

運行時間

12:45〜14:45
(所要120分)

18:15〜20:30
(所要75分)

20:30〜23:00
(所要150分)

食事

3~4コースのランチ
(ドリンク付き)

3~4コースのディナー
(ドリンク付き)

3~4コースのディナー
(ドリンク付き)

生演奏

×

×

ドレスコード

カジュアル

カジュアル

フォーマル
(スマートカジュアル)

発着場所

エッフェル塔北側にある
ポート・ド・ラ・ブルドネ(ブルドネ港)
(GoogleMap)

詳細は「「バトーパリジャン」の乗り場と地図」の項で紹介

料金は座席位置やコース内容によって記載の範囲で変動します。

20:30〜のクルーズではフォーマルな服装を心がけてください。ジーンズ、スポートサンダル、ショートパンツなどはNGです。

雰囲気重視で夜のパリを満喫したい方は「午後8時30分発のディナークルーズ」がお勧めです。

以下は、各食事付きクルーズごとの概要になります。リンク先は公式サイトと同料金で日本語ページから予約できる「GET YOUR GIDE」のページを案内しています。

セーヌ川 ランチクルーズの概要 - 料金、座席など

GET YOUR GIDE - セーヌ川 ランチクルーズページ

  • 料金:75〜115ユーロ
  • 12:45〜14:45での運行
  • 2時間のクルーズ
  • 3~4コースのランチ(ドリンク付き)
  • エッフェル塔北側の乗り場に発着
  • ドレスコード:カジュアル

▶︎ パリ: 2時間 セーヌ川 ランチクルーズページへ(GET YOUR GIDE)

ランチクルーズ 座席クラス別の料金

  • 後方エリアの通路側席(75ユーロ )
    公式サイトだと「ETOILE SERVICE」、GET YOUR GIDEだと「セルヴィス エトワール」がこのランクに該当します。
  • 中央〜後方エリアの窓際席(95ユーロ)
    公式サイトだと「PRIVILEGE SERVICE」、GET YOUR GIDEだと「セルヴィス プリヴィレージュ」がこのランクに該当します。
  • 先頭エリアの円卓 窓際席(115ユーロ)
    公式サイトだと「PREMIER SERVICE」、GET YOUR GIDEだと「セルヴィス プルミエ」がこのランクに該当します。

「バトーパリジャン」クラス別座席図

午後6時15分発のセーヌ川ディナー クルーズの概要 - 料金、座席など

GET YOUR GIDE - 午後 6 時 15 分発のセーヌ川ディナー クルーズ

  • 料金:95〜149ユーロ
  • 18:15〜20:30での運行
  • 75分間のクルーズ
  • 3~4コースのディナー(ドリンク付き)
  • エッフェル塔北側の乗り場に発着
  • ドレスコード:カジュアル

▶︎ パリ:午後6時15分発のセーヌ川ディナー クルーズページへ(GET YOUR GIDE)

6時15分発のディナー クルーズ 座席クラス別の料金

  • 後方エリアの通路側席(95ユーロ )
    公式サイトだと「ETOILE SERVICE」、GET YOUR GIDEだと「中央ボートテーブル席」がこのランクに該当します。
  • 中央〜後方エリアの窓際席(125ユーロ)
    公式サイトだと「PRIVILEGE SERVICE」、GET YOUR GIDEだと「窓側のテーブル席」がこのランクに該当します。
  • 先頭エリアの円卓 窓際席(149ユーロ)
    公式サイトだと「PREMIER SERVICE」、GET YOUR GIDEだと「フロントボートテーブル席」がこのランクに該当します。

「バトーパリジャン」クラス別座席図

午後8時30分発のセーヌ川ディナー クルーズの概要 - 料金、座席など

GET YOUR GIDE - 午後8時30分発のセーヌ川ディナー クルーズ

  • 料金:115〜215ユーロ
  • 20:30〜23:00での運行
  • 2時間30分のクルーズ
  • 3~4コースのディナー(ドリンク付き)
  • 料理は追加で様々なオプション選択が可能)
  • 船上での生演奏あり
  • エッフェル塔北側の乗り場に発着
  • ドレスコード:フォーマル(スマートカジュアル)

▶︎ パリ:午後8時30分発のセーヌ川ディナー クルーズページへ(GET YOUR GIDE)

8時15分発のディナー クルーズ 座席クラス別の料金

  • 後方エリアの通路側席(119ユーロ )
    公式サイトだと「ETOILE SERVICE」、GET YOUR GIDEだと「エトワール」コースがこのランクに該当します。
  • 中央〜後方エリアの通路側席(139ユーロ )
    公式サイトだと「DECOUVERTE SERVICE」、GET YOUR GIDEだと「デクベルト」コースがこのランクに該当します。
  • 中央〜後方エリアの窓際席(185ユーロ)
    公式サイトだと「PRIVILEGE SERVICE」、GET YOUR GIDEだと「プリビレッジ」コースがこのランクに該当します。
  • 先頭エリアの円卓 窓際席(215ユーロ)
    公式サイトだと「PREMIER SERVICE」、GET YOUR GIDEだと「プレミア」コースがこのランクに該当します。

「バトーパリジャン」クラス別座席図2

上記では、英語が苦手な方向けに、公式サイトと同料金で予約できる「GET YOUR GIDE」のページを案内しましたが、公式サイト(英語ページ)からも、ランチ・ディナークルーズの内容確認や予約ができます。英語が得意な方などは、以下よりアクセスください。

▶︎ バトーパリジャン公式HP - RESTAURANT CRUISES

いずれにせよ、食事付きクルーズへの参加は事前予約が基本となりますので、必ず「公式HP」か「Tiqets」で予約の上で訪問ください。

バトーパリジャンの乗り場について

「バトーパリジャン」の場合、どのクルーズに参加する場合も集合場所(乗り場)は、エッフェル塔北側の「ポート・ド・ラ・ブルドネ(ブルドネ港)」になります。

ランチ・ディナークルーズの船内風景

「バトーパリジャン」ランチ・ディナークルーズ船

「バトーパリジャン」の「ランチ・ディナークルーズ船」は「観光クルーズ船」とは異なり、2階のテラス席がありません。基本的には、窓越しから景色を楽しむ形になりますが、船尾から外に出れば、生の景色を楽しむ事も可能です。

「バトーパリジャン」船尾のテラスエリア

ただし、下写真の通り、船内はラグジュアリーでお洒落な雰囲気なので、船内にいるだけで十分に素敵な時間を過ごせます。

ディナークルーズの船内

「バトーパリジャン」ディナークルーズの船内風景Image source by GET YOUR GIDE

ランチークルーズの船内

「バトーパリジャン」ランチクルーズの船内風景Image source by GET YOUR GIDE

ドレスコードについて

セーヌ側のディナークルーズでは、どの会社も「ドレスコード」を設けており「バトーパリジャン」も同様です。

ただし、そこまで服装に厳しい訳ではなく、公式HPに記載されているのは、以下の一文のみです。

《20時30分出発のディナークルーズのドレスコードは「フォーマル(スマートカジュアル)」です。ジーンズ、スポーツシューズ、スポーツウェア、ショート パンツ、帽子は不可となります》

上記の一文から判断する限り「20時30分出発のディナークルーズ」に参加される方は、襟付きのシャツやジャケットにジーンズ以外のチノパンツなどを合わせれば問題ないと思います。「スマートカジュアル」が分からない方は、グーグルの画像検索で「スマートカジュアル」を検索してみてください。

残りの「18時15分出発のディナークルーズ」と「ランチクルーズ」では、特にドレスコードの指定はないので「カジュアル」な服装(ジーンズOK)で問題ありません。ただし「ショートパンツ」や「タンクトップ」はNGです。

「バトーパリジャン」と「バトームッシュ」の違い

セーヌ川クルーズ船「バトーパリジャン」と「バトームッシュ」

パリのセーヌ川クルーズの運行会社には、本記事で紹介している「バトーパリジャン」の他に「バトームッシュ」という会社もあります。

どちらも人気の老舗運行会社である事や、名前が似ている事などから、多くの方がこの2社の違いについて検索されている様です。

共に歴史ある安心のクルーズ運行会社で、スタート地点と進行方向は異なりますが、通過ルートは同じです。乗船して見える景色に差はありません。2社の比較に関しては、以下の表を参考にしてください。

表はスワイプ(横スクロール)で全体表示可能です。

運行会社料金
(€=ユーロ)
運行間隔乗船場所特徴
バトー・
パリジャン
16〜18€30分〜45分エッフェル塔北側にある
ポート・ド・ラ・ブルドネ(ブルドネ港)
(GoogleMap)
  • ゆったりした大型船
  • 乗り場がエッフェル塔に近いので利用しやすい
  • 1階席で無料の日本語オーディオガイドが聞ける(用イヤフォン)
  • 景色の見やすい円形の座席配置
  • 日本人の利用者は多い
バトー・
ムッシュ
15€30分〜45分「アルマ橋」の東側
(GoogleMap)
  • ゆったりした大型船
  • 乗り場が主要スポットから若干だけ離れている
  • 全体的に窮屈な座席配置
  • 日本人の利用者は多い

2社の運行内容を比較すると、細かい部分に違いはありますが、片方に乗船して後悔するほどの違いはないと思います。

ただし、当サイトでは「乗り場の立地の良さ」と「船内からの景色の見易さ」の2点から、「バトーパリジャン」の観光クルーズ利用をお勧めしております。

他方で、1ユーロでも安く乗船されたい方は「バトームッシュ」がお勧めです。

当記事では「バトーパリジャン」をメインに開設しましたが、「バトームッシュ」について詳しく知りたい方は、「Tiqets」という日本語サイトの「バトー・ムーシュによるセーヌ川クルーズのチケット」ページなどを参考にしてください。予約も公式サイトと同料金で可能です。

日本語のオーディオガイドについて

「バトーパリジャン 観光クルーズ船」のサービスの一つ「オーディオガイド」は、「船内1階」でみ「日本語解説」を利用する事ができます。

2階のテラス席を利用しようとお考えの方は「日本語解説」は聞けませんので、ご注意ください。日本語解説を聞きながらクルーズを楽しみたい方は、船内1階の席を利用してください。また、イヤフォンやヘッドフォンの貸し出しはありませんので、持参が必要です。

無料で利用できる専用アプリのオーディオガイド解説は、2階のテラス席でも利用できますが、日本語には対応していません。

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