ルーブル美術館 チケット予約・購入方法を徹底解説【パリ】
本記事ではこれから「ルーブル美術館」へ観光をお考えの方に向けて「ルーブル美術館のチケット予約方法」について詳しく解説致します。
2024年の最新情報
2025年度3月分までのチケット予約枠販売中現在「ルーブル美術館」のチケットは「公式サイト(英語)」にて、2025年3月上旬頃までの予約が可能です(11月19日確認時点)。
ルーブル美術館とは
パリ中心部に位置する「ルーブル美術館」は、世界一有名な絵画「モナ・リザ」を所蔵する美術館として知られ、年間来場者数は700〜800万人にも上ります。
館内の美術品は絵画を中心に8セクション(項目)に分類され、随時約35,000点(所蔵は30万点以上)もの作品が展示されています。総面積6万600平方メートルの展示エリアは、3日あっても回りきれない広さです。
パリ屈指のこの人気スポットに予約なしで来館すると、1〜2時間待ちならマシな方で、当日に入場できない事も普通にあり得ます。公式サイト上でも事前のチケット予約が強く推奨されています。
ルーブル美術館の基本情報
営業時間 |
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休館日 | 毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日 |
入場料金 | 22 €(現地・オンライン予約) 18歳未満の方は入場無料(要予約)です。 7月と8月を除く毎月第1金曜日の午後6時以降は訪問者全員が入場無料。 |
所蔵作品数 | 30万点以上(うち展示作品 約35,000点) |
有名作品 | モナリザ、岩窟の聖母、ミロのヴィーナス、サモトラケノのニケ、ハムラビ法典、民衆を導く自由の女神など |
所要時間 | 3時間〜 |
最寄駅とアクセス | パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーブル駅から徒歩5分 |
その他 |
2024年7月1日〜9月8日の期間は事前予約が必須となりますのでご注意ください。 |
ルーブル美術館のチケット予約方法
「ルーブル美術館のチケット予約・購入方法」には、大きく以下の4通りの方法があります。
ルーブル美術館の公式サイトで予約する(英語・イタリア語) 料金:22€
オプショナルツアーサイトから予約する(日本語)料金:25€
現地で当日券を購入する(英語・フランス語)料金:22€
パリ ミュージアムパスを利用して予約する(英語・フランス語) 料金:€70〜110
ルーブル美術館の正規料金は22ユーロで、日本語ページのサイトから予約すると若干の手数料が発生します。以下より各チケット予約・購入方法の概要をご紹介します。
① 公式サイトでオンライン予約する(英語・イタリア語)
ルーブル美術館の入場チケットは「公式ページ(英語)」経由での予約が王道ルートとなります。
オンラインでは公式サイトが、正規料金でチケット予約できる唯一の方法で、2ヶ月先の末日まで日時指定の上で、チケット予約が可能です。
事前予約さえしておけば、指定した時間の遅くとも30分以内には、チケット予約者の優先レーンから確実に入場できます。英語ページに抵抗が無ければ、この方法で予約するのが最もお勧めですが「JCBのクレジットカード」は利用できません。
オンラインでのチケット予約方法については次項の「① 公式サイトでのチケット予約方法」にて、詳しく解説致します。
② オプショナルツアーサイトで予約する(日本語)
日本語ページから手軽に予約したい方にお勧めなのが「GET YOUR GIDE」というサイトの「パリ:ルーヴル美術館 時間指定制入場券ページ」です。「ルーブル美術館の公式認定チケット販売サイト」として、実際に日本の多くの方が、このサイト経由で「ルーブル美術館のチケット」を予約を行っています。
手配手数料もわずか3ユーロ(総額25ユーロ)と最安で、予約完了後は公式サイトと全く同じチケットがPDFファイルでダウンロードできます。見学当日も公式サイトで予約した場合と同様の経路で優先入場できます。
手数料の3ユーロは日本語への翻訳料金だと思えば安いもんですね。公式サイトで予約に空きがない場合も、GET YOUR GIDEで空きがあるケースも多くあり、JCBのクレジットカード利用も可能です。
GET YOUR GIDEのサイトは日本語ページなので、画面の案内に沿っていけば予約を完了できますが、予約手順の詳細は、本記事内の「② オプショナルツアーサイトから予約する方法(日本語)」の項で、詳しく解説致しております。
GET YOUR GIDEが売り切れの場合は「Tiqets」の利用がお勧め!
ルーブル美術館のチケットを日本語で購入する場合は「GET YOUR GIDE」が絶対的にお勧めですが、利用者の増加により売り切れの日付が多くなっています。売り切れや該当ページが表示されない場合は、同価格の25ユーロで販売を行なっている「Tiqets」というサイトの「ルーブル美術館:Eチケット」ページから予約すれば間違いです。このサイトも、多くの日本の方が「ルーブル美術館」のチケット予約に利用しているので、安心してお勧めできます。
③ 現地で当日券を購入する(英語・イタリア語)
「ルーブル美術館」では事前のオンラインチケット予約が強く推奨されてはいますが、当日券を購入して館内を見学する事も可能です。
ただし、チケット予約者が30分以内に入場できるのに対して、当日券購入者は、朝一番で並ぶか、1〜2時間待ちを覚悟で行列に並ぶ必要があります。「タイムパフォーマンス」的には非常に効率が悪いです。
以前まで予約手数料がかからない分、オンライン予約よりも若干だけ安く購入できるというメリットもありましたが、現在はオンライン予約も現地購入も一律同額となっています。当サイト的にも絶対にお勧めできないチケット入手方法です。
このチケット入手方法については「③ 現地で当日券を購入する方法」にて詳しく解説しております。
パリ ミュージアムパスを利用して予約する方法(英語・フランス語)
パリの対象美術館や観光スポット50カ所以上で利用できる「パリミュージアムパス」を購入(利用)予定の方は、このパスの入場特典を利用して「ルーブル美術館」に優先入場する事が可能です。パリミュージアムパス」を購入予定の方は、この無料予約枠を利用しない手はありません。
ただし「ルーブル美術館」の入場に「パリミュージアムパス」を利用する場合も、必ず公式サイトで予約手続き(無料)が必要となります。
また、以前まで予約にはパリミュージアムパスのシリアル番号が必要でしたが、現在はシリアル番号入力が廃止されています。この変更に伴い、先にパリミュージアムパスの無料枠予約を「ルーブル美術館の公式HP」で行い、後で「パリミュージアムパス」を購入する事も可能となりました。
予約方法の詳細は、本記事内の「④ パリ ミュージアムパスを利用して予約する方法」にて詳しく解説しております。
① 公式サイトでのチケット予約方法
本項では、ルーブル美術館のチケット予約ページからオンラインでチケット予約をする方法を解説いたします。
普段からスマートフォンやパソコンの操作に慣れている方なら所要10~15分ほどあれば予約を完了できると思います。予約の流れは以下の通りです。
公式サイトにアクセス
表示言語の変更
チケットの選択
予約日時・購入枚数の選択
予約内容の確認
アカウント登録
お支払い情報の入力
チケットのダウンロード
予約時にクレジットカードが必要となりますので、お手元にご準備ください。「VISA」と「MasterCard」が利用可能です。「JCB」には対応しておりません。
また、英語での住所記入も必要となりますので、当サイトの「日本語住所を英語住所に簡単変換できるツール」で、予めご住所を英語変換してコピペしてどこかに保存しておくと、チケット購入をスムーズに行えます。
まずは「ルーブル美術館のチケット予約ページ」にアクセスしてください。
① 表示言語の変更
「公式チケット予約ページ」に初訪問、もしくは久しぶりに訪問された方は、以下の様な画面が表示されます。
これは欧州の法律で表示が義務付けられている同意項目です。「Tout accepter(全てを受け入れる)」もしくは「Accept all(全て受け入れる)」をタップして、表示を消してください。
続いて、表示言語がフランス語になっている場合は、「英語」に変更します。すでに英語になっている場合は「② チケットの選択」に進んでください。
ページ右上の緑色の背景で白文字のボタン「① Select language ▶︎」をタップ(指でタッチ)すると、メニューの中に「② English」という項目が表示されるので、「English」をタップして、表示言語を英語に切り替えてください。残念ながら日本語はありません。
② チケットの選択
表示言語が英語に切り替わったら、購入するチケットを選択します。
通常の入場チケットは一番上の「Individual tickets for the Museum」になりますので、赤色枠の範囲をタップして選択ください。
③ 予約日時・購入枚数の選択
チケットの種類を選択後、カレンダーが表示されているので、ルーブルに訪問したい日付を直接タップして選択ください。
グレー背景に緑字の日付けのみが選択可能です。
日付を選択すると、「② 予約時間の選択項目」が表示されます。
訪問したい時間帯をタップして選択します。 午前9時から30分単位で入場時間を選択する事ができます。火曜は休館日のため予約できません。
続いて、「③ チケット枚数の選択項目」で、予約枚数(チケット枚数)を選択してください。一度に最大6枚まで予約する事ができます。
通常は「General admission(一般大人)」か「Under18s(18才未満)」から予約枚数を選択する形となります。18才未満の方は入場無料ですが、予約チケットは必要なので、必ず人数分のチケットを選択してください。
①〜③の項目の選択が完了したら、ページを最下部あたりまでスクロールし、④の「Confirm」ボタンをタップして、予約内容の確認画面に進んでください。
④ 予約内容の確認
予約内容の確認ページ(下画像)が表示されたら、内容を確認していきます。
さっと確認して問題なければ「⑥ 規約に同意」にチェックを入れて、ページ下部の「⑦ 確認&注文ボタン(Confirm your order)」をタップします。
参考までに、確認ページの各項目の概要は以下になります。
①「チケットの種類」「Individual tickets for the Museum(一般入場チケット)」が選択されていればOKです。
②「予約日時」選択した予約日時が表示されています。画像の例だと2022年4月22日 AM11時30分が選択されています。
③「予約枚数」選択した予約枚数が表示されています。このページでも予約枚数の変更は可能です。
④「チケット受け取り方法」ここは自動で「Print at Home」が選択されます。
⑤「お支払いの総額」お支払い金額の総額が表示されています。一般入場チケット1枚なら22€です。
また、「 ◽︎ I support the Louvre by donating」というチェック項目がありますが、これは寄付金(2€)の募集になるので、寄付をしない方は、◽︎にチェックを入れない様にしてください。
⑤ アカウント登録
確認ページから次のページに移動すると、いきなり「ログイン」を求められます。しかし、ほとんどの方がアカウント登録をしてないと思いますので、ページ下方(パソコンの方はページ右側)の「Sign up」というリンクをタップして、アカウント登録に進んでください。チケット予約する上で必須のステップとなります。
アカウント登録ページに移動したら、「* 」の付いた必要項目の入力と選択を行い、アカウント登録を完了して行きます。
①「Title」敬称を選択します。男性は「Mr.」、女性は「Ms.」を選択してください。
②「Last name」予約者の苗字をローマ字で入力してください。大文字でも小文字でも問題ありません。
③「First name」予約者の名前をローマ字で入力してください。
④「Email」メールアドレスを入力します。このメールアドレスにEチケットをダウンロードするためのメールと、支払い完了メールが届きます。
⑤「Confirm Email」確認のため、④で入力した「メールアドレス」を再度入力します。コピペはできません。④と⑤のメールアドレスが一致しないとアカウント登録を完了できません。
⑥「Address」都道府県以降の住所を入力します。東京都新宿区なら、新宿区以降の住所を入力します。例えば、新宿区歌舞伎町4-24-5なら「4-24-5, Kabukicho, Shinjuku Ku」の様に入力します。
⑦「Zip Code」郵便番号を「-(ハイフン)」なしで入力してください。
⑧「City」都道府県名をローマ字表記で入力してください。
⑨「Country」現住所の国名を選択してください。日本なら「Japan」を選択します。
⑩「I accept the terms and conditions」規約への同意を求めるチェックボックスです。◽︎にチェックを入れて同意してください。同意しないとアカウント員登録はできません。
⑪「Password」ログイン時に使用するパスワードを半角英数字で入力してください。※パスワードの形式に指定はありませんが、極端に短すぎるとアカウント登録ができない様です。エラーが出て次のステップに進めない場合は、「12k34567」の様に、アルファベットと数字を混ぜて最低8桁ぐらいで入力してみてください。
⑫「Confirm password」確認用のパスワードを入力します。⑪で入力したパスワードと全く同じパスワードを入力してください。⑪と⑫のパスワードが一致しないとアカウント登録は完了できません。
⑬「Click to start veriication」予約者がロボットでない事を認証する確認項目です。「Click to start veriication」のボタンをタップして「I am human(私は人間です)」と表示されればOKです。
⑭「Proceed to payment」①〜⑬で入力・選択した内容に問題がなければ、このボタンをタップして次のステップに進んでください。
「Proceed to payment」をタップすると、敬称と氏名の入力を求められるので、実際にルーブルに入場する方の「① Title(敬称)」「② Last name(苗字)」「③ First name(名前)」を必ず予約する人数分だけ入力・選択してください。当日はここで入力した氏名と入場者が一致している必要があります。
①〜③までの選択と入力が完了したら、ページ下部の「Payment」のボタンをタップしてください。ページが切り替わり、お支払い情報の入力画面に移動します。
⑥ お支払い情報の入力
お支払い情報の入力ページに移動したら、まず利用するカード会社を選択します。残念ながらJCBは利用できません。
お好きなカード会社の左側の○にチェックを入れたら、その下の「Make the payment」をタップします。
続いて、利用するカードの情報を入力・選択していきます。カード番号とカードの有効期限、セキュリティコードの3項目を入力して行きます。
①「カード番号(Card number)」クレジットカードの番号を入力します。
②「カード有効期限(Expiration date)」クレジットカードの有効期限を選択します。左側が「月」、右側が「年」になります。
③「セキュリティコード(Cryptogram: the last 3 digits on …)」セキュリティコードの入力欄です。クレジットカードの裏面に記載されている3桁の数字を入力します。
①〜③の入力・選択内容に間違いがなければ、最後に「Validate」をタップしてください。ボタンを押すと、カード会社毎の決済ページに移動するので、完全にお支払いを完了してください。
⑦ チケットのダウンロード
クレジットカード決済が正常に完了すると、「Summary」というタイトルのページ(下画像)に移動します。
このページが表示されていれば「ルーブル美術館のチケット予約」は完了です。ページを下方にスクロールして「予約書(本チケット)」をダウンロードします。
プリントアウト用の予約書(本チケット)をダウンロードする場合は「Download your tickets to print」ボタンをタップ、モバイル用の予約書(本チケット)をダウンロードする場合は「Your Mobile-tickets」をタップしてください。
また、同時にアカウント登録時に登録したメールアドレス宛にも、件名「EPML DE INTERNET: Payment ticket」と「Musée du Louvre - E-ticket booking confirmation」という2通のメールが届きます。
このうち、件名「Musée du Louvre - E-ticket booking confirmation」のメール本文内(画像下)には、予約完了ページでダウンロードできるチケット(予約書)と同じチケットをダウンロードできるリンクがあります。
予約完了ページを閉じてしまった後でも、このメール内のリンクをタップすれば、いつでも何度でもチケットのダウンロードが可能です。ただし、予約日を過ぎたチケットはダウンロードできなくなります。
チケット予約完了後にダウンロードできる予約書(本チケット)が以下になります。
プリントアウト用の予約書(本チケット)
ルーブル美術館の観光当日は、この予約書をプリントアウトの上で入口で提示したり、自動検札機にチケットのQRコード部分をスキャンして利用します。
プリントアウト用の予約書利用時の注意事項
ルーブル美術館の公式サイトでは、プリントアウトして予約書を利用する際に、以下の2点を注意事項として記載しています。
- チケットは、白いA4用紙にて印刷する必要があります。
- 部分的に印刷されてない箇所がある、汚れている、破れている、文字やQRコード部分が判読できないチケットは無効となります。
基本的には、一般的な家庭用プリンターを利用して、A4サイズで普通に印刷して持参すれば、まず問題ないです。過度に心配する必要はありませんが、不安な方は、モバイル用チケット(スマートフォンの画面で提示可能なチケット)も合わせて持参すれば間違い無いです。
モバイル用の予約書(本チケット)
モバイル用の予約書(本チケット)は、スマートフォンの画面上で提示して利用できます。
チケットの有効期限は表示されている「予約時間」から30分間(30分後まで)なので、9時に予約した場合は、遅くとも9時30分までには、ルーブル美術館に入場する必要があります。この場合は余裕を持って、遅くとも8時50分ぐらいまでには、予約者の入場列前で待機している事をお勧めします。
観光当日の入場から見学開始までの流れについては、本記事内の「チケット予約者の入口と入場の流れ」の項を参考にしてください。
予約日時と予約者名の変更方法
ルーブル美術館のチケットは購入経路に関わらず一切のキャンセルはできませんが、公式サイトで購入した場合に限り「予約日時の変更」と「予約者名の変更」は(予約日前日の午前0時まで)可能です。
「予約日時」または「予約者名」の変更を行うには、登録済みアカウントでのログインが必要です(ログイン済みの方は不要です。)。まずは、こちらの「ログインページ」にアクセスしてください。
ログインページにアクセスしたら、チケット予約時に設定した「メールアドレス」と「パスワード」を入力の上でログインしてください。
ログイン完了後、ページの右上の部分にご自身のお名前がローマ字表記されている箇所をタップします。
続けて表示されるメニューから「My orders」をタップします。
ログイン後のページ遷移の不具合
現在「ログインページ」からログインすると、一度トップページに戻ってしまう不具合がある様です。この点を踏まえ「ログインページ」から「メールアドレス」と「パスワード」でログインした後に、一度そのタブを閉じて、再度「ログインページ」にアクセスしてください。
タブを閉じてアクセスし直す事で「アカウントページ」のトップに移動できます。後はメニューから「My orders」をタップして日時変更を進めてください。手順はこれ以下の文章で説明しています。
ページが切り替わったら「Date of purchase:」の下に表示されている日付を直接タップして、チケット購入日に変更の上「Search」ボタンタップします。チケット予約日ではなく、実際にチケットを購入した日付を選択します。
日付は左右に2ヶ所の選択項目がありますので「何日から(左側)」〜「何日まで(右側)」を言う形で期間を持たせて検索できます。チケットの購入日が不明な方は、期間の日数に幅を持たせて検索ください。
「Search」ボタンをタップして、指定した期間内に「購入したチケット」があると、検索ボタンの下あたりに「Order Nr … 」と言う見出しが表示されます。
右側付近にある「下向き矢印マーク」をタップします。
タップしたチケットの詳細が表示されます。
この画面下部付近にある「Change date/Time slot」をタップすれば予約日時の変更が、「Change ticket owner」ボタンをタップすれば予約者名の変更が、それぞれ可能です。後は、それぞれの項目に従って変更手続きを完了してください。予約者名を変更する際は「Last name(苗字)」と「First name(名前)」を逆に入力しない様にご注意ください。
また、パリミュージアムパスの入場予約や、18歳未満の無料チケットを予約した場合に限り、上記の2つのボタンに加えて「Cancel(キャンセル)」ボタンも表示されます
パリミュージアムパスの予約や18歳未満の方は、そもそも無料予約なので、キャンセルしてもしなくても料金は発生しませんが、きっちりとキャンセル処理を行えば、その分だけ予約枠が空いて、他の方が予約できる様になります。訪問が不可になった場合は、マナーとしてキャンセル処理を行う様にしてください。
② オプショナルツアーサイトで予約する方法(日本語)
本項では、お勧めのオプショナルツアーサイト会社「GET YOUR GIDE(日本語)」を利用して、ルーブル美術館のチケット予約をする方法を解説致します。
正規料金の22ユーロに加えて手数料の3ユーロが発生しますが、日本語ページから予約できるメリットは大きいと思います。予約手順も公式サイトより簡略化されております。
予約枚数と予約日時を選択
まずは【GET YOUR GIDE】の「パリ:ルーヴル美術館 時間指定制入場券」ページにアクセスします。
GET YOUR GIDEが売り切れの場合は「Tiqets」の利用がお勧め!
ルーブル美術館のチケットを日本語で購入する場合は「GET YOUR GIDE」が絶対的にお勧めですが、利用者の増加により売り切れの日付が多くなっています。売り切れや該当ページが表示されない場合は、同価格の25ユーロで販売を行なっている「Tiqets」というサイトの「ルーブル美術館:Eチケット」ページから予約すれば間違いです。このサイトも、多くの日本の方が「ルーブル美術館」のチケット予約に利用しているので、安心してお勧めできます。
ルーブル美術館の予約ページが表示されたら、画面を少し下にスクロールして、「予約人数」と「予約日」を選択します。
「空き状況を見る」ボタンをタップすると、空き枠に応じて「予約時間」の選択項目が表示されるので、予約したい時間を選択します。
候補の予約時間が少ない時は、日付を変更するなどして調整ください。選択後に「カートに入れる」ボタンをタップします。
ページが切り替わり《カートに入りました》と表示されたら、今度「カートを見る」ボタンをタップします。
予約内容の確認
予約内容の確認画面が表示されるので、内容を確認し、問題がなければページ下方の「支払いへ進む」ボタンをタップします。
ゲスト(会員登録なし)として予約するか、会員登録をして予約するかの選択を促す画面が表示されます。どちらでも手間はほとんど変わりませんので、本記事では、会員登録をして予約する流れで説明します。ただし、以前にこのサイトを利用された方や、既にログイン済みの方は、この画面は表示されませんので「会員情報と予約情報入力」のステップに移動します。
メールアドレスを入力して「メールで続行」ボタンをタップします。
会員登録用に「氏名」と「パスワード」を設定します。□のチェックボックスはメルマガ購読になるので興味が無ければチェックを外してください。
入力情報に問題が無ければ「アカウントを作成」ボタンをタップします。
会員情報と予約情報の入力
ページが切り替わるので、「氏名」「メールアドレス」「電話番号」を入力します。氏名は漢字ではなくローマ字で入力ください。ここの入力情報は、GET YOUR GIDEの会員登録情報となります。
ページを少し下にスクロールすると、「名前」と「性別」の入力項目があります。ここはルーブル美術館の予約情報として登録される重要な入力項目です。必ず、当日に入場する本人の氏名を、名前、苗字の順でローマ字入力ください。
「名前」と「性別」を入力後「次へ:お支払い情報」ボタンをタップし、今度は決済方法を選択します。選択後、ページ下部の青色のボタンをタップします。
後は、ページの案内に従って必要情報を入力し、支払いを完了ください。支払いが正常に完了すると、予約時に入力したメールアドレスに「ルーブル美術館の予約書(入場チケット)」がダウンロードできるメールが「予約が確定しました - GYG××××L9」という件名で届きます。
「注文受付メール」が届いてから、「予約確定メール」が届くまでは、少しだけ時間が空きます。チケットダウンロード用のメールが届かないと焦らないでください。
チケットは、プリントアウトして提示しても、電子チケット(Eチケット)をスマートフォンなどの端末上で提示しても利用できます。
観光当日の入場から見学開始までの流れは、本記事別項の「チケット予約者の入口と入場の流れ」を参照してください。
③ 現地で当日券を購入する方法
本項では、止む無く当日にチケット購入をせざるを得なくなった方のために、当日券の購入方法を解説致します。
当日券は、地下2階にある「チケットオフィス窓口」か「自動券売機」で、当日入場の空き枠がある場合のみチケット購入が可能です。
以前まで予約手数料がかからない分、オンライン予約よりも安く購入できましたが、現在はオンライン予約も現地購入も一律同額となっております。
当日券は公式サイトでも再販されます!
意外と知られていませんが、当日の入場枠に空きがある場合、パリ時間の午前8時〜ぐらいのタイミングで、当日の入場チケットが公式サイトで突然再販されます。 当日券を購入(予約)予定の方は、午前8時ぐらいから、公式サイトの空き枠確認も行ってみてください。日によっては午前10時ぐらいから再販される場合もあるので、頻繁にチェックしてください。空いてる当日の時間帯があれば、通常のチケット予約と同じ手順で購入可能です。
現地で当日券を購入する流れ
事前にチケット予約を行わずにルーブル美術館へ訪問した方は、「ガラスのピラミッド入口」に並び、館内入場後にチケット購入する流れになります。ルーブルには入口が4箇所ありますが、当日券の購入者が利用できるのは、この「ガラスのピラミッド入口」のみです。
ガラスのピラミッドには、入場レーンが2つありますが、当日にチケット購入する方が並ぶのは「Visitors without tickets」と記載された右端のレーンになります。
看板の色などは時期によって変わるので、必ず「Visitors without a reservation」と記載されたレーンに並びます。
列に並んだ後は、人の流れに沿って、奥の「ガラスのピラミッド」から建物に入場の上で、セキュリティチェックを受けます。
セキュリティチェック通過後、その先のエスカレーターか階段で地下2階に下りると、チケット販売窓口などがある「ナポレオンホール」と呼ばれる巨大なホールに出ます。
チケット売り場は、ナポレオンホールの南西側にありますが、地図や方角で探すよりもホール内の「Tickets」と書かれた案内板(画像下)に従った方が簡単に見つかると思います。
こちらが、ルーブル美術館内のチケットオフィス(チケット売り場)の入口です。
チケット売場では、「有人の窓口」か「自動券売機」のいずれかで入場チケットを購入する事ができます。機械操作が苦手な方は「有人窓口」の利用が可能ですが、 空いている場合は、日本語に対応している「自動券売機」を利用した方がよいと思います。どちらにしても、チケット売り場は館内への入場列ほどの混雑はありませんので、比較的スムーズに購入できると思います。
館内のチケット売り場では、有人の窓口のみ現金とクレジットカードの利用が可能です。自動券売機を利用する場合は、クレジットカードしか利用できませんのでご注意ください。クレジットカードは、VISAやマスターカードだけでなく、JCBも問題なく使用可能です。
上画像は窓口で現金支払いが不可となっていた時のものです。2023年12月訪問時は窓口での現金払いは可能となっていましたが、この辺りのルールは頻繁に変わります。クレジットカードは1枚持っておくと間違いないです。
自動券売機でチケットを購入する方法
機械操作が苦手な方のために、自動券売機からチケット購入する方法も解説しておきます。
自動券売機は、最初の画面で日本語を選択すれば、日本語表示でチケット購入を完了する事ができます。操作は画面に直接触れて行います。
ルーブルの入場チケットは、「美術館 常設展示」になるので、こちらを選択して購入を進めていきます。
続いて、購入枚数の選択画面が表示されます。「+」ボタンを押して購入したい枚数を選択してください。
枚数の選択が完了したら、右下のオレンジ色のボタン「購入」をタッチします。
購入内容の確認画面が表示されるので、内容に問題が無ければ再び「購入」ボタンをタッチします。
画面が切り変わり「Payment request sent…」と表示されます。
この画面が表示されたら券売機に向かって右手側の挿入口にクレジットカードを挿入します。
カード挿入後、四桁の暗証番号(PIN)を入力の上、緑色のボタン「VAL」で確定します。暗証番号が正常であれば、支払い処理が開始され、券売機の下部からチケットが発券されます。
チケット購入後、見学開始までの流れは「チケット予約者の入口と入場の流れ」を参考にしてください。
④ パリ ミュージアムパスを利用して予約する方法
パリミュージアムパスを利用して、ルーブル美術館に入場する場合、必ず「ルーブル美術館のチケット予約ページ」から、事前のオンライン予約(無料)が必要となります。パリミュージアムパスを持っているだけでは「ルーブル美術館」には入場できません。
以下、パリミュージアムパス利用者(保有者)の予約の流れになります。
「ルーブル美術館のチケット予約ページ」にアクセス。
チケット種類から「Paris Museum Pass holders」をタップ。
「予約日」「予約時間」「予約枚数」を選択の上「Confirm」ボタンをタップ。
「Review your order(予約内容の確認)」ページに移動したら、規約への同意項目「I agree to the…」にチェックを入れて「Comfirm your order」ボタンをタップ。
ページ下部付近の「Sign up」ボタンをタップして「新規アカウントを作成」。
アカウント作成ページに移動したら「必須項目のみ」を入力の上でページ下部の「Proceed to payment」ボタンをタップ。
ルーブル美術館を実際に訪問する方の氏名をローマ字で人数分だけ入力して「Payment」ボタンをタップ。
予約完了!チケットのダウンロードボタンが表示されているので「プリントアウト用チケット」か「モバイルチケット」の何れか、または両方をダウンロード。
基本的な予約の流れは以上です。各入力項目に不明点があって、詳細に内容を知りたい方は、別記事の「ルーブル美術館 パリミュージアムパス保有者の入場予約方法」を参考にしてください。
さて、こちらが「パリミュージアムパス用のルーブル美術館の予約書(本チケット)」です。上から「プリントアウト用」「モバイル用」になります。
【プリントアウト用】
【モバイル用】
観光当日は、上記何れかの「予約書(本チケット)」と「パリミューアムパス」の2点を準備の上で、ルーブル美術館の予約者用並び口から入場してください。
当日の入場の流れについては、本記事内の「チケット予約者の入口と入場の流れ」を参考にしてください。
チケット予約者の入口と入場の流れ
本項では、チケット予約者の方が利用できる「入口」の詳細と、入場列に並んで入場するまでの流れを詳しく解説致します。
チケット予約者が利用できる入口
「ルーブル美術館」には全部で4つの入口がありますが、一般のチケット予約者が利用できる入口は「① ガラスのピラミッド中央入口」と「② カルーゼル・デュ・ルーブル入口(地下2階)」の2箇所だけです。
ガラスのピラミッド中央入口(地上)ルーブルのシンボルである「ガラスのピラミッド」の正面にある最も分かりやすい入口。チケット予約者、当日券購入者、障害者の方などで列が複数に分かれています。
- カルーゼル・デュ・ルーブル入口(地下2階)地下2階にある予約者専用の入口。最寄りの地下鉄駅から直結でアクセスできるほか、地上からも「カルセール凱旋門の左右にある階段」や「リヴォル通りにある99番の建物」などからアクセス可能です。
上記2つの入口のうち「① ガラスのピラミッド中央入口」は、最も有名な入口であるため、入場者が集中して、混雑する傾向が強いです。更に、予約者用入場レーン以外にも、複数の入場レーンがあるため、旅行慣れしていない方などは、若干混乱すると思います。
以上を踏まえ「公式サイト」や「GET YOUR GIDE」などのサイトで、事前にチケット予約された方は「② カルーゼル・デュ・ルーブル入口(地下2階)」から入場するのがお勧めです。もちろん「パリミュージアム + 予約書」で入場する方も同様です。
特に地下鉄を利用してアクセスする方は「Palais-Royal Musée du Louvre 駅」から直結なので、一度も地上に出ずに、ルーブル見学の起点となる「ナポレオンホール」に出る事ができます。
ルーブル美術館への行き方と入口までのアクセス方法を更に詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
チケット予約者の入場の流れ
予約経路に関わらず、時間指定の予約書(本チケット)をお持ちの方は、「ガラスのピラミッド中央入口(地上)」か「カルーゼル・デュ・ルーブル入口(地下2階)」の何れかより入場します。最近は入場まで時間を要する事が多いので、予約時間の10分〜15分ぐらい前には、入口前に到着しておく事をお勧めします。
ガラスのピラミッド中央入口から入場する場合
「ガラスのピラミッド中央入口」から入場する場合は、「チケット予約者」と「当日券購入者」の2レーンに分かれているので、必ず「予約者の入場列」に並ぶ様にしてください。
予約者の方は、緑色の案内板「Vistitors with a reservation」に従って並べば間違いないです。
予約者用の案内板には、予約時間なども記載されているので一目瞭然です。「パリミュージアムパスと予約書」で入場される方も、同じ列に並んでください。
後は、列の流れに沿って進み「セキュリティチェック」を受けて、エレスカレーターを下ると、見学の起点となる「ナポレオンホール」に出ます。
下画像は開場1時間前の予約者レーンの景観です。予約者用のレーンは、ガラスのピラミッド正面からやや左手側にかけて設けられています。
「カルーゼル・デュ・ルーブル入口」から入場する場合
地下2階の「カルーゼル・デュ・ルーブル入口」には予約者用の入場レーンしかありませんので、入口前の仕切りに沿って並びます。並び口は一目瞭然で「ガラスのピラミッド入口」と比べると、圧倒的に混雑は緩やかです。
もちろん「パリミュージアムパスと予約書」で入場される方も、同じ列に並んで入場します。この列に並ぶ時点で確認を求められるのは「予約書」のみです。「予約書」を持っていないと「ガラスのピラミッド」の「当日券購入者レーン」に並ぶ様に案内されます。パリミュージアムパスで入場される方も、この時点で提示が必要なのは「予約書」のみですが、係員によっては、この時点でパスの提示も求めてくる事があります。また、18歳未満の無料枠で入場する方は、年齢確認のパスポート提示を求められる事もありますので、必ず持参してください。それ以外の方(18歳以上の方)が身分証の提示を求められる事は稀ですが、当サイトでは、念のために毎回パスポートを持参しております。
参考までに、下画像は開場前の「8時45分」ぐらいに「カルーゼル・デュ・ルーブル入口」を撮影したものです。
8時50分ぐらいになると団体客が押し寄せてきたので、朝一予約で列の先頭になりたい場合は8時40分ぐらいに並んでおくのがお勧めです。
予約者レーンに並んだ後は、列の流れに沿って進み、右手側の入口から入場してセキュリティチェックを受けます。
「セキュリティチェック」を通過後、順路に沿って進んで行くと「ナポレオンホール」が見えてきます。
「ナポレオンホール」はルーブル見学の起点となる大ホールです。「オーディオガイドカウンター(レンタル or 受け取り)」「インフォメーション」「パンフレット配布棚」「コインロッカー」「クロークルーム」などは、全てこの場所にあります。
「ナポレオンホール」で見学の準備が整ったら、3翼「ドゥノン翼」「リシュリュー翼」「シュリー翼」の中から、お好きな展示エリアを選んで入場します。
ナポレオンホールからエスカレーターを少し上がった先に各展示エリア(各翼)の入口があるイメージです。
こちらは、ナポレオンホールから見る「ドゥノン翼」側の景観です。この階段、もしくはエスカレーターを登って行くと「ドゥノン翼」の入口があります。
続いて、ナポレオンホールから見る「リシュリュー翼」側の景観です。この階段、もしくはエスカレーターを登って行くと「リシュリュー翼」の入口があります。
各展示エリア(各翼)に入場する際は、その都度「予約書(本チケット)」の提示(スキャン)が必要となります。もちろん「モバイルチケット(電子バウチャー)」をスマートフォンの画面で提示(スキャン)する事も可能です。
「パリミュージアムパス」を利用する方は、展示翼入場時に提示(スキャン)を求められるのは「パリミュージアムパス 」のみですが、係員によっては「予約書」の提示も求めてくる場合があるので常に準備しておいてください。電子版の「パリミュージアムパス」をお持ちの方は、端末画面上で提示(スキャン)可能です。
ドゥノン翼入口
リシュリュー翼入口
どのエリア(翼)から観光して良いか分からない方は、南側の「DENON(ドゥノン翼)」から入場してください。「ドゥノン翼」の1階には、「モナ・リザ」を始めとするイタリア絵画や、「サモトラケのニケ」などの有名作品が集中しています。ルーブル美術館は「ドゥノン翼」だけ見学すれば、ある程度の有名作品を網羅できます。
予約書(チケット)は、ナポレオンホールから、各展示エリアに入場する度に、その都度提示する必要があります。また、可能性は低いですが、館内でランダムにチケット確認を行う場合があるとも記されています。完全に退館するまで手元に残しておいてください。
【ルーブル美術館の再入場は不可】
一度ルーブル美術館の建物を出た後に再入場はできません。これはパリミュージアムパス利用者の方も同様です。2019年頃までは再入場も可能でしたが、団体ツアー客の間で一つのチケットを複数人で使い回す行為が横行したため、現在は再入場不可となっています。
【ナポレオンホールから展示エリアへの再入場は可能】
ルーブル美術館の建物を出た後に、同じ予約書で再入場はできませんが、各展示エリアからナポレオンホールに戻ってきた後に、再び同じ展示エリアに入場する事は可能です。2023年12月訪問時に「ナポレオンホール」→「ドゥノン翼(初回入場)」→「ナポレオンホール」→「ドゥノン翼(2回目入場)」の様に、実際に試してみましたが問題なく入場できました。
ただし、この辺りの入場ルールは頻繁に変わる点と、以前までナポレオンホールから各3翼の展示エリアには1回づつのみ入場可能とアナウンスされていた経緯もあるので、無闇に展示エリアを出入りするのはお勧めできません。混乱しない様に補足しますが、ナポレオンホールを介して「ドゥノン翼」「シュリー翼」「リシュリー翼」に一度づつ入場するのは全く問題ありません。また、各3翼は展示エリア内で繋がっているので、わざわざナポレオンホールに戻ってこなくても行き来は可能です。
各フロアの概要とおすすめ作品
地上3フロア、地下2フロア、合計5つのフロアで構成されているルーブル美術館は、最下層(地下2階)の「ナポレオンホール」を除く4つのフロアにて作品展示が行われています。
【階数の表記について】階数の表記について、日本の多くガイドブックでは、地下1階、半地階、1階、2階、3階の5フロアで分類しておりますが、ルーブル美術館で配布されるマップや館内の表記では、地下2階、地下1階、0階、1階、2階となっているので、当記事でもルーブル美術館に合わせて階数を表記します。
地下1階(-1階)の概要
「ナポレオンホール」の1つ上階にあたるこのフロアには、「マルリーの中庭」や「時計のパビリオン」をはじめ、版画や素描、オリエントやエジプトの美術品などが展示されています。展示作品数は全フロアの中で最も少なく、一般的に名の知られた有名作品などは展示されておりません。
特定の見たい美術品があれば別ですが、館内を2時間〜4時間ぐらいで効率よく回りたい方は、このフロアはスルーしてしまった方が良いと思います。
0階の概要とおすすめ作品
日本の1階に相当するこの0階では、古代ローマやオリエントの美術品を中心に、古代イタリア、アフリカ、アジア、オセアニアなどの彫刻や美術品が展示されています。
【0階の見るべき作品】① ミロのヴィーナス
作者不明(紀元前2世紀末)
ミロのヴィーナスの呼び名で知られるヘレニズム時代の最高傑作であるこの像は、1820年にギリシャ人農夫によってミロス島で発掘されました。高さは202cm、素材には大理石が使用されており、ギリシア彫刻の黄金期にあたる紀元前5~4世紀頃に製作されました。左足と両腕は発見当初から破損しており、元々がどの様なポーズであったかは未だに様々な説が唱えられています。ちなみにミロのヴィーナスという呼び名は通称で、「アフロディーテ」が正式名称になります。像の発見後、様々な国がミロのヴィーナスの所有権を主張する中で、なんとかフランスが所有権を勝ちとり、ルイ18世によって1821年にルーブル美術館に寄贈されました。
② ハンムラビ法典
作者不明(紀元前1792~1750年)
目には目をで有名な石碑で、ハンムラビ王がメソポタミアを統一した後につくらせたと言われています。王が命じた判決のうち282の判例が残っており、当時の文化を知る貴重な手がかりとなっています。玄武岩で造られたこの石碑の大きさは高さ225cm、幅65cm、奥行き47cmもあり、石碑の正面上部の向かって左側には「ハンムラビ王」、右側にはメソポタミアの太陽神「シャマシュ」の姿が彫り込まれています。石碑の文字は「楔形文字」で記されています。
➂ 翼の付いた雄牛
作者不明(紀元前8世紀末)
この高さ4mもある巨大な像は、メソポタミア北部のアッシリア帝国の王「サルゴン2世」によって、現在のイラク(コルサバード)の近くに建設された宮殿で発掘されました。足は5本、頭部は人間、胴体は翼の生えた雄牛と、非常に特徴的な姿をしています。
1階の概要とおすすめ作品
1階は、ルーブルの有名絵画や彫刻が最も集中しているフロアで、あの「モナリザ」や「サモトラのニケ」「ナポレオン一世の戴冠式」などもこのフロアで見学する事ができます。
主に1階の南側「ドゥノン翼」では、18世紀以降の「フランス絵画」や「イタリア絵画」、更に「スペイン絵画」や「イギリス・アメリカ絵画」など、絵画中心の展示が行われ、北側の「リシュリュー翼」では、ヨーロッパの装飾美術品などの展示が行われています。
【1階の見るべき作品】①サモトラケのニケ
(前200–前190年頃)
エーゲ海のサモトラケ島で、フランス人副領事によって発見されたヘレニズム彫刻の最高傑作と言われる作品。ニケは、ギリシャ神話に登場する勝利の女神の事で、軍船の先頭に立つ女神の姿を表現しています。この像はギリシャのロードス島の人々(ロドス人)がシリアとの海戦に勝利した際に、サモトラケ島の聖域に奉納したものだと言われています。左側の翼はオリジナルですが、右側の翼はオリジナルを反転して複製したものになります。また、この像の右手の一部は1950年に像とは別に発掘されています。
②モナリザ
ダヴィンチ作(1503年〜1506年頃)
世界で最も有名な絵画。フランス語では「ラ・ショコンドゥ」と呼ばれ、その謎めいた微笑みの表情は様々なエピソードが語られています。モデルはフィレンツェの富豪フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻であると言われていますが、未だにこの絵が描かれた正確な年や場所などは分かっていません。また、モナリザが描かれた16世紀頃の肖像画は、単なる絵としてではなく、モデルの身分や家柄、特徴を示すという意味合いもありました。そのため、モデルとなる人間は自身の特徴を示す装飾品などを可能な限り身に着けるのが慣習でした。しかし何故かモナリザは黒いヴェールと喪服しか身につけていません。こういった部分も「モナリザ」という絵画を一層謎めいた存在にしている要因の一つです。ダビンチはこのモナリザを描きあげるために、光の効果を緻密に計算した上で、透明に限りなく近い絵の具を何層も重ねる作業を行いました。この緻密な作業こそ、モナリザの神秘的な微笑みを生み出している所以となっています。
2階の概要とおすすめ作品
2階は主に、14世紀から17世紀にかけて制作された「フランス絵画」が半分以上を占め、他には北ヨーロッパの絵画なども展示されています。
2階の展示スペースは北側の「リシュリー翼」と、東側「シュリー翼」に限定されているため、1階程の展示数はありませんが、フェルメールの「レースを編む女」を筆頭に、「ダイヤのエースを持ついかさま師」など、見逃せない作品が数多く展示されています。
【2階の見るべき作品】① レースを編む女
フェルメール(1669~1670年頃)
生涯の作品数が30数点と非常に少ない寡作のオランダ人画家として知られる「フェルメール」の代表作の一つ。絵画の大きさは24×21cmほどと小さな作品ですが、細い指先まで鮮明かつ詳細に描かれています。フェルメールは光の魔術師とも称されており、巧みな光の表現によって手先に神経を集中させるモデルの臨場感を際立たせています。この作品が描かれた17世紀はレース製品が盛んであったため、オランダ出身の多くの画家が、絵画の題材としてレースの制作風景を多様していました。このレースを編む女はフェルメールの作品の中ではかなり後期に描かれたものです。
② 浴槽のガブリエル・デストレとその妹
作者不明(1594年)
滑らかな曲線で描かれた2人の女性が特徴的な作品。ルーブルのグランドギャラリーを完成させたアンリ4世の寵姫であった「ガブリエル・デストレ(右)」とその妹「ヴィラール公爵夫人」の二人が描かれています。作者は不明ですがアンリ4世の宮廷で活躍したフォンテーヌブロー派の画家によって描かれたと考えられています。乳房の先端をつかむのは姉「ガブリエル」の懐妊を表しており、ガブリエルの左手の指輪は愛の絆の証であるとされています。
➂ ダイヤのエースを持ついかさま師
ジョルジュ・ド・トゥール(1635年頃)
フランス北東部のロレーヌという地方で活躍した17世紀の古典派を代表する画家「ラ・トゥール」の作品。彼の死後は長らく忘れさられていた作品ですが、20世紀初頭にフランスの地方美術館で発見された事を機に、3世紀ぶりに作品に注目があつまりました。中央の女性は非情な目つきで、他者を欺こうとする人間の心理をリアルに表現しています。また、左側の男性は後ろにカードを隠しもっており作品の緊張感を演出しています。
2階のリシュリュー翼の西端にある「ルーベンスの間」と呼ばれる大きな広間には、「マリー・ドゥ・メディシスのマルセイユ上陸」や「王女の交換」など、全部で24枚もの絵画が並んでいます。
ルーブル美術館のチケット予約と入場に関するQ&A
以下は、当サイトにお寄せ頂く「ルーブル美術館の予約に関する質問」を「Q &A」形式でまとめたものです。ルーブル美術館のチケット予約を行う際の参考にしてください。
Qオンラインでチケットを予約すると絶対に行列をスキップできますか?
Aはい、オンラインで事前にチケット予約を行うと予約者専用の入場口から、指定した日時に行列をスキップして入場できます。ただし、多少の待ち時間は発生し、公式サイトでは、予約者は少なくとも予約時間から30分以内には入場できると記載されています。
Q事前予約なしでもルーブル美術館に入場できますか?
Aはい、ルーブル美術館ではチケットの日時指定予約を強く推奨しておりますが、当日に空き枠があれば、現地でのチケット予約(購入)が可能です。詳しくは「③ 現地で当日券を購入する方法」の項を参照ください。
Qチケットは事前のオンライン予約と現地での予約で料金は変わりますか?
Aいいえ、以前まで現地購入の方が料金が安く設定されていましたが、現在は現地購入とオンライン予約での料金は一律22ユーロとなっています。現地購入だと行列必須ですが事前にオンライン予約しておけば、確実に指定した時間から30分以内までに入場できます。
Qルーブル美術館のチケットは数ヶ月前から予約可能ですか?
Aはい、「ルーブル美術館のチケット予約ページ」にて、2ヶ月先の末日までチケット予約が可能です。
Qパリミュージアムパスを持っていても予約が必要ですか?
Aはい、パリミュージアムパス保有者が、ルーブル美術館に入場するには、別途で公式HPからの予約(無料)が必須となります。詳しくは「② パリ ミュージアムパスを利用して予約する方法」の項を参考にしてください。
Qルーブル美術館のパリミュージアムパスの予約枠に空きがない場合はどうすればいいですか?
Aガラスのピラミッドの当日券購入者の列から、パリミュージアムパスを提示して入場してください。優先入場はできませんが、館内は無料で見学できます。
Q予約したチケットはスマートフォンやタブレットで提示する事はできますか?
Aはい「公式サイト」や「GET YOUR GIDE」などのサイトでチケット予約した場合は、スマートフォンやタブレットの画面上でチケット提示が可能です。ただし、充電切れなども考慮して、プリントアウトしたチケットも持参しておくと万が一の備えになります。
Q18歳未満の子供はパスポートなどの年齢証明だけで入場できますか?
Aいいえ、18歳未満の無料枠で入場する場合も必ず予約(無料)が必要となります。公式サイトでチケット枚数を選択する際に「Under18s(18歳未満)」の項目がありますので、大人のチケットと共に予約を行なってください
Q美術館で予約完了メールを提示して、チケットを受け取れますか?
Aいいえ、確認メールを入場券として使用することはできません。また、オンラインで購入したチケットは、訪問前にプリントアウトかダウンロードしておく必要があります。チケットは、支払いと注文の確認後に印刷またはダウンロードできます。チケットをダウンロードするためのリンクは、注文確認ページと予約完了メールに記載されています。
Q予約済みのチケットの予約日時を変更できますか?
Aはい、ログインページからログインの上で予約日時の変更を行う事ができます。予約日時の変更方法に関しては、本記事内の「予約日時と予約者名の変更方法」の項を参照ください。
Qチケット予約者と当日のチケット利用者が違っても利用できますか?
Aいいえ、チケット利用者と予約者名が一致してないとチケットは原則として利用できません。他方で、18歳以上の方が、パスポートの提示を求められて、名前確認をされる事は稀なので、実際は予約者名と訪問者名が一致していなくても、入場できてしまう場合がほとんどです。ただし、万が一確認された場合は入場できなくなる可能性がありますので、可能であれば事前に予約者名を変更しておく事をお勧め致します。予約者名の変更方向については、本記事内の「予約日時と予約者名の変更方法」の項を参照ください。
Q予約済みのチケットはキャンセルできますか?
Aいいえ、一度予約を完了したルーブル美術館の入場チケットのキャンセルはできません。ただし、予約者名は変更できるので、誰かにお譲りするという事は可能です。
Qルーブル美術館への再入場は可能ですか?
Aいいえ、2019年頃より、チケット予約者、パリミュージアムパス保有者などの状況に関わらず、一度ルーブルの建物を出た後の再入場は不可となっています。他方で、ナポレオンホールから各展示エリア「ドゥノン翼」「リシュリュー翼」「シュリー翼」への入場は
各1回づつ何度でも可能です。以前まで、ナポレオンホールから各展示翼への入場は一度づつのみとされていましたが、2023年12月訪問時は再入場が可能となっていました。ただし、この辺りのルールは頻繁に変わるので、一度展示エリアに入場したら、無闇にナポレオンホールに戻ってこない方が無難です。三翼の展示エリアは、ナポレオンホールを介さなくても行き来が可能です。Q予約時間を過ぎたらルーブル美術館への入場は不可ですか?
Aいいえ、チケット予約時に指定した時間から30分後まで入場可能です。ただし、入場までは、最大30分かかる事がありますので、どんなに遅くとも、予約時に指定した時間までに入口に並ぶ様にしてください。
Q当日券を購入する場合(予約なしの場合)の待ち時間はどのくらいですか?
A時期や時間帯にもよります。早ければ30分ぐらいの待ち時間で購入できる事もありますが、1時間以上の待ち時間が発生する場合がほとんどです。2時間以上並んだと言う方もいますので、当日の状況次第です。また、当日に確実にチケット購入して入場できる保証はありません。
チケット予約に関するまとめ
最後にルーブル美術館の予約やチケットに関する重要ポイントをまとめておきます。
ルーブル美術館のチケットは「事前予約」を強く推奨
「ルーブル美術館の公式サイト」では「strongly advise(強く助言します)」と言う表現を用いて、事前のチケット予約を推奨しています。公式サイトやGET YOUR GIDEなどのサイトで予約さえしてしまえば、当日の入場は確実に保証されます。
ルーブルが未だ完全オンライン予約制としないのは、チケット予約者が未訪問だった場合に、当日の空き枠を無駄にしないための措置です。事前予約をしない限り、訪問当日のルーブル入場は保証されません。
予約は簡単なので、一手間を惜しまずに、万全の準備の上で「ルーブル美術館」を訪問ください。世界一来場数の多い美術館「ルーブル」の混雑は半端ではありません。
ルーブル美術館のチケット予約は翌々月の末日まで可能
ルーブル美術館の入場チケットは、例えば現在が10月であれば、12月末までのチケット予約(入場予約)が可能です。予約枠は毎月1日(パリ時間)ごろに更新されますので、訪問予定日が決まっているのであれば、可能な限り早く予約を行ってください。ルーブル美術館のチケットは、空き枠があると油断していると、一気に売り切れる事があります。
ただし、年度をまたぐ予約に関しては、予約開始時期が遅れる場合がありますので、頻繁にサイトをチェックする様にしてください。
チケット予約後のキャンセルは不可だが日時変更は可能
ルーブル美術館の入場チケットを一旦予約してしまうと、テロやウィルス関連の不測のアクシデントがない限りは、一切キャンセル(払い戻し)はできません。また、日常的な飛行機の遅延などもキャンセル可能な理由にはなり得ません。
他方で、意外と知られていませんが、予約枠に空きがある限りは「予約日時の変更」は、ルーブル美術館の公式サイトからオンラインで簡単に可能です。また、間違った名前で予約してしまった場合に「予約者名」を変更する事も可能です。
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この記事への質問と回答一覧
コメント失礼します。
ルーブルの公式ホームページから日時の変更をしようとしたのですが、指名変更のみ表示されますが日時変更の選択肢かありません。日時変更はできなくなったのでしょうか?
確かにログインページまでは、アクセスできますが、ログイン後に日時変更ページにアクセスできなくなってますね。
フランス語のルーブル美術館のチケット予約ページに移動してしまう様です。
気になる点としては、公式チケット予約ページ自体が英語ページへ移動できない不具合が発生しており、恐らくこの影響を受けていると思われます。
状況が変わり次第、こちらのコメントでお知らせ致します。
色々検証しましたが、予約日の変更は現在も可能な様です。
ただし、「ログインページ」からログインすると、一度トップページに戻ってしまう不具合がある様です。
上記を踏まえ「ログインページ」から「メールアドレス」と「パスワード」でログインした後に、一度タブを閉じて、再度「ログインページ」にアクセスしてください。「アカウントページ」のトップに移動できますので、メニューから「My orders」をタップして日時変更などを進めてください。
コメント失礼します。
パリ五輪中観戦でフランスへ。ルーブル美術館にもぜひ行きたいと思っています!
この時期は予約が必要ということでサイトから予約をしているんですが、
最後、支払いのところ、カードの種類を選ぶとリジェクトされてしまい、支払いができません。
どのように対処したらよいか教えていただらと思います。
カード会社のロゴを選択した時点で「Rejected」と表示され、カード番号などの入力に進めない状況という認識で宜しいでしょうか。
上記を前提と致しますと、ブラウザ(safari, クロムなど)を変更するか、電波環境(wifiか、携帯キャリアの電波)を変更する事で改善する可能性が高いです。
本日、複数の閲覧環境で試しましたが、問題なくクレジットカード情報の入力ページまで遷移できました。
コメント失礼致します。
今年の6/7の第一金曜日にルーブル美術館へ行こうと思っています。第一金曜日の18時以降であれば入館料が無料と書いてありますが、いざ18時以降で予約しようとしても無料の予約枠がわかりません。どの枠で予約すればいいのか、よろしければ教えていただきたいです!
また、第一金曜日の18時以降は「誰でも無料」と言う記事と、「26歳以下は無料」と言う二つの記事を目にします。
どちらが正確なのかも教えて頂けると幸いです。
現在のルーブル美術館公式HPのQ &Aを確認する限りですと「毎月第1金曜日の午後6時以降は、すべての訪問者が入場無料」と明確に記載されております。
ルールは頻繁に変わるので、過去の他の方の投稿よりも、現在の公式HPの記載が一番信憑性があると思います。
該当日の予約は「ルーブル美術館 無料開放日の予約ページ」からできる様ですが、全日売り切れの様ですね。
他方で、ルーブル美術館の事前予約は現在も「強く推奨」に留まっておりますので、予約なしで現地を訪れても無料枠を利用する事は可能だと思います。
無料枠利用時のみ予約が必須という文言はどこにもありませんので。混雑具合は読めませんが、無料枠目当てで長蛇の列ができている可能性は高いです。
コメント失礼します。音声ガイドを借りたいのですが、事前に予約することはできますか??調べても出てこなくて、ご存じであれば教えていただきたいです。
「ルーブル美術館のチケット予約ページ」のチケット種類の並びに「Audio Guide booking」という項目があるので、チケット予約日と同日にて予約を完了ください。
訪問当日は、予約後に入手できる「バウチャー(予約書)」を準備の上、「オーディオガイドの貸し出しカウンター」で現物を受け取ってください。
はじめまして。予約手順大変参考になりました。ありがとうございます。
5/10(金)にパリミュージアムパス保有者枠で18:00以降の予約したいのですが、4月以降の金曜日は全て16:30までしか予約枠が表示されません。3月の金曜日は18:00以降の予約枠が複数残っているのですが、金曜日の夜の枠は翌月分までしか開放していないのでしょうか?ルーブル美術館にも問い合わせをしておりますが、管理人様でも思い当たる情報などあれば、ご教示いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
ルーブル美術館の公式サイトで状況を確認致しました。
ご認識のとおり、4月の金曜日は全日で、16:30までしかパリミュージアムパスの予約枠は開放されていない様でございます。
現時点では16時30分の枠までしか予約できません。
ただし、ルーブル美術館の予約状況は頻繁に更新されるので、保証はできませんが、3月に入るなどのタイミングで予約枠の時間が増える可能性もございます。
頻繁にサイトをご確認ください。
1月5日にルーブル美術館を予約したいのですが、今だにHPから予約できません。1月からの予約はいつから可能なのでしょうか?教えて頂けますと助かります。
ルーブル美術館の2024年度チケットの予約開始日は、当サイトでも分かりかねますので、頻繁にサイトをチェックください。
当サイトでも確認が出来次第、お知らせします。
11月にパリミュージアムパスを利用して入場予定です。日時予約は完了しています。
各展示エリア(各翼)に入場する際は、その都度予約書とパスの提示が必要とありましたが、
ルーブル美術館滞在中に、ミュージアムパスが時間切れになりそうです。
その場合、エリア移動ができなくなってしまうのでしょうか。
それとも一度ルーブル美術館に入場していれば、関係ないのでしょうか。
ご存知でしたらご教示ください。よろしくお願いします。
うる覚えで恐れ入りますが、「パリミュージアムパス」のバーコード部分を確実にスキャンするのは、最初にルーブルに入場するタイミングだけで、以後は提示するのみで大丈夫だった記憶がございます。
バーコードをスキャンされない限り、係員が「パリミュージアムパス」の有効時間を知るすべはありませんので、当サイトの記憶が正しければ、入場後に有効期限が切れても問題ないという事になります。
現状、確定的な回答ができない状況ですので、「ルーブル美術館」に問い合わせ中です。ただし、返事があるか分かりませんので期待はしないでください。
ルーブル美術館から即座に連絡がありましたが、AI生成の定型文返答だったため、問題の解決には至りませんでした。
その上で、アドバイスさせて頂きますと、当日はナポレオンホールから各展示エリアに入場する他の訪問客の様子を観察ください。パリミュージアムパスを提示するだけ(スキャンしてない)様でしたら、途中で有効時間が切れても、問題ないとご判断ください。係員によっては「予約書」の提示しか求めない場合もあると思います。
判断がつかない場合は、3つの展示翼はナポレオンホールを介さずにそれぞれ往来が可能ですので、展示エリアから直接移動(ナポレオンホールに戻らずに移動)すれば問題ございません。
訪問後、今後の皆さんのために情報を共有頂けますと幸いです。
先日帰国しました。アドバイス頂いた通り、無事に入場することができました。ありがとうございます。
ナポレオンホールから各展示エリアに入場する際にパスをスキャンされました。
各エリアは中でつながっているため、スキャンされたのはこの一度きりです。
ここを通過してしまえば、期限が切れてしまっても大丈夫そうでした。
ガラスのピラミッドのところから入りましたが、セキュリティチェックに時間を要しました。
ナポレオンホール入場前です。
12:30予約で、12:15に並びましたが、入場できたのは12:45ころです(月曜日)。
我々の後ろにも長蛇の列ができておりました。
時間に余裕をもって行かれることをおすすめします!!
ルーブル訪問後に丁寧にご投稿頂き誠にありがとうございます。大変参考になります。
当サイトでも、つい先日「ルーブル美術館」を訪問の上で、その辺りのルールを検証してまいりました。
以下、この問答を確認されている他の方のために追記させて頂きます。
KANA様がご認識されているとおり、各展示エリア「ドゥノン翼」「リシュリュー翼」「シュリー翼」に入場する際には、都度「パリミュージアムパス」のスキャンを求められます。
この仕組み上、KANA様の様に、各翼同士を直接行き来する分には、途中で「パリミュージアムパス」の期限が切れても問題ありませんが、一旦「ナポレオンホール」に戻ってしまった後に、
「パリミュージアムパス」の期限が切れてしまうと、再度「展示エリア」への入場はできないと思われます。
ルーブル美術館入場後に、「パリミュージアムパス」の期限が切れそうな方は、一度展示エリアに入った後は、「ナポレオンホール」に戻らずに、直接展示エリア同士を行き来して見学される事をお勧め致します。
また、入場に関しては、今回当サイトでは「ガラスのピラミッド」ではなく、地下2階の「カルーゼル・デュ・ルーブル入口」から入場しました所、10分と待たずに入場できました。
反面「ガラスのピラミッド」の入口は長蛇の列でしたので、地下2階の「カルーゼル・デュ・ルーブル入口」から入場するのがお勧めです。
ヨーロッパ に在住の学生は、入場料免除とのことで伺いたいのですが、現在スペインにワーホリビザで1年間の予定で語学学校に通っています。日本の大使館に申請をしてN.I.E.を取得しているのですが、この場合、入場料の免除は受けられるのでしょうか?もし受けられるとしたら、当日入場の際に何を提示すれば良いでしょうか?
知識不足だったら恐れ入りますが、当サイトでは「18〜25歳までの欧州経済領域の居住者」または「17歳以下」が無料対象枠と認識しております。学生である事は無料枠の利用条件には当てはまらないと思います。今一度ご確認くださいませ。
「18〜25歳までの欧州経済領域の居住者」の枠を利用して入場される場合は、無料枠のチケット予約と、「身分証明書と居住地の証明(proof of ID and residency)」が必要であると、ルーブル美術館の公式サイトに記されています。
初めまして、12月にルーブル美術館に行く予定です。GET YOUR GIDEで予約して、バウチャーも大人2名分届きました。ただ娘が14歳なのですが、パスポート提示のみで、入場可能でしょうか?宜しくお願いします。
大人2名と子供1名でご訪問を予定している状況で、大人のチケットのみを「GET YOUR GIDE」から予約したという認識で宜しいでしょうか。
上記のケースですと、公式サイトより「Under18s(18歳未満)」の予約(無料)が1枚必要となります。
18歳未満の方のルーブル美術館入場は無料ですが、予約は必須です。GET YOUR GIDEで予約した日時にて、お子さん分の予約を公式サイトから行なってください。
当記事の「① ルーブル美術館 公式サイトでのチケット予約方法」項を参考にして頂ければ、予約手続きは決して難しくありませんので、頑張ってみてください。
無料予約枠で入場する場合は、予約書とパスポートの提示が必要となります。
明らかに見た目が子供の場合は、パスポート提示は求められない場合もありますが、念のため必ずご持参ください。
ミュージアムパス購入し、スマホで日時予約をしようとルーブル美術館の公式ページから予約日時を入力し、人数予約したら
Generic Error ERR-H5VMQHSC
とエラーコードが出て予約に進めません。
どうしたらいいのでしょうか?
ルーブル美術館の公式サイトを複数の閲覧環境で検証したところ、チケット枚数の選択から先のステップに進もうとすると必ずエラー「Generic Error ERR-H5VMQHSC」が発生している様です。
原因は昨日行われた大規模な予約システムのメンテナンスである事は間違いありませんので、ルーブル美術館もすぐに状況を把握して復旧に努めると思います。
現状、ご質問者様を含む全ての方が、公式ページからチケット予約できない状況ですので、お急ぎで無ければ、1日ほど待って再度予約を試みてください。
早々のご返答ありがとうございます。
なるほど。。数日待ってみて再トライしてみます。ちなみに11月に旅行を予定しています。それまでに予約できることを願います。
ルーブル公式ページのシステム不具合が解消された様です。現在は問題なくチケット予約が可能となっております。
初めまして、来年1月にフランス旅行を計画してます。金曜日の午後7時頃にルーブル美術館へ行こうと検討しておりますが公式販売を見ると午後4:30までしかチケット選択が見当たりませんでした、これ以降の予約はどのように購入できるのでしょうか?まだ1月は発売されてないと思いますが、教えて頂ければ幸いです。
試しに12月28日(金曜日)で確認しましたが、「20時30分」の入場枠まで予約可能でした。
ルーブル美術館の公式HPで表示される予約枠の時間帯は選択する日付によって変わります。
ご質問者様の訪問予定日が、夜間営業の日でしたら問題なく予約できるかと思います。
参考までに、ルーブルで夜間営業があるのは金曜日のみです。
再度確認したところ7時以降のチケットが表示されました、私の曜日操作ミスと思われます、お手間を取らせ申し訳ございません、出発まで記事参考いたします、ありがとうございました!
本年(2023年)9月16日からパリ旅行する者です。パリ ミュージアムパスを購入し、ルーブル美術館の無料予約券も入手済みです。昔、入場当日はルーブル美術館では腕にスタンプを押してミュージアムパスで出入り自由だったように記憶します。現在も当日は出入り自由なのでしょうか?
ルーブル美術館の公式Facebookなどでのやり取りから判断する限り、2019年ごろより、パリミュージアムパスを利用した再入場はできなくなった様です。これはパリミュージアムパスを利用しない「通常の時間指定チケット」の場合も同様です。
誤解のない様に補足しますと、ナポレオンホールから各展示翼への再入場は可能です(但しルールは頻繁に変更になります)。再入場が不可となるのは、「ガラスのピラミッド入口」や「カルーゼル・デュ・ルーブル入口」など介した建物自体への再入場です。
早速にもご教示、有難うございました。このような情報はガイドブックにも出ておらず現地で戸惑うところでした。助かります。
たまたまパリに訪れる日が文化財一般公開日と重なりました。
この日にルーブル美術館に行きたいのですが、ルーブル美術館は無料なのでしょうか?その日は通常と比べて混雑していますか?
色々とネットで調べましたがわかりませんでした。
ご回答、よろしくお願いいたします。
9月の第3土日の事で宜しいでしょうか。毎年、該当日でのルーブル美術館の無料入場サービスなどはない様です。
仮にあったとしても、既にこの時点では無料枠の入場予約の空きはないと思います。
混雑への影響に関しては何とも言えませんが、どちらにしても、時期と曜日的にみて、混雑必須かと思います。
横から失礼いたします。
私もその時期パリ訪問予定なので調べました。
9/16、17はルーブルにおいては裏方作業が見学できるワークショップのみのようです。
コンシェルジェリー、サント・シャベル、凱旋門、エッフェル塔(要予約)は無料です。
お互い楽しみましょう。
情報ありがとうございます。
9月16日と17日は、確かにルーブル美術館にてワークショップが開催されますが、通常の常設展の見学ができないという告知は公式ページにもない様です。通常通り見学可能です。
オーディオガイドについて質問です。任天堂DSが嵩張るなあと思っていたら、ネット検索で公式アプリでオーディオガイドがあることを知りましたが、どんな感じのアプリなのかの情報がネット上になく、困っています。できれば自分のスマホで聴きたいです。何か情報お持ちでしたら、教えてください。
現在、ルーブル美術館の公式アプリは配信を中止している様です。
ご認識の通り、任天堂DSのオーディオガイドは結構嵩張りますので、混雑の中で写真を撮りながら見学する際は結構荷物になります。また、スマホの機能に慣れた方には、かなり使い勝手が悪く感じると思います。
館内見学はナポレオンホールで配布されている日本語パンフレットを頼りにして、オーディオガイドはレンタルしない選択肢もありかと思います。
記事拝見しました。非常に参考になりました。
今年の6/9か10にルーブル美術館への訪問を予定しており、公式サイトより予約をしようとしましたところ、
当該日程はカレンダーから選択することが出来ず、予約が出来ない状況です。
これは、施設自体が休業なのか定員オーバーなのか、理由はお分かりになりますでしょうか?
理由がわからないままで予約できず入場できないのは大変に寂しく、
その理由が知りたい、また可能なら入場する方法を探したい所存です。
当サイトでも確認させて頂きましたが、公式サイトおよび全ての販売サイトで「2023年6月1日〜15日」までのチケットは全て売り切れとなっている様でございます。
しかしながら、この期間に特別な人気イベントなどの開催がない点などを踏まえますと、
「2023年6月1日〜15日」までのチケットが全て完売という状況は、ルーブルの入場キャパシティから考えても、明らかに不自然な状況でございます。
ここからは完全に当サイトの経験上の推測になり、内容の保証は致しかねますが、
3月末にルーブル美術館でストライキがあった影響などを受けて、一時的に特定の期間だけ「チケット販売を中止」している様な感じがいたします。
もしかすると、ある段階でこの期間のチケット販売が開始(再開)される可能性がございます。
少し日を空けて、月が変わった5月に一度確認されてみては如何でしょうか。
ご回答ありがとうございます。引き続き確認を続けます。
またご相談させてください。新しくお分かりになったことがあった際には、大変お手数ですが情報のご共有いただけますと幸いです。
新たな情報を共有致します。
「2023年6月1日〜15日」に関しては、25名以上の団体客に対してのみ、現時点で予約枠を開放している様でございます。
ここからは推測になりますので、内容の保証は致しかねますが、
規制緩和による「中国人団体客」の影響が大きいと思われます。
今後の可能性としては、ある程度の団体客予約を受け付けた後に、余った入場枠が個人向けに開放される可能性はあると思います。
引き続き、予約枠をマメに確認されるのが宜しいかと思います。
本日、ルーブル美術館の公式サイトにて
「2023年6月1日〜15日」の期間のチケット予約枠が開放されております。
現在予約可能な状況となっております。ご確認くださいませ。
お返事遅くなりすみません。
確かに予約できるようなっていました!
記事の手順に従い、無事にチケットを発券することが出来ました。
大変お世話になりました。良い旅行にしたいと思います。
出発まで他記事も拝見し参考にさせて頂きます。この度は本当にありがとうございました。
チケットを購入しましたが、入館の予約は必要ですか?教えてください。
因みに22日土曜日に行く予定ですが!
「ルーブル美術館」の入場チケットはどこで(どのサイトで)購入されましたでしょうか?
通常「公式サイト」「GET YOUR GIDE」「Tiqets」などで入場チケットを購入(予約)する場合は、
必ず購入時に入場日時を指定して「予約」を行う形となりますので、上の何れかのサイトで購入されたのでしたら、予約の必要はないかと思います。
ただし、例外として「パリミュージアムパス」を利用して入場される場合に限り、別途で公式サイトから予約手続きが必要です。
購入したチケットに予約日時などは記されておりませんでしょうか?一度ご確認くださいませ。