プラハ観光 モデルコースと観光日数を地図で詳しく解説

プラハ

本記事では、プラハ観光をお考えの方に向けて、効率良く観光するためのモデルコースをご紹介します。

プラハ旧市街の街並み

これからプラハ観光をお考えの方は、是非当サイトをご活用いただけますと幸いです。写真や地図を交えて可能な限り詳しく紹介させて頂きます。

プラハ観光所要日数

プラハの面積は約496km²ほどで、東京の5分の1ほどの広さです。もし、朝早くから効率良く観光すれば、メイン所だけなら1日だけでも周れない事はありません。

しかし、買い物や食事をして、各スポットをゆっくり観光するためには最低でも、まる2日間、2泊3日は必要です。

また、近郊の街「チェスキークルムロフ」などへの日帰り旅行や、ゆったりしたスケジュールでプラハを観光したいのであれば、やはり4泊5日ぐらいのプラハ滞在がベストです。

プラハ観光のモデルコース

プラハの主要観光名所をひと通り網羅したい方や、プラハを初めて訪れる方、プラハを効率良く観光したい方などには、日数に関係なく参考になるプラハの観光モデルコースをいくつかご用意しました。

モデルコース1 プラハ城方面 完全攻略コース

プラハ城方面 完全攻略コース では、カレル橋の西側の2地区「マラーストラナ地区」「フラッチャ二地区」にあるメインスポットを時計周りに観光します。このルートの観光のハイライトはプラハ城になります。若干ハードな観光モデルコースですが、カレル橋より西側の見どころはほぼ網羅できるコースです。以下、プラハの観光マップに、紫色の線で観光ルートと訪問スポットを記してありますので、まずは地図をご覧ください。

■プラハ城方面 攻略コースのルートマップ

プラハの地図とモデルルート1

① ヴァルトシュテイン宮殿② 聖ミクラーシュ教会③ ネルトヴァ通り④ ストラホフ修道院⑤ ロレッタ教会⑥ プラハ城

▽下の地図は上のグーグルマップを分かり易くイラスト化した地図になります。

プラハの地図とモデルルート1

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09:50メトロA線「マロストランスカ」駅

旅のスタートは、地下鉄A線(M1)の「マロストランスカ(Malostranská)」駅です。まずは最初の観光スポット「ヴァルトシュテイン宮殿」を目指します。

徒歩5分

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10:00 ヴァルトシュテイン宮殿

ヴァルトシュテイン宮殿の庭園所要目安:30分~40分Googleマップ

ヴァルトシュテイン宮殿は、若くして戦争で財をなしたヴァルトシュテインの富を注ぎ込んだ宮殿です。かつて、映画アマデウスの撮影がこの宮殿で行われました。宮殿内は土日のみの営業なので、無料で入場できる庭園のみを見学します。

▶ ヴァルトシュテイン宮殿の詳細を見る
【ヴァルトシュテイン宮殿の営業時間】
  • ・宮殿内:10時〜16時(6月-9月)、10時〜17時(4月-5月、10月)
  • ・庭園内:10時~18時
【ヴァルトシュテインの入場料金】
  • 入場無料

徒歩5分

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10:50 聖ミクラーシュ教会

聖ミクラーシュ教会のフレスコ画所要目安:20分~30分Googleマップ公式HP(英語)

マラーストラナの中心に位置する聖ミクラーシュ教会は、プラハで最も有名なバロック建築の一つです。教会内への入場は有料(70CZK ※日本円で約350円)ですが、高さ70mのドームに描かれたフレスコ画(ヨハン・ルーカス・クラッカー作)は必見です。

▶ 聖ミクラーシュ教会の詳細を見る
【聖ミクラーシュ教会の営業時間】
  • ・10時~18時(3月-10月)
  • ・9時〜16時(11月-2月)
【聖ミクラーシュ教会の入場料金】
  • ・大人:70CZK
  • ・子供と学生 (10才 - 26才): 50CZK
  • ・子供(10才以下):無料
徒歩2分

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11:30 ネルトヴァ通りでウインドウショッピング

ネルトヴァ通りの景観所要目安:20分~30分Googleマップ

ネルトヴァ通りは、石畳が続く坂道で、マリオネットの専門店をはじめ、雑貨やお土産屋、スイーツ店などが軒を連ねています。通りを歩きながら、ウインドウショッピングや店内の物色、アイスクリームの食べ歩きなどをしながら、次の目的地である「ストラホフ修道院」の方(西側)に歩いて行きます。

マリオネッティの店員のおばあちゃん

■マリオネットの老舗店「マリオネッティ」ネルトヴァ通りの終わりの方には、マリオネット販売の老舗店がありますので、是非立ち寄って見てください。店員のおばぁちゃんが、マリオネットの使い方を親切に教えてくれたり、写真を撮らせてくれたりと、良い思い出になりますよ。▶マリオネッティの詳細を見える

徒歩10分※ネルトヴァ通りの終点から

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12:15 ストラホフ修道院

ストラホフ修道院の神学の間所要目安:25分~35分Googleマップ公式HP(英語・チェコ語)

ネルトヴァ通りの端から、更に坂道を10分ほど登って行くと「ストラホフ修道院」にたどり着きます。ストラホフ修道院は、約800年ほど前の12世紀に創建された修道院です。この修道院にある「神学の間」と「哲学の間」と呼ばれる修道院は必見です。

▶ ストラホフ修道院の詳細を見る
ストラホフ修道院 高台からの景観

■ストラホフ修道院 入口付近からの景観ストラホフ修道院までは、ややきつい坂道を登ってのアクセスになりますが、この修道院がある「フラッチャ二地区」は高台に位置しているため、この付近から眺めるマラーストラナ側の景観は絶景です

【ストラホフ修道院の営業時間】
  • ・9時〜12時、13時〜17時(無休)
  • ※12月24日、25日は休み
【ストラホフ修道院の入場料金】
  • ・大人:120CZK
  • ・子供・学生:60CZK
  • ※カメラ撮影を行う場合は、別途でプラス50CZKかかります。

休憩・ランチ(40分〜45分)

ストラホフ修道院を観光した後は、ランチタイムです。ランチスポットのおすすめは、絶景が望めるストラホフ修道院に隣接のカフェです。

徒歩5分

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13:40 ロレッタ教会(外観だけ見学)

ロレッタ教会所要目安:5分~10分Googleマップ公式HP(英語)

昼食後は、プラハ城に向かって東側に歩きます。その途中に「ロレッタ教会」に立ち寄って外観だけ見学します。もし時間に余裕があれば、なかなか見どころある場所なので、是非内部も見学して見てください。ロレッタ教会は、イタリアのロレッタ村にある聖母マリアがキリストの受胎を告げられた家「サンタ・カーサ」を参考に造られた聖母教会です。2階の財宝室にある6000以上のダイヤが散りばめられた聖体顕示台は必見です。教会内部への入場は有料(150CZK ※日本円で約900円)と中々の値段です。営業は年中無休で、夏場は9時~17時まで、冬場は9時30分〜16時半まで営業しています。

【ロレッタ教会の営業時間】
  • ・09:30 – 16:00(11月-3月)
  • ・09:00 – 17:00(4月-10月)
【ロレッタ教会の入場料金】
  • ・大人:150CZK
  • ・子供:130CZK

徒歩10分

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14:10 プラハ城

プラハ城の正門所要目安:2時間~3時間Googleマップ公式HP(英語)

ロレッタ教会の後は、いよいよこの日の観光のハイライト「プラハ城」です。プラハ城はひとつの街と考えるとイメージしやすいと思います。城内には複数の観光スポットが点在していますが、「聖ヴィート大聖堂」「聖イジー教会」「旧王宮」「黄金小道」の4か所は必須観光スポットです。それ以外のスポットは時間と相談しながらで十分だと思います。また、営業時間に関しては各観光スポットによって異なります。

▶ プラハ城の詳細を見る
プラハ城のチケット集類表

■Bコースのチケットがおすすめプラハ城内への入場自体は無料ですが、各観光スポットへ入場する際にチケットが必要となります。通常のメイン所を2時間から3時間で見学する場合は、Bコースチケット(250CZK 約1,300円)がおすすめです。チケットの種類と料金に関しては、右の画像をご覧いただくか、プラハ城の「チケット料金と種類」で詳しく紹介しております。

聖ヴィート大聖堂のステンドグラス

■聖ヴィート大聖堂は必見プラハ城観光の一番の見所である「聖ヴィート大聖堂」は、プラハ城内でも絶対に外せない観光スポットです。大聖堂の大きさは、奥行き124m、幅60m、高さは96.6mを誇り、城内の一箇所から外観を眺めるだけでは、とても建物の全容を把握する事は難しく、見る角度によって全く別の建物に見えます。また、大聖堂内部の装飾や礼拝堂を飾るステンドグラスの数々も素晴らしく、中でもアルファンス・ムハ(ミュシャ)の作品「聖キリルと聖メトディウス」は必見です。

【プラハ城の営業時間】
  • ・06.00 – 22.00
  • ※上記はプラハ城の敷地内へ入場できる時間帯です。プラハ城内は各施設ごとに営業時間が異なります。プラハ城の各施設ごとの営業時間に関しましては別記事内の「プラハ城 基本情報と城内のみどころ」より、各施設毎の詳細ページにて営業時間をご確認ください。
【プラハ城の入場料金】
  • ・プラハ城 – Aコース:350 CZK
  • ・プラハ城 – Bコース:250 CZK
  • ・プラハ城 – Cコース:350 CZK
  • プラハ城のチケット料金に関しましては別記事内の「チケット料金と種類」にて詳しく解説しております。
【プラハ城内施設の詳細ページ】

18:00 観光終了・ディナータイム

「プラハ城方面 完全攻略コース」はこれで終了です。もしディナー店を探しに困った場合は、マラーストラナ広場に面した多国籍料理の店「Cafe22」や、ディープなチェコ文化が味える、チェコの民族衣装やダンスが売りのローカルレストラン「Restaurant Michal ※外部サイト」などもおすすめです。ディナー後も、まだ体力が残っている方は、カレル橋に足を運んで夜景のカレル橋を色んな角度から堪能して見てください。

プラハの中でもチェコ料理が美味しいお勧めのレストランに関しましては別記事の「チェコ料理が美味しいおすすめのローカルレストラン10選」にて詳しく解説しております。

モデルコース2 旧市街観光&ショッピングコース

このコースでは、カレル橋から旧市街広場方面へ足を運んで観光しながら、雑貨店やコスメショップなどにも立ち寄って、買い物やお土産探しも楽しむ贅沢コースです。

■旧市街観光&ショッピングコースのルートマップ

プラハの地図とモデルルート1

① ジョンレノンの壁② カレル橋③ カレル通り④ 旧市街広場⑤ 火薬塔⑥ ハヴェルスカー市場⑦ ヴァーツラフ広場⑧ ペトシーン展望台

本コースのスタート地点も、地下鉄A線(M1)の「マロストランスカ(Malostranská)」駅です。まずは最初の観光スポット「ジョンレノン」の壁を目指します。

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09:00メトロA線「マロストランスカ」駅

マロストランスカ駅
"Malostranská station" by Elephant0406 is licensed underCC BY 4.0

徒歩10分

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09:10 ジョンレノンの壁

ジョンレノンの壁所要目安:10分~15分Googleマップ

ジョンレノンの壁は、元々は何の変哲もない普通の壁でしたが、1980年にジョンレノンが亡くなって以来、彼にインスピレーションを受けた人々が、ジョンレノンの肖像画をはじめ、次々と落書きやメッセージを壁に書き込んでいった事で「ジョンレノンの壁」と呼ばれる様になりました。絶好のインスタ映えスポットなので、カレル橋に行く前に少しだけ立ち寄ります。▶ジョンレノンの壁の詳細を見る

徒歩5分

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9:30 カレル橋

カレル橋所要目安:30分Googleマップ

カレル橋は、プラハ城と並ぶプラハの必須観光スポットです。カレル橋の上は、観光客はもちろん、露店商やパフォーマーをはじめ、常に多くの人で賑わっております。その様子はまるで一つの広場の様です。橋の上では、買い物を楽しんだり、ゆっくりと歩きながら左右の欄干に建っている聖人の像を眺めたり、とにかく自由に楽しんでください。また、ここから見るプラハ城の景観は絶景です。体力に自信があれば、カレル橋の両端の橋塔(有料)に登って塔の上からの景観を楽しむ事もできます。▶カレル橋の詳細を見る

聖ヤン・ネポムツキー像

■触ると幸運が訪れる「聖ヤン・ネポムツキー像」マラーストラナ方面から歩いて左側の8番目の像が「聖ヤン・ネポムツキー像」です。聖ヤン・ネポムツキ―は、かつて理不尽な罪の容疑で川に投げ捨てられ処刑されました。その時に頭の上に星が5つ現れたという伝説を持っており、土台の金色に光るレリーフを触ると幸運が訪れると言われています。この像がある場所には、常に多くの人だかりができています。

カレル橋の橋塔

■カレル橋の橋塔からの景観は絶景カレル橋の両端には、それぞれ大きな橋塔がそびえ立っています。かつては、列強諸国から街を守るための見張り台としてなど、重要な役目を担っていました。現在の橋塔は、内部で常設展示が行われているほか、上の展望階まで登って、プラハのパノラマビューを望む事ができます。橋塔の上からの景観はプラハの中でも間違いなくベスト3に入る絶景なので、是非登って見てください。個人的には旧市街側の橋塔の上から見る景観はプラハの中でナンバーワンです。

徒歩2分

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10:05 カレル通り

カレル通り所要目安:30分~45分Googleマップ

カレル通り(カルロヴァ通り)は、カレル橋と旧市街広場を結ぶ通りで、お土産屋や飲食店を始め、ありとあらゆるショップが軒を連ねています。そのため、お土産を探すには持って来いの場所です。また、この通りにある「manufaktura」というチェコオリジナルのコスメやバス用品を扱っているショップが日本人には大変好評を得ています。女性は1時間以上時間を潰せるような場所です。それ以外のお土産に関しては、この日の観光の後半に「ハヴェルスカ―市場」という露店のお土産通りを通るので、そこを見てから購入を考えても遅くないかもしれません。

徒歩5分

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10:50 旧市街広場

旧市街広場所要目安:1時間Googleマップ

旧市街広場は、「プラハ城」「カレル橋」と並ぶ、プラハの三大観光スポットの一つです。広さ約200m2ほどの広場に面して「旧市庁舎と時計塔」「ティーン教会」「聖ミクラーシュ教会」などの歴史的な建造物や、テラス席付きのカフェなどが建ち並んでいます。広場は常に人で賑わい、歴史的な人物に扮したパフォーマーの姿も旧市街の見どころの一つです。▶旧市街広場の詳細

旧市街広場の景観

■時計塔の上からの景色旧市庁舎の建物の一部である時計塔には、有料で登る事ができます。塔の上からは、プラハ城をはじめ、旧市街広場の全景を上から一望する事ができます。また、百塔の街と言われるプラハの中でも数少ないエレベータで上まで登る事ができる場所なので、年配の方にもおすすめです。

▶時計塔の詳細を見る
プラハのお土産店 プラハチョコレート

■おすすめのチョコレートショップ旧市街広場から伸びる通り「ジェレズナー通り」を入って少し行った右側に「プラハチョコレート」というチョコレートショップがあります。店内はお洒落なパッケージのチョコレートがたくさん並んでいます。味もジンジャー(生姜)味のチョコレートなど、面白いものが見つかります。▶プラハ チョコレートの詳細を見る

休憩・ランチ(50分〜60分)

旧市街広場を堪能したら、ランチタイムです。ランチは旧市街広場に面したカフェのテラス席がおすすめです。混雑している場合は、カレル通り(カルロヴァ通り)に戻れば飲食店がたくさんあります。ただ、ランチ後は旧市街の東側にある火薬塔を目指すので、あまり旧市街広場から離れすぎない方が体力的に楽です。

徒歩8分

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13:00 火薬塔

火薬塔の景観所要目安:5分~10分Googleマップ公式HP(英語)

旧市街の入口にある火薬塔は、かつて王の戴冠式のスタート地点でもありました。高さ65mある塔には登る事ができ、旧市街側と旧市街の外側の両方の景観を楽しむ事ができます。内部はギャラリーとして、彫像やパズルなども展示されています。▶火薬塔の詳細

【火薬塔の営業時間】
  • ・10:00〜20:00(3月と10月)
  • ・10:00-22:00(4月〜9月)
  • ・10:00-18:00(11月〜2月)
【火薬塔の入場料金】
  • ・大人:100CZK

徒歩8分

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13:20 ハヴェルスカー市場

ハヴェルスカー市場の景観所要目安:50分~60分Googleマップ

プラハでバラマキ土産を探すならこの「ハヴェルスカ―市場」が一番です。バラマキ用のチョコレートはもちろん、マリオネットからご当地雑貨、マグネットなど、ありとあらゆるお土産がそろってます。交渉次第で割引も可能ですので、是非トライして見てください。周囲にはカフェや衣料品を扱っている店もあります。▶ハヴェルスカ―市場の詳細を見る

【ハヴェルスカー市場の営業時間】
  • 06.00 – 18.30

徒歩7分

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14:30 ヴァーツラフ広場

ヴァーツラフ広場の景観所要目安:50分~60分Googleマップ

プラハの歴史的に重要な出来事「プラハの春」「ビロード革命」などが起こったのが、このヴァーツラフ広場です。この広場の奥に一際高くそびえる建物は「国立博物館」で、内部には歴史博物館や図書館などの施設を有しています。ヴァーツラフ広場は長さ75m、幅60mもあり、広場というよりは大通りという感じで、ブランドショップなどが立ち並びます。どちらかと言うと、地元の商品というよりは、世界的なブランドやマクドナルドなどのチェーン店などが立ち並ぶ広場です。お洒落なカフェなどもあるので、広場見学後は、通りのショップで買い物をしたり、スイーツタイムがてら休憩などもおすすめです。▶ヴァーツラフ広場の詳細を見る

徒歩2分

15:40トラム駅「Václavské náměstí」駅

ヴァーツラフ広場の最寄りトラム駅「Václavské náměstí」駅で9番のトラムに乗って、次の目的地である「ペトシーン展望台」を目指します。▶プラハ トラムの乗り方を見る

トラム乗車5分 + 徒歩2分

15:45トラム駅「Újezd」駅

ペトシーン公園 ケーブルカー乗り場

ペトシーン展望台の最寄り駅「Újezd」で降りると、徒歩すぐの場所に、ペトシーン公園の丘に上がるケーブルカーの駅があるので、これに乗ってペトシーン展望台を目指します。ケーブルカーのチケットは、トラムや地下鉄と共通のチケットが利用できますので、トラム乗車時は「30-minute ticket(30分間有効なチケット)」を購入しておけば、トラムとケーブルカーに同じチケットで乗車する事ができます。

ケーブルカー乗車5分 + 徒歩3分

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16:00 ペトシーン展望台

ペトシーン展望台と塔の上からの景観所要目安:30分~40分Googleマップ公式HP(英語)

ペトシーン展望台は1891年に、パリのエッフェル塔を模して建設されたプラハのランドマークの一つです。展望台の高さは約60mほどですが、丘の頂上に位置しているため、実際は約300mの高さからプラハ市内を眺める事ができるので、プラハ随一の高台から街を見下ろす事ができます。▶ ペトシーン展望台の詳細を見る

【ペトシーン展望台の営業時間】
  • ・10:00 – 20:00(3・10月)
  • ・10:00 – 22:00(4月-9月)
  • ・10:00 – 18:00(11月-2月)
【ペトシーン展望台の入場料金】
  • ・大人:150CZK
  • ・子供:80CZK
  • ・エレベーター:60CZK(子供は半額)

18:00 ディナータイム

ペトシーンタワー見学後は、旧市街、もしくはマラーストラナ地区に戻ってディナータイムです。もし、体力が残っていれば再度ショッピングなどもありだと思います。また、ペトシーン展望台からの景観は見ごたえありますが、旧市街からはやや離れており、アクセスが少し面倒くさいので、ヴァーツラフ広場見学後は、ペトシーン展望台には行かずに、ショッピング時間を増やすなど、お好みで観光コースはカスタマイズしてください。

プラハの中でもチェコ料理が美味しいお勧めのレストランに関しましては別記事の「チェコ料理が美味しいおすすめのローカルレストラン10選」にて詳しく解説しております。

その他のおすすめ観光スポット

プラハの2日間のモデルコースからは時間の都合で仕方なく外しましたが、時間的に余裕のある方には是非立ち寄って頂きたいお勧めの観光スポットをご紹介致します。

ダンシングハウス

ダンシングハウス所要目安:15分Googleマップ公式HP(英語)

ダンシングハウスは、アメリカ俳優の「ジンジャー・ロジャース」と「フレッド・アステア」の踊る姿にインスピレーションを受けた2人の建築家「フランク・ゲーリー」と「ウラジミール・ミルニッチ」によってデザインされた、現代建築様式の建物です。そのため、愛着をこめて「ジンジャーとブレッド」と呼ばれる事もあります。左側のガラスの建物が女性(ブレッド)を表現し、右側の建物が男性(ジンジャー)を表現しています。ダンシングハウスは完成当初こそ、その奇抜さからプラハ市民に大きな非難を浴びましたが、1996年には「アメリカンタイムズ マガジン」で、権威ある賞を受賞するなどの再評価が行われ、現在ではプラハの大きなシンボルの一つとなっています。ビル内では、テラスからのパノラマビューが絶景のレストランや、ギャラリー、ホテルなどが営業しています。▶ ダンシングハウス 行き方や見どころを紹介

国民劇場

国民劇場所要目安:演目によるGoogleマップ公式HP(英語)

プラハの国民劇場は1881年にネオルネサンス様式の建物として建築されました。その後、完成してすぐに火災で焼失してしまいますが、わずか2年後に国民の寄付によって再建されました。現在、国民劇場ではチェコや世界各国のバレェやオペラ、演劇などの上演が行われています。チケットは公式HPより事前に購入、もしくは開演前に劇場で直接購入する事ができます。料金は演目や座席種によって異なりますが、日本円で1,000円ぐらいで観賞できるプログラムもあるので、是非一度足を運んでみてください。多い時だと1日3回公演が行われています。

【チケットオフィスの営業時間】
  • ・10:00 – 18:00

ジュビリーシナゴーグ

ジュビリーシナゴーグ
"Synagoge in Prag" by Tbachner is licensed underCC BY 3.0

所要目安:30分Googleマップ公式HP(英語)

ジュビリーシナゴーグは、プラハの建築物の中でも異彩を放つデザインが特徴のシナゴークです。シナゴークは、ユダヤ教の会堂のことで、プラハのユダヤ人地区と呼ばれるエリアにはこのシナゴークが複数存在しています。イタリアのミラノで見られる建築様式「リバティ様式」の影響が強くみられるこの「ジュビリーシナゴーグ」は、20世紀初頭に建築された比較的新しい建物です。現在も礼拝の場所として使用されており、内部は有料で見学する事ができます。

【ジュビリーシナゴーグの営業時間】
  • ・11:00 – 17:00(4月-10月)
※土曜日休館【ジュビリーシナゴーグの入場料金】
  • ・大人:80CZK
  • ・学生:50CZK

チェスキークルムロフ

チェスキークルムロフ所要目安:5時間~6時間Googleマップ公式HP(英語)

チェスキークルムロフはプラハの約180キロほど南に位置する中世の街並みを残す世界遺産です。主な見どころは旧市街の中心部に集中しているため、観光時間は半日もあれば十分です。そのため、プラハからはバスを利用しての日帰り、もしくは一泊での観光が一般的で、プラハ発のオプショナルツアーも多数運行されています。プラハからだとバスで片道おおよそ2時間30分ほどで到着します。

チェスキークルムロフの街並みは、一際高くそびえる「チェスキークルムロフ城」を中心に、後期ゴシック建築の特徴を備えた「聖ヴィート大聖堂」など、中世の建造物とボヘミアの自然が融合したプラハとは一味違った美しい街並みを望む事ができます。プラハ滞在時に観光日数に余裕がある場合は、絶対に外せない観光スポットの一つです。▶ 「チェスキークルムロフ」プラハからバスでの行き方

【チェスキークルムロフ城の営業時間】
  • ・09:00 – 16:00(4・5・9・10月)
  • ・09:00 – 17:00(6月-8月)
※12:00~13:00は昼休み【チェスキークルムロフ城の入場料金】「ルートⅠ」
  • ・大人:320CZK
  • ・学生:220CZK
「ルートⅡ」
  • ・大人:240CZK
  • ・学生:170CZK

ルートⅠはルネッサンスルームや城の礼拝堂、仮面舞踏会んお間などを巡ります。ルートⅡは肖像画のギャラリーや19世紀のインテリアの数々が見学できます。

まとめ

本記事で紹介しているモデルコースはあくまでも一例ですが、実際に70代の身内を連れて観光したコースなので、ほとんどの方も体力的には問題なく周れる観光コースだと思います。

また、本コースは観光地をできる限り周遊する事を主目的としておりますので、ショッピングが好きな方などは、買い物時間を増やすなど、お好みでカスタマイズ調整してください。

他にも、プラハには教会のクラシックコンサートや、人形劇など、日本では見る事のできないエンターテインメントが多くありますので、観光日数に余裕があれば、是非体験して見てください。