石の鐘の家 旧市街広場(プラハ)
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プラハ
旧市街広場の東側「キンスキー宮殿」と「ティーン教会」の間に挟まれ、ひっそりと建つ縦長の建物が「石の鐘の家」です。石の鐘の家は13世紀から14世紀初期にかけて、初期ゴシック建築の建造物として建造されました。「石の鐘の家」という名前は建物の角にある「石の鐘」に由来しています。
現在、正確な文献こそ残っておりませんが、「石の鐘の家」は、13世紀に皇族、特にカール4世の母親である「エリシュカ・プシェミスロヴナ」のために建てられたと言われています。事実、建物の中から、皇族に関連性のある装飾などが発見されています。後のボヘミア王でプラハを大きく発展させた「カール4世」はこの家で誕生しました。
石の鐘の家は、その後何度も改修が行われ、一度はバロック様式に造りかえられましたが、再び1980年にゴシック建築に改修されました。そして1986年以降は、プラハ市営のギャラリーとして利用されています。ギャラリーは常設展示の他、期間限定の企画展示なども行われています。
営業時間と入場料金
■営業時間
・10:00〜18:00(火曜〜日曜)
■入場料金
・大人:120CZK
・子供:60CZK
※入場料金はイベントによって変動する場合があります。
アクセス・ロケーション
石の鐘の家は、旧市街広場の北西側に面しています。ヤン・フス像の正面です。
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