空港送迎サービス「プラハエアポート トランスファー」の予約方法と利用方法を解説

プラハ

本記事では、プラハ空港移動にお勧めの「プラハエアポートトランスファー」の「予約方法」や「利用方法」について詳しく解説いたします。

ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港の外観

プラハ空港(ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港)から市内への移動方法は「タクシー」「バス」など、いくつかありますが、間違いなく一番おすすめの移動手段は、本記事でご紹介する「定額送迎サービス プラハエアポートトランスファー」です。

リーズナブルな料金設定はもちろん、日本語ページから手軽に予約できる点、予約時間の2時間前なら無料キャンセル可能など、色んな面で非常にお勧めできる老舗の定額送迎サービス会社です。

送迎シャトルサービス「プラハエアポートトランスファー」について

プラハエアポートトランスファーのサービス概要

プラハエアポートトランスファー(Prague Airport Transfers)」は、チェコの民営会社が運営するシャトル送迎サービスです。

この会社の送迎サービスは大きく別けて「混在送迎シャトル(Shared Shuttle Transfer Services)」と「プライベート送迎(Private Prague Airport Transfer Services)」の2つがあります。

文字通り「混在送迎シャトル」は、他の旅行者との混在送迎になり、「プライベート送迎」は混在なしの完全なプライベート送迎になります。

もちろん、どちらの送迎形態も、プラハ空港〜ご指定のホテル間を、ドアtoドアで直接送迎してくれます。

プラハエアポートシャトルの基本情報

プラハエアポートシャトルの基本情報をまとめた表にてご覧ください。

正式名称プラハエアポート トランスファー
料金450czk〜
(2,700円〜)※ 円は1czk=6円で計算時
所要時間約30〜60分※ 指定した到着地や渋滞具合によって変動
営業時間00:00 – 23:59
最終目的地ホテルや空港、あるいは指定場所まで
無料サービス
  • 無料観光マップ
  • プラハ周辺の4時間ウォークツアーのバウチャー(引換券)
  • 24時間サポート
  • 飛行機の遅延などをモニターして実際に到着してから60分後まで待機
  • 2時間前までキャンセル無料(返金保証)
※ キャンセルに関しては、やり取りの行き違いを避けるため、可能な限り早い段階で連絡する事を推奨します。

飛行機が大幅に遅延した場合でも、連絡なしで飛行機の便名から遅延時間を確認して、その時間に合わせて空港に迎えに来てくれるサービスなどは非常にありがたいです。空港送迎の15年の歴史があるので、色々柔軟に対応してくれます。

送迎料金について

プラハエアポートシャトルの料金は、車種や利用人数などによって異なってきます。以下「共用シャトル(混在送迎)」と「プライベート送迎」の料金表です。

混在送迎シャトルの料金表(最安車種利用時)
人数料金 / 1名(片道)
1名利用時450czk(約2,700円)
2名利用時570czk(約3,420円)
3名利用時600czk(約3,600円)
4名利用時650czk(約3,900円)
プライベート送迎の料金表
人数1名~4名まで5名~8名まで
料金 / 1台(片道)750 CZK(約4,500円)990 CZK(約5,940円)

上記表内の料金は全て「1czk = 6円」で計算しております。為替によって円料金は変動いたします。プライベート送迎の料金は、人数ではなく台数になるので、最大乗車人数までなら、何人乗っても料金は変わりません。

「混在送迎シャトル」と「プライベート送迎」はどちらがおすすめ?

「混在送迎シャトル」と「プライベート送迎」なら、個人的には「混在送迎シャトル」がおすすめです。

料金的にリーズナブルなのはもちろんですが、当日の利用状況によって同乗者がいない事も非常に多くあるからです。この場合は実質的nプライベート送迎になります。

既に10回以上も「混在送迎シャトル」を予約しましたが、実際に同乗者がいたのは3回ぐらいでした。また、仮に同乗者がいたとしても。エリア別に乗客は振り分けられているので、所要時間的にもプライベート送迎とそこまで大差はありません。もちろん当日の状況によって変わる部分もありますが、基本は「混在送迎シャトル」で十分だと思います。

とはいえ、せっかくの海外旅行なので、確実に同乗者がいない事を希望される場合は「プライベート送迎」を予約した方が間違いないと思います。

プラハエアポートトランスファーの予約方法について

本項では「プラハエアポートトランスファー(Prague Airport Transfers)」のオンライン予約方法について詳しく解説していきます。

この段階で「フライト情報」「滞在ホテル情報」「クレジットカード(JCBは不可)」の3点をお手元に準備しておくと予約完了までスムーズに行えます。

① サイトにアクセスして送迎形態と車種を選択

まずは、プラハエアポートトランスファーのWEBページにアクセスして、「プライベート送迎」か「共用シャトル」かを選択します。初期状態では「プライベート送迎」が選択されています。

プラハエアポートトランスファー送迎形態の選択画面

  1. 「プライベートな移動手段」少し翻訳が変ですが、他の旅行者が同乗しないプライベート送迎の事です。料金的にも4人乗りのセダンで750czk(約 4,500円)ほどとかなり良心的です。グループ旅行の方は、こちらを選んでも良いと思います。

  2. 「共用シャトル」他の旅行者と同乗の上で、送迎してもらえる共用シャトルです。料金的には、一番安い車種で「450czk(約 2,700円)と各安です。複数人分同時に予約すると、更に割引になります。個人的には毎回こちらを利用していますが、他の旅行者が同乗しないケースも多く、実質的にプライベート送迎になる事があります。もちろん、ドアtoドアで目的地(ホテルなど)までしっかりと送迎してもらえます。基本的に快適です。

選択した送迎形態に応じて、その下に予約可能な「車種」が表示されます。下画像は「共用シャトル」を選択した場合の車種です。

プラハエアポートトランスファー車種の選択画面

基本的には一番安い「車種」を選択すれば、十分に快適なので「共用シャトル」なら「Shuttle 1(450czk)」を、プライベート送迎なら「SEDAN(750czk)」がお勧めです。車種は、下部のボタン「Book Online」をクリックすれば選択できます。

② 送迎に必要な情報を入力

ページが日本語に切り替わったら、送迎手配に必要な情報を入力していきます。まずは「出発地」と「宛先」を入力します。

「出発地」と「宛先」の入力項目

「出発地」は初期状態で「プラハ空港(PRG)」が入力されています。空港からの送迎の場合はこのままで大丈夫です。

「宛先」を入力する際は、入力エリアをクリックして、滞在予定のホテル名や観光スポット名などを半角の英語で入力します。最初の何文字かを入力すれば、場所の候補を表示してくれるので、全文字を入力する必要はありません。一応参考までに「宛先」は目的地の事なので、ホテルに送迎してもらいたいならホテル名を入力してください。プラハ中心部のホテルはほとんどリストに登録されているはずです。

続いて「フライト情報」を入力していきます。到着時刻は飛行機の到着時間をそのまま選択(または入力)すれば大丈夫です。運転手は到着した時間から60分間は到着ロビーで待機してくれています。

フライト情報の入力項目

「フライトの追跡」は、当日の運転手が便名から遅延などをチェックしてくれますので、必ずチェックを入れておいてください。遅延があった場合なども安心です。また、「機内持ち込み手荷物」は、機内持ち込みサイズの「旅行用スーツケース」などがある場合にチェックを入れます。リュックやショルダーバックレベルの場合はチェックの必要はありません。

【帰りの送迎も同時に予約する場合】

往路(行き)のフライト情報の入力項目の下部に、「往復送迎?」という項目がありますが、これは復路(帰り)の送迎も今回の予約で一緒に手配する場合にチェックを入れる項目です。往路(行き)の予約だけする方は、「往復送迎?」のチェックを外してください。

復路の送迎情報の入力項目

復路の「お迎えの時間」は、搭乗予定の便が出発する2時間30分以上前に設定する様にしてください。また、往路の到着地と、復路の出発地が異なる場合は「返送先の住所・車両が違う?」にチェックを入れると、次のページで、往路(行き)とは別途で、復路(帰り)の送迎場所を設定できます。チェックしないと、往路で送迎されたホテルが、復路の送迎場所(ピックアップされる場所)に自動設定されます。

フライト情報の入力が完了したら、少しページを下にスクロールして「乗車人数」を選択します。

乗車人数と車種の選択

選択した「乗車人数」に応じて、再び利用可能な車種が表示されて、車種を選び直す事ができます。基本は一番安い車種を選択すれば大丈夫です。相乗り送迎でも十分快適ですし、相乗りにならない事も多いです。

ページを再び下にスクロールすると「ベビーシート」などのオプション項目があるので、必要に応じて選択してください。必要なければ「お支払い方法」を選択します。

オプションとお支払い方法の選択項目

初期画面でクレジットカードが表示されていないので「もっと見る」ボタンをクリックして表示させます。ちなみに「PayPal」で決済するとエラーになるので利用しないでください。

クレジットカード決済の場合は「オンラインのカード」にチェックを入れます。

お支払い方法の選択項目

「American Express」だけ下側の「オンラインのカード」になるのでご注意ください。JCBは利用できません。

ページを下方にスクロールしながら「合計金額」を確認上、予約者情報「① 氏名」「② 携帯番号」を入力します。電話番号は「81」の後に、最初の0をとって入力します。090なら90から入力。

お支払い方法の選択項目

最後に「③ 利用規約の同意」にチェックを入れて「予約概要に進む」ボタンをクリックします。

【復路(帰り)の送迎を別場所に設定される場合】

復路(帰り)の送迎も同時に予約される方で、往路(行き)の到着地と、復路(帰り)の出発地が異なる方は、「返送先の住所・車両が違う?」の項目にチェックを入れると前で説明しました。その方は「予約概要に進む」ボタンではなく「続行して帰路を追加します」というボタンが表示されているので、次のステップで復路の情報入力する流れになります。

④ 予約内容の確認

予約内容の確認ページに移動するので、内容を確認しながら、ページを下方にスクロールしていきます。

送迎予約内容の確認ページ

予約内容に問題が無ければ「ご予約の確認と完了」をクリックします。

送迎予約内容の確認ページ

この時点で予約は完了し、入力したメールアドレスに予約完了メールが届きます。ただし、お支払いはまだ完了しておりませんので、ページは閉じないでください。

⑤ お支払い情報を入力して予約を完了

ページが自動で切り替わり、予約内容が表示されていると思います。この画面から決済を完了していきます。

決済する旅程の選択画面

一番左上にあるチェックボックス□にチェックを入れると、最上部付近の「選択した支払い」ボタンが押せる様になるので、クリックします。

決済方法の選択画面が表示され、前で選択した決済方法が自動選択されています。ここで変更も可能です。

決済方法の再選択画面

決済方法を選択したら「給与」ボタンをクリックします。翻訳が節々でおかしいですが、信頼できる送迎会社なので安心してください。

ページが切り替わり、セキュリティで保護された「クレジットカード情報の入力ページ」に移動します。

クレジットカード情報の入力ページ

CVVコードとは、カード裏面に記載されている3桁の数字の事です。全て入力の上で、ページ下部の「お支払い」ボタンをクリックします。

決済処理が開始されるので、ページを閉じたり戻したりしないで、処理の完了を待ちます。決済処理が正常に完了すると、予約内容の管理ページに移動します。

予約した送迎内の上部右側付近に「支払済」と表示されているはずです。

予約した送迎の管理ページ

必須ではありませんが、この画面をキャプチャー(スクリーンショット)で保存しておくと、万が一の備えになります。

さて、この時点で2通ほどメールが届いているかと思いますが、重要なのは件名「注文番号の確認 000000」と書かれたメールになります。

送迎当日は、このメール内に記載されている「注文番号」をプリントアウトかスマートフォンの画面上で、現地ドライバーに提示するだけで送迎車に乗車できます。基本的には、「注文番号」を提示して、予約者本人である事さえ証明できれば乗車できます。

予約完了後から当日のシャトル乗車までの流れ

プラハ空港に到着後、送迎ドライバーは、バゲージクレームを抜けた先の到着ホールで待機しています。

プラハ空港内で待機する送迎シャトルの運転手達

いつもだいたい4人〜5人ぐらいのドライバーが待機しており、スーツを着てオレンジ色のボードを手にしています。このボードに送迎者(予約者)の名前がローマ字で記されているので、ご自身の名前が掛かれたボード探して、ドライバーに声をかけてください。その後、ドライバーと一緒に駐車場まで移動し、後は目的地まで送迎してもらえます。

また、これは万が一のお話ですが、当日にご自身の名前が書かれたボートを持ったドライバーが到着ロビーで見つからない場合は、他のドライバーに予約内容をみせて「I can't find my driver」と伝えてみてください。送迎会社に電話するなどして対応してくれます。

ホテルからプラハ空港の移動時に送迎を利用する場合は、ホテルの前あたりで待機していれば、指定した時間にドライバーが送迎にやってきてくれます。しっかりとした送迎サービス会社なので、過度な心配はいりません。

「プラハエアポートトランスファー」の公式動画

YouTubeに掲載されている「プラハエアポートトランスファー」の公式動画も参考にご覧ください。