プラハ 空港から市内へのアクセス方法を移動手段別に徹底解説

(2018年3月3日) プラハ空港(ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港)

プラハ空港(ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港)から市内中心部までは17キロほど離れており、車なら30分ほどの距離です。

しかし、プラハ空港から市内への移動方法は「タクシー」をはじめ、民間会社が運営する「プラハエアポートシャトル」や「エアポートエクスプレス」「バス」など多くの選択肢があります。そのため、どの送迎サービスを利用すれば良いのかは非常に悩みどころだと思います。

以上を踏まえ、本記事では、プラハ空港から市内、市内からプラハ空港への移動方法をお探しの方に向けて、おすすめの送迎サービスや移動手段をご紹介致します。各移動手段のメリットとデメリットを比較の上、可能な限り詳しく解説いたします。

空港からプラハ市内への移動手段の比較

以下の「プラハ空港~市内の送迎サービス比較表」では各送迎サービスの料金や所要時間、最終目的地などが比較できる様になっています。

プラハ空港~市内の送迎サービス比較表
プラハエアポート トランスファーエアポートエクスプレス市営バスタクシー
料金290czk〜40czk~60czk※132czk500czk〜700czk
所要時間約30分※240分〜50分※318分~45分※4約30分※2
営業時間00:00 – 23:5905:00~22:0005:00 – 23:3000:00 – 23:59
最終目的地ホテル、もしくは指定の場所までプラハ本駅乗車路線によって異なる。ホテル、もしくは指定の場所まで
▲表に指を乗せて横にスライドさせると全体を見る事ができます。

※1デイヴィツカー駅まで40czk、プラハ本駅まで60czk

※2旧市街および旧市街内のホテルまでの所要時間

※3Praha Hlavní nádraží(プラハ本駅)までの所要時間

※4Zlíčín駅まで約18分、Nádraží Veleslavín駅まで約20分、Nové Butovice駅まで約45分。

一見、料金が安くて所要時間が短い移動手段がお得に思えますが、最終的にどの場所まで送迎してくれるかも送迎サービス選びの重要なポイントです。次項以降ではその辺も踏まえて、各空港送迎サービスの概要を一つ一つ詳しく説明致します。

プラハエアポートトランスファー

Prague Airport Transfers」という会社が運営している定額タクシーの送迎サービスです。料金も通常のメーター制タクシーよりも安く、これが個人的には一番おすすめのプラハ空港から市内への移動方法です。

この定額タクシーのサービスを利用するには、予め「Prague Airport Transfers」のHPで予約をする必要がありますが、日本語サイトもあって対応も丁寧なので簡単に予約できます。

もちろん、予約時に宿泊予定のホテルを指定すれば、ホテルまで直接送迎してくれますし、特定の観光スポットから空港まで送迎してもらう事も可能です。

料金も片道の混在送迎なら、定額で「290czk(約1,500円)」と非常にリーズナブルです。プライベート送迎にした場合でも、片道料金は定額で「590czk(約3,000円)」になるので、2人以上の方はプライベート送迎を手配した方がお得です。送迎料金は基本的に、1台分の料金なので、4人までなら何人乗っても一緒です。ちなみに5人-8人乗りなら片道の送迎で、1台「780czk(約4,000円)」で予約可能です。

「プラハエアポートトランスファー」の利用方法に関しては別記事のプラハ エアポートトランスファー】予約から乗り方まで徹底解説で詳しく紹介しております。

タクシー(メーター制)

プラハのメーター制タクシーは以前は非常に評判が悪かったのですが、現在(2018年)では政府の方針により改善が行われ、旅行者の方も安心して利用できる様になりました。とは言え、まだまだ流しのメーター制タクシーの中には悪質なものもありますので、流しのタクシーはなるべく避ける様にしてください。

もし、メーター制タクシーを使うなら、プラハ空港内に受付カウンターがあるタクシー会社「Fix Taxi」と「Taxi Prague」の2社がお勧めです。この2社のタクシー会社はプラハ空港の公式HPでもお勧めされているので安心して利用できると思います。

乗り方も簡単で、プラハ空港内到着ホールの受付カウンターに行って、行先を伝えればタクシー乗り場に案内してくれます。受付カウンターは、「ターミナル1」と「ターミナル2」両方の到着ホールにあります。

運賃に関しては、道路の込み具合や行先によって若干異なりますが、共に初乗り料金が40czkで、以降は1kmごとに28czkづつ加算されて行きます。プラハ空港から市内の中心部(旧市街・新市街のホテル)までは約17kmほどなので、だいたい総額で500czk〜700czk(2500円~3500円ほど)になり、所要時間は最短で30分ほどです。

■タクシーの基本情報

基本的にメーター制のタクシーは、どの会社(悪質な会社を除く)を利用しても料金はほぼ同じです。以下はタクシーを利用してプラハ空港から市内へ移動する場合の一般的な料金や所要時間になります。

運行時間24時間
運賃の目安480czk〜700czk(プラハ市内まで)
初乗り料金40czk(以後は1kmごとに28czk加算)
停車時間の料金1分毎に6czk(5分までは無料)
所要時間約30分
最終目的地任意の指定場所

■おすすめのタクシー会社概要

FIX TAXI

1991年創業のプラハの中でも老舗のタクシー会社で、白のボディに丸型の「FIX」と書かれたロゴマークが特徴です。空港内の受付カウンターは黄色一色なので非常に見つけやすいです。また、やり取りは英語になりますが、HPの入力フォームから必要事項を記入の上で、送迎の事前予約も可能です。

TAXI PRAGUE

車体の14007というロゴが印象的なタクシー会社。かなりデジタルツールを活用しており、WEBページも今風で、専用のアプリをダウンロードすれば、アプリ上での予約や支払いも可能です。「FIX TAXI」と同様にプラハ空港にタクシーの受付カウンターがあります。

AAA Taxi

黄色一色の車体が特徴の「AAA Taxi」は、「TAXI PRAGUE」と同様にアプリやWEBから手軽に事前予約ができます。ガイドブックなどでも、この「AAA Taxi」の利用をおすすめしている本も結構多く、タクシー会社の中では一番口コミ評価が高いとされています。しかし残念ながら、空港に専用カウンターがないので、予約なしで「AAA Taxi」を利用する場合は、直接プラハ空港の乗り場でタクシーを拾う必要あります。

■メーター制タクシーのメリットとデメリット

メーター制タクシーのメリットは、事前予約なしで空港のカウンターからその場で手配できる点や、空港から宿泊予定のホテルまで直接送迎してくれる点、あとは完全にプライベート(他の乗客との乗り合いなし)な部分です。

しかし、他の送迎サービスと比較した場合に、料金が最も高い事や、当日の混雑状況によって料金が変動するなどデメリットも多い移動手段です。上にも記載していますが、プラハ空港から市内までのタクシーでの移動料金は、おおよそ480czk ~700czkになります。

もし、プラハの空港からホテルまで、ドアtoドアで直接送迎して欲しいなら、低料金の定額送迎サービス「プラハエアポートトランスファー」の方が料金的には安いですし、利用者の口コミ評価も高いです。

そう考えると、タクシーは単に料金的に高いだけの移動手段になるので、敢えてタクシー(メーター制)を利用するメリットはほぼないと思います。あくまでも事前に他の送迎サービスを予約していない場合の最後の選択肢が「タクシー」という位置付けが良いと思います。また、前もって送迎サービスを手配するのが面倒だと言う人にもタクシーはお勧めかもしれません。

本記事でお勧めしている「プラハエアポートトランスファー」の利用方法などに関しては、別記事の「プラハ エアポートトランスファー】予約から乗り方まで徹底解説」で詳しく解説しておりますので、宜しければ参照してみてください。


市営バス

プラハ バス

プラハ空港から市営バスを利用する場合は、空港発着のバス「No.119」「No.100※ノンステップバス」「No.179」のいずれかで市内にアクセスが可能です。旧市街やカレル橋、マラー・ストラナ周辺に行きたい方は「No.119」のバスで終点まで行き、そこから地下鉄に乗り換える形になります。各バスと地下鉄へのアクセスは以下を参考にしてください。

・No119に乗った場合:
終点の「Nádraží Veleslavín(所要20分ぐらい)」で下車後、地下鉄Aラインに乗り換えて、宿泊予定ホテルの最寄り駅で降車。降車駅はお持ちのガイドブックもしくは、市内までの路線図でご確認ください。参考までに、地下鉄Aライン駅「Malostranská」で降りた場合は「マラー・ストラナ地区」周辺に、同じく地下鉄Aラインの駅「Staroměstská」で降りた場合は、「旧市街」や「カレル橋」の周辺に出ます。
・No100に乗った場合:
「Zlíčín(所要18分ぐらい)」で降車後、地下鉄Bラインに乗って、宿泊予定ホテルの最寄り駅で降車。参考までに、地下鉄Bライン駅「Můstek」で降りれば、「ヴァーツラフ広場」の近くに出ます。
・No179に乗った場合:
「Nové Butovice(所要45分ぐらい)」で降車後、地下鉄Bラインに乗って、宿泊予定ホテルの最寄り駅で降車。

■市営バスの基本情報

運行時間05:00 – 24:00
運賃24czk(30分有効)
32czk(90分有効)
110czk(24時間有効)
310czk(72時間有効)
所要時間18分~45分
最終目的地乗車路線によって異なる。

Zlíčín駅まで約18分、Nádraží Veleslavín駅まで約20分、Nové Butovice駅まで約45分。

バスのチケットは空港内のキオスク(赤い看板にMetoro・Tram・Busと書いてあります)で購入可能です。時間帯によっては閉まっているので、その場合はバスの運転手から直接購入する事ができます。運転手から購入する場合は、お釣りはもらえないので高額紙幣は利用できません。また料金も若干だけ高くなります。

■市バス乗の乗り場

プラハ空港(ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港)マップとバス乗り場の位置関係

市バスの乗り場は到着ロビーを出たら、すぐ正面に乗り場が見えるので、すぐに分かると思います。

■市営バスのメリットとデメリット

市営バスの大きなメリットは空港から市内まで最も安く行けるという点です。しかし、カレル橋などがある市内の中心部までは、一度地下鉄に乗り換える必要があります。地下鉄はプラハ市民の出勤時間などは非常に混雑しており、交通費をよほど節約したい方以外は、あまりおすすめできない移動手段です。また、トランクや大きな荷物がある場合は、別途16CZKが必要で、乗車時に運転手にその旨を伝えて料金を支払う形になります。

エアポートエクスプレス(AE Airport Express)

エアポートエクスプレスは空港とプラハ本駅を結ぶ定期運航のバスです。料金もリーズナブルで、所要時間はスムーズに行けば45分ほど。注意点としては、いくつか停車駅を経由するので、交通状況によってはかなり運行が遅れる場合がある事です。個人的には「プラハエアポートトランスファー」の次におすすめの移動手段です。

■エアポートシャトルの基本情報

運行時間06:30〜22:00(市内からは:05:30〜21:00)
運賃60czk(プラハ本駅)
40czk(デイヴィツカー)
所要時間40分〜50分(プラハ本駅まで)
最終目的地プラハ本駅
・チケットの購入方法
チケットは空港のインフォメーションセンターか、バス運転手から直接購入できます。運転手から購入する場合はお釣りが貰えない場合があるので、小銭を用意しておきましょう。
・バス乗り場(ターミナル1)
乗り場は、ターミナル1の空港チェックインホール前に市営の運行エリアがあります。ターミナル1発のバスは、ターミナル2を経由します。
・バス乗り場(ターミナル2)
乗り場は、ターミナル2の空港チェックインホール前に市営の運行エリアがあります。
・主な停車地点
「Náměstí Republiky(ナームニェスティ・レプブリキ駅:地下鉄ラインB)」までは約38分。
「Masarykovo nádraží(プラハ・マサリク)」までは約41分。
「Hlavní nádraží(プラハ本駅:地下鉄ラインC)」までは約46分。

■エアポートエクスプレスのメリットとデメリット

エアポートエクスプレスのメリットは、市営バスでは直接行く事ができない「プラハ本駅」までリーズナブルな料金で行けるという点です。ですので、プラハ本駅周辺のホテルに宿泊予定の方には、非常に便利な移動手段だと言えます。

しかし、宿泊予定のホテルが「マラーストラナ地区」や「カレル場周辺」の場合は、プラハ本駅からスーツケースやトランクを引いて歩く必要があるので、年配の方にはきついかもしれません。

まとめ

プラハ市内への移動手段は、安さならバスですが、一番楽で快適なのはホテルまで直接送迎してくれる「タクシー」です。

しかし、タクシーのメーター制に不安を持っている方も多いと思いますので、やはり個人的には日本円で1500円ほどで市内のホテルまで移動できる定額タクシーサービス「プラハエアポートトランスファー」がおすすめです。