【2026年最新版】プラハ空港から市内へのアクセス方法を徹底解説【チェコ】

プラハ
プラハ空港(ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港)

本記事では、プラハ空港から市内へのお勧めの移動手段を厳選してご紹介致します。

プラハ空港のロケーション

プラハ空港と市内間の移動方法をご紹介する前に、まずはプラハ空港(ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港)のロケーションからご確認ください。

プラハ市内の中心部とプラハ空港は約17キロほど離れており、車でスムーズに行けば30分ほどの距離です。プラハ空港から乗り入れ可能な電車はありませんので、基本は車やバスなどで移動する形になります。

参考までに、日本からプラハ空港(ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港)に到着した場合、基本はターミナル1(T1) に到着します。

プラハ空港から市内へのアクセス方法

プラハ空港から市内中心部への移動には、大きく4とおりの方法があります。どの方法も市内中心部からプラハ空港に行く場合にもご利用頂けます。以下お勧め順にご紹介します。

  1. プラハエアポート トランスファーの空港内でイメージ画像

    空港送迎サービス「プラハエアポート トランスファー」(旅行初級者向け)プラハ空港の送迎サービスで20年近い実績を誇る「プラハエアポート トランスファー」を利用すると空港〜市内間の移動がドアtoドアで可能です。料金的なリーズナブルさはもちろん、予約も「公式HP(日本語ページ)」から、簡単に完了できてクレジットカード決済が可能。筆者も毎回利用しており、日本人で利用する方も非常に多いです。一番安い車種を利用すれば、「450 CZK(3,440円)〜」と比較的リーズナブルで、交通状況に関係なく料金は完全固定です。日本から事前手配できる点や、飛行機の遅延などにも柔軟に対応してくれるなど、非常にメリットが多いです。

    ▶︎ この空港送迎サービスの詳細へ

  2. プラハ空港でのUBER利用

    UBERを利用する(旅行中級者向け) タクシーを利用したいけれど、当日の英語でのやり取りや料金面に不安がある方には、プラハ空港の公式タクシーサービスとして案内されている「Uber Airport」の利用がおすすめです。
    Uberは配車前にアプリ上で料金を確認できるため、メーター料金や料金交渉に不安がある方でも利用しやすいのがメリットです。空港ではUberアプリのほか、到着ホールのセルフサービス端末やサービスカウンターからも配車できます。料金は時間帯や需要、目的地によって変動しますが、プラハ空港公式サイトでは、タクシー料金として、市内中心部まで約20kmで800CZK/32ユーロ前後と案内されています。

    ▶︎ UBERの詳細へ

  3. 空港シャトルバス エアポートエクスプレス

    空港シャトルバス エアポートエクスプレス(旅行中級者向け) エアポートエクスプレスを利用すれば、プラハ空港からプラハ本駅まで直通かつリーズナブルな料金設定「200czk(1,530円)」で移動する事ができます。
    ただし、市内側の停車場である「プラハ本駅」は、カレル橋やプラハ城側のエリアからは徒歩20分以上離れた場所にあるので、その辺は考慮する必要があります。プラハ本駅周辺のホテルに滞在予定の方や、列車でそのまま近隣都市へ移動する方などにはお勧めの移動方法です。

    ▶︎ この空港シャトルバスの詳細へ

  4. プラハ空港のバス乗り場で市営バスを利用する乗客の様子

    市営バス・トロリーバス(旅行上級者向け) プラハ市営のバスを利用して空港と市内間を移動するのが、最も料金的にはリーズナブルな方法です。ただし、バスは市内中心部のやや南側のエリアに発着するので、「旧市街」「カレル橋」「プラハ城」周辺に移動する場合は、バス下車後に地下鉄への乗り換えが必須となります。 体力のある方であれば、バス下車後は徒歩で、市内中心部に移動する事も不可能ではないですが、トランクがあると結構きついと思います。体力に自信があり、とにかく格安で移動したい方のみにお勧めです。

    ▶︎ 市営バスでの詳細へ

それぞれのアクセス方法の特徴やメリット・デメリットについては、次項より詳細に解説いたしますが、4つのアクセス方法の所要時間や料金をまとめた「プラハ空港~市内の送迎サービス比較表」もご覧ください。

プラハ空港~市内の送迎サービス比較表

1チェココルナ = 円で
※表は横スクロール(スワイプ)で全体表示可能です。
サービス料金所要時間
(最終目的地まで)
最終目的地営業時間
プラハエアポート
トランスファー
(空港送迎サービス)

450czk

約30〜60分指定場所まで24時間
UBER

450czk

約30〜60分指定場所まで24時間
エアポートエクスプレス
(空港シャトルバス)

200czk

40分〜50分プラハ本駅5:30〜23:30頃
市営バス・トロリーバス

50czk

18分~45分地下鉄接続駅まで05:00 – 23:30

市営バス・トロリーバスは、Nádraží Veleslavín駅まで約15分、Zličín駅まで約18分、Anděl方面まで約50分が目安です。市内中心部へは地下鉄やトラムへの乗り換えが必要です。

一見、料金が安くて所要時間が短い移動手段がお得に見えますが、最終的にどこまで送迎してくれるかも送迎サービス選びの重要なポイントです。上の比較表の所要時間は、その移動手段だけで行ける最終下車ポイントまでの時間となります。バス利用時は、下車してからホテルに移動するまでの所要時間がプラスで発生します。

次項より各移動方法について、お勧め順に解説してまいります。

① 空港送迎サービス「プラハエアポートトランスファー」でプラハ市内・ホテルへ

プラハエアポートトランスファーのサービス概要

プラハ空港と市内間の移動手段として最もお勧めなのが、15年以上の実績を誇る老舗の定額送迎サービス会社Prague Airport Transfers」で、日本語ページから誰でも簡単に予約可能できます。

料金もUberを利用する場合より安くなるケースもあり、個人的にも毎回利用しているプラハ空港から市内への移動方法です。もちろん、空港への移動時にも利用できます。

この定額送迎サービスの利用には、「Prague Airport Transfers のHP」から事前予約が必要ですが、日本語ページの案内に沿っていくだけなので、誰でも手軽に利用できます。運営の歴史も長く、運転手や窓口の対応も丁寧です。

もちろん、目的地に宿泊予定のホテルを指定すれば、ホテルまでドアtoドアで直接送迎してくれますし、特定のスポットから空港まで送迎してもらう事も可能です。

料金も片道の混在送迎なら、定額で「450czk(約3,447円)」と非常にリーズナブルです。また、大人数で利用するほど1人辺りの料金は安くなります。

1チェココルナ = 円で
※表は横スクロール(スワイプ)で全体表示可能です。
1名

450czk

2名

570czk

3名

600czk

4名

650czk

上記は車1台あたりの総額料金なので、4名で利用しても「650CZK」です。

料金だけで比較すると「Uber」の方が安くなるケースもありますが、「Uber」は時間帯や需要によって料金が変動します。その点、常に定額で利用できる「プラハエアポート トランスファー」は、事前に料金を把握しておきたい方や、到着後の配車操作に不安がある方にとって安心感があります。

なお、5名以上で利用する場合は、8名まで乗車可能な「ミニバン(990CZK)」も選択できます。家族旅行やグループ旅行であれば、タクシーを2台手配するよりも、手軽かつリーズナブルに利用しやすいのがメリットです。

「プラハエアポートトランスファー」の利用方法に関しては別記事の定額の空港送迎サービス「プラハエアポート トランスファー」の予約方法と利用方法を解説で詳しく紹介しております。

プラハエアポートトランスファーの基本情報

プラハエアポートトランスファーは、プラハ空港と市内を結ぶ定額送迎サービスです。

名称プラハエアポート トランスファー
料金450CZK〜
(3,447円〜)※ 乗車する車種によって異なります。基本は最安の車種で十分。
所要時間約30分
営業時間24時間
最終目的地ホテル、もしくは指定の場所まで
無料サービス
  • 無料観光マップ
  • プラハ周辺の4時間ウォークツアーのバウチャー(引換券)
  • 24時間サポート
  • 飛行機の遅延などをモニターして実際に到着してから60分後まで待機
  • 2時間前までキャンセル無料(返金保証)
※ キャンセルに関しては、やり取りの行き違いを避けるため、可能な限り早い段階(フライト搭乗前)で連絡する事を推奨します。

旧市街および旧市街内のホテルまでの所要時間

送迎の運転手は、搭乗したフライトの到着時間を随時確認しています。フライトに遅延があった場合も、実際に飛行機が空港に到着した時間から最大60分まで到着ロビーで待機してくれます。荷物の受け取りや入国審査に十分な時間を確保することができるので、フライトが遅れた場合も到着が早まった場合も安心です。

プラハエアポートトランスファーの予約方法

「プラハエアポートトランスファー」の「共用シャトル」を予約する手順を簡単にご紹介します。共用シャトルは他の旅行者との混在送迎になりますが、十分に快適なのでお勧めです。

  1. 「Prague Airport Transfersの公式HP」にアクセスの上で乗車数や経路などを選択

    ページにアクセス後、まずは「乗車数」を選択の上で、経路で「出発地」「宛先(行き先)」、乗車日時やフライトなどの必要情報を入力または選択します。

  2. 利用車種を選択

    続いて、利用車種(送迎形態)を「セダン(プライベート送迎)」か「シャトル(乗合バス)」かを選択します。基本的には乗合となる「シャトル」でも十分快適なので、4人までの利用なら「シャトル」の方がリーズナブルでおすすめです。

  3. お支払い方法や連絡先情報を入力「追加オプション」は必要に応じて任意で選択し、必須項目の「お支払い方法」と「連絡先情報」の項目を埋めて、最後にページ下方の「予約概要に進む」をタップします。

  4. 予約内容の確認ページが切り替わったら、予約内容を確認の上、問題なければ最下部のボタン「ご予約の確認と完了」をタップします。後は日本語の案内に従って予約を完了します。

予約の簡単な流れは以上ですが、オンライン予約の詳しい流れや利用方法について知りたい方は、別記事の定額の空港送迎サービス「プラハエアポート トランスファー」の予約方法と利用方法を解説で詳しく紹介しております。

② UBERでプラハ市内・ホテルへ

プラハ空港でのUBER利用

数年前までプラハ空港でタクシーと言えば「メーター制」でしたが、近年は「UBER」の利用もポピュラーです。

料金は「UberX」の利用なら、目安として「450CZK〜800CZK(約3,440円〜6,130円)」程度で利用できます。時間帯によっては、さらに安く表示されるケースもあります。

Uberを利用する場合、配車前にアプリ上で料金を確認できるため、メーター制タクシーのように料金が分かりにくい不安は少ないです。ただし、料金は時間帯・需要・目的地によって変動するため、利用前に必ずアプリ上の表示料金を確認しましょう。

PRG タクシー(公式ページ)」にアクセスして、出発地と目的地を入力すると日本語で料金シュミレーションも可能です。もちろん24時間利用可能なので、空港に遅く到着しても安心です。

Uberを利用する予定の方は、日本国内にいるうちにアプリをダウンロードし、クレジットカードの登録まで済ませておくと安心です。現地到着後に設定しようとすると、空港の通信状況や本人認証の関係で、アプリのダウンロードやカード登録がスムーズに進まない場合があります。

空港での利用方法は簡単で、Uberアプリから目的地を入力し、車種選択画面で「Uber Airport」を選択して配車します。アプリ上で行き先と料金を確認でき、支払いはアプリに登録したカードのほか、現金にも対応しています。

また、プラハ空港ではアプリ以外にも、到着ホールに設置されたセルフサービス端末や、スタッフ常駐のサービスカウンターからUber Airportを配車できます。セルフサービス端末を利用する場合はカード決済のみ、有人カウンターではカードまたは現金での支払いが可能です。

プラハ空港でのUBER利用 - 3種類の配車方法

いずれかの方法でUber Airportを配車すると、6桁のPINコードが発行されます。乗車後にこのPINコードをドライバーへ伝えることで、予約した車両と照合される仕組みです。

乗車場所となるピックアップポイントは、ターミナル1・ターミナル2の到着ホール前にあります。日本からの国際線は基本的にターミナル1に到着するため、到着後は案内表示に従って到着ホール前のピックアップポイントへ移動しましょう。

不安な場合は、到着ホールにあるUber Airportのカウンターを利用するか、現地のUberコーディネーターに確認すると安心です。カウンターと係員による案内は毎日7時〜21時まで対応しており、車両自体は両ターミナルの到着ホール前で24時間利用できます。

なお、空港到着後にアプリや配車端末の操作に不安がある方は、前でご紹介した「Prague Airport Transfers」の利用がおすすめです。日本語ページから事前予約でき、当日は到着ホールで運転手と合流して送迎車に乗り込むだけ。英語でのやり取りをできるだけ避けたい方にも利用しやすいサービスです。

UBERの基本情報

プラハ空港〜市内間でUBERを利用する場合の基本情報は以下のとおりです。

名称UBER(ウーバー)
平均料金450CZK〜800CZK
※ 料金は需要や時間帯によって変動します。事前にアプリで確認可能。
所要時間約30〜60分
営業時間24時間
最終目的地ホテル、もしくは指定の場所まで
HPプラハ空港UBER利用時の案内ページ

③ 空港シャトルバス「エアポートエクスプレス」でプラハ本駅へ

空港シャトルバス エアポートエクスプレス

エアポートエクスプレスは空港とプラハ本駅を結ぶ定期運航のシャトルバスです。空港から直通でプラハ本駅まで行く事ができ、スムーズに行けば所要時間は40分ほどです。

運行ルートに関しては以下の地図を参考にしてください。

エアポートエクスプレスの運行ルート

プラハ市内の路線図はこちらからPDFファイルをダウンロードください。

上記の路線図の停車駅をまとめると以下の通りです。

・空港発 → プラハ本駅方面

  • ターミナル1(Terminál 1)
  • プラハ本駅(Hlavní nádraží)
    乗り換え ⇨ 地下鉄C線
    乗り換え ⇨ 鉄道各線

・プラハ本駅発 → 空港方面

  • プラハ本駅(Hlavní nádraží)
    乗り換え ⇨ 地下鉄C線
    乗り換え ⇨ 鉄道各線
  • ターミナル1(Terminál 1)
    日本行きの便は主にここに発着
  • ターミナル2(Terminál 2)
    主にシェンゲン協定加盟国方面の便が発着

なお、プラハ本駅から空港方面へ向かう場合は「ターミナル1」と「ターミナル2」に停車しますが、空港からプラハ本駅方面へ乗車する場合は、基本的にターミナル1前の「Airport Express」乗り場を利用します。

日本からプラハへ到着する場合は、通常ターミナル1に到着します。ターミナル1前にエアポートエクスプレスの乗り場があるため、到着後は案内表示に従って乗り場へ向かえば問題ありません。

なお、ターミナル2は主にシェンゲン協定加盟国からの便が発着するターミナルです。ヨーロッパ内の都市を経由してプラハへ到着する場合は、ターミナル2に到着するケースもあります。

エアポートエクスプレスの基本情報

運行時間毎日5:30〜23:30頃まで
夜間運行0:30〜5:30頃まで(60分間隔)
運賃
  • 200CZK(大人)
  • 100CZK(6〜15歳)
  • 無料(5歳以下)
  • 無料(Prague Visitor Pass所有者)
所要時間約40分(プラハ本駅まで)
運行間隔20〜30分間隔(夜間は60分間隔)
最終目的地プラハ本駅
公式サイトAirport Express

運行スケジュール(随時更新)

エアポートエクスプレスの運行スケジュールは、公式サイトで配布されているタイムテーブル(PDFファイル - 英語)にてご確認ください。

エアポートエクスプレス 乗車チケット購入方法

乗車には「エアポートエクスプレス」専用の乗車チケットが必要です。

通常の片道チケットは、空港・プラハ本駅のインフォメーションセンターまたはバス運転手から購入できます。運転手から購入する場合はお釣りが貰えない場合があるので、小銭を用意しておきましょう。

なお、チケットのオンライン購入やタッチ決済に関しては、空港ページなどでも案内されていませんので、利用できない前提で想定しておく方が無難です。

エアポートエクスプレス バス乗り場

・バス乗り場(ターミナル1)

乗り場は、ターミナル1の空港チェックインホール前に市営の運行エリアがあります。ターミナル1発のバスは、ターミナル2を経由します。

・バス乗り場(ターミナル2)

乗り場は、ターミナル2の空港チェックインホール前に市営の運行エリアがあります。

プラハ空港ターミナル1とターミナル2のバス乗り場の詳細は以下のマップを参考にしてください。赤い吹き出しが指す場所がエアポートエクスプレスの乗り場になります。

プラハ空港(ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港)マップとエアポートエクスプレス乗り場の位置関係

・プラハ本駅(Praha hl / Hlavní nádraží)のバス停留所

空港から「Hlavní nádraží(プラハ本駅:地下鉄ラインC)」までは所要約46分です。エアポートエクスプレスのプラハ本駅の停留所は以下を参考にしてください。プラハ本駅から空港に行く場合もここから乗車する事ができます。

エアポートエクスプレスのメリットとデメリット

エアポートエクスプレスのメリットは、プラハ空港から「プラハ本駅(Hlavní nádraží)」まで乗り換えなしで移動できる点です。市バスと地下鉄を乗り継ぐ必要がないため、スーツケースを持っている方や、プラハ本駅周辺のホテルに宿泊する方には便利な移動手段です。

料金面では、「プラハエアポート トランスファー」や「Uber」などのドアツードア移動と比べるとリーズナブルですが、通常の市バス+地下鉄で移動する場合と比べると割高です。そのため、最安の移動手段というよりは、プラハ本駅まで乗り換えなしで行ける利便性を重視する方向けの交通手段と言えます。

ただし、到着地はあくまでプラハ本駅です。ホテル前まで直接送迎してくれるわけではないため、旧市街広場やカレル橋周辺、マラーストラナ地区、プラハ城周辺に宿泊する場合は、プラハ本駅からさらに地下鉄・トラム・タクシーなどで移動する必要があります。

プラハ本駅は主要観光エリアからやや東側に位置しているため、宿泊エリアによっては料金面でも移動面でも少し中途半端に感じる場合があります。プラハ本駅周辺に宿泊する方には便利ですが、ホテルまで楽に移動したい方や、到着後に再度乗り換えるのが不安な方は、ドアツードアで移動できる送迎サービスやUberの方が使いやすいです。

④ 市営バス・トロリーバスで各地下鉄駅へ

プラハ空港のバス乗り場で市営バスを利用する乗客の様子

プラハ空港から市営バスを利用する場合は、以下4系統のいずれかのバスでプラハ空港から市内にアクセスが可能です。

  1. 59番トロリーバス 市内中心部へ向かう場合に最も分かりやすいのが、59番トロリーバスを利用するルートです。空港から終点の「Nádraží Veleslavín(ナードラジー・ヴェレスラヴィーン)」まで行き、地下鉄A線に乗り換えて旧市街やマラーストラナ方面へ向かいます。空港から「Nádraží Veleslavín」までの所要時間は約15分です。

  2. 100番バス 100番バスを利用する場合は、終点の「Zličín(ズリチーン)」で下車後、地下鉄B線に乗り換えて市内中心部へ向かいます。空港から「Zličín」までの所要時間は約18分です。地下鉄B線沿線のホテルに宿泊する場合や、スミーホフ方面へ移動する場合に便利なルートです。

  3. 191番バス 191番バスは、空港から「Petřiny(ペトジニー)」や「Anděl(アンジェル)」方面へ向かう路線です。「Petřiny」では地下鉄A線、「Anděl」では地下鉄B線に乗り換えることができます。ただし、市内中心部へ向かう場合はやや遠回りになるため、初めてプラハを訪れる方には59番トロリーバスの方が分かりやすいです。

  4. 907番・910番の夜間バス 深夜帯に空港から市内方面へ移動する場合は、907番または910番の夜間バスを利用します。907番はプラハ本駅や共和国広場方面、910番は「I.P. Pavlova」や「Karlovo náměstí」方面へ向かう際に利用できます。ただし、深夜帯は地下鉄の運行が終了している時間帯もあるため、ホテルの場所によってはバス下車後に徒歩やナイトトラムへの乗り換えが必要になります。空港に深夜到着する場合は、送迎サービスやUberの利用も検討すると安心です。

以前まで空港アクセスで利用されていた「119番バス」は、現在「59番トロリーバス」に置き換わっています。

基本的にどのバスも「カレル橋」や「旧市街」「プラハ城」方面まで行く場合は、地下鉄やトラムなどへの乗り換えが必要です。トランクを持って移動するのは大変なので、体力のある方で旅慣れしている方以外は、市営バスでの空港〜市内間の移動はお勧めしません。

市営バス・トロリーバスの運行時間・運行間隔など

市営バス・トロリーバスの運行時間や運行間隔は、乗車する路線によって異なります。

59番トロリーバスの基本情報
最終到着駅ナードラジー・ヴェレスラヴィーン駅(Nádraží Veleslavín)
所要時間約15分(Nádraží Veleslavínまで)
運行時間早朝〜深夜まで運行
運行間隔数分〜10分前後※ 時間帯によって運行間隔は異なります。
空港の発着場所ターミナル1・ターミナル2前の公共交通バス停
プラハ中心部へのアクセス終点「Nádraží Veleslavín」下車後、地下鉄A線に乗り換えて市内中心部へ
100番バスの基本情報
最終到着駅ズリチーン駅(Zličín)
所要時間約18分(Zličínまで)
運行時間早朝〜深夜まで運行
運行間隔約15〜30分間隔※ 時間帯によって運行間隔は異なります。
空港の発着場所ターミナル1・ターミナル2前の公共交通バス停
プラハ中心部へのアクセス終点「Zličín」下車後、地下鉄B線に乗り換えて市内中心部へ
191番バスの基本情報
主な停車駅ペトジニー(Petřiny)、アンジェル(Anděl)方面
所要時間Petřinyまで約25分、Andělまで約50分
運行時間早朝〜深夜まで運行
運行間隔約30分前後※ 時間帯によって運行間隔は異なります。
空港の発着場所ターミナル1・ターミナル2前の公共交通バス停
プラハ中心部へのアクセスPetřinyで地下鉄A線、Andělで地下鉄B線に乗り換え可能
907番・910番 夜間バスの基本情報
主な行き先プラハ本駅、共和国広場、I.P. Pavlova、Karlovo náměstí方面
所要時間行き先によって異なります
運行時間深夜〜早朝の地下鉄運行時間外
運行間隔夜間ダイヤで運行※ 路線・時間帯によって異なります。
空港の発着場所ターミナル1・ターミナル2前の公共交通バス停
プラハ中心部へのアクセス907番・910番を目的地に応じて利用。深夜帯は地下鉄が終了しているため、ナイトトラムや徒歩移動が必要になる場合があります。

市営バス・トロリーバスの運賃

市営バスのチケットは、プラハ市内のメトロ・トラム・市内バスで共通利用できます。有効時間内であれば、空港バスを降りた後も、同じチケットで地下鉄やトラムに乗り換えることが可能です。主なチケットの有効時間と料金は以下のとおりです。

  • 39CZK(30分有効)
  • 50CZK(90分有効)
  • 150CZK(24時間有効)
  • 350CZK(72時間有効)

空港から市内中心部まで移動する場合は、バスと地下鉄を乗り継ぐため、基本的には「90分券(50CZK)」を購入しておくと安心です。

公式アプリ「PID Lítačka」で購入する場合は、紙チケットより少し安く購入できる場合があります。

市営バス・トロリーバスの乗車チケット購入方法

市営バスのチケットは、以下のいずれかの方法で購入できます。

  • 空港内のビジターセンター
  • 空港内の公共交通機関カウンター(Prague Public Transit Company Counter)
  • 空港内・バス停付近の自動券売機
  • 公式アプリ「PID Lítačka」

ビジターセンターや公共交通機関カウンターは、ターミナル1とターミナル2の到着ホールにあります。営業時間外に到着する場合は、自動券売機または公式アプリ「PID Lítačka」を利用するとスムーズです。

なお、市営バスは乗車前にチケットを購入しておく必要があります。以前は運転手から購入できるケースもありましたが、現在は乗車前に券売機やアプリなどで購入しておく方が確実です。

プラハ空港から市内中心部まで移動する場合は、バスと地下鉄を乗り継ぐため、基本的には「90分券(50CZK)」を購入しておくと安心です。到着後も地下鉄やトラムを何度か利用する予定がある場合は、「24時間券(150CZK)」を購入しておくと便利です。

市営バス・トロリーバス乗り場

プラハのヴァーツラフ ハヴェル空港からプラハ市内へのバスを利用する場合の乗り場は、到着ロビーを出てすぐ正面です。プラハ空港の公式HP上にも地図付きで案内されております。

空港のバス乗り場に関しては、以下の簡易的な空港マップも参考にしてください。

プラハ空港(ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港)の市内バス乗り場案内図

日本からプラハへ直行、またはシェンゲン圏外から到着する場合は、基本的に「ターミナル1」に到着します。ターミナル1に到着した場合の「プラハ市内方面行きバス」の乗り場は全て「E」となります。

市営バス・トロリーバスの乗車方法

紙の乗車チケットを利用する場合は、乗車後すぐに車内の黄色い打刻機でチケットを有効化します。打刻していないチケットは未使用扱いとなり、検札時に罰金の対象になる場合があるので注意してください。

プラハ交通機関 チケット刻印機への挿入例

乗車チケットは、矢印の向きに合わせて打刻機へしっかりと挿入します。

チケットを打刻機に挿入すると、日時が印字され、その時点からチケットの有効時間がカウントされます。90分券であれば、打刻した時刻から90分間、バス・地下鉄・トラムなどを乗り継いで利用できます。

チケットの打刻例

一方、公式アプリ「PID Lítačka」で購入したチケットは、紙チケットのように打刻機へ通す必要はありません。アプリ上でチケットを有効化してから乗車します。アプリチケットは有効化後、すぐに利用できるわけではなく、一定時間経ってから有効になるため、乗車直前ではなく少し余裕を持って有効化しておきましょう。

検札時は、有効化済みの紙チケットまたはアプリチケットを提示します。購入しただけで未打刻・未有効化の状態では有効なチケットとして扱われないため注意してください。

市営バス・トロリーバス 運行ルートマップ

市営バスの運行ルートは以下のマップを参考にしてください。プラハ中心地からはやや西側のエリアまで行く事ができます。

市営バス・トロリーバス 運行ルートマップ(No59,No110)の運行ルート

プラハ市内の路線図はこちらからPDFファイルをダウンロードください。

市営バス・トロリーバスのメリットとデメリット

市営バス・トロリーバスの大きなメリットは、空港から市内まで最も安く移動できる点です。90分券を利用すれば、空港からバスに乗車し、そのまま地下鉄やトラムに乗り換えて市内中心部まで移動できます。

一方で、空港から旧市街広場やカレル橋周辺まで直通で行けるわけではなく、基本的には途中で地下鉄やトラムへの乗り換えが必要です。スーツケースを持って移動する場合や、到着直後で土地勘がない場合は、やや負担に感じるかもしれません。

また、朝夕の通勤時間帯は地下鉄やトラムが混雑することもあります。料金をできるだけ抑えたい方には便利な移動手段ですが、荷物が多い方や、ホテルまでスムーズに移動したい方には、やや使いにくい場面もあります。

深夜に到着する場合は、夜間バスを利用することもできますが、地下鉄の運行が終了している時間帯は、バス下車後にナイトトラムへ乗り換えたり、ホテルまで徒歩やタクシーで移動したりする必要があります。慣れていない方には少し分かりにくいため、深夜到着の場合は送迎サービスやUberの利用も検討すると安心です。

空港に深夜に到着される方や、ホテルまで直接移動したい方は、「プラハエアポートトランスファー」の利用が安心です。詳細に関しては別記事の定額の空港送迎サービス「プラハエアポート トランスファー」の予約方法と利用方法を解説で詳しく紹介しております。

結局、空港から市内間はどの移動手段がおすすめ?

プラハ空港から市内への移動手段は複数ありますが、どれがおすすめかは「料金を重視するのか」「ホテルまで楽に移動したいのか」「家族旅行なのか」「深夜到着なのか」によって変わってきます。

以下に、移動手段別におすすめの方・向かない方をまとめました。

プラハエアポートトランスファーがおすすめの方

  • 日本語ページから事前に予約しておきたい方
  • 空港からホテルまでドアツードアで移動したい方
  • 英語でのやり取りや現地での配車操作に不安がある方
  • 家族旅行やグループ旅行で、人数や荷物が多い方
  • 深夜到着や早朝出発など、移動の不安を減らしたい方
  • 料金を事前に確定させておきたい方

特に初めてプラハを訪れる方や、家族旅行、荷物が多い方には最も使いやすい移動手段です。料金は市営バスより高くなりますが、ホテルまで直接移動できる安心感を考えると、コストパフォーマンスは高いと思います。

Uberがおすすめの方

  • 普段からUberなどの配車アプリを使い慣れている方
  • 到着後にアプリ上で料金を確認してから利用したい方
  • 空港からホテルまでドアツードアで移動したい方
  • 時間帯によっては送迎サービスより安く移動したい方
  • 空港到着に合わせて交通手段を手配したい方
  • 1〜3人程度の旅行で、スーツケースの量が多すぎない方
  • 可能な限り早く市内に移動したい方

Uberは配車前に料金を確認できるため、料金面の不安を抑えやすいのがメリットです。ただし、料金は時間帯や需要によって変動するため、必ずしも最安になるとは限りません。アプリ操作に慣れている方や、現地到着後に柔軟に移動したい方に向いています。

エアポートエクスプレスがおすすめの方

  • プラハ本駅周辺のホテルに宿泊する方
  • 空港からプラハ本駅まで乗り換えなしで移動したい方
  • 到着後、そのまま鉄道でチェコ国内や近隣都市へ移動する方
  • 多少乗り継ぎがあっても、送迎サービスやUberより料金を抑えたい方
  • 日中到着で、時間に余裕がある方

エアポートエクスプレスは、プラハ本駅を利用する方には便利な移動手段です。ただし、到着地はあくまでプラハ本駅なので、旧市街広場やカレル橋周辺、マラーストラナ地区などに宿泊する場合は、そこからさらに移動が必要になります。

市営バス・トロリーバスがおすすめの方

  • とにかく移動費を安く抑えたい方
  • 地下鉄やトラムの乗り換えに抵抗がない旅行慣れしている方
  • 荷物が少なく、身軽に移動できる方
  • 公共交通機関の利用に慣れている方
  • 日中到着で、時間に余裕がある方

市営バス・トロリーバスは、空港から市内へ最も安く移動できる方法です。一方で、基本的に地下鉄やトラムへの乗り換えが必要になるため、スーツケースが大きい方や、初めてのプラハで移動に不安がある方にはややハードルが高いです。

迷ったらどれを選ぶべき?

初めてプラハを訪れる方や、家族旅行・荷物が多い方は「プラハエアポートトランスファー」を選んでおくと安心です。ホテルまで直接送迎してもらえるため、到着後の移動で迷う心配がほとんどありません。

筆者もプラハ初訪問時に利用し、その後は一通りの移動手段を試しましたが、現在は快適さや日本から事前予約できる安心感から、「プラハエアポートトランスファー」を毎回利用しています。

一方、配車アプリに慣れている方なら「Uber」も便利です。配車前に料金を確認でき、ホテルや目的地まで直接移動できます。

プラハ本駅周辺に宿泊する方や、到着後すぐに鉄道へ乗り継ぐ方は「エアポートエクスプレス」、とにかく安く移動したい方は「市営バス・トロリーバス」を選ぶと良いでしょう。

プラハ空港から市内へのアクセス方法に関するまとめ

本記事の重要ポイントをまとめると以下の通りです。

  1. プラハ空港〜市内間の移動方法は「空港送迎サービス」「メータータクシー」「空港シャトルバス」「市営バス」の大きく5種類がある。

  2. 深夜か早朝にプラハ空港に到着する場合は、24時間利用できる「空港送迎サービス」か「メーター制タクシー」がお勧め。

  3. 最安の移動手段は「市営バス」だが、カレル橋や旧市街がある中心エリアに移動するには、空港からバス下車後、徒歩で20分以上歩くか、地下鉄などへの乗り換えが必要。

  4. ドアtoドアで、プラハ空港からホテルまで行ける交通手段は、「空港送迎サービス」か「メーター制タクシー」のみ。

  5. 「空港送迎サービス」を利用すれば料金的にも比較的リーズナブル。

  6. 空港送迎サービスなら15年の歴史がある「プラハエアポートトランスファー」がお勧め。

  7. メーター制タクシーは、英語のアプリから予約するか空港のカウンターでの手配が必要。事前予約が面倒な方や英語力のある方にはお勧めの移動手段。