プラハ空港から市内へのアクセス方法を徹底解説
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プラハ本記事では、プラハ空港から市内、市内からプラハ空港への移動方法をお探しの方に向けて、おすすめの送迎サービスやアクセス方法をご紹介致します。

プラハ空港(ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港)から市内中心部までは17キロほど離れており、車なら30分ほどの距離です。
しかし、プラハ空港から市内への移動方法は「タクシー」をはじめ、民間会社が運営する「プラハエアポートシャトル」や「エアポートエクスプレス」「バス」など多くのアクセス方法があります。そのため、どの送迎サービスを利用すれば良いのかは非常に悩みどころだと思います。
次項より、各移動方法のメリットとデメリットを比較の上、それぞれのアクセス手段について可能な限り詳しく解説していきます。プラハ空港〜市内のアクセス方法をお探しの方は是非参考にしてください。
空港からプラハ市内への移動手段の比較
プラハ空港(ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港)から市内中心部への移動方法には大きく以下の4つがあります。
- ① プラハエアポート トランスファー
- ② エアポートエクスプレス
- ③ 市営バス
- ④ タクシー
それぞれの特徴やメリットデメリットについては、次項より詳細に解説いたしますが、料金や最終到達地点、所要時間などの概要につきましては、以下「プラハ空港~市内の送迎サービス比較表」にてご確認ください。それぞれの空港アクセス方法の料金などが比較できる様になっています。
プラハ空港~市内の送迎サービス比較表プラハエアポート トランスファー | エアポートエクスプレス | 市営バス | タクシー | |
---|---|---|---|---|
料金 | 290czk〜 | 40czk~60czk※1 | 32czk | 500czk〜700czk |
所要時間 | 約30分※2 | 40分〜50分※3 | 18分~45分※4 | 約30分※2 |
営業時間 | 00:00 – 23:59 | 05:00~22:00 | 05:00 – 23:30 | 00:00 – 23:59 |
最終目的地 | ホテル、もしくは指定の場所まで | プラハ本駅 | 乗車路線によって異なる。 | ホテル、もしくは指定の場所まで |
※1デイヴィツカー駅まで40czk、プラハ本駅まで60czk
※2旧市街および旧市街内のホテルまでの所要時間
※3Praha Hlavní nádraží(プラハ本駅)までの所要時間
※4Zlíčín駅まで約18分、Nádraží Veleslavín駅まで約20分、Nové Butovice駅まで約45分。
一見、料金が安くて所要時間が短い移動手段がお得に思えますが、最終的にどの場所まで送迎してくれるかも送迎サービス選びの重要なポイントです。次項以降ではその辺も踏まえて、各空港送迎サービスの概要を一つ一つ詳しく説明致します。
プラハエアポートトランスファー
「Prague Airport Transfers」という会社が運営している定額タクシーの送迎サービスです。料金も通常のメーター制タクシーよりも安く日本語で予約可能です。これが個人的には一番おすすめのプラハ空港から市内への移動方法です。
この定額タクシーのサービスを利用するには、予め「Prague Airport Transfers」のHPで予約をする必要がありますが、日本語サイトもあって対応も丁寧なので簡単に予約できます。
もちろん、予約時に宿泊予定のホテルを指定すれば、ホテルまで直接送迎してくれますし、特定の観光スポットから空港まで送迎してもらう事も可能です。
料金も片道の混在送迎なら、定額で「290czk(約1,500円)」と非常にリーズナブルです。プライベート送迎にした場合でも、片道料金は定額で「625 CZK(約3,100円)」になるので、3人以上の方はプライベート送迎を手配した方がお得です。送迎料金は基本的に、1台分の料金なので、4人までなら何人乗っても一緒です。ちなみに5人-8人乗りなら片道の送迎で、1台「875 CZK(約4,300円)」で予約可能です。
「プラハエアポートトランスファー」の利用方法に関しては別記事のプラハ エアポートトランスファー】予約から乗り方まで徹底解説で詳しく紹介しております。
■プラハエアポートトランスファーの基本情報
プラハエアポートシャトルはプラハエアポートトランスファー社が運営する送迎サービスの名称です。
プラハエアポート トランスファー | |
---|---|
料金 | 290CZK〜 |
所要時間 | 約30分※ |
営業時間 | 24時間 |
最終目的地 | ホテル、もしくは指定の場所まで |
無料サービス |
|
予約方法 | Prague Airport Transfersの公式HPより。最初のページだけ英語で表示されますが「BOOK ONLINE」ボタンを押した後は、予約完了まで全て日本語で表示されます。オンライン予約の流れや利用方法については、別記事のプラハ エアポートトランスファー】予約から乗り方まで徹底解説で詳しく紹介しております。 |
※旧市街および旧市街内のホテルまでの所要時間
タクシー(メーター制)
プラハのメーター制タクシーは以前は非常に評判が悪かったのですが、現在(2018年)では政府の方針により改善が行われ、旅行者の方も安心して利用できる様になりました。とは言え、まだまだ流しのメーター制タクシーの中には悪質なものもありますので、流しのタクシーはなるべく避ける様にしてください。
もし、メーター制タクシーを使うなら、プラハ空港内に受付カウンターがあるタクシー会社「Fix Taxi」と「Taxi Prague」の2社がお勧めです。この2社のタクシー会社はプラハ空港の公式HPでもお勧めされているので安心して利用できると思います。
乗り方も簡単で、プラハ空港内到着ホールの受付カウンターに行って、行先を伝えればタクシー乗り場に案内してくれます。受付カウンターは、「ターミナル1」と「ターミナル2」両方の到着ホールにあります。
運賃に関しては、道路の込み具合や行先によって若干異なりますが、共に初乗り料金が40czkで、以降は1kmごとに28czkづつ加算されて行きます。プラハ空港から市内の中心部(旧市街・新市街のホテル)までは約17kmほどなので、だいたい総額で500czk〜700czk(2500円~3500円ほど)になり、所要時間は最短で30分ほどです。
■タクシーの基本情報
基本的にメーター制のタクシーは、どの会社(悪質な会社を除く)を利用しても料金はほぼ同じです。以下はタクシーを利用してプラハ空港から市内へ移動する場合の一般的な料金や所要時間になります。
運行時間 | 24時間 |
---|---|
運賃の目安 | 480czk〜700czk(プラハ市内まで) |
初乗り料金 | 40czk(以後は1kmごとに28czk加算) |
停車時間の料金 | 1分毎に6czk(5分までは無料) |
所要時間 | 約30分 |
最終目的地 | 任意の指定場所 |
■おすすめのタクシー会社概要
1991年創業のプラハの中でも老舗のタクシー会社で、白のボディに丸型の「FIX」と書かれたロゴマークが特徴です。空港内の受付カウンターは黄色一色なので非常に見つけやすいです。また、やり取りは英語になりますが、HPの入力フォームから必要事項を記入の上で、送迎の事前予約も可能です。
車体の14007というロゴが印象的なタクシー会社。かなりデジタルツールを活用しており、WEBページも今風で、専用のアプリをダウンロードすれば、アプリ上での予約や支払いも可能です。「FIX TAXI」と同様にプラハ空港にタクシーの受付カウンターがあります。
黄色一色の車体が特徴の「AAA Taxi」は、「TAXI PRAGUE」と同様にアプリやWEBから手軽に事前予約ができます。ガイドブックなどでも、この「AAA Taxi」の利用をおすすめしている本も結構多く、タクシー会社の中では一番口コミ評価が高いとされています。しかし残念ながら、空港に専用カウンターがないので、予約なしで「AAA Taxi」を利用する場合は、直接プラハ空港の乗り場でタクシーを拾う必要あります。
■メーター制タクシーのメリットとデメリット
メーター制タクシーのメリットは、事前予約なしで空港のカウンターからその場で手配できる点や、空港から宿泊予定のホテルまで直接送迎してくれる点、あとは完全にプライベート(他の乗客との乗り合いなし)な部分です。
しかし、他の送迎サービスと比較した場合に、料金が最も高い事や、当日の道路の混雑状況によって料金が変動するなどデメリットも多い移動手段です。上にも記載していますが、プラハ空港から市内までのタクシーでの移動料金は、おおよそ480czk ~700czkになります。
もし、プラハの空港からホテルまで、ドアtoドアで直接送迎して欲しいなら、低料金の定額送迎サービス「プラハエアポートトランスファー」の方が料金的には安いですし、利用者の口コミ評価も高いです。
そう考えると、タクシーは単に料金的に高いだけの移動手段になるので、敢えてタクシー(メーター制)を利用するメリットはほぼないと思います。あくまでも事前に他の送迎サービスを予約していない場合の最後の選択肢が「タクシー」という位置付けが良いと思います。また、前もって送迎サービスを手配するのが面倒だと言う人にもタクシーはお勧めかもしれません。
本記事でお勧めしている「プラハエアポートトランスファー」の利用方法などに関しては、別記事の「プラハ エアポートトランスファー】予約から乗り方まで徹底解説」で詳しく解説しておりますので、宜しければ参照してみてください。
市営バス
プラハ空港から市営バスを利用する場合は、空港発着のバス「No.119」「No.100※ノンステップバス」「No.191」のいずれかで市内にアクセスが可能です。旧市街やカレル橋、マラー・ストラナ周辺に行きたい方は「No.119」のバスで終点まで行き、そこから地下鉄に乗り換える形になります。まずは以下の市営バスの運行情報の概要をご確認ください。
■市営バスの基本情報
市営バスのチケットは、プラハ市内のメトロやトラム、ケーブルカーなど全て共通となっています。有効時間内であれば、バス降車後に同じチケットで地下鉄に乗車する事ができます。チケットの有効時間と料金は以下の表でご確認ください。
運行時間 | 05:00 – 24:00 |
---|---|
運賃 | 24czk(30分有効) 32czk(90分有効) 110czk(24時間有効) 310czk(72時間有効) |
所要時間 | 18分~45分※1 |
運行間隔 | 5分~30分間隔※2 |
最終目的地 | 乗車路線によって異なる。 |
※1Zlíčín駅まで約18分、Nádraží Veleslavín駅まで約20分、Nové Butovice駅まで約45分。
※2乗車するバス路線や時間帯によって異なります。各バス路線の説明に掲載。
市営バスの乗り場
市バスの乗り場は到着ロビーを出たら、すぐ正面に乗り場が見えるので、すぐに分かると思います。
■チケットの購入方法
バスのチケットは空港内のキオスク(赤い看板にMetoro・Tram・Busと書いてあります)や、ターミナル1と2にある「プラハ 公共交通機関カウンター(Prague Public Transit Company Counter)」、「ビジターセンター」、「自動券売機」などで購入可能です。有人のカウンターは時間帯によっては閉まっているので、その場合はバスの運転手から直接購入する事ができます。運転手から購入する場合は、お釣りはもらえないので高額紙幣は利用できません。また料金も若干だけ高くなります。
プラハ 公共交通機関カウンター 基本情報
営業時間 | 07:00 – 22:00 |
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場所 | プラハ空港内ターミナル1と2の到着ホール |
ビジターセンター 基本情報
営業時間 | 07:00 – 22:00 |
---|---|
場所 | プラハ空港内ターミナル1と2の到着ホール |
自動券売機
営業時間 | 24時間※空港の営業時間中は利用可能 |
---|---|
場所 | プラハ空港内ターミナル1と2の到着ホール |
■バスの乗車方法
プラハのバスやメトロ、トラムなど全ての公共交通機関の乗車時には、必ずチケットへの打刻が必要となります。万が一、打刻をしない状態で検察官の抜き打ち検査にあった際に罰金を課せられてしまいます。
チケットの打刻は、バスのドア付近にある黄色い打刻機(写真下)にチケットを通して行います。

刻印機は矢印の向きにしかっかりと挿入して刻印しましょう。
チケットを矢印の方向に刻印機に挿入すると、赤枠の部分に日時が印字されます。

■No119のバスで市内へ行く場合
No119にバスに乗った場合の市内への行き方は、バスの終点「Nádraží Veleslavín(ナードラジー・ヴェレスラヴィーン)停留所」で下車後、地下鉄Aラインの「Nádraží Veleslavín 駅」から地下鉄に乗って、ご自身の宿泊予定ホテルの最寄り駅を目指す形になります。
空港からバスの終点「Nádraží Veleslavín 停留所」までの所要時間は15分~20分ほどになります。降車駅はお持ちのガイドブックもしくは、こちらの市内までの路線図でご確認ください。
参考までに、地下鉄Aライン駅「Malostranská 駅」で降りた場合は「マラー・ストラナ地区」周辺に、同じく地下鉄Aラインの駅「Staroměstská 駅」で降りた場合は、「旧市街」や「カレル橋」の周辺に出ます。
【No119 基本情報】
最終到着駅 | ナードラジー・ヴェレスラヴィーン駅(Nádraží Veleslavín) |
---|---|
所要時間 | 15分〜20分 |
運行時間 | 04:20~23:42発まで |
運行間隔 | 約3~10分間隔※午前4時15分〜午前5時40分頃までは20分間隔 |
空港の発着場所 | ターミナル1のバス停留所(出口D,E,F)、ターミナル2のバス停留所(出口C,D,E) |
メトロへのアクセス | 終点からメトロA線「Nádraží Veleslavín 駅」 |
No119 運行スケジュールと停車駅(随時更新)
No119の運行スケジュールと停車駅は以下より該当期間のPDFをダウンロードください。
■No100のバスで市内へ行く場合
No100に乗った場合の市内への行き方は、バスの終点「Zlíčín(ズリチーン)停留所」で降車後、地下鉄Bラインの「Zlíčín 駅」から地下鉄に乗って、宿泊予定ホテルの最寄り駅を目指す形になります。空港からバスの終点「Zlíčín 停留所」までの所要時間は18分~20分ほどになります。
降車駅はお持ちのガイドブックもしくは、こちらの市内までの路線図でご確認ください。
参考までに、地下鉄Bライン駅「Můstek」で降りれば、「ヴァーツラフ広場」の近くに出ます。
【No100 基本情報】
最終到着駅 | ズリチーン駅 (Zlíčín) |
---|---|
所要時間 | 18分〜20分 |
運行時間 | 05:30~23:36発まで |
運行間隔 | 約10~20分間隔※午前5時30分〜午前5時40分頃までは20分間隔 |
空港の発着場所 | ターミナル1のバス停留所(出口D,E,F)、ターミナル2のバス停留所(出口C,D,E) |
メトロへのアクセス | 終点からメトロB線「Zlíčín 駅」 |
No100 運行スケジュールと停車駅(随時更新)
No100の運行スケジュールと停車駅は以下より該当期間のPDFをダウンロードください。
■No191のバス市内へ行く場合
No191に乗った場合の市内へのアクセスは、終点の一つ前の停車駅「Anděl 停留所」で降車後、地下鉄Bラインに乗って、ご自身の宿泊予定ホテルの最寄り駅で降車する形になります。空港から「Anděl 停留所」までの所要時間は50分ほどになります。
この行き方だと、プラハ中心地の南側についてしまうので旧市街の中心地にアクセスしたい方は、No.119かNo.100のバスに乗車してください。ただし、No191のバスの終点「Na Knížec 停留所」はチェスキークルムロフ行きのバス(STUDENT AGENCY)が発着する場所なので、プラハの初日に「チェスキークルムロフ」に行かれる方はこのNo.191のバスが便利です。
【基本情報】
最終到着駅 | ナ・クニゼッチ駅 (Na Knížec) |
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所要時間 |
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運行時間 | 04:50~23:31発まで |
運行間隔 | 約30~40分間隔(1時間に最大3本) |
空港の発着場所 | ターミナル1のバス停留所、ターミナル2のバス停留所 |
メトロや長距離バス亭へのアクセス |
|
■夜間バス No910で市内へ行く場合
23時30分以降に空港に到着して、市内バスでプラハ市内に移動する場合はこのNo910を利用する形になります。No910に乗った場合の市内へのアクセスは、バスの途中の停車駅「I.P. Pavlova」で降車します。空港から「I.P. Pavlova 停留所」までは所要50分ほどです。
「I.P. Pavlova 停留所」はプラハ新市街の南側に位置しているため、旧市街や新市街の中心部に行くには徒歩で移動する必要があります。残念ながら23時30分以降は地下鉄もトラムも運行を終了しています
参考までに降車停留所の「I.P. Pavlova 停留所」から、プラハ本駅までは徒歩15分(1.2km)ほど、ヴァーツラフ広場までは徒歩9分(750m)ほどになります。
【基本情報】
最終到着駅 | Na Beránku |
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所要時間 |
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運行時間 | 23:50~翌日3:54発まで※最終3:54発のバスは「Kačerov」停留所にのみ停車。 |
運行間隔 | 約30~40分間隔(1時間に最大3本) |
空港の発着場所 | ターミナル1のバス停留所、ターミナル2のバス停留所 |
メトロや長距離バス亭へのアクセス |
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■市営バス 運行ルートマップ(No119,No110)
市営バスの運行ルートは以下のマップを参考にしてください。プラハ中心地からはやや西側のエリアまで行く事ができます。

プラハ市内の路線図はこちらからPDFファイルをダウンロードください。
■市営バスのメリットとデメリット
市営バスの大きなメリットは空港から市内まで最も安く行けるという点です。しかし、カレル橋などがある市内の中心部までは、一度地下鉄に乗り換える必要があります。地下鉄はプラハ市民の出勤時間などは非常に混雑しており、交通費をよほど節約したい方以外は、あまりおすすめできない移動手段です。また、トランクや大きな荷物がある場合は、別途16CZKが必要で、乗車時に運転手にその旨を伝えて料金を支払う形になります。
また、空港に深夜に到着した場合に利用できる「No910」のバスも夜間に空港から市内まで低料金で移動できるメリットはあります。しかしこのバスはどちらかと言えばプラハの市民用なので、ルートも市内中心部からやや離れた南側を東西に運行します。もし、ご滞在予定のホテルが「旧市街広場」や「カレル橋周辺」に滞在の方は、深夜に夜道を30分近く歩く事になるので利用はお勧めしません。
空港に深夜に到着される方は、「プラハエアポートトランスファー」の利用が最も安心でお勧めです。詳細に関しては別記事のプラハ エアポートトランスファー】予約から乗り方まで徹底解説で詳しく紹介しております。
エアポートエクスプレス(AE Airport Express)

エアポートエクスプレスは空港とプラハ本駅を結ぶ定期運航のバスです。料金もリーズナブルで、所要時間はスムーズに行けば35分ほど。
注意点としては、交通状況によってはかなり運行が遅れる場合がある事です。ただし、空港のターミナル1とターミナル2を経由後は直通でプラハ本駅まで行く事ができるので、個人的には「プラハエアポートトランスファー」の次におすすめの移動手段です。運行ルートに関しては以下の地図を参考にしてください。
プラハ市内の路線図はこちらからPDFファイルをダウンロードください。
■エアポートエクスプレスの基本情報
運行時間 | 06:30〜22:00(市内からは:05:30〜21:00) |
---|---|
運賃 | 60czk(プラハ本駅) 40czk(デイヴィツカー) |
所要時間 | 40分〜50分(プラハ本駅まで) |
運行間隔 | 30分間隔で運行 |
最終目的地 | プラハ本駅 |
公式サイト | Airport Express |
運行スケジュール(随時更新)
エアポートエクスプレスの運行スケジュールは、公式サイトで配布されているタイムテーブル(PDFファイル - 英語)にてご確認ください。
■チケットの購入方法
チケットは空港のインフォメーションセンターか、バス運転手から直接購入できます。運転手から購入する場合はお釣りが貰えない場合があるので、小銭を用意しておきましょう。
■バスの乗り場
・バス乗り場(ターミナル1)
乗り場は、ターミナル1の空港チェックインホール前に市営の運行エリアがあります。ターミナル1発のバスは、ターミナル2を経由します。
・バス乗り場(ターミナル2)
乗り場は、ターミナル2の空港チェックインホール前に市営の運行エリアがあります。
プラハ空港ターミナル1とターミナル2のバス乗り場の詳細は以下のマップを参考にしてください。赤い吹き出しが指す場所がエアポートエクスプレスの乗り場になります。
・プラハ本駅(Praha hl / Hlavní nádraží)のバス停留所
空港から「Hlavní nádraží(プラハ本駅:地下鉄ラインC)」までは所要約46分です。エアポートエクスプレスのプラハ本駅の停留所は以下を参考にしてください。プラハ本駅から空港に行く場合もここから乗車する事ができます。
■エアポートエクスプレスのメリットとデメリット
エアポートエクスプレスのメリットは、市営バスでは直接行く事ができない「プラハ本駅」までリーズナブルな料金で行けるという点です。ですので、プラハ本駅周辺のホテルに宿泊予定の方には、非常に便利な移動手段だと言えます。
しかし、宿泊予定のホテルが「マラーストラナ地区」や「カレル橋周辺」「プラハ城周辺」の場合は、プラハ本駅からスーツケースやトランクを引いて歩くか、トラムや地下鉄で移動する必要があるので年配の方にはきついかもしれません。
まとめ
プラハ市内への移動手段は、安さならバスですが、一番楽で快適なのはホテルまで直接送迎してくれる「タクシー」です。
しかし、タクシーのメーター制に不安を持っている方も多いと思いますので、やはり個人的には日本円で1500円ほどで市内のホテルまで移動できる定額タクシーサービス「プラハエアポートトランスファー」がおすすめです。料金的にもタクシーより安いのに加えて、空港から指定のホテルまで直接送迎してくれます。市内ガイドブックやマップ、ミネラルウオーターのサービスと、車内ではWifiの利用が可能です。
プラハエアポートトランスファーのHPは、最初だけ英語で表示されますが「BOOK ONLINE」ボタンを押した後は、予約完了まで全て日本語で表示されます。