ストラホフ修道院 観光情報と見どころを紹介

(2017年2月6日)

プラハ城があるプラチャニ地区、このエリアで是非観光したいのが「ストラホフ修道院」です。約800年ほど前の12世紀に創建されたこの修道院の見どころは「神学の間」と「哲学の間」と呼ばれる二つの図書室です。

また、この修道院は、プラハ城より高台にあるため坂道を登ってのアクセスになりますが、ここから眺めるプラハの街並みは中々のものです。近くにはカフェもあるので修道院の見学後にカフェで一休みするのもいいかもしれません。

参考までに、「神学の間」と「哲学の間」を見学するには入場料120CZKがかかり、さらに写真を撮る場合は追加で50CZKかかります。撮影料金を払うとシールを渡され、そのシールが撮影OKの印になります。

神学の間

神学の間

1679年に完成した部屋。神学の間の白い天井にはフレスコ画が描かれ地球儀や天球木が置かれ一瞬だけ中世にタイムスリップしたかの様な気さえします。この部屋には現在18,000冊を超える宗教関連の文献が収められています。

部屋名の由来は書物内のある事実に基づいているそうです。非常に状態がよく見える内部のインテリアですが1993年と1994年に復元作業が行われました。棚は一度完全に解体され、木製部分も痛んだ箇所は修復が行われました。塗料には1980後半に既存の青がかかった灰色塗料の下から見つかった赤い塗料が復元作業では使用されました。

また、床の張り替えも行われ、その際はオリジナルのバロック様式の床を可能な限り忠実に再現する形で張り替えが行われました。かつては部屋の内部の見学も可能でしたが、湿度を一定に保ち本を良い状態で保存するため、現在では部屋の入り口から内部を覗く事ができるだけです。

哲学の間

哲学の間

1782年に完成した部屋。哲学の間には整然と並べられた42,000以上の蔵書があり、まずその量に圧倒されます。蔵書の種類は「哲学書」だけにとどまらず「天文学」「数学」「歴史」「文献学・言語学」などあらゆるジャンルの書物が収められています。

当初、女性のこの部屋への入場は部分的に制限されていましたが、1800年にイギリスの絵画モデル「エマ・ハミルトン」が最初に訪れると、その後1812年にはナポレオン1世の妻「マリー・ルイーズ」も修道院を訪れ、さらに書物の寄贈なども行いました。中にはナポレオンがイタリアで略奪した美術品の目録などもありました。

しかし、略奪の事実が欧州中に知れ渡れば、自分の評判が落ちると考えたナポレオンは。目録の一部を破壊する事を命じたそうです。様々なエピソードに事欠かない哲学の間は、18世紀の終わりから19世紀初頭にかけてヨーロッパ中に広く知れ渡りました。そして、たくさんの歴史的要人がこの部屋を訪れました。

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ストラホフ修道院の基本情報

【営業時間】

・9時〜12時、13時〜17時(無休)
※12月24日、25日は休み

【入場料金】

・大人:120CZK
・子供・学生:60CZK
※カメラ撮影を行う場合は、別途でプラス50CZKかかります。