ティーン教会(ティーンの前の聖母マリア教会)プラハ 旧市街広場

(2017年9月22日) ティーン教会の外観

旧市街広場の東側に位置するゴシック様式の建物が「ティーン教会」です。ティーン教会の前には旧市街広場に面して2つの建物が建っています。これらは共にティーン教会とは別の建物です。向かって左側が「ティーン学校」、右側がかつて「一角獣の家」と呼ばれた建物です。一階部分は共にカフェとレストランになっています。

ティーン教会の建物の両側には、高さ80m程の幅が異なる2つの鐘楼が立っています。

教会の2つの鐘楼と左右8つの尖塔

向かって右側のわずかに太い塔が「アダム」、左側のわずかに細い塔が「イヴ」と呼ばれています。2つの塔の先端付近には更に小さな4つの尖塔が付いています。

ティーン教会の起源は10世紀ごろ、当初ティーン教会が建っている場所には、外国人のための無料宿泊施設があったとされています。そして、そこに附随する形で「聖マリア教会」があり、13世紀頃にティーン教会と合併されました。現在のティーン教会の建物は、1380年頃から16世紀初頭にかけて建設されたものです。

現在、ティーン教会ではコンサートが行われるほか、内部の見学も可能です。入場は無料ですが、1ユーロほどの寄付が推奨されています。また、教会内は一切の撮影が禁止となっております。

■フス派からカトリックへティンパヌムの聖マリア像

ティーン教会のティンパヌム(正面の三角部分)には聖母マリア像が飾られています。かつて15世紀初頭、ティーン教会はフス戦争でフス派の本拠地となり、1620年の「ピーラーホラの戦い」でフス派が敗北するまでは、このティンパヌムにはフス派の象徴である金の聖杯が飾られていました。しかし、その後のカトリックの台頭により、正面にはイエズス会の学生たちによって、現在見られる聖母マリア像が飾られる様になりました。

■教会内部の見どころ

絢爛豪華な教会内部はバロック様式の装飾で飾られています。このバロック様式の装飾は、1679年に火災に見舞われた際に造り直されたものです。内部には、主祭壇に描かれた「聖母被昇天」「聖三位一体」の絵画(カレル・シュレーター(Karel Škréta)作)をはじめ、皇帝ルドルフ2世のお気に入りの天文学者「ティコ・ブラーエの墓」など多くの見どころがあります。また、ティーン教会のオルガンは1673年に作られたプラハ最古のものです。

■ティーン教会とウォルトディズニーの逸話

「眠れる森の美女」の城は「ウォルト・ディズニー」がこの教会にインスピレーションを受けて真似たと言われています。嘘か本当は分かりませんが、実際に比べてみても、外観にそこまでの共通点はない様に見えます。

営業時間と入場料金

ティーン教会の夜景。夜のティーン教会はライトアップされ非常に幻想的です。

【営業時間】

・10時〜13時、15時〜17時(火曜〜土曜)/ 10時〜12時(日曜)

※入場は4月〜10月のみ、ミサの時期は入場不可

【入場料】

・無料 ※25CZK(1ユーロ)ほどの寄付金が推奨されています。

ティーン教会の入口・ロケーション

ティーン教会の入口 ティーン教会の入口は非常に分かりにくいです。写真の赤線の場所から入って細い通路をまっすぐ進むと教会の入口があります。

ティーン教会の入口 ティーン教会の入口です。旧市街広場から通路に入ってまっすぐ行くと、ティーン教会の入口に突き当たります。