【プラハ城歴史物語 (The Story of Prague Castle)】プラハ城に関する常設展示

プラハ
プラハ城の常設展示「プラハ城歴史物語」の入口

プラハ城の第3中庭に面し、旧王宮入口の左側に位置しているのが「プラハ城歴史物語」です。「プラハ城歴史物語」は、プラハ城の数千年に渡る歴史に関する展示を行っています。

内部は20の異なる展示セクションと、二つのルートで分けられております。ルートはそれぞれ、ブルールートとイエロールートと呼ばれ、このルートに沿って見学する事で、一連の時代の流れにそって見学する事ができます。もちろんルートに沿う必要は一切ないので自由に見学できます。

ブルールートは、チェコの各年代を代表する主要な品々の展示や、歴史的な出来事、プラハ城の過去から現在に至るまでの発展の歴史などを、各セクションごとに展示品とパネルで説明しています。

一方、イエロールートは、プラハ城にまつわるエピソードを「ボヘミアの後継者物語」や「教会と大聖堂物語」など「~物語」という形で紹介しています。

残念ながら、展示の説明に日本語はなく、館内は完全撮影禁止となっています。また、館内は非常に広く、展示品も、王冠や、民族衣装、寝巻き、絵画、アクセサリーから、教会の壁まで、多岐に渡ります。ラインナップで言えばプラハ城内で随一です。

サッと見学するだけなら15分もあれば可能ですが、本気でひとつひとつの展示を見て行くと、1時間〜2時間は必要だと思います。プラハ城やチェコの歴史と建築に造形が深い方にはおすすめのスポットです。

常設展示「プラハ城歴史物語」パンフレット 表紙と裏表紙

常設展示「プラハ城歴史物語」パンフレット 表紙と裏表紙

常設展示「プラハ城歴史物語」のパンフレットによるルートマップと展示内容の紹介

常設展示「プラハ城歴史物語」のパンフレットによるルートマップと展示内容の紹介

プラハ城歴史物語の展示品は、王冠や、民族衣装、寝巻き、絵画、アクセサリーから、教会の壁まで非常に幅広く、ラインナップはプラハ城内で随一です。

■子供向けのプログラム

館内では子供向けに、当時の歴史的な人物に扮して、ボヘミアの戴冠式を行うプラグラムなども開催されています。

■フィルム上映「PRAGUE CASTLE THROUGH THE AGES」

館内の一角ではフィルム上映なども行われています。内容はプラハ城にまつわる「工芸品」「建築」「印刷」や、それらに関わる人々のドキュメンタリーで、上映時間は40分ほどです。

【フィルムの上映時間】

英語版:9:00~、10:30〜、12:00〜、13:30〜、15:00〜

チェコ語:9:45~、11:15〜、12:45〜、14:15〜、15:00〜

入場料金と営業時間

■入場料金とチケット

常設展示「プラハ城歴史物語 The Story of Prague Castle」は「Aコース」か「II 常設展 プラハ城歴史物語」のチケットで入場可能です。

チケットの種類一般入場料割引入場料*1家族入場料*2

プラハ城 – A コース

350 CZK175 CZK700 CZK
プラハ城 – B コース250 CZK125 CZK500 CZK
プラハ城 – C コース350 CZK175 CZK700 CZK
II 常設展「プラハ城歴史物語」140 CZK70 CZK280 CZK
IV 聖ヴィート大聖堂宝飾展250 CZK125 CZK500 CZK
VI 旧王宮美術館100 CZK50 CZK200 CZK
VII 火薬塔 – 火薬塔展70 CZK40 CZK140 CZK
X 大聖堂付属南塔 – 展望塔150 CZK//

プラハ城 – A コースI 旧王宮、III 聖イジー教会、V 黄金の小道、VIII 聖ヴィート大聖堂、 II 常設展「プラハ城歴史物語」、IV 聖ヴィート大聖堂宝飾展、VII 火薬塔、IX ロジュンベルク宮殿

プラハ城 – B コースI 旧王宮、III 聖イジー教会、V 黄金の小道、VIII 聖ヴィート大聖堂

プラハ城 – C コースIV 聖ヴィート大聖堂宝飾展、VI 旧王宮美術館

*1 割引入場料:子供(6~16歳) • 26歳までの高校生と大学生(26歳を含む) •65歳以上のシニア(65歳を含む)

*2 家族入場料: 大人2名までと16歳以下の子供1~5名

チケット売り場の詳細については別記事の「チケット売場と購入方法」を参照ください。

プラハ城の地図

■営業時間

09:00〜17:00(4月1日〜10月31日)
09:00〜16:00(11月1日〜3月31日)

プラハ城のおすすめスポット

プラハ城内には複数の見学スポットが存在しており、現在は以下の6施設に入場可能となっております。

以下の4施設は2022年頃より入場不可となっております。改修中や開放終了などの理由が考えられます。公式サイトでも特に案内はありません。