【プラハ トラム】乗り方・切符の買い方

(2017年7月7日) プラハ トラム

プラハ市内を走るトラムは、年間約3億人が利用しており、全長500kmの線路でプラハ市内の大規模な範囲をカバーしています。トラムはプラハの公共交通機関で最も小回りがききます。バスでは近くまで行く事ができない観光名所の近くまでアクセスできたり、地下鉄乗車時の様に、地下深くおりる必要もありません。地上レベルで手軽にそのまま簡単に乗り降りできます。

トラムのチケットとパス

プラハの公共交通機関のチケットは「地下鉄」「トラム」「バス」も全て共通です。一度の使い切りではなく時間制となっておりますので、有効時間内であれば何度でも乗り降り可能です。例えば「列車→バス」「バス→トラム」などの異なる交通機関をまたがっての利用も可能です。チケットの有効時間は、チケットを機械で刻印して「有効」にした時点からカウントされます。チケットの種類は複数あり、種類は以下になります。

■30-minute ticket(30分間有効なチケット)
大人:24 CZK
子供:12 CZK
■90-minute ticket(90分間有効なチケット)
大人:32 CZK
子供:16 CZK
6歳以下は無料です。

上記2種類のチケットは街や駅中のキオスクや黄色の券売機で購入可能です。券売機は硬貨しか使用できません。バスの乗車時に、運転手から直接購入も可能ですが、若干値段が高くなります。また、お釣りはもらえないと思った方が無難です。

■Short-term passes(24時間有効なパス)
大人:110 CZK
子供:55 CZK
■Short-term passes(72時間有効なパス)
大人:310 CZK
子供:155 CZK
■Long-term passes (1ヶ月〜1年間有効なパス)
Monthly(1ヶ月有効):550 CZK
Quarterly(3ヶ月有効):1,400 CZK
5-month(5ヶ月有効):2,450 CZK
Annual(1年間有効):4,750 CZK
6歳以下は無料です。

Short-term passes(24時間有効なパス)は、各地下鉄駅のオフィスやインフォメーションセンターで購入可能です。Long-term passes (1ヶ月〜1年間有効なパス)は、チケットオフィスのみで購入可能です。

チケットオフィスはほとんどの主要駅にはあります。(例:Dejvická, Hradčanská, Můstek, Florenc, Hlavní nádraží, Nádraží Holešovice, Náměstí Míruなど)。営業時間は午前6時半から午後6時半までです。ランチタイムなどは閉まっている場合がありますので、ご注意ください。

トラムの乗り方

左がチケットの券売機。右がチケットの刻印機になります。

プラハの公共交通機関はオープンシステムです。日本の様に運賃を入れる箱やPASMO読み取り機などはありませんが、乗り方は非常に簡単です。切符を購入したら、トラム乗車時に刻印機で、日時を切符に印字して乗り込むだけです。刻印機はたいていトラム車体の前方にあります。

参考までにですが、トラム車中の混雑時は人ごみで刻印機まで辿り着けないことがあります。ただ、そんな状況では係員も印字の確認に来る事は不可能なので、焦らずに人がはけたら急いで押しに行くか、目的地まで人が減らなければ、次に乗る交通機関で押せば大丈夫です(私の時は大丈夫でした)。しかしながら、切符に刻印がないと問答無用で罰金となるので、物理的に刻印が可能な状況であれば、必ず刻印を押す様に心がけてください。

■トラム乗車のヒント

トラムに乗車する際は地図などを参考に、まずは行きたい場所を決めて、最寄りのトラム乗り場を探しましょう。

トラム乗り場には、たいてい赤いポールの掲示板に紙のシートが貼られています。このシートはその乗り場からの運行ルートが記されています。もし、5枚のシートが貼られていれば、その停留所から5つのルートが運行されているという事です。

それぞれのシートにはトラムの路線ナンバーと、停車駅が記載されています。太字で記載されているのが現在の駅です。上が前の停留所で、下が次に泊まる停留所になります。停車する駅名の左側には数字が書かれていて、これが所要時間になります。これを知っているだけでも、かなり安心して乗車できると思います。

トラムの停車駅 トラムの掲示板に貼られている停車駅と時刻表

トラムの掲示板に貼られている停車駅と時刻表の紙は、白や黄色、緑色だったりしますが色は気にしないで大丈夫です。

左上の大きい太字の数字が路線番号で、左側のエリアが停車駅と所要時間です。

右側のエリアがバスの到着時間です。「PRACOVNI DEN」が平日、「SOBOTA」が土曜日、「NEDELE」が日曜日の到着時間になります。

運行ライン

プラハ トラム路線図■おすすめの運行ルート1「トラムNo.22」

トラムNo.22の運行ルートは、「国民劇場」から、旧市街近くの「Staroměstská」や、カレル橋の西側に位置する「Malostranská(マロストランスカ)」の地下鉄駅を通って、絶景ビューで知られるプラハ城付近の「Belveder」まで行きます。プラハの中でも非常に眺めの良い場所を通過する王道ルートなのでおすすめです。

■おすすめの運行ルート2「トラムNo.91」

「トラムNo.91」はノスタルジックで歴史的なトラムとして知られています。運行時期は、4月から11月中旬の週末と休日の観光シーズンに限定され、期間中は正午から午後5時ぐらいまでの間を1時間間隔で運行しています。

ルートは、プラハ城の北西500Mあたりの「市内交通博物館」の最寄駅「Vozovna Střešovice」駅から出発して、市内の中心地まで走ります。市内交通博物館の付近は、ツアーや短い滞在ではまずは訪れない地域なので、プラハに何度も訪れているリピーターの方におすすめのルートです。

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運行時間と運行間隔

■運行時間
  • 日中:午前4時30分〜午前0時(8分〜15分間隔)
  • 深夜:午前0時30分〜午前4時30分まで(40分間隔)
■トラムの運行間隔

トラムの運行間隔は曜日や時間帯、停留所によって非常に幅があります。日中は8分〜10分間隔、週末は8分〜15分間隔で運行していますが、深夜のトラム(No.51 - 59)は約40分間隔の運行になります

■深夜のトラム

日中の運行はもちろんですが、トラムライン(No.51 - 59)は深夜の時間帯(午後0時〜午前4時30分頃まで)も運行しております。真夜中に地下鉄が終了してしまった時などに、非常に便利です。運行間隔は40分ほど。