フィレンツェ ドゥオーモ 観光ナビ – 見どころ、入場料金、所要時間、撮影ポイント、歴史

(2019年10月12日 公開) (2019-10-23 最終更新) ドゥオーモの景観

ドゥオーモとは - その建造と歴史について

サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会のクーポラ(ドゥオーモ)
ドゥオーモとジョットの鐘楼

一般的に「ドゥオーモ」の名で知られる大聖堂の正式名称は、聖母大聖堂を意味する「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」と言います。

この街のシンボルでもある「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の建設は「アルノフォ・ディ・カンピオ」の設計によって1296年にスタートしました。

ところが、設計者であるカンピオの死などもあり、工事は予定通りに進みませんでした。何度も何度も中断を繰り返したすえ、クーポラを除く大聖堂部分が完成したのは、約100年後の1413年の事でした。

そして、ここから工事を進行するには大きな課題が残されていました。15世紀当時では、直径43メートル、高さ100mもあるクーポラの開口部分に屋根を加える技術はなく、工事の足場を組む事さえままなりませんでした。

この問題を解決し、多くの設計案から最適なものを選ぶ方法として、1418年に設計コンクールが開催されました。

そのコンクールで圧倒的な支持を集めて採用されたのが「ブルネッレスキ」がローマの古代建築からヒントを得て考案した「二重構造」の設計プランです。

これは、円蓋を2重構造にする事で工事の足場を確保しながら、徐々に建物を上方に築いていくというものでした。さらに2重構造によって重さを支えるポイントも分散されるので、強度的な面から考えても非常に素晴らしいプランでした。

しかし、当時としては「ブルネッレスキ」の設計案は革新的過ぎたため、彼の設計案を不安視する声もありました。そこで「ブルネッレスキ」の監視役として、彫刻家の「ギベルティ」が任命されました。これに激怒した「ブルネッレスキ」は、仮病などを使い、工事を進行しませんでした。

ドゥオーモ 西側ファサード

最終的には、彫刻家の「ギベルティ」は辞退し、「ブルネッレスキ」は1人で、クーポラの完成を目指す事となりました。そして1434年、ドゥオーモのクーポラ部分はようやく完成を迎えました。大聖堂の工事着工から数えて、約140年後の事でした。

現在、我々が目にする事ができる「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の姿は、クーポラ完成から更に約400年後に「ファサード(写真右上)」が加わったものです。このファサードの完成までを含めると、ドゥオーモの建設には、実に600年もの歳月が費やされています。

共通チケットの料金

ジョットの鐘楼 チケット(表側) チケット表側

ジョットの鐘楼 チケット(裏側) チケット裏側

ドゥオーモ関連の6つの施設は、1枚の共通チケットがあれば全ての施設に入場する事が可能です。

共通チケットの料金

  • 【現地購入】:18ユーロ
  • 【オンライン購入】:20ユーロ(うち予約手数料2ユーロ)

共通チケットの購入方法

共通チケットはオンライン、もしくは現地に数カ所あるチケットオフィス、自動券売機などで購入する事ができます。

共通チケットの対象範囲

共通チケット1枚で以下の6つのドゥオーモ関連施設にそれぞれ1回づつだけ入場する事ができます。

①ドゥオーモ(入場無料)、②クーポラ ➂サン・ジョヴァンニ洗礼堂④ジョットの鐘楼⑤ドゥオーモ付属美術館⑥クリプト(サンタ・レバラータ地下教会の跡地)

※クーポラは完全予約制となっているため、別途入場予約が必要。

共通チケットの有効期限

共通チケットは最初にチケットを使用した(施設に入場した)時から72時間有効です。72時間以内であれば、日をまたいで②~⑥の施設に自由に一度づつだけ入場する事ができます。例えば、2019年10月10日の13時に最初に共通チケットを使用した場合、2019年の10月13日の13時までチケットが有効となり、それ以後は無効となります。

ドゥオーモ関連施設の概要と営業時間

ドゥオーモ周辺マップと入場可能施設

ドゥオーモの共通チケットで入場できる全ての施設は、ドゥオーモ広場に集中しています。各施設の入口と位置関係は、上の地図を参考にしてください。

基本的にドゥオーモ関連施設は、営業時間や入口が全て異なっています。クーポラは大聖堂の建物の一部ですが、営業時間も入口も大聖堂とは異なります。

以下より、ドゥオーモ関連施設の概要と営業時間をご紹介いたします。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)

ドゥオーモ大聖堂内部の景観と天井画「最後の審判」

ドゥオーモ大聖堂内部は無料入場できるため、共通チケットで入場できる関連施設の中では最も混雑します。大聖堂内部の見どころに関しては、本記事後半の「ドゥオーモの見どころ・見学ポイント」で詳しくご紹介しておりますが、「ウチェッロの時計」や「最後の審判のフレスコ画」など見ごたえ満載です。

営業時間10:00~18:30(月~金曜)
13:00~16:30(土曜)
13:30~16:45(日曜)
休館日1/1、1/6、12/25、イースター

※ 大聖堂内部から下りる事ができる「サンタ・レバラータ地下教会の跡地(クリプト)」の営業時間は大聖堂と同じになります。

クーポラ

ドゥオーモのクーポラ

ドゥオーモのクーポラ(大聖堂の丸天井部分)は展望フロアになっており、入場の上で463段の階段を登りきると、フィレンツェ市内の絶景ビューを堪能する事ができます。更に、展望階に上る途中でクーポラの2重回廊部分の通路を歩くので、クーポラの天井画を間近で見ることができます。

クーポラに登るためには、共通チケットの購入に加えて、事前の入場予約が必要となります。予約がないとクーポラに登る事はできません。

クーポラの予約は「チケットオフィス」「クーポラの予約機」「公式サイト」のいずれかの方法で行う事ができます。予約さえしてしまえば、決まった時間に並ばずにクーポラに入場する事ができます。

営業時間08:30~19:00(月~金曜)
08:30~17:00(土曜)
13:00~16:00(日曜)
休館日1/1、1/6、金曜祭前の金曜、復活祭、6/24、8/15、9/8、11/1、12/8、12/25~12/26、イースター

サン・ジョヴァンニ洗礼堂

サン・ジョヴァンニ洗礼堂 外観と天井画「最後の審判」

ドゥオーモ西側のファサード正面に建つ八角形のビザンティン様式の建物が「サン・ジョヴァンニ洗礼堂」です。この洗礼堂はドゥオーモよりも遥かに早い11世紀には完成していました。

洗礼堂の東側にはギベルティが制作した「天国の扉」と呼ばれる黄金の扉があるほか、内部に入場すると天井一面に、黄金の美しいモザイク画「最後の審判」が描かれています。多少行列ができる事もありますが、ドゥオーモ関連施設の中では混雑が緩やかな施設の一つです。

営業時間08:15~10:15 / 11:15~19:30(月~金曜)
08:15~19:30(土曜)
8:13~13:30(日曜)
休館日1/1、9/8、12/25、イースターの日

ジョットの鐘楼

ジョットの鐘楼の外観と装飾

ドゥオーモの西側ファサードの右手側に建つ、高さ84.7m、幅15mの塔が「ジョットの鐘楼」です。ジョットの鐘楼の上は展望階になっており、414段の階段を登ってアクセスする事ができます。鐘楼の上からは、フィレンツェ市内の景観をパノラマビューで望むことができます。日中は行列が出来ている事が多いですが、行列の回転は早いので見た目ほど並ばずに入場する事ができます。

景観的にはクーポラよりも、こちらのジョットの鐘楼からの方が、クーポラが正面に見える分、見栄え的に映える写真が撮れます。ただし、人気があるのは圧倒的にクーポラの展望階になります。

営業時間08:15~19:00
休館日1/1、9/8、12/25、イースターの日

ドゥオーモ付属美術館

ドゥオーモ付属美術館の入口とドゥオーモの模型

ドゥオーモ付属美術館では、ドゥオーモの建築や歴史に関連した美術品や資料が展示されています。ギベルティの天国の門のオリジナルや、ミケランジェロのピエタ、ドナテッロのマグダラのマリア、ドゥオーモの模型などもここで鑑賞する事ができます。ドゥオーモ関連施設の中では最も混雑が緩やかですが、見学ボリュームと見応え十分の穴場スポットです。

営業時間09:00~19:30
休館日第一火曜、1/1、12/25、イースターの日

ドゥオーモの見どころ・見学ポイント

本項では、ドゥオーモの外観と内部の見どころをご紹介します。

外観の見どころ

ドゥオーモ西側のファサード

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)の西側ファサード

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)の西側、ドゥオーモ広場に面して堂々とそびえるのが、美しい彫刻が施されたファサードです。大聖堂の内部にはこのファサードの入口から入場する事ができます。ファサードに向かって右側の建物は「ジョットの鐘楼」です。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)の西側ファサード

初代のファサードの装飾は「カンピオ」が手掛けたものの未完に終わり、1587年に取り壊されました。その後、だまし絵などが描かれた時期もありましたが、現在、見る事ができるファサードの装飾は1887年に再建されたものです。赤、緑、白の大理石を使用した幾何学模様の装飾は非常に美しいです。

ドゥオーモ 西側ファサードの彫刻

正面ドアの上方には「使途のギャラリー」と呼ばれる彫像群が並んでいます。

ドゥオーモ 西側ファサードの彫刻

この新古典様式のファサードは、建築家「エミリオ・デ・ファブリス」が、カンピオの設計を元にして手掛けたものです。

ファサードの3つある扉上部のルネット部分には、キリストや宗教をテーマーにしたモザイク画がそれぞれに描かれています。

ドゥオーモ 西側ファサードのフレスコ画ドゥオーモ 西側ファサードのフレスコ画ドゥオーモ 西側ファサードのフレスコ画

ドゥオーモ南側の景観

ドゥオーモは、見る角度によって見え方が全然違います。下画像は建物の南側に回って撮影したものです。

ドゥオーモ 南側の景観

ドゥオーモの長さは153メートルありますが、この南側に回ってみると、その長さを感じる事ができます。

ドゥオーモ 南側の景観

ドゥオーモ北側の景観

日中は西側の大聖堂入口からこの北側まで大聖堂の入場を待つ人で長蛇の列ができます。予約必須のクーポラの登り口もこの北側に入り口があります。

ドゥオーモ 北側の景観

ドゥオーモ東側の景観

ドゥオーモの東側は、大聖堂の最奥部にあたります。意外と見逃しがちなので、ドゥオーモの外観はぐるりと一周回って見学することをお勧めします。

ドゥオーモ 東側の景観

写真は修復中の時期に撮影したものですが、現在は修復が完了しております。

ドゥオーモ内部の見どころ

ドゥオーモの内部には、西側ファサードの入口から入場します。下の写真と模型を参考にしてください。

ドゥオーモ大聖堂の入口ドゥオーモ大聖堂の入口

大聖堂内部の景観と構造

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)は、長さ153メートル、身廊幅38メートル、翼廊幅90メートル、最大収容人数は3万人と、世界でも有数の大きさを誇るラテン十字型の大聖堂です。

ドゥオーモ大聖堂内部の景観

内部は、尖頭のアーチやリブ・ヴォールトの天井など典型的なゴシック様式の構造で、中央の身廊と2つの側廊からなる三廊式で構成されています。ヨーロッパの大聖堂を数多く見てきた方からすると、然程の斬新さは感じないかもしれません。ドゥオーモはどちらかと言えば、外観の美しさが魅力だと思います。

ドゥオーモ大聖堂内部の景観

大聖堂内の左右、側廊の壁面窓には美しい「ステンドグラス」も飾られています。

ドゥオーモ大聖堂内部のステンドグラス

ウッチェロの時計

ドゥオーモの西側の入口から入場して後ろを振り返り、視線を上部に向けると「ウッチェロの時計」を目にする事ができます。

ウッチェロの時計ウッチェロの時計

この時計は初期ルネサンスの画家「パオロ・ウッチェロ」が設計した24時間時計で、通常の時計と逆回りで動きます。4.6m四方の正方形の四隅には、預言者の顔が遠近法を駆使して立体的に描かれています。また、この時計には日没を知るための役割もあり、現在も微調整されながら使用されています。

騎馬像のフレスコ画

入口から左側の側廊に沿って少し進むと、壁際に2枚の騎馬像のフレスコ画が飾られています。向かって左側が、15世紀のイタリア画家「アンドレア・デル・カスターニョ」作の「ニッコロ・ダ・トレンティーノ」の騎馬像、右側が「パオロ・ウッチェロ」作の「ジョンホークウッド騎馬像(写真右下)」で、英国出身の傭兵隊長ジョン=ホークウッドの騎馬像を描いた作品です。

フレスコ画 ジョンホークウッド騎馬像

神曲を持つダンテの肖像

大聖堂の真ん中あたり、左手側廊の壁には、フィレンツェ派のイタリア画家「ドメニコ・ディ・ミケリーノ」作の「神曲を持つダンテの肖像」が飾られています。

神曲を持つダンテの肖像

作品名の通り中央に立つのは神曲を持つ「ダンテ」で、中央と左側には天国と地獄、その右手側には未完成のドゥオーモとフィレンツェの景観が描かれています。

主祭壇と大理石の祈祷席

ドゥオーモ大聖堂の最奥部分には、イタリアの彫刻家「バルトロメオ・バンディネッリ」などが手掛けた「主祭壇」と「大理石の祈祷席」があります。

大理石の祈祷席と主祭壇

主祭壇に置かれている「キリストの磔刑像」は、彫刻家で木工細工師の「ベネデット・ダ・マイアーノ」が手掛けたものです。また、祭壇の下のブロンズ製の棺には「聖ゼノビウス」の聖遺物が収められています。

最後の審判

ドゥオーモ大聖堂内部の見学で必見なのが、八角形の天井に描かれた「最後の審判」のフレスコ画です。

ドゥオーモの天井画 最後の審判

このフレスコ画は、ミケランジェロの弟子で「ヴァザーリの回廊」も手掛けた「ジョルジョ・ヴァザーリ」が中心となり、1572年から1579年にかけて制作したものです。

ドゥオーモの天井画 最後の審判

作中では、人間が生前の行いを審判され、天国か地獄行きかを決められる聖書の一場面「最後の審判」が描かれています。ヴァザーリの師匠「ミケランジェロ」も、この30年程前にシスティーナ礼拝堂に「最後の審判(1536年~41年)」の壁画を描いています。

クーポラについて

クーポラの展望フロア

ドゥオーモのクーポラは展望フロアを設けており、463段の階段を登りきると、フィレンツェの街をパノラマビューで一望できます。クーポラはドゥオーモの建物の一部ではありますが、入口も営業時間も異なるので別施設と考えてしまった方が混乱しないと思います。クーポラの入口は、ドゥオーモの建物の北側にあります。ドゥオーモとクーポラの入口の位置関係は以下の地図を参考にしてください。

ドゥオーモとクーポラの入口及び周辺マップ

下の写真はクーポラの入り口付近で入場を待つ人達の様子です。

クーポラ入り口付近の景観

入場予約の上で、クーポラの入口から463段の階段を登りきると、フィレンツェ市内の絶景をパノラマビューで堪能する事ができます。

ドゥオーモ クーポラからの景観

所要時間の目安とおすすめの訪問時間帯

ドゥオーモの装飾

ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)内部の見学所要時間は30分~40分もあれば十分だと思います。

ただし、上記の所要時間に入場待ちの時間は含まれておりません。ドゥオーモ入場はクーポラの様に入場予約ができないため、夏場などは入場待ちで長蛇の列ができます。

入場の待ち時間を踏まえたトータルの所要時間は、混雑具合にもよりますが、1〜2時間(うち待ち時間30分~60分)ぐらいが平均だと思います。11月~4月頃のローシーズンであれば、ほぼ並ばずに入場できる事も多いです。

どちらにしても、ドゥオーモを見学する場合は、開館前か閉館前ぐらいの訪問がお勧めです。一方、11時〜14時ごろは混雑ピークとなる可能性が高いので、避けるのが賢明です。ドゥオーモ以外の観光スポットに関しては、ジョットの鐘楼が時間帯によっては混雑しますが、ドゥオーモほど並ぶ事はありません。クーポラ登頂に関しては時間指定予約が必須なので、予約さえすれば並ばずに入場できます。

見学の訪問時間を踏まえた「ドゥオーモと関連施設の見学モデルコース」に関しては次項にて解説します。

ドゥオーモ関連施設の回り方

本項では、ドゥオーモの共通チケットで入場可能な6施設を1日で観光するモデルコースをご紹介しますが、ご自身の予定や体力、嗜好などに合わせて訪問スポットをご調整ください。

フィレンツェ滞在が1日しかない方などは、無理にドゥオーモ関連施設を全て観光するよりも「ジョットの鐘楼」「サン・ジョヴァンニ洗礼堂」「ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)」の3つに絞って観光するだけでも、十分に堪能できると思います。残った時間は「ウフィツィ美術館」や「ミケランジェロ広場」などの観光に充てるのがお勧めです。

また、「クーポラ」と「ジョットの鐘楼」に関しては、両方を1日で上るのは体力的に厳しいと思いますので、いずれか一方だけで十分だと思います。

ドゥオーモと関連施設を効率よく回るモデルコース

8:15 サン・ジョヴァンニ洗礼堂を観光

サン・ジョヴァンニ洗礼堂の外観
見学の所要目安:20分~30分

ドゥオーモ関連施設の中でも開館時間が早くて、最も短時間で見学できる「サン・ジョヴァンニ洗礼堂」を朝一番で見学します。洗礼堂内で「最後の審判」の天井画をじっくりと鑑賞した後は、サン・ジョヴァンニ洗礼堂外の東側の扉「天国の門」も忘れずに見学してください。

9:00 クーポラに登ってパノラマビューを堪能

クーポラの展望フロアの景観
見学の所要目安:60分~70分

洗礼堂を見学した後は、ドゥオーモ東側の入口から463段の階段を上って、クーポラの展望フロアを目指します。クーポラに登るためには事前予約が必要なので、必ず事前予約の上で訪問してください。予約した日時に入り口付近に行けば並ばずに入場できます。

10:15 ドゥオーモ付属美術館で美術品を見学

ドゥオーモ付属美術館 展示室の景観
見学の所要目安:50分~60分

クーポラを観光した後は、ドゥオーモ付属美術館を見学します。館内は混雑も緩く座れる場所もあるので、休憩も兼ねながらゆっくりと見学してください。美術館の見学が終わったら、午後の観光に備えて早めのランチ休憩がお勧めです。時間が限られる方は、このドゥオーモ付属美術館の見学はスキップして、先に「ドゥオーモ」や「ジョットの鐘楼」などを見学ください。時間がある方でも、ドゥオーモの歴史や美術品に興味がなければ、この美術館の見学はスキップしてしまって良いと思います。

12:30 ジョットの鐘楼

ジョットの鐘楼の景観
見学の所要目安:60分〜70分

かなりハードですが、午後一番で「ジョットの鐘楼」に登ります。時期にもよりますが、ジョットの鐘楼からクーポラ側を綺麗に撮影するには、正午ぐらいの時間帯がお勧めです。下の様な空の綺麗な写真が撮れます。

ジョットの鐘楼から見るクーポラ

展望フロアまでは414段の階段を上ってアクセスしますが、途中に休憩ポイントもあるので、ご自身のペースでゆっくり登ってください。ジョットの鐘楼の見学が終わったら、カフェで一休みするなどして休憩を取ってください。

16:00 ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)内部を見学

ドゥオーモ大聖堂内部の景観
見学の所要目安:30分〜40分

いよいよ最後は「ドゥオーモ」の中を見学します。ジョットの鐘楼に登ってすぐに「ドゥオーモ」に入場しようとすると、行列のピーク時間帯と重なる可能性があります。土日の閉館は16時台になるので、14時頃には並んで入場を待つ必要がありますが、平日であればドゥオーモ広場から一端離れて、16時ぐらいに再訪すると、比較的混雑が緩やかな場合が多いです。どちらにしても並ぶ時間を考慮して、最低でも閉館2時間前には入場列に並ぶのがお勧めです。

時間と体力に余裕があれば、ドゥオーモ内部の階段からアクセスできる地下の「サンタ・レバラータ地下教会の跡地(クリプト)」にもアクセスしてみてください。

ドゥオーモのお勧め撮影ポイント

「ドゥオーモ」はフィレンツェのシンボルだけあって、フィレンツェ市内に絶景ポイントが多く存在しています。本項では、その中でも特におすすめの撮影ポイントを厳選してご紹介します。

ジョットの鐘楼の展望フロアから撮影

最も王道で人気がある「ドゥオーモ」の撮影ポイントは、ジョットの鐘楼の展望フロアです。この景観を求めてフィレンツェを訪れる方も多いのではないでしょうか。

ジョットの鐘楼から見るクーポラ

ミケランジェロ広場から撮影

やや遠目のアングルになりますが、夕焼け時の景観は、このミケランジェロ広場の右に出る場所はありません。

ミケランジェロ広場から見るドゥオーモとフィレンツェ市内

ドゥオーモ広場から撮影

ドゥオーモ広場は、超定番と言える「ドゥオーモ」の撮影ポイントです。広場に足を運べば、色んな角度やアングルでドゥオーモを撮影ができるのが魅力です。

ドゥオーモ広場から見るドゥオーモの景観

パラッツォ ガンバ ラグジュアリー アパートメンツから撮影

ドゥオーモが部屋から見える人気アパートメントホテル「パラッツォ ガンバ ラグジュアリー アパートメンツ」からならいつでも好きな時に目の前でドゥオーモを撮影できます。

パラッツォ ガンバ ラグジュアリー アパートメンツから見るドゥオーモの景観パラッツォ ガンバ ラグジュアリー アパートメンツ 部屋からの眺め

ボーボリ庭園から撮影

ピッティ宮殿の敷地内にあるボーボリ庭園からもドゥオーモを撮影する事ができます。他の場所から見るドゥオーモと違って、のどかな雰囲気の写真が撮影できます。

ボーボリ庭園から見るドゥオーモの景観

ドゥオーモ付属美術館から撮影

意外と知られていませんが、ドゥオーモ付属美術館のテラスからも、ドゥオーモのクーポラを間近で見る事ができます。撮影できるのはドゥオーモ東側の後塵部分になるので、結構マニアックなアングルですが、非常に迫力のある写真が撮影できます。

ドゥオーモ付属美術館のテラスから見るドゥオーモの景観

ヴェッキオ宮殿 アルフォルノの塔からの景観

シニョーリア広場の南東側に隣接するヴェッキオ宮殿の塔もフィレンツェ市内を見渡せる絶景スポットの一つです。

高さはドゥオーモのクーポラに次ぐ94メートルを誇ります。