ウフィツィ美術館 予約から入場まで徹底解説

(2018年3月6日 公開) (2019-09-11 最終更新) ウフィツィ美術館前の広場

フィレンツェ観光の大きな見所の1つが「ウフィツィ美術館」の観光です。「ウフィツィ美術館」には「レオナルド・ダビンチ」や「ミケランジェロ」をはじめとするイタリア芸術の巨匠たちの作品が約2,500点も展示されています。

これらの貴重な美術品を一目見ようと、世界中の旅行者が引っ切りなしに「ウフィツィ美術館」を訪れるため、年間来場者数は約200万人にも上ります。そのため、予約なしで来場しようものなら、最悪の場合は2〜3時間も並ぶ事があります。しかし、WEBで事前にチケット予約さえしてしまえば、ほとんど列に並ばずに入場する事が可能です。

以上を踏まえ、本記事ではこれから「ウフィツィ美術館」への観光をお考えの方に向け、オンラインでのチケット予約方法から、当日の入場の流れまでを詳しく解説致します。

オンライン予約は「クレジットカード(VISA、JCB、MASTER CARDなど)」でのみ支払が可能です。チケット料金は、2018年3月より値上がりとなり、WEB予約の場合はローシーズンが16ユーロ(約2,000円)、ピークシーズンは24ユーロ(約2800円)になります。

入場チケットの予約方法

ウフィツィ美術館のチケットを事前に予約する方法は2つあります。

  • (1)ウフィツィ美術館の公式チケット予約サイト「B-ticket(英語)」からWEB経由で予約。
  • (2)美術館のチケットオフィスに直接電話して予約。電話番号: (+39) 055294883

(2)の電話経由での予約は英語力が問われるのと国際電話になるので、本項では(1)のWEB経由でチケットを予約する方法について順を追って詳しく紹介いたします。

まずは、こちらから予約サイトにアクセスしてください。

【STEP1】美術館を選択

サイトにアクセスすると、美術館名がいくつか並んでいますが「ウフィツィ美術館」のチケット予約は一番左上の「GALLERIA DEGLI UFFIZI(ウフィツィ美術館)」をクリックします。

「図表1」美術館を選択

美術館を選択すると、図表2の様な画面が開くので、上部のリンク文字「ACQUISTA IL BIGLIETTO(チケットを購入する)」をクリックして次のステップに進みます。

「図表2」チケット購入へ進むリンク

【STEP2】予約日の選択

「図表3」言語を英語に変更

次のページに移動したらページを最下部までスクロールして、まずは、図表3を参考に「Itariano(イタリア語) 」の部分をクリック(タップ)して、表示言語を「Inglese(英語)」に変更します。

表示言語が英語に切り替わったら、再びページを上までスクロールして「Events」の下の「Galleria degli Uffizi」という部分をクリックします。

「図表4」日付の選択画面

上の「図表4」の様に日付を選択できるアイコンが表示されるので、そのアイコンをクリックして表示されるカレンダーから「ウフィツィ美術館」を見学したい日付を選択します。また、青枠の部分で「Galleria degli Uffizi(ウフィツィ美術館)」が選択されているかも確認してください。選択されていない場合は青枠の部分をクリックして「Galleria degli Uffizi」を選択してください。

日付を選択すると、選択した日付を基準に上から予約可能なチケットの一覧が表示されます。

「図表5」チケットの一覧

ここで大事なのは日付の部分だけです。予約したい日付の右側にある紺色のボタン「Tickets」をクリックして次のステップに移動します。図表5の例だと一番上が「2019年3月30日(Sat. 30.03.2019)」のチケットになり、その下が「2019年3月31日(Sun. 31.03.2019)」のチケットになります。また、日付の右側に「8:15」という表示があって紛らわしいですが、予約時間は次のページで指定できるので一切気にしなくて大丈夫です。

【STEP3】予約時間の選択

予約時間の選択ページに移動すると、上から15分刻みで8時~17時開始で予約可能な時間帯が縦に並んで表示されます。【図表6】を参考に希望の予約時間帯を選択してください。「Sold out」となっている時間帯は選択できません。

「図表6」予約時間の選択画面
  1. ①「予約時間」当日に入場を希望する予約時間帯です。図表6の例だと8時15分~8時30分の間に入場するチケットの予約になります。

  2. ②「チケットの種類と枚数の選択」予約したいチケットの枚数を選択します。一般入場のチケットは「Intero/Full(フルチケット)」になるので、右側の「+」と「-」ボタンを押して、チケットの枚数を増減させて選択します。一度に最大10枚まで選択が可能です。

※ 18歳未満の方の入場は無料ですが予約が必要です。予約だけを行う場合は上画像の青枠内「Reduced and Combo」をクリックすると表示される「Gratuito/Free」から人数分の枚数を選択してください。それ以外のチケットの種類と料金に関しては本記事別項の「チケットの種類と料金」をご参照ください。

チケット枚数の選択が完了したら、ページを一番最下部までスクロールしていきます。紺色のボタン「Into the shopping cart(カートに挿入)」があるので、このボタンをクリックして次のステップに進みます。

「図表7」予約時間 カート挿入画面

【STEP4】規約同意と金額の確認

「Your shopping cart」というタイトルのページに移動後、選択したチケットや内容を確認して、規約同意の□のチェックボックスに図表7の様にチェックを入れます。続けて紺色の「Continue」ボタンを押して次のステップに進みます。

「図表7」規約同意と金額の確認画面

【STEP5】会員登録

ウフィツィ美術館のチケット予約には会員登録が必要です。下画像を参考に「Register(登録する)」ボタンを押して会員登録ページに進んでください。

※以前に会員登録ずみの方は「E-mail」と「Password」を入力してログインすれば、会員登録情報の入力を省略できます。その場合は「STEP⑥」に進んでください。

会員登録ボタン

会員登録ページに進んだら、必要項目を入力・選択していきます。会員登録に最低限必要なのは6項目だけです。以下の図を参考に必要項目を入力の上で会員登録を完了ください。

会員登録 名前と苗字の入力画面
  1. ①「 First name(名前)」予約者の名前をローマ字表記で入力してください。小文字でも問題ありません。

  2. ②「 Surname(苗字)」予約者の苗字をローマ字表記で入力してください。

会員登録 国名とメールアドレスの入力画面
  1. ③「 Country(国名)」国名「Japan」を選択します。現在ご在住の国名になります。

  2. ④「E-mail(メールアドレス)」メールアドレスを入力します。このメールアドレスに予約番号が記載された予約メールが届くので間違いない様に入力してください。

会員登録 パスワードの設定と規約への同意
  1. ⑤「 Password(パスワード)」任意のパスワードを設定します。8文字以上で、英数字の大文字小文字と記号を組み合わせる必要があります。例:Amazing-trip、amazing-Tripなど、記号として間にハイフンを使用すると組み立て安いです。

  2. ⑥「Repeat password(パスワード確認用)」⑤で入力したパスワードを確認のため再度入力します。⑤のパスワードと一致しないと次のステップに進めません。

  3. ⑦「規約に同意」□にチェックを入れて規約に同意します。チェックを入れて同意しないとチケット予約はできません。

①〜⑦までの項目の入力・選択が完了したら、ページ下部の紺色のボタン「Registration」をクリックして会員登録を完了します。

会員登録が完了するとページが切り替わります。同時に登録したメールアドレスに件名「Your webshop registration」というメール(画像下)が1通届きます。

会員登録の完了メール

【STEP6】予約内容の確認とカード情報入力

会員登録が完了すると「Verification and payment」というタイトルのページに移動します。ページ内には会員登録した内容と、「クレジットカード会社」の選択項目が表示されています。カード会社の中から今回の支払いに使用するカード会社の左側の○にチェックを入れてください。

会員登録内容の確認とカード会社の選択

続いて画面を下方にスクロールして行くと「予約内容」と「購入ボタン」が表示されています。予約する内容に問題が無ければ「Buy now」ボタンを押してください。この時点ではまだ予約は完了せず、クレジットカード会社の決済ページに移動します。

予約内容の最終確認画面

決済ページに移動したら、再び使用するクレジットカードの種類を選択します。

決済ページ カード会社の選択画面

マスターカード以外で決済する場合は上のVISAなどのロゴがある方を、マスターカードで決済する場合は下のマスターカードのロゴをクリックしてください。

いずれかのカードのロゴ部分をクリックすると画面が切り替わり、カード情報の入力画面に移動します。後は必要情報を入力して支払いを完了するだけです。

決済ページ カード情報の入力画面
  1. ①「Card Number(カード番号)」クレジットカードの番号を入力してください。

  2. ②「Cardholder's Name(カード名義)」カードに記載されている名義をローマ字で入力してください。

  3. ③「Expiration Date(カード期限)」カードの有効期限を選択してください。2019年3月なら「3」「2019」と順番に選択します。

  4. ④「CVV2/CVC2(セキュリティコード)」カードの裏面に記載されている数字の下3桁を入力します。

  5. ⑤「Email Address(メールアドレス)」メールアドレスを入力します。ここで入力するメールアドレス宛には決済完了メールが届きます。

  6. ⑥「I consent to the processing of data(データー取り扱いへの同意)」□にチェックを入れて、送信データーの取り扱いに関する条項に同意します。

①〜⑥の項目の入力と選択が完了したら⑦の「Pay(支払い)」ボタンを押します。支払いボタンを押すと、カード会社毎の暗証番号入力画面に移動するのでそこで決済を完了してください。

支払い完了後

決済処理が正常に行われ、ページが予約完了画面(写真下)に移行したら予約は完了です。ページ下部の「Print order comfirmation」というボタンを押すと「Order number:(予約番号)」が記載されたPDFをダウンロードする事ができます。当日はこのPDFをプリントアウトしてチケット引換所で提示すると、ウフィツィ美術館の優先入場チケットを受け取る事ができます。

予約完了ページ

また、上の予約完了画面が表示されると同時に、「Your order confirmation」と「Credit Card Transaction Result」いう件名のメールが2通届きます。

件名「Your order confirmation」となっているメール本文もバウチャー(予約書)として利用できるので、こちらをプリントアウトしてチケット引換所で提示しても、優先入場チケットを受け取る事ができます。

予約完了メールが届かない場合、希に支払い完了から数日後にメールが送られてくる場合もありますので、少し様子をみてください。最悪の場合「Order number(予約番号)」と「予約者名」の二つが分かればチケットは受け取れると思います。

ウフィツィ美術館観光当日のチケットの受け取りの流れや、優先入場口の場所は本記事後半の「予約チケットの受け取り場所と入場の流れ」を参照ください。

予約後のキャンセルと変更について

ウフィツィ美術館のチケットは、如何なる場合でも予約者都合でのキャンセル及び、予約日時の変更はできません。詳しくはウフィツィ美術公式チケット予約サイトの「規約と条件(英語)」内の「Refunds」の項をご覧ください。

予約確認メールとチケット

■予約完了メール

下の写真が、支払い完了後にメールアドレスに送られてくる「予約完了メール」の一部です。文字は全て英語で書かれています。大事な部分は赤枠で囲った「①Order number(予約番号)」「②Customer data(予約者名)」の2か所になります。文字がボケている所がありますが、ここは予約者の氏名が入る場所です。私の個人情報なので意図的にボカシています。

ウフィツィ美術館 予約確認メール

ウフィツィ美術館の観光当日は、このメール内に記載されている「① Order number(予約番号)」と「② Customer data(予約者名)」をメモかプリントアウト、もしくはスマートフォンのメールをそのまま提示するなどして「入場チケット」を受け取ってください。

WEBでの手続きはあくまでも予約なので、当日は必ずチケットオフィスに立ち寄って、入場チケットの現物を受け取る必要があります。

また、予約を完了していても「予約番号」が分からないと、当日に入場チケットを受け取れない場合があります。予約完了メールは観光当日まで大切に保存してください。プリントアウトして持参するのが最も間違いが起こらない方法です。

■入場チケット

下が予約番号と引き換えに現地で受け取る事ができる「ウフィツィ美術館の入場チケット」です。大きさはだいたいクレジットカードほどの小さいサイズになります。予約者専用の入場列から入館後、その奥のチケット改札機にこの入場チケットを読み取らせて入場します。

ウフィツィ美術館 チケット

参考までに、下は昔のウフィツィ美術館の入場チケットになります。以前はパスポートぐらいの大きさがありましたが、現在は大分コンパクトになりました。

ウフィツィ美術館の昔のチケット

予約チケットの受け取り場所と入場の流れ

ウッフィツィ美術館周辺マップ 入口とチケットオフィスの場所

ウフィツィ美術館には主にの1つの窓口と2つの入口があります。そのうち、チケット予約者の受け取り窓口は【3番】です。まずは【3番】の窓口に行き、予約完了時に届く「ORDER NUMBER(予約番号)」が記載されたメールか、予約完了画面でダウンロードできるPDFをプリントアウト、もしくはスマートフォンで提示の上、ウフィツィ美術館の優先入場チケットを受け取ってください。

予約完了メールの一文には、入場チケットの受け取りは入場時間の15分前以降に行ってくださいとなっています。

ウフィツィ美術館 チケット受け取り窓口【3番】

チケット受け取り窓口【3番】は、一般入場口【2番】の丁度反対側の路地沿いにあります。上の写真の看板を左手にして細い路地に入ります。

ウフィツィ美術館前の景観

路地に入ってすぐ右手に、予約者用のチケット受取窓口(写真下)があります。ウフィツィ美術館 チケット受け取り窓口【3番】

予約者専用の窓口には「Reservation desk」と書かれているのが目印です。

窓口の前には予約引き換え待ちの人たちが数人並んでいます。

ウフィツィ美術館 予約者専用の窓口前でチケット引きかえを待つ人たち

チケットの引き換えは予約時間の15分前からになります。あまり早く行き過ぎても、入口付近にいる係員(写真下)に予約時間をチェックされ、窓口の入口前で待機させられます。予約時間の16分〜20分ぐらい前に行くのが丁度良いと思います。

予約者専用窓口の前で予約時間を確認する係員

予約時間の15分前ぐらいになると窓口に通されます。3つある窓口の空いている所で「Order number(予約番号)」が記載された用紙を提示の上、ウフィツィ美術館の入場チケットを受け取ってください。パスポートは提示を求められない事もありますが、必ず持参する事をお勧めします。

ウフィツィ美術館 予約者専用の窓口

こちら(写真下)が予約書と引き換えに発券される入場チケットです。デザインは時期によって変わると思いますが、大きさは丁度クレジットカードぐらいのサイズです。

ウフィツィ美術館の入場チケット

チケットを受け取ったら、予約者専用の入口である【1番】に行ってそこから入場します。

ウフィツィ美術館前 予約者専用の1番の入場口フィツィ美術館 予約者専用入口【1番】

予約者専用の入場口は多少並んでいる事があってもすぐに入場できます。

ウフィツィ美術館 予約者専用の並び口

【1番】の入口から館内に入ってすぐに、セキュリティチェックがあります。

ウフィツィ美術館内のセキュリティチェック

セキュリティチェックを通過した地点から、当日券を購入して入場した人たちと合流となります。そのまま順路に沿って進み、その先のチケット改札機でチケットをスキャン、もしくは横の係員に提示します。

ウフィツィ美術館 入場前のチケット確認

チケット改札機を抜けると階段(写真下)があるので、3階まで階段で上がります。この後にもう一度だけチケット確認があるので、チケットは提示しやすい状態にしておいてください。

ウフィツィ美術館 見学エリアへ続く階段

3階まで上がったら、順路に沿って進んで行きます。進める方向は一方向です。

ウフィツィ美術館3階 見学エリアへの順路

見学エリアの廊下に出る前に最後のチケット確認があります。下写真は廊下側から撮影したものです。

ウフィツィ美術館3階のチケット確認

最後のチケット確認を終えたら、後は自由に観光をスタートしてください。ウフィツィ美術館は、廊下に沿って絵画の展示部屋があります。展示部屋と廊下を何度も行き来しながら、絵画を見学して行く形になります。

ウフィツィ美術館3階の廊下

■予約なしで当日券を購入して入場する場合

当日券購入者用の並び口2番

観光当日、ウフィツィ美術館のチケット予約をしていない方は、一般入場の入口【2番】に並び、そこで当日券を購入してそのまま入場します。基本的に一般入場の入口【2番】には行列(写真下)が出来ているのですぐに分かると思います。ピークシーズンは2時間〜3時間待ちは覚悟しておいてください。

ウフィツィ美術館 当日券購入の列に並ぶ人たち

入場チケットは、館内に入場してセキュリティチェックを受けた後にある「チケット販売窓口」で購入します。後は列の流れに沿ってチケット改札機を抜け、その先の階段で3階に上がって見学スタートとなります。

■手荷物・服装について

大きなバックやスーツケースは持ち込む事ができませんが、入館時にクロークルーム(預かり所)に無料で預ける事ができます。コートなどの衣類は預ける事はできないので、手に持って歩くか、バッグの中に入れて荷物と一緒に預けてしまうのが良いです。

ウフィツィ美術館内は、ベンチなど休憩スペースはいくつかありますが、たいていの場合は埋まっているので、何時間も立ちっぱなしになったり歩き続ける可能性が高いです。歩きやすいスニーカーで訪問するのがおすすめです。

ウフィツィ美術館の基本情報

ウッフィツィ美術館の内部

■営業時間

営業時間08:15~18:50 ※1
休館日毎週月曜日、1月1日、5月1日、12月25日
※1美術館への入場は18:35まで、チケットオフィスは18:05でクローズドします。

■チケットの種類と料金

ウフィツィ美術館のチケットは2018年3月より料金体系が変更になり値上がり致しました。以前は企画展の有無で料金の変動がありましたが、新しい料金体系ではピークシーズンとローシーズンの時期によって料金が異なる形になりました。詳しくは以下をご覧ください。

Single ticket(一般入場チケット)

概要

ウフィツィ美術館の最も一般的な入場チケットです。WEB購入時だと「Intero/Full」とうイタリア語表記されます。

料金(現地購入)【一般】
  • ・20 €(3/1~10/31)
  • ・12 €(11/1~2/28)
【18歳未満】
  • ・入場無料
※18歳未満の方は国籍を問わず入場無料ですが、パスポートなどID提示が必須となります。
※12歳未満の入場には大人の同伴が必要となります。
料金(WEB購入)【一般】
  • ・24 €(3/1~10/31)
  • ・16 €(11/1~2/28)
【18歳未満】
  • ・4 €
※WEB予約時のチケット料金は通常料金に4€の予約手数料を加えた総額で記載しております。
※18歳未満の方の入場は無料ですが、事前にWEBで時間指定の入場予約をする場合は、人数分の予約券「Gratuito/Free(4€ / 1人)」が必要となります。
入場可能施設ウフィツィ美術館

Combined ticket for all museums(コンバインチケット)

概要

ウフィツィ美術館とピッティ宮殿の入場がセットになったチケット。WEB購入時だと「Intero Cumulativo 3 giorni.」とイタリア語表記されます。

料金
  • ・38 €(3/1~10/31)
  • ・18 €(11/1~2/28)
有効期間ウフィツィ美術館の入場予約日より3日間有効。同じ施設に2度入場する事はできません。
入場可能施設ウフィツィ美術館、ピッティ宮殿、ボーボリ庭園

Annual PassePartout - Uffizi(年間パスポート)

概要

指定日より365日間は何度でもウフィツィ美術館に入場できる年間パスポート。WEB購入時だと「Tessera annuale Uffizi」とイタリア語表記されます。

料金
  • 50 €
有効期間指定日より365日間有効
入場可能施設ウフィツィ美術館

UFFIZI GALLERIES(複数施設の年間パスポート)

概要

指定日より365日間は何度でもウフィツィ美術館とピッティ宮殿に入場できる年間パスポート。WEB購入時だと「Tessera annuale Cumulativa」とイタリア語表記されます。

料金
  • 70 €
有効期間指定日より365日間有効
入場可能施設ウフィツィ美術館、ピッティ宮殿、ボーボリ庭園

PASSEPARTOUT FAMILY(年間ファミリーパスポート)

概要

指定日より365日の間は、大人2名と子供なら何人まででもウフィツィ美術館に入場できる年間パスポート。WEB購入時だと「Passe Partout Family」とイタリア語表記されます。

料金
  • 100 €
有効期間指定日より365日間有効
入場可能施設ウフィツィ美術館

■美術館への行き方

ウフィツィ美術館へのアクセスは、列車の「サンタ・マリア・ノヴェッラ駅」からだと徒歩18分〜20分ほどで、ドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)からだと、南方向に向かって歩いて徒歩8分ほどです。ほぼ真っすぐなので迷う事はないと思います。

サンタ・マリア・ノヴェッラ駅からウフィツィ美術館までのアクセスマップ主要スポットから「ウフィツィ美術館」への徒歩でのアクセス
  • ・シニョリーア広場から徒歩1分
  • ・ベッキオ橋から徒歩3分
  • ・サンタ・マリア・ノヴェッラ広場から徒歩12分

館内情報と見どころ作品

1階からウフィツィ美術館に入館後、階段で3階に上がりそこから見学のスタートです。3階に上がるとローマ時代の彫像が並ぶ長い回廊に出ます。この回廊に沿って各展示室への入口があるので、各展示室の絵画を観賞しながら回廊を進んでいきます。回廊は基本的にU字型の一方向なので迷う事はないと思います。

おすすめの観光方法は、開館直前の8時15分に予約入場して、ダ・ヴィンチやラファエッロ、ミケランジェロなどの有名作品だけを先に見学してしまう方法です。後は自由にゆっくり見学すれば良いと思います。

■フロアマップとおすすめ作品

【3階(Second Floor)フロアマップ】

3階フロアマップ

見学必須かつ早めに見学しておいた方がよい作品の数字は黄色で記しております。

【3階 おすすめ作品】

  • 荘厳の聖母

    ② 荘厳の聖母
    チマブーエ作(1240年-1302年頃)

  • 玉座の聖母子

    ② 玉座の聖母子
    ジョット作(1306~1310年頃)

  • ウルビーノ公夫妻の肖像

    ⑧ ウルビーノ公夫妻の肖像
    フランチェスカ作(1473~1475年頃)

  • ヴィーナス誕生

    ⑩~⑭ ヴィーナス誕生
    ボッティチェッリ作(1485年頃)

  • バラスとケンタウロス

    ⑩~⑭ バラスとケンタウロス
    ボッティチェッリ作(1482年頃)

  • 受胎告知

    ㉟ 受胎告知
    ダ・ヴィンチ作(1472年頃)

  •  聖家族

    ㉟ 聖家族
    ミケランジェロ作(1505~1506年頃)

【2階(First Floor)フロアマップ】

2階フロアマップ

2階は企画展によってレイアウトや作品の場所が変更になる場合があります。

【2階 おすすめ作品】

  • ヒワの聖母

    (66) ヒワの聖母
    ラファエッロ作(1505~1506年頃)

  • 玉座の聖母子

    (74)長い首の聖母
    パルミジャ二ーノ作(1534~1539年頃)

  • ウルビーノのヴィーナス

    (83)ウルビーノのヴィーナス
    ティツィアーノ作(1538年頃)

  • バッカス

    (90)バッカス
    カラヴァッジョ作(1596~1600年頃)

■館内のフロア構成

ウフィツィ美術館は以下の3フロアで構成されています。

  • 「1階(Ground Floor)」美術館の入口で、チケットオフィスがあるのもこのフロアになります。他にも1階にはブックストアやお土産屋などがあります。

  • 「2階(First Floor)」2階は常設作品の展示以外にも、企画展が行われており、季節によって美術品の配置やレイアウトが変更になります。2階に展示されている作品で最も有名なのは「バッカス(カラヴァッジョ作)」です。

  • 「3階(Second Floor)」ウフィツィ美術館のメインの作品はこの3階に集中しています。また、順路にそって見学した回廊の奥にはカフェが2つあります。カフェテラスからの景観は中々のもので、ヴェッキオ宮を間近で目にする事ができます。

■トイレについて

トイレは入ってすぐの1階入場口奥から階段を下りた地下に綺麗なトイレがあります。また、2階と3階にも一か所づつトイレがあります。トイレは美術館の広さの割に数が少ないので、混雑している場合が多いです。2階のトイレは比較的ではありますが空いている傾向があります。

■オーディオガイドについて

オーディオガイドは、ウフィツィ美術館の入口付近の荷物預かり所の近くに貸し出し窓口があります。開館から17時までレンタル可能で、レンタル時にはパスポートなどの身分証明書の預けが必要となります。レンタル料金は6€で、日本語、イタリア語、英語、スペイン語、ドイツ語、ロシア語、ポーランド語に対応しています。

■写真撮影について

2014年以降、美術品の写真撮影が可能になりました。ただし、フラッシュは作品保護の観点から禁止されています。カメラやiPhoneの撮影時は、フラッシュの設定がOFFになっているか確認の上で撮影ください。

所要時間の目安

ヴィーナスの誕生

ウフィツィ美術館観光の所要時間の目安は2時間ほどです。2時間あれば、ダビンチやミケランジェロなどの一般的に有名な作品は網羅できると思います。多くの旅行者はこのぐらいの時間をかけて有名な作品だけ効率良く鑑賞する方が多いです。多くのガイドブックでも3時間ぐらいのコースを紹介している場合がほとんどです。

ウフィツィ美術館の広さは約13,000 m2、作品は2階と3階の2つのフロアに約2,500点も展示されているため、全作品をじっくりと時間をかけて鑑賞したい場合は、所要半日(5時間〜6時間)ぐらいは必要です。

日本語サイトで予約する場合

ウフィツィ美術館 日本語予約ができる「GET YOUR GIDE」

ウフィツィ美術館のチケットをどうしても日本語で予約したい方は、「GET YOUR GIDE」というサイトを利用すれば、わずかな手数料で日本語の説明ページから予約が可能です。

GET YOUR GIDEは2009年に設立された世界遺産や施設のツアーやチケット手配を行っている会社です。以前は日本語に対応しておりませんでしたが、ここ数年は日本語に対応し、日本の利用者も増えております。

【GET YOUR GIDE ウフィツィ美術館のチケット】

フィレンツェカードを利用する場合

フィレンツェカードを利用した予約方法について別記事「フィレンツェカード 購入方法・利用範囲・リスタート・アプリの利用方法まで徹底解説」の項にて詳しく解説しております。

ウフィツィ美術館の歴史

ウフィツィとは「オフィス」を意味するイタリア語です。元々は1560年に初代トスカーナ大公で、フィレンツェの名門メディチ家の当主「コジモ1世」の命で、公務のための事務所として建設が開始されました。

ウフィツィ美術館の建築には宮廷画家で建築家の「ジョルジョ・ヴァザーリ」があたり、建設開始から20年後の1580年に建物は完成しました。残念ながらこの時「コジモ1世(1519年~1574年)」は既にこの世を去っており、ウフィツィ完成時のメディチ家の当主は息子である「フランチェスコ1世」に代替わりしていました。

建物完成の翌年、フランチェスコ1世は自身や歴代メディチ家当主が貯蔵収集してきた膨大な美術品を多くの人が観賞できる様にと、最上階の東側をギャラリーに改築しました。そしてその10年後には希望者に対して美術品の公開をスタートしました。これが現在のウフィツィ美術館の原型だと言われています。

美術品の公開をスタートしてからも、メディチ家の当主が代替わりするたびに館内の作品は増えていきました。1637年には、第5代トスカーナ大公にあたる「フェルディナンド2世」が、ウルビーノ公国出身の「ヴィットーリア・デッラ・ローヴェレ」と結婚したため、ウルビーノ公国が所有していた「ティッツィアーノ」や「ラファエロ」の傑作がウフィツィ美術館にもたらされました。

しかし1734年に入ると、コジモ3世の娘である「アンナ・マリーア・ルイーザ・デ・メディチ」に跡継ぎがなかったため、メディチ家の家計は途絶えてしまいます。この際の「ルイーザ」の遺言「メディチ家のコレクションがフィレンツェにとどまり、一般に公開されること」という内容に従って、ウフィツィ美術館の膨大なコレクションはトスカーナ政府へとの所有権が移りました。そして約30年後の1765年、ウフィツィ美術館は正式な美術館として開館を迎えました。実にウフィツィ美術館の建物が完成してから約200年後の事でした。

まとめ

ウフィツィ美術館は、パリのルーブル美術館、アメリカのメトロポリタン美術館などに比べれば日本ではマイナーですが、世界的には10本の指に入る様な有名美術館です。

そのため、ピークシーズン(3月〜10月)は最悪の場合、3時間待ちなんて事もザラにあり得ます。しかし、WEBで事前にチケット予約さえしてしまえば、混雑具合に関係なく指定の時間にスムーズに入場できます。

また、ウフィツィ美術館は内装こそ意外に簡素で、悪く言えば区立の図書館の様ですが、館内にある美術品は間違いなく超がつくほどの一級品です。例え絵画や美術品などに興味がなくても訪れる価値は十分にあります。フィレンツェ観光の際は予約の上で、是非立ち寄って見てください。