ピッティ宮殿とボーボリ庭園 – 見どころ、行き方、回り方、チケット予約

フィレンツェ イタリア
ピッティ宮殿の外観

本記事では、フィレンツェの中でも最高峰の見学ボリュームを誇る「ピッティ宮殿」の見どころを豊富な写真を交えて詳しく紹介します。他にもピッティ宮殿への行き方や入り方、館内の回り方、営業時間、チケット料金など、ピッティ宮殿観光に役立つ情報が満載です。

ピッティ宮殿の歴史 過去と現在

ピッティ宮殿から見るボーボリ庭園の景観

パラティーナ美術館の展示室

ピッティ宮殿は、当時フィレンツェで旺盛を誇っていたメディチ家に対抗するために、ライバル一族であったピッティ家の「ルーカ・ピッティ」が建設したものです。

宮殿の建設は、ドゥオーモのクーポラを手掛けた「ブルネッレスキ」の設計によって15世紀に着工されました。しかし、「ルーカ・ピッティ」の死によって「ピッティ家」は没落し、工事は中断を余儀なくされました。この時点でのピッティ宮殿は、現在の様相とは大きく異なる、正方形で3階建のシンプルな建造物でした。

16世紀半ばに入り、ピッティ宮殿は、ピッティ家のライバルである、メディチ家当主「コジモ1世」によって買い取られました。ピッティ宮殿を買い取ったコジモ1世は、自身の居城を「ヴェッキオ宮殿」からこの「ピッティ宮殿」に移しました。そして、設計者に「バルトロメオ・アンマナーティ」を任命して、大々的な増築改修を開始しました。

その後、ピッティ宮殿は何世紀にも渡り増改築が繰り返され、19世紀の初めには、メディチ家の莫大なコレクションを公開するために美術館も開設されました。更にイタリア統一後の19世紀後半には、ピッティ宮殿は初代国王「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世」の王宮となりました。

現在、ピッティ宮殿には、メディチ家を始めとする歴代居住者たちの莫大なコレクションが、「パラティーナ美術館」を含む2つの美術館と、5つの博物館に展示されています。更に宮殿の北側に広がる広さ4万5千㎡の「ボーボリ庭園」も一般公開されています。

ピッティ宮殿の基本情報

近代美術館の展示室

「ピッティ宮殿」の敷地内は大きく「ピッティ宮殿」と「ボーボリ庭園」の2つのエリアに分かれており、それぞれ「営業時間」や「チケット料金」などが異なります。

2023年 営業時間

ピッティ宮殿内の各施設の入場時間は全て共通となります。

ピッティ宮殿の営業時間

  • 08:15~18:30

ボーボリ庭園の営業時間

  • 08:15~16:30(1月,2月,11月,12月)
  • 08:15~17:30(3月,10月)
  • 08:15~18:30(4月,5月,9月,10月)
  • 08:15~19:10(6月,7月,8月)

入場可能時間は閉館の20〜30分前ぐらいまでです。また、チケットオフィスは閉館時間の60分前ぐらいを目安にクローズします。

2023年 休館・休園日

毎週月曜日、1月1日、12月25日は休館日となります。

ピッティ宮殿の休館日

  • 毎週月曜日、1月1日、12月25日

ボーボリ庭園の休園日

  • 毎月第1と最終月曜日、12月25日

2023年 チケット料金

「ピッティ宮殿」と、隣接する「ボーボリ庭園」で入場チケットと料金が異なります。ただし、ピッティ宮殿もボーボリ庭園の関連施設も18歳未満の方の入場は無料です。

ピッティ宮殿のチケット

【料金】
  • 17ユーロ(現地購入)
  • 20ユーロ(WEB購入)
【入場可能施設】
  • パラティーナ美術館
  • 君主の居室(閉鎖中)
  • 近代美術館
  • 銀器博物館
  • 衣装博物館

ボーボリ庭園のチケット

【料金】
  • 11ユーロ(現地購入)
  • 14ユーロ(WEB購入)
【入場可能施設】
  • ボーボリ庭園
  • 陶磁器博物館
  • バルディーニ庭園

ピッティ宮殿とボーボリ庭園の共通チケット

【料金】
  • 23ユーロ(現地購入)
【入場可能施設】
  • ピッティ宮殿 チケットの対象エリア
  • ボーボリ庭園 チケットの対象エリア

ロケーションと行き方

ピッティ宮殿はドゥオーモ広場から南側約1.5キロメートルほどの場所、アルノ川を挟んで南側に位置しています。ウフィツィ美術館からであれば、ヴェッキオ橋を渡って徒歩8分ほどです。

フィレンツェ中心部の地図

ヴェッキオ宮殿のロケーションに関しては、以下のグーグルマップも参考にしてください。

ピッティ宮殿のチケット予約・購入方法

パラティーナ美術館の展示室

ピッティ宮殿のチケットは、現地窓口にて当日券の購入も可能ですが、事前にオンライン予約しておくと、予約専用の窓口からチケット受け取ってスムーズに入場する事ができます。

ピッティ宮殿のチケットを事前にオンライン予約する場合、以下3通りのいずれかの方法がお勧めです。

  1. 公式販売ページで予約する(英語ページ)

    料金:20.0ユーロ

    ピッティ宮殿のチケットが購入できる公式販売サイト「B-ticket」

    「ピッティ宮殿」のチケットは、公式販売サイトである「B-ticket(英語)」から、入場日時を指定の上で予約(購入)が可能で、当日は専用の窓口から、行列を回避してチケットを受け取れます。購入経路に関わらず、オンラインで「ピッティ宮殿」のチケット予約をした場合は、必ず現地での「本チケット」受け取りが必要となります。現地窓口で購入するよりも「3ユーロ」の予約手数料が発生し総額「20ユーロ」となりますが、オンラインでは最安の購入ルートとなります。 敢えて、この購入方法でのデメリットを挙げるとすれば、販売ページの言語が英語である点と、購入後のキャンセルができない2点です。

  2. GET YOUR GIDEで購入する(日本語ページ)

    料金:19〜23.5ユーロ

    GET YOUR GIDE - フィレンツェ:ピッティ宮殿への入場券ページページ

    英語ページでのチケット購入に高いハードルを感じる方は、「GET YOUR GIDE」というサイトの「フィレンツェ:ピッティ宮殿への入場券ページ(日本語ページ)」経由での購入がお勧めです。通常料金は公式サイトよりも少し割高となりますが、朝早い時間の入場枠を予約すると「早朝割引」があり、その場合は公式サイトより安い「19ユーロ」でチケット予約が可能です。もちろん、公式サイトでチケット購入した場合と同様に、専用窓口で本チケットを受け取ってスムーズに入場できるほか、入場可能施設も公式サイトと同等です。更に太っ腹な事に、24時間前までならキャンセル無料となっており、メリットの多い購入ルートです。

  3. Tiqetsで購入する(日本語ページ)

    料金:23.5ユーロ

    Tiqet - ピッティ宮殿&パラテーナ美術館:行列スキップ チケット購入ページ

    「Tiqets(日本語)」というサイトの「ピッティ宮殿&パラテーナ美術館:行列スキップのチケットページ」からも、日本語ページから手軽に「ピッティ宮殿」のチケット予約が可能です。早朝割引などはありませんが、それ以外の「24時間前までキャンセル無料」「料金 23.5ユーロ」「専用窓口での本チケット受け取り」などの条件は「GET YOUR GIDE」と同様です。GET YOUR GIDEでご希望の日時で予約できない場合などに、こちらのサイトを覗いてみると良いかもしれないです。

  4. フィレンツェカードを購入する(英語・イタリア語)

    料金:85.0ユーロ

    フィレンツェカード

    市内全76ヶ所の国立・市立の美術館、博物館、教会の入場が無料になる「フィレンツェカード」を事前に購入しておくと、ご自身の好きなタイミングで、行列のない専用窓口から「ピッティ宮殿」のチケットを受け取る事ができます。「公式販売サイト」や「Tiqets」で予約した場合は、訪問日時を事前に指定する必要がある点を考えると、かなり利便性が高いです。しかも「ピッティ宮殿」エリアだけでなく「ボーボリ庭園」エリアも見学可能です。

入口・チケット売場・予約者の本チケット受け取り窓口

ピッティ宮殿のチケット売場と入口

ピッティ宮殿の入口は建物の正面、チケット売場は建物に向かって右側にあります。

下画像は、チケット売り場の営業開始を待つ人たちの様子です。朝一番でしたが「当日券購入窓口」には既に数人並んでいます。

ピッティ宮殿のチケット売り場

チケット売り場に窓口は2箇所あり、向かって左側の3番窓口が「GET YOUR GIDE」や「Tiqets」経由でチケット予約した方用の「本チケット受け取り窓口」になります。一方、向かって右側の窓口は「当日券を購入する方用の窓口」になります。

こちらは朝一番でピッティ宮殿の入場を待つ人たちの様子です。「本チケット」を購入、または受け取りの上でここから入場します。

ピッティ宮殿の入口

フィレンツェカードを利用される方は、直接この入口で「フィレンツェカード」を提示の上で、中の「BOOKショップ」で本チケットとなるレシートを受け取る流れです。ただし、現在はルールが変わって、チケット予約者と同様に専用窓口で「本チケット」受け取りが必要になっている可能性もあります。現地の案内に従ってください。

入り口でチケットを提示して建物に入るとピッティ宮殿の中庭に出ます。下写真は、中庭から入口側を撮影したものです。

ピッティ宮殿の入口と係員

仕切りに沿って進み、その先で荷物検査を受けます。

ピッティ宮殿 入口の順路

荷物検査通過後、入り口を背にして右手側が「パラティーナ美術館」の入口(写真下)になります。

ピッティ宮殿 パラティーナ美術館の入口

パラティーナ美術館の入口には「GALLERIA PALATINA」と書かれているのが目印です。

ピッティ宮殿 パラティーナ美術館の入口

このパラティーナ美術館の入口から順路に沿って見学して行けば、2階の「パラティーナ美術館」から「君主の居室」、3階の「近代美術館」の順で観光して行く事ができます。

ボーボリ庭園を最初に観光する場合は、入口を背にして一番奥の右側の入口から庭園に出る事ができます。

ピッティ宮殿の中庭 ボーボリ庭園の入り口

ピッティ宮殿内の施設は、各施設入場ごとにチケット提示が必要です。宮殿を出るまでチケットは無くさない様にしてください。

ピッティ宮殿の注意事項

ピッティ宮殿の見どころ

バラティーナ美術館の展示室

ピッティ宮殿とボーボリ庭園内には、多くの見学ポイントがありますが、必見はピッティ宮殿内にある「パラティーナ美術館」です。この美術館内には「ラファエロ」や「カラヴァッジョ」など、ルネサンス時代を代表する画家の名作が複数展示されています。

ピッティ宮殿 関連施設

  • パラティーナ美術館
  • 君主の居室(閉鎖中)
  • 近代美術館
  • 銀器博物館
  • 衣装博物館

ボーボリ庭園 関連施設

  • ボーボリ庭園
  • 陶磁器博物館
  • バルディーニ庭園

以下より、各スポットの見どころと概要をご紹介致します。

パラティーノ美術館(ピッティ美術館)

バラティーナ美術館の展示室

メディチ家の「フェルディナンド2世」によって造られた「パラティーナ美術館」は、フィレンツェではウフィツィ美術館に次ぐ展示規模を誇り、歴代トスカーナ公が収集した至極のコレクションが展示されています。美術館内には、「ヴィーナスの間」「ヘラクレスの間」「フローラの間」など、神々の名に由来した展示部屋をはじめ、約30室の展示室に、貴重な絵画や彫刻が展示されています。

中でも、第25室「イリアスの間」や第26室「サトゥルヌスの間」などに展示されている「ラファエロ」の作品群や、第29室「アポロの間」に展示されている「ティツィアーノ」の作品群は、美術至上でも優れた名作ばかりです。

第15室 プロメテウスの間

■ 聖母子と聖母の物語(フィリッポ・リッピ作 / 1452年)
フィリッポ・リッピ作 聖母子と聖母の物語
■ 美しきシモネッタ(サンドロ・ボッティチェッリ作 / 1485年)
サンドロ・ボッティチェッリ作 美しきシモネッタ

第25室 イリアスの間

■ 身重の女(ラファエロ・サンティ作 / 1506~1507年頃)
ラファエロ・サンティ作 身重の女
■ パッセリーニの被昇天の聖母(アンドレア・デル・サルト作 / 1526年頃)
アンドレア・デル・サルト作 パッセリーニの被昇天の聖母

第26室 サトゥルヌスの間

■ 大公の聖母(ラファエロ・サンティ作 / 1506~1508年頃)
ラファエロ・サンティ作 大公の聖母
■ トンマーゾ・インギラーミの肖像(ラファエロ・サンティ作 / 1510年頃)
ラファエロ・サンティ作 トンマーゾ・インギラーミの肖像
■ 椅子の聖母(ラファエロ・サンティ作 / 1513~1514年頃)
ラファエロ・サンティ作 椅子の聖母
■ 天蓋の聖母(ラファエロ・サンティ作 / 1507年頃)
ラファエロ・サンティ作 天蓋の聖母
■ キリスト追悼(ピエトロ・ヴァンヌッチ作 / 1495年頃)
ピエトロ・ヴァンヌッチ作 キリスト追悼

第27室 ユピテルの間

■ ベールの女性(ラファエロ・サンティ作 / 1516年頃)
ラファエロ・サンティ作 ベールの女性
■ 眠るキューピッド(カラヴァッジオ作 / 1608年頃)
カラヴァッジオ作 眠るキューピッド

第28室 マルスの間

■ 戦争の結果(ピーデル・パウル・ルーベンス作 / 1637〜1638年頃)
ピーデル・パウル・ルーベンス作 戦争の惨禍

第29室 アポロの間

■ 悔悛するマグダラのマリア(ティツィアーノ・ヴェチェッリオ作 / 1533年頃)
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ作 悔悛するマグダラのマリア

第30室 ヴィーナスの間

■ イタリアのヴィーナス(アントニオ・カノーヴァ作 / 1804~1811年頃)

君主の居室

王座の間

かつて君主の居室は、歴代トスカーナ大公の住居や、サヴァイオ家の王宮として使用されていたエリアです。ピッティ宮殿2階左翼側の「パラティーナ美術館」と隣接する形で、宮殿の右翼側を占めています。

君主の居室の見学エリアでは、豪華な装飾や家具で飾られた部屋や広間、絵画や彫刻の数々を見学する事ができます。特に王座の間(写真上)とも呼ばれる部屋は、サヴァイオ家によって調達された玉座や天蓋で飾られ非常に豪華です。

こちら(写真下)は、植物模様の絹の壁布の色から「緑の間」と呼ばれる部屋です。

緑の間

近代美術館

ピッティ宮殿2階の「パラティーナ美術館」から「君主の居室」と見学後、順路に沿って3階に上がると「近代美術館」があります。この近代美術館は、神聖ローマ皇帝「レオポルト2世」によってコレクションが開始されたもので、館内は時代やテーマー別に、30の展示室に分けられています。

展示作品は、トスカーナ地方の18世紀から20世紀にかけての絵画や彫刻が中心で、その展示数は2000点以上にも上ります。

衣装博物館

衣装博物館は、サヴァイオ家の住まいだった小宮殿に1893年に創立された博物館です。館内には、18世紀初めから20世紀初め頃までの、ドレスや舞台衣装、アクセサリーなどが6000点以上も展示されています。展示品の中には、「コジモ1世」や妻の「エレオノーラ・ディ・トレド」の喪服などもあります。

銀器博物館

大公の宝物庫は、メディチ家とロレーナ家が収集した工芸品や宝飾品を展示するために1919年に設立された博物館です。全25にもおよび展示室には貴重な貴金属品や貴石加工品、象牙細工、陶器などの美術品が展示されています。

ボーボリ庭園

ボーボリ庭園

ピッティ宮殿の南側に面する広さ4万5千㎡を誇る「ボーボリ庭園」は、フィレンツェ市内で最も広大な緑地エリアです。この典型的なイタリア式庭園「ボーボリ庭園」は、コジモ1世の依頼で、トリーポロによって1549年に設計されました。

その後も長期に渡り、多くの建築家たちが造園や建築に携わり最終的に完成したのは19世紀後半の事でした。庭園内の至る所に著名な芸術家たちが手掛けた、彫像、噴水、オブジェクトなどが飾られ、まるで野外美術館の様な装いです。

ボーボリ庭園 円形広場とオベリスク

こちらはボーボリ庭園の17世紀に造られた円形劇場の景観です。中央に建つオベリスクは、エジプトのルクソールから運ばれた紀元前1500年頃のものです。

陶磁器博物館

陶磁器博物館は、かつて宮殿で使用されていた3王朝の磁器コレクションを展示するために、1973年に開設された博物館です。館内は3室に分けられ、第1室ではイタリアとフランスの磁器、第2室ではウィーンの磁器、第3室にはマイセンの製品が展示されています。

ピッティ宮殿の所要時間と回り方

パラティーナ美術館の展示室

「ピッティ宮殿」観光の所要時間は、仮に「パラティーナ美術館」「君主の居室」「近代美術館」「ボーボリ庭園」の人気スポット4カ所に絞った場合で、1時間30分~2時間30分が目安です。ただし、広大な「ボーボリ庭園」は、軽く散策する程度の想定となっています。

もし、広大な「ボーボリ庭園」を含めて、敷地内の見所を隈なくじっくりと見学されたい方は、最低半日ぐらいの時間を確保される事をお勧め致します。

その場合の敷地内の回り方としては、先に庭園以外の3箇所「パラティーナ美術館」「君主の居室」「近代美術館」を回り、残りの時間で「ボーボリ庭園」散策という形がお勧めです。広大なボーボリ庭園は急坂道なども多く、体力的に消耗してしまうので、最後に余力の範囲で見学する程度が良いと思います。もちろん、個人の嗜好に合わせて自由に敷地内を回って頂くのが一番です。

また、時間の限られる方などは「ボーボリ庭園」の見学はスキップしてしまっても良いと思います。ピッティ宮殿の建物内で隣接する「パラティーナ美術館」「君主の居室」「近代美術館」だけなら、所要1時間〜1時間30分程度でも見学可能です。もっと言えば「パラティーナ美術館」「君主の居室」だけの見学に絞れば所要1時間でも可能です。

どちらにしても、ピッティ宮殿で最大の見所である「パラティーナ美術館」だけは、必ず見学する事をお勧めします。

まとめ

ピッティ宮殿は、フィレンツェの観光スポットの中では、最も見所の多いスポットと言っても過言ではありません。外観はシンプルですが、内部の見どころという点で言えば、ドゥオーモ関連施設を遥かに凌ぐボリュームです。

しかも、美術品のコレクションは、ウフィツィ美術館に次ぐ規模を誇っています。フィレンツェの滞在日数に余裕のある方は是非足を運んでみてください。美術品が好きな方は最高に楽しめる場所だと思います。