バチカン美術館 オーディオガイドの受け取り・レンタル・返却方法

バチカン市国
バチカン美術館のオーディオガイド

バチカン美術館でレンタルできるオーディオガイドは日本語を含む全10か国語に対応しており、約400種類の作品に関するコメントが収録されています。オーディオガイドは、作品の番号を選択して緑色の再生ボタンを押すだけで各作品の解説を聞く事ができます。

オレンジ色のネックストラップが付属しているので首にかけて利用する事ができます。ただし、イヤフォンの付属はありませんので、オーディオガイド に直接耳を当てて聞く形になります。

オーディオガイドのレンタル料金は、オンラインで事前に予約する場合は、チケット料金にプラスで7ユーロ、現地でレンタルする場合は8ユーロになります。

本記事では、バチカン美術館のオーディオガイドの予約受け取り方法や、現地でのレンタル方法、返却方法などについて詳しく解説致します。

事前に予約済みの方のオーディオガイド受け取り

公式サイトでのチケット予約時にオーディオガイドのレンタルオプション「Audioguide(7€)」を付けた方は、2階の予約者専用の窓口で、オーディオガイドを受け取る事ができます。

オーディオガイドを予約済みの方は、まず1階の予約者専用のチケット引き換え窓口(写真下)で予約書を提示します。

バチカン美術館内 予約者専用のチケット引き換え窓口

引き換え窓口は入口を背にして左手側にあります。

窓口で予約書を提示すると、入場チケットと共にオーディオガイドの引換券(下写真右側)が発券されます。

バチカン美術館の入場チケットとオーディオガイドの引換券

この引換券と交換で、2階の予約者専用の受取り窓口でオーディオガイドを受け取る事ができます。

予約専用のオーディオガイドの受け取り窓口は、入場チケットを入手後に見学者全員が必ず通過する、2階のチケット改札機(写真下)の先にあります。

バチカン美術館 見学エリア入り口のチケット改札機

▼ オーディオガイドの受け取りカウンター

オーディオガイドの受け取りカウンター

2階のオーディオ受け取りカウンターは予約者専用となるので受け取りがスムーズです。1階のチケット交換窓口で、入場チケットと共に入手した引換券を提示して「ジャパニーズ」と言えば、オーディオガイドを受け取れます。パスポートの提示も必要ありません。

オーディオガイドと共に再生番号を記した地図も配布されます。

オーディオガイドと再生場所を記したマップ

当日のオーディオガイドレンタル方法

バチカン美術館 螺旋状のスローブ

事前予約なしで、オーディオガイドを現地で直接レンタルされる方は、2階のチケット改札機を抜けた後、その先にある螺旋状のスローブ(写真上)に沿って作品の見学階まで登っていきます。

オーディオガイドのレンタル窓口は、螺旋状のスローブを登り切った少し先、見学エリアの開始口付近にあります。

現地レンタル者用のオーディオガイドレンタル窓口

ここで、レンタルしたいオーディオガイドの個数と言語を伝えれば、オーディオガイドをレンタルできます。当日のレンタル料金は8ユーロになり、パスポートを預ける必要はありません。

現地レンタル者用のオーディオガイドレンタル窓口

オーディオガイドの返却方法

オーディオガイドの返却は館内の至る所に設置してある赤いポストに返却します。

オーディオガイドの返却ポスト

こちらのポストは、ギフトショップや出口に行く途中の階段など至る所に設置してあります。

オーディオガイドの返却ポスト

誰もが絶対に通過する出口の横にも「返却カウンター」があるので、ここでポストに投函して返却すれば良いと思います。

バチカン美術館 出口付近のオーディオガイド返却ポスト

オーディオガイドの返却に関しては、特に意識してなくても、自然な流れでポストがある場所を必ず通過します。

オーディオガイドレンタルにパスポート預ける必要はある?

以前まではオーディオガイドレンタル時に、パスポートを預ける必要がありました。ネット上では新旧の情報が入り混じっておりますが、現在はオーディオガイド レンタルにパスポートを預ける必要はありません。

オーディオガイドの事前予約は必要?

オーディオガイドは数に限りはありますが、予約なしでも当日にレンタルできる場合がほとんどです。ただし、事前にバチカン美術館の公式チケット販売サイトでオンライン予約する際に、オーディオガイド(7ユーロ) も予約してしまった方が、当日の観光までの流れはスムーズです。

特に夏場の館内の混み具合は尋常ではありません。もし、バチカン美術館の入場チケットを事前に予約する予定であれば、オーディオガイドも一緒に予約してしまった方が手取り早いです。