フォロ・ロマーノ(パラティーノの丘)予約、行き方、チケットオフィスまで徹底解説

ローマ イタリア
フォロ・ロマーノの景観

本記事では、これから「フォロ・ロマーノ」と「パラティーノの丘」の観光をお考えの方に向けて、行き方や入口の場所、所要時間、観光のモデルルートから予約方法まで詳しく解説致します。

フォロ・ロマーノとパラティーノの丘の概要

パラティーノの丘からの景観

「フォロ・ロマーノ」は、ローマの観光地の中でも最もローマの歴史を肌で感じる事ができる観光スポットです。東西に約300m、南北に約100mの敷地内では、歴代皇帝の偉業をたたえる神殿や凱旋門をはじめ、ローマ帝国時代の貴重な遺跡を目にする事ができます。

一方、「パラティーノの丘」は「フォロ・ロマーノ」の南側に隣接するエリア一帯の事で、エリア的に「フォロ・ロマーノ」と明確に区切られている訳ではありません。そのため「フォロ・ロマーノ」に入場すればそのまま境目なく徒歩で「パラティーノの丘」にもアクセスできます。そのためこの二つの観光スポットは一緒にまとめて観光してしまうのが一般的です。

フォロ・ロマーノ(パラティーノの丘)の基本情報

フォロ・ロマーノ 聖なる道

■営業時間と入場料金

営業時間8:30〜16:30(1月2日〜2月15日)
8:30〜17:00(2月16日〜3月15日)
8:30〜17:30(3月16日〜3月の最終土曜日)
8:30〜19:15(3月の最終日曜〜8月31日)
8:30〜19:00(9月1日〜9月30日)
8:30〜18:30(10月1日〜10月の最終土曜)
8:30〜16:30(10月の最終日曜〜12月31日)
※チケットオフィスは営業時間の1時間前までの営業です。
定休日1月1日、5月1日、12月25日
チケット料金(非EU圏)12€(現地購入)
12€ + 2€(予約料)= 14€(WEB購入)
※€(ユーロ)です。※毎月第一日曜日は無料

■行き方・入口・チケット売場

フォロ・ロマーノ(パラティーノの丘)への行き方は、地下鉄B線の「Colosseo(コロッセオ駅)」で降りて「フォーリ・インペリアリ通り(Via dei Fori Imperial)」を5分〜8分ほど進むと左手にフォロ・ロマーノの入口が見えます。チケット予約時に「チケットを印刷して持参する」を指定しなかった方や、現地でチケットを購入する方は入口近くのチケットオフィスでチケットの受け取り、もしくはチケットの購入を行う事ができます。

下の画像は「フォロ・ロマーノ」と「パラティーノの丘」の詳細地図です。入口は3箇所あります。「入口①」と「入口②」からは入場だけでなく出る事も可能です。コロッセオを観光した流れで「フォロ・ロマーノ」に入場する場合は「入口③」から入場するのが便利です。もしくは「入口②」から入場して、「パラティーノの丘」→「フォロ・ロマーノ」の順で見学するのも良いと思います。チケットを購入する場合は「入口①」か「入口②」にあるチケットオフィスの混雑が緩やかなのでお勧めです。

フォロ・ロマーノ 地図 入口と出口

▼フォロ・ロマーノ北側のチケットオフィス。チケットオフィスの右側が入場口です。上のフォロ・ロマーノ 地図だと「入口①」にあたります。

フォロロマーノ北側のチケットオフィス

▼フォロ・ロマーノの入口付近から見た「フォーリ・インペリアリ通り」。フォロ・ロマーノの入口付近にはローマ時代の鎧をまとったパフォーマーで賑わっていたり、看板もあるので入口はすぐに分かると思います。

フォロロマーノ北側のチケットオフィス

■出口について

フォロ・ロマーノ地図 入口と出口

フォロ・ロマーノの出口は西側に2つと北側に1つあります。一方、パラティーノの丘は東側にしか出口がないので、この東側の出口から出るか、フォロ・ロマーノ側の出口まで移動する必要があります。

入場チケットの予約方法

本項では、フォロ・ロマーノ(パラティーノの丘)へ入場するためのオンライン予約方法を解説致します。フォロロマーノ専用のチケット予約ページはありませんが、フォロロマーノおよび、コロッセオ、パラティーノの丘は全て1枚の共通チケットとなります。

そのため、コロッセオのチケットを予約すれば、フォロ・ロマーノと、パラティーノの丘にも入場が可能となります。

STEP1 チケットを選択

まずは、コロッセオのオンラインチケット予約サイト「Colosseum - Rome - Official Ticket Office(英語サイト)」にアクセスしてください。

サイトにアクセスしたら、ややページ下部にある「BUY NOW」ボタンをクリックしてコロッセオのチケット選択ページに進んでください。次のページでチケットを選択する事ができます。

チケット予約ページへのボタン「BUY NOW」

チケット選択画面に移動すると、縦に何種類かのチケットが並んでいますが、一般の入場チケットは一番上の「COLOSSEUM, ROMAN FORUM, PALATINE ORDINARY ADMISSION」になります。青枠内の「Details」ボタンをクリックして選択してください。

チケット選択画面

上記の「一般入場」以外のチケットは、公認ガイドが同行するか、ツアーへの参加が必須となります。一般の方が「地下」や「3階のアリーナ」を見学したい場合はツアーへの参加が必須となります。2階までは通常のチケットで上がる事ができます。

さて、一般の入場チケットを選択した方は、下画像の様な選択チケットの確認画面が表示されていると思います。再び「Details」ボタンをクリックしてください。

選択チケットの確認画面

「Details」ボタンをクリックして別ページに移動したら、カレンダー(画像下)が見えるまでページを下にスクロールします。

予約日の選択画面

カレンダーが見えたら予約したい日にちをクリックして選択します。青枠内の矢印をクリックすると次月のカレンダーが表示されます。最大で3ヶ月先の月末まで予約が可能ですが、年度をまたいでの予約はできません。

緑枠内の「Solo disponibiti」にチェックを入れると予約可能な日時だけが表示されるので便利です。

※2018年6月より、コロッセオのオンライン予約には日時指定が必須となっております。ただし、日時指定が必要なのはコロッセオの入場だけで、フォロロマーノとパラティーノの丘は、コロッセオの予約日時から数えて2日間以内であればいつでも好きな時に入場する事ができます。

日付を選択すると予約時間の候補が表示されるので、続けて「予約時間」を指定します。

予約時間の選択画面
  1. ①予約時間予約候補の時間帯が5分単位で表示されています。上画像の青枠内の各数字をクリックすると、別の予約時間帯の候補が表示されます。

  2. ② 予約残り数その時間帯の予約できる残数になります。ここの数字が表示されてない時間帯は既に予約がいっぱいのため予約できません。

  3. ③ 予約状況ここが「Available」となっている時間帯のみ予約が可能です。「Not Available」となっている時間帯は予約できません。

予約したい時間帯が決まったら、右側の「Available」をクリックして希望の時間帯を選択します。

「Available」ボタンをクリックすると、同画面内で以下の様なチケット種の選択画面が表示されます。

チケット種類の選択

一般の入場チケットは赤枠内、上から4番目の「FULL TICKET」なので、予約したい枚数分を+ボタンを押して選択します。枚数が確定したら画面右下の「Add to Cart」をクリックします。

「Add to Cart」ボタンを押すと、ウインドウが閉じて元の画面に戻るので、画面右側(スマートフォンだと画面最下部)の「Checkout」を押してください。「予約者情報の入力ページ」に移動します。

選択情報確定ボタンを押す
【ローマパスをお持ちの方】

ローマパスをお持ちの方で、コロッセオの優先入場予約だけをしたい方は下から3番目の「ENTRANCE RESERVATION WITH ROMA PASS」を選択してください。コロッセオの入場予約だけを2€で行う事ができます。

この場合の予約の流れも、一般入場チケットと同じなので、本記事の予約の手順に従っていってください。

【コロッセオ予約の裏技】

コロッセオの予約を進めて行く段階で、入場時間を指定する項目がありますが、希望の予約時間帯が埋まってしまっている事が多々あります。

実はこの場合、チケット選択画面で上から5番目の「COLOSSEUM, ROMAN FORUM, PALATINE ORDINARY ADMISSION + AUDIO GUIDE OR VIDEO GUIDE(写真下)」という通常のチケットにオーディオガイド(ビデオ)がセットになったチケットを選択すると、希望の時間帯が空いている事が結構あります。

オーディオガイド付きのチケット(COLOSSEUM, ROMAN FORUM, PALATINE ORDINARY ADMISSION + AUDIO GUIDE OR VIDEO GUIDE)

料金的には5.5〜6.0€ほど高くなりますが、その分日本語のオーディオガイドがセットになっています。コロッセオの詳しい解説を聞きたい方には一石二鳥の裏技です。希望の予約時間帯が埋まっている場合は、是非この方法を試してみてください。オーディオガイドを選択する箇所以外の予約の流れは、通常の予約と全く同じです。

STEP2 予約者情報の入力

カートにチケットを追加して「Check Out」のボタンを押すと、予約者情報の入力画面に移動しますので、氏名などの予約者情報を入力していきます。

予約者情報の入力
  1. ①「First Name(名前)」チケット購入者の名前をローマ字表記で記入します。複数人数で購入する場合は代表者の名前だけ記入すれば大丈夫です。

  2. ②「Last Name(苗字)」代表者の苗字をローマ字表記で記入します。

  3. ➂「Country(国)」チケット購入者の国籍を選択します。通常は「JAPAN」です。

予約者情報の入力
  1. ④「Email address(メールアドレス)」予約者のメールアドレスを記入します。このアドレスにPDFのチケットが送られてくるので、間違いない様にご注意ください。

  2. ⑤「email confirm(確認用メールアドレス)」④で入力したメールアドレスと同じメールアドレスを確認のため再度入力します。

  3. ⓺「Mobile phone(携帯電話番号)」携帯番号は入力必須ではありませんので、スキップして大丈夫です。入力する場合は、電話番号が「08012345678」なら「818012345678」と入力します。

  4. 「Do you want a tax receipt?(レシート希望の有無)」という項目はチェックしないままで大丈夫です。

    レシート希望の有無の確認項目

    この項目は法人などで領収書を希望する場合にチェックを入れる所です。

    お支払方法とチケット受け取り方法の選択
    1. ⑦「PAYMENT METHODS(お支払方法)」お支払方法はクレジットカードのみになります。既に選択された状態なので、このままで大丈夫です。

    2. ⑧「SHIPPING METHODS(受取り方法)」チケットの受け取り方法を選択します。「print@home(自宅でプリント)」と「pickup@ticket office(チケットオフィスで受け取り)」の2種類があるので、お好きな方法を選択ください。ただ、「print@home(自宅でプリント)」を選択した方が、チケットを自宅でプリントアウトすれば良いだけなので、オフィスにチケットを受け取りに行く手間が省けます。ですので、基本は「print@home(自宅でプリント)」の方がおすすめです。

    3. ⑨「規約への同意」⑨は、プライバシーポリシーなどの規約へ同意するかのチェックボックスです。同意しないとチケット購入ができないので、2か所ある□を両方クリックしてチェックを入れてください。

    ①~⑨の項目の入力と選択が完了したら、青枠で囲ったボタン「BUY NOW」をクリックして次のページに進んでください。

    STEP3 予約内容の確認

    お支払情報の入力画面の前に、以下の様な確認画面が表示されます。

    お支払情報入力ページの説明画面

    ページ移動時はイタリア語になっているので青枠のイギリス国旗をクリックして英語表示に変更します。ページの表記が英語に変更されたら赤枠で囲ったボタン「Next」をクリックして次の画面に進みます。

    続いて予約内容の確認画面(画像下)が表示されるので、青枠内のお支払い金額を確認します。金額に問題なければ、赤枠で囲ったボタン「Next」をクリックして次のページに移動します。次のページで、クレジットカード情報を入力して支払いを完了します。

    予約内容の確認画面

    STEP4 お支払い情報の入力

    本ステップでは、お支払に使用するクレジットカードの情報を入力します。

    お支払情報の入力画面
    1. ①「Credit card holder(カード名義)」カードに記載されている名義をローマ字で入力します。例:TARO YAMADA

    2. ②「Card type(カード会社)」カード会社をプルダウンメニューから選択します。メニューの中にない「JCBカード」などは使用できません。

    3. ➂「Card number(カード番号)」クレジットカードの番号を入力します。

    4. ④「expiration date mm/yyyy(カードの有効期限)」クレジットカードの有効期限を左から月年の順で選択します。

    5. ⑤「メールアドレス」メールアドレスを入力します。こちらのアドレスには支払いが正常に完了した事をお知らせするメールが届きます。

    ①~⑤までの全ての項目の入力が完了したら、青枠で囲ったボタン「Next」を押します。「Next」ボタンを押すと、クレジットカード会社のページに移動します。

    クレジットカード会社の暗証番号入力画面

    右の画像は「VISA」の暗証番号入力画面です。この画面は利用するクレジットカード会社によって異なります。

    下に「パスワード」という項目があるので、そこにご自身がクレジットカード発行時に設定したWEB決済用のパスワードを入力してください。

    パスワード入力後「送信」ボタンを押すと決済処理がスタートします。

    クレジットカードの決済が正常に完了すると、「ORDER COMFIRMATION(注文確認)」と言う画面(画像下参照)が表示されます。この画面は閉じてしまっても構いませんが、万が一予約完了メールや決済完了メールが届かない場合に備えて、青枠で囲った「Order Reference(PNR)」は控えておいた方が安心です。

    クレジットカードの決済完了画面

    上記の予約完了ページが表示されると同時に、登録したメールアドレスに2通のメールが届きます。1通は「Your credit card transaction through PagOnline」という件名の決済完了メール、もう1通は「Pagamento ricevuto - Prenotazione: 予約コード」という件名の予約完了メールになります。この予約完了メールには入場チケットとなる「eチケット」がPDFファイルで添付されてきます。この「eチケット」がフォロ・ロマーノ、パラティーノの丘、コロッセオの共通入場チケットになります。

チケットについて

フォロ・ロマーノの共通チケット(eチケット)

右の写真が、オンライン予約完了後にメールアドレスに送られてくる最新版の「eチケット(PDFファイル)」になります。

赤枠囲った部分に予約日時が記載されていますが、これはコロッセオ予約時に必須となった時間指定の入場時間となります。

フォロ・ロマーノとパラティーノの丘に関しては、入場時間の指定はありませんので、コロッセオで予約指定した日時から数えて2日間であればいつでも入場する事ができます。

右上のバーコードやQRコードが読み取れないと入場できないので、しっかりとしたA4用紙にプリントの上、フォロ・ロマーノ(パラティーノの丘)入場時に提示してください。

■入場可能な施設

フォロロマーノのチケットを当日に購入した場合も、オンラインで予約購入した場合も、以下の入場施設にそれぞれ1度づつだけ入場する事ができます。

  • コロッセオ
  • フォロ・ロマーノ
  • パラティーノの丘
  • 企画展※展示は季節によって異なる

■チケットの有効期限

チケットは、最初に施設に入場した日から数えて2日間有効です。その期日内であれば、対象の施設に1度づつだけ入場する事ができます。つまり、同じチケットで同じ施設に2度入場する事はできません。

ただし、オンラインで入場日時を指定の上でチケットを予約をした場合、コロッセオの入場予約日から数えて2日間が有効期限となります。

日本語で予約したい場合

「GET YOUR GIDE」フォロ・ロマーノのチケット 日本語予約ページ

フォロ・ロマーノとパラティーノの丘のチケットをどうしても日本語で予約したい方は、「GET YOUR GIDE」というサイトを利用すれば、わずかな手数料で日本語の説明ページから予約が可能です。

GET YOUR GIDEは2009年に設立された世界遺産や施設のツアーやチケット手配を行っている会社です。以前は日本語に対応しておりませんでしたが、ここ数年は日本語に対応し、日本の利用者も増えております。

【GET YOUR GIDE フォロ・ロマーノ/パラティーノの丘 入場チケット】

所要時間とモデルルート

フォロ・ロマーノの景観

■所要時間の目安

フォロ・ロマーノとパラティーノの丘を合わせた観光時間の目安は45分〜60分ほどです。

これはフォロ・ロマーノの主要スポットとパラティーノの丘の一部を観光する場合の所要時間の目安です。もし、パラティーノの丘を含む全てのスポットをじっくり観光しようとすると2時間〜3時間は必要です。観光日数と体力に自信があれば2~3時間かけてじっくり観光するのもありだとは思いますが、主要ポイントを1時間ぐらいで効率良く回るのが最も一般的でおすすめの観光ルートです。

■モデルコースとおすすめ観光ルート

フォロ・ロマーノとパラティーノの丘の拡大地図

  1. ①「クーリア(元老院)」共和政時代は「Comizio(コミツィオ)」と呼ばれる特別な区域で、ローマ政治の中心として機能していた場所。

  2. ②「セヴェルスの凱旋門」203年にセヴェルス帝を記念して建てられた凱旋門。

  3. ➂「サトゥルヌスの神殿」伝説の神「サトゥルヌス」を祭った神殿で、紀元前42年に建てられた。現在は神殿前の8本の円柱と上枠の部分だけ残っている。

  4. ④「ユリウスのバジリカ」4つの大法廷があり、カエサルがセンプロニア神殿のあった場所に建設を命じたバジリカ(会堂)。

  5. ⑤「エミリアのバジリカ」税の取り立てや裁判が行われていたバジリカ(会堂)。一度火災で焼失したが、アウグストゥス帝の時代に再建された。

  6. ⑥「ヴェスタの神殿」6人の巫女が聖なる火を守っていた火の神「ヴェスタ」を祭った神殿。

  7. ⑦「アントニヌスとファウスティーナの神殿」アントニヌスの妻ファウスティーナを偲んで(しのんで)建てた神殿。

  8. ⑧「マクセンティウスのバジリカ」マクセンティウス帝によって建設が命じられ、312年のコンスタンティヌス帝の時代に完成したバジリカ(会堂)

  9. ⑨「ティトゥスの凱旋門」ローマ最古の凱旋門で聖なる道の終点。エルサレムでの戦勝を記念して建てられた。ここから出てまっすぐ5分ほど歩くとコロッセオにたどり着く事ができます。

  10. ⑩「ファルネジアーニ庭園」ファルネーゼ家が建てた庭園の一角。ここから眺める「フォロ・ロマーノ」の景観は絶景です。

「フォロ・ロマーノ」の主要スポットを所要1時間ほどで観光する場合は、入口①から入場して、①から⑩の順番で周るのがおすすめのルートです。基本的には「フォロ・ロマーノ」をメインに観光して「パラティーノの丘」に関しては、絶景スポットのファルネジアーニ庭園だけに絞って観光します。①~⑩までのスポットを観光した後は、出口①から出てまっすぐ進むとコロッセオに行く事ができます。

まとめ

フォロ・ロマーノはローマの中でも非常に人気の高い観光スポットではありますが、敷地も広く、バチカン市国やコロッセオに比べれば比較的混雑具合は緩やかに感じると思います。しかし夏場のピークシーズンなどはチケット売り場には行列ができますし、同じチケットで入場できる「コロッセオ」は予約必須の超人気観光スポットのため、予めネットでチケットを予約して「フォロ・ロマーノ」と「コロッセオ」をセットで観光するのが定番のコースです。

また「パラティーノの丘」については「フォロ・ロマーノ」の南側に隣接しているため、どのエリアを指して「パラティーノの丘」と言うのかを疑問に思う方が非常に多いです。しかし「フォロ・ロマーノ」と「パラティーノの丘」の境目は明確には区切られておらず、単純に南側エリアの高台が「パラティーノの丘」、それ以外の北側のエリアが「フォロ・ロマーノ」と考えてしまっていいと思います。

ほとんどのメインの遺跡は「フォロ・ロマーノ」の一帯に集中しているため、遺跡はフォロ・ロマーノで一通り堪能して、高台のパラティーノの丘からはフォロ・ロマーノの全体の景観を楽しむという観光方法がおすすめです。

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