【スコータイ遺跡(城壁内)】ワット・トラパングン
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スコータイワット・トラパングンは小さな寺院で、ワット・マハタートの数百メートル西側に位置しています。ワット・マハタートと同時期の14世紀に建立され、寺院の名前は「銀の池」を意味します。
寺院の向きは日の入りと日の出時に太陽に照らされる様に設計され、池の中心に浮かぶ本堂と、池のほとりの西側で別れています。本堂には土台と柱が残るのみですが、西側では仏像や、仏塔、遊行仏を見ることができます。ワット・トラパングンの仏塔は五階層から成る四角の土台の上に置かれ、先端は蓮型をしており、ワット・マハタートの仏塔と非常に似ています。仏塔の前には、白い仏像と円柱が並び、円柱はかつては天井を支えていたと考えられています。現在は円柱だけが残っています。
ワット・トラパングンは、やや殺風景で城壁内では最も西に位置した寺院なので、時間に余裕がなければスルーしても良いかもしれません。
ワット・トラパングンの写真ギャラリー
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