サグラダファミリアとは? 行き方、見どころ、回り方まで徹底解説
本記事では、バルセロナの世界遺産「サグラダファミリア」に関する基本的な情報を徹底解説致します。サグラダファミリアへの行き方はもちろん、営業時間、料金、オーディオガイド、所要時間など、サグラダファミリアを観光する上で役立つ情報が満載です。
サグラダファミリアとは
サグラダファミリアは、その奇抜で斬新なデザインから本来の役割を忘れ去られがちですが、あくまでも「キリスト教会」です。完成はまだ先ですが、2010年にキリスト教の頂点である「ローマ法皇」を招き、正式なキリスト教会として認可されています。
また「サグラダファミリア」という言葉は、ヨセフ(キリストの養父)、マリア(キリストの母)、キリストから成る「聖家族」を意味しており、教会内外の至る所で聖家族に関連した装飾を見る事ができます。サグラダファミリア外部の装飾は、基本的に「イエス・キリスト」の生涯がテーマになっています。
サグラダファミリアは、現在も建設中でこそありますが、既に聖堂内部は完成しており、予約の上でチケットを購入すれば、誰でも内部を見学し、付属の塔にも登る事ができます。
サグラダファミリア教会の基本データー
正式名称 | 聖家族贖罪教会(Temple Expiatori de la Sagrada Família) |
---|---|
建築様式 | ゴシック 5廊式のラテン十字型 |
設計者 | アントニ・ガウディ |
建築開始 | 1882年3月19日 |
完成予定 | 2026年 |
世界遺産登録年 | 2005年 ユネスコ世界文化遺産 |
高さ | 172.5m |
面積 | 4,500㎡ |
最大収容人数 | 14,000人 |
塔の数 | 18本 |
公式HP(英語) | https://sagradafamilia.org/en/home |
観光情報
営業時間
サグラダファミリアの営業時間は時期によって終了時間が異なります。
営業時間 | 【11月〜2月】
【3月と10月】
【4月〜9月】
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※12月25日、12月26日、1月1日、1月6日の営業時間は09:00~14:00になります。
※当日のチケット販売は営業時間が終了する30分前までになります。
入場料金
サグラダファミリア教会には大きく「教会内部」「地下博物館」「塔」の3つの見学ポイントがありますが、自由見学用のチケットは2種類のみです。
大聖堂の入場チケット | 大聖堂 + 塔の入場チケット | |
---|---|---|
一般大人 | 26,0€ | 36,0€ |
Seniors (66才以上) | 21.0€ | 23.0€ |
Under 30s (11~30才) | 24.0€ | 28.0€ |
Student (国際学生証を持つ学生) | 24.0€ | 28.0€ |
Under 11s (10才以下) | 無料 | 無料 |
People with disabilities (障害者の方) | 無料 | 無料 |
地下博物館には、どちらのチケットを購入した場合も入場可能です。また、塔のチケットを購入する際は「生誕のファサード側」か「受難のファサード側」かを選んで選択可能です。ファサードとは教会の入り口の様なものです。
トイレについて
サグラダファミリアのトイレは、生誕のファサードと受難のファサードのそれぞれ出口近くに1箇所づつ、合計2箇所あります。
もちろん、入場者のトイレの利用は無料です。
見学時の注意事項
サグラダファミリア教会の入場や観光には、いくつかの注意事項があります。特に服装に関しては、ルールを守らないと、当日に入場できないという事態もあり得ますのでご注意ください。
服装について
サグラダファミリア教会内部(博物館含む)での帽子などの被り物の着用は禁止されています。ただし、宗教上や健康上の理由によって止む得ない場合は着用が可能となります。
また、夏場などはシースルーや肩を露出する服装、大腿の中央より上を露出するショーツやズボンでの入場は禁止されています。太腿の中央より上という制限は非常に曖昧なので、教会内に入場する時は、ショーツや半パンの着用は極力避けたほうが無難です。
写真撮影について
教会内部での写真撮影及び、フラッシュ撮影は許可されています。ただし、お祈り場付近でのフラッシュ撮影及び、写真撮影は禁止されています。三脚に関しては、特別な許可がない限りは使用する事ができません。また、聖堂内にある映像モニターの撮影も禁止されている様です。明確な注意喚起はありませんが、私が撮影しようとした際に注意を受けました。
サグラダファミリアへの行き方
サグラダファミリア教会は、バルセロナのほぼ中心部に位置しています。市内中心部からなら徒歩でもアクセス可能ではありますが、地下鉄を利用してアクセスするのが一般的です。
地下鉄を利用した場合、メトロのL2線とL5線が走る「Sagrada Família(サグラダファミリア駅)」で降りて徒歩1分ほど、駅から地上に出ると目の前がサグラダファミリア教会です。
サグラダファミリア駅と地下鉄駅、周辺スポットの位置関係は以下の地図を参考にしてください。
● サグラダファミリア教会、❶ サン・パウ病院、❷ ガウディ通り、❸ ガウディ広場、● 地下鉄 サグラダファミリア駅出入口
地下鉄「サグラダファミリア駅」で降りてから、サグラダファミリアにアクセスするまでの流れは以下を参考にしてください。
ご自身のホテルなどの最寄駅から地下鉄を利用して「サグラダファミリア駅」に到着したら、ホームにあるサグラダファミリアの出口案内版(画像下)の方向に従って歩いて行きます。
ホームの奥にある階段を登って改札階に上がります。
バルセロナで改札を出るときはチケットの回収はありませんので、そのまま改札を抜けます。
改札を抜けたら「Sortida(出口)」が示す方向従って進んで行くと、地上への出口が見えてきます。
階段を登って地上に出ると目の前にサグラダファミリアがそびえたっています。
サグラダファミリア駅の地下鉄出入口は4つあり、L2、L5のどちらを利用するかによっても出口が異なりますが、基本的にどの出口から地上に上がっても「サグラダファミリア」は目の前です。地下鉄出口とサグラダファミリアの位置関係は以下の地図も参考にしてください。
真ん中の赤いエリアが「サグラダファミリア」です。
地下鉄L2線とL5線の路線図
以下はサグラダファミリア駅にアクセスする際に利用する地下鉄L2線とL5線の路線図になります。最寄り駅からアクセスする際の参考にしてください。
地下鉄L2線の路線図
▲Image and PDF Source by:https://www.tmb.cat- Paral.lel(パラレル(TMB))
- Sant Antoni(サント・アントニ)
- Universitat(ウニベルシタット)
- Passeig de Gràcia(パセチ・デ・グラシア)
- Tetuan(テトゥアン)
- Monumental(モヌメンタル)
- Sagrada Família(サグラダ・ファミリア)
- Encants(エンカンツ)
- Clot(クロト)
- Bac de Roda(バック・デ・ロダ)
- Sant Martí(サント・マルティ)
- La Pau(ラ・パウ)
- Verneda(ヴェルネダ)
- Artigues/Sant Adrià(アルティゲス/サント・アドリア)
- Sant Roc(サント・ロック(TMB))
- Gorg(ゴルグ(TMB))
- Pep Ventura(ペプ・ヴェントゥラ)
- Badalona Pompeu Fabra(バダロナ・ポンペウ·ファブラ)
地下鉄L5線の路線図
▲Image and PDF Source by:https://www.tmb.cat- Cornellà Centre(コルネリャ・セントレ)
- Gavarra(ガヴァラ)
- Sant Ildefons(サント・イルデフォンス)
- Can Boixeres(カン・ボシェレス)
- Can Vidalet(カン・ヴィダレット)
- Pubilla Cases(プビリャ・サセス)
- Collblanc(コユブランク)
- Badal(バダル)
- Plaça de Sants(プラサ・デ・サンツ)
- Sants Estació(サンツ駅)
- Entença(エンテンサ)
- Hospital Clínic(オスピタル・クリニック)
- Diagonal(ディアゴナル)
- Verdaguer(ヴェルダゲル)
- Sagrada Família(サグラダ・ファミリア)
- Sant Pau/Dos de Maig(サント・パウ/ドス・デ・マイグ)
- Campdel'Arpa(カンプ・デ・ラルパ)
- La Sagrera(ラ・サグレラ)
- Congrès(コングレス)
- Maragall(マラガユ)
- Virrei Amat(ヴィレイ・アマット)
- Vilapicina(ヴィラピシナ)
- Horta(オルタ)
- ElCarmel(エル・カルメル)
- ElColl/LaTeixonera(エル・コユ/ラ・テショネラ)
- Valld'Hebron(ヴァユ・デブロン)
入口と入場方法
サグラダファミリア教会内への入場口は、サグラダファミリアの建物の北東側「生誕のファサード」の前にあります。
サグラダファミリアの入口は2つあり、向かって右側が私たち一般観光客用、左側が団体・ツアー客用になります。
① 団体・ツアー客用の入口、② 一般観光客用の入口
一般観光客の方は、全てこの「② 一般入場口」から入場します。
サグラダファミリアの入場は、完全時間指定制となっています。チケットを予約・購入時に指定した時間でのみ入場が可能です。各入場時間毎の最大入場人数は決まっているので、予約さえできていれば、ほぼ並ばずに入場する事ができます。
サグラダファミリアの入場方法は簡単です。ご自身の入場予約時間になったら、入口近くの係員にチケットを提示の上、入場レーンに並びます。
入場レーンの先の建物内でセキュリティチェックを受けたら、チケット改札機でチケットをかざし、その先の階段を上がります。すると、サグラダファミリア教会の建物の目の前に出ます。
後はご自身のペースでご自由に観光をスタートしてください。一度入場してしまえば、好きなだけ大聖堂内を見学する事ができます。
当日券とチケットオフィスについて
サグラダファミリアのチケットオフィスはクローズ致しました。これに伴い、サグラダファミリアや付属の塔へ入場するには、事前のオンライン予約が必須となります。
チケットの予約・購入方法に関しては以下の記事にて詳しく解説しております。
オーディオガイドについて
サグラダファミリア教会では、コロナ以前まで日本語オーディオガイドの貸し出しを行なっていましたが、現在は行っておりません。
ただし、サグラダファミリアの公式アプリをダウンロードすれば、日本語のオーディオガイドを聞く事ができますので、解説が聞きたい方はアプリをダウンロードの上で訪問してください。
サグラダファミリアの見どころ
サグラダファミリアの見どころは細かい部分を含めるととても紹介しきれません。本項では、サグラダファミリアの大きな見どころだけをピックアップしてご紹介します。
生誕のファサード
生誕のファサードは、サグラダファミリア北東側のファサードで、唯一ガウディ本人が、細部に至るまで設計し、完成に近い状態まで見る事ができたサグラダファミリア唯一の部分です。
生誕のファサードは、1894年に建設が着工され、ガウディがこの世を去った7年後の1932年に、一部の彫刻を除いて工事が完了しました。このファサードでは。キリストの誕生から青年期までの成長が、喜びや生気に満ちた彫刻で表現されています。
受難のファサード
1954年に工事が着工された「受難のファサード」は、サグラダファミリア南西側のファサードです。ファサードを飾る彫刻は、ガウディのスケッチを元に、彫刻家「ジュゼップ・マリア・スビラックス」が、現代風にアレンジしたものです。
このファサードでは、キリストの苦悩と悲しみががテーマとなっており、最後の晩餐からキリストの昇天までの場面が、12の彫刻群で表現されています。
大聖堂内部とステンドグラス
ガウディが1922年に作成した設計図案に基づいて建設された大聖堂は、自然界の森を表現しています。大聖堂を支える柱は樹木をイメージしており、先端部分が枝分かれしているかの様にデザインされています。
色鮮やかなステンドグラスからは自然光が降り注ぎ、まるで森に木漏れ日が降り注いでるかの様な神秘的な景観が広がっています。
ステンドグラスは現代アーティストの「ジョアン・ヴィラ・グラウ」がデザインしたものを、ステンドグラス工房が製作したものです。
大聖堂が2010年に完成した際は、ローマ法皇を迎え、正式にカトリック教会として認定されました。
サグラダファミリアの塔
サグラダファミリアは通常の入場チケットの他に、付属の塔への入場がセットになった「SAGRADA FAMÍLIA AND TOWERS(32€)」というチケットも販売されています。このチケットを購入すれば、「生誕のファサード側」か「受難のファサード側」の好きな方を選択して塔に登る事ができます。
サグラダファミリアの塔に登ると、バルセロナ市内の景観を一望する事ができるほか、サグラダファミリアの装飾を間近で見る事ができます。
▲ 生誕のファサード側の塔からの景観
▲ 「外尾悦郎」氏が手掛けた「果実の彫刻」
博物館
サグラダファミリアのチケットで入場できる「博物館」では、ガウディの生前のスケッチや写真、模型、関連資料などが展示されています。入口は生誕のファサード側と受難のファサード側の両方にあります。
地下礼拝堂
サグラダファミリアの中で、生誕のファサードと共に世界遺産に登録されている場所で、1882年から1887年にかけて建設されました。現在この礼拝堂には、初代建築主任の「ビリャール」と「ガウディ」が眠っています。
サグラダファミリア関連施設の中では、入場チケットなしで無料入場できる唯一の場所です。ただし、ミサがある時間帯は一般観光客は入場できませんのでご注意ください。
所要時間の目安
サグラダファミリア観光の所要時間の目安は3時間ほどです。
上記の所要時間は、サグラダファミリア教会の内部をじっくりと見学して、塔にも上り、外観もゆっくりと堪能する事を想定した所要時間になります。また、前もってのWEBでのチケット予約が大前提となります。
参考までに、私が観光した時の例で言いますと、以下の様な時間配分になります。
・教会内の見学:所要35〜45分オーディオガイドを聞かずにゆっくりと観光して所要45分ほどです。ただし、オーディオガイドの再生時間は約45分あるので、オーディオガイドを聞いて教会内部を見学する場合は所要60分は見ておいた方がいいです。
・塔の見学:所要40分塔に上って、ゆっくりと写真を撮りながら階段を下りてきて所要40分ほどです。塔は一度上ったら階段で下りてくるしかないので、どんなに最短でも30分は見ておいた方が無難です。
・外観の見学:所要30分教会の周囲を歩きながら、東西南北のあらゆる角度から教会の外観写真を撮影して所要30分ほど。
・地下博物館:所要25分教会内の地下にある博物館をさらっと観光して所要30分ほど。
上記に休憩やギフトショップへの立ち寄り、多少の待ち時間なども含めて、所要3時間ほどです。
上記はあくまでも目安なので、ご自身の優先度によって所要時間を上手く配分してみてください。塔に登って降りてくる以外は、いくらでも所要時間のコントロールが可能です。
おすすめの訪問時間
サグラダファミリア教会の観光はツアーや団体客が少ない10時より前の訪問がおすすめです。10時ぐらいからツアーや団体客がどっと押し寄せてきます。
訪問時間に関しては、可能であれば、塔への入場予約を9時15分に設定して、開場の9時にサグラダファミリアに入場するのがベストです。
サグラダファミリアの塔の上は非常に狭い通路を歩くので、朝一番の人が少ない時に先に観光してしまう方が快適に観光できます。ですので、まずは先に塔を観光してしまってから、その後に教会内部を見学した方がスムーズに観光できると思います。
ただし、教会内部のステンドグラスが最も美しく輝くのは夕方ごろの夕陽が降り注ぐタイミングです(あくまでも個人の見解です)。
写真だとこの瞬間の美しさはとても表現できませんが、朝一番や日中と比べると段違いに聖堂内が美しく輝きます。美しいステンドグラスを見るという点で言えば、夕方頃のやや日が沈み始めた時が最もお勧めの訪問タイミングです。
また、これは参考までにですが、午前中に塔に上る場合は「受難のファサードの塔」を選択した方が、景観が比較的順光に近い形でバルセロナの街並みを撮影する事ができます。
サグラダファミリアの回り方・モデルコース
サグラダファミリアは館内構造が複雑な訳ではないので、特に回り方などは気にせず、思うがままに自由に観光するのが一番だと思います。
それでも回り方の指標があった方がいいという方に向けて、サグラダファミリアの見どころを効率よく網羅できるモデルコースをご用意しました。以下のモデルコースはサグラダファミリアの塔に登る事を前提としております。①〜⑧のスポットを順番に見学して行く流れになります。
※ 地図はクリックすると別ウインドウで開きます。
①生誕のファサード、② ④聖堂内部、③塔の入口、⑤受難のファサード、⑥博物館、⑦ギフトショップ、⑧外観の見学
① 生誕のファサードを見学
サグラダファミリアの入口は生誕のファサード側になるので、セキュリティチェックを抜けると、まずは生誕のファサードの前に出ます。無理に観光順序を変更しない限りは、ここから見学して行くのが一般的です。ガウディが生前に手がけた彫刻や、外尾氏が手がけたブロンズ扉は必見です。
② 大聖堂内を見学
サグラダファミリアは一度入場してしまえば、好きなだけ大聖堂を見学する事ができます。壁面のステンドグラスや、樹木の様な柱、中央祭壇など、時間をかけてゆっくりと見学してください。と言いたい所ですが、塔を予約している場合は、サグラダファミリア入場の30分〜45分後に、塔の入場時間が設定されます。聖堂内は塔に登った後も見学可能なので、さっと見学したら、塔の入口に向かってください。
③ 塔を見学
サグラダファミリアの塔は「SAGRADA FAMÍLIA AND TOWERS」というチケットを予約・購入すれば登る事ができます。塔は「生誕のファサード側」と「受難のファサード側」のどちらに登るか選択可能で、どちらに登るかによって、見える景色も変わってきます。塔の登り方の詳細に関しては以下の記事を参考にしてください。
④ 大聖堂内を再び見学
塔の見学を終えてしまえば、一切の時間の縛りはありません。時間の許す限り思う存分、大聖堂内を見学してください。
⑤ 受難のファサードを見学
入場時とは反対側の扉から外に出ると、受難のファサードに出ます。現代彫刻家「ジュゼップ・マリア・スビラックス」が手がけた「キリストの受難」や「死」を表現した彫刻群を思う存分堪能してください。中央の福音の扉やキリストの磔刑像も必見です。
⑥ 博物館を見学
サグラダファミリアの全ての入場チケットには、博物館への入場も含まれています。博物館の入口は、受難のファサード側と生誕のファサード側にあるので、受難のファサードを見学した流れで、そのまま博物館を見学してください。ただし間違っても、有料エリアからは出ない様に気をつけてください。博物館は、あくまでもサグラダファミリアの入場チケットを持った方のみが見学できる有料エリア内にあります。一旦有料エリアから外に出てしまうと、入場する事ができなくなります。博物館では、サグラダファミリアの建築の歴史やガウディに関する展示が行われています。
⑦ ギフトショップでお土産探し
受難のファサード側から「博物館」に入場して順路に沿って見学して行くと、生誕のファサード側に出ます。生誕のファサード側から外に出る際は、必ず「ギフトショップ」を通過する構造になっているので、時間に余裕のある方は、お土産探しを楽しんでください。このギフトショップは、有料エリアを出た後も入場する事ができますが、ギフトショップの入口で荷物検査があるので面倒です。ギフトショップに立ち寄りたい方は、受難のファサード側の出口ではなく、ギフトショップと直結している生誕のファサード側の出口から外に出る様にしてください。
⑧ サグラダファミリアの外観を見学
サグラダファミリアの外周をぐるりと一周して、いろんな角度からサグラダファミリアを撮影して堪能します。特に生誕のファサード側にある「ガウディ広場」は、サグラダファミリアの絶好の撮影スポットです。記念写真を撮るならこの場所は絶対に外せないので、是非立ち寄ってみてください。
モデルコースは以上です。参考までに、私は上記のモデルコースを所要3時間ほどで回りました。サグラダファミリアの付属施設を一通り網羅するなら、所要2時間30分〜3時間ぐらいをみておけば間違いないと思います。
サグラダファミリア観光は事前予約が必須となりますので、事前にチケット予約の上で訪問ください。チケットの予約・購入方法については、以下の記事にて詳しく解説しております。
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