サグラダファミリア 入門編 – 歴史、行き方、料金、オーディオガイドなど

(2020年1月23日 公開) (2020-02-06 最終更新)
サグラダファミリア 受難のファサード側の景観

本記事では、バルセロナの世界遺産「サグラダファミリア」に関する基本的な情報を徹底解説致します。建築の歴史から行き方、営業時間、料金、オーディオガイド、所要時間など、サグラダファミリアを観光する上で役立つ情報が満載です。

サグラダファミリア ガウディと建築の歴史

サグラダファミリアの外観

サグラダファミリアの起源

サグラダファミリアの起源は1866年、宗教専門書の店主でもあり慈善活動家でもあった「ジュゼップ・マリア・ブカベリャ」が、バルセロナに「聖ヨセフ信仰協会」を設立した事が始まりです。

当時の時代背景と相まって、聖ヨセフ信仰協会の会員は瞬く間に増え、1878年には数十万人にも達しました。

会長のブカベリャは、この会員の寄付を建設費に充てる事で、キリストの聖家族に捧げる贖罪教会をバルセロナに建てる事を決意します。これがサグラダファミリアの前身です。

ちなみに、サグラダファミリアは、ヨセフ、マリア、イエスから成る「聖家族」を意味する言葉です。

その後、建設着工まで約5年程の準備期間を経た1882年3月19日、ついにサグラダファミリア教会の建設がスタートしました。

サグラダファミリアの初代主任建築家

サグラダファミリア教会建設の初代主任建築家には、当時無名の「アントニオ・ガウディ」ではなく、自ら無報酬で設計を申し出た建築家「フランシスコ・デ・パウラ・デル・ビリャール」が就任しました。

この時、ビリャールが考案した教会は典型的なネオゴシック様式の教会で、建物最大となる塔部分の高さでも85mほどでした。2026年に完成予定のサグラダファミリアの高さが172.5mになる事を考えると、当時の建築構想は今よりもかなり小規模でした。

工事着工からわずか一年後、主任建築家の「ビリャール」と、建設アドバイザーを務めていた「ジュアン・マルトレイ」の間で、建築材料を巡って意見が対立します。

更に依頼人である「ブカベリャ」が予算的な面から「マルトレイ」の意見に賛同したため、「ビリャール」は建築主任の辞任を決意します。

ガウディが31才で建築主任に就任

2代目の建築主任として白羽の矢が立ったのが、若干31歳の「アントニオ・ガウディ」でした。

「ビリャエール」の辞任後、最初に建築主任に指名されたのは、アドバイザーの「ジュアン・マルトレイ」でした。しかし、弟子の「ガウディ」の実力を高く評価していた「マルトレイ」は、自分ではなく「ガウディ」を建築主任に大抜擢しました。

この時、ガウディは、サグラダファミリアの建設事業が自身の生涯をかけるほどの大規模なものになるとは夢にも思っていませんでした。

ガウディがサグラダファミリアの建築主任に就任してからの数十年間は、カサミラやカサバトリョ、グエル公園など、常に複数の建設プロジェクトを同時に進行していました。

完璧主義者であったガウディは、他の建築プロジェクトと並行しながらも、サグラダファミリアを建築する上で必要な宗教や聖堂建築についての知識を深めていきました。

そして、ガウディがそれらの知識を深めるのと比例する様に、サグラダファミリアの建設プロジェクトも年々壮大になっていきました。もはや、当初のブカベリャの設計案とはデザインも建築の次元も別物となっていました。

ガウディの決意

ガウディが建築主任に就任してから29年後の1914年、ガウディは他の建築プロジェクトを引き受ける事をやめ、人生の全てをサグラダファミリアの建築に捧げる事を決意します。

同時にガウディは、自身の生前中にこの壮大な建築プロジェクトを終える事は不可能である事も理解しており、多くの模型や詳細なスケッチを残していきます。

ガウディの死

ガウディがサグラダファミリアの建築プロジェクトに専念してから約12年後の1926年6月26日、通勤中のガウディは、バルセロナの市電にはねられ、その三日後に帰らぬ人となります。

さらに不幸な事に、ガウディが生前に残していた、サグラダファミリアの模型やスケッチの多くも、1936年のスペイン内戦でその多くを消失してしまいます。これに予算不足なども相まって、サグラダファミリアの建設は30年近くも滞ってしまいます。

プロジェクトの再開と飛躍的な発展

1950年以降、石膏作業と共に建築工事が本格的に再開されると、1959年には生誕のファサードに彫刻群の設置がスタート、1976年には受難のファサードの鐘楼が完成し、2005年には、ユネスコの世界文化遺産に、生誕のファサードと地下礼拝堂が「アントニオ・ガウディの作品群」として登録されました。

その後、予算も観光収入で潤沢となった事や、3DやIT技術の導入により、300年かかると言われていた、サグラダファミリアの建設プロジェクトは飛躍的な発展を遂げます。

2010年に教会内部が完成すると、ローマ法皇を招き、正式なキリスト教会として認可されます。

三年後の2013年には、遂にサグラダファミリアの完成が2026年になる事が正式に発表されました。建設段階のサグラダファミリアを見学できるのは、後わずか数年のみです。

サグラダファミリアの完成イメージに関しては、以下の動画で見ることができます。

サグラダファミリア教会の基本データー

サグラダファミリア聖堂内 祭壇とステンドグラス
正式名称聖家族贖罪教会(Temple Expiatori de la Sagrada Família)
建築様式ゴシック 5廊式のラテン十字型
設計者アントニオ・ガウディ
建築開始1882年3月19日
完成年度2026年予定
世界遺産登録年2005年 ユネスコ世界文化遺産
高さ172.5m
面積4,500㎡
最大収容人数14,000人
塔の数18本
公式HP(英語)https://sagradafamilia.org/en/home

観光情報

サグラダファミリア教会内部 柱と天井の装飾

営業時間

サグラダファミリアの営業時間は時期によって終了時間が異なります。

営業時間
  • 【11月〜2月】
    ・09:00~18:00
  • 【3月と10月】
    ・09:00~19:00
  • 【4月〜9月】
    ・09:00~20:00

※12月25日、12月26日、1月1日、1月6日の営業時間は09:00~14:00になります。

※当日のチケット販売は営業時間が終了する30分前までになります。

入場料金

サグラダファミリア教会には大きく「教会内部」「博物館」「」の3つの見学ポイントがあり、見学には有料のチケットが必要となります。

入場チケットは全部で6種類あり、それぞれ入場可能施設やオーディオガイドの有無などが異なります。詳しくは以下をご参照ください。

【SAGRADA FAMÍLIA WITH TOWERS】

サグラダファミリアと塔の入場、更にオーディオガイドがセットになった最も人気のあるチケットです。

SAGRADA FAMÍLIA WITH TOWERS
  • ■チケット料金:32€
  • ■入場可能施設:サグラダファミリア教会、塔(2種類から選択)
  • ■その他:オーディオガイド有(日本語)

【SAGRADA FAMÍLIA】

サグラダファミリアとオーディオガイドがセットになったチケットです。

SAGRADA FAMÍLIA
  • ■チケット料金:25€
  • ■入場可能施設:サグラダファミリア教会
  • ■その他:オーディオガイド有(日本語)

【SAGRADA FAMÍLIA BASIC TICKET】

サグラダファミリアの入場だけ可能なチケット。

SAGRADA FAMÍLIA BASIC TICKET
  • ■チケット料金:17€
  • ■入場可能施設:サグラダファミリア教会

【SAGRADA FAMÍLIA AND GAUDÍ HOUSE MUSEUM】

サグラダファミリアとガウディ博物館の入場、更にオーディオガイドがセットになったチケットです。ガウディ博物館はグエル公園内にあります。

SAGRADA FAMÍLIA AND GAUDÍ HOUSE MUSEUM
  • ■チケット料金:27€
  • ■入場可能施設:サグラダファミリア教会、ガウディ博物館
  • ■その他:オーディオガイド有(日本語)

【SAGRADA FAMÍLIA WITH GUIDED TOUR】

サグラダファミリアを公式のガイドと共に巡るツアー形式の見学チケットです。

SAGRADA FAMÍLIA AND GAUDÍ HOUSE MUSEUM
  • ■チケット料金:26€
  • ■入場可能施設:サグラダファミリア教会
  • ■その他:ツアー言語(英語、スペイン語、ドイツ語、カタルーニャ語、イタリア語、フランス語)

【GAUDÍ HOUSE MUSEUM】

ガウディ博物館の入場だけが可能なチケット。ガウディ博物館はグエル公園内にあります。

GAUDÍ HOUSE MUSEUM
  • ■チケット料金:5.5€
  • ■入場可能施設:ガウディ博物館

上記の6種類のチケットの中で、塔(タワー)に上ることができるチケットは、32€の「SAGRADA FAMÍLIA WITH TOWERS」のみになります。

また、専任ガイドと共に観光する「SAGRADA FAMÍLIA WITH GUIDED TOUR」というチケットもありますが、ご自身のペースで観光できなくなるので、じっくりと観光したい方にはあまりおすすめしません。説明に関しては、オーディオガイドがあれば十分だと思います。

トイレについて

サグラダファミリアのトイレは、生誕のファサードと受難のファサードのそれぞれ出口近くに1箇所づつ、合計2箇所あります。

サグラダファミリアのトイレ

もちろん、入場者のトイレの利用は無料です。

見学時の注意事項

サグラダファミリア教会の入場や観光には、いくつかの注意事項があります。特に服装に関しては、ルールを守らないと、当日に入場できないという事態もあり得ますのでご注意ください。

服装について

サグラダファミリア教会内部(博物館含む)での帽子などの被り物の着用は禁止されています。ただし、宗教上や健康上の理由によって止む得ない場合は着用が可能となります。

また、夏場などはシースルーや肩を露出する服装、大腿の中央より上を露出するショーツやズボンでの入場は禁止されています。太腿の中央より上という制限は非常に曖昧なので、教会内に入場する時は、ショーツや半パンの着用は極力避けたほうが無難です。

写真撮影について

教会内部での写真撮影及び、フラッシュ撮影は許可されています。ただし、お祈り場付近でのフラッシュ撮影及び、写真撮影は禁止されています。三脚に関しては、特別な許可がない限りは使用する事ができません。また、聖堂内にある映像モニターの撮影も禁止されている様です。明確な注意喚起はありませんが、私が撮影しようとした際に注意を受けました。

サグラダファミリアへの行き方

地下鉄 サグラダファミリア駅

サグラダファミリア教会は、バルセロナのほぼ中心部に位置しています。市内中心部からなら徒歩でもアクセス可能ではありますが、地下鉄を利用してアクセスするのが一般的です。

地下鉄を利用した場合、メトロのL2線とL5線が走る「Sagrada Família(サグラダファミリア駅)」で降りて徒歩1分ほど、駅から地上に出ると目の前がサグラダファミリア教会です。

サグラダファミリア駅と地下鉄駅、周辺スポットの位置関係は以下の地図を参考にしてください。

サグラダファミリア教会 サン・パウ病院 ガウディ通り ガウディ広場 地下鉄 サグラダファミリア駅出入口

地下鉄「サグラダファミリア駅」で降りてから、サグラダファミリアにアクセスするまでの流れは以下を参考にしてください。

ご自身のホテルなどの最寄駅から地下鉄を利用して「サグラダファミリア駅」に到着したら、ホームにあるサグラダファミリアの出口案内版(画像下)の方向に従って歩いて行きます。

サグラダファミリア駅ホーム 出口の案内板

ホームの奥にある階段を登って改札階に上がります。

サグラダファミリア駅 ホームの階段

バルセロナで改札を出るときはチケットの回収はありませんので、そのまま改札を抜けます。

サグラダファミリア駅の改札

改札を抜けたら「Sortida(出口)」が示す方向従って進んで行くと、地上への出口が見えてきます。

サグラダファミリア駅の通路

階段を登って地上に出ると目の前にサグラダファミリアがそびえたっています。

サグラダファミリア駅前の景観

サグラダファミリア駅の地下鉄出入口は4つあり、L2、L5のどちらを利用するかによっても出口が異なりますが、基本的にどの出口から地上に上がっても「サグラダファミリア」は目の前です。地下鉄出口とサグラダファミリアの位置関係は以下の地図も参考にしてください。

サグラダファミリ周辺マップ

真ん中の赤いエリアが「サグラダファミリア」です。

地下鉄L2線とL5線の路線図

以下はサグラダファミリア駅にアクセスする際に利用する地下鉄L2線とL5線の路線図になります。最寄り駅からアクセスする際の参考にしてください。

地下鉄L2線の路線図

バルセロナ 地下鉄L2線の路線図▲Image and PDF Source by:https://www.tmb.cat
  • Paral.lel(パラレル(TMB))
  • Sant Antoni(サント・アントニ)
  • Universitat(ウニベルシタット)
  • Passeig de Gràcia(パセチ・デ・グラシア)
  • Tetuan(テトゥアン)
  • Monumental(モヌメンタル)
  • Sagrada Família(サグラダ・ファミリア)
  • Encants(エンカンツ)
  • Clot(クロト)
  • Bac de Roda(バック・デ・ロダ)
  • Sant Martí(サント・マルティ)
  • La Pau(ラ・パウ)
  • Verneda(ヴェルネダ)
  • Artigues/Sant Adrià(アルティゲス/サント・アドリア)
  • Sant Roc(サント・ロック(TMB))
  • Gorg(ゴルグ(TMB))
  • Pep Ventura(ペプ・ヴェントゥラ)
  • Badalona Pompeu Fabra(バダロナ・ポンペウ·ファブラ)

地下鉄L5線の路線図

バルセロナ 地下鉄L5線の路線図▲Image and PDF Source by:https://www.tmb.cat
  • Cornellà Centre(コルネリャ・セントレ)
  • Gavarra(ガヴァラ)
  • Sant Ildefons(サント・イルデフォンス)
  • Can Boixeres(カン・ボシェレス)
  • Can Vidalet(カン・ヴィダレット)
  • Pubilla Cases(プビリャ・サセス)
  • Collblanc(コユブランク)
  • Badal(バダル)
  • Plaça de Sants(プラサ・デ・サンツ)
  • Sants Estació(サンツ駅)
  • Entença(エンテンサ)
  • Hospital Clínic(オスピタル・クリニック)
  • Diagonal(ディアゴナル)
  • Verdaguer(ヴェルダゲル)
  • Sagrada Família(サグラダ・ファミリア)
  • Sant Pau/Dos de Maig(サント・パウ/ドス・デ・マイグ)
  • Campdel'Arpa(カンプ・デ・ラルパ)
  • La Sagrera(ラ・サグレラ)
  • Congrès(コングレス)
  • Maragall(マラガユ)
  • Virrei Amat(ヴィレイ・アマット)
  • Vilapicina(ヴィラピシナ)
  • Horta(オルタ)
  • ElCarmel(エル・カルメル)
  • ElColl/LaTeixonera(エル・コユ/ラ・テショネラ)
  • Valld'Hebron(ヴァユ・デブロン)

入口と入場方法

サグラダファミリア教会内への入場口は、サグラダファミリアの建物の北東側「生誕のファサード」の前にあります。

サグラダファミリアの詳細マップ

サグラダファミリアの入口は2つあり、向かって右側が私たち一般観光客用、左側が団体・ツアー客用になります。

サグラダファミリア 入口付近の景観

① 団体・ツアー客用の入口② 一般観光客用の入口

当日券を購入した場合も、事前にチケットをオンラインで予約した方も、全てこの「② 一般入場口」から入場します。

サグラダファミリアの入場は、完全時間指定制となっています。チケットを予約・購入時に指定した時間でのみ入場が可能です。各入場時間毎の最大入場人数は決まっているので、チケットさえ入手できていれば、ほぼ並ばずに入場する事ができます。

サグラダファミリアの入場方法は簡単です。ご自身の入場予約時間になったら、入口近くの係員にチケットを提示の上、入場レーンに並びます。

サグラダファミリア 一般用見学入口の係員

入場レーンの先の建物内でセキュリティチェックを受けたら、チケット改札機でチケットをかざし、その先の階段を上がります。すると、サグラダファミリア教会の建物の目の前に出ます。

サグラダファミリアの入口や位置関係の説明画像

後はご自身のペースでご自由に観光をスタートしてください。一度入場してしまえば、好きなだけ大聖堂内を見学する事ができます。

当日券とチケットオフィスについて

サグラダファミリアのチケットオフィス

サグラダファミリアの入場チケットは、サグラダファミリアの南西側「受難のファサード」の前にある「チケットオフィス」で、購入する事ができます。位置的には、サグラダファミリアの入口がある「生誕のファサード」の反対側になります。

当日券のチケット売り場のロケーション

ただし、当日にチケットオフィスで購入できるのは、当日の入場券のみになります。翌日以降のチケットの予約はオンラインでのみ可能となっています。また、サグラダファミリアはシーズン問わず混雑している世界屈指の人気スポットです。1月のローシーズンに訪れたときでさえ、14時頃には当日のチケット販売は終了し、チケットオフィスはクローズしていました。

サグラダファミリアのチケットオフィスと受難のファサードの位置関係

万が一、当日にチケットが残っていたとしても、サグラダファミリアの入場は時間指定制なので、ご自身の望む時間帯に入場できる可能性は低いです。公式サイトでも事前のチケット予約を推奨していますので、サグラダファミリア訪問時は絶対に予約がお勧めです。必須と言っても過言ではありません。サグラダファミリアのチケット予約方法に関しては以下の記事にて詳しく解説しております。

オーディオガイドについて

サグラダファミリア教会では、日本語オーディオガイドの貸し出しを行なっています。サグラダファミリアの歴史や建築の詳細を聞きながら観光したい方は、オーディオガイド(日本語)のレンタルがおすすめです。

オーディオガイドのレンタルは、オーディオガイドがセットになったチケットを購入し、専用の受け取りカウンターでチケットを提示すれば受け取る事ができます。※11歳未満の子供はオーディオガイドをレンタルする事ができません。

オーディオガイドの受取り方

オーディオガイドは、一般入場口から入場して、荷物検査とチケット改札を抜けた後に受け取る事ができます。受け取りカウンターは、教会を正面にして右手側の階段からアクセスします。下画像はチケット改札機を抜けた後、教会前に出てすぐの景観です。

オーディオガイド受け取り場所の位置説明

奥の方に、オーディオガイドカウンターへの案内板があるので、案内に沿って階段を降りて行きます。

オーディオガイド受け取りカウンターの案内板

階段を降りると正面にオーディオガイドの受け取りカウンターが見えてきます。

オーディオガイド受け取り所の入口

受け取りは、空いているカウンターで予約書(バウチャー)を提示して「ジャパニーズプリーズ」と伝えてください。機械の設定などはカウンターの係員が全てやってくれます。

オーディオガイド受け取りカウンター

オーディオガイドの利用方法と再生時間】

こちらがサグラダファミリアのオーディオガイド になります。

サグラダファミリアのオーディオガイド

オーディオガイドにネックストラップは付属していますが、イヤフォンは付属しておりません。基本は直接ガイドを耳にあてて解説を聞く形になります。ただし、イヤフォンジャックはありますので、イヤフォンを持参すれば取り付けは可能です。

オーディオガイド の再生時間はおおよそですが45分ほどで、①〜⑦番までの再生スポットがあります。

オーディオガイドの再生スポット図

①〜③までの再生スポットは生誕のファサード側、④〜⑥までが教会内部、⑦は受難ファサード側にあります。再生スポットには「Audioguia」と赤丸に白文字で書かれた看板(画像下)があり、ここでオーディオガイドの番号を押して、緑色の再生ボタンを押せば、音声が流れて解説を聞く事ができます。

オーディオガイド 再生スポットの看板

オーディオガイドの返却方法】

オーディオガイドは、サグラダファミリアの出口付近に設置してある赤い返却ポストに入れて返却します。

オーディオガイド 再生スポットの看板

入場は生誕のファサード側からしかできませんが、出口は生誕のファサード側と受難のファサード側の両方にあり、オーディオガイドの返却ポストも両方の出口付近に設置されています。どちらから出て、オーディオガイドを返却しても問題ありません。

サグラダファミリアの見どころ

サグラダファミリアの見どころは細かい部分を含めるととても紹介しきれません。本項では、サグラダファミリアの大きな見どころだけをピックアップしてご紹介します。

生誕のファサード

生誕のファサード

生誕のファサードは、サグラダファミリア北東側のファサードで、唯一ガウディ本人が、細部に至るまで設計し、完成に近い状態まで見る事ができたサグラダファミリア唯一の部分です。

生誕のファサードは、1894年に建設が着工され、ガウディがこの世を去った7年後の1932年に、一部の彫刻を除いて工事が完了しました。このファサードでは。キリストの誕生から青年期までの成長が、喜びや生気に満ちた彫刻で表現されています。

受難のファサード

受難のファサードの景観

1954年に工事が着工された「受難のファサード」は、サグラダファミリア南西側のファサードです。ファサードを飾る彫刻は、ガウディのスケッチを元に、彫刻家「ジュゼップ・マリア・スビラックス」が、現代風にアレンジしたものです。

このファサードでは、キリストの苦悩と悲しみががテーマとなっており、最後の晩餐からキリストの昇天までの場面が、12の彫刻群で表現されています。

大聖堂内部とステンドグラス

サグラダファミリア大聖堂内部とステンドグラス

ガウディが1922年に作成した設計図案に基づいて建設された大聖堂は、自然界の森を表現しています。大聖堂を支える柱は樹木をイメージしており、先端部分が枝分かれしているかの様にデザインされています。

サグラダファミリア教会内部 天井の装飾とステンドグラス

色鮮やかなステンドグラスからは自然光が降り注ぎ、まるで森に木漏れ日が降り注いでるかの様な神秘的な景観が広がっています。

ステンドグラスは現代アーティストの「ジョアン・ヴィラ・グラウ」がデザインしたものを、ステンドグラス工房が製作したものです。

大聖堂が2010年に完成した際は、ローマ法皇を迎え、正式にカトリック教会として認定されました。

サグラダファミリアの塔

サグラダファミリアは通常の入場チケットの他に、付属の塔への入場がセットになった「SAGRADA FAMÍLIA WITH TOWERS(32€)」というチケットも販売されています。このチケットを購入すれば、「生誕のファサード側」か「受難のファサード側」の好きな方を選択して塔に登る事ができます。

サグラダファミリアの塔に登ると、バルセロナ市内の景観を一望する事ができるほか、サグラダファミリアの装飾を間近で見る事ができます。

生誕のファサードからの景観

▲ 生誕のファサード側の塔からの景観

サグラダファミリア 「外尾悦郎氏」作の果実の彫刻

▲ 「外尾悦郎」氏が手掛けた「果実の彫刻」

博物館

サグラダファミリアの地下博物館

サグラダファミリアのチケットで入場できる「博物館」では、ガウディの生前のスケッチや写真、模型、関連資料などが展示されています。入口は生誕のファサード側と受難のファサード側の両方にあります。

地下礼拝堂

地下礼拝堂

サグラダファミリアの中で、生誕のファサードと共に世界遺産に登録されている場所で、1882年から1887年にかけて建設されました。現在この礼拝堂には、初代建築主任の「ビリャール」と「ガウディ」が眠っています。

サグラダファミリア関連施設の中では、入場チケットなしで無料入場できる唯一の場所です。ただし、ミサがある時間帯は一般観光客は入場できませんのでご注意ください。

所要時間の目安

サグラダファミリア聖堂内の景観

サグラダファミリア観光の所要時間の目安は3時間ほどです。

上記の所要時間は、サグラダファミリア教会の内部をじっくりと見学して、塔にも上り、外観もゆっくりと堪能する事を想定した所要時間になります。また、前もってのWEBでのチケット予約が大前提となります。

参考までに、私が観光した時の例で言いますと、以下の様な時間配分になります。

  • ・教会内の見学:所要35〜45分オーディオガイドを聞かずにゆっくりと観光して所要45分ほどです。ただし、オーディオガイドの再生時間は約45分あるので、オーディオガイドを聞いて教会内部を見学する場合は所要60分は見ておいた方がいいです。

  • ・塔の見学:所要40分塔に上って、ゆっくりと写真を撮りながら階段を下りてきて所要40分ほどです。塔は一度上ったら階段で下りてくるしかないので、どんなに最短でも30分は見ておいた方が無難です。

  • ・外観の見学:所要30分教会の周囲を歩きながら、東西南北のあらゆる角度から教会の外観写真を撮影して所要30分ほど。

  • ・地下博物館:所要25分教会内の地下にある博物館をさらっと観光して所要30分ほど。

上記に休憩やギフトショップへの立ち寄り、多少の待ち時間なども含めて、所要3時間ほどです。

上記はあくまでも目安なので、ご自身の優先度によって所要時間を上手く配分してみてください。塔に登って降りてくる以外は、いくらでも所要時間のコントロールが可能です。

おすすめの訪問時間

サグラダファミリア教会 生誕のファサード

サグラダファミリア教会の観光はツアーや団体客が少ない10時より前の訪問がおすすめです。10時ぐらいからツアーや団体客がどっと押し寄せてきます。

訪問時間に関しては、可能であれば、塔への入場予約を9時15分に設定して、開場の9時にサグラダファミリアに入場するのがベストです。

サグラダファミリアの塔の上は非常に狭い通路を歩くので、朝一番の人が少ない時に先に観光してしまう方が快適に観光できます。ですので、まずは先に塔を観光してしまってから、その後に教会内部を見学した方がスムーズに観光できると思います。

ただし、教会内部のステンドグラスが最も美しく輝くのは夕方ごろの夕陽が降り注ぐタイミングです(あくまでも個人の見解です)。

サグラダファミリア聖堂内部 ステンドグラスから差し込む夕陽

写真だとこの瞬間の美しさはとても表現できませんが、朝一番や日中と比べると段違いに聖堂内が美しく輝きます。美しいステンドグラスを見るという点で言えば、夕方頃のやや日が沈み始めた時が最もお勧めの訪問タイミングです。

また、これは参考までにですが、午前中に塔に上る場合は「受難のファサードの塔」を選択した方が、景観が比較的順光に近い形でバルセロナの街並みを撮影する事ができます。