ケルン大聖堂の見どころを内部構造からステンドグラスまで徹底解説

ドイツ

本記事では、ケルン大聖堂の見どころを徹底解説致します。

圧倒的迫力の外観はもちろん、ステンドグラス、彫像、絵画などの内部装飾まで、ケルン大聖堂の魅力を余すことなくお伝え致します。

ケルン大聖堂とは

ケルン大聖堂内の景観

ドイツ四番目の都市である「ケルン」。この街に一際高くそびえるのが1994年に世界遺産に登録された「ケルン大聖堂」です。このドイツが誇るゴシック建築の巨大建造物を一目見ようと、世界中から年間600万もの人々がこの場所を訪れます。

ケルン大聖堂 西側ファサードケルン大聖堂

中世ゴシックの最高傑作と称される「ケルン大聖堂」は、1248年から1880年まで600年以上の歳月をかけて建設されました。元々は木造の大聖堂でしたが、火災による焼失などを経て現在の石造りの建物となりました。

ドイツ国内の聖堂建築としては「ウルム大聖堂」に次ぐ高さ157mを誇り、世界でも3番目に高いキリスト教の大聖堂となっています。その外観は街の至る所で目にすることができ、ケルンのランドマークとして圧倒的な存在感をはなっています。

一時はこの大聖堂周辺に高層ビルの建設計画が持ち上り、大聖堂周辺の景観が損なわれるという理由から、2004年に危機遺産リストに登録された事がありました。幸いにも都市開発が中止となったため、ケルン大聖堂は世界遺産からの除外を免れ、中世の美しい姿を現在に留めています。

ケルン大聖堂の基本情報
正式名称ザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂(Hohe Domkirche Sankt Petrus)
建築様式ゴシック 5廊式のギリシャ十字型
設計者ゲルハルト・フォン・ライルなど複数人
建築開始1248年8月15日
完成年度1880年
世界遺産登録年1994年 ユネスコ世界文化遺産
高さ157m
内部面積6,166㎡
公式HP(英語)https://www.koelner-dom.de/en/first-page

現在のケルン大聖堂は内部に無料で入場できるほか、付属の南塔に登って景観を楽しんだり、宝物館で貴重な聖遺物を見学することができます。

観光の基本情報

ケルン大聖堂 北側の景観

ケルン大聖堂には大きく3つの入場可能施設「大聖堂」「南塔」「宝物館」があり、それぞれ営業時間と入場料金が異なっています。

営業時間と入場料金

大聖堂内部

大聖堂内部は朝6時から無料で見学が可能です。

営業時間6:00〜20:00
入場料金無料

南塔

ケルン大聖堂付属の南塔は絶好の展望スポットとなっており、553段の階段を登りきるとケルン市内を一望できます。

営業時間
  • ・09:00-16:00(1月-2月)
  • ・09:00-18:00(5月-9月)
  • ・09:00-16:00(11月-12月)
※日曜と休日は13:00-16:30まで
入場料金4ユーロ

宝物館

大聖堂の北側に隣接する付属施設の「宝物館」では、聖遺物などの大聖堂にまつわる4世紀以降の貴重な品々が展示されています。

営業時間
  • ・10:00-18:00
※日曜と休日は13:00-16:30まで
入場料金6ユーロ

ロケーション

ケルン大聖堂は、ドイツ西側の都市「ケルン」のメインステーション「ケルン中央駅」の南口を出てすぐの場所にあります。

近隣都市からは列車でのアクセスが最もポピュラーです。乗り換えなしの列車を利用した場合、フランクフルト中央駅からなら約60分、デュッセルドルフ駅からなら約30分、ミュンヘン駅からからなら約4時間30分ほどの所要時間でアクセスが可能です。

ケルン大聖堂への詳しい行き方については、別記事の項「日本からケルン大聖堂への行き方」と「フランクフルトからケルン大聖堂への行き方」にて詳細に解説しております。

ケルン大聖堂 外観の見どころ

ケルン大聖堂の外観

ケルン大聖堂は東西南北どの方向から見ても圧倒的な迫力があり、見る方向によって全く別の建物に見えます。恐らく、ケルン大聖堂を訪れた観光者のほとんどが想像以上の大きさと、そのインパクトに圧倒されると思います。奇抜さこそありませんが、大きさのインパクトだけなら、スペインのサグラダファミリア以上です。

ケルン大聖堂 西側のファサード

上画像はケルン大聖堂 西側のファサードで幅は約61,54 m、両側の二つの塔の高さは共に約157mありますが、南側の方がわずかに4ミリだけ高く造られています。

西側の正面扉

西側ファサードの正面扉上部には「旧約聖書」の一場面を描いた浮彫があり、アーチ部分には太陽と天使、地球や天体を表す彫刻が施されています。

ケルン大聖堂 南側の景観

1855年に完成した大聖堂南側の正面扉はネオゴシック期の装飾で鮮やかに飾られています。

ケルン大聖堂 北側の景観

列車を利用してケルン中央駅で降りると、ほとんどの方がこの北側の景観を最初に目にします。

ペーターフックスの彫刻(西側表玄関)

西側表玄関 ペーターフックスの彫刻

ケルン大聖堂の入口がある、西側の表玄関の3つの扉は聖書に登場する様々な聖人の彫刻で飾られています。この西側の彫刻はすべて、ケルンの彫刻家である「ペーター・フックス」が手掛けたものです。

西側表玄関 ペーターフックスの彫刻

ペーター・フックスはこの大聖堂のためだけに700以上の彫刻を手掛けたと言われています。

西側表玄関 ペーターフックスの彫刻

ケルン大聖堂 内部の見どころ

ケルン大聖堂に入場すると、その荘厳な雰囲気と迫力に圧倒的されます。

ケルン大聖堂の内部

大聖堂内部の総面積は6,166㎡、入口から再奥部までは全長144,58mの長さがあります。高さは中央の身廊部分で43mあり、窓のステンドグラスからは眩しいほどの光が差し込んできます。

ケルン大聖堂 ステンドグラスから注ぎ込む光

天井にはアーチ型のフレームが並行に連なる「ヴォールト構造」が、柱にはピアと呼ばれる束ね柱が用いられています。これらはゴシック建築で典型的に用いられるパーツ構造です。

ケルン大聖堂の柱とステンドグラス

ケルン大聖堂は5本の通路が東西に走る「5廊式」の構造で合計幅は45,19mあります。

ケルン大聖堂の構造

メインの中央回廊の左右には2本づつの側廊(画像下)があり、各回廊は柱で区切られています。

ケルン大聖堂の内部

側廊の高さはメインの中央回廊(高さ43m)よりも半分以下の19mほどです。

壁際には複数の祭壇が並び、中世の貴重な彫像や絵画などで飾られています。下画像は内部の西側入口付近にある「キリストの埋葬像」で、巨大な石灰岩を彫り込んで制作されています。

キリスト埋葬の像

柱の上部に目を向けると、様々な聖人像も飾られています。

ケルン大聖堂の聖人像

身廊と翼廊が交差する聖堂の中央部分(十字形の交差部分)には祭壇が設けられています。

大聖堂の中央祭壇

ケルン大聖堂最大の宝である「東方三博士の聖遺物」はこの更に奥の「高祭壇」の後ろ(内陣後方)に安置されています。

下画像は朝一番の6時ごろに訪問した時の聖堂内の景観です。

大聖堂内部の景観

やや薄暗かったですが、朝日が壁際の礼拝堂や祭壇画を照らして非常に神秘的な雰囲気でした。

大聖堂内部の景観

ざっと、大聖堂内の概要をご紹介しましたが、本当の見どころはここからです。まずは以下の聖堂内マップにて、見学ポイントを確認ください。

ケルン大聖堂内 見どころマップ

大聖堂内の見学ポイントは他にもたくさんありますが、全てをご紹介するのは難しいので、上の聖堂内マップに記した見学ポイントのみ、右側側廊から反時計回りでご紹介していきます。マップ上に水色の丸で記したステンドグラスに関しては次項で詳しくご紹介致します。

聖アジルルフスの多翼祭壇画

聖アジルルフスの多翼祭壇画

「聖アジルルフス」の多翼祭壇画は、1520年に制作されたもので、キリストの受難の場面などが描かれています。元々はケルンの東側にあったマリアアドグラドゥス教会(Church of Maria ad Gradus)の高祭壇を飾っていましたが、1817年頃に現在の場所であるケルン大聖堂に移されました。祭壇画名である「聖アジルルフス」は、ケルンの司教で750年に亡くなり殉教者となった人物です。

聖クリストフォロスの像

聖クリストフォロスの像

大聖堂中央付近の柱上部には、旅人の守護聖人である「聖クリストフォロスの像」が飾られています。高さ3.73m程のこの像は、後期ゴシック美術を代表するドイツの彫刻家「ティルマン・ファンデルバーチ」が、トウファ(石灰岩の一種)を材料に1470年頃に製作したものです。

クリストフォロスとは「キリストを運ぶ者」を意味する言葉で、杖で体重を支えながら川を渡る彼の右肩には幼いキリストが乗っています。

聖クリストフォロスの像

キリストの膝上には地球儀が置かれ、正に世界の重責を背負うクリストフォロスの姿が表現されています。かつて、クリストフォロスの像や画を昼に一目見れば、突然死を避ける事ができるという言い伝えもありました。

像の土台の下に視線を向けると、2体の天使像が紋章のない無地の盾を持っています。

聖クリストフォロスの像の土台

ミラノのマリア像

ミラノのマリア像

ミラノのマリア像は1164年に、ダッセルのライナルド大司教が、東方三博士の聖遺物と共にミラノからケルンに持ち込んだとされる彫刻像です。ゴシック様式のマリア像としては最古参の作品で、同聖堂内の「東方三博士の遺骸」と「ゲロ大司教の十字架」と共に大いに崇拝されてきました。

残念ながらオリジナルは、1248年の火災で焼失したため、現在の像は1290年に復元されたものです。像の製作者に関しては、聖堂内陣の装飾も手がけた彫刻家と言う事だけがわかっています。

像は等身大で作られており、高さは約1.61メートル程、素材にはクルミが使用されています。色鮮やかな衣服が目を引きますが、これらの彩色は19世紀にほどこされたものです。現在の場所に置かれたのは19世紀以降の事で、それ以前はマリア礼拝堂の祭壇の上に置かれていました。

市の守護聖人の祭壇画

「市の守護聖人の祭壇画」は大聖堂内で最も有名な祭壇です。元々は、かつてドイツにあったケルン市議会の礼拝堂「エルサレムの聖マリア」に飾られていましたが、1810年に現在の場所に移されました。

町の守護聖人の祭壇

祭壇を飾る「三連祭壇画」は、ゴシック後期に活躍したケルンの画家「シュテファン・ロッホナー」によって制作された作品です。

大きさ260 x 285 cmの中央のパネルには、台座に座る聖母マリアを中心に、従者と共にキリストの誕生を祝う「東方三博士」が姿が描かれています。

シュテファン・ロッホナーの祭壇画の中央パネル

作中では聖母マリアやキリストをはじめ、聖なる人物の頭の後ろには金色の光輪が描かれています。中世の宗教画の多くは、この様に光輪の有無で通常の人と聖人を区別しています。

両翼のパネルの大きさは各260 x 142cmほどあり、この祭壇画の由来にもなっている2人のケルンの守護聖人が描かれています。

シュテファン・ロッホナーの祭壇画の両翼パネル

向かって右側のパネルには、4世紀初頭に斬首によりケルンで殉教した聖人「聖ゲレオン」がテーベ軍団と共に描かれ、左側にはブリタニア出身のキリスト教徒の聖女「ウルスラ」が描かれています。聖ウルスラは4世紀頃に恐らく存在したであろうとされる伝説の人物で、未来の夫と婚姻を結ぶために1万1千人の処女を伴って船出したとされています。彼女の周りには同行した処女の姿も描かれています。

この祭壇画は、クリスマスとイースター前に両翼が閉じられ、受胎告知の絵(画像下)が出現します。

市の守護聖人の祭壇画 {{PD-US}} - This Image is public domain source by WIKIMEDIA

受胎告知とは、聖母マリアがキリストを身ごもった事を大天使ガブリエルに知らされるという聖書の一場面です。このシーンは多くの芸術家達が絵画の題材として扱っていますが、中でも「レオナルド・ダ・ヴィンチ」が描いた「受胎告知」が最も有名です。

東方三博士の聖棺

大聖堂の高祭壇の後ろには、1948年以降「東方三博士の聖棺」が置かれています。

東方三博士の聖棺

この金色の棺は、当時最も著名な金細工師達によって1190年から1220年にかけて製作されものです。棺の中にはケルン大聖堂最大の宝である「東方三博士の遺骨」が納められています。

聖遺物であるこの遺骨は「ダイナルド大司教」によって、ミラノからケルンに1164年に運ばれたもので、それ以来、多くの巡礼者がこの聖遺物を求めてケルン大聖堂を訪れる様になりました。

棺の箱自体はオーク材(木材)をベースに作られていますが、表面には金細工を施した銅や銀板が張られ、1000以上の宝石と真珠、細線細工、エナメルなどで豪華に装飾されています。棺の大きさは、高さ1.53m、幅1.10m、長さ2.20mほどで、棺全体が聖堂をかたどっています。

東方三博士の聖棺 側面の彫像

棺の側面にある上下14のアーチ部分には金や銀素材から作られた彫像がはめ込まれています。側面の上段の彫像は「キリストの使徒」を、下段は旧約聖書に由来する「預言者」や「賢者」を象っています。

棺の正面部分には、幼子イエスを抱く聖母マリアや祈りを捧げる賢者などが象られています。

東方三博士の聖棺" Cologne Cathedral, Germany." by Beckstet is licensed underCC BY 3.0

中段の台形部分(彫像がない部分)は取り外しが可能で、この部分を取り外すと格子越しに三博士の頭蓋骨が見える構造になっています。かつて巡礼者達は、この格子越しに遺骨の頭蓋骨を直接目にする事ができました。更に、三博士の図柄が記された専用の紙を介して遺体に触れる事ができ、この場所での巡礼の証として、その紙を手渡されたそうです。現在は1月6日の聖三博士の祝日にのみ、格子の部分から三博士の頭蓋骨が公開されます。もちろん触れる事はできません。

東方三博士の祭壇

東方三博士の祭壇

大聖堂の一番東奥にある祭壇。中央の像は「フュッセンのマドンナ」と呼ばれる聖母子像で、13世紀末に製作された当時のものです。

フュッセンのマドンナ像

ゲロ大司教の十字架

ゲロ大司教の十字架

「ゲロ大司教の十字架」は、10世紀後半に神聖ローマ皇帝のオットー1世の友人であったゲロ大司教(976年没)によって寄贈されたものです。像の高さは約187cmほど、広げた両腕の指先から指先までの長さは約165cmほどあります。中央のキリストの頭は前に傾き、目は閉じた状態で正に死ぬ間際の瞬間が表現されています。

ゲロ大司教の十字架

素材にはオーク材が使用され、部分的に金メッキがほどこされています。大理石製のバロック様式の祭壇と背後の輝く太陽は、後年の1683年に司教座教会参事会会員の「ハインリッヒ・メーリング」により寄贈されたものです。

この像は、実物大の木彫り磔刑像としてはヨーロッパで最古の作品であるとされ、その後のキリスト像の原型になったと言われています。

エンゲルベルト1世大司教の臨床象

エンゲルベルト1世大司教の臨床象

十字架礼拝堂の北側にあるドイツ ベルグの13世紀の貴族「エンゲルベルト1世大司教」の臨床像は、人望の厚かったエンゲルベルト大司教が、人々の心に残る様にと制作されました。この像が制作されたのは17世紀ですが、ケルン大聖堂に置かれたのは19世紀に入ってからになります。大司教の横には大司教の復活を願うかの様に小さな天使が置かれています。

聖クララの祭壇

聖クララの祭壇

聖堂内北側の翼廊と身廊が交差する角のあたりに、幅約6mの「聖クララの祭壇」があります。この祭壇は、1360年頃にケルンのフランシスコ会修道女「聖クララ」のために作られもので、ケルン大聖堂に運び込まれたのは1811年になってからです。14世紀当時としては、ケルンでは最大の祭壇でした。

祭壇の中央上部にはキリストの彫刻が置かれ、両翼の上段に見えるのは「キリストの12使徒の彫刻」、下段に見えるのは「聖骨箱の胸像」です。これらの彫刻は製作初期の14世紀と19世紀に追加されたものが混合しています。

聖クララの祭壇裏側

この祭壇の両翼は2重構造になっており、両翼を開閉する事で上画像の開いた状態を含めて3パターンの変形が可能です。下画像はそのうちのもう1パターンで、キリストの生涯が24の場面で表現されています。

聖クララの祭壇{{PD-US}} - image is public domain source by WIKIMEDIA

祭壇の裏側(画像下)に回ると、祭壇の両翼を閉じた際に露出する部分「12人の聖人(男性6人と女性6人)」を見る事ができます。教会が閉館すると両翼部分が閉じられ表側に露出します。

聖クララの祭壇裏側

両翼のうち、向かって右側の下段で聖体顕示台(せいたいけんじだい)と聖餐(せいさん)を手にしているのが「聖クララ」です。

聖クララの祭壇両翼 {{PD-US}} - Image on the left is public domain {{PD-US}} - Image on the right is public domain

中央の「三位一体(神、キリスト、聖霊)」とそれを囲む、4人の福音史家「マタイ」「マルコ」「ルカ」「ヨハネ」の絵画は、比較的近年の1905年に、オランダのユトレヒトを拠点とする芸術家「ヴィルヘルム・メンゲルベルク」が手がけた部分です。

聖クララの祭壇裏側

南塔と宝物館

ケルン大聖堂は聖堂内を無料で見学できるほか、大聖堂隣接の「南塔」と「宝物館」も有料で見学する事ができます。

南塔

ケルン大聖堂の南塔

ケルン大聖堂の南塔には有料で登る事ができます。南塔の高さは約100mほどで、553段の階段を登りきった展望階からは、ケルンの町並みやライン川などを眼下に望む事ができます。天気の良い日などは、ケルンから約40km南にある自然保護地域「ジーベンゲビルゲ」までも視界に捉える事ができます。階段を登る途中には、一息つける様な場所もあるほか、重さ24トンの巨大な鐘も途中で見る事ができます。

【南塔の営業時間と入場料金】

営業時間:09:00-16:00(1月-2月)、09:00-17:00(3月-4月)、09:00-18:00(5月-9月)、09:00-17:00(10月)、09:00-16:00(11月-12月)

入場料金:4ユーロ

【南塔の入口】

南塔の入口は大聖堂の西側ファサードに向かって右手側にあります。

ケルン大聖堂北側 南塔の入口

宝物館(SCHATZKAMMER)

宝物館の入口
" Domschatzkammer Cologne, at Kölner Dom, entrance" by Elya is licensed underCC BY 3.0

2000年10月21日に創設された宝物館には、4世紀から20世紀までの貴重な聖骨箱、典礼道具、写本、祭服、記章などが収められています。

展示面積500㎡を誇る館内には6つの部屋があり、その中でも必見なのが「聖ペテロの杖」と「聖ペテロの鎖」と呼ばれる聖遺物です。これらは東方三博士の遺物が1164年にケルンに運び込まれるまでは大聖堂内最大の宝でした。残念ながら館内での撮影は禁止となりますが、煌びやかに輝くお宝の数々には一見の価値があります。

【宝物館の営業時間と入場料金】

営業時間:10:00-18:00

入場料金:6ユーロ

【宝物館の入口】

宝物館の入口は大聖堂の北側にあります。

ケルン大聖堂北側 宝物館の入口

大聖堂内部への入り口とは全く異なるのでご注意ください。別施設と考えた方が混乱しないと思います。以下のグーグルマップも参考にしてください。

参考までに、ドイツの宝物館の表記は「SCHATZKAMMER」、英語だと「Dom Treasury」です。

観光所要時間の目安

ケルン大聖堂 外側のゴシック装飾

ケルン大聖堂の見学だけなら所要30分〜45分ほどです。大聖堂をグルリと一週して、色んな角度からケルン大聖堂を眺めて30分ほど、大聖堂内部の見学で15分ほどだと思います。

南塔と宝物館も観光する場合は、プラス60分(各30分)ほど見ておけば良いと思います。

まとめ

ケルンにはこの「ケルン大聖堂」以外に然したる見所は一切ありません。しかし、この壮大で歴史ある世界遺産の教会を見るためだけにでも、ケルンを訪れる価値は十分にあります。ドイツ旅行の際は、半日もしくは1日かけてでも、是非、ケルン大聖堂に足を運んでみてください。