ミュンヘン 新市庁舎 塔の登り方、営業時間、入場料金、チケット売場まで徹底解説

(2019年5月20日 公開) (2019-05-27 最終更新) 新市庁舎とマリエン広場

ミュンヘンのマリエン広場に一際高くそびえたつ「新市庁舎」は1867年から1909年にかけて建設されたネオゴシック様式の建造物です。新市庁舎は建物の外観や時計塔の仕掛け時計を楽しむだけでなく、塔に登ってミュンヘンの街を一望する事もできます。

本記事では、このミュンヘンのシンボルでもある「新市庁舎」の入場料金や営業時間はもちろん、塔への登り方や景観、仕掛け時計の開始時間まで徹底解説致します。

新市庁舎の塔 営業時間と入場料金

新市庁舎とマリエン広場

新市庁舎で入場可能な有料施設は仕掛け時計の上の展望フロアのみになります。展望フロアの営業時間や入場料金などは以下の表でご確認ください。

営業時間10:00〜20:00 ※最終入場は15分前まで
入場料金4 ユーロ
休館日1/1、1/6、5/1、11/1、12/25、12/26、パンケーキデイ(Shrove Tuesday)

新市庁舎への行き方とロケーション

新市庁舎の建物

新市庁舎はミュンヘンの人気スポット「マリエン広場」の北側に面しています。「新市庁舎」と、他の観光スポットや「マリエン広場駅(Marien- platz)」との位置関係は以下のグーグルマップでご確認ください。

新市庁舎 マリエン広場駅❶ マリエン広場❷ ミュンヘン旧市庁舎❸ 聖ペーター教会

ミュンヘンの地上電車にあたる「Sバーン」を利用した場合、ミュンヘン中央駅からマリエン広場駅(Marien- platz)までは2駅目、S1〜S4、S6〜S8など複数路線でアクセスが可能です。Uバーン(地下鉄)を利用する場合は、U3やU6の路線がマリエン広場を通る路線になりますが、ミュンヘン中央駅は経由しません。

ミュンヘン市内交通の路線図2

全路線図はこちらのリンクよりPDFのファイルをダウンロードください。

SバーンかUバーン(地下鉄)でマリエン広場駅で電車を降りたら「出口A」を目指してください。参考までに「RATHAUS」は市庁舎を意味するドイツ語なので「出口A」を探す際にこちらも目印にしてください。

出口A(新市庁舎への出口案内板)

出口Aから地上のマリエン広場内出ると「新市庁舎」は目の前です。

新市庁舎前 SバーンとUバーンの出入り口

参考までにミュンヘン中央駅から新市庁舎までは、電車に乗らなくても徒歩で15分〜20分ほどでアクセス可能です。健脚な方はこちらの方が手っ取り早いと思います。

SバーンやUバーンを利用される方は、別記事の「 Sバーン・地下鉄・トラム・バス 乗り方からチケット購入まで徹底解説」を参考に、乗り方やチケット購入方法をマスターしてください。

塔の入り口と登り方

冒頭でも触れましたが、新市庁舎の塔にはエレベーターで最上階(10階)まで登る事できます。以下は新市庁舎の塔に登る流れになります。エレベーターは4階で降りて一度乗り換える必要がありますが、階段を上るのは1フロア分のみなので年配の方も問題無く登れると思います。

1

入場チケットを購入する

時計塔に登るには、入場チケット(4€)が必要です。チケットは新市庁舎の建物内にある「Iマーク」が目印のインフォーメーション(写真下)で購入する事ができます。

新市庁舎のインフォメーション

インフォメーション入口と、エレベーターの入口は以下の画像で位置を確認ください。

塔とインフォーメーションの入り口

インフォメーションでは、塔の入場チケットだけでなく、お土産の販売や無料パンフレットの配付なども行っています。

インフォーメーション内の景観

チケットと言っても、ただのレシートの様な紙切れ(写真下)になります。

塔の展望階への入場チケット

▲料金が8ユーロになっていますが、これは2人分のチケットを同時に購入したためです。一人分の料金は4ユーロになります。

2

エレベーター乗り場へ移動

インフォメーションで塔の入場チケットを購入したら、エレベーター乗り場に移動します。エレベーターには仕掛け時計の真下の入り口からアクセスできます。

塔とインフォーメーションの入り口

入り口を入って左手側にエレベーターがあります。

塔の上階へと続くエレベーター乗り場

エレベーターの左手側には、チケットの売り場の案内があります。これは、チケットを購入しないで観光客がエレベーターで上階まで登ってくるのを避けるためだと思われます。

エレベーター横のインフォメーションの案内

実は入場チケットを購入しなくても塔の5階までは登れてしまいます。ただし、5階から最上階までは別のエレベーターに乗り換える必要があり、入場チケットがないと、そこから先に進む事ができません。そのため、チケットを購入しないで5階まで来てしまうと、地上階までチケットを購入しに戻る羽目になります。

ローシーズンや時期によっては5階の窓口でチケットを購入できる事もありますが、エレベーターの横に「チケット売り場」の案内がある場合、まずは「インフォメーション」でチケットを購入する様にしてください。

3

エレベーターと階段で最上階へ

エレベーターに乗り込んだら、まず4階のボタンを押して4階まであがります。4階以外の階に行く事はできません。

エレベーターで4階へ

4階で階段を降りると、ゴシック建築では定番の「ヴォールト天井」が美しいフロアにでます。

新市庁舎4階のヴォールト天井

通路に沿って奥まで行くと、階段があるので一つ上の5階まで上がります。

新市庁舎4階と5階を結ぶ階段

階段を上るとやや狭い通路に出るので、そのまま進みます。

新市庁舎5階の通路

通路を進んだ先に「窓口」があるので、ここで入場チケットを提示します。

新市庁舎5階の窓口とエレベーター

塔の入場チケットを窓口の係員に提示したら、窓口横のエレベーターから一番上の展望フロア(10階)に上がる事ができます。

10階までエレベーターで上がると下の写真の部屋に出ます。この部屋のドアを開けて外に出ると展望フロアです。後は、展望フロアからのパノラマビューでミュンヘン市内の絶景を楽しんでください。

塔の10階 展望フロア前の小部屋

最上階からの景観

新市庁舎の塔の上からは、「マリエン広場」はもちろん「ペーター教会」や「ブラウエン教会」「旧市庁舎」など、ミュンヘンのランドマークのほとんどを一望する事ができます。

新市庁舎の塔から見下ろすマリエン広場

▲ 塔からマリエン広場を見下ろすと、まるで人が蟻の様に小さく見えます。

地上からだと全景を撮影するのが難しい「ブラウエン教会(写真下)」も時計塔の展望階からなら全景をとらえる事ができます。

ブラウエン教会

▼南側には「聖ペーター教会」も見えます。

聖ペーター教会

▼ 塔のやや南西側の景観

塔の南西側の景観塔の西側 カウフィンガー通り方面の景観

▲塔の西側、カールス広場へと続く「カウフィンガー通り」方面の景観です。

新市庁舎の展望階からの景観は如何でしょうか。入場料金4ユーロを払うだけの価値はあると思います。

仕掛け時計見どころと開始時間

新市庁舎の仕掛け時計

塔の景観と共に新市庁舎の見どころの一つが、中央の鐘楼にあるドイツ最大の仕掛け時計「グロッケンシュピール(Glockenspiel)」の見学です。

毎日午前11時と午前12時(3月~10月は17時も)になると、仕掛け時計内の等身大の複数の人形が動きながら登場します。ただし、聖金曜日や諸聖人の日は仕掛け時計はお休みとなります。

仕掛け時計は、上下2段あり、上段(写真下)がバイエルン大公「ヴィルヘルム5世」の結婚式の祝祭絵巻を表現しています。

仕掛け時計 上段の人形

一方、下段の人形達は、騎士の馬上試合や樽職人の陽気な踊りを再現しています。これは16世紀にペストが大流行した後に、人影の消えた街に最初に飛び出して陽気に踊ったのが樽職人であった事に由来しています。人形は約10分間ほど動いて元の位置に戻って行きます。

仕掛け時計 下段の人形

仕掛け時計は上段、下段の順で人形が動き始めます。

▼上段の動く人形

仕掛け時計 上段の人形

▼下段の動く人形

仕掛け時計 下段の人形

だいたいご想像はつくかと思いますが、人形はそこまで激しくは動きません。それでも仕掛け時計が動き出す時間帯になるとマリエン広場には人だかりが出来ます。ミュンヘンの名物の一つなのでタイミングが合えば、是非見学してみてください。

まとめ

マリエン広場と新市庁舎

ミュンヘン市内には2つの人気展望スポットがあります。一つは本記事で紹介しているこの「新市庁舎の塔」で、もう一つは同じくマリエン広場近くに位置する「聖ペーター教会の塔」です。どちらも絶景かつ有料という点では共通していますが、聖ペーター教会にはエレベーターの設備がありません。

そのため、ペーター教会の展望フロアに行くには302段の階段を自力で登る必要があります。年配の方には少々きついかも知れません。

その点、新市庁舎はエレベーター(一部階段)で展望フロアまで上がる事ができます。体力に自信のない方も労せず展望フロアまで行く事ができるので、どちらの塔に上るか迷ったら「新市庁舎の塔」がお勧めです。

ただし当然ながら、新市庁舎の塔からは新市庁舎の建物は撮影できませんので、新市庁舎を良いアングルで撮影したい方は、頑張ってペーター教会の塔に登ってください。時間と体力に余裕のある方は、是非両方の塔に登ってみてください。