ニンフェンブルク城 行き方・営業時間・所要時間・敷地内マップ

(2019年6月28日 公開) (2019-06-29 最終更新) ニンフェンブルク城の景観

ニンフェンブルク城は、ミュンヘンのやや西側に位置するヴィッテルスバッハ家の夏の離宮だった場所です。

敷地内には、ニンフェンブルク城だけでなく、広大な庭園、庭園内に点在する館や馬車博物館など、約30か所ほどの見どころが点在しています。

その見どころの多さと、ミュンヘン中央駅前からトラム一本でアクセスできる手軽さから、レジデンツと並ぶ、ミュンヘン観光の必須お立ち寄りスポットとなっています。

本記事では、このニンフェンブルク城への行き方や営業時間、チケット料金などの基本情報はもちろん、見どころから所要時間まで詳しく解説致します。これからニュンヘンブルク城観光をお考えの方は是非参考にしてください。

営業時間と入場料金

シュタイネルネ・ザール(祝祭大ホール)と天井画

営業時間

  • ・午前9時~18時(4/1-10/15)
  • ・午前10時~16時(10/16-3/31)
※ 1/1、カーニバルの火曜、12/24、12/25、12/31は休館となります。

入場料金とチケット

ニンフェンブルク城には、全ての対象施設に入場できる「共通チケット」と、各入場施設単体のチケットがあります。庭園の散策は自由です。

共通チケット

ニュンヘンブルク城内だけでなく、庭園内の館、馬車博物館の入場がセットになった共通チケットです。10月中旬以降は庭園の館が閉館となるため、料金が安くなります。

■ 4/1 〜 10/15
  • ・大人:11.5€
  • ・学生:9.00€
■ 10/16 〜 3/31
  • ・大人:8.50€
  • ・学生:6.50€

城のチケット

ニュンヘンブルク観光のメインである城内にだけ入場できるチケットです。館内にはシュタイネルネ・ザールや美人画ギャラリーなど見どころが満載です。

  • ・大人:6.00€
  • ・学生:5.00€

馬車博物館のチケット

離宮の南側にある馬車博物館に入場できるチケットです。館内には、装飾に贅を尽くした美しい馬車やそれにまつわる品々が展示されています。

  • ・大人:4.50€
  • ・学生:3.50€

庭園の館のチケット

庭園に複数点在している「アマリエルブルク」や「バーデンブルク」などの館に入場できるチケットです。10月中旬から3月上旬までは閉館となります。

  • ・大人:4.50€
  • ・学生:3.50€

オーディオガイドについて

オーディオガイドレンタル カウンター

オーディオガイドは、チケット売り場で3.50€でレンタルできます。日本語にも対応しているので、ご希望の方はチケット購入時に一緒にレンタルしてください。

オーディオガイドの説明

オーディオガイドの返却

オーディオガイドの返却は、順路に沿って城内を見学した最後に「返却ボックス(写真下)」があるので、そこで返却します。

オーディオガイドの返却BOX

ニンフェンブルク城 敷地内マップ

ニンフェンブルク城の敷地内は庭園を含めると、東西に2km四方に渡って広がっています。以下はニンフェンブルク城の敷地内マップになります。

ニンフェンブルク城 敷地内マップ

② ニンフェンブルク城(チケット売り場・ギフトショップ)⑨ 馬車博物館⑭ アマリエンブルク(庭園内の館)⑱ バーデンブルク(庭園内の館)㉑ モノプテロス(庭園内の館)

上記にはおすすめの見学スポット名と番号だけを記しましたが、敷地内全スポットを記した公式マップを入手したい方は「ニンフェンブルク城 敷地内マップ(PDF)」をダウンロードください。

ニンフェンブルク城のロケーションと行き方

ニンフェンブルク城は、ミュンヘンの中でもやや西側に位置しています。距離で言うと、ミュンヘン中央駅からは約5kmほど西側になります。

ミュンヘン中央駅からの行き方

トラム17番に乗車(ミュンヘン北口)

トラム

ミュンヘンのトラムやバスの乗り場には大きく「H」と書かれた標識(写真下)が目印になります。Hは「ハルシュテレ(Halte-stelle)」の略称でドイツ語で停留所を意味します。

ミュンヘン バス・トラム停留所の景観トラム乗り場の標識

ニンフェンブルク城行きのトラム17番は、ミュンヘン駅北口を出てすぐの乗り場から発着します。利用者が多いせいか看板の17番の部分だけ黄色で塗られています。また、ミュンヘン駅北口のトラム乗り場に設置してある電光掲示板では、次のトラムの到着時間を知る事ができます。

トラム乗り場の電光掲示板

乗車チケットは、ミュンヘン中央駅構内やトラム内でも購入できますが、ミュンヘン北口の停留所には日本語に対応した青色の自動券売機が設置されています。未購入の方はこの乗り場で購入してください。

トラム停留所の自動券売機

ミュンヘンからニンフェンブルク城への移動はゾーン1の範囲なので、1回券なら2.90 €の「1 Zone」チケットを、1日券ならの6.70 €の「Inner district」チケットを購入してください。

ミュンヘン交通機関のチケット料金や自動券売機の操作方法については、別記事の「ミュンヘン Sバーン・地下鉄・トラム・バス 乗り方からチケット購入まで徹底解説」にて解説しております。

さて、停留所にトラムが到着したら、前方・後方、どちらのドアからでもいいので乗車します。

停留所に到着するトラム

ドアは自動で開かないので、ドア付近の丸いボタン(写真下)を押して自分で開きます。閉まる時だけは自動です。

トラムのドア開閉ボタントラムに乗車する人たち

トラムやバスに乗車したら、車内ドア付近にある刻印機で必ずチケットに打刻を行ってください。打刻を行わないと、抜き打ちでチケットの検札が合った際に高額の罰金を課せられます。

トラム車内の打刻機トラム車内の打刻機

ただし、乗車チケットによっては刻印が不要なチケットもあります。ご自身のチケットに打刻が必要か否かの判断は下の画像を参考にしてください。

ミュンヘン交通機関 乗車チケットの比較

トラム乗り場で購入したチケットは、向かって左側の打刻が必要なチケットになります。必ず乗車してすぐに打刻を行ってください。

トラムやバスに乗車したら、車内設置のモニター(写真下)で停車駅を確認しながら、目的地の「Schloss Nympheburg(ニンフェンブルク城)」へ到着するのを待ちます。ミュンヘン北口から所要20分ほどで到着します。

ミュンヘン トラムの車内モニター

降りる時は、車内の停車ボタン(写真下)を押して運転手に知らせます。

トラムの停車ボタン

「Schloss Nympheburg」停留所に到着したら乗車時と同様に、開閉ボタンを押してドアを開いてから降車します。

トラム駅からニンフェンブルク城に徒歩で移動

「Schloss Nympheburg(ニンフェンブルク城)」停留所

「Schloss Nympheburg(ニンフェンブルク城)」停留所で下車したら、ニュンヘンブルク城までは徒歩5分ほどです。

トラムを降りたら川の様な運河「シュロスガルテン運河」が南側に見えるので、その方向に歩いて行きます。運河にぶつかったら右折して、後は運河を左手にしてまっすぐ歩いて行けば「ニンフェンブルク城」が見えてきます。

アクセスルートを下の地図に青い線で記しましたので参考にしてください。

ニンフェンブルク城と周辺地図

地図上の②がチケットオフィス兼ギフトショップになります。チケット購入のために、まずはこのチケットオフィスに立ち寄ります。

下の写真はバス降り場からニンフェンブルク城に行く途中に通る運河沿いの道です。

ニンフェンブルク城への順路ニンフェンブルク城への順路

奥に見える建物がニンフェンブルク城の本館です。花で飾られた庭園を通っていきます。

ニンフェンブルク城 庭園の景観ニンフェンブルク城の入り口

上の写真は、ニンフェンブルク城の入り口です。建物に入った少しだけ奥に、ギフトショップを併設したチケット売り場(写真下)があります。

ニンフェンブルク城のチケット売り場

チケットを購入したら、チケット売り場とギフトショップの奥(チケットカウンターに向かって左手側)から検札係の人にチケットを提示して入場します。

チケットをチェックする検札係

チケット提示後は奥の階段を上って2階から順路に沿って見学をスタートしていきます。

ホップオンバスを利用してのアクセス

GET YOUR GIDE ヒップオン/オフバスのオプショナルツアー

天気の良い日には、2階建てのバス「ホップオン/オフバス」を利用して、ニンフェンブルク城へ移動するのもおすすめです。

ホップオン/オフバスは、オリンピア パークからニンフェンブルク宮殿までを結ぶ2階建ての観光バスです。パノラマビューの景観を楽しみながら、乗り降り自由で気の向くままにミュンヘンの主要スポット観光できます。

街の景色を楽しみながら、ニンフェンブルク宮殿、オリンピア パーク、英国庭園、歴史豊かな旧市街、オデオン広場、マリエン広場など、たくさんの観光スポットを周遊する事ができます。料金もリーズナブルで自由に観光できるのでお勧めです。

ホップ オン/ホップ オフ バスの詳細を見る

ニンフェンブルク城内の見どころ

シュタイネルネ・ザール(祝祭大ホール)

ニンフェンブルク城内の見学をスタートして最初の見どころが、ロココ様式の内装が見事な「祝祭大ホール」です。このホールは城内でも最大級の豪華さを誇り、ほぼ造られた当時の状態で保存されています。

天井には煌びやかなクリスタル調のシャンデリアが飾られ、壁や天井の至る所に美しい漆喰彫刻やフレスコ画を目にすることができます。

祝祭大ホールの景観祝祭大ホールのフレスコ画と装飾

天井画の一部では、花の女神「フローラ」と、女神に仕える妖精「ニンフェ」が描かれています。城の名前もこの「ニンフェ」に由来しています。

天井画 花の女神

選帝侯の寝室

寝室

選帝侯の寝室に入ると、正面の壁に飾られている金箔彫刻の額縁が見事な絵画が目に飛び込んできます。

この絵画は、バイエルン選帝侯「マックス・ヨーゼフ三世」が大家族の中にいる様子が描かれています。ヨーゼフ三世は、国民の平和と繁栄を強く願ったと名君として知られています。

マックス・ヨーゼフ三世の絵画

部屋内は木目が綺麗なアンティーク調の家具で飾られています。

選帝侯の寝室内の家具

控えの部屋

控えの部屋

選帝侯の住居エリアの一つでもあるこの「控えの部屋」は、白と金色で化粧張りした壁面が特徴的です。壁に飾られている肖像画は選帝侯「マックス・エマニュエル」を描いたものです。

肖像画の下には金色の美しい置時計が展示されています。

控えの部屋の置時計

選帝侯カール・テオドールの部屋

選帝侯カール・テオドールの部屋

選帝侯カール・テオドールの部屋では通路に沿って、選帝侯「カール・テオドール」や「エリザベート・アウグスタ」などの肖像画が飾られています。

選帝侯カール・テオドールの部屋の肖像画

中国漆塗りの小部屋

中国漆塗りの小部屋

中国漆塗りの小部屋は、壁一面に飾られたうるし塗りのパネルが特徴的な部屋です。部屋内は1763年~1764年にかけて一度改修が行われ、天井には豪華な漆喰装飾が施されています。

天井の漆喰装飾

美人画ギャラリー

美人画ギャラリー

ルードヴィッヒ1世によって造られたこの美人画ギャラリーは、彼が愛した36人の愛人の肖像画で飾られています。肖像画は全て、ルードヴィッヒ1世自身が画家に描かせて残したもので、実際よりも若干だけ美しさや可愛らしさを増し気味に描いていると言われています。

美人画ギャラリー

選帝侯妃の寝室

選帝侯妃の寝室

選帝侯の妃の寝室の壁は、高級なエメラルドグリーンのダマスク織りで飾られています。ルードヴィッヒ2世はこの部屋で誕生しました。正面のベッドはキングサイズぐらいの幅があり、天蓋の刺繍は当時のオリジナルのものです。

ベッド 天蓋の模様と刺繍

天井には、雲の上に浮かぶ幼い天使たちに囲まれた花の女神フローラが描かれています。

花の女神フローラの天井画

所要時間の目安

ニンフェンブルク城内展示の絵画

ニンフェンブルク城の所要時間の目安は、城内だけなら1時間~1時間30分ほどで見学可能です。

上記の所要時間にミュンヘン中央駅からの往復時間も含めると、所要2時間30分~3時間は必要だと思います。

また、ニンフェンブルク城内だけでなく、庭園や庭園の館、馬車博物館なども見学される方は、半日(6時間)は見ておいたほうが良いと思います。特に庭園は非常に広範囲に見どころが点在しており、庭園内の館を一つ一つ見学するだけでもかなりの時間を要します。関心の強い方にとっては1日を費やしても十分楽しめる観光スポットです。

まとめ

ニンフェンブルク城と庭園の景観

ニンフェンブルク城は、ミュンヘンからトラムを利用してアクセスする必要はありますが、レジデンツと並ぶ必須観光スポットの一つです。その見どころの多さは、ヴェルサイユ宮殿やシェーンブルン宮殿などにも匹敵します。

ミュンヘン中心部からは5キロほど離れていますが、トラムさえ乗りこなせば、歩く距離はほんの少しです。ミュンヘン観光時は、是非足を運んでみてください。