【ミュンヘン Sバーン・地下鉄・トラム・バス】乗り方からチケット購入まで徹底解説

(2019年5月15日 公開) (2019-05-20 最終更新) MVV ミュンヘン市内の交通手段

南ドイツの中でも特に人気の高い都市「ミュンヘン」には、Sバーン(電車)、地下鉄、トラム、バスの4種類の交通手段が存在しています。

ミュンヘンの大きな見どころは徒歩でも一通りは観光できますが、これら公共の交通手段を利用する事でより効率よく観光する事ができます。

以上を踏まえ、本記事では、Sバーン、地下鉄、トラム、バスの乗り方からチケットの購入方法まで徹底解説致します。他にも、チケットの種類や料金、路線図など、ミュンヘン観光に役立つ情報が満載です。

ミュンヘン市内を走る交通機関

冒頭でも触れましたが、主にミュンヘン市内を走る交通機関には「Sバーン」「Uバーン(地下鉄)」「トラム」「バス」の4種類があります。

Sバーン(近郊電車)

Sバーン

Sバーンは都市近郊電車とも呼ばれる電車で、地下鉄以外の市電の事を指します。主に街中と郊外を結ぶ近距離を走行し、S1~S8までの8路線にS20を加えた全9路線が運行しています。ミュンヘン中央駅とミュンヘン空港間もこのSバーンで移動する事ができます。

電車の位置づけとしては地上列車ですが、ミュンヘン中央駅の場合は、地上階の一つ下の階から運行しています。Uバーンよりも広範囲で移動します。

Uバーン(地下鉄)

Uバーン

地上列車のSバーンに対して、地下鉄にあたるのがこの「Uバーン」です。全部でU1~U8までの8つの路線があり、Sバーンよりも移動範囲は狭いですが、ミュンヘン市内を東西南北に網羅しています。

トラム

トラム

トラムは市電と呼ばれる地上を走る路面電車です。SバーンやUバーンよりも小回りが利くので、ピンポイントでアクセスしたい場所がある場合などは、電車よりもトラムを利用した方が便利です。人気の観光スポット「ニンフェンブルク城」に行く場合なども、ミュンヘン中央駅からトラムの17番路線を利用すると簡単にアクセスできます。

バス

バス

トラムと同様に非常に小回りの利く移動手段です。トラムと比べると利用頻度はそこまで高くはないですが「アルテ・ピナコテーク」や「ノイエ・ピナコデーク」「ブラントホルスト美術館」「バイエルン・ナショナル博物館」などに行く際には重宝します。上記で名前を挙げた美術館や博物館は、ミュンヘン中央駅前発の100番路線のバスで全てアクセスできます。

ミュンヘン市内交通の路線図

以下はMVVの公式サイトで配布されている、ミュンヘン市内交通の路線図になります。クリックすると、PDFファイルで地図をダウンロードする事ができます。

ミュンヘン市内交通の路線図

ミュンヘン中央駅は「Hauptbahnho」「Central Station」などと表記されます。以下は地図の中心部分を拡大したものです。

ミュンヘン市内交通の路線図2

ミュンヘンの1番の見所である「新市庁舎」や「フラウエン教会」「レジデンツ」などの最寄駅は全てSバーンの「Marien- platz(マリエン広場駅)」になります。

ミュンヘン中央駅からマリエン広場駅までは、S1〜S4、S6〜S8など複数路線でアクセスが可能です。

ただし、マリエン広場は、ミュンヘン中央駅から歩いても徒歩15分ほどなので、元気な方は歩いた方が手っ取り早いです。レジデンツに行く場合は「ミュンヘン中央駅」からだと20分ほどは歩くので、雨の日などはSバーンで「Marien- platz(マリエン広場駅)」まで行き、そこから徒歩でアクセスするのがオススメです

チケットの種類と料金

MVVの乗車チケット各種

ミュンヘン市内の主要交通手段である「Sバーン(S-bahn)」「地下鉄(U-bahn)」「トラム」「バス」は全て、1971年に設立されたミュンヘン交通連合「MVV」が管理しております。

そのため、チケットは全て共通で、1日券などを購入すれば「Sバーン」「Uバーン(地下鉄)」「トラム」「バス」で共通して利用する事ができます。

ゾーン制について

ミュンヘンの交通機関は、ゾーンと呼ばれるエリアごとに料金が変動する運賃制度が導入されています。

ミュンヘン ゾーンの図表

ミュンヘン市内(中央駅)と、ミュンヘン空港間を移動する場合は①〜④のゾーンの「Entire network(全地域)」と呼ばれる最も広範囲の乗車チケットが必要になりますが、それ以外のミュンヘン市内観光に関しては、全てゾーン1(Inner district)のチケットの範囲で網羅する事ができます。

参考までにミュンヘンの人気スポット「ニンフェンブルク城」ならゾーン1のチケットでアクセス可能ですが、「ダッハウ強制収容所」「シュライスハイム城」「シュタンベルク湖」など郊外の人気スポットは、ゾーン1からゾーン2までを含むチケットの購入が必要となります。

乗車チケットの種類と料金

チケットには主に1回券と1日券があり、それぞれゾーンの範囲によって料金が異なります。前述しましたが、どのチケットを購入しても有効範囲および有効期限内であれば「Sバーン」「Uバーン(地下鉄)」「トラム」「バス」で利用する事ができます。

1回乗車券(Einzelfahrkarten / Single tickets)

1回券のチケット各種

1回使い切りのチケットで、移動するゾーン数によって料金が異なってきます。また、同じ1回券でも券売機によって大きさやレイアウトが異なります。上の画像は全て同じ1回券(1 Zone)になります。

有効範囲有効期間料金
短距離券(Short trip)
SとUバーンは2駅、バスとトラムは4駅まで乗車可能
1時間有効1.50 €
1ゾーン(1 Zone)3時間有効2.90 €
2ゾーン(2 Zone)4時間有効5.80 €
3ゾーン(3 Zone)4時間有効8.70 €
4ゾーン(4 Zone)4時間有効11.60 €

ミュンヘン市内の主要スポットを巡るだけなら「1ゾーン(1 Zone)」のチケットで網羅できます。「レジデンツ」はもちろん、ミュンヘンからトラムで行ける「ニンフェンブルク城」も「1ゾーン」の範囲内です。空港から市内までは4つのゾーンを移動するので一番下の「4 Zone」のチケットを購入する形になります。

1日券(Single-Tageskarte / All-day tickets)

1日券のシングルとグループチケット

決まったゾーンの範囲内で、MVVの交通機関が1日乗り放題になるチケットです。打刻した時、もしくは打刻されたチケットを購入した時から翌日の朝6時まで有効です。1日券にはシングル(1人用)とグループ(2人〜5人)があり、2人以上で乗車する場合はグループチケットの購入がお得です。

シングル(1人用)
有効範囲有効期間料金
①のゾーン(市内 Inner district) 1日乗り放題6.70 €
②〜④のゾーン(市外 Outer district) 6.70 €
①と②のゾーン(ミュンヘンと近郊 Munich XXL)8.90 €
①〜④のゾーン(全域 Entire network) 13.00 €

6歳-14際の子供は、全ゾーン有効の1日乗車券が3.20ユーロ。0-5歳は無料になります。

グループ(2人〜5人用)
有効範囲有効期間料金
①のゾーン(市内 Inner district) 1日乗り放題12.80 €
②〜④のゾーン(市外 Outer district) 12.80 €
①と②のゾーン(ミュンヘンと近郊 Munich XXL)16.10 €
①〜④のゾーン(全域 Entire network) 24.30 €

6歳-14際の子供は、2人で1人分とみなします。つまりMAXで、大人4人と子供2人までグループチケット1枚で乗車する事ができます。0-5歳は無料になります。

1日券も1回券と同様に、ミュンヘン市内間だけの移動なら「①のゾーン(市内 Inner district)」を、空港からの移動を含むなら「①〜④のゾーン(全域 Entire network)」を購入して「Sバーン」を利用する形になります。

3日券(Tageskarten-3days / Three-day tickets)

決まったゾーンの範囲内で、MVVの交通機関が3日間乗り放題になるチケット。チケットの種類は「①のゾーン(市内 Inner district)」のみになります。3日間みっちりとミュンヘンを観光する方はこちらのチケットがお得です。

シングル(1人用)
有効範囲有効期間料金
①のゾーン(市内 Inner district) 3日間乗り放題16.80 €
グループ(2人〜5人用)
有効範囲有効期間料金
①のゾーン(市内 Inner district) 3日間乗り放題29.60 €

おすすめのチケット

ミュンヘン空港から中央駅までは、Sバーンで移動できるので、ミュンヘン空港から市内へ移動して、当日にそのまま観光をお考えの方は、1日券の「①〜④のゾーン(全域 Entire network)」のチケット購入がお得です。空港から移動した後も、同日内であれば、Sバーン、地下鉄、バス、トラムが全て乗り放題です。

空港からの移動を含めないのであれば、1日券でも「①のゾーン(市内 Inner district)」を購入すれば、ミュンヘン市内の交通機関は乗り放題になります。ただし、ミュンヘンから他都市へ移動する列車(ICEなど)は対象外となります。あくまでもミュンヘン市内の交通機関が乗り放題になるチケットになります。

チケットの購入方法

ミュンヘン交通機関の自動券売機

ミュンヘン交通機関MVVの乗車チケットは、「自動券売機」「MVVの公式HP」「駅中の売店(キオスク)」などで購入する事ができます。

このうち最も手軽でお勧めの購入方法は「自動券売機」での購入になりますので、本項でも自動券売機での購入方法を徹底的に解説致します。

自動券売機の種類と購入方法

ミュンヘンの交通機関の自動券売機は赤色、青色(日本語対応)、黄色など複数種類あり、1機種だけ日本語に対応しています。どの券売機でチケットを購入しても料金やチケットの種類は変わりません。

ただし、発券時に日付の印字がされていないチケットに関しては、乗車前に刻印機で打刻が必要となります。この乗車チケットへの打刻の有無は、購入する自動券売機の種類や購入手順によって変わってきます。この辺りの細かい部分に関しても、券売機の特徴や操作方法と共に、以下より順を追って解説致します。

MVV ミュンヘン交通機関の自動券売機

自動券売機は全て、モニター画面に直接触れて操作を行います。どの券売機も数ステップで簡単に乗車チケットを購入する事ができます。

赤い券売機

ミュンヘン中央駅構内にはこの赤色タイプの自動券売機が最も多く設置されています。

ミュンヘン交通機関 自動券売機

日本語には対応していませんが、慣れてしまえば数ステップで簡単に1日券や1回券の乗車チケットを購入する事ができます。

それでは以下より、赤い券売機の操作方法を、1日券(All-day tickets)」と「1回券(Single tickets)」の購入を例に解説致します。

自動券売機の操作画面1

上の様な初期画面が表示されたら、画面下のイギリス国旗をタッチして表示言語をドイツ語から英語に変更します。表示言語が英語に切り替わったら「MVV」と大きなロゴがある部分(写真下)をタッチします。

自動券売機の操作画面2

チケットの選択画面に移動するので、購入したいチケットをタッチします。丁度、画面の真ん中あたりに「1回券(Single tickets)」と「1日券(All-day tickets)」があります。

自動券売機の操作画面 チケットの選択

続いて、チケットの適応ゾーンを選択します。前の画面で「1日券(All-day tickets)」をタッチした場合は、以下の様な「利用範囲」の選択項目が表示されます。

自動券売機の操作画面 チケットの選択

ミュンヘン市内の移動だけなら「Inner zone」を、ミュンヘン空港までの移動を含めたい場合は「total area」を選択してください。

1回券を選択した場合は「1 zone」~「4 zone」までの選択項目が表示されるので、同じく購入したい範囲のゾーンを選択します。ミュンヘン市内の移動だけなら「1 zone」、ミュンヘン空港までの移動なら「4 zone」を選択してください。「ニンフェンブルク城」も「1 zone」の範囲内です。

自動券売機の操作画面 チケットのゾーン選択

1日券、もしくは1回券の利用ゾーンの選択が完了したら、右下の「Pay」ボタンをタッチしてお支払い画面に進んでください。

「Pay」ボタンをタッチすると、以下の様なお支払い画面が表示されるので、後は右上に表示されている金額分の料金を投入してください。

お支払い画面

お支払い画面では使用できる硬貨や紙幣がモニターに表示されています。同じ赤い券売機でも設置場所によって使用できる硬貨や紙幣が違ったり、クレジットカードが使用できたりします。

お支払い画面

投入金額が購入金額に達した時点で、自動券売機下部の「チケット取り出し口」からチケットが発券されます。硬貨や紙幣、クレジットカードの挿入口は以下の「自動券売機」のパーツ説明画像を参照ください。

自動券売機のパーツ説明

こちらの自動券売機で購入したチケット(写真下)への刻印は不要です。

ミュンヘン交通機関 乗車チケット

試しに打刻機に通して見ると分かりますが、大きさ的にも打刻機に挿入する事ができません。

刻印なしのチケットを購入したい場合

赤い券売機で通常の手順で購入を進めて行くと、購入日の日付が利用日として刻印された刻印不要のチケットが発券されます。

もし利用日決まっておらず、刻印がされてないチケットを購入したい場合は、「ゾーンの選択画面(写真下)」で指定が可能です。

日付打刻の選択オプション

ゾーン選択の項目が並ぶ下方に「Issue with validation(刻印済)」「Issue without validation(刻印なし)」という2つの項目があります。初期状態では「Issue with validation(刻印済)」が選択されているため、特に操作しなければ、刻印済のチケットが発券されます。刻印を入れたくない場合は、ここで「Issue without validation(刻印なし)」を選択してください。後は通常通りゾーンを選択の上で「Pay」ボタンをタッチしてお支払いを完了してください。刻印なしのチケットを購入した場合は、利用当日に刻印機での刻印が必要となります。

翌日以降の刻印でチケットを購入したい場合

赤い券売機で「1日券(All-day tickets)」を購入すると、購入当日が利用日として刻印されます。

もし、翌日以降の別の日付が刻印されたチケットを購入したい場合は、ゾーンの選択画面(写真下)で変更が可能です。

刻印日の変更オプション

「total area」の下にある「Please change the day of validity(刻印の日付を変更する)」ボタンをタッチして、刻印したい日付を選んでください。後は通常通りゾーンを選択の上で「Pay」ボタンをタッチしてお支払いを完了してください。

青い券売機(日本語対応)

青い自動券売機は、Uバーンやトラムの乗り場に多く設置してあります。こちらの券売機が、唯一日本語に対応しています。

ミュンヘン交通機関 自動券売機

それでは以下より、青い券売機の操作方法を、1日券(All-day tickets)」と「1回券(Single tickets)」の購入を例に解説致します。

まずは以下の様な初期画面が表示されていますので、画面にタッチしてください。

青い自動券売機のモニター画面

続いて、表示言語を日本語に変更します。中央やや右上の国旗が並ぶエリアをタッチしてください。

青い自動券売機 表示言語の変更

複数の国旗が並んでいる画面に移動するので「日本の国旗」をタッチして表示言語を日本語に変更します。

青い自動券売機 表示言語の変更

言語が日本語に変更され、再びチケット種の選択画面に移動します。

チケットの選択画面

用途に応じて、「シングル乗車券&回券券」や「1日乗車券」などをタッチしてください。

「1日乗車券」を選択した場合

「1日乗車券」を選択した場合は、次の画面(写真下)で「大人」「グループ」「子供」のいずれかを選択します。2名以上の場合は「2名~5名」と表示されているグループチケットを選択した方がお得です。1名の方は「大人」を選択してください。

搭乗者形態・人数の選択

続いて、有効期間を「1日」か「3日間」の何れかで選択します。

有効日数の選択

ミュンヘンだけの観光に3日間はちょっと多いかもしれませんが、旅行日程に合わせて選択してください。

今度は利用範囲を選択します。

利用範囲の選択

ミュンヘン市内だけの利用なら「市内(Inner district)」を選択ください。空港への移動を含まない限り、ミュンヘン観光はこの範囲で十分です。

利用範囲を選択すると、お支払方法の選択画面に移動するので、現金かクレジットカードの何れかをお支払方法として選択してください。

お支払い画面

最後にお支払画面が表示されるので、右上に表示されている金額を現金かカードで支払って購入は完了です。

お支払い画面
「シングル乗車券&回券券」を選択した場合

「シングル乗車券&回券券」を選択した場合は、次の画面(写真下)で「シングルチケット(Single tickets)」や「短距離券(Short trip)」などの選択が可能です。短距離券はSバーンとUバーン(地下鉄)なら2駅まで、トラムやバスは4駅まで移動可能です。

チケットの選択画面

「シングルチケット(Single tickets)」をタッチした場合は、次の画面でゾーンを選択します。

ゾーンの選択画面

ゾーンをタッチすると、お支払方法の画面に移動するので、現金かクレジットカード払いかを選択してください。

お支払い方法選択画面

下の様なお支払画面(写真下)が表示されたら、右上に表示されている金額を現金かカードで支払って購入は完了です。

お支払い画面

支払いが完了すると、チケット取り出し口からチケットが発券されます。

チケットの取り出し口や、現金、クレジットカードの挿入口などは以下の自動券売機のパーツ説明を参考にしてください。

青い自動券売機 各パーツの説明

注意点としては、こちらの青い自動券売機で購入した際に発券される縦長のチケット(写真下)は、乗車前に打刻機での刻印が必要となります。チケットの打刻の方法や乗り方の手順は本記事後半の「乗り方と降り方」で詳しく解説致します。

ミュンヘン交通機関 乗車チケット

黄色い券売機

赤色の券売機と同様に、長距離列車が発着するミュンヘン中央駅構内に設置してあるのがこの黄色の自動券売機です。こちらの券売機も日本語には対応しておりません。

ミュンヘン交通機関 自動券売機

それでは以下より、黄色い券売機の操作方法を、「1回券(Single tickets)」の購入を例に解説致します。

黄色い自動券売機 表示言語の選択

上の様な初期画面が表示されたら、画面右上のドイツとイギリス国旗があるエリアをタッチします。すると、画面が切り替わるので、イギリスの国旗を選択して表示言語を英語にします。

黄色い自動券売機 表示言語の選択

画面が初期ページに戻ったら「MVV-Trarif」を選択します。

黄色い自動券売機 購入カテゴリの選択

「MVV-Traris」を選択すると、チケット種の選択画面に移動するので、購入したいチケットをタッチします。

黄色い自動券売機 チケット種の選択画面

本記事では「1回券(Single Tickets)」を例に説明しますが、「1日券(MVV 1Day Ticket)」や「3日券(MVV 3Day Ticket)」も購入可能です。

購入したいチケットをタッチすると、その右側に「大人(Adult)」と「子供(Child)」の選択項目が表示されます。

黄色い自動券売機 購入者の選択画面

大人か子供のいずれかをタッチすると、更に右側にゾーンの選択項目が表示されます。

黄色い自動券売機 ゾーンの選択画面

ミュンヘン市内での移動なら「1 zone」を選択します。また、ミュンヘン中央駅から「Marien- platz(マリエン広場駅)」まで行くだけなら「Short trip(短距離券)」を購入した方が料金的には安くなります。

いずれかの「Zone(ゾーン)」か「Short trip(短距離券)」を選択すると、画面の右下に「Payment(お支払い)」ボタンが表示されます。このボタンをタッチするとお支払い画面に進みます。

黄色い自動券売機 お支払いボタン

下の様なお支払い画面が表示されたら、硬貨か紙幣、クレジットカードで、右上に表示されているチケット料金分の料金を投入します。

黄色い自動券売機 お支払い画面

投入した金額が、お支払い分の料金に達すると、下の様なチケット発券画面が表示され、数秒後にチケットが発券されます。

黄色い自動券売機 乗車チケットの発券画面

チケットの取り出し口や、硬貨、紙幣、クレジットカードの挿入口は以下の「自動券売機」のパーツ説明画像を参照ください。

黄色い自動券売機 各パーツの説明画像

黄色い券売機で発券されるチケットは青い券売機と同様に打刻が必要なチケット(写真下)になります。

日付の打刻が必要なチケット

自動券売機の設置場所

自動券売機が最も多く設置してあるのは、ミュンヘン中央駅構内になります。設置場所に関しては以下の「ミュンヘン中央駅の構内マップ」を参照ください。

ミュンヘン中央駅の構内地図

ピンク色で囲ってある所が自動券売機の設置場所になります。

ちなみに、唯一日本語に対応している青色の券売機は、ミュンヘン中央駅構内の地上階には設置してありません。日本語対応の青色の券売機でチケットを購入したい方は、Uバーン(地下鉄)の乗り場付近か、トラムやバスの車内、もしくは停留所付近に設置があります。

▼トラム内に設置してある青い自動券売機

トラム内設置の自動券売機

MVVの公式HPでオンライン購入

mvvのチケット販売ページ

ミュンヘン交通機関のチケットは、事前に「MVVのチケット販売ページ(英語)」からオンライン購入が可能です。

ただし、オンライン上では「1回乗車券(Einzelfahrkarten)」は販売されておりませんので、購入できるのは各種「1日券(Tageskarten-Single)」のみになります。オンラインで購入した場合、購入完了後にダウンロードできるpdfのチケットをプリントアウトの上で利用します。また、専用アプリを利用して購入すれば、スマートフォンの端末上でチケットを表示して利用する事も可能です。

【MVV公式アプリ】

Sバーン・Uバーン(地下鉄)の乗り方と降り方

SバーンとUバーン

ミュンヘンのSバーンとUバーンの乗り方はほぼ同じです。乗車チケットを購入したら、乗車ホームや刻印機のある下の階に移動します。SバーンやUバーン(地下鉄)があるエリアへと続く階段やエスカレーターはミュンヘン中央駅構内の至る(下画像の青枠内)ところにあります。

ミュンヘン中央駅の構内地図

また、ドイツでSバーンやUバーンを利用する場合、Sバーンなら緑色に白字で「Sマーク」の標識、Uバーンなら青色に白字で「Uマーク」の標識に従って行けば、乗車ホームや刻印機が設置してある場所に簡単にたどり着けます。

SバーンとUバーンの案内標識Sバーンの案内標識

▼Uの後の数字は路線番号です。

Uバーンの案内標識

SバーンやUバーンの案内板は駅や駅周辺の至る所にあるので迷うことはないと思います。以下より、SバーンとUバーンの利用の流れを解説していきます。

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乗車チケットに打刻して乗車ホームへ

SバーンやUバーンの乗り場付近まで移動したら、乗車ホームへ移動する前に必ず打刻を行います。ただし、赤い券売機などで日付の打刻がされている乗車チケットを購入した場合は打刻(刻印)の必要はありません。チケット打刻の必要の有無は以下の画像をご確認ください。

ミュンヘン交通機関 乗車チケットの比較

チケット内の「Gultig biz(有効期限)」や「Gultig am(に従って有効)」と書かれた横に日付の記載がある乗車チケット(上写真の右側)をお持ちの方は、打刻の必要はありません。日本の様に改札はありませんので直接乗車ホームに移動してください。

一方、上写真左側のチケットの様に上部に日付の記載がない縦長のチケットや、下写真の様に「HIER ENTWERTEN」と書かれたチケットをお持ちの方は、乗車ホームに移動する前に日付の打刻が必須となります。

日付の打刻が必要なチケット

チケットに打刻をしないで乗車すると罰金の対象になります。厳密には、日付の打刻がないチケットで刻印機の設置場所よりも先のエリアに侵入する事もNG(罰金の対象)です。

打刻方法は簡単で、専用の刻印機(写真下)にチケットを挿入するだけです。

乗車チケットの打刻機

▼打刻後の乗車チケット

打刻後の乗車チケット

打刻の際はチケットの上部(赤枠)を上にして挿入します。打刻が完了したら乗車ホームへ移動します。

ミュンヘン中央駅の場合、SバーンもUバーン(地下鉄)も刻印機は乗車ホームの一つ上の階にあるので、階段かエスカレーターを降りてそのまま乗車ホームへ移動します。駅によっては乗車ホームに刻印機がある場合もあります。

【Sバーンの場合(ミュンヘン中央駅)】乗車チケットの打刻機

ミュンヘン中央駅のSバーンは、進行方向別に2つの線路があるだけで、 S1~S8 までの8路線が同じホームから時間差で運行しています。到着する電車がどの路線かは、乗車ホームなどにある電光掲示板’(写真下)で確認する事ができます。

乗車ホームの電光掲示板

「Gleis」がその電車が発着する乗車ホーム(1か2)になります。In Minは列車が後何分で到着するかを示しています。後は該当の路線の到着を待って乗車するだけです。

ミュンヘン中央駅 Sバーンの乗車ホーム【Uバーンの場合(ミュンヘン中央駅)】乗車チケットの打刻機

UバーンもSバーン同様に、刻印機の下に乗車ホームがあります。Uバーンは地下鉄なので、Sバーンよりも更に地下深く下って行きます。

Uバーンのエスカレーター

Uバーンの場合は、各路線ごとに乗車ホームが複数存在しています。Uの後の数字が路線番号になるので、乗車する路線番号の標識を頼りに乗車ホームを目指してください。

Uバーンへの案内標識Uバーンへの案内標識

乗車ホームに到着したら、電光掲示板(写真下)で到着する電車を確認しながら電車が来るのを待ちます。

Uバーンの乗車ホームと電光掲示板
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電車に乗車する

乗車ホームに到着するUバーン

乗車ホームで電車をまち、電車が到着したら乗車します。乗車から降車まではSバーンもUバーンも全く同じです。注意点としては、電車のドアは自動で開きませんので、ボタンを押す、もしくはレバーを捻って自分でドアを開けて乗車します。SバーンもUバーンも路線によってドアの開閉がボタンだったりレバーだったりします。

電車の開閉ボタン電車の開閉レバー

ドアは開ける時は手動ですが閉まるときは自動で閉まります。また、日本と同様に降りる人優先です。ちなみに降りる人がいればドアは開くので、ミュンヘン中央駅など大きな駅から乗車する場合は、ドアの開閉は特に意識しなくてもよいと思います。

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電車を降りる

電車に乗車したら、車内の電光掲示板やガイドブックなどで停車駅を確認しながら目的地に着いたら降車します。滅多にありませんが、稀に抜き打ちでチケットの検札があるので絶対にチケットは失くさない様にしてください。

電車内の景観と停車駅モニター

目的の駅に到着したら、乗車時と同様にご自身でボタンかレバーを操作してドアを開き降車します。

電車内 ドアの開閉ボタン
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出口を探す

電車を降りたら、出口を探します。出口はドイツ語で「Ausgang」、英語で「Exit」なので、この標識(写真下)に従って行けば外に出る事ができます。

出口の案内板

トラム・バスの乗り方と降り方

トラムとバス

トラムとバスの乗車方法も基本的には、SバーンやUバーンと同じです。以下より、トラムを例に乗り方の流れを説明致しますが、バスも乗り方は全く同じになります

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乗り場に移動してトラム・バスを待つ

トラムやバスに乗車する場合、まずは乗り場を探します。バスやトラムの乗り場は大きく「H」と書かれた標識(写真下)が目印になります。Hは「ハルシュテレ(Halte-stelle)」の略称でドイツ語で停留所を意味します。

ミュンヘン バス・トラム停留所の景観ミュンヘン バス・トラム停留所

停留所に着いたら、標識と電光掲示板(写真下)で到着するトラムやバスの行先や路線番号を確認します。

ミュンヘン バス・トラムの路線確認

到着するトラムやバスの前面上部にも路線番号と行先が表示されています(上写真の右側)。

乗車チケットは、トラムやバスの停留所付近に設置してある自動券売機で購入する事ができます。また、トラムやバスの車内にも券売機は設置してあるので、乗車してから購入する事もできます。

トラム停留所の自動券売機

トラム停留所に設置してある自動券売機は、日本語に対応した青色の券売機の場合が多いです。ただし、自動券売機の設置がない停留所もあるので、慣れないうちはミュンヘン中央駅構内などで、乗車チケットを事前に購入しておく事をお勧めします。

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乗車してチケットに打刻

停留所にトラムやバスが到着したら、前方・後方、どちらのドアからでもいいので乗車します。

停留所に到着するトラム

ドアは自動で開かないので、ドア付近の丸いボタン(写真下)を押して自分で開きます。閉まる時だけは自動です。

トラムのドア開閉ボタントラムに乗車する人たち

トラムやバスに乗車したら、車内ドア付近にある刻印機で必ずチケットに打刻を行ってください。打刻を行わないと、抜き打ちでチケットの検札が合った際に高額の罰金を課せられます。

トラム車内の打刻機トラム車内の打刻機

ただし、乗車チケットによっては刻印が不要なチケットもあります。ご自身のチケットに打刻が必要か否かの判断は下の画像を参考にしてください。

ミュンヘン交通機関 乗車チケットの比較

チケット内の「Gultig biz(有効期限)」や「Gultig am(に従って有効)」と書かれた横に日付の記載がある乗車チケット(上写真の右側)をお持ちの方は、打刻の必要はありません。また、打刻は最初の利用時に一度だけ行えば以後は不要です。

21時以降のバス乗車に関して

21時以降にバスに乗車する場合に限り、運転手がいる前方のドアからしか乗車できなくなる事があります。この場合、運転手に乗車チケットを提示して乗車します。

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停車駅を確認して降車

ミュンヘン トラム車内の景観

トラムやバスに乗車したら、車内設置のモニター(写真下)で停車駅を確認しながら、目的地に到着するのを待ちます。

▼トラムの車内モニター

ミュンヘン トラムの車内モニター

▼バスの車内モニター

ミュンヘン バスの車内モニター

降りる時は、車内の停車ボタン(写真下)を押して運転手に知らせます。

トラムの停車ボタン

目的地に到着したら乗車時と同様に、開閉ボタンを押してドアを開いてから降車します。

まとめ

ミュンヘン市内の見どころはコンパクトにまとまっているので、ミュンヘン中央駅からマリエン広場やレジデンツぐらいまでなら徒歩でも十分回れます。しかし、「ニンフェンブルク城」や「アルテ・ピナコデーク」「ノイエ・ピナコデーク」など、中央駅からやや離れた場所に足を運ぶ場合は、トラムやバスは必須の移動手段となります。是非当記事を参考に乗りこなしてください。

また、当記事で紹介したMVVの各種乗車チケット以外にも、バイエルン地方の交通機関が乗り放題になる「バイエルンチケット」や、ドイツ全土の長距離列車やSバーンが乗り放題になる「ジャーマンレイルパス」というお得なチケットもあります。

もしミュンヘンだけでなく、南ドイツやドイツ全土を幅広く観光しようとお考えの方は、この辺のチケットを購入すると料金的に非常にお得になる場合があります。