バンコクの観光モデルコースと所要日数

バンコク
バンコクの景観

本記事では、タイ バンコクを効率良く観光するためのモデルコースをご紹介致します。

これからバンコクを観光しようとお考えの方は、是非当サイトをご活用いただけますと幸いです。写真や地図、観光情報を交えながら可能な限り詳しく解説しております。

観光所要日数

バンコク市内 夜景

バンコクの見どころは3大寺院と呼ばれる「ワット・ポー」「ワット・プラケオ」「ワット・アルン」をはじめ、郊外の世界遺産「アユタヤ遺跡」など様々なスポットが点在しています。

また、バンコクでは観光スポット巡り以上に、ショッピングやスパ、マッサージ、グルメなども絶対に外せない観光の見どころの一つとなっています。

以上を踏まえ、バンコクをバランス良く満喫するためには最低でも2泊、可能なら3泊、アユタヤ観光もリラクゼーションもショッピングもフルで満喫したいなら4泊の滞在日数を確保する事をお勧めします。

本記事では、3日間のモデルコースを例にバンコクの見どころや必須観光スポットなどを紹介して行きますが、滞在日数が2泊しかない方や4泊以上ある方にも活用頂けるコース内容となっております。

バンコク 観光モデルコース1日目

① Eathaiでランチと買い出し、② ザ・タッチでタイ古式マッサージ、③ チャオプラヤー川でディナークルーズ

バンコク初日は買い出しを中心に、格安のタイ古式マッサージを堪能します。

① Eathai(セントラルエンバシー内)でランチと買い出し

Eathaiの店内
  • 菓子系の製品
  • ドライフルーツ
  • Eathaiで販売されているドライフルーツ
  • スーパーマーケットと同階には雑貨コーナーもあります。
  • 如何にもタイらしいセラミック製の象の飾り物
  • フルーツベースのチョコレート
  • タイカレーのレトルト食品
  • Eathai はちみつ製品
スーパーマーケット年中無休Googleマップ

初日のバンコクの到着時間はフライトによって異なると思いますが、午前中に到着した方はランチを兼ねて、午後以降に到着した方は買い出しとお土産の下見をかねて、まずはセントラルエンバシー内の地下1階にある「Eathai」への訪問がお勧めです。

「Eathai」は、タイ全土の料理がフードコート風の店舗で味わえるほか、品数豊富なスーパーマーケットも併設しているので、初日の飲料・食料品の買い出しにはもってこいの場所です。

また、タイならではの菓子系やレトルト食品、ドライフルーツなどの「食べる系の土産品」もかなり豊富に揃っています。初日から大量にお土産は買わないにしても、タイ土産のリサーチがてら見ているだけでも楽しめると思います。

セントラルエンバシー内には、地下1階の「Eathai」の他にも、5階(LEVEL 5)がレストランフロアになっており、「ヴァッポンカレー」の超有名店「ソンブーン 」をはじめ、10店舗以上の中高級レストランが営業しています。中には、寿司屋や日本のとんかつまい泉などもあります。

その他のフロア(地下1階と5階以外)は、日本でもお馴染みの「グッチ」「プラダ」「ZARA」など、世界的なブランドの店がずらりと並んでいる感じになります。日本で買えるブランドなので、興味のない方はスルーしてしまって良いと思います。

【Eathai の基本情報】
  • 営業時間:10.00 〜22:00
  • 最寄駅・アクセス:BTS「Phloen Chit 駅」より徒歩4分(350m)

② ザ・タッチでタイ古式マッサージ

タイ古式マッサージ店「The Touch」
マッサージ店年中無休Googleマップ
Carnet de 10

「The Touch(ザ・タッチ)」は、リーズナブルな料金ながら、その施術のクオリティには定評のあるタイ古式マッサージ店です。

日本のガイドブックなどに紹介されている同じみの店舗で、通常のタイ古式マッサージなら、60分で300バーツ(約1,050円)と格安です。店内はいわゆる高級スパという感じではありませんが、清潔感もあって対応もしっかりとしているので安心して本格的なタイ古式マッサージを受ける事ができます。何より施術の腕は確かなので、初日のフライトの疲れを取るのには絶好のマッサージ店です。

場所的にもセントラルエンバシーから徒歩7分ほどのなので、「Eathai」で買い出しや食事をした後に立ち寄るには丁度いいと思います。

施術メニューは、タイ古式マッサージ以外にも、スキンケアやアロママッサージなど、各種サービスを提供しています。

夜の24時まで営業しているので、ホテルから近ければ毎晩観光後に立ち寄るなどもお勧めです。

【ザ・タッチの基本情報】
  • 営業時間:10.00 〜24:00
  • 最寄駅・アクセス:BTS「Phloen Chit 駅」より徒歩6分(400m)、セントラルエンバシーから徒歩8分(600m)

③ チャオプラヤー川でディナークルーズ

チャオプラヤー川の夜景

到着日の初日に時間と体力に余裕がある方は、チャプラヤー川で毎晩運行されている「ディナークルーズ」への参加がお勧めです。

バンコクのディナークルーズでは、美しくライトアップされた3大寺院(ワット・プラケオ、ワット ポー、ワット アルン)の景観や船上ショーを楽しみながら、ビュッフェ形式の食事を堪能する事ができます。

食事の内容や船内の豪華さは、クルーズのランクや運行会社や主催ホテルよって異なり、最も豪華で有名なのが、シャングリラホテルが運行している「ホライゾン号」です。どのクルーズに参加しても、料理は、基本はビュッフェ形式のタイ料理や多国籍料理になります。もちろんランクの高いディナークルーズほど料理も豪華になります。

【主なディナークルーズ運行会社】

以下に主要なディナークルーズをピックアップしました。予約は各HP(基本英語)から直接可能です。

  • ◼️ ホワイト オーキッド号・料金:1350バーツ〜
    ・営業時間:19時45分〜21時45分
    公式HP(英語)

  • ◼️ チャオプラヤ プリンセス号・営業時間:19時30分〜21時30分
    ・公式HP(英語)

  • ◼️ シャングリラ ホライゾン号・営業時間:19時30分〜21時30分
    ・公式HP(日本語)

上記のうち、シャングリラホテルのホライゾン号だけは日本語ページから予約ができますが、料金などの詳細や送迎サービスなどの記載が明確ではありません。残りの2サイトも英語ページからの予約になる上、詳細がいまいち掴めないと思います。

個人的な意見になりますが、バンコクのディナークルーズに関しては、旅慣れしている方も含めて、現地のオプショナルツアーを利用した方がスムーズだと思います。本当にわずかな手数料だけで日本語の説明ページから予約できる上、クルーズの内容も明確に把握する事ができると思います。

【GET YOUR GIDE お勧めのバンコクディナークルーズ】

バンコク観光モデルコース2日目

① ワットプラケオ観光、② ワット・ポー観光、③ ワット・ポーでタイ古式マッサージ、④ ワット・アルン観光、 ⑤ クイーンオブカレーでランチ、⑥ エキゾチックタイでショッピング、⑦ パワースポット「エラワン祠」を観光、 ⑧ 巨大スーパー「ビッグC」でお土産探し、⑨ ソンブーンで「プーパッポンカリー」ディナー

2日目はバンコクの三大寺院の観光を中心に、食べ物系やバラバキ菓子土産を買うならここが一番という「ビッグC」にも立ち寄って行きます。

① 王宮とワット・プラケオ観光

ワット・プラケオの仏塔と経堂
寺院年中無休Googleマップ

王宮の敷地内にある守護寺院「ワット・プラケオ」は、1782年にラーマ一世によって建てられました。総面積21万8千平方メートルの王宮敷地内には、歴代の王たちによって建造・増改築された宮殿や仏塔が建ち並んでいます。

その中でも、王宮内の一番の見どころである「ワット・プラケオ」内には、エメラルド寺院の由来となった「本堂」をはじめ、「仏塔」「仏堂」「経堂」「回廊」など様々な見学スポットが点在しています。

【本堂】

ワット・プラケオ本堂の入口と回廊

本堂は金箔や色ガラスの芸術的な装飾を施した外観の美しさもさることながら、内部の翡翠(ひすい)で造られた高さ66cm、幅48.3cmの「エメラルド仏」は息を飲むほど美しく一見の価値があります。

このエメラルド仏は、ワット・アルンに安置されていたものを移したもので、現在はワット・プラケオの別名「エメラルド寺院」の由来になっています。残念ながら内部の撮影は禁止です。

【仏舎利を納める仏塔】

仏舎利を納める仏塔 プラ・シー・ラタナー、チェーディー

釈迦の遺骨である仏舎利が納められているこの「プラ・シー・ラタナー、チェーディー」は、ラーマ―4世がアユタヤ守護寺院である「ワット・プラ・シー・サンペット」の仏塔をモデルにしたと言われています。このスリランカ風の仏塔外側の美しい金箔は19世紀後半に装飾されたものです。

【2基の仏塔】

2基の仏塔 プラ・スワンナ・チェ―ディー

ワット・プラケオ敷地内中央の東側に建つのが、2基の仏塔 プラ・スワンナ・チェ―ディーです。この仏塔は寺院内でも最も古い建造物で、角張った造形と美しく輝く金色の外観が特徴的です。仏塔の台座を、ヒンドゥー教の聖典「ラーマ―ヤナ」に登場する猿の神と悪魔が交互に支えています。

【回廊の壁画】

回廊の壁画

ワットプラケオの外周は屋根付きの回廊で囲まれています。そしてその内壁には美しい壁画が描かれています。上の写真はワットプラケオの北側の回廊で見る事ができる壁画です。この壁画は、ヒンドゥー教の聖典「ラーマ―ヤナ」の物語をベースに、タイ風にアレンジがされています。回廊を歩きながら絵を追って行くと、物語の内容をなんとなく理解できた気分になります。

【経堂】

ワットプラケオの経堂

ワットプラケオ初期の建造物の一つであるこの「プラ―サート・プラ・テプビドーン」と呼ばれる王室専用の経堂には、ラーマ1世によって書かれた経典「金の法則」が納められています。

経堂の建物は黄金に輝く何本もの柱によって支えられ、入口にはタイ仏教の守護神であるヤックとモックの像が立っています。残念ながら建物内に入る事はできません。

【宮殿】

回廊の壁画

王宮内には複数の宮殿がありますが、こちらは「チャクリー・マハ・プラサート」と言われる宮殿です。外観はイタリアとタイの建築様式が融合しているのが特徴的で、建物の入口には礼装をした衛兵が立っています。この宮殿はラーマ5世の命によって建設が開始され、1882年に完成。現在は迎賓館として使用されいるほか、1階のみ一般見学が可能となっています。

王宮とワット・プラケオの見どころは非常に多く、他にも「アンコールワットの模型」をはじめ、34ヵ所もの観光ポイントが点在しています。全部のポイントをじっくり見る場合は所要3時間ぐらいは必要なので、1時間~1時間30分を目安にさっと見学するのがお勧めです。また、寺院内は肌の露出が多い「ミニスカート」や「短パン」「タンクトップ」などでの入場は禁止されています。

【ワットプラケオ・王宮の基本情報】
  • ■ 営業時間:8:30 〜16:00(チケット購入は15:30まで)
  • ■ 最寄駅・アクセス:「Tha Chang 船着場」より徒歩3分ほど
  • ■ 入場料金:500バーツ

ワット・プラケオへの行き方や見どころについては別記事の「【ワット・プラケオと王宮】水上バスでの行き方から見どころまで徹底解説」にて詳しく解説しております。

② ワット・ポー観光

ワット・ポー 寝釈迦仏
寺院年中無休Googleマップ

タイ古式マッサージの総本山として知られる「ワット・ポー」。広い敷地内には、誰もがその大きさに圧倒される巨大な黄金の「寝釈迦仏」をはじめ、「本堂」「仏塔」「回廊」など、様々な見どころが点在しています。

ワット・ポーは、アユタヤ王朝時代に創建された寺院を1793年にラーマ1世が再建したものです。後年ラーマ3世によって大改修が行われ、バンコク最大の寺院として発展しました。

ラーマ3世はこの寺院内に仏教だけなく、医学、文学などの学び場を置き、タイ学校教育の楚をつくりました。そういった経緯もあってワット・ポー寺院内には、現在でもタイ古式マッサージを受けられる有料の施術所があります。

【寝釈迦仏】

ワット・ポーの寝釈迦仏

寝釈迦仏はワットポー以外にも、アユタヤをはじめ複数の寺院に存在しています。しかし、このワットポーの「寝釈迦仏」はタイで最大の大きさを誇り、その大きさは全長46m、高さ15mもあります。片肘をついて寝転がる姿は悟りの境地に達した仏陀を表現し、足の裏面には真珠母貝を使った精巧な螺鈿(らでん)細工が施されています。この螺鈿細工は、バラモン教から生まれた仏教の宇宙観を表現した「モンコイロンベート」と呼ばれるもので、人々に幸福をもたらすと言われています。

また、寝釈迦仏の回廊に沿ってお賽銭箱が並んでいます。

寝釈迦仏正面のお賽銭箱

この箱に順番に賽銭(さいせん)を入れて行くと、願いが叶うと言われています。賽銭は入口付近で購入する事ができます。

【4基の仏塔】

4基の仏塔

寝釈迦仏のやや北西側の場所には陶器片で美しく装飾された大小4基の仏塔があります。この4基の仏塔はそれぞれラーマ1世から4世までの遺骨が納められています。緑色の仏塔がラーマ1世、白が2世、黄色が3世、青が4世を表しています。

【本堂と本尊】

ワット・ポーの本尊

ラーマ1世によって建立されたワット・ポーの「本堂」には、金色に輝く美しい「本尊」が納められています。本尊とは寺院内で最も中心となる仏像の事で、この本尊はもともと、トンブリ―にあったワットサラシーの本堂から移されたものです。本尊の台座にはラーマ1世の遺骨が納められ、堂内の壁面には仏陀にまつわる物語が図説で描かれています。

【本堂を囲む回廊】

本堂を囲む回廊内には、タイ北部から集められた244体の金色の仏像がズラリと並んでいます。

本堂を囲む回廊
【ワットポーの基本情報】
  • ■ 営業時間:8:00 〜16:30
  • ■ 最寄駅・アクセス:「Tha Chang 船着場」より徒歩15分、「Tha Tian 船着場」より徒歩3分ほど
  • ■ 入場料金:100バーツ

ワット・ポーへの行き方については別記事の「【ワットポー 行き方】水上バスでの快適アクセスがおすすめ」にて詳しく解説しております。

③ ワット・ポーでタイ古式マッサージ

ワット・ポー マッサージ
マッサージ年中無休Googleマップ

ワット・ポーを一通り観光したら、休憩を兼ねて同寺院内でタイ古式マッサージを受けます。

ワット・ポーは、高い技術力を持つタイ古式マッサージの総本山として知られており、観光目的だけなくマッサージを受ける事を目的に「ワットポー」を訪れる旅行者も非常に多いです。

タイ古式マッサージが受けられる場所は、寺院内に1箇所(建物は2棟)あります。常にたくさんのマッサージ師の方が待機しており、ざっくりですが、一度に20人ぐらいの施術が可能なキャパシティはあると思います。

ワットポー寺院内マップ

タイ古式マッサージの入口タイ古式マッサージ施術所の入口です。手が空いているマッサージ師はドアの前に立っているので、受けたいマッサージのメニューを伝えれば受付に案内してくれます。

タイ古式マッサージの施術メニューや営業時間が記載された看板 タイ古式マッサージの入口横の看板です。施術メニューと営業時間が書いてあります。ドアや看板には営業時間が19時までと書いてありますが、ワットポーのマッサージの営業は17時までです。

【ワットポーマッサージの基本情報】
  • ■ 営業時間:8:00 〜17:00
  • ■ メニュー・料金:タイ古式マッサージ(30分)260バーツ、タイ古式マッサージ(60分)420バーツ

ワット・ポー マッサージに関する詳細は別記事の「ワットポー境内 マッサージ 施術メニューや基本情報を徹底解説」にて詳しく解説しております。

④ ワット・アルン観光

ワット・アルンの外観
寺院年中無休Googleマップ

三島由紀夫の小説「豊穣の海」で取り上げられた事でも知られる「ワット・アルン」は、ワットポーの対岸、チャオプラヤー川の西側に位置しています。

ワット・アルンはタイ語で「暁の寺」を意味し、寺院内にある大仏塔は夕焼けやライトアップされた夜の景観が非常に美しく、バンコクのシンボルの一つとなっています。ワット・アルンの敷地内には有料エリアと無料エリアがあり、一番の見どころである大仏塔と小仏塔があるエリアは有料となっています。それ以外の「山門」や「本堂」などは無料で見学する事ができます。

【山門】

ワットアルン周辺の景観

ワットアルンの敷地内に入って最初に目にするのがこの「山門」です。山門はタイの伝統的な建築様式である「ランナー様式」の屋根が特徴的で、門の両側には高さ6mほどのヤック(鬼の像)が立っています。

【本堂】

山門を抜けて真っすぐ進むとワットアルンの「本堂」に出ます。ラーマ2世によって建立されたこの本堂は、観光客の方にスルーされがちですが、寺の建設当初から存在する由緒ある建物です。本堂は120体の仏像が並び、壁には釈迦の生涯が描かれています。本堂内の本尊には、ラーマ2世が顔を彫ったとされる釈迦座像が置かれ、その台座にはラーマ2世の遺骨が納められています。

【大仏塔】

ワットアルン 大仏塔と小仏塔

ワットアルンのシンボルでもある大仏塔はラーマ1世の時代に建立されたクメール様式の仏塔です。陶器の様に色鮮やかな仏塔は全部で5基、その中でも一際高くそびえるのが、高さ75mの大仏塔です。仏塔の形は仏教の宇宙観における世界の中心にそびえる山「須弥山(しゅみせん)」を表しています。

【小仏塔】

中央の大仏塔を囲う様に4基の小仏塔が立っています。

大仏塔の高台から見る小仏塔の景観

小仏塔も大仏塔とは高さが異なるだけで、美しい陶器片で装飾され、台座は「半人半鳥像(キンリー)」の彫像などで飾られています。

仏塔の装飾と台座の彫像
【ワットアルンの基本情報】
  • ■ 営業時間:7:30 〜17:30
  • ■ 最寄駅・アクセス:対岸の「Tha Tian 船着場」から渡し舟で1分ほど
  • ■ 入場料金:50バーツ

ワット・アルンへの行き方については別記事の「【ワット・アルン 行き方と帰り方】渡し船・水上バスでのアクセスがおすすめ」にて詳しく解説しております。

⑤ クイーンオブカレーでランチ

クイーンオブカリーの入口
  • クイーンオブカリーの看板
  • クイーンオブカリーの店内
  • クイーンオブカリーの店内
  • クイーンオブカリーのメニュー表
タイ料理店年中無休Googleマップ

三大寺院の観光後、BTSシーロム線の「サパーンタークシン駅」の近くまで戻って遅めのランチです。ワットポー周辺にも飲食店はありますが、ガイドブックなどでもお馴染のタイカレーが美味しいこのローカルレストランでのランチがお勧めです。

クイーンオブカリーのグリーンカレー

クイーンオブカリーは、BTSシーロム線の「サパーンタークシン駅」から徒歩1分〜2分ほどの場所にあるタイカレーが絶品のレストランです。日本の多くのガイドブックでも、美味しいタイカレーを安く食べるならこの店という感じで紹介されています。

豊富なメニューの中でも、食欲をそそるココナッツの風味と、甘辛のバランスが絶品の「グリーンカレー」が一押しですが、「レッドカレー」「イエローカレー」「マッサマンカレー」など、どれを注文してもハズレはありません。お肉もチキン、ビーフ、ポークの中から選択が可能で、カレーとライスを合わせて、料金は200バーツ(約700円)ほどになります。タイカレー以外にも「トムヤムクン」や「ソムタム」など、タイの伝統的な料理は各種味わう事ができます。

ロケーションは、ワットポーやワットプラケオに行く際の起点となる「サトゥーン船着場」の近くにあるので、午前中に寺院観光をした後の帰り際に立ち寄るのがお勧めです。ローカルで小さなレストランなので、混んでいるときはやや対応が遅くなりますが、その分、味は間違いありません。

【クイーンオブカリーの基本情報】
  • ■ 営業時間:11:00 〜22:00(日曜は16時〜)
  • ■ 最寄駅・アクセス:サパーンタークシン駅から徒歩1分(100m)、サトゥーン船着場から徒歩5分(270m)

⑥ エキゾチックタイでショッピング

エキゾチックタイの外観
  • エキゾチックタイのスカーフ
  • ムエタイグッズ
  • カラフルな象のぬいぐるみ
  • アロマディフューザー
衣料雑貨店年中無休Googleマップ
エキゾチックタイの店内

エキゾチックタイは「サイアム・バラゴン」内の4階などにあるタイの名産品や、コスメ、小物、衣料品、シルク製品、伝統工芸品など幅広い品ぞろえが魅力の衣料雑貨店。

広い店内には、エキゾチックタイのオリジナルブランドをはじめ、タイ国内人気ブランドの雑貨や衣料品がずらりと並んでいます。基本的には全てオリジナルかブランド品なので、値段はそれなりですが、お手頃な石鹸やアロマディフューザー、ぬいぐるみ、アクセサリーなどの小物も充実しています。

エキゾチック・タイは、店構えからして高級そうなので、一瞬入る事をためらってしまいますが、1,000円以内で購入できる小物やコスメ製品も多数揃っているので気軽に立ち寄ってみてください。タイならではの本格的で高品質なお洒落雑貨やコスメが見つかるはずです。ぬいぐるみ一つをとっても、素材からかなりしっかりとした製品ばかりなので、自分へのご褒美としても最適です。

【エキゾチックタイの基本情報】
  • ■ 営業時間:10:00 - 22:00
  • ■ 最寄駅・アクセス:BTS「Siam 駅」より徒歩2分(200m)

⑦ パワースポット「エラワンの祠」を観光

エラワンの祠
パワースポット年中無休Googleマップ

エラワンの祠は、かつて隣接するエラワンホテル(現グランド・ハイアット・エラワンホテル)の建設時に事故が多発したために、建設工事の無事を祈って1956年に建てられた小規模な殿舎です。

現在は、タイ市内でも非常に霊力の高いパワースポットとして知られ、観光客のみならず地元の人も、そのご加護にあやかろうと祈りや自身の願いを込めてこの場所にやってきます。常に観光客が絶えない人気スポットで、敷地内では線香などを購入して供える事ができます。

【エラワンの祠の基本情報】
  • ■ 営業時間:6:00 - 23:00
  • ■ 最寄駅・アクセス:BTS「チットロム 駅」6番出口より徒歩2分(200m)

⑧ 巨大スーパー「ビッグC」でお土産探し

ビッグCの外観
  • ルーツベースのチョコレート菓子
  • インスタントヌードル
  • レトルトのタイカレー
  • ドライフルーツ
  • ドライフルーツ
  • タイのローカルスナック
  • タイ土産の超ド定番「バナナ味のポッキー」
  • タイのやや高級なチョコのお土産
スーパーマーケット年中無休Googleマップ
ビッグCの店内

2日目の夜は「ビッグC」でばらまき土産探しです。「ビッグC」は、エラワン祠から徒歩4分ほど、BTS「Chit Lom 駅」から徒歩5分ほどの場所にある超大型スーパーマーケットです。

タイ全土に100件以上の店舗を持ち、日本のドン・キホーテを巨大化した様な店内には、スイーツや菓子、インスタント食品やレトルト食品などの食品系商品を中心に、雑貨、日用品、衣料品、コスメ、電化製品まで、ほぼ全ジャンルの商品が広い店内にびっしりと陳列されています。

4階建ての建物のうち、2階と3階が「ビッグC」の売り場になっていて、菓子やスイーツ系の土産物は2階で売られています。

「ビッグC」は、バンコクで最も商品ラインナップが豊富な店舗と言っても過言ではなく、ガイドブックに掲載しているフード・菓子系の定番土産物なら、この「ビッグC」だけで9割以上は見つける事ができます。

もっとはっきり言ってしまうと、フード系の定番・ばらまき土産をお探しなら、この「ビッグC」さえ訪問すれば、他のショップやデパートに行く必要は一切なくなります。正に大は小を兼ねるの品揃えで、半日近くは時間を潰す事ができるほど、品揃えは豊富です。また、アルコールや飲料水も豊富なので、現地の食料飲料調達の場所としてもフル活用できます。

【ビッグCの基本情報】
  • ■ 営業時間:9:00 - 23:00
  • ■ 最寄駅・アクセス:BTS「Chit Lom 駅」より徒歩5分(400m)

⑨ ソンブーンで「プーパッポンカリー」ディナー

ソンブーンのエントランス
タイ料理年中無休Googleマップ
ジソンブーン プーパッポンカリー

タイならではの料理を味わうならこの「ソンブーン」は外せません。炒めたカニを玉子とクリーミーなカレーペーストソースで食べる「プーパッポンカリー(写真右)」はこの店が発祥だと言われています。店舗はショッピングモール「サイアム・スクエア」内と、「セントラル・エンバシー」内など、バンコク市内だけで複数店舗を展開する人気店です。

多くの「プーパッポンカリー」は、カニの実が入った状態で提供されますが、このソンブーンの「プーパッポンカリー」は実がギッシリと詰まった殻の状態で提供され、そこから実を取り出して食べるのが基本です。

提供料理は、カニを中心に、シーフード系の料理に力を入れており、エビ料理なども豊富なほか、天ぷらや魚を使った料理、サラダ、揚げ物など各種味わう事ができます。ただ、この店に来たらやはりカニの炒めカレー「プーパッポンカリー」は外せません。プーパッポンカリーの料金は蟹のサイズによってS、M、Lの3種類から選ぶ事ができます。だいたいSが380バーツ、Mが550バーツ、Lが1,000バーツほどです。おおよその目安は、Sサイズで二人分、Mで三人分、4人以上ならLサイズと言った感じです。

この店は、日本のガイドブックでもほぼ確実に紹介されているため「サイアム・スクエア」内の店舗は常に人気で、整理券が発券されて入場待ちという事が多いです。一方、同じく駅近の店舗でも「セントラル・エンバシー」内のソンブーンは空いている事が多いので、いくならこちらの店舗がお勧めです。

店内は、黒ベースにシックな感じですが、高級過ぎて入りにくいという感じはなく、カジュアルな感覚で利用できると思います。そのため家族連れも非常に多いです。

【ソンブーンの基本情報】【セントラル エンバシー店】
  • ■ 営業時間:11:00 - 22:00
  • ■ 最寄駅・アクセス:BTS「Phloen Chit駅」から徒歩5分(450m)、BTS「Chit Lom駅」から徒歩4分(290m)
【サイアムスクエアワン店】
  • ■ 営業時間:11:00 - 22:00
  • ■ 最寄駅・アクセス:BTS「Siam駅」から徒歩1分(20m)、サイアム・パラゴンから徒歩2分(170m)

バンコク 観光モデルコース3日目

【3日目の観光モデルコース】

① アユタヤ半日観光、 ② ターミナル21、③ 雑貨店「ナラヤ(NARAYA)」でショッピング、④ 雑貨店「ピースストア(PeaceStore)でショッピング」 、⑤ アジア ハーブ アソシエーションでスパ、⑥ マッサマンカレーが絶品「タリンプリン」でディナー、⑦ ルーフトップバー「シロッコのSkyBar」の絶景ビュー

① アユタヤ半日観光

アユタヤ遺跡 ワット・マハタート
  • アユタヤ遺跡内の景観
  • アユタヤ遺跡内の景観
  • アユタヤ遺跡内の景観
  • アユタヤ遺跡内の景観
  • アユタヤ遺跡内の景観
  • アユタヤ遺跡内の景観
  • アユタヤ遺跡内の景観
  • アユタヤ遺跡内の景観
寺院・遺跡群年中無休Googleマップ

アユタヤ遺跡群は、バンコクから手軽に日帰り観光できる世界遺産の遺跡として、日本人にも非常に人気の高い観光スポットです。アユタヤはバンコクから個人でも訪れやすく、鉄道、バス、ロットゥー(乗り合いミニバス)など各種交通手段を利用して、片道1時間〜2時間ほどでアクセスする事ができます。

アユタヤ遺跡は非常に見応えのある遺跡なので、自力訪問でじっくりと1日かけて観光するのがお勧めですが、時間の限られる方は、VELTRA 社が運行しているオプショナルツアー「アユタヤ遺跡+象乗り体験 半日観光ツアー<早朝空港発&午前市内発>icon」などへの参加がおすすめです。

オプショナルツアーを利用すれば、バンコクからアユタヤの往復移動はもちろん、遺跡間も車で移動できるため、午前中にアユタヤを効率良く観光して、13時頃にはバンコクに戻ってくる事ができます。これなら午後はバンコクの市内観光やショッピングに時間を費やす事が可能になります。

アユタヤ遺跡は、広い範囲に複数の遺跡が点在しているため、個人で複数の遺跡を巡って半日でバンコクに戻って来るとなると、駆け足でかなりハードな日程となります。

【アユタヤの基本情報】
  • ■ 営業時間:8:00〜18:00 ※遺跡によっては17時まで
  • ■ 入場料:遺跡毎に50バーツ ※一部入場料の異なる遺跡もあります。
  • ■ アクセス:バンコク市内「フアランポーン 駅」から電車と渡り船で2時間ほど

アユタヤを自力で訪れて1日じっくり観光したいとお考えの方は、別記事の「アユタヤ 行き方・帰り方 バンコクから鉄道で日帰り観光する方法」を参考にしてください。

② ターミナル21を観光・ショッピング

ターミナル21内の景観
  • ターミナル21内の景観
  • ターミナル21内の景観
  • ターミナル21内の景観
  • ターミナル21内の景観
  • ターミナル21内の景観
  • ターミナル21内の景観
  • ターミナル21内の景観
  • ターミナル21内の景観
大型ショッピングモール年中無休Googleマップ
ターミナル21内の景観

BTSのアソーク駅直結の空港と世界をテーマーにした大型ショッピングモールがこの「ターミナル21」です。このモールの各フロアは「東京」をはじめ「パリ」「イスタンブール」「ロンドン」「ローマ」など、各都市をイメージしたターミナル風の内装が特徴的で、東京のフロアには、鳥居やお相撲さんの像など、写真撮影には持って来いのオブジェクトがたくさん置かれています。

店内の商品は完全に若者向けの個性的な衣料雑貨品ブランドが中心なので、30歳ぐらいから上の方には購入意欲を刺激する商品はないかもしれません。それでも、観光スポットの一つとしてはそれなりに楽しめると思うので、是非立ち寄ってみてください。5階には美味しいと評判のフードコートも併設しているので、ランチがてらに立ち寄るのも悪くないと思います。

【ターミナル21の基本情報】
  • ■ 営業時間:10:00 - 22:00
  • ■ 最寄駅・アクセス:BTSアソーク駅から徒歩1分(直結)、地下鉄スクムウィット駅から徒歩1〜2分(直結)

③ 雑貨店 ナラヤ(NARAYA)でショッピング

NARAYAの外観
  • NARAYAの猿のぬいぐるみ
  • 小物・ポーチ
  • パステルカラーのバッグ
  • NARAYAの店内
雑貨店年中無休Googleマップ
NARAYAの店内

NARAYAはスクンビット通り沿いの店舗をはじめ、サイアムパラゴン内、セントラルワールド内など、高級デパート内には必ずと言っていいほど店舗がある人気の雑貨小物店です。店内は、タイらしい象や猿の人形をはじめ、女性向けの可愛いバッグやポーチ、小物入れなどが豊富にそろっています。デザインも、花柄やドット、ボーダー柄、パステルカラーなど、女性心をくすぐる物ばかりです。商品の見た目からすると、結構な値段がしそうな感じがしますが、料金を見るとびっくりで、非常にリーズナブルです。日本円で800円~1,000円も出せばコットン100%の可愛いバッグが購入できてしまいます。また、高いものでも2,000円もあれば購入可能なので、タイで可愛い雑貨をお探しなら一度は立ち寄っても損はないと思います。

【NARAYAの基本情報】
  • 営業時間:10:00 - 22:00
  • 最寄駅・アクセス:BTS「Phrom Phong 駅」より徒歩1分(50m)※上記の最寄り駅は「NARAYA」の店舗の一つ「スクムピット24店」のアクセス情報になります。

④ 雑貨店 ピースストア(PeaceStore)でショッピング

ピース・ストアの外観
  • ピース・ストア1階の景観
  • ピース・ストアの1階
  • ピース・ストア 2階の景観
  • ピース・ストア 2階の景観
雑貨店水曜定休日Googleマップ

ピースストアは、2006年7月にオープンしたタイとアジア各地の商品を扱う雑貨店。2フロア全200平方メートルの広々した店内には、オリジナルデザインの雑貨をはじめ、タイやアジアでセレクトした豊富な商品が並んでいます。主にですが、1階には小物やアクセサリー、ショール、ストール、飾り物などが並び、2階にはインテリア雑貨や食器、壁掛けインテリアなどが並んでいます。どの商品も雑貨通の購入意欲を掻き立てるセンスの良いアイテムばかりです。店員の方も現地タイ人の女性が多く、教育が行き届いているのか接客は非常に丁寧で毎回気持ち良く買い物をする事ができます。例え何も購入しなくても笑顔で「コップンカー」と声をかけてくれる所もポイントが高いです。ガイドブックでもお馴染の人気雑貨店なので、店内ではかなりの確率で日本人旅行者の方と遭遇します。私もバンコク訪問時は必ずこのショップを訪れる事にしています。センスの良いお洒落なタイ雑貨をお探しなら絶対に外せない店舗の一つなので是非訪問してみてください。駅からは少々歩きますが、店に行く途中の広い路地沿いにはタイのマッサージ店などもあるので、買い物とマッサージを兼ねて訪問すれば一石二鳥です。

【ピース・ストアの基本情報】
  • ■ 営業時間:10:00 - 18:00
  • ■ 最寄駅・アクセス:BTS「Phrom Phong 駅」より徒歩9分(700m)

⑤ アジア ハーブ アソシエーション(サワディー店)でスパ

アジア ハーブ アソシエーション
マッサージ店年中無休Googleマップ
アジア ハーブ アソシエーション

バンコク滞在中、一度ぐらいは高級感のあるスパで、タイ古式マッサージやアロママッサージなどを受けたい方には、この「アジア ハーブ アソシエーション」がお勧めです。

アジア ハーブ アソシエーションは、バンコク市内に数店舗の支店を展開する高級マッサージ店で、自社の農園で栽培した新鮮なハーブを利用した施術を提供しています。もちろん、通常のタイ古式マッサージも受ける事ができます。

店内はラグジュアリーかつプライベートな雰囲気で、極上のリラックスタイムを満喫できるほか、集中してマッサージして欲しい部位などはタブレットのアンケートを通して事前に伝える事ができます(店舗によってはタブレットがない場合があります)。

また、高級と言っても日本に比べれば格安で、タイ古式マッサージなら1時間で600バーツ(2,000円)ほどなので、日本のマッサージチェーン店よりもはるかに安い料金設定です。それでいて高級のある雰囲気の中で施術を受けられるので、利用しない手はないと思います。この「アジア ハーブ アソシエーション」は、日本の方にも非常に人気の高い高級スパなので、できれば予約がベターです。

【アジア ハーブ アソシエーションの基本情報】【サワディー店】
  • ■ 営業時間:9:00 〜26:00(最終受付24時)
  • ■ 最寄駅・アクセス:BTS「プロムボン 駅」より徒歩12分(1.0km)、「ピースストア」より徒歩3分(240m)

⑥ マッサマンカレーが絶品「タリンプリン」でディナー

タリンプリン(TALING PLING)の入口
  • タリンプリン(TALING PLING)の店内
  • タリンプリン(TALING PLING)の店内
  • タリンプリン(TALING PLING)の店内
  • 送迎用のトゥクトゥク
タイ料理年中無休Googleマップ
タリンプリンのマッサマンカレー

3日目のディナーは、世界一美味しい料理に選ばれた「マッサマンカレー」の有名店「タリンプリン」がお勧めです。

タリンプリンの店内はお洒落で高級感がありながら、料理のほとんどが200バーツ(700円)以下で食べる事ができます。料金の目安は、マッサマンカレー(185バーツ)、スティームライス(30バーツ)、更にドリンクを付けてだいたい300バーツ(約1,000円)ぐらいになります。カレー以外だと、バナナケーキや揚げ春巻きなどが絶品でお勧めです。

料金的には、タイの超ローカル的なレストランと比較すると、そこまで安い訳ではありませんが、店内の高級感ある雰囲気や接客対応から考えると、非常に良心的な価格設定だと思います。低価格ながら特別な雰囲気の中でゆったりとディナーやランチを楽しむ事ができます。定員も教育が行き届いており接客は丁寧です。

広くて解放感のある店内は、白黒チェックの床が特徴的なエリアと、シックで高級感のあるエリアの2つのエリアで構成されており、窓際の席に座れば広い庭園を眺めながら食事を楽しむ事ができます。最寄りのBTSトンロー駅からは少し歩きますが、電話をすれば専用のトゥクトゥクで迎えに来てくれます。

【タリンプリンの基本情報】
  • ■ 営業時間:11:00 - 22:00
  • ■ 最寄駅・アクセス:BTSトンロー駅から徒歩9分(700m)、ブロムボン駅から徒歩15分(1.3km)

⑦ ルーフトップバー「シロッコ SkyBar」の絶景ビュー

シロッコ SkyBarの景観
  • シロッコ SkyBarの景観
  • シロッコ SkyBarの景観
  • シロッコ SkyBarの景観
  • シロッコ SkyBarの景観
レストラン・バー年中無休Googleマップ

バンコク最大級の絶景ナイトスポットで、ルーフトップバーの代名詞とも言えるのがこの「Sirocco(シロッコ)」です。

シロッコは、チャオプラヤー川近くに建つ5つ星ホテル「Lebua(ルブア・アット・ステート・タワー)」の最上階64階にある高級レストラン&バーです。近年では、映画「ハングオーバー」のワンシーンに登場した事で、一気に世界的な知名度が上がりました。空に突き出す様な天空のテラスラウンジから眺めるバンコクの景観は絶景の一言です。

シロッコのレストランを利用した場合、1万円は軽く超えてしまうので、併設の「SkyBar」で、ソフトドリンクかカクテルを片手に、景観と雰囲気を楽しむというスタイルでの訪問がお勧めです。

エレベーターで64階まで上がると、レセプションがあり、そこから左右2つのエリア「レストランエリア」と「バーエリア(SkyBar)」に別れています。ここで左側の「レストランエリア」に行ってしまうと、リーズナブルなカクテルなどが注文できなくなってしまうので、エレベーターを降りたら右側の「SkyBar」があるエリアに進んでください。

参考までに私の場合は、景観と雰囲気だけ楽しみたかったので、「SkyBar」でコーラーだけを注文して40分近く滞在していました。予算をかけたくない方や、お酒を飲みたくない方は、この戦法での訪問がお勧めです。ただし高級バーなので、チャージ料などを含めると、コーラー1杯(おつまみ付き)だけでも日本で2,000円ぐらいはかかります。

【シロッコの基本情報】
  • ■ 営業時間:18:00 - 25:00(レストラン)、16:00 - 25:00(SkyBar)
  • ■ 最寄駅・アクセス:BTS「Saphan Taksin 駅」から徒歩7分(550m)

4日以上滞在の方にお勧めの観光スポット

バンコクの滞在日数が4日間以上ある方は、バックパッカーの聖地「カオサン通り」や、アユタヤと並ぶ世界遺産の遺跡「スコータイ」まで羽を伸ばして観光してみるのもお勧めです。

カオサン通り

カオサン通りの景観
繁華街年中無休Googleマップ

カオサン通りは、安宿やドミトリー、外国人向けのゲストハウス、ショップ、バー、レストラン、格安マッサージ店などが集まる歓楽街です。

わずか500mほどの通りですが、おびただしい数の店が軒を連ね、夜はネオンが一層輝き、1年を通して祭りの様な賑わいを見せてくれます。正に世界中のバックパッカーが集まる聖地と呼ぶにふさわしい賑やかな場所です。

更に、カオサン通りの一本北側の「ランブトリ通り」にも、様々な飲食店が軒を連ねているほか、その北側には「バンランプ―市場」と呼ばれる衣料品の巨大マーケットなども営業しています。

近隣には、黄金の仏像が見どころの「ワット・チャナ・ソンクラーム」や「ワット・ボウォーン二ウェート」などの寺院もあり、カオサン周辺だけで半日は楽しむ事ができると思います。

カオサン通りへの行き方や観光情報については別記事の「【カオサン通り 行き方】水上バス(船)でのアクセスがリーズナブルでおすすめ」にて詳しく解説しております。

サイアム・ニラミット

サイアム・ニラミットの象
  • サイアム・ニラミット内の景観
  • サイアム・ニラミット内の景観
  • サイアム・ニラミット内の景観
  • サイアム・ニラミット内の景観
  • サイアム・ニラミット内の景観
  • サイアム・ニラミット内の景観
  • サイアム・ニラミット内の景観
  • サイアム・ニラミット内の景観
ショー年中無休Googleマップ

2,000座席を誇る巨大シアター内で行われるショー「サイアム・ニラミット」は、タイの文化や歴史、芸術などを表現した大型エンターテイメントです。

サイアム・ニラミットで行われるショーは、シルクドソレイユの様なアクロバティックな動きや演出はありませんが、65メートルのパノラマステージで総勢150名ものキャストが繰り広げる、水や光、音を駆使した約70分間のショーはかなりの見応えがあります。

ショーの劇場を含む敷地内は非常に広く、開演までの間は、広場で行われている簡易的なショーや展示スペースの鑑賞をはじめ、屋台の飲食や土産物店でのショッピングなど、様々な催し物を楽しむ事ができます。また、ディナーがセットになったチケットを購入した場合は、ショーの開始前に専用のレストランでビュッフェ形式のディナーを楽しむ事ができます。

参考までに、サイアム・ニラミットに、アクロバティックな要素を期待して鑑賞すると、ガッカリする方も多い様です。一方、視覚的な美しさや音、タイの文化や芸術を知るという観点で鑑賞される方には、非常に高評価を得ています。また、セットの舞台装置に関しては、シルクドソレイユ並みなので、それだけでも見応えは十分にあると思います。

入場チケットに関しては余程でなければ当日に現地購入できると思いますが、事前に「サイアムニラミッドの公式HP(英語)」から予約も可能です。しかし何故か、公式サイトで予約する方が、オプショナルツアーサイトなどで予約するよりも値段が高く設定されています。

そのため、サイアムニラミットのショー予約は、GET YOUR GIDEなどのオプショナルサイトからの方が安く予約できます。

【GET YOUR GIDE サイアム・ニラミットの入場チケット】GET YOUR GIDE サイアム・ニラミッドのショー予約ページ

【サイアム・ニラミットの基本情報】

  • ■ 営業時間:20:00~21:30(ショー)
  • ■ 料金:1,500バーツ(ショーのみ)、1,900バーツ(ディナー付き) ※公式サイトでの表示料金
  • ■ アクセス:MRT「Thailand Cultural Station 駅」から徒歩約15分(1番出口から無料送迎バス有)

世界遺産 スコータイ遺跡

スコータイ遺跡 ワット・マハタートの夕焼け
  • 夕暮れ時のワット・マハタートの仏像。向かって右手に見えるのは寺院中央の仏塔
  • 寺院中央の円柱。かつては天井を支えていた。
  • 大小様々な仏像が点在している。
  • 寺院の左部の写真。たくさんの樹木も生い茂っている。
  • ワット・マハタートの端っこの仏像。寺院の外側は溝で区切られている。
  • 遺跡内のレンガと仏塔
  • マハタート内で最も高い中央の仏塔
  • 寺院中央を斜め後ろから撮影
寺院・遺跡群年中無休Googleマップ

スコータイは、タイ北部に位置するアユタヤ以前に繁栄の栄華を極めた王朝です。力の衰退と共にアユタヤ王朝に吸収され、その歴史に幕を閉じましたが、今もその周辺では保存状態の良い遺跡を数多く見る事ができます。

スコータイは、人口およそ3万5千人ほどの小さな田舎町です。そのため、「バンコク」や「アユタヤ」と比べると、まだまだ観光地化されすぎていない分、タイの超ローカルな落ち着いた雰囲気の中で、素晴らしい遺跡群を観光する事ができます。日本ではアユタヤに比べると知名度は低いですが、1991年にUNESCO(ユネスコ)によって、世界文化遺産にも指定されており、個人的には「アユタヤ」以上に見応えのある素晴らしい遺跡だと思います。

【スコータイ遺跡群の基本情報】
  • ■ 営業時間:6:30 〜 18:00、6:30 - 21:00(土曜日のみ)
  • ■ アクセス:バンコクから直行便で片道1時間ほど

スコータイ遺跡への行き方や観光情報については別記事の「タイの世界遺産 スコータイ遺跡 見どころ・所要時間・歴史」にて詳しく解説しております。

まとめ

本記事のモデルコースは、実際に初めてバンコクを訪れた際に3日間かけてバンコクを巡った観光プランです。三大寺院、アユタヤの網羅はもちろん、マッサージやグルメも満喫できる内容となっております。

同じ3日間の滞在でも、初日や帰国日はフライト時間によって、滞在時間は変わってくると思います。当モデルコースを参考にご自身の日程や嗜好に合わせてお好みでカスタマイズする感じで参考にしてください。

また、滞在日数が4日間以上ある方は、本記事の後半「その他の観光スポット」で紹介している「カオサン通り」や「スコータイ遺跡」などにも羽をのばして観光して見てください。