【ワットポー 行き方】地下鉄か水上バスでの快適アクセスがおすすめ
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バンコク
バンコク市内からワットポーへの行き方は、タクシー、トゥクトゥクなど幾つかありますが、「水上バス」か「地下鉄(MRT)」いずれかのアクセス方法がおすすめです。
本記事でも以前までは「水上バス」でのアクセスを推奨しておりましたが、2019年9月より「ワットポー」から徒歩3分ほどの場所に地下鉄新駅の「サナームチャイ駅(Sanamchai)」が開通しました。これに伴い、水上バスよりも、地下鉄が「ワットポー」に最も手軽にアクセスできる移動手段となりました。
ちなみに、タクシーやトゥクトゥクなどは、ホテルから直接アクセスできるという点では便利ですが、中には、タクシーやトゥクトゥクの値段交渉が億劫という方も少なくないと思います。また、ぼったくられでもしたら、金額の大小に関係なく気分の悪いものです。その日の旅行気分も台無しになりますよね。
その点、電車か水上バスで、ワットポーへアクセスすれば、値段交渉の必要もありませんし、渋滞に巻き込まれる心配もありません。
以上を踏まえ、本記事では「地下鉄」と「水上バス」を利用した2通りのワットポーへの行き方について詳しく解説していきます。
ワットポーの基本情報
営業時間 | 08:00 – 18:30 |
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入場料金 | 200バーツ(約690円) |
最寄り駅 |
※ ターティアン船着場(tha tien)は閉鎖中となっております(2019年12月) |
寺院内マップ | ワットポーマップ |
公式サイト | ワットポー公式サイト |
2019年12月の確認時点では「ワットポー」がある「ターティアン船着場(tha tien)」は改装中のため、全ての水上バスは停船致しません。
そのため、現時点でのワットポーへの水上バスでのアクセス方法は、「ワットプラケオ」の最寄り駅であるターチャン船着場(Tha Chang)で降りて、そこから徒歩でアクセスする形になります。この辺りの詳細については、次項以降でより詳しく解説致します。
ワット・ポーへの行き方について
冒頭でも触れましたが、ワットポーへのアクセス方法は以下2とおりの何れかの方法がお勧めです。
① 地下鉄でアクセスバンコクの中心部「スクムウィット駅」や「シーロム駅」「バーンワー駅」などから運行している地下鉄(MRT)のブルーライン(BLUE LINE)を利用してアクセスする方法です。ブルーラインに乗車してしまえば、乗り換えなしでワットポーの地下鉄最寄り駅「サナームチャイ駅(Sanamchai)」にアクセスが可能です。駅下車後、ワットポーまでは徒歩3分ほどです。
② 水上バスでアクセスBTSシーロム線「サパーンタクシン駅(Saphan Taksin Station)」にあるサトゥーン船着き場から「水上バス」を利用してアクセスする方法です。チャオプラヤー川を水上バスで走るのは爽快で旅行気分を高揚してくれますが、単純に「ワット・ポー」にアクセスしたい場合は、上の「① 地下鉄でアクセス」する方法が一番です。ただし、「ワット・プラケオ」に行ってから「ワット・ポー」を観光する場合は、水上バスを利用した方が効率が良い場合があります。
以下に地下鉄と水上バス、それぞれのアクセスフロー図を掲載致しましたので、ワット・ポーへの移動手段を決める際の参考にしてください。
地下鉄利用時のワット・ポーへのアクセスフロー

地下鉄を利用した場合のワット・ポーまでのアクセス所要時間は、スタート地点にもよりますが、スムーズに行けば約30分ほどです。とにかく最短でワット・ポーにアクセスしたい方はこの方法でのアクセスが便利です。
ただし、地下鉄は「ワット・プラケオ」方面までは走っていないので、「ワット・プラケオ」から観光したい方は、水上バスを利用した方がスムーズな場合があります。
水上バス利用時のワット・ポーへのアクセスフロー
水上バスを利用される場合は「チャオプラヤーエクスプレス」と「チャオプラヤーツアリストボート」の何れかの水上バスを利用してアクセスが可能です。2つの水上バスのアクセスフローは若干だけ異なります。
【チャオプラヤーエクスプレスの場合】

上記どちらの水上バスを利用した場合でも、起点駅となる「サパーンタクシン 駅」から「ワット・ポー」までの所要時間は約50分ほどです。
地下鉄と水上バス どちらでのアクセスがお勧めか
ワット・ポーへのアクセスは地下鉄と水上バスでどちらが便利かは、皆さんの滞在ホテルのエリアによって異なります。
とは言え、多くの方がバンコク市内の中心部に滞在かと思いますので、大抵の方は「地下鉄のブルーライン」を利用した方が「ワット・ポー」までは最短かつ乗り換えなしでアクセスできると思います。
特に、シーロム駅(SiLom)や、スクムウィット駅(Sukhumvit)周辺に滞在の方は、ワット・ポーの最寄り駅「サナームチャイ駅(Sanamchai)」まで、地下鉄のブルーラインで乗り換えなしで移動できます。一方、チャオプラヤー川沿いのホテルに滞在の方で、BTSの「サパーン・タクシン駅」が最寄りの方は、水上バスを利用した方がアクセス的には圧倒的に便利です。
次項より「① 地下鉄」「② 水上バス」の順で、「ワット・ポー」への行き方の流れを解説していきます。
① ワット・ポーへの地下鉄での行き方の流れ
MRT(地下鉄)には主に「ブルーライン(BLUE LINE)」と「パープルライン(PURPLE LINE)」の2路線があります。そのうち「ワット・ポー」の最寄り駅「サナームチャイ駅(Sanamchai)」へアクセスできるのはバンコク市内の中心部を走る「ブルーライン(BLUE LINE)」になります。
① 地下鉄のブルーラインへアクセス
ワット・ポーに地下鉄で行く場合、まずは滞在ホテルの最寄り駅から「地下鉄ブルーライン」の各駅を目指してください。BTS(スカイトレイン)の各駅が最寄りの場合は、「バーンワー駅」「サラデーン駅」「アソーク駅」などで、地下鉄のブルーラインに乗り換えが可能です。
以下は、地下鉄ブルーラインの路線図になります。BTSと乗り換えが可能な駅に関しては、駅名の下に青字で記してありますのでご確認ください。ご自身のアクセスしやすい駅から地下鉄に乗車(乗り換え)して、ワット・ポーの最寄り駅である「サナームチャイ駅(Sanamchai)」にアクセスします。
【ブルーライン(BLUE LINE)】- ラックソーン駅(Lak Song)
- バーンケー駅(Bang khao)
- パーシーチャルン駅(Phasi Charoen)
- ペチャカセム48駅(Phet Kasem 48)
- バーンワー駅(Bang Wa)
BTS バーンワー駅 乗換え可 - バンパイ駅(Khlong Bang Phai)
- タープラ駅(Tha Phra)
- イサラパープ駅(Itsaraphap)
- サナームチャイ駅(Sanamchai)
ワット・ポーの最寄り駅 - サムヨード駅(Sam Yot)
- ワットマンコン駅(Wat Mangkon)
- フワランポーン駅(Hua Lamphong)
- サムヤーン駅(SamYan)
- シーロム駅(SiLom)
BTS サラデーン駅 乗換え可 - ルンビニ駅(Lumphini)
- クローントゥーイ駅(KhlongToei)
- Q・S・ナショナル・コンベンション・センター駅(QueenSirikitNationalConventionCentre)
- スクムウィット駅(Sukhumvit)
BTS アソーク駅 乗換え可 - ペッチャブリー駅(Phetchaburi)
- ラマ9世駅(PhraRam9)
- タイランド カルチュラル センター(ThailandCulturalCentre)
- フワイクワーン駅(HuaiKhwang)
- スティサン駅(Sutthisan)
- ラッチャダーピセーク駅(Ratchadaphisek)
- ラップラオ駅(LatPhrao)
- パホンヨーティン駅(PhahonYothin)
- チャトゥチャック公園駅(ChatuchakPark)
BTS モーチット駅 乗換え可 - ガムペーンペット駅(KamphaengPhet)
- バーンスー駅(BangSue)
- タオプーン(TaoPoon)
バンコク中心部の各地下鉄駅から、ワット・ポーの最寄り駅である「サナームチャイ駅(Sanamchai)」までは、乗車した駅にもよりますが、おおよそ所要20〜25分ほどです。地下鉄(MRT)やBTS(スカイトレイン)の利用方法につきましては、以下の記事にて詳しく解説しておりますので、合わせて参照ください。
地下鉄で20分〜25分程
② サナームチャイ駅(Sanamchai)
サナームチャイ駅に到着したら「Wat Pho」と書かれた標識(写真下)がある出口①番から地上に上がってください。
徒歩3分〜5分程
③ ワット・ポー
ワット・ポーの最寄り駅「サナームチャイ駅(Sanamchai)」から「ワット・ポー」の入り口までのルートは以下のグーグルマップを参考にしてください。下のルートの様に「サナームチャイ通り(Sanam Chai Road)」という大通りを通ってアクセスした方がわかりやすいと思います。
地図上の「A」が「サナームチャイ駅(Sanamchai)」、「B」が「ワット・ポー」の南側入口付近になります。ワット・ポーはこの南側以外にも、北側や西側にも入り口があります。もし南側の入り口が閉まっている場合は、敷地の外周を時計回りに回って行けば、開いている入り口に辿り着けます。
② ワットポーへの水上バスでの行き方の流れ
バンコク市内 BTSの各最寄り駅からスタート

恐らくバンコクの中心地に滞在の方は、BTS スクムウイット線の各駅「アソーク(Asok)」「ナーナー(Nana)」「ブルンチット(Phloen Chit)」「トンロー(Thong Lo)」などが最寄り駅となると思いますので、BTSスクムウィット線と、BTSシーロム線の両方が走る「サヤーム(Siam)」駅を目指してください。※もし、BTSシーロム線の各駅が最寄り駅の場合は、シーロム線の各駅から直接、水上バスの最寄り駅「サパーンタクシン駅(Saphan Taksin Station)」を目指してください。
BTSで5分〜15分程
① BTS スクムウイット線 サヤーム駅

サヤーム(Siam)に到着したら、BTSのスクムウィット線から、BTSのシーロム線に乗り換えて「サパーンタクシン(Saphan Taksin Station)」駅を目指してください。
BTSシーロム線で10分程
② BTS シーロム線 サパーンタクシン駅

水上バス乗り場へのアクセスは、サパーンタクシン駅(Saphan Taksin Station)に到着後、まずは「2番出口」から階段を降ります。

2番出口から階段を降りて地上に出たら、道なりに真っすぐ進んでいきます。

数10mほど行くと、突き当りにぶつかります。突き当たりには案内の看板があり「Chao Phraya Express Boat」は左方向と書かれているので、その方向に数メートルほど進んで行くと「サトゥーン船乗り場」に到着します。

サパーンタクシン駅と「サトーン船着場」の位置関係は以下の地図を参考にしてください。

また、「サパーンタクシン駅」の2番出口から出て、すぐ左手の公園内に無料公衆トイレがあるので、水上バスの乗船前に立ち寄っておくのがお勧めです。無料の割に結構綺麗なトイレです。

徒歩1分〜2分
③ サトーン船着場

「ワットポー」「ワットプラケオ」「ワットアルン」のいずれかの寺院に水上バスで行く場合は、この「サトーン船着場(sathorn / Taksin)」が起点となります。
サトーン船着場の入口は、4つのフラグが目印です。

サトーン船着場の入口から入場すると、チケット売り場が2か所あります。入口から入って右手側にあるのが、「Chao Phraya Express Boat(チャオプラヤーエクスプレスボート)」のチケット売り場で、正面に見える青色のカウンターが「CHAO PHRAYA TOURIST BOAT(チャオプラヤーツアリストボート)」のチケット売り場になります。

【チャオプラヤーエクスプレスを利用する場合】

最も料金がリーズナブルで運行本数が多いのが、このチャオプラヤーエクスプレスです。チャオプラヤーエクスプレスには路線が4つあり、そのうち「ワットポー」の最寄り駅「ターティアン船着場(tha tien)」に停船するのは、オレンジ色のフラグかノーフラグのボートになります。
ただし、2019年12月確認時点では、「ターティアン船着場(tha tien)」は改装中のため、「チャオプラヤーエクスプレス」を含む、全ての水上バスが停船しなくなっております。
上記に伴い、現時点で「ワットポー」に水上バスで行く場合は、ワットプラケオの最寄り駅にあたる「ターチャン船着場(Tha Chang)」で下船後、そこから徒歩でアクセスする形になります。アクセスのイメージは以下のアクセスフロー図を参照ください。

「ターチャン船着場」には、オレンジフラグ、グリーンフラグ、ノーフラグの3路線が停船します。基本、オレンジフラグのボートが最も本数が多いので、これに乗船すれば間違いありません。
【チャオプラヤーツアリストボートを利用する場合】

チャオプラヤーツアリストボートは、主に観光者向けのボートで、主要な船着き場以外には停船しないので快適です。こちらのボートも現在は、ワット・ポー」の最寄り駅である「ターティアン船着場(tha tien)」には停船しません。その少し先の「ター・マハラート(Tha Maharaj)」で下船して、そこから徒歩でアクセスする形になります。

こちらの水上バスに路線の区分けはありませんので、チケット購入時に手書きで渡される乗車時間に合わせて、到着した水上バスに乗船すればOKです。
【どちらの水上バスに乗るべきか】

2種類の水上バスの乗船料金は、「チャオプラヤーエクスプレスボート」が15バーツ、「チャオプラヤーツアリストボート」が50バーツになります。安い運賃でローカルの雰囲気を味わいたいなら「チャオプラヤーエクスプレスボート」を、停車駅を少なく快適に移動したいなら「チャオプラヤーツアリストボート」の利用がお勧めです。
ただし、二つの水上バスにそこまで劇的な差はありませんので、行きと帰りで交互に乗船してみるのも良いかもしれません。
水上バスの乗り場は、それぞれのチケット売り場の先にありますので、チケット購入後はそのままの流れでカウンターの奥に歩いて行けば水上バスに乗船する事ができます。
水上バスで約30分(※ボートや路線による)
④ 各船着場
ターチャン船着場からのアクセス(チャオプラヤーエクスプレス利用時)

現在、ワットポーに「チャオプラヤーエクスプレス」を利用して行く場合は、この「ターチャン船着場」から徒歩でのアクセスになります。
どちらにしても、下のグーグルマップのルート「A. ターチャン船着場」「B. ワット・プラケオ」「C. ワット・ポー」の順で、まずは「ワットプラケオ」に立ち寄ってから、「ワットポー」を目指すのが観光の王道です。「ターチャン船着場」から「ワット・プラケオ」までは徒歩3分〜5分、「ワット・プラケオ」から「ワット・ポー」までは徒歩10分〜12分ほどになります。
「A. ターチャン船着場」に到着したら、橋の様な通路(写真下)を渡ります。

橋の先に進むと、アーケード通りに出るので、そのまま真っすぐ進みます。このアーケードに有料のトイレがあるので立ち寄っておくと良いと思います。

アーケードを抜けると、露店が並ぶ通りに出るので更に真っすぐ進んで行きます。


数10mほど進むと、正面奥の右斜め方向に「王宮」と「ワット・プラケオ」を囲む塀が見えてきます。

塀を右手にして進むと「ワット・プラケオ」の入口があります。通りの右手側から伸びる通りが「ワット・ポー」へと続く「Maha Rat (マハラット通り)」になります。直接、ワットポーに行く場合も、ワット・プラケオを観光してから行く場合も、この「マハラット通り(写真下)」を通って、「ワットポー」にアクセスする形になります。

しばらくは白い壁を左手に「マハラット通り」ひたすら真っ直ぐです。10分ほど進むと正面に黄色と緑の建物(写真下)が見えてきます。

この建物のほぼ正面に「ワット・ポー」の入り口があります。

「ワットポー」の入り口がある「Maha Rat (マハラット通り)」周辺の景観は、下のグーグルマップを参考にしてください。左手側が「ワットポー」の入り口がある塀沿いになります。正面が「Maha Rat (マハラット通り)」になります。
下の写真はワットポーの入口を正面から見たものです。

ター・マハラート船着場からのアクセス(チャオプラヤーツアリストボート利用時)
現在、ワットポーに「チャオプラヤーツアリストボート」を利用して行く場合は、この「ター・マハラート船着場」から徒歩でのアクセスになります。ター・マハラート船着場から「ワット・プラケオ」までは徒歩6分〜8分ほど、「ワット・ポー」まで徒歩13分〜15分ほどになります。
「A. ター・マハラート船着場」で下船した場合も、「B. ワット・プラケオ」「C. ワット・ポー」の順で観光して行くのが王道ルートです。
ターティアン船着場からのアクセス※2019年12月現在改装中につき利用不可
本来、ワットポーの最寄り駅はこの「ターティアン船着場」になりますが、現在改装工事中のため、サトゥーン駅からの水上バスは「ターティアン船着場」には停船しません。
ターティアン船着場(tha tien)から「ワットポー」に行く場合は、船着き場に到着後、道なりに真っすぐ歩いて行くと道路にぶつかります。道路にぶつかったら、右手側に延びる「Maha Rat (マハラット通り)」を数メートルほど進むと、左手側に「ワットポー」の入口が見えてきます。ターティアン船着場から「ワット・ポー」までは徒歩で2分ほどの距離です。
徒歩2分〜10分
⑤ ワットポー

各スポットや最寄り船着き場から「ワット・ポー」にアクセスする場合、ワット・プラケオやターチャン船着場(Tha Chang)からなら徒歩10分ほど、現在閉鎖中のターティアン船着場(tha tien)からなら徒歩2分ほどになります。
ワットポーの入口は複数箇所ありますが、本記事の行き方の流れで紹介している「Maha Rat (マハラット通り)」沿いにある入口(写真下)から入場すると、下のVR画像の場所に出ます。
この奥にチケット売り場や見学ゾーンの入口があります。


▲ワット・ポーのチケット売り場、2019年より100バーツ(345円)から200バーツ(690円)に値上がりしました。
チケット購入後は売場を背にして奥に真っ直ぐ進めば、ワット・ポーの見学ゾーンの入口(写真下)があります。

ここでチケットを提示したら、後は自由に観光をスタートしてください。
水上バス チャオプラヤーエクスプレスの基本情報
チャオプラヤーエクスプレスは、バンコク市民の通勤や移動にも利用される水上バスで、料金的には最もリーズナブルです。バンコク市民の生の空気感を感じる事ができるので、バックパッカー的な旅を求めている方にはお勧めです。
乗り場 | サトーン船着場「sathorn(Taksin)」 |
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乗り場の最寄駅 | BTSサパーンタクシン駅(Saphan Taksin Station)から徒歩1分〜2分。 |
運賃・営業時間 | 各ラインによって異なる。 |
公式サイト | Chao Phraya Express Boat |
水上バスには「グリーンフラグボート」「オレンジフラグボート」「イエローフラグボート」「ノーフラグボート」の4つの運行ラインがあります。4つのラインのうち、ワットポーの最寄船着場である「ターティアン(tha tien)」に停船するのは「オレンジフラグボート」と「ローカルライン」の2つになります。各運行ラインの営業時間や行き先、料金の詳細は以下の表を参照ください。
チャオプラヤーエクスプレス 路線別の基本情報
オレンジフラグボート (ORANGE FLAG BOAT)の基本情報営業日 | 毎日運行 |
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営業時間 | 06.00 - 19.00 |
運賃 | 15 バーツ |
主な停車駅と観光スポット | 「ワット・ポー」がある「ターティアン船着場(tha tien)」、 「ワット・プラケオ」があるターチャン船着場(Tha Chang)、 「ワット・アルン」があるワット・アルン船着場(Wat Arun)に停船。 |
営業日 | 月-金 |
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営業時間 | 06.45 - 07.30 、16.00 - 16.30 |
運賃 | 10〜14 バーツ※行き先によって異なる |
行き先 | パーククレット船着場(Nonthaburi) |
主な停車駅と観光スポット | 「ワットポー」がある「ターティアン船着場(tha tien)」、 「ワットプラケオ」があるターチャン船着場(Tha Chang)、 「ワット・アルン」があるワット・アルン船着場(Wat Arun)に停船。 |
営業日 | 月-金 |
---|---|
営業時間 | 06.10 - 08.10、16.05 - 18.05 |
運賃 | 13〜32バーツ※行き先によって異なる |
行き先 | パーククレット船着場(Nonthaburi) |
主な停車駅と観光スポット | 「ワットプラケオ」があるターチャン船着場(Tha Chang)に停船します。 |
営業日 | 月-金 |
---|---|
営業時間 | 06.15 - 08.20、16.00 - 20.00 |
運賃 | 20バーツ |
行き先 | ノンタブリー船着場(Pakkret) |
主な停車駅と観光スポット | 「ワットプラケオ」や「ワットポー」の最寄り船着場には停船しません。 |
2019年12月の確認時点では「ワットポー」がある「ターティアン船着場(tha tien)」は改装中のため、全ての水上バスが停船致しません。ただし、ワットアルンとワットポーを往復する渡し船は通常通り運行しています。
チケット購入方法
水上バス(チャオプラヤーエクスプレス)のチケットは、「サトーン船着場」に入って右手にチケットカウンター(写真上)があるので、そこで購入が可能です。停船予定の船着き場を告げれば、それに応じたチケットの値段を教えてくれます。
週末などは「オレンジフラグ」の水上バスのみの運行なので、料金は一律15バーツになります。チケットは乗船後でも、随時同船している水筒の様な筒を持った売り子さん(写真下)から購入する事も可能なので、降りる前に購入すれば問題ありません。

水上バスを降りる際も、チケットの提示や回収などはありません。ただし、念のため下船するまでチケットは無くさない様にしておくのが間違いありません。
【チャオプラヤーエクスプレスのチケット】
チャオプラヤーエクスプレスのチケット(写真下)は切手ぐらいの大きさの薄い紙切れです。
路線図・ルートマップ
観光客向け水上バス チャオプラヤーツアリストボートの基本情報
チャオプラヤーツアリストボートは、完全に観光客向けの水上バスです。「Sathorn(サトーン船着場)」から、カオサン通りの最寄り船着き場である「Phra Arthit(プラアーティット船着き場)」までを結び、「ワットプラケオ」や「カオサン通り」の最寄り船着き場などにも停船します。
営業日 | 毎日運行 |
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営業時間 |
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運賃 |
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主な停車駅と観光スポット | 「ワットポー」がある「ターティアン船着場(tha tien)」、 「ワットプラケオ」がある「ター・マハラート船着場(Tha Maharaj)」、 「ワット・アルン」がある「ワットアルン船着き場(Wat Arun)」、 「カオサン通り」がある「プラアーティット船着場(Phra Arthit)」に停船。 |
2019年12月の確認時点では「ワットポー」がある「ターティアン船着場(tha tien)」は改装中のため、全ての水上バスが停船致しません。
チケット購入方法
チャオプラヤーツアリストボートのチケットは乗り場前にあるチケットカウンターで購入します。チケットは1回券と1日券のみになるので、「ワンアダルトプリーズ」と言えば、通常は1回券が購入できます。1日券は3回以上乗船しないと元が取れないので、基本は1回券で十分です。

チケットを購入すると路線マップも貰えます。下に乗車時間が手書きで記載されていますが、この時間じゃなくてもボートが来たタイミングで乗船できます。
路線図・ルートマップ
「Asiatique 船着場」には16時以降にのみ停船します。
水上バスで三大寺院を効率よく観光するためのヒント
水上バスで「ワットポー」へ直接行く場合は、毎日06.00 - 19.00で運行している「オレンジフラグボート」に乗って「ターティアン船着場」で下船後、徒歩でアクセスするのが最短です。しかし、「ワットポー」と同時に、「ワットプラケオ」と「ワットアルン」も一緒に観光する方がほとんどだと思います。
その場合、最初にターチャン船着場(Tha Chang)で降りて、「ワットプラケオ」を観光後に、徒歩にて「ワットポー」にアクセスする方が効率良くておすすめです。「ワットプラケオ」から「ワットポー」までは徒歩8分〜10分ほどでアクセスできます。
どちらにしても「ワットポー」の最寄り駅「ターティアン船着場」は現在閉鎖となっているので、おのずと「ターチャン船着場(Tha Chang)」か「ター・マハラート船着場(Tha Maharaj)」の何れかの船着き場で降りて、ワットプラケオ、ワットポーの順で見学する形になると思います。
その後、「ワットアルン」へは、「ワットポー」の最寄り船着場「ターティアン(tha tien)」から渡し船を利用すれば簡単にアクセスする事ができます。料金は4バーツになります。「ターティアン船着き場(tha tien)」は改装中ですが、ワットアルンに往復する渡し船は運航しています。
以上の観光の流れをまとめると以下になります。
- ① 水上バスで「ターチャン船着場」にアクセス
- ② 徒歩でワット・プラケオに移動し観光
- ③ 徒歩でワット・プラケオからワット・ポーに移動し観光
- ④「ワット・ポー」の最寄り駅「ターティアン船着場」に徒歩で移動
- ⑤ 渡し船で対岸の「ワット・アルン」へ移動し観光
- ⑥「ワット・アルン」の最寄り駅「ワット・アルン船着場」から水上バスで「サトーン船着場」に戻って終了
上記の流れを図にすると以下の様な感じになります。①〜⑥のオレンジ色の矢印を流れで移動・観光して行きます。

ちなみに時間の都合などで「ワット・プラケオ」に立ち寄らない方は、最初にワット・アルンの船着場で降りて、ワットアルン、ワットポーの順で観光して、サトーン船着場に戻って来ると効率が良いです。
現地発着のオプショナルツアーを利用する
ワット・ポーやワット・プラケオに自力で行くのが不安という方は、ツアーを利用するという選択肢もあります。料金は多少高くなりますが、移動に神経を煩わされる事なく観光に集中できます。
私も良く利用する「GET YOUR GIDE」というオプショナルツアーの日本語予約サイトでは、ワット・ポーの各種ツアーを運行しています。
GET YOUR GIDEは2009年に設立された世界遺産や施設のツアーやチケット手配を行っている会社です。以前は日本語に対応しておりませんでしたが、ここ数年は日本語に対応し、日本の利用者も増えております。