アユタヤを攻略 – 見どころ、所要時間、回り方を徹底解説【タイ観光情報】

バンコク
アユタヤ遺跡

本記事ではアユタヤ遺跡の「見どころ」「所要時間」「回り方」などを中心に、営業時間や入場料金、敷地内の移動手段などについても詳しく解説いたします。

これからアユタヤ観光をお考えの方に向けたお役立ち情報が満載です。アユタヤへの行き方については、以下の記事を参考にしてください。

アユタヤ遺跡とは?

アユタヤ遺跡 根釈迦像

『アユタヤ』は、1350年にウートン王によって建都(建国)され、現在のタイ中南部エリア一帯に、約400年ほど栄えた王朝です。

チャオプラヤー川流域で繁栄を極めた事から、水の都とも言われ、1767年にビルマ侵攻で滅亡するまで、歴代33人のアユタヤ国王によって統治されてきました。

現在の「アユタヤ」には、当時の姿を今に伝える寺院や宮殿などの遺跡が残り、バンコクから手軽に日帰りできるタイの人気観光スポットになっています。

アユタヤ遺跡が残る中心部一帯、おおよそ東西約4km、南北約3kmほどのエリアは『アユタヤ歴史公園』として整備され、1991年にはユネスコの世界文化遺産にも登録されています。

アユタヤ遺跡の基本情報
営業時間

8時~18時※営業時間は遺跡ごとに異なる

主要遺跡の
営業時間

ワット・マハータート

午前8時~18時

ワット・プラ・シー・サンペット

午前8時~18時

定休日遺跡(寺院)は年中無休
入場料金

50バーツ(180~200円)※入場料金は遺跡ごとに異なりますが、大半が50バーツ

ロケーションバンコクから北へ約76キロほど
行き方バンコク中心地から車や電車で2時間ほど
見学所要目安4~5時間ほど

アユタヤの見どころを一覧形式で簡単に紹介

敷地内の「回り方」や「所要時間」「各スポットの詳細」「観光情報」などについては、順を追って解説していきますが、まずはアユタヤ遺跡内の見どころを一覧形式でご覧ください。

画像をクリックすると拡大し、「詳細解説へ」ボタンをクリックすると、その見学ポイントの詳細解説部に移動します。

アユタヤ遺跡 所要時間の目安と回り方

アユタヤ遺跡観光の所要時間の目安は4~5時間ほどです。

上記の所要時間は、以下アユタヤ中心部の地図で記した①〜⑧の主要スポットをレンタサイクルで回った場合の目安です。トゥクトゥクやタクシーをチャーターするか、バンコク発着の日帰りツアーなどを利用すれば、所要時間はもっと短縮できると思います。また、遺跡内を徒歩で回るの厳しいと思います。

※ Googleアカウントでログイン中の方は「Chrome(クローム)』での閲覧だと地図が表示されない事があります。

アユタヤ駅、 ワット・マハータート、ワット・ラーチャブーラナ、ワット プララーム、象乗り体験(エレファントキャンプ)、ウィーハン・プラ・モンコン・ボピット、ワット・プラシーサンペット、ワット・ローカヤースッター、ワット・チャイワッタナーラーム、ワット・ヤイ・チャイ・モンコン、レンタサイクル、渡し船

①〜⑨が、ガイドブックなどでも紹介されているアユタヤの主要見学ポイントになります。

アユタヤ遺跡内には中心部だけで大小30前後の寺院がありますので、全寺院を1日で見学するのは難しいと思います。事前に見学したい寺院だけをピックアップの上で、見学ルートを決めて観光するのがお勧めです。「象乗り」に関してはお好みで体験ください。

見学時間を3時間ぐらいに絞る場合も、見ごたえ抜群の「❶ ワット・マハータート」「❻ ワット・プラ・シー・サンペット」「❽ ワット・チャイワッタナーラーム」の3寺院は見学コースから外さない事をお勧めします。

また「❾ ワット・ヤイ・チャイ・モンコン」に関しては、写真映えする非常にお勧めの寺院ですが、若干だけ中心部の外れにあるため、時間と相談しながら見学コースからは外してしまっても良いと思います。

バーン・パイン離宮」は、アユタヤの日帰りツアーなどに参加すると立ち寄る宮殿で、アユタヤ遺跡群の中心部からは南に約20kmほど離れています。レンタサイクルやトゥクトゥクチャーターした場合などは十分に立ち寄れる距離ですので、興味のある方は訪問ください。

アユタヤ遺跡内の移動手段を紹介

アユタヤの道路

アユタヤ遺跡は、四方をチャオプラヤー川とその支流に囲まれています。広さは、南北4km、東西7kmほどなので、徒歩だけで周るのは難しいです。以下に、お勧め順で移動手段をご紹介致しますので参考にしてください。ツアーを利用すれば、短時間で効率良く観光する事も可能です。

レンタサイクル

レンタサイクル

アユタヤ遺跡内を観光する上で最もおすすめの交通手段が「レンタサイクル」です。地形的にも平地なので坂道がなく、気温が高くても湿度さえ低ければ涼しく快適に移動できます。料金的にも、1日50~100バーツほどと非常にリーズナブルです。

レンタサイクルは、アユタヤ駅から遺跡方面に向かう途中に複数あります。お勧めは、渡し船で対岸に渡ってすぐの場所にあるレンタサイクルショップです。ショップによってはパスポートを預けなくてはなりませんが、このショップならパスポートのコピーで問題ありません。必ずブレーキの効き具合をチェックの上で、不備があれば別の自転車に交換してもらってください。

ツアーを利用して移動

旅行会社やオプショナルツアー会社が慣行している各種現地ツアーを利用すれば、時間的にも効率良くアユタヤを回る事ができます。英語が苦手な方や、旅慣れしていない方、体力に自信がない方などにはお勧めの観光手段(移動手段)です。

現地ツアーを利用するデメリットは、料金的に高くなる点と、ご自身のペースで観光できなくなる点です。また、リーズナブルなツアーは基本的に他の旅行者の方と乗り合いでの移動となります。

以下に「GET YOUR GIDE」というツアー会社のアユタヤ観光ツアーをいくつかご紹介します。

バンコク発:バス&ボートで行くアユタヤ1日ツアー&リバークルーズ

バンコク発:バス&ボートで行くアユタヤ1日ツアー&リバークルーズ

所要9時間料金:約9,000〜10,000円英語ガイド24時間前までキャンセル無料集合場所:リバーシティ バンコク前(ホテル送迎オプション有)

リバークルーズで川沿いの美しい景色を楽んだ後に、古都アユタヤを訪問します。アユタヤでは「ワット マハータート」「ワット プラ シー サンペット」「ワット ローカヤスターラーム」などの主要寺院や「バーンパイン宮殿 」も見学できます。料金には「寺院の入場料」「船上でのタイ料理&多国籍料理のビュッフェ式ランチ」「コーヒー、紅茶、飲料水」などが含まれております。

▶ バンコク発:バス&ボートで行くアユタヤ1日ツアー&リバークルーズ

バンコク発:アユタヤ&アヨタヤ 水上マーケット 1日ツアー

バンコク発:アユタヤ&アヨタヤ 水上マーケット 1日ツアー

所要8時間料金:約8,000円英語ガイド24時間前までキャンセル無料集合場所:スクンビット(BTSアソーク駅近く)のマクドナルド前集合。

タイ国王の住居だった「バーンパイン宮殿」と、200以上のお店がひしめく「アヨタヤ水上マーケット」を訪問した後に「アユタヤ遺跡」の主要遺跡だけを見学します。もちろん、木に覆われた仏頭で有名な「ワット・マハタート」にも立ち寄ります。料金には各スポットへの入場料金も含まれています。

GET YOUR GIDEではこのほかにもたくさんの「アユタヤ見学ツアー」を提供しています。専属運転手が運転する完全プライベートツアーなどもあるので、ご自身のニーズに応じてお選びください。

▶ アユタヤの見学ツアーを全て見る

トゥクトゥク

トゥクトゥク

バンコク市内でも見かける、運転手付きの三輪自動車タクシーです。タイヤは三輪ですが、屋根とサイドドアはついており、かなり快適です。ただし、窓はないので冷房完備はありません。

行先を告げるだけでアユタヤの各寺院をめぐってくれます。各寺院を見学している間は、運転手は車内で待機していてくれます。

料金は時間単位、もしくは1日いくらという形で交渉が必要です。ぼったくりも多く、初心者の方にはハードルが高い移動手段です。個人的にはあまりおすすめはしません。おおよその料金相場は、1時間200〜300バーツ程です。

アユタヤ遺跡内の見どころを徹底解説

本項ではアユタヤ遺跡内に点在する「寺院」や「見学スポット」の見どころを詳しく解説いたします。

【見どころ①】ワット・マハータート

ワット・マハタートの景観

  • アユタヤ遺跡 ワット・マハタート - 木の根に取り囲まれている仏頭
  • ワット・マハタート
  • ワット・マハタート
  • ワット・マハタート

所要目安:50〜60分GoogleMapおすすめ度:★★★★★

アユタヤの中心部に位置し、アユタヤ観光で絶対に外せない見学スポットの一つがこの「ワット・マハータート」です。

14世紀後半に建立されたこの寺院は、ラーメスアン王、あるいはポーロムラーチャーティラート1世によって建てたものだと伝わります。

仏頭や寺院のデザインは、古代クメール(カンボジア)の影響が大きく見られ、歴代アユタヤ王は、重要な儀式や式典をこの場所で行っていました。

絶頂期は黄金に輝いていたと言われるこの寺院ですが、ビルマ軍(現ミャンマー)の侵攻で遺跡全体が激しい損傷を受け、かつて存在したとされる高さ44mの仏塔も跡形もなく破壊されてしまいました。

現在の遺跡内には、頭部を破壊された仏像が多く並び、その中でも一際異彩を放つのが、木の根に取り囲れた仏頭の姿です。

アユタヤのシンボルでもあるこの仏頭は、常に観光客で混み合う人気撮影スポットになっています。

記念撮影の際は、仏像の頭よりご自身の頭が高い位置にならない様にするのがマナーです。

この遺跡内で20世紀後半に発見された宝物類や仏像などは、チャオ・サン・プラヤー国立博物館に収蔵されています。

【ワット・マハータート 観光情報】

営業時間:午前8時00分~18時00分

入場料金:50バーツ

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【見どころ②】ワット・ラーチャブーラナ

ワット・ラーチャブーラナ

  • ワット・ラーチャブーラナ
  • ワット・ラーチャブーラナ
  • ワット・ラーチャブーラナ
  • ワット・ラーチャブーラナ

所要目安:20〜30分GoogleMapおすすめ度:★★★

ワット・マハータートのすぐ北側に位置する「ワット・ラーチャブーラナ」は、王位継承の争いで死んだ2人の兄を弔うため、1424年にアユタヤ王朝8代目の国王「サームプラヤー」によって建立されました。サームプラヤーは、2人の兄が亡くなった事で、思いがけず王位の座が巡ってきた王です。

1956年にこの寺院の地下で、多数の仏像や金工芸品が発見されましたが、翌年にその多くを略奪されました。その後、略奪された品々の一部だけは回収され、現在それらは、アユタヤ遺跡の中心に位置する「チャオ・サーム・プラヤー国立博物館」に収蔵されています。

仏塔の途中まで登って景観を楽しむ事もできます。

【ワット・ラーチャブーラナ 観光情報】

営業時間:午前8時00分~18時00分

入場料金:50バーツ

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【見どころ③】ワット・プララーム

ワット・プララーム

  • ワット・プララーム
  • ワット・プララーム
  • ワット・プララーム
  • ワット・プララーム

所要目安:20〜30分GoogleMapおすすめ度:★★★

周囲を塀に囲まれた「ワット・プララーム」は、2代目アユタヤ国王が、初代国王「ウートーン」を弔うために、1369年に建立した菩提寺です。

現在も国王の遺骨は寺院の下に埋葬されており、北側の広場には後年に建てられた「ウートーン王」のブロンズ像も置かれています。

1767年のビルマ軍の侵攻で、現在はクメール様式の4基の仏塔と巨大な塔堂、損傷の激しい石像が残るのみとなっています。

【ワット・プララーム 観光情報】

営業時間:午前8時30分~17時00分

入場料金:50バーツ

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【見どころ④】エレファント・ライド(象乗り体験)

エレファント・ライド(象乗り体験)

  • エレファント・ライド(象乗り体験)

所要目安:40〜50分GoogleMapおすすめ度:★★★

日本の方にも非常に人気の高いアユタヤのアクティビティが「エレファントライド(象乗り体験)」です。このアクティビティは、「エレファントキャンプ」と呼ばれる専用の象乗り場にて体験が可能です。

象に乗るまでの流れは、エレファントキャンプに行き、窓口で料金を払って、ご自身の順番が来たら、象に乗るだけです。

エレファント・ライドは、象に乗り降りしながら遺跡を見学するのでは無く、あくまでも、遺跡内の決まったルートを象に乗って往復するアクティビティとなります。

アユタヤを自転車などで観光していると、道中で象乗り体験をしている観光客を何度も見かけます。「エレファント・キャンプ」は、アユタヤ遺跡の中心部、「ワット プラシーサンペット」の南側あたりにあります。

象乗りを体験するには事前予約などは必要なく、現地キャンプにて象舎手前にあるチケット売り場で、人数分のチケットを購入します。英語ができなくても、参加人数だけ伝えれば簡単に申し込みができます。象1頭につき、最大で2人まで乗る事ができます。

どうしても不安な方は、象乗り体験を含むバンコク発着ツアーなどを利用すると良いと思います。

【エレファントキャンプの基本情報】

営業時間:午前9時00分~17時00分ごろ

入場料金:

  • キャンプ内1周:200バーツ / 1名
  • ワット・プラ・シー・サンペット往復(20分):400バーツ / 1名
  • 王宮跡往復(30分):500バーツ / 1名

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【見どころ⑤】ウィーハン・プラ・モンコン・ボピット

ウィーハン・プラ・モンコン・ボピット

  • ウィーハン・プラ・モンコン・ボピット
  • ウィーハン・プラ・モンコン・ボピット
  • ウィーハン・プラ・モンコン・ボピット
  • ウィーハン・プラ・モンコン・ボピット

所要目安:20〜30分GoogleMapおすすめ度:★★★

ウィーハン・プラ・モンコン・ボピットは、ブロンズ像としてはタイ最大の高さ17mを誇る「プラ・モンコン・ボピット」を安置している塔堂です。

堂のシンボルでもあるこの巨大像は、1603年にラーマティボディ2世によって建造されたものです。

現在は全身に金箔が施されていますが、発見当初は、敵国の略奪を免れるため、表面の金箔が全て剥がされた状態でした。

寺院全体もビルマ軍の侵攻によって破壊を受けた後、1951年の再建を経て現座に至ります。再建の際に、巨大仏像の中から小さな仏像が何体も発見されたそうです。

敷地内は、長い参道と塔堂があるだけのシンプルな構造になっています。見どころも、ほぼ巨大仏像のみとなるので、所要20分もあれば見学できます。

【ウィーハン・プラ・モンコン・ボピット 観光情報】

営業時間:午前8時00分~17時00分(平日は16時30分まで)

入場料金:無料

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【見どころ⑥】ワット・プラ・シー・サンペット

ワット・プラ・シー・サンペットの仏塔(チェディ)

  • ワット・プラ・シー・サンペット
  • ワット・プラ・シー・サンペット
  • ワット・プラ・シー・サンペット
  • ワット・プラ・シー・サンペット

所要目安:40〜50分GoogleMapおすすめ度:★★★★★

1491年に建立された「ワット・プラ・シー・サンペット」は、タイの中でも特に重要な寺院の一つで、バンコクの「ワット・プラケオ」に相当する王室の守護寺院となっています。

敷地内には、この寺院のシンボルでもあるセイロン様式の3基のチェディ(仏塔)が並んでいます。各仏塔には、3人の王の遺骨が納められています。

この寺院も例外なく、ビルマ軍の侵攻をうけ、1500年に建設された高さ16メートル、重さ171キロの黄金に覆われた仏像が跡形もなく破壊されました。

日没後の幻想的なライトアップの景観が人気です。

【ワット・プラ・シー・サンペット 観光情報】

営業時間:午前8時~18時00分

入場料金:50バーツ

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【見どころ⑦】ワット・ローカヤースッター

  • ワット・ローカヤースッターの寝釈迦像
  • ワット・ローカヤースッターの寝釈迦像
  • ワット・ローカヤースッターの寝釈迦像
  • ワット・ローカヤースッターの寝釈迦像

所要目安:10〜15分GoogleMapおすすめ度:★★★★

黄色い袈裟をまとった高さ約5m、全長約29mの寝釈迦像が特徴的なこの「ワット・ローカヤースッター」は、ワット・マハータートと並ぶ、アユタヤ遺跡の人気スポットです。

ワット(寺院)という名からも分かる様に、この場所も寺院の一つですが、かつてビルマ軍によって破壊の限りを尽くされ、寝釈迦像以外の建造物は、わずかに仏塔が残るだけです。また、寝釈迦像自体も、1956年にタイ政府によって復元されたものです。

見学所要は10分~15分もあれば十分な場所ですが、非常に映える写真が撮影できるので、アユタヤ訪問時は、是非立ち寄って頂きたい見学ポイントの一つです。

寝釈迦像の前方には黄金の小さな寝釈迦像が置かれており、ここに添える蓮(はす)の売り子がしつこいのでご注意ください。もちろん、たいした値段ではないので、購入して添えるのも良いと思います。

【ワット・ローカヤースッター 観光情報】

営業時間:午前8時~16時30分

入場料金:無料

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【見どころ⑧】ワット・チャイワッタナーラーム

ワット・チャイワッタナーラーム

所要目安:40〜50分GoogleMapおすすめ度:★★★★★

アユタヤ中心部やや西側の緑豊かなエリアに立つアユタヤで最も美しい遺跡の一つ。自転車で行くには道路を横断する必要があるので、車に注意が必要。

元々この場所には、アユタヤ王朝二十四代目国王「プラーサート・トーン」の母親の宮殿がありました。母親の死後、「プラーサート・トーン」は、その菩提を弔うために、20年の歳月を費やしてこの寺院を建造させました。

敷地内中央には、カンボジアに対する戦勝記念として建てられたクメール様式のプラーン(仏塔)が聳え立っています。

かつて18世紀にビルマ軍の侵攻で寺院全体が破壊を受けましたが、近年の修復により、現在は当時に近い状態で遺跡内を見学できます。

夜のライトアップ時の川面に映る景観は美しく、遺跡内は幻想的な雰囲気に包まれます。

タイドラマのロケ地になった事もあり、アユタヤの中でも指折りのフォトジェニックスポットになっています。遺跡の向かいにはレンタル衣装店が複数あり、日本の方にも人気です。

【ワット・チャイワッタナーラーム 観光情報】

営業時間:午前8時00分~18時00分

入場料金:50バーツ

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【見どころ⑨】ワット・ヤイ・チャイ・モンコン

ワット・ヤイ・チャイ・モンコン

  • アユタヤ遺跡 ワット・ヤイ・チャイ・モンコン
  • アユタヤ遺跡 ワット・ヤイ・チャイ・モンコン
  • アユタヤ遺跡 ワット・ヤイ・チャイ・モンコン
  • アユタヤ遺跡 ワット・ヤイ・チャイ・モンコン

所要目安:30〜40分GoogleMapおすすめ度:★★★★

アユタヤ遺跡の南東側にある最古参の寺院「ワット・ヤイ・チャイ・モンコン」は、アユタヤ王朝の初代国王「ラーマティボディ1世」が、留学僧のために、1357年に建立しました。

敷地内には、本寺院の象徴であり、対ビルマ軍の戦勝記念に建造された高さ約70mの仏塔がそびえたっています。仏塔の中央にある階段を登ると、高台から敷地内を一望する事ができます。

【ワット・ヤイ・チャイ・モンコン 観光情報】

営業時間:午前8時00分~17時00分

入場料金:20バーツ

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【見どころ⑨】バーン・パイン離宮

バーン・パイン離宮

所要目安:60〜70分GoogleMapおすすめ度:★★★★

バーン・パイン離宮は、アユタヤの南方約20kmほど離れた場所にある、アユタヤ王朝27代目の王「プラサート・トーン」によって建設された夏の離宮です。長きに渡り、歴代のアユタヤ王の別荘として利用されてきました。

アユタヤからは結構離れているので、当記事のモデルコースからははずしておりますが、ツアーなどでアユタヤを見学すると、見学コースに含まれている場合があります。

広い敷地内には、タイ風や洋風など、異なる建築様式の建物が混合しています。夏の離宮だけあって、アユタヤ中心部と比べると、どこか落ち着いたのどかな雰囲気がある場所です。

個人旅行の方が、この場所に立ち寄りたいなら、ツアーへの参加がお勧めです。

【バーン・パイン離宮 観光情報】

営業時間:午前8時00分~16時00分

入場料金:100バーツ

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アユタヤ観光の基本情報

アユタヤ遺跡の景観

アユタヤ遺跡の営業時間や入場料金、観光時の注意事項は以下の通りです。

営業時間

アユタヤ遺跡内にある寺院の営業時間はそれぞれ異なりますが、だいたい8時~17時か8時~18時の間で営業している所がほとんどです。

各寺院の営業時間の詳細につきましては、本記事の「アユタヤ遺跡の見どころを徹底解説」項にて紹介しております。

入場料金と購入方法

アユタヤ遺跡の入場料は寺院ごとに異なりますが、ほとんどの寺院が50バーツ(170~200円)で入場可能となっています。中には、無料や、20バーツほどで入場可能な寺院もあります。

寺院のチケットはフリーパスなどはなく、各寺院の入口に必ずあるチケット売り場で購入する形になります。購入時は「ワンアダルトプリーズ(大人一枚)」などと言えば伝わります。

アユタヤ観光時の注意事項

アユタヤ遺跡内にある全ての見学スポットは基本的に「寺院(ワット)」です。寺院は神聖な場所なので、観光する際に以下の服装での入場は禁止されております。ご注意ください。

  • ショートパンツ
  • 短いスカート
  • 袖のない服

また、個人旅行で、レンタサイクルを利用してアユタヤ観光をお考えの方は、自転車レンタル時にパスポートが必要となりますので、必ずご持参ください。パスポートのコピーで良い場合もあるので、本物は提示様に持参し、コピーをあらかじめ用意しておくと良いかもしれません。店によっては、店側でパスポートのコピーを取って、現物はその場で返却してくれます。

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