【ワットパクナム 行き方】MRTと徒歩で簡単にアクセスする方法

まずは『ワットパクナム』のロケーションと基本情報からご確認ください。行き方については次項より徹底解説してまいります。

ワットパクナムのロケーション

『ワットパクナム』は、チャオプラヤ川西側のトンブリ地区にあり、バンコクの都会的なエリアからは西側に10〜15kmほど離れています。中心部から単純に車で行けば、渋滞状況にもよりますが、30分〜40分ほどの距離です。

ワットパクナムの基本情報

ワットパクナムは年中無休で入場無料です。

『ワットパクナム』への行き方は大きく4通りの方法があります。以下お勧めの順に記載致します。

1. 地下鉄と徒歩で行く

   中心部からの所要目安：60分料金目安：100円〜300円おすすめ度：★★★★★

   バンコク中心部から「地下鉄（MRT）」で「バンパイ駅」まで行き、そこから徒歩（800mほど）で『ワットパクナム』までアクセスする方法です。

2. 定額タクシーで行く

   中心部からの所要目安：30〜45分料金目安：1500円〜2000円おすすめ度：★★★★

   アジア地域で普及している定額制のタクシー「Grab（グラブ）」を利用して、バンコク中心部からタクシー1本で『ワットパクナム』へアクセスする方法です。流しのタクシーより料金は高めですが、ぼったくりやトラブルの心配がありません。

3. 現地発着ツアーで行く

   ツアー所要目安：半日料金目安：9000円〜おすすめ度：★★★

   「バンコクフォトジェニック観光ツアー ピンクのガネーシャ ＋ ワットパクナム」などの現地発着ツアー（日本語ガイド）を利用して『ワットパクナム』へアクセスする方法です。料金的には割高になりますが、「ワットパクナム」だけでなく、日本人に大人気の「ピンクガネーシャ」も同時に観光できます。ホテルに往路送迎して貰えるので、旅行初心者の方も安心です。1番楽な行き方です。

4. BTSとソンテウを乗り継いで行く

   中心部からの所要目安：80〜90分料金目安：150円〜350円おすすめ度：★★

   バンコク中心部からBTS（電車）で「タラートプルー駅」へアクセスし、2番か3番出口から徒歩（800mほど）でソンテウ乗り場（バス乗り場）へ移動。「ソンテウ（屋根付きの荷台に座席がある車）」で『ワットパクナム』へアクセスします。

料金は、皆さんの出発地点によって変わってきますので、文字通り目安として記載しております。

ご紹介した4通りのアクセス方法のうち、以前までは「④ BTSとソンテウを乗り継いで行く」が、最もリーズナブルで多くの方が利用した行き方でした。

しかし、近年の「地下鉄（MRT）」延伸によって『ワットパクナム』の徒歩圏内に「バンパイ駅」という最寄駅が誕生しました。

これに伴い、現在『ワットパクナム』に行くなら「① 地下鉄と徒歩で行く」が、最も安く手軽なアクセス方法となっています。

以上の動向を踏まえ、本記事では「① 地下鉄と徒歩で行く」について深掘りしていきます。次項より「行き方の流れ」「行き方の詳細」の順で、徹底的に解説していきます。

『ワットパクナム』へ「地下鉄（MRT）」と「徒歩」で行く流れは以下の通りです。

1. バンコク市内の最寄り駅から
   MRT（地下鉄） ブルーラインに乗車

   

   MRTで30〜40分
   （所要時間は乗車駅による）

2. 『Bang Phai（バンパイ）駅』で地下鉄を下車

   

   1番出口から出て徒歩10〜15分

3. 『ワットパクナム』に到着

   

以上の3ステップのみです。非常に簡単です。滞在ホテルの最寄がBTS各駅の場合は、BTSから地下鉄に乗り換える必要がありますが、その点も踏まえて、次項より更に詳しく解説してまいります。

バンコク中心部から「地下鉄（MRT）」と「徒歩」で『ワットパクナム』へ行く方法を詳しく解説していきます。

片道のトータル所要時間は出発駅にもよりますが、だいたい60分ぐらいです。地下鉄に30〜40分ほど乗車し、徒歩10〜15分ぐらい歩きます。

① 最寄り駅から地下鉄（MRT）で『Bang Phai（バンパイ駅）』へ

バンコクの中心部から『ワットパクナム』へ行くには、地下鉄のブルーラインに乗車する必要があります。まずは以下の「バンコク中心部の路線図」にて、ご自身が利用する最寄駅と『ワットパクナム』の最寄り駅である「Bang Phai（バンパイ駅）」の位置関係をご確認ください。

クリックすると高解像度の路線図が別タブで開きます。

最寄に地下鉄駅がある方は、地下鉄ブルーラインの「Lak Song（ラックソーン駅）」方面行きに乗車して「Bang Phai（バンパイ駅）」で下車するだけです。乗り換えはありません。

一方、BTSの各駅が最寄の方は路線図を参考に「BTS」から「地下鉄 ブルーライン」に乗り換えて「Bang Phai（バンパイ駅）」を目指してください。

「地下鉄」と「BTS」の接続駅を表にまとめましたので参考にしてください。

「BTS」と「地下鉄」の接続駅は、基本的に徒歩で直結しています。

② 『バンパイ駅』から徒歩で『ワットパクナム』へ

「Bang Phai（バンパイ駅）」に到着したら、1番出口（南側出口）から地上に降りて、徒歩で『ワットパクナム』へ向かいます。

既に駅のホームから『ワットパクナム』の仏像が見えています。この仏像を目指していきます。

まずはホームから改札がある下の階に移動します。「バンパイ」は地下鉄駅ですが乗車ホームは地上より上階にあります。

階段を降りたら「EXIT（1番出口）」の案内に従って改札の方に歩いていきます。

改札を抜けたら右手に折れて「1番出口」方向へ。

突き当たり左手の階段から地上におります。

地上に出た後の『ワットパクナム』までのルートはGoogleマップにてご確認ください。

「バンパイ駅」から『ワットパクナム』までは800mほど、健脚な方なら10分もかからず到着できます。

基本的にほぼ道なりですが、念のため写真付きでルートを案内していきます。

まず地上に出たら、道路を左手にして、通り沿いを真っ直ぐ進みます。歩道橋が見える方向に進んでください。

50mほど行くと、右手に道があるので右折します。緑色の建物を左手側にして曲がるイメージです。

道なりに進んで突き当たりを左に曲がります。

ここからしばらくは同じ様な景色が続きますが、とにかく道なりに進むのみです。写真の①〜④の順番で通過していきます。

200mほど進むと、正面に寺院風の建物が見えてきますが、『ワットパクナム』ではありません。奥の道を右折します。

続いて紫と黄緑の建物が見えてきますが、これは「ワット ヌアン ノルディット校」という中学・高等学校です。

学校が見えた地点から、更に300mほど道なりに進むと「空き地の様な駐車場」が見えてきます。

駐車場を奥まで進み、川の手前で右手に折れると「赤茶色の小さな橋」があります。

この橋を渡り、その先の道を突き当たるまで数10メートル直進します。

突き当たった所で左手に曲がると、『ワットパクナム』へと続くアーケード通りが目の前です。

後はアーケードを直進（写真①）して、アーケードを抜けた先の別れ道を右折（写真②）。数10m直進した先で左折（写真③）すれば、ワットパクナムの敷地内（写真④）です。

上の写真の説明だと分かりにくいかも知れませんので、下の「ワットパクナム周辺地図」も参考にしてください。橋を渡ったあたりからのルートを黄緑の点線で記しております。

③ 『ワットパクナム』に到着

『ワットパクナム』は入場無料なので、チケット売場などはありません。敷地内に入ったら、道なりにまっすぐ進んで見学エリアを目指します。途中、左手側にトイレがあるので必要に応じてお立ち寄りください。ティッシュは有料なので持参しておくと便利です。

数10メートルほど進むと正面に「黄金大仏」の横姿が、右手側に「大仏塔（ガラスの仏舎利塔）」が見えてきます。

見学順路は「大仏塔」からでも「黄金大仏」からでも問題ないと思いますが、「① 大仏塔」「② 黄金大仏」「③ワットパクナム本堂」の順で見学して行くのがお勧めです。

『ワットパクナム』への行き方の解説は以上です。後はご自身のペースで見学をご堪能ください。敷地内の回り方や見どころについては以下の記事を参考にしてください。

当記事内でご紹介した『ワットパクナム』への行き方に関する重要ポイントをまとめましたので、情報の整理用にご活用ください。

1. 『ワットパクナム』へのアクセスは、最寄りにBTS「バンパイ駅」が開通した事で非常に便利になった

2. 数年前まではBTSとソンテウを乗り継いで行く方法が便利だったが、現在敢えてこの方法を選択する必要性はない

3. 『ワットパクナム』へのアクセスは「MRT（地下鉄）」と「徒歩」で行くのが手軽でリーズナブル

4. 「バンパイ駅」から『ワットパクナム』までは、1番出口から徒歩10〜15分ほど