【ワット・プラケオ】水上バスでの行き方から入口まで徹底解説

(2019年2月13日 公開) (2019-05-12 最終更新) ワット・プラケオの景観

バンコク市内で「ワット・ポー」「ワット・アルン」と並ぶ三大寺院の一つが、1782年にラーマ一世によって建立された「ワット・プラケオ」です。「ワット・プラケオ」は、総面積21万8千平方メートルを誇る「王宮」の敷地内にある寺院です。王宮の敷地は東西南北を4つの塀に囲まれ、その外周合計は1,900mほど、敷地内には約34か所もの見学スポットが点在しています。

その中でも一番の見所である「ワット・プラケオ」の見学エリア内には、エメラルド寺院の由来となった「本堂」をはじめ、「仏塔」「仏堂」「経堂」「回廊」など様々な見どころが存在しています。

また、敷地内の南側一帯を占める王宮側の見学エリアにも、歴代の王たちによって建造・増改築された宮殿や仏塔などが建ち並んでいます。

本記事では、この見どころ満載の王宮内寺院「ワット・プラケオ」への行き方やチケット料金などの基本情報をはじめ、チケット購入から見学までの流れを詳細に解説致します。他にも寺院内の見どころや、所要時間など、ワット・プラケオ観光に役立つ情報が満載です。

ワット・プラケオの基本情報

ワットプラケオ内の景観

ワット・プラケオの事を王宮と呼ぶ方もいますが、王宮=ワット・プラケオではなく、王宮の敷地内にある寺院が「ワット・プラケオ」になります。王宮の訪問時は同じチケットで「ワット・プラケオ」と「王宮」の見学エリアを観光する事ができます。

正式名称
  • 【ワット・プラケオ】

    ワット・プラ・シー・ラタナー・サーサダーラム

  • 【王宮】

    プラボラマ・マハ―・ラーチャワン

営業時間8:30〜15:30
入場料金500バーツ
オーディオガイドレンタル200バーツ【対応言語】

日本語、英語、タイ語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、ロシア語

最寄り駅ターチャン船着場(Tha Chang)から徒歩3分〜5分
住所Na Phra Lan Road, Phranakorn (Rattanakosin)
公式サイトワット・プラケオ公式サイト

ワット・プラケオ(王宮)への行き方

ワット・プラケオのロケーション

ワット・プラケオは、チャオプラヤー川東側の「ターチャン船着場(Tha Chang)」から徒歩2分〜3分の場所に位置しています。「ターチャン船着場」へは、バンコク中心部の「サトーン船着場(sathorn / Taksin)」から水上バスで所要約30分ほどです。

「ワット・プラケオ」は、外周1,900mの塀に囲まれた王宮敷地内にある寺院になります。敷地内の北東側が「ワット・プラケオ」の見学エリアで、南側一帯が「王宮」の見学エリアになります。

詳しくは以下のワットプラケオと王宮内の地図を参照ください。

ワットプラケオと王宮の地図

バンコク市内からワット・プラケオへの行き方の流れ

ワット・プラケオまでの行き方の流れを説明する前に、以下のグーグルマップで「バンコク中心部の主要BTS駅」と、行きの水上バスの起点となる「 サトーン船着場(sathorn)」の位置関係を確認ください。

ブルンチット駅(Phloen Chit)ナーナー駅(Nana) アソーク駅(Asok) プロムポン駅(Phrom Phong)
サヤーム駅(Siam) サパーンタクシン駅(Saphan Taksin) サトーン船着場(sathorn / Taksin)

バンコク市内から水上バスを利用するには、とにかくまずは最寄り駅からBTSのシーロム線に乗車して「 サパーンタクシン駅(Saphan Taksin)」を目指してください。サパーンタクシン駅から水上バス乗り場の「 サトーン船着場(sathorn)」までは徒歩2分〜3分ほどです。

1

BTS シーロム線 サパーンタクシン駅

サパーンタクシン駅

BTSのシーロム線で「サパーンタクシン駅(Saphan Taksin Station)」に到着後、水上バス乗り場へアクセスするには「2番出口」から階段を降ります。

サパーンタクシン駅の2番出口

2番出口から階段を降りて地上に出たら、道なりに真っすぐ進んでいきます。

サパーンタクシン駅から「サトーン船着場」への道

数10mほど行くと、突き当りにぶつかります。突き当たりには案内の看板があり「Chao Phraya Express Boat」は左方向と書かれているので、その方向に数メートルほど進んで行くと「サトゥーン船乗り場」に到着します。

「サトーン船着場」への案内板

サパーンタクシン駅と「サトーン船着場」の位置関係は以下の地図を参考にしてください。

サパーンタクシン駅の周辺地図

また、「サパーンタクシン駅」の2番出口から出て、すぐ左手の公園内に無料公衆トイレがあるので、水上バスの乗船前に立ち寄っておくのがお勧めです。無料の割に結構綺麗なトイレです。

サパーンタクシン駅近くの公衆トイレ

徒歩1分〜2分

2

サトーン船着場

サトーン船着場 入口

「ワットポー」「ワットプラケオ」「ワットアルン」のいずれかの寺院に水上バスで行く場合は、この「サトーン船着場(sathorn / Taksin)」が起点となります。

サトーン船着場の入口は、4つのフラグが目印です。

サトーン船着場の入口

サトーン船着場の入口から入場すると、チケット売り場が2か所あります。入口から入って右手側にあるのが、「Chao Phraya Express Boat(チャオプラヤーエクスプレスボート)」のチケット売り場で、正面に見える青色のカウンターが「CHAO PHRAYA TOURIST BOAT(チャオプラヤーツアリストボート)」のチケット売り場になります。

サトーン船着場のチケット売り場

ワット・プラケオへは「チャオプラヤーエクスプレスボート」と「チャオプラヤーツアリストボート」のどちらを利用してもアクセス可能です。

【チャオプラヤーエクスプレスを利用する場合】

チャオプラヤーエクスプレスとチャオプラヤー川の景観

最も料金がリーズナブルで運行本数が多いのが、このチャオプラヤーエクスプレスです。

チャオプラヤーエクスプレスには路線が4つあり、そのうち「ワット・プラケオ」の最寄り駅である「ターチャン船着場(Tha Chang)」に停船するのは、オレンジフラグ、グリーンフラグ、ノーフラグのボートになります。基本は運行本数の多い「オレンジフラグ」のボートに乗船すれば間違いありません。詳しくは以下の路線図を参照ください。

チャオプラヤーエクスプレス路線図

「チャオプラヤーエクスプレス」は、乗船するフラグの色によって料金が異なります。「ワット・プラケオ」の最寄り駅「ターチャン船着場(Tha Chang)」に、オレンジフラグボートに乗ってアクセスした場合の料金は15バーツ(約50円)になり、所要時間は30分〜40分ほどです。「チャオプラヤーエクスプレス」の詳しい情報に関しては、別記事内の「水上バス チャオプラヤーエクスプレスの基本情報」を参照ください。別ウインドウでページが開きます。

【チャオプラヤーツアリストボートを利用する場合】

チャオプラヤーツアリストボートとチャオプラヤー川の景観

チャオプラヤーツアリストボートは、主に観光者向けのボートで、主要な船着き場以外には停船しないので快適です。

こちらの水上バスには、路線の区分けはありませんので、チケット購入時に手書きで渡される乗車時間に合わせて、到着した水上バスに乗船すればOKです。水上バスのルートに関しては以下の画像を参照ください。

チャオプラヤーツアリストボートの路線図

「チャオプラヤーツアリストボート」を利用する場合の「ワット・プラケオ」の最寄り駅は「ター・マハラート船着場(Tha Maharaj)」になります。料金は50バーツ(約200円)で、「サトーン船着場」から「ター・マハラート船着場」までの所要は25分〜35分、「ター・マハラート船着場」から「ワット・プラケオ」までは徒歩で6分〜8分ほどです。チャオプラヤーツアリストボート」の詳しい情報に関しては、別記事内の「水上バス チャオプラヤーエクスプレスの基本情報」を参照ください。

【どちらの水上バスに乗るべきか】

2種類の水上バスの乗船料金は、「チャオプラヤーエクスプレスボート」が15バーツ、「チャオプラヤーツアリストボート」が50バーツになります。安い運賃でローカルの雰囲気を味わいたいなら「チャオプラヤーエクスプレスボート」を、停車駅を少なく快適に移動したいなら「チャオプラヤーツアリストボート」の利用がお勧めです。

ただし、二つの水上バスにそこまで劇的な差はありませんので、行きと帰りで交互に乗船してみるのも良いかもしれません。

水上バスの乗り場は、それぞれのチケット売り場の先にありますので、チケット購入後はそのままの流れでカウンターの奥に歩いて行けば水上バスに乗船する事ができます。

水上バスで約30分(※ボートや路線による)

3

ターチャン船着場 or ター・マハラート船着場

【ターチャン船着場からのアクセス】ターチャン船着場

ワット・プラケオに「チャオプラヤーエクスプレス」を利用してアクセスする場合は、この「ターチャン船着場」が最寄り駅になります。

「A. ターチャン船着場」から「B. ワット・プラケオ」までは徒歩3分〜5分ほど、「B. ワット・プラケオ」から「C. ワット・ポー」までは徒歩10分ほどになります。

ワット・プラケオとワット・ポーを観光する場合は、上のルートで、まずは「ワットプラケオ」に立ち寄ってから、「ワットポー」を目指すのが王道です。その後「ワット・ポー」から「ワット・アルン」まで行く場合も、渡し船で簡単にアクセスする事ができます。

まず「ターチャン船着場」に到着したら、橋の様な通路(写真下)を渡ります。

ターチャン船着場の通路

橋の先には露店の様な店が並ぶアーケード通りに出るので、そのまま真っすぐ進みます。このアーケードに有料のトイレがあるので立ち寄っておくと良いと思います。

ターチャン船着場の通路

アーケードを抜けると露店が並ぶ通りに出るので、更に真っすぐ進んで行きます。

ターチャン船着場周辺の景観ターチャン船着場周辺の景観

数10mほど進むと、正面奥の右斜め方向に「王宮」と「ワット・プラケオ」を囲む塀が見えてきます。写真の右手側に入口の様ものが見えますがここからは入場できません。

ターチャン船着場周辺の景観

そのまま塀を右手に歩いて行くと塀沿いに敷地内への入場門「ウィセーッチャイシ―門」が見えてきますので、ここから「ワット・プラケオ」と「王宮」の見学エリアがある敷地内に入場します。敷地内に入るだけなら無料なので、この時点でチケットは必要ありません。

王宮・ワットプラケオがある敷地内への入場門王宮・ワットプラケオがある敷地内への入場門

ターチャン船着場方面と入場門の位置関係は以下の地図を参考にしてください。

ワットプラケオの地図

敷地内に入場後、チケットを購入して「ワット・プラケオ」と「王宮」を観光するまでの流れは次項の「チケット購入からワット・プラケオと王宮観光までの流れ」にて詳しく解説致します。

【ター・マハラート船着場からのアクセス】

ワット・プラケオに「チャオプラヤーツアリストボート」を利用して行く場合は、この「ター・マハラート船着場」が最寄り駅になります。

「A. ター・マハラート船着場」から「B. ワット・プラケオ」にアクセスする場合は、やや北西側からのアクセスになります。

「A. ター・マハラート船着場」から「B. ワット・プラケオ」までは徒歩6分〜8分ほど、「B. ワット・プラケオ」から「C. ワット・ポー」までは徒歩10分ほどになります。

チケット購入からワット・プラケオと王宮観光までの流れ

王宮敷地内の地図と順路

王宮の敷地内に「ウィセーッチャイシ―門」から入場後、まずはチケット売場を目指します。チケット売り場は王宮の入口からまっすぐ30mほど進んだ所にあります。

基本的には上の地図の赤いルートの様に、1. チケット売り場でチケットを購入、2. ワット・プラケオの見学エリアを観光、3. 王宮の見学エリアを観光、という流れが見学の順路となっています。

チケット売場の場所も非常に分かりやすい標識(写真下)があるので迷う事はないと思います。

王宮敷地内 チケット売り場への案内標識

こちらがチケット売場になります。窓口は複数あるので空いている列に並んで購入します。「ワンアダルトプリ―ズ(大人1枚ください)」などと伝えればチケットを購入できます。

ワット・プラケオのチケット売場

料金は大人1枚500バーツになります。

ワット・プラケオのチケット売場

また、日本語のオーディオガイドをレンタルされる方は、チケット売場に向かって左側に窓口があります。料金は200バーツで、パスポートかクレジットカードをデポジットとして預ける必要があります。

ワット・プラケオのオーディオガイド貸出窓口

チケット売り場の並びにはATMもあるので、お金を引き出す事も可能です。

王宮・ワット・プラケオ敷地内のATM

チケット購入後はチケット売り場を右手にして真っすぐ進むと「ワット・プラケオ」の入口があります。

ワット・プラケオ 入口周辺の景観

右側が我々観光客用の入口、左側がタイ人の方用の入口になります。

ワット・プラケオ  入口周辺の景観

入口の前には改札の様な設備があり、その前にはチケットをチェックする係員が座っています。係員にチケットを提示したら、鉄のレバーの様な棒を押してに中に入場します。

ワット・プラケオのチケットチェック

ワット・プラケオに入場すると「本堂」の西側に出ます。正面には右膝の上に肘をついて座る仙人の象が置かれています。

ワット・プラケオ 本堂の西側

また、この像を正面にして背中側に面する回廊内で、地図付きの観光ガイド(日本語)も、無料で入手する事ができます。

ワット・プラケオの観光ガイド配布場所

観光ルートは、ここから右手側に行くと「本堂」、左手側に行くと「経堂」や「御堂」などがあります。どちらから観光をスタートしても問題ありませんが、反時計周りに右側の本堂から観光をスタートして行くのが分かりやすくてお勧めです。

所要時間の目安

王宮とワット・プラケオの見どころは非常に多く、寺院内で配布されている公式パンフレットには全部で34ヵ所の見学スポットが紹介されています。この全てのポイントをじっくり観光する場合は、所要3時間ぐらいは必要なので、1時間~1時間30分ぐらいを目安に主要スポット以外はさっと見学するのがお勧めです。

敷地内の大きな見どころは、ほぼ「ワット・プラケオ」の見学エリアに集中しているので、王宮側の見学エリアに関しては、建物の外観だけでも十分だと思います。この辺りはご自身の興味や関心に合わせて調整してみてください。

ワット・プラケオと王宮の必須観光スポットに関しては、次項で詳しく紹介しております。

ワット・プラケオ・王宮の見どころ

ワット・プラケオ内マップ

① 本堂

ワット・プラケオ 本堂の外観

本堂は、金箔や色ガラスの芸術的な装飾を施した外観の美しさもさることながら、内部の翡翠(ひすい)で造られた高さ66cm、幅48cmの「エメラルド仏」は息を飲むほど美しく一見の価値があります。

このエメラルド仏は、タイの本尊仏として最も人々に崇められ、ワット・プラケオの別名「エメラルド寺院」の由来にもなっています。現在も仏教の教えを信じる多くの信者がこの仏を参拝するために「ワット・プラケオ」を訪れます。

エメラルド仏は、夏季、雨季、寒季で年に3回異なる衣服をまとい、国王自らが衣替えを行っています。残念ながら内部の撮影は禁止となっていますが、このエメラルド仏は必見です。

ワット・プラケオ本堂の入口と回廊

② 仏舎利を納める仏塔

仏舎利を納める仏塔 プラ・シー・ラタナー、チェーディー

釈迦の遺骨である仏舎利が納められているこの「プラ・シー・ラタナー、チェーディー」は、ラーマ―4世がアユタヤ守護寺院である「ワット・プラ・シー・サンペット」の仏塔をモデルにしたと言われています。このスリランカ風の仏塔外側の美しい金箔は19世紀後半に装飾されたものです。

仏塔外側の美しい金箔

③ 経堂

ワットプラケオの経堂

ワットプラケオ初期の建造物の一つであるこの「プラ―サート・プラ・テプビドーン」と呼ばれる王室専用の経堂には、ラーマ1世によって書かれた経典「金の法則」が納められています。

経堂の建物は黄金に輝く何本もの柱によって支えられ、入口にはタイ仏教の守護神であるヤックとモックの像が立っています。残念ながら建物内に入る事はできません。

守護神ヤックとモックの像

経堂の外観は装飾が非常に美しいです。

経堂の装飾

④ 王室専用の御堂「プラサート・プラ・デビドルン」

王室専用御堂「プラサート・プラ・デビドルン」

ラーマ1世から8世までのタイ王国歴代国王の像が納められている御堂。4重層のタイ式の屋根の上にクメール様式のとうもろこし型仏塔が建っているのが非常に特徴的な建物です。

ラーマ1世がチャクリー王朝を起こし、バンコクを首都と定めた記念日「チャックリー王朝記念日(4月6日)」にだけ入口が開かれますが、内部を見学する事はできません。

⑤ 2基の仏塔

2基の仏塔 プラ・スワンナ・チェ―ディー

ワット・プラケオ敷地内中央の東側に建つのが、2基の仏塔 プラ・スワンナ・チェ―ディーです。この仏塔は寺院内でも最も古い建造物で、角張った造形と美しく輝く金色の外観が特徴的です。

仏塔の台座を、ヒンドゥー教の聖典「ラーマ―ヤナ」に登場する猿の神と悪魔が交互に支えています。

台座を支える猿神と悪魔の像台座を支える猿神と悪魔の像

⑥ アンコール・ワットの模型

アンコール・ワットの模型

ワット・プラケオの経堂の北側にはカンボジアの「アンコール・ワット」の巨大な模型があります。この模型は、ラーマ4世が当時の属国であったクメール国のアンコールワットに感銘を受けて建立させたものです。この場所に模型を作る事によって、属国のクメールに対してシャム(当時のタイ)の威光を示したとも言われています。模型はかなり精巧につくられています。

アンコール・ワットの模型

⑦ 回廊の壁画

回廊の壁画

ワットプラケオの外周は屋根付きの回廊で囲まれています。そしてその内壁には美しい壁画が描かれています。上の写真はワットプラケオの北側の回廊で見る事ができる壁画です。この壁画は、ヒンドゥー教の聖典「ラーマ―ヤナ」の物語をベースに、タイ風にアレンジがされています。回廊を歩きながら絵を追って行くと、何故か物語の内容をなんとなく理解できた気分になります。

回廊の壁画

回廊の壁画はラーマ1世の時代に最初に描かれ、その後は何度も修復が行われています。

⑧ 8基の仏塔

8基の仏塔

ワット・プラケオの入口から見て一番奥の東側の壁に沿って建つのがこの8基の仏塔です。外観は同じですが、それぞれの仏塔には異なる仏教的な意味が込められています。

プラ・マハ―・モンティエン建物群

プラ・マハ―・モンティエン建物群

赤い淵に緑の屋根が特徴的な「プラ・マハ―・モンティエン建物群」は主に3つの異なる建物で構成されています。

建物群の最も北側に位置するのが「アマリン・ウイニッチ堂」で、1785年にラーマ1世によって建設されました。この場所は正式な国王への謁見の間として使用されているほか、国王の誕生日や国事に関する重要な儀式なども行われています。

建物群の真ん中あたりに位置する「パイサーン・タクスィン堂」では戴冠式などが行われ、玉座に座った国王が国民を守る事を宣誓します。また、タイの守護神でもある神像を安置する祭壇なども置かれています。

そして最も南側に位置する「チャクラパット・ピーマン堂」の内部には国家の紋章などが飾られているほか、国王の宝器や装具などが保管されています。

チャクリー・マハ・プラサート宮殿

回廊の壁画

「チャクリー・マハ・プラサート」の外観はイタリアとタイの建築様式が融合しているのが特徴的で、建物の入口には礼装をした衛兵が立っています。この宮殿はラーマ5世の命によって建設が開始され、1882年のバンコク王朝100年際の時に完成しました。現在は2階が迎賓館として、国賓の訪問時に、公式の宴会が催される場所となっています。見学できるのは、1階の博物館のエリアのみになります。

ドゥシット・マハ・プラサート宮殿

チャクリー宮殿に向かって右側に建つのが7層構造の屋根が特徴的なこの「ドゥシット・マハ・プラサート宮殿」です。ドゥシット宮殿は王宮の中では最も古く、ラーマ1世の統治時代であった1789年に建立されたものです。この宮殿には、王の死後、一時的に遺体が安置されるほか、王族の葬儀にまつわる行事などが行われます。

注意事項

ワット・プラケオと王宮観光時は服装や持ち物にも注意が必要です。

服装に関する注意(ドレスコード)

ワット・プラケオと王宮内にはドレスコードがあり、極端に肌や体の線を露出する様な服装では見学する事ができません。服装のチェックは、敷地内への入口門「ウィセーッチャイシ―門」から入ってすぐの所にチェックする検査員がいます。もし、入場に不適切な服装だと判断された場合は、上着やパンツなどの貸し出しが行われます。その際にパスポートなどを預ける必要があるので面倒です。予め肌の露出の多い服装は避けて訪問するのがお勧めです。

【入場が禁止されている主な服装】

  • ・ノースリーブやシースルーのシャツやトップス
  • ・半パンやホットパンツ
  • ・ミニスカートやキュロットパンツ、タイツ
  • ・ダメージジーンズ

上記に記載のない「Tシャツ」や「サンダル」での入場は問題ありません。

【寺院観光はタイパンツがお勧め】

寺院やバンコク市内を観光する際は涼しくて快適な「タイパンツ」の着用がお勧めです。

タイパンツ

タイパンツは、バンコク市内のあらゆる露店などでも販売されていますが、ターチャン船着場を降りてすぐの通りにも販売店がいくつかあります。男性なら露店で購入して、トイレなどでさっと着替えてしまうと良いです。料金は100バーツが相場ですが、値切り交渉も可能です。タイパンツは本当に涼しくて快適です。

パスポートについて

ワット・プラケオの入口付近では、訪問のタイミングによっては厳重なセキュリティチェックが行われています。その場合は「パスポート」の提示をはじめ、厳重な荷物検査が行われます。

これまで何度もワット・プラケオを訪問していますが、日によっては、パスポートの提示を求められない時もあります。しかし、パスポートチェックはいつ行われているか分からないので、「ワット・プラケオ」の観光時は必ずパスポートを持参してください。

また、ピークシーズンなどは入口付近にコンサート会場にある様な低い鉄柵(写真下)が設けられ、その列に沿って行列ができるので、入口が目の前にも関わらず鉄柵に沿って狭い範囲をぐるりと歩かされる場合もあります。

ワットプラケオ周辺の景観

写真撮影の禁止エリアと三脚使用について

敷地内のほとんどの場所で写真撮影は許可されていますが、ワット・プラケオの本堂内や、アマリン・ヴィチャイ宮殿内、王宮建物内などでは撮影は禁止されています。また、基本的に三脚の使用は全てのエリアで禁止されています。

まとめ

ワット・プラケオ 2体のヤック像

ワット・プラケオは、バンコクの三大寺院の中でも最も豪華で装飾の美しい場所です。三大寺院は寝釈迦仏のある「ワット・ポー」だけ見学できればいいとお考えの方も、折角なら是非この「ワット・プラケオ」と「王宮」にも足を運んでみてください。

観光ルート的にも、ワットプラケオ、ワットポー、ワット・アルンの順で観光すると効率良く回る事ができると思います。

また、日中はどうしても混雑するので、訪問は開門と同時の午前8時30分ごろがお勧めです。