ワットプラケオ 行き方と入口を徹底解説【バンコク観光情報】
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バンコクバンコク市内で「ワット・ポー」「ワット・アルン」と並ぶ三大寺院の一つが、1782年にラーマ一世によって建立された「ワット・プラケオ」です。
本記事では、バンコク市内中心部から「ワット・プラケオへ行く方法」を中心に、「入口」「チケット購入」「観光開始までの流れ」などについて詳しく解説致します。
「ワット・プラケオ」に自力でアクセスしようとお考えの方に向けたお役立ち情報が満載です。
ワット・プラケオのロケーション
「ワットプラケオ」の行き方について詳しく解説する前に、まずはワットプラケオの「ロケーション」からご確認ください。
ワット・プラケオは、観光客が滞在するホテルエリアからはやや西側のチャオプラヤー川沿いに位置しております。近場には「ワット・ポー」や「ワット・アルン」などもあり、3つの寺院を同時に観光される方が非常に多いです。
最寄り駅は、水上バスの「ターチャン船着場(Tha Chang)」になり、そこから「ワットプラケオ」までは徒歩で2分〜3分ほどです。
ワット・プラケオへの行き方
「ワット・プラケオ」へは、大きく以下2通りのアクセス方法があります。
水上バスでアクセスBTSシーロム線「サパーンタクシン駅(Saphan Taksin Station)」から徒歩数分の場所にある「サトゥーン船着き場」から水上バスを利用する方法です。「ワット・プラケオ」の水上の最寄り駅「ターチャン船着場(Tha Chang)」で下船後、「ワット・プラケオ」までは徒歩3〜5分ほどです。
地下鉄でアクセスバンコクの中心部「スクムウィット駅」や「シーロム駅」「バーンワー駅」などから運行している地下鉄(MRT)のブルーライン(BLUE LINE)を利用してアクセスする方法です。ブルーラインに乗車してしまえば、乗り換えなしで「ワット・プラケオ」や「ワット・ポー」の最寄り地下鉄駅「サナームチャイ(Sanamchai)」にアクセス可能です。地下鉄駅下車後、「ワットプラケオ」までは徒歩12〜13分ほどです。
2つのアクセス方法はどちらもお勧めで、どちらの行き方が良いかは、皆さんの出発地点や観光ルートにもよると思います。以下のバンコク中心部の路線図を参考にして、お好きなアクセス方法を選択ください。
例えば、地下鉄の「サナームチャイ(Sanamchai)駅」に乗り換えなしで、アクセスできるなら「② 地下鉄でアクセス」する方がお勧めですし、リバーサイド沿いのホテルにご滞在なら「① 水上バスでアクセス」するのがお勧めです。
ただし、個人的な意見になりますが、3大寺院を効率良く回るなら「② 水上バスでアクセス」して、「ワット・プラケオ」から順に、オレンジ矢印で記した①〜⑥のルートで観光するのがお勧めです。
行きだけ「地下鉄」を利用して、帰りは「水上バス」という方法もありかと思います。
また、多少料金が割高になっても、とにかく効率良く気楽に観光されたい方は、以下のガイドツアーの利用などもお勧めです。ホテルまでの送迎付きで、効率よく3大寺院を半日で観光する事ができます。
バンコク:王宮、ワット ポー、ワット アルン プライベートツアー
バンコクのシンボル的な観光名所をガイドツアーで一気に巡ります。王宮(ワット・プラケオ)、エメラルド寺院、地元のマーケットを訪れ、ボートに乗ってワット アルンへ。オプションでワット ポーへも訪問可能です。
次項より「① 「ワット・プラケオ」へ水上バスで行く方法」と「② 「ワット・プラケオ」へ地下鉄で行く方法」の両方について詳しく解説してまいります。
①「ワット・プラケオ」へ水上バスで行く方法
まずは「ワット・プラケオ」にバンコク市内から水上バスでアクセスする流れをご確認ください。
バンコク市内から「サパーンタクシン駅(サトゥーン船着き場)」にアクセス後、上のフロー図の赤色矢印のルートで「ワット・プラケオ」を目指していきます。
上のフロー図で示した「水上バスでの行き方の流れ」を更に詳しく画像付きでご紹介します。
バンコク市内の最寄駅からスタート
電車で20〜30分(所要時間は最寄駅による)
BTSシーロム線「サパーンタクシン駅」で下車
徒歩で1〜2分(2番出口から)
「サトゥーン船着き場」で水上バスに乗船
水上バスで30〜40分
「ターチャン船着場(Tha Chang)」で水上バスを下船
徒歩で6〜8分
「ワット・プラケオ」に到着
「ワット・プラケオ」の最寄り船着き場である「ターチャン船着場(Tha Chang)」までの行き方の流れについては、別記事内の「ワットポーへの水上バスでの行き方の流れ」にて、水上バスの路線図、乗り方、料金まで詳細に解説しております。合わせてご参照ください。
また「ターチャン船着場」と「ワット・プラケオ」の位置関係もグーグルマップでご確認ください。
「A. ターチャン船着場」から「B. ワット・プラケオ」までは徒歩6分〜8分ほど、「B. ワット・プラケオ」から「C. ワット・ポー」までは徒歩10分ほどになります。
水上バスで「ターチャン船着場」に到着したら、橋の様な通路(写真下)を渡ります。
橋を渡ったら、そのまま案内版の「EXIT」に従って建物の外に出ます。
船着き場の建物を出たら、建物を背にして正面の小階段を下ります。
小階段を下りたら、店舗が並ぶ奥の曲がり角を左手に曲がります
角を曲がったら、店舗側を左手にして、大通りにぶつかるまで真っ直ぐ進みます。
数10mほど進むと、正面奥の右斜め方向に「王宮」と「ワット・プラケオ」を囲む塀が見えてきます。写真の右手側に入口の様ものが見えますがここからは入場できません。
そのまま塀を右手に歩いて行くと塀沿いに敷地内への入場門「ウィセーッチャイシ―門」が見えてきますので、ここから「ワット・プラケオ」と「王宮」の見学エリアがある敷地内に入場します。
敷地内に入るだけなら無料なので、この時点でチケットは必要ありません。
ターチャン船着場方面と入場門の位置関係は以下の地図を参考にしてください。
敷地内に入場後、チケットを購入して「ワット・プラケオを観光するまでの流れは「入口〜チケット購入〜見学開始までの流れ」の項にて詳しく解説致します。
②「ワット・プラケオ」へ地下鉄で行く方法
まずは「ワット・プラケオ」にバンコク市内から地下鉄でアクセスする流れをご確認ください。
バンコク市内の最寄り駅から地下鉄ブルーラインの「サナームチャイ駅(Sanamchai)」にアクセスし、そこから「ワット・プラケオ」までは徒歩10〜12分ほどになります。「ワット・プラケオ」までの徒歩ルートは以下のGoogleマップを参考にしてください。基本は大通りを真っ直ぐ進むだけです。
この行き方は非常にシンプルで、地下鉄のブルーラインにさえ乗ってしまえば簡単に「ワット・プラケオ」にアクセスできます。「サナームチャイ駅(Sanamchai)」は「ワット・ポー」に行く場合も利用すると便利です。
バンコク市内から、地下鉄を利用して「サナームチャイ駅(Sanamchai)」までアクセスする流れは、別記事の「ワット・ポーへの地下鉄での行き方の流れ」にて、路線図や停車駅を交えながら詳細に解説しております。
因みに帰りも地下鉄を利用される方は「ワット・プラケオ」「ワット・ポー」の順で観光して帰路につくと効率が良いかも知れないですね。同時に「ワット・アルン」も観光する場合は、「ワット・ポー」の最寄り船着場「ターティアン(tha tien)」から渡し船にて「ワット・アルン」にアクセス可能です。
入口〜チケット購入〜見学開始までの流れ
「ワット・プラケオ」は外周を1,900mの塀に囲まれており、入口は北側の「ウィセーッチャイシ―門」のみとなります。
こちらは、観光客が「ワット・プラケオ」の入口「ウィセーッチャイシ―門」から敷地内に入っていく様子です。この門をくぐる時点では入場チケットは必要ありません。
「ウィセーッチャイシ―門」から敷地内に入ったら、まっすぐ30mほど進んだ先にある「チケット売り場」で入場チケットを購入します。チケット売場に関しては、非常に分かりやすい標識もあるので迷う事はないと思います。
チケット売場の窓口は複数ありますが、空いている列に並んで購入します。「ワンアダルトプリ―ズ(大人1枚ください)」などと伝えれば購入できます。
料金は大人1枚500バーツになります。
チケットは割高ですが、「ワットプラケオ」とは別の施設で別の場所にある「アーツ・オブ・キングダム・ミュージアム (アユタヤ)」の入場券と、「サラ・チャレームクルン・シアター」の鑑賞兼も付帯されています。スケジュールの合う方は是非お立ち寄りください。
また、日本語のオーディオガイドをレンタルされる方は、チケット売場に向かって左側に窓口があります。料金は200バーツで日本語にも対応していますが、パスポートかクレジットカードをデポジットとして預ける必要があるので、あまりお勧めできません。
参考までに、チケット売り場の並びにはATMもあるので、クレジットカードがあれば現金を引き出す事も可能です。
チケット購入後はチケット売り場を右手にして真っすぐ進むと「ワット・プラケオ」の入口があります。
右側が観光客用、左側がタイ人専用の入口になります。
入口の前には改札の様な設備があり、その近くにチケットをチェックする係員がいます。
係員にチケットを提示したら、鉄のレバーの様な棒を押してに中に入場します。
すぐ右手には、ワット・プラケオの地図付きパンフレット(日本語)があるので忘れずに入手ください。
パンフレットは在庫がない時がありますが、中でも入手できる場所があります。
ワット・プラケオに入場すると「本堂」の西側に出ます。正面には右膝の上に肘をついて座る「ジーヴァカ」の象が置かれています。
また、この像を正面にして背中側に面する回廊内にも、パンフレット入手場所があります。入場時に入手できなかった場合はここをチェックしてみてください。
観光ルートは、ここ(ワットプラケオ入口)から左手側に行くのが順路です。
チケットを改札を抜けると地図上の❶のあたりに出ます。また、地図上で「ワット・プラケオ」と「王宮」の2つのエリアに分かれておりますが、特に意識する必要はなく、1枚のチケット(500バーツ)で両エリアの見学が可能です。
「ワットプラケオ」の見どころや見学エリアの回り方については、別記事の「ワットプラケオを攻略 – 見どころ、所要時間、回り方【バンコク観光情報】」にて詳細に解説しております。
ワット・プラケオ観光の基本情報
ワット・プラケオの基本情報は以下のとおりです。
名称 | ワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院) |
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営業時間 | 08:30〜16:30 (チケット購入は15:30まで) |
入場料金 | 500バーツ |
オーディオガイドレンタル | 200バーツ【対応言語】日本語、英語、タイ語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、ロシア語 |
見学時間の目安 | 60分~90分 |
最寄り駅 |
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住所 | Thanon Naa Phalaan khween Pra-Barom Mahaa-Rachawang, Khet Phranakhorn,Bangkok |
公式サイト | ワット・プラケオ公式サイト |
ワット・プラケオへの行き方のまとめ
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