【ワットポー境内 マッサージ】施術メニューや基本情報を徹底解説

バンコク
ワットポー寺院内 タイ古式マッサージの入口

ワットポー寺院は、大寝釈迦像があるバンコク有数の世界遺産として、旅行者の間でも大変人気のある観光スポットです。さらにその一方で、高い技術力を持つタイ古式マッサージの総本山として知られており、観光目的だけなくマッサージを受ける事を目的に「ワットポー」を訪れる旅行者も非常に多いです。

上記を踏まえ、本記事ではワットポー観光と同時に、マッサージも受けようとしている旅行者の方に向けて、ワットポー寺院でマッサージを受けるために役立つ基本情報(行き方、料金、施術メニューなど)を詳しく解説致します。

ワットポー マッサージの基本情報

営業時間08:00 – 17:00
施術メニューと料金・タイ古式マッサージ(30分):260バーツ
・タイ古式マッサージ(60分):420バーツ
・フットマッサージ(30分):280バーツ
・フットマッサージ(30分):420バーツ
・タイ古式オイルマッサージ(60分):620バーツ
ワットポーへのアクセス水上バス駅「ターティアン船着場(tha tien)」で降りて徒歩3分〜5分ほど。
バンコク市内からワットポーへのアクセス方法は、別記事「【ワットポー 行き方】水上バスでの快適アクセスがおすすめ」にて詳しく解説しております。
ワットポーマッサージ公式HPWatpo Thai Traditional massage

おすすめの施術はやはり王道の「タイ古式マッサージ(60分)」か「フットマッサージ(30分)」です。何故か「フットマッサージ(30分)」の方が「タイ古式マッサージ(30分)」よりも若干だけ料金が高い様です。

ワットポー寺院のマップとタイ古式マッサージの場所

タイ古式マッサージが受けられる場所は、寺院内に1箇所(建物は2棟)あります。常にたくさんのマッサージ師の方が待機しており、ざっくりですが、一度に20人ぐらいの施術が可能なキャパシティはあると思います。

ワットポー寺院内マップ

タイ古式マッサージの入口 タイ古式マッサージ施術所の入口です。手が空いているマッサージ師はドアの前に立っているので、受けたいマッサージのメニューを伝えれば受付に案内してくれます。

タイ古式マッサージの施術メニューや営業時間が記載された看板 タイ古式マッサージの入口横の看板です。施術メニューと営業時間が書いてあります。ドアや看板には営業時間が19時までと書いてありますが、ワットポーのマッサージの営業は17時までです。

ワットポーマッサージの入口

マッサージの受け方

ワットポーマッサージ受付と待合席

マッサージの受けた方は簡単です。ワットポーに入場後(100パーツ)、寺院内のタイ古式マッサージの場所に行き、そこで、受付担当の方に受けたいメニューを伝えるだけでOKです。もしくは入口付近にマッサージ師の方々が立っているので、そこで受けたいメニューを伝えれば受付に案内してくれます。マッサージ師と場所に空きがあれば、すぐにマッサージを受ける事ができます。

空きがない場合は、番号札を渡されて何十分待ちか教えてくれます。自分の番号が呼ばれるまでは受付正面の待合席で待機します。

ワットポーマッサージの番号札

タイ古式マッサージを受ける場合は「Body」言う札を渡されます。

自分の順番になって番号を呼ばれると院内の奥に案内されます。院内の一番奥には試着室の様なカーテンで区切られたスペースがあり、そこでマッサージ用の服に着替えてから施術を受ける形になります。

ワットポーマッサージ 院内の景観

院内の様子

院内の様子

院内の施術スペースは上の写真の様な感じで仕切りなどはありませんが、ベッドのシーツや枕は清潔に保たれています。貴重品などは、各ベッド付近ごとに収納スペース(茶色の棚)があるのでその中に入れておけば、うっかり寝てしまっても盗まれる心配はありません。

ワットポーマッサージの施術中の様子

写真の一番奥が着替えのスペースです。カーテンを閉めれば覗かれる事はありません。

ドリンクサービス

ワットポーマッサージ 施術後のドリンクサービス

マッサージ師の方は全体的に接客は非常に丁寧で、施術終了後には、ストロー付の無料のドリンクサービスもあります。チップは必須ではないので、ご自身の判断で渡してください。

ワットポーマッサージ 施術後のドリンクサービス

マッサージの予約について

残念ながら、ワットポー寺院内のマッサージはWEBなどでの事前予約ができません。混雑している場合は、店頭で少し待つか、順番待ちのノートに名前を記入する形になります。タイ古式マッサージは結構待つ事が多いですが、フットマッサージに関しては待ち時間なしで、施術を受けられる場合が多いです。状況に応じて、受ける施術をご検討ください。

ワットポー寺院で何故タイ式マッサージが受けられるのか?

大寝釈迦像の前にある小寝釈迦像

そもそも何故、ワットポーの寺院内でマッサージが受けられるのかと言いますと、ワットポーは、タイで最初の医療とマッサージ教育を行う施設(学校)が設立された場所だからです。

1952年、タイ国内の医療技術向上を目的に、医療とマッサージの教育を行う学校が、ワットポーの寺院内に設立されました。

この学校は、文部科学省から正式な認可を受けた、タイで最初の医療とマッサージ教育を行う場所で、現在では、医療とマッサージの教育だけでなく、薬剤師と助産婦を育てるための教育コースなども提供されています。

そのため、ワットポー寺院で施術を行うマッサージ師は、ワットポー独自の教育プログラムを受けた方々なので、技術が非常に高いと言われています。そしてこの技術を利用したタイ古式マッサージは「ワットポーマッサージ」とも呼ばれ、世界中にその技術力の高さを認められています。

以上の様な背景もあり、ワットポー寺院は確かな技術力を持つ「マッサージ」の場所として、世界中に認められ、通年を通して多くの旅行者が、ワットポーのマッサージを受けにやってきます。