バンコク MRT(地下鉄)の乗り方・チケット購入・路線図・料金まで徹底解説

バンコク
地下鉄(MRT)の乗車ホーム

本記事では、バンコクの『MRT(地下鉄)』の路線図をはじめ、営業時間やチケット購入方法、乗り方から電車の時刻表まで、MRTを利用する上で役立つ情報を徹底的に解説致します。

バンコクの地下鉄「MRT」とは?

バンコクの地下鉄「MRT」の正式名称は「Mass Rapid Transit」と言い、主に「ブルーライン(BLUE LINE)」と「パープルーライン(Purpule Line)」の2線で構成されています。

2線の概要は以下のとおりです。

  1. ブルーライン(BLUE LINE)

    バンコク中心部を一周する様に全38駅を48kmの距離で結んでいます。主に我々観光客がメインで使用するのはこちらの路線になります。バンコクの高架鉄道「BTS」と複数駅で直結しているほか、「ワットポー」などの三大寺院にアクセスする際に利用すると非常に便利です。
  2. パープルーライン(Purpule Line)

    バンコクの北西側の一部を走る路線で、全16駅を23kmの距離で結んでいます。通常の観光スポット巡りで利用する事はほとんどないと思います。

MRTの運行路線図(延伸対応済)

まずは、バンコク市内の全路線図をご覧ください。画像をクリックすると解像度の高い路線図が別ウインドウで開きます。

バンコク市内の全路線図

上の路線図だけだと、実際の「地下鉄(MRT)」の停車駅が分かりにくいと思います。以下にMRTの「ブルーライン」と「パープルライン」の停車駅を記載いたしますのでご活用ください。

  1. BL-01タープラ

    (Tha Phra)
  2. BL02チャラン13

    (Charan 13)
  3. BL03ファイチャイ

    (Fai Chai)
  4. BL04バンクンノン

    (Bang Khun Non)
  5. BL05バンイカーン

    (Bang Yi Khan)
  6. BL06シリントーン

    (Sirindhorn)
  7. BL07バンプラット

    (Bang Phlat)
  8. BL08バンオー

    (Bang)
  9. BL09バンポー

    (Bang Pho)
  10. BL10タオプーン

    (Tao Poon)MRTパープルライン乗り換え可
  11. BL11バンスー

    (Bang Sue) SRTダークレッドライン乗り換え可 SRTライトレッドライン乗り換え可
  12. BL12カムペーンペット

    (Kamphaeng Phet)
  13. BL13チャトゥチャックパーク

    (Chatuchak Park)BTSスクンビット線 乗り換え可
  14. BL14パホンヨーティン

    (Phahon Yothin)BTSスクンビット線 乗り換え可
  15. BL15ラットプラーオ

    (Lat Phrao)
  16. BL16ラチャダーピセーク

    (Ratchadaphisek)
  17. BL17スティサン

    (Sutthisan)
  18. BL18フワイクワーン

    (Huai Khwang)
  19. BL19タイランドカルチャーセンター

    (Thailand Cultural Centre)
  20. BL20プララム9

    (Phra Ram 9)
  21. BL21ペッチャブリー

    (Phetchaburi)エアポートレールリンク乗り換え可
  22. BL22スクンビット

    (Sukhumvit)BTSスクンビット線 乗り換え可
  23. BL23クイーンシリキット
    ナショナルコンベンションセンター

    (Queen Sirikit National Convention Centre)
  24. BL24クロントゥーイ

    (Khlong Toei)
  25. BL25ルンピニー

    (Lumphini)
  26. BL26シーロム

    (Si Lom)BTSシーロム線 乗り換え可
  27. BL27サムヤン

    (Sam Yan)
  28. BL28フアランポーン

    (Hua Lamphong)
  29. BL29ワットマンコン

    (Wat Mangkon)
  30. BL30サムヨード

    (Sam Yot)
  31. BL31サナームチャイ

    (Sanam Chai)ワットポーなど三大寺院の最寄駅
  32. BL32イサラパープ

    (Itsaraphap)
  33. BL01タープラ

    (Tha Phra)
  34. BL33バンパイ

    (Bang Phai)
  35. BL34バンワー

    (Bang Wa)BTSシーロム線 乗り換え可
  36. BL35ペットカセム48

    (Phetkasem 48)
  37. BL36パーシーチャルーン

    (Phasi Charoen)
  38. BL37バーンケー

    (Bang Khae)
  39. BL38ラックソン

    (Lak Song)

パープルーライン(Purpule Line)の停車駅

  1. PP01クロンバンパイ

    (Khlong Bang Phai)
  2. PP02タラートバーンヤイ

    (Talad Bang Yai)
  3. PP03サームイェークバーンヤイ

    (Sam Yaek Bang Yai)
  4. PP04バーンプルー

    (Bang Phlu)
  5. PP05バーンラックヤイ

    (Bang Rak Yai)
  6. PP06バーンラックノーイターイット

    (Bang Rak Noi Tha It)
  7. PP07サイマー

    (Sai Ma)
  8. PP08プラナンクラオ橋

    (Phra Nang Klao Bridge)
  9. PP09イェークノンタブリー1

    (Yaek Nonthaburi 1)
  10. PP10バーンクラソー

    (Bang Krasor)
  11. PP11ノンタブリーシビックセンター

    (Nonthaburi Civic Center)
  12. PP12ミニストリーオブパブリックヘルス

    (Ministry of Public Health)
  13. PP13イェークティワノン

    (Yaek Tiwanon)
  14. PP14ウォンサワン

    (Wong Sawang)
  15. PP15バンソン

    (Bang Son)
  16. PP16タオプーン

    (Tao Poon)MRTブルーライン乗り換え可

運行時間(始発終電時間)と運行間隔

地下鉄(MRT)シーロム駅の入口

バンコク地下鉄の「始発」と「終電」の時間は各駅によって異なりますが、どの駅も基本的には「5時台後半〜6時台前半」の電車が始発、「23時台後半〜24時台前半」の電車が終電となります。

電車の運行間隔は、通常時が5分〜8分、ラッシュアワー時は3分間隔で運行します。バンコクのラッシュアワーは「午前6時〜午前9時」と「午後4時30分〜午後7時30分」の間になります。

以下に「ブルーライン」の主要駅のみですが「始発時間」と「終電時間」をまとめましたので参考にしてください。左回りルートと右回りルートで始発と終電はそれぞれ異なります。

主要駅の始発と終電時間(左回りルート)
Tha Phra → Tao Poon → Lak Song

  • ■フワランポーン駅発
    (Hua Lamphong)
    5.55発〜24:08発まで
  • ■スクムウィット発
    (Sukhumvit)
    5.53発〜23:56発まで
  • ■シーロム発
    (Si Lom)
    5.54発〜24:04発まで
  • ■ペッチャブリー発
    (Phetchaburi)
    5.58発〜23:54発まで
  • ■タイランド カルチュラル センター発
    (Thailand Cultural Centre)
    5.54発〜23:50発まで
  • ■サナームチャイ発
    (Sanam Chai)
    5.50発〜24:13発まで

主要駅の始発と終電時間(右回りルート)
Lak Song → Hua Lamphong → Tha Phra

  • ■フワランポーン駅発
    (Hua Lamphong)
    5.53発〜23:30発まで
  • ■スクムウィット発
    (Sukhumvit)
    5.59発〜23:42発まで
  • ■シーロム発
    (Si Lom)
    6.01発〜24:01発まで
  • ■ペッチャブリー発
    (Phetchaburi)
    5.53発〜23:44発まで
  • ■タイランド カルチュラル センター発
    (Thailand Cultural Centre)
    5.53発〜23:48発まで
  • ■サナームチャイ発
    (Sanam Chai)
    5.48発〜23:24発まで

上記で記した駅ごとの「終電と始発時間」につきましては「MRT公式HP Fare Calculationページ」にて確認頂けます。ページに移動したら、少し下あたりにあるボタン「First - Last Train Timetable」をクリックすると、駅ごとの始発と終電の一覧表が表示されます。

終電と始発の検索はアプリがお勧め

バンコクの始発と終電の検索はスマートフォンのアプリを利用すると簡単に検索できます。

iPhoneユーザーの方は「App Store」から、アンドロイドユーザーの方は「Google Play」からアプリをダウンロードの上でご使用ください。

乗車チケットの種類と料金

MRTの乗車チケットは大きく分けて「トークン」「ストアード・バリュー・カード」の2種類があります。

トークン(1回券)

MRT トークン

コイン型のプラスチック製チケット「トークン」は、片道の使い切りの1回券です。

運賃は14〜70バーツ(約50~250円)の間で行先までの距離によって料金が決まります。

購入は「チケットオフィス(有人窓口)」及び「自動券売機」にて可能です。有効期限は購入した日のみで、日付が変わると無効になります。

また、子供用及び、シニア用の割引トークンはチケットオフィスでのみ購入が可能です。

トークンは自動改札機の指定の箇所にタッチして使用します。降りる時は、改札の指定の場所にトークンを投入して回収される形になります。

恐らく、観光目的で地下鉄を利用する場合、通常は行きと帰りの2回だけの利用だと思いますので、基本はこの「トークン」を購入して地下鉄に乗車する形になります。

ストアード・バリュー・カード(STORED VALUE CARD)

ストアード・バリュー・カード

チャージ式のICカードで、スイカやパスモの様な形で料金をチャージして使用します。購入はチケットオフィス(有人窓口)でのみ可能です。

初期購入時の料金は180バーツで、内訳はチャージ100バーツ(350円)、デポジット50バーツ(175円)、発行手数料30バーツ(105円)になります。

つまり、初回に運賃として利用できるのはチャージ料金の100バーツ(350円)のみになります。デポジットの50バーツはカードを返還時に返却されます。料金をチャージする際は、チケットオフィスでカードを提示して、「トップアッププリーズ(top up please)」と言えば通じます。

乗車チケットの購入方法

MRTの自動券売機

MRTのチケットは、有人のチケットオフィス及び、改札付近に設置してある「自動券売機」での購入のみが可能です。

チケットオフィス(有人窓口)での
乗車チケット購入方法

改札横のチケットオフィス

MRTの乗車チケット各種は、改札近くのチケットオフィスで購入する事ができます。トークンは、窓口でも自動券売機でも購入が可能ですが、チャージ式のカードが購入できるのは、チケットオフィスのみとなります。

チケットオフィスでチケットを買う場合、「トゥー(To) スクムウィット ワンアダルト プリーズ(please)」と言った感じで、「行先」「購入枚数」の2点を伝えれば、窓口の係員が料金を提示してくるので、後はその金額分の運賃を支払うだけです。

特に購入チケットの種類を指定をしなければ、基本は、片道チケットのトークンチケットを購入する形になります。

自動券売機での乗車チケット購入方法

MRT(地下鉄)の各駅に設置してある自動券売機では、コイン型の乗車チケット「トークン(1回券)」の購入が可能です。

自動券売機の「トークン(1回券)」の購入ステップは以下の通りです。

  1. 表示言語を「English(英語)」に切り替え

  2. 行き先の駅名を直接画面にタッチして選択

  3. 乗車券の購入枚数を選択 ※複数枚購入する場合のみ

  4. 紙幣もしくは硬貨を投入

  5. 取り出し口からトークンが出てくる

現在は「旧型の自動券売機」と「最新型の券売機」が駅によって混在していますが、使用できる紙幣の種類、画面の大きさ、料金投入口の配置などが若干異なるだけで、基本操作はどのタイプの券売機も同じです。

以下より、一番最新型の自動券売機を例に購入操作を詳しく解説していきます。

自動券売機の操作方法

まずは初期状態だと、タッチパネルの表示がタイ語になっているので、画面右上の「English」をタッチして表示を英語に切り替えます。

MRTの自動券売機 言語を英語に変更

続いて、行き先の駅名を画面上で直接タッチします。赤い丸が現在地の駅になります。

MRTの自動券売機 行き先の駅を選択

行き先の駅名を選択すると、駅名の●が緑色になります。

MRTの自動券売機 行き先の駅を選択

1枚だけ購入される方は、この時点で料金を投入します。同時に複数枚購入される方は、右側に表示された1〜10の中から購入したい枚数分の数値をタッチしてから、料金を投入します。上画像だと大きな文字で「26 Baht」と表示されているのが、支払う総額になります。

最新型の自動券売機の場合、紙幣は画面の下側、硬貨は画面の右手側から投入します。

MRTの自動券売機の部位説明

硬貨を利用する場合は、金額を確認せずに手元の硬貨を片っ端から投入して行く方法がお勧めです。

投入料金が購入総額に達した時点で、券売機下部の取り出し口から、「トークン(1回乗車券)」がお釣りと一緒に出てきます。

MRTの自動券売機の取り出し口

トークン(1回券)は自動改札をくぐる時に、改札機の「Please tap」と書かれた部分にタッチして利用します。

MRTの乗車チケット トークン

詳細な乗車方法については、次項の「地下鉄(MRT)の乗車方法」にて詳しく解説致します。

旧自動券売機の操作方法

下の画像はMRTの古いタイプの自動券売機になります。こちらを設置している駅も多いので、念のために操作方法を説明致します。最新版の自動券売機と料金の投入口の位置などが若干異なりますが、基本的な操作方法は同じです。

MRTの自動券売機

  1. ① 操作モニターMRTの乗車チケット購入は自動券売機中央のモニターを直接タッチして購入操作を行います。

  2. ② 硬貨の投入口乗車チケットの支払いに硬貨を使用する場合は、この硬貨投入口から硬貨を投入します。使用できるの1バーツ、5バーツ、10バーツの3種類の硬貨になります。

  3. ② 紙幣の投入口乗車チケットの支払いに紙幣を使用する場合は、この紙幣投入口から硬貨を投入します。使用できるの20バーツ、50バーツ、100バーツの3種類の紙幣になります。

  4. ④ 乗車チケットの取り出し口乗車チケットの購入(支払い)が完了するとこの取り出し口から、トークンと呼ばれるプラスチック製のチップが出てきます。

乗車チケットを購入するには、まず券売機中央のモニターをタッチします。

【言語の切り替え】

モニターにタッチすると、路線図がタイ語で表示されます。

MRTの自動券売機 言語の切り替え

タイ語の表示だとさすがに分かりにくいので、画面右上の「ENGLISH」にタッチして、表示言語を英語に切り替えます。

「ENGLISH」をタッチすると、表示が英語に切り替わります。

MRTの自動券売機 言語の切り替え【行先の選択】

続いて行先の駅名を直接タッチして選択します。赤い丸の駅は現在の駅です。

MRTの自動券売機 行先駅の選択

画面をタッチして駅を選択すると、選択した駅が緑色の丸で表示されます。

MRTの自動券売機 行先駅の選択

行先の駅を選択すると同時にモニター右側に購入金額が表示されます。

【料金の投入】

購入金額が表示されたら、硬貨、もしくは紙幣を券売機右上の投入口に投入します。

MRTの自動券売機

投入金額が乗車チケットの金額に達した時点で「Please Wait」と表示され、数秒後にトークン(乗車チケット)が取り出し口から出てきます。

MRTの自動券売機

地下鉄(MRT)の乗車方法

本項では、改札から地下鉄に乗車するまでの流れを解説します。乗車チケット購入後、MRTでは駅にもよりますが、改札の前にセキュリティチェック(写真下)があります。チェックはやる意味があるのかと思うぐらい簡易的なものです。

MRTのセキュリティチェック

セキュリティチェックを抜けると改札があるので、購入したトークンを指定のセンサー部分にタッチします。ピッと言う音がなってゲートが開いたら改札を通過します。トークンは到着駅で改札を抜ける際にも使用しますので、失くさない様にしてください。チャージ式カードや1日券を利用する場合は、乗るときも降りる時もセンサー部分にカードをタッチして改札を通ります。降りる時だけトークンと利用方法が異なるのでご注意ください。

MRTの改札機

改札通過後、標識の案内に従って電車の乗車ホームに向かいます。

MRT 乗車ホームへの案内板

乗車ホームに到着したら、後は電車が到着するのを待って乗車するだけです。

MRT 乗車ホーム

乗車ホームの扉は電車が到着すると自動で開きます。電車を降りる際も扉は自動で開くので、開閉ボタンなどはありません。

地下鉄に乗り込む人々

目的の駅に到着後、改札を出る際に指定の投入口にトークンを投入すると、ゲートが開き改札を通過する事ができます。

MRTの改札機 トークンの投入口

MRT(地下鉄)からBTS(高架鉄道)への乗り換えについて

地下鉄「MRT」と、もう一つの観光客の主要路線「BTS」は、駅で相互に直結しており、簡単に乗り換えが可能です。相互に乗り換え可能な以下5駅づつになります。

BTSへの乗り換え可能なMRT駅MRTへ乗り換え可能なBTSの駅
スクムウィット駅
(Sukhumvit)
アソーク
(Asok)
シーロム駅
(SiLom)
サラデーン駅
(Sala Daeng)
チャトゥチャックパーク駅
(ChatuchakPark)
モーチット
(Mo Chit)
ハーイェーク ラープラオ駅
(Ha Yaek Lat Phrao)
パホンヨーティン駅
(Phahon Yothin)
バンワー駅
(Bang Wa)
バンワー駅
(Bang Wa)

表の左側の「MRTの駅」と右側の「BTSの駅」は、直結しているので徒歩で移動可能です。

「MRT(地下鉄)」と「BTS(高架鉄道)」の乗り換えは駅構内の案内板に沿って歩いてけば簡単に相互にアクセスできますが、乗車チケットは別になりますので、ご注意ください。MRTとBTSのそれぞれの出発駅で乗車前に購入する必要があります。

MRTの主要駅を紹介

観光客の方の利用頻度が高い主要6駅を、以下にピックアップして紹介致します。

ペッチャブリー駅(Phetchaburi)

ペッチャブリー駅は、スワンナプーム空港からパヤータイ駅までを結ぶ「エアポートレールリンク」の「マッカサン駅(Makkasan)」と連結しているため、乗客の乗り降りが盛んな駅です。

エアポートレールリンクの詳細につきましては、別記事の「 エアポート レールリンクの乗り方・チケット購入方法・運賃・時刻表まで徹底解説 」をご参照ください。

スクムウィット駅(Sukhumvit)

スクムウィット駅は、BTSスクムウィット線「アソーク駅(Asoak)」と連結しているため、非常に人の乗り降りが多い駅です。空港をイメージした若者に人気のショッピングモール「ターミナル21(写真下)」もスクムウィット駅が最寄りとなります。

ターミナル21内の景観

シーロム駅(SiLom)

シーロム駅は、BTSシーロム線「サラデーン駅(Sala Daeng)」と連結しているので、BTSへの乗換が可能です。また、「ジム トンプソン タイシルク」や、「バッポンナイトマーケット」などの人気ショッピングスポットも、この「シーロム駅」が最寄りになります。

フワランポーン駅(Hua Lamphong)

フワランポーン駅は、アユタヤ行きの列車など、バンコクから列車で長距離移動する際の玄関口となります。下の写真は国鉄のフワランポーン駅の景観です。

国鉄フワランポーン駅に到着する列車

地下鉄「フワランポーン駅」到着から、国鉄「フワランポーン駅」までの徒歩での移動から、アユタヤへのアクセス方法は別記事の「アユタヤ 行き方・帰り方 バンコクから鉄道で日帰り観光する方法 」にて詳しく解説しております。

サナームチャイ駅(Sanamchai)

2019年9月に開通した新駅で、この駅を利用すると、今まで水上バスなどでのアクセスが主流だった「ワットポー」へも簡単にアクセスできます。駅からワットポーまでは徒歩3分ほどです。ワット・アルンにいく場合もこの駅を利用すると便利です。

タイランド カルチュラル センター駅(ThailandCulturalCentre)

タイランド カルチュラル センター駅の1番出口からは、タイ最大級のエンターテイメントショー「サヤームニラミット(写真下)」行きの無料バスが発着しています。また、2015年にオープンしたナイトマーケット「タラート・ロットファイ・ラチャダー」にも、3番出口から徒歩2分程でアクセスする事ができます。

サヤームニラミット

主要地下鉄駅からの運賃と所要時間

MRTの中でも利用頻度の高い主要駅同士の「トークン(1回券)」購入時の片道運賃と所要時間を表にまとめましたのでご活用ください。

ペッチャブリー駅(Phetchaburi )発

以下は「ペッチャブリー駅(Phetchaburi )」から、各駅への運賃と所要時間を表で示したものです。

行先の駅名運賃所要時間
Hua Lamphong
(フワランポーン駅)
31バーツ14分〜15分
Sam Yan
(サムヤーン駅)
28バーツ10分〜11分
Si Lom
(シーロム駅)
26バーツ9分〜10分
Lumphini
(ルンビニ駅)
24バーツ7分〜8分
Khlong Toei
(クローントゥーイ駅)
21バーツ6分〜7分
Queen Sirikit National Convention Centre
(Q・S・ナショナル・コンベンション・センター駅)
19バーツ4分〜5分
Sukhumvit
(スクムウィット駅)
17バーツ2分〜3分
Phra Ram 9
(ラマ9世駅駅)
17バーツ1分〜2分
Thailand Cultural Centre
(タイランド カルチュラル センター駅)
19バーツ2分〜3分
Sanam Chai
(サナームチャイ駅)
38バーツ19分〜20分

スクムウィット駅(Sukhumvit)発

以下は「スクムウィット駅(Sukhumvit)」から、各駅への運賃と所要時間を表で示したものです。

行先の駅名運賃所要時間
Hua Lamphong
(フワランポーン駅)
28バーツ11分〜12分
Sam Yan
(サムヤーン駅)
26バーツ9分〜10分
Si Lom
(シーロム駅)
24バーツ6分〜7分
Lumphini
(ルンビニ駅)
21バーツ5分〜6分
Khlong Toei
(クローントゥーイ駅)
19バーツ3分〜4分
Queen Sirikit National Convention Centre
(Q・S・ナショナル・コンベンション・センター駅)
17バーツ2分〜3分
Phetchaburi
(ペッチャブリー駅)
17バーツ2分〜3分
Phra Ram 9
(ラマ9世駅)
19バーツ3分〜4分
Thailand Cultural Centre
(タイランド カルチュラル センター駅)
21バーツ5分〜6分
Sanam Chai
(サナームチャイ駅)
35バーツ17分〜18分

シーロム駅(Si Lom)発

以下は「シーロム駅(Si Lom)」から、各駅への運賃と所要時間を表で示したものです。

行先の駅名運賃所要時間
Hua Lamphong
(フワランポーン駅)
19バーツ4分〜5分
Sam Yan
(サムヤーン駅)
17バーツ1分〜2分
Lumphini
(ルンビニ駅)
17バーツ1分〜2分
Khlong Toei
(クローントゥーイ駅)
19バーツ2分〜3分
Queen Sirikit National Convention Centre
(Q・S・ナショナル・コンベンション・センター駅)
21バーツ4分〜5分
Sukhumvit
(スクムウィット駅)
24バーツ6分〜7分
Phetchaburi
(ペッチャブリー駅)
26バーツ9分〜10分
Phra Ram 9
(ラマ9世駅)
28バーツ11分〜12分
Thailand Cultural Centre
(タイランド カルチュラル センター駅)
31バーツ13分〜14分
Sanam Chai
(サナームチャイ駅)
26バーツ9分〜10分

フワランポーン駅(Hua Lamphong )発

以下は「フワランポーン駅(Hua Lamphong )」から、各駅への運賃と所要時間を表で示したものです。

行先の駅名運賃所要時間
Sam Yan
(サムヤーン駅)
17バーツ2分〜3分
Si Lom
(シーロム駅)
19バーツ2分〜3分
Lumphini
(ルンビニ駅)
21バーツ5分〜6分
Khlong Toei
(クローントゥーイ駅)
24バーツ7分〜8分
Queen Sirikit National Convention Centre
(Q・S・ナショナル・コンベンション・センター駅)
26バーツ9分〜10分
Sukhumvit
(スクムウィット駅)
28バーツ11分〜12分
Phetchaburi
(ペッチャブリー駅)
31バーツ14分〜15分
Phra Ram 9
(ラマ9世駅)
33バーツ15分〜16分
Thailand Cultural Centre
(タイランド カルチュラル センター)
35バーツ18分〜19分
Sanam Chai
(サナームチャイ駅)
21バーツ5分〜6分

タイランド カルチュラル センター駅
(Thailand Cultural Centre )発

以下は「タイランド カルチュラル センター駅(Thailand Cultural Centre )」から、各駅への運賃と所要時間を表で示したものです。

行先の駅名運賃所要時間
Hua Lamphong
(フワランポーン駅)
35バーツ18分〜19分
Sam Yan
(サムヤーン駅)
33バーツ15分〜16分
Si Lom
(シーロム駅)
30バーツ11分〜12分
Lumphini
(ルンビニ駅)
28バーツ12分〜13分
Khlong Toei
(クローントゥーイ駅)
26バーツ10分〜11分
Queen Sirikit National Convention Centre
(Q・S・ナショナル・コンベンション・センター駅)
24バーツ8分〜9分
Sukhumvit
(スクムウィット駅)
21バーツ5分〜6分
Phetchaburi
(ペッチャブリー駅)
19バーツ2分〜3分
Phra Ram 9
(ラマ9世駅)
17バーツ1分〜2分
Sanam Chai
(サナームチャイ駅)
42バーツ23分〜24分

サナームチャイ駅(Sanam Chai)発

以下は「サナームチャイ駅(Sanam Chai)」から、各駅への運賃と所要時間を表で示したものです。

行先の駅名運賃所要時間
Phetchaburi
(ペッチャブリー駅)
38バーツ19分〜20分
Hua Lamphong
(フワランポーン駅)
21バーツ5分〜6分
Sam Yan
(サムヤーン駅)
24バーツ8分〜9分
Si Lom
(シーロム駅)
26バーツ9分〜10分
Lumphini
(ルンビニ駅)
28バーツ11分〜12分
Khlong Toei
(クローントゥーイ駅)
31バーツ13分〜14分
Queen Sirikit National Convention Centre
(Q・S・ナショナル・コンベンション・センター駅)
33バーツ15分〜16分
Sukhumvit
(スクムウィット駅)
35バーツ17分〜18分
Phra Ram 9
(ラマ9世駅駅)
40バーツ21分〜22分
Thailand Cultural Centre
(タイランド カルチュラル センター駅)
42バーツ23分〜24分

まとめ

地下鉄(MRT)は、ここ数年の延伸プロジェクトによって非常に便利となりました。特に以前までは水上バスを利用してアクセスする必要があった「ワット・ポー」「ワット・アルン」「ワット・プラケオ」の三大寺院にも、地下鉄の「Sanam Chai(サナームチャイ駅)」から簡単にアクセスできる様になりました。

また、電車でアユタヤに行く場合は「Hua Lamphong (フワランポーン駅)」を、「サヤームニラミット」へ行く場合は「Thailand Cultural Centre (タイランド カルチュラル センター)」を利用する形になるので、アクティブに観光する方にとっては利用必須の路線と言えます。

バンコクの電車の乗車方法やチケット購入方法は、日本のそれとかなり近いものがあるので、一度乗ってしまえば簡単に乗りこなす事が出来るはずです。渋滞がない分、タクシーやトゥクトゥクよりもスケジュールを立てやすい移動手段なので、是非活用してみてください。