【プラハ バス】乗車方法・切符の購入方法

プラハ
プラハのバス

プラハ市内のバスはNo.100 - No.291まであり、1年中運行しています。バスの運行スケジュールはそれぞれのバス停の掲示板に記載されています。

排気ガスの多いバスは市内の中心部までは行く事ができません。ですので、プラハ市内のメインスポットを観光する場合は「トラム」や「地下鉄」もしくは徒歩で観光するのがはるかに便利です。

バスは空港から市内、郊外から市内などの移動手段として利用すると便利です。

運行時間と運行ライン

プラハ トラム路線図■運行時間
  • 日中:午前4時30分〜午前0時
  • 深夜:午前0時〜午前4時30分
■運行間隔
  • ピーク時:6分-8分間隔
  • 通常:10分-20分間隔
  • 週末:15分-30分間隔
  • 深夜:30分-60分間隔
■深夜バス

プラハの深夜バスは、地下鉄が運行していない午前0時以降も運行しています。深夜バスのラインは「No.501 〜 No.513」で、午前0時から早朝の午前4時30分まで運行しています。

■地下鉄への乗り継ぎ

地下鉄に乗り継ぎできるバス停のボードには「M」のマークがあります。この「M」がついている駅で降りれば地下鉄に乗り換えができます。

■プラハ空港から市内へのバス
  • ・No.119:空港と地下鉄駅の「Dejvická」までを結んでいます。
  • ・No.100:空港と地下鉄駅の「Zličín」までを結んでいます。

空港から市内へバスで行くのは、リーズナブルでお手軽な移動方法です。しかし、カレル橋などの観光の中心地に行くには、バス降車後に地下鉄に乗り換えなくては行けないので、少々面倒です。

■Zoo Bus(動物園行きバス)

プラハ動物園が運行するバスで、4月から11月の週末と休日のみ「Nádraží Holešovice」と「プラハ動物園」の間を結んでいます。バスは10分間隔で直通で運行してますので、途中で他の駅には停車しません。しかも無料なので、興味がある方は乗ってみてください。

バスの乗り方

プラハの公共交通機関はオープンシステムです。日本の様に運賃を入れる箱はありませんが、乗り方は非常に簡単です。切符を購入したら、バス入り口や柱付近の刻印機で、日時を切符に印字して乗り込むだけです。切符に日時が印字されているかしっかり確認して、万が一押されていなければ、再度トライしてください。

バスのチケットとパス

プラハ交通機関の乗車チケット

プラハの公共交通機関のチケットは「地下鉄」「トラム」「バス」も全て共通です。一度の使い切りではなく時間制となっておりますので、有効時間内であれば何度でも乗り降り可能です。

例えば「列車→バス」「バス→トラム」などの異なる交通機関をまたがっての利用も可能です。チケットの有効時間は、チケットを機械で刻印して「有効」にした時点からカウントされます。チケットの種類は複数あり、種類は以下になります。

■30-minute ticket(30分間有効なチケット)
大人:24 CZK
子供:12 CZK
■90-minute ticket(90分間有効なチケット)
大人:32 CZK
子供:16 CZK

6歳以下は無料です。

上記2種類のチケットは街や駅中のキオスクや黄色の券売機で購入可能です。券売機は硬貨しか使用できません。バスの乗車時に、運転手から直接購入も可能ですが、若干値段が高くなります。また、お釣りはもらえないと思った方が無難です。

■Short-term passes(24時間有効なパス)
大人:110 CZK
子供:55 CZK
■Short-term passes(72時間有効なパス)
大人:310 CZK
子供:155 CZK
■Long-term passes (1ヶ月〜1年間有効なパス)
Monthly(1ヶ月有効):550 CZK
Quarterly(3ヶ月有効):1,400 CZK
5-month(5ヶ月有効):2,450 CZK
Annual(1年間有効):4,750 CZK
6歳以下は無料です。

Short-term passes(24時間有効なパス)は、各地下鉄駅のオフィスやインフォメーションセンターで購入可能です。Long-term passes (1ヶ月〜1年間有効なパス)は、チケットオフィスのみで購入可能です。

チケットオフィスはほとんどの主要駅にはあります。(例:Dejvická, Hradčanská, Můstek, Florenc, Hlavní nádraží, Nádraží Holešovice, Náměstí Míruなど)。営業時間は午前6時半から午後6時半までです。ランチタイムなどは閉まっている場合がありますので、ご注意ください。

プラハのバスの歴史

プラハのバスは1908年にマラーストラナ地域で実験的にスタートしました。しかし、技術的な理由でこの実験的な運行は失敗に終わり、定期的な運行が開始されたのは、1925年になってからの事でした。

それから何年もの間、プラハのバスは様々な役割を担ってきました。そして、長い時間をかけて、住宅街から地下鉄駅やトラム駅まで路線範囲は広がり、今では、たくさんの路線が地下鉄やトラム駅とも繋がっています。