イスタンブール エジプシャンバザール 観光情報(行き方、営業時間・取扱商品など)
()
イスタンブールエジプシャンバザールは1664年に、ニューモスクの一部として開かれた市場です。エジプトなどの極東地域からラクダに荷を乗せた行商が運んでくるスパイスを扱っていたため「エジプシャンバザール 」と呼ばれる様になりました。
また、この市場は別名スパイスマーケットとも呼ばれ、市場の店頭には数千種類ものスパイスや香辛料が並んでいます。その種類の多さから、ありとあらゆる病気に有効なスパイスが揃っていると言われています。
エジプシャンバザールの歴史はグランドバザールよりも古く、屋根付きの市場としてはイスタンブールでは最古の市場です。
エジプシャンバザール 基本情報
■営業時間
■行き方・ロケーション
エジプシャンバザールは、トラムT1ライン「Eminönü(エミノニュ駅)」で降りて徒歩3分〜5分ほどです。イェニジャーミィ(ニューモスク)と呼ばれるモスクの隣に位置しています。
エジプシャンバザールで買えるもの
エジプシャンバザール では現在、約70店舗の店が営業しています。取り扱っている商品は「香辛料」や「ハーブ」を中心に「コーヒー豆」「ドライフルーツ」「革製品」や「トルコの伝統的な食べ物」など様ざまです。「ロクロム」と言われるトルコの伝統的なお菓子も、この市場で購入する事ができます。
イスタンブール最大の市場である「グランドバザール」が、民芸品や工芸品などの土産物をメインに取り扱っているのに対して、「エジプシャンバザール」は香辛料など、地元住民向けの商品をメインに扱っています。もちろんグランドバザールほどの数ではありませんが、陶器や雑貨などの土産物を扱う店舗も営業しております。
主な取り扱い商品- ・スパイス、香辛料
- ・ストール、ショール
- ・衣類、民族衣装
- ・ドライフルーツ
- ・ナッツ
- ・陶磁器類
- ・革製品
- ・キリムバッグ
- ・お菓子、キャンディー
- ・チーズ、はちみつ、ジャム
- ・バステルマ(干し肉)
- ・アップルティー
- ・キャビア
- ・花
- ・ロクロム(伝統的なトルコのお菓子)
- ・バックギャモン、チェスセット
- ・ゴールド、シルバーアクセサリー
上記の取り扱い商品はほんの一部です。また、市場の中にはレストランやドネルケバブの店なども営業しています。
おすすめのコーヒー専門店「メフメット・エフェンディ」
エジプシャバザール観光時に是非訪れて頂きたいおすすめのショップが「メフメット・エフェンディ(Kurukahveci Mehmet Efendi)」です。メフメット・エフェンディはエジプシャン・バザールに本店を構える1871年創業のトルココーヒーの専門店です。
店頭で飲めるコーヒーの販売はもちろん、コーヒー豆や、コーヒー粉、コーヒーフィルターなども販売しており、お土産には持ってこいの商品です。パッケージや缶もトルコらしさと高級感があり、トルコならではのお土産としては一押しです。
人気店なので、行列ができている事もしばしありますが、待ってもせいぜい15分ほどです。ウインドウショッピングがてら是非立ち寄ってみてください。
エジプシャンバザール の風景
▲スパイスを販売する店舗。スパイスやドライフルーツは、エジプシャンバザールで最もポピュラーな商品です。奥にはトルコ伝統の魔除けや飾りなども販売されています。
▲トルコ伝統の焼き菓子ロクロムを販売する店舗です。ロクロムでも色んな種類があります。
▲エジプシャンバザールはアーケードに沿っていくつかの路地があり、その路地にも店が連なっています。
▲ヘーゼルナッツ、ピーナッツ、ピスタチオなど色んな種類のナッツを見る事ができます。
▲「antep karasi」と書かれています。干しブドウの一種ですね。
▼ローズオイルを扱っている店舗もあります。
▼焼き菓子とキャンディー。キャンディーが色鮮やかですね。基本的にトルコの焼き菓子は日本人にはちょっと甘すぎるかもしれません。
まとめ
エジプシャンバザールの商品は計り売りの食品系が非常に多く、意外に買いたいと思うものは少ないかも知れません.。しかし、カラフルなスパイスやキャンディーなどが並ぶ景観は、インスタ映えするのはもちろん、トルコでもここでしか見れない鮮やかな景観なので、是非観光名所の一つとして立ち寄ってみてください。
この記事をシェアする