イスタンブール グランドバザールの観光情報(行き方、営業時間など)を詳しく解説

イスタンブール
グランドバザールの景観

グランドバザールは1461年に時の皇帝「メフメット2世」が、アヤソフィアの建設費を捻出するために開いた市場です。元々は「ベデステン(Bedesten)」と呼ばれるアーチ形天井の下に問屋が並ぶ小さな市場でした。

その後、徐々に市場周辺の店やキャラバンサライ(隊商宿)などが市場に組み込まれ、今日では広さ30万m2の敷地内に約5,000もの店舗が軒を連ねる巨大市場へと変貌しました。現在、イスタンブールで最も大きなこの市場には、1日だけで20万人から40万人もの人々が訪れます。

グランドバザールでは、トルコの伝統菓子「ロクム」や「はちみつ」などの食料品をはじめ、「スカーフ」「ショール」などの布製品、さらに化粧品から、宝石、ベルト、マグネット、タイルまで、ありとあらゆる物をこのバザールで購入する事ができるので、お土産探しには、これ以上にない場所と言えます。

本記事は、グランドバザールへの行き方はもちろん、営業時間や取り扱い商品、バザール内の様子などを写真付きで詳しく解説致します。

グランドバザールの基本情報

グランドバザールの標識

営業時間

営業時間8:30〜19:00
休み日曜日、宗教の祝日

行き方

グランドバザールは旧市街(スルタンアフメット地区)の西側に位置しています。「アヤソフィア」や「ブルーモスク 」などの観光名所からだと、徒歩15分ほどになります。

暑い中、歩くのが億劫な方はトラムの利用がおすすめです。トラムの最寄駅はトラムT1路線の「ベヤズィット(Beyazıt)駅」になります。ベヤズィット(Beyazıt)駅」で降りて徒歩2、3分ほどです。

旧市街のメイントラム駅である「スルタンアフメット(Sultanahmet)駅」からもわずか2駅になります。

▼最寄り駅である「ベヤズィット駅 (Beyazıt)」は、グランドバザールの南側に位置していますので、「ゲート5」~「ゲート7」がグランドバザールの最寄り入場ゲートになります。

ベヤズィット駅 (Beyazıt)とグランドバザールの位置関係

ベヤズィット駅 (Beyazıt)から入場ゲートへ続く道 ベヤズィット駅 (Beyazıt)から入場ゲートへ行く途中にも、たくさんの店が軒を連ねています。

グランドバザールの入場ゲート5「Çarşı Kapısı 門」 グランドバザールの入場ゲート5「Çarşı Kapısı 門」。どのゲートから入場しても簡単なセキュリティチェックがあります。

グランドバザールで買える商品

グランドバザールには、21箇所もの入場口と64本の通りがあり、その通りに沿って約5,000もの店が軒を連ねています。そのため、イスタンブールの他のバザール「エジプシャンバザール」「アラスタバザール」で売られている商品も、この「グランドバザール」に来れば90%以上は見つける事ができます。

業種ごとの区画

グランドバザール マップ

グランドバザールは迷路の様に入り組んでいますが、同業種ごとに集まって区画をつくっているため、同じような店が固まっている傾向があります。主な業種の集まりは以下の9種類です。

  • ・金製品
  • ・銀製品
  • ・銅製品
  • ・衣料
  • ・アンティーク
  • ・革製品
  • ・カーペット
  • ・お土産
  • ・布地

購入可能な商品

以下はグランドバザールで購入できる商品の代表例です。基本的には同じ様な商品を売っている店が非常に多いです。

■食料品・飲料品・類菓子
  • ◯ドライフルーツ
  • ◯チョコ
  • ◯ロクム(トルコの伝統菓子)
  • ◯はちみつ(ハチの巣付き)
  • ◯香辛料
  • ◯ジャム
  • ◯紅茶(アップルティーが有名)
  • ◯トルココーヒー
  • ◯オリーブオイル
■布製品
  • ◯ストール・スカーフ
  • ◯民族衣装・ベリーダンス用衣装
  • ◯T-シャツ
  • ◯その他衣類全般
  • ■工芸品・民芸品・土産物
    • ◯キリム
    • ◯絨毯・カーペット
    • ◯タイル・陶器(皿・カップなど)
    • ◯雑貨(マグネット、ブレスレット、置物)
    • ■コスメ
      • ◯化粧水
      • ◯石鹸
      • ◯香水

      上記で紹介している取扱い商品はほんの一部で、他にも「金製品」「銀製品」「宝石類」「時計」「カバン」「偽ブランド品」「ベルト」「モザイクランプ」など、大抵の商品はグランドバザールで見つける事ができます。

      また、バザール内には、ショップ以外にも「モスク」や「泉亭」「郵便局」などもグランドバザール内に組み込まれています。19世紀まではキャラバンや、小学校、お墓まであったという記録も残っており、20世紀初頭までは騎馬での通行も可能でした。

      スマートフォンでの値段交渉がおすすめ

      グランドバザールの商品には相場はあっても、ほとんどの店で販売価格は決まっていません。そのため値札などもない店がほとんどなので、商品の値段を店員さんに尋ねる事から買い物はスタートします。

      最初に提示される値段はほとんどの場合、値引きを想定したやや高めの金額です。ですので、最初の数店舗は購入せずに、値切るだけ値切って、どのあたりが値段の落としどころか、相場をリサーチします。その上で、商品を購入するか検討する方法がおすすめです。慣れると値段交渉も楽しくなってきますよ。

      もし、英語での値段交渉が苦手な方は、スマートフォンの電卓アプリで金額を表示しながら「ディスカウント プリーズ」と言えばOKです。電卓があると値段も把握しやすいですし、店員もその電卓を使って値段を提示してくれるので、英語で数字を聞くよりも明確で間違いがありません。英語が苦手な方は、良ければ参考にして見てください。

グランドバザールの景観

グランドバザールはイスタンブールの中でも非常に人気の高いスポットです。2014年には1日だけで、なんと40万人以上の人がこのグランドバザールを訪れました。

食料品を中心に取り扱うショップ。

こちらの店は、香辛料やオリーブオイル、はちみつなど食料品を中心に取り扱っています。香辛料と言えば「エジプシャンバザール」の代名詞ですが、グランドバザールの多くの店舗でも香辛料を取り扱っています。

グラウンドバザール 金製品をあつかう店舗 グラウンドバザール内の「金製品」をあつかう店舗です。文字通り金一色です。

グランドバザール内の景観 食料品や香水などを扱う店舗(写真右奥)。写真中央は、バッグやベルトなどの革製品を専門に扱う店舗です。

飾り物を中心に取り扱うショップ

トルコの伝統的な模様をあしらったランプやお皿などの飾り物を中心に取り扱うショップ。色鮮やかで思わず購入したくなりますが、日本へ持ち帰るには大変そうです。

民族衣装とトルコの伝統的な模様をあしらった商品 トルコの伝統的な模様をあしらった帽子やスリッパ。

水たばこの容器や飾り物 水たばこの容器や飾り物を販売する店舗

まとめ

グラウンドバザールは、お土産探しの場所としてはもちろんですが、観光名所として立ち寄るだけでも、非常にインパクトの強い見応えある場所です。是非、イスタンブール訪問時は、観光ルートに組み込んで見てください。