イスタンブール 地下宮殿 観光情報(行き方・入場料金・営業時間など)

(2018年4月4日) 地下宮殿内部

イスタンブールの人気スポットの1つ「地下宮殿」は532年に、時の皇帝「ユスティニアヌス1世」の命によって造られた地下の貯水槽です。この貯水槽は、現存するビザンチン式建築の貯水槽としては最も大きなものです。かつては黒海近くの貯水池からローマ水道橋経由で運ばれた水を80,000m3も貯蔵していました。

しかし、行政の中心がコンスタンティノープル大宮殿から他の宮殿に移ると、この貯水槽は閉鎖され、1545年に再び発見されるまでは完全に忘れ去られていました。

1985年に入りようやく改修が行われ、地下宮殿は1987年から一般公開される様になりました。そして現在、地下宮殿の内部では、数百本の柱がシンメトリーで並ぶ不思議な光景と、世にも奇妙な逆さに置かれたメドゥーサの頭部のオプジェクトを見る事ができます。

本記事では、地下宮殿の行き方や入場料金などの観光情報をはじめ、内部の景観を写真付きで詳しく紹介しております。

地下宮殿の基本情報

■営業時間と休館日

営業時間09:00〜18:30
休館日なし
チケット料金20TL

■アクセスとロケーション

地下宮殿はイスタンブールのヨーロッパ側「スルタンアフメット地区(旧市街)」と呼ばれる場所にあり、「アヤソフィア」の西側、ブルーモスクの北側に位置しており、いずれのスポットからも徒歩圏内です。

「スルタンアフメット地区(旧市街)」内のホテルに宿泊している場合は、徒歩でアクセスするのが一番ですが、トラムを利用する場合は、最寄りの「Sultanahmet station(スルタン・アフメット)」駅で降りて徒歩2分(250m)ほどです。

■地下宮殿の入口

地下宮殿の入口は事務所の様な建物が目印です。入口が狭いので結構な列に見えますが、流れは早いと思います。チケットは中で購入します。

地下宮殿の建物とチケット売り場

地下宮殿の入口 地下宮殿の入口です。特に意味もなく係員が立っている時があります。

地下宮殿の向かいにある建物 こちらは地下宮殿の向かいにある建物です。心配な方はこちらも目印にすると良いです。

地下宮殿の甲板

地下宮殿の入口付近にある看板です。

所要時間の目安

所要時間の目安は30分ほどです。

地下宮殿はそこそこ広い空間(143m×65m )ではありますが、実際に歩いて見学できる範囲は限られています。基本的には通路に沿って見学し、通路の最後の方で、逆さのメドゥーサの像を撮影して所要30分ほどだと思います。

ただ、地下宮殿はイスタンブールの定番お立ち寄りスポットなので、入場待ちの列が出来ている場合が多いです。そのため時間帯によっては30分以上並ぶ場合もありますので、観光の際はその辺も考慮してスケジュールを立ててください。

地下宮殿内部と2体のメデューサ

地下宮殿内部の景観

地下宮殿に入場し52段の階段を降りて行くと、広さ143m×65mの薄暗い空間が広がっています。そしてその広い空間の中に12本の通路が走り、その通路に沿って高さ9mの柱が336本も立ち並らんでいます。暗闇の中に柱がシンメトリーに並ぶ空間は何とも言えない独特の雰囲気です。地下宮殿という名は、この柱が並ぶ様がまるで宮殿さながらである事からそう呼ばれる様になりました。

地下宮殿の柱 宮殿内には数本ですが、緑色の柱に目玉の様な模様が彫り込まれた不気味な柱もあります。

地下宮殿の柱 地面から悪魔が手を突き出している様な柱のデザインです。

地下宮殿のハイライトは2体のメデューサーです。一体は頭部が逆さまに置かれ、もう一体は左頬が地面についている状態で置かれています。

逆さまと横向きの二体のメデューサ

この2体のメデューサは共にローマ時代に造られたもので、元々は宮殿四隅の柱の土台として使用されていたと言われています。何故メデューサーが逆さに置かれているのかは、その目を覗き込むと石にされてしまうと言う伝説に由来していると言う説や、特に意味はなくデザイン的な観点で逆さに配置したなど、確かな事は分かっていません。

赤いライトに照らされる地下宮殿のメデューサ

赤い光は観光客の写真撮影時のライトです。メデューサの周囲には常に人だかりができるので、人が映らない状態やライトが当たらない状態で撮影するのは結構根気がいります。