カッパドキア観光 回り方と観光日数

(2018年5月22日) ギョレメ パノラマ

トルコのほぼ中央に位置するカッパドキアは、トルコ観光のハイライトと言っても過言ではありません。トルコに世界遺産は数多くありますが、観光で訪れる事ができる範囲では、カッパドキア以上の絶景はないと思います。

本記事では、これからカッパドキア旅行をお考えの方に向けて、「カッパドキア」を効率良く回るためのモデルコースと観光日数について詳しく解説いたします。

カッパドキアの観光所要日数

ギョレメ パノラマの景観

カッパドキア観光で、主要スポットを一通り網羅するなら、3泊4日の滞在で、観光日数をフルで2日間は確保したい所です。観光日数がフルで2日間あれば、カッパドキアの主要観光ツアーである「レッドツアー」と「グリーンツアー」への参加はもちろん、カッパドキアのハイライトである「気球ツアー」にも予備日を設けて万全の体制で臨む事ができます。

ラクダと奇岩の景観

また、滞在が2泊3日で、フルで1日しか観光日数が確保できない場合は「グリーンツアー」への参加を諦めて、「レッドツアー」と「気球ツアー」に参加するのがお勧めです。この2つのツアーに参加すれば、カッパドキアの景観の素晴らしさは十分に堪能する事ができます。

以上を踏まえ、カッパドキア観光は、最低でも丸1日、できれば丸2日間の観光日数が必要です。

【2泊3日の場合】

■1日目:到著日
■2日目:気球ツアーとレッドツアー に参加
■3日目:移動日

【3泊4日の場合】

■1日目:到著日
■2日目:気球ツアーとレッドツアー に参加
■3日目:気球ツアー(予備日)とグリーンツアーに参加
■4日目:移動日

カッパドキア観光のメインツアーは、朝一からのスタートが基本なので、到着日と移動日(帰り)でのツアー参加は厳しいと思います。ですので、2泊と3泊で滞在の場合は、飛行機便のスケジュールにもよりますが、実質的には上記の様な観光スケジュールになる方が多いと思います。

2泊と3泊のモデルコース詳細や、到著日と移動日(帰り)の過ごし方については、本記事後半の「カッパドキアの回り方(モデルコース)」で詳しく解説いたします。

■最低でも1泊。カッパドキアの日帰り観光がお勧めできない理由

早朝のカッパドキアと気球

カッパドキアは、イスタンブールなどの近郊都市からであれば、日帰り観光も可能ではあります。しかしその場合、カッパドキアのハイライトとも言える早朝の「気球ツアー」に参加する事ができません。

正直言って、気球からの絶景を見ずしてカッパドキアを観光したとは言えない(乗れなかった人すみません)ので、カッパドキアの日帰り観光はお勧めできません。ですので、時間がない場合でも、最低1泊はカッパドキアに滞在する事をお勧めします。

カッパドキア観光はツアー参加が基本

カッパドキア ギョレメの街並み

カッパドキアは電車やトラムなどの交通手段がないため、観光名所を巡るためには「ツアー」への参加が基本になります。観光ツアーには大きく「レッドツアー(北部ツアー)」「グリーンツアー(南部ツアー)」「ブルーツアー(南東部ツアー)」の3種類があります。

カッパドキア地図 各ツアーのルートマップ

しかし、どのツアーも基本的には1日がかりになるので、大抵の旅行者の方は「レッドツアー」のみ、もしくは「レッドツアー」と「グリーンツアー」の2つに参加する方がほとんどです。「ブルーツアー」はかなりマニアックなツアーなので参加しない人の方が多いです。

また「気球ツアー」に関しては、早朝の運行なので、「レッドツアー」や「グリーンツアー」と、同日のスケジュールで組み込む事ができます。カッパドキア観光のハイライトは「気球ツアー」なので、このツアーだけは絶対に外さない様にしてください。

カッパドキアの回り方(モデルコース)

■モデルコース3泊4日(2泊3日も対応)

本項ではモデルーコースを例にして、3泊4日でカッパドキアを効率良く回る方法をご案内致しますが、滞在が2泊3日の方にも対応したコース内容となっております。

1日目

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午前〜15:00 空港到着

ネヴシェヒル・カッパドキア空港

カッパドキアへの到着が午前か午後で初日のプランは変わってくると思います。しかし残念ながら、「レッドツアー」や「グリーンツアー」などの主要観光ツアーは、朝早くからのスタートなので、初日は午後からのツアーに参加します。

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17:00 ローズバレー サンセットツアー

ローズバレー
サンセットツアーに参加して、カッパドキアでも指折りの夕焼けスポット「ローズバレー」でサンセットを鑑賞します。奇岩が夕焼けで赤色に染まる景観は非常に美しいです。15時ぐらいまでの空港到着便なら、サンセットツアーに間に合うと思います。

ツアーは基本的には、滞在ホテルを通して予約するのが安くてお勧めです。料金は高くなりますが、日本語のサポートが必要な方はVELTRAの「ローズバレーサンセットツアーicon」でも予約可能です。

到着便の都合で、サンセットツアーに参加できない場合は、滞在エリアを散策しながらショッピングやローカルフードの軽い食べ歩きなども楽しんでください。ギョレメやユルギャップなどの街の中心地であれば、スーパーやお土産や、レストランなどなんでもありますよ。

2日目

滞在2日目は、早朝に気球ツアー、午前からレッドツアーに参加します。気球ツアーの運行は天候次第です。中止の場合は翌日に繰越になるので、可能な限り前倒しでスケジュールに組み込んで行きます。

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04:00 気球ツアー

早朝 奇岩の上を飛ぶ気球

気球ツアーは午前4時か午前5時頃(時期による)にホテル送迎でスタートします。ほとんどの場合は、気球ツアーに朝食も組み込まれていて、車で移動後に朝食タイム(30分〜40分)があり、そこから更に車で移動して気球乗船になります。気球ツアーは滞在ホテルを通じて予約した方が、料金が安いだけでなく、中止の場合、翌日にスムーズにスライドできるので便利です。

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09:00 レッドツアー

レッドツアーの観光スポット「ウチヒサル城塞」

カッパドキアの北側を観光する別名「北部ツアー」と呼ばれる「レッドツアー」は、9時か9時30分頃(時期による)のホテル送迎でスタートします。このレッドツアーでは、「ギョレメ野外博物館」や「パシャバーの妖精煙突」「ウチヒサル城塞」など、これぞカッパドキアの奇岩と言う様な王道の絶景スポットを観光します。だいたい17時前後には滞在のホテルに送迎されて終了します。滞在期間が2泊3日の方は「レッドツアー 」か「グリーンツアー」で迷ったら、絶対に「レッドツアー 」への参加がおすすめです。

【レッドツアー観光スポット】※地図の番号をクリックすると写真が表示されます。※運行会社によって若干ルートは異なります。【ツアー料金相場】※英語の混雑ツアーの場合

レッドツアー の料金相場は、現地や滞在ホテルで予約すれば、35€(約4,500円)ほどですが、多少高くなっても日本語で予約をしたい方は、VELTRA社の「レッドツアー (英語ガイド・昼食付)icon」などへの参加がおすすめです。

レッドツアーに関しては別記事「【カッパドキア レッドツアー】ツアー内容から料金相場まで徹底解説」で詳しく解説しています。

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18:00 ギョレメ散策

早朝のギョレメ村の景観

レッドツアー終了後に1時間ほど休憩を取ったら、宿泊エリアの散策です。本モデルコースでは「ギョレメ」滞在を前提に紹介しておりますが、「ユルギャップ」や「ウチヒサル」でも同様にエリア探索をお楽しみください。ただ、初めてのカッパドキアであれば、コンパクトにまとまって利便性の良い「ギョレメ」滞在がおすすめです。

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19:00 ディナー

ギョレメ レストラン「KARE TERRACE」

カッパドキアのレストランの選択肢は非常に多く、店にもよりますが、ピークシーズンは24時まで営業している店も多いです。注意点としては、宗教的な理由でアルコールを扱っていない、もしくは時間帯でアルコールの提供を終了する店も多いので、アルコールが必須の方は入店前に確認する様にしてください。

KARE TERRACEメニュー

【ギョレメ おすすめレストラン】ギョレメ村でディナーをお探しなら、ケバブからターキッシュピザ、魚料理まで幅広いトルコの郷土料理を扱っている人気レストラン「Kale Terrasse Restaurant」がおすすめです。座席はテラス席と店内があり、解放感のあるテラス席も捨てがたいですが、トルコ伝統家具でデコレーションされた店内も雰囲気抜群です。また無料Wifiもあるので非常に便利です。Kale Terrasse RestaurantのロケーションはこちらのGoogleMapにてご確認いただけます。

3日目

滞在3日目は日中は「グリーンツアー」に参加して、夜はナイトショーに繰り出します。

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04:00 気球ツアー(予備日)

カッパドキア 気球からの景観

前日の天候不良で、気球に乗れなかった方は、この日にリベンジ参加です。カッパドキアに2泊すると、万一の場合に気球ツアーの予備日を設けられるのも大きなメリットです。

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09:00 グリーンツアー

グリーンツアー 鳩の谷(ピジョンバレー)

南部ツアーとも呼ばれる「グリーンツアー」は、レッドツアーと同様に、9時か9時30分頃にホテル送迎で観光をスタートします。グリーンツアーでは「デリンクユ地下都市」「ウフララ渓谷」「セリメ村」などカッパドキアの南西部一帯を観光します。運行会社によっては「ギョレメパノラマ」がルートに含まれる場合とそうでない場合があります。また「ウフララ渓谷」観光時は約3kmほどのプチトレッキングがあるので、歩き易い靴での参加がおすすめです。ツアーの進行具合やコース内容によりますが、ホテルに戻ってくるのは18時前後になります。

【グリーンツアー観光スポット】※地図の番号をクリックすると写真が表示されます。※運行会社によって若干ルートは異なります。【ツアー料金相場】※英語の混雑ツアーの場合

グリーンツアー の料金相場は、現地や滞在ホテルで予約すれば、35€〜40€(約4,500円〜5,400円)ほどですが、多少高くても日本語で予約をしたい方は、VELTRA社の「グリーンツアー(英語ガイド・昼食付)icon」などへの参加がおすすめです。

グリーンツアーに関しては別記事「【カッパドキア グリーンツアー】ツアー内容から料金相場まで徹底解説」で詳しく解説しています。

【滞在が2泊の方の場合】

カッパドキア滞在が2泊の方はこの日が移動日なので、搭乗便の都合で、ほとんどの方がグリーンツアーへの参加は厳しいと思います。しかし、最終日が空港移動だけと言うのは勿体ありません。もしギョレメにご滞在なら、徒歩30分もあれば観光できる「サンセットビュー」の見学がお勧めです。

ギョレメ サンセットビューからの景観▲ギョレメ サンセットビューからの景観サンセットビューは、ガイドブックなどにもほとんど紹介されていない、ギョレメ村南側にある絶景ビューの穴場スポットです。このビュースポットからはギョレメの街や、奇岩群をパノラマービューで一望できます。何気にグリーンツアーで訪れる「ギョレメ・パノラマ」よりも絶景で、ここから見る朝焼けやと夕焼けは感動ものです。「サンセットビュー」の場所は、こちらのGoogleマップよりご確認ください。
ワイン工場【チャーターで効率良く観光】また、送迎が午後の方は、ホテルやツアー会社を通じて、半日か数時間だけでも車をチャーターして、「地下都市」「ワイン工場」などを見学するのがおすすめです。カッパドキアのワインは高品質で有名なので、お土産には一押しですよ。観光終了後は、チャーターの流れでそのまま空港に送迎してもらえば一石二鳥です。
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18:00 ディナー

ギョレメレストラン「My Mother」店内の景観

この日はナイトショー(セマーダンスや、ターキッシュナイトなど)の前に、早めにディナーです。ナイトショーは基本的に、食事付きの有無の選択が可能で、それによって料金も変わってきます。正直なところ決して美味しい料理は期待できないので、食事は滞在エリアで先に済まして、食事無しの飲み放題(アルコール有)でナイトショーに参加した方が良いです。

ギョレメレストラン「My Mother」店内の景観【ギョレメ おすすめレストラン】ギョレメで最後の夜に相応しいディナーをお探しなら、ガラス張りの2階席の景観が解放的な「My Mother's Restaurant(cafe)」がおすすめです。座席は一階席と二階席がありますが、断然見晴らしが良くてガラス張りのパノラマビューが解放的な二階席がおすすめです。二階席では時間帯によっては生ライブの演奏なども行われています。このレストランの一押しは「ケバブ料理」で、ラム、ビーフ、チキンなど色んな種類のケバブ料理を提供しています。折角なら、その場で壺を割って中からケバブが出てくる「壺焼きケバブ」にトライして見てください。My Mother's Restaurant(cafe)のロケーションはこちらのGoogleMapにてご確認いただけます。
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19:30 or 20:00 ナイトショー

カッパドキア ターキッシュナイト

カッパドキア最後の夜は、伝統舞踊の「セマーショー 」もしくは「ターキッシュナイト」でツアーを締め括ります。もし、カッパドキアの後に、イスタンブール観光がある方は、カッパドキアでの夜のショーへの参加はおすすめしません。理由としては、クオリティや規模が、イスタンブールと比べるとかなり落ちるからです。ですので折角ショーを鑑賞するなら、イスタンブールでの観賞がおすすめです。また、ショーの会場内は寒い場合が多いので、参加する際は上に羽織れる物を必ず持参してください。カッパドキアでのナイトショーの相場は、滞在ホテルなどで予約すれば、送迎付きで40€から45€ほどです。

4日目

午前中にカッパドキアを出発します。出発の便が10時以降とかであれば、この日も気球ツアーが中止になった場合の予備として活用ください。また、ギョレメに滞在の方で、「サンセットビュー」をまだ観光していない方は、ギョレメの高台にある「サンセットビュー」に是非足を運んでみてください。個人的には、気球の次にお勧めの絶景ポイントです。「サンセットビュー」のロケーションはこちらのGoogleMapにてご確認いただけます。その他にも、わずか1時間30分でカッパドキアの見所をさっと観光できる「ジープで巡るカッパドキア サファリツアー icon」などもあります。レッドツアー やグリーンツアーと訪問スポットは被りますが、カッパドキアを発つ前に、もう一度奇岩を堪能したい方や、ジープの爽快感を味わいたい方にはおすすめです。

まとめ

エセンテペの奇岩

カッパドキアの主な見どころは、2日間か3日間の観光で一通り網羅する事ができます。観光日数が2日間であれば、「レッドツアー」と「気球ツアー」、3日間あるのであれば「レッドツアー」「グリーンツアー」「気球ツアー」に参加というのが王道コースです。

また、カッパドキアは、仮に1泊しか滞在できないとしても、夜をまたいで早朝の「気球ツアー」にさえ参加できるのであれば、数万円の航空券を購入してでも来る価値のある場所です。個人的には同じくトルコの世界遺産「イスタンブール」や「パムッカレ」「サフランボル」などよりも、圧倒的に心に残る場所なので、トルコ訪問時はなんとしても足を運んでみてください。