アヤソフィア 観光情報(行き方・入場料金・営業時間・内部の景観)

(2018年3月28日)

トルコのイスタンブールの中でも最も人気がある観光スポットがこの「アヤソフィア(博物館)」です。アヤソフィアは1931年に壁の中からモザイク画が発見されたのを機に、当時の大統領「アタテュルク」によって博物館として一般公開される様になりました。それ以後、この歴史的にも芸術的にも重要な建造物を見るために、毎年世界中から多くの観光客が訪れます。

アヤソフィアへ訪れる旅行者の来館数は年間で200万人~300万人、1日平均で8,000人〜9,000人にも上ります。アヤソフィアは外観はもちろん、内部の見学も可能で、1階のホールと2階のギャラリーを有料(40TL)で見学する事ができます。館内では他にもカフェやガイドブック、グッズなどを販売するショップがあります。

本記事では、このイスタンブール観光の必須スポット「アヤソフィア(博物館)」への行き方やチケット料金をはじめ、営業時間や見どころなど、アヤソフィア観光に役立つ情報を紹介致します。


アヤソフィアの基本情報

アヤソフィアの看板

■営業時間と入場料金

営業時間09:00~19:00(4/15〜10/30)
09:00~17:00(11/1〜4/14)
※最終入場及び、チケットの販売は営業時間終了の1時間前までとなります。
休館日月曜日、宗教的な祝日、ラマダーン(断食の期間)
チケット料金40TL(約1,000円ほど) ※12歳以下は無料(ハレム入場を除く)

■ミュージアムパスの購入がおすすめ

アヤソフィアの観光時は「ミュージアムパス」の購入がおすすめです。「ミュージアムパス」は、イスタンブールの博物館や宮殿などの主要スポット観光時に、チケット購入列に並ばずに入場できるお得なパスです。このミュージアムパスを購入する事で「アヤソフィア」「ブルーモスク」「トプカプ宮殿」などの人気観光スポットを効率良く観光する事ができます。ミュージアムパスの詳細に関しては別記事の「イスタンブール観光 ミュージアムパスの基本情報(料金・有効期限・対象施設・購入方法など)」で詳しく紹介しております。

■アクセスとロケーション

アヤソフィアはイスタンブールのヨーロッパ側「スルタンアフメット地区(旧市街)」と呼ばれる場所にあり、丁度「ブルーモスク(南側)」と「トプカプ宮殿(北側)」の間に位置しています。

「スルタンアフメット地区(旧市街)」内のホテルに宿泊している場合は、徒歩でアクセスするのが一番ですが、トラムを利用する場合は、最寄りの「Sultanahmet station(スルタン・アフメット)」駅で降りて徒歩4分ほどです。

■入口と入場方法

アヤソフィアの入口と出口

アヤソフィアの入口はやや北よりの西側になります。内部に入場するにはセキュリティチェックを受ける必要があり、カメラやスマートフォンなどの電子機器以外はX線検査が必要です。また、トランクなどの大きな荷物は持ち込めないので、その場で預けて出口で受け取る形になります。無事セキュリティチェックを通過したら、いよいよ見学開始です。出口は南側になります。

所要時間の目安

アヤソフィアの外観 所要時間目安は1時間〜1時間30分ほどです。

アヤソフィアは1階のホールを見学できるほか、2階はギャラリーになっておりモザイクの肖像画などを見学する事ができます。比較的ゆっくりとアヤソフィアの1階と2階を色んな角度から写真撮影したり、天井のモザイク画をじっくり眺めながら館内を見学して1時間から1時間30分ほどで見学できると思います。

アヤソフィは見る角度によって見え方が異なるので、外観もじっくりと1周しながら、写真撮影や景観を堪能したい方は、所要2時間ぐらい時間をとってゆっくりと内部と外部を観光するのがおすすめです。

アヤソフィアの外観と構造

アヤソフィア博物館の外観

ビザンツ建築の最高傑作と言われる「アヤソフィア」は箱型のバジリア式の大聖堂と、ドーム型の天井が合体した世界的にも珍しい構造をした建物です。大聖堂の周囲を4本の尖塔(ミナレット)が囲んでいますが、この4本の尖塔は別々の君主によって建設されたため、全てデザインが異なっています。

大聖堂の元々の建物は360年に建立されましたが、何度か消失を繰り返し、532年に起きた「ニカの反乱」という暴動を機に現在の姿に再建されました。

その後、オスマン帝国の支配を受け、聖堂はジャーミィに変えられ、イスラム教の礼拝時刻を知らせる「ミナレット(尖塔)」やミフラーブ(聖地メッカの方角を示す壁龕)が加えられました。

アヤソフィアのドーム天井 アヤソフィアのドームは高さは地上から56m、直径の最も長い部分で31m、ドームの円に沿って40の窓が配置されています。

ミナレット(尖塔) イスラム教のオスマン帝国に侵略された後に建設された尖塔。尖塔は礼拝時刻を知らせるために作られました。

アヤソフィア内部の景観

アヤソフィア1階ホールの内陣の景観

アヤソフィア内部は奥行き75m、幅70mと広大な空間が広がっています。オスマン帝国の侵略前夜キリスト教徒たちはここに集まり夜を通して祈りを捧げたと言われています。

アヤソフィアのモザイク画と円盤

アヤソフィアのモザイク画と円盤。中央のモザイク画はマリアとイエスキリストが描かれています。このモザイク画はオスマン帝国によって漆喰で塗りつぶされており、長年に渡り漆喰の下に隠れていました。左右の円盤は直径7.5mもあり、1847年から49年のモスクの修復時にスイス人の建築家によって付け加えられたものです。円盤は聖堂内に全部で8つあり、アラビア語で預言者「ムハンマド」やその後継者たちの名前が書かれています。

ドームの天井部分

▲写真内の左上はドームの一番高い部分に描かれた幾何学模様で、その中央は太陽を表しています。写真の中央やや下に見えるのは「六翼の天使」と呼ばれるモザイク画で、偶像崇拝禁止の時代には顔の部分が漆喰で塗りつぶされていました。

アヤソフィア 内陣の景観 内陣の高さは約56m、直径約31mの円形ドームに覆われ、そのドームを40本の柱が支えています。天井には多くのモザイク画が残されています。

アヤソフィア 内陣の景観 内陣の西側の景観。人だかりができている所にあるのが「沐浴用の壺」です。

沐浴用の壺 16世紀にスルタンが命じて作らせた大理石の「沐浴用の壺」。かつては外に置かれ、イスラム教徒が祈りの前に体を清めるために使用されました。

一階の拝廊。 アヤソフィアの入口から内部のホールへと続く拝廊です。4世紀~5世紀頃は洗礼を受けていない者はここまでしか入場する事ができませんでした。

南側出口のモザイク画「聖母子に献上する皇帝」

一階の拝廊の南側 出口の扉の上に描かれたモザイク画「聖母子に献上する皇帝」。10世紀後期の作品と言われています。

南側出口のモザイク画「聖母子に献上する皇帝」

写真中央の扉の様なオブジェクトは、聖地メッカの方角を示す壁龕「ミフラーブ」です。オスマン帝国に支配された15世紀以降に追加されました。

石畳のスロープ

石畳のスロープと呼ばれる1階と2階を結ぶ通路。侵入者を防ぐためにデコボコの石畳になっています。

石畳のスロープ

2階のギャラリーと回廊の景観です。2階では「聖母子と皇帝家族」や「キリストと女帝ゾエ夫妻」などのモザイクを見学する事ができます。

2階のギャラリーからの景観 2階のギャラリーからの景観

2階のギャラリーからの景観 2階のギャラリーからは1階の内陣部分を見下ろす事ができます。