【2026年最新版】ミラノ 最後の晩餐 見学ガイド – 予約者の受付の流れ、入場方法、見どころ、所要時間、行き方
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最後の晩餐の見学は完全予約制となっており、予約の上で、必ず現地窓口で本人確認の手続きが必要となります。
本記事では、2025年2月に実際に訪問した際の体験をもとに、窓口での受付から見学するまでの流れを中心にご紹介します。あわせて、最後の晩餐の見学エリアや、隣接するサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会内部の様子についても、豊富な写真とともに解説します。
なお、記載している内容は2026年時点の最新情報に基づいてアップデートしています。
最後の晩餐のチケット予約方法については、別記事の 「最後の晩餐チケットの予約方法から予約を取るコツまで徹底解説」 を参照ください。
また、チケットを日本語ページから手軽に予約したい方は、 「GetYourGuide」 などのサイトを利用すると、若干の手数料は正規料金に加わりますが、日本語ページからスムーズに予約できるため便利です。
最後の晩餐 受付から見学終了までの全体イメージ

観光当日、「最後の晩餐」を「公式サイト」で予約済みの方は、教会近くの「チケットオフィス」で、予約書を提示の上で本人確認を行います。
まずは以下の画像で「① チケットオフィス」「② 最後の晩餐の見学入口」「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の見学入口」の位置関係をご確認ください。

ご覧の通り「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ広場」に面して「3つの建物」があります。
「GetYourGuide」経由などを予約された方で、「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ広場」が集合場所となる場合は、この広場でガイドと合流後に、チケットを受け取るなど案内に従ってください。

公式サイト経由で予約した方は、直接「① チケットオフィス」に足を運んで手続きを行い、予約時間の10分ぐらい前に「② 見学エリアの入口」に移動する流れになります。

「見学エリア」に入場した後は、案内に沿ってグループごとに「③ 見学エリア」に移動しますので、全体の流れに沿って行けば問題ないです。
以下より、「① チケットオフィス」で予約書を提示する流れから詳しく解説してまいります。
① チケットオフィスで予約書を提示して受付
見学当日に「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ広場」に到着したら、まずは「① チケットオフィス」で受付を行います。

チケットオフィスの建物は、正面からではなく、右手側のレーンから入場する様に案内されています。「Ticket Office」の案内に沿って建物に入場します。

正面口は主に出口となっているほか、コインロッカーに荷物を預ける訪問者で混雑しています。案内通り右手側から入場するのがスムーズです。
チケットオフィスの建物に入ると左手側に荷物を預け用のロッカー(無料)があり、右奥にチケットカウンター(窓口)があります。

この窓口に予約時間の30分前までに到着の上、予約書(QRコード付き)と身分証明書(パスポート)を提示してください。

受付では「予約書のQRコードスキャン」と「パスポートによる本人確認」が行われます。予約者名とパスポートの氏名が一致していれば、特に英語でのやり取りは必要ありません。
以前までは、予約番号などを提示してチケットの受け取りが必要でしたが、現在は公式サイト予約完了後にダウンロードできる「予約書(画像下)」がそのまま入場チケットになります。

ただし、この予約書(入場チケット)を持っていても、窓口で受付を行わないと自動で予約がキャンセルになってしまいますのでご注意ください。チケットオフィスでの受付はチェックインを意味します。
参考までに、公式サイト以外で予約した場合は、現在も「入場チケット」の受け取りが必要な場合がありますので、予約書や現地ガイドの案内に従ってください。

入場から見学開始までの流れ
窓口での受付が完了したら、見学開始時間の10分前に、教会に向かって左手側の「② 最後の晩餐の見学入口」前に移動し、スタッフの案内を待ちます。

あまり早く行きすぎても外で待ってろと言われてしまうので、どんなに余裕を持っても15分前ぐらい前に外で待機していれば十分です。
最後の晩餐の見学入口付近では、直前の予約時間帯の人が集まっていますが、早く並んでも特にメリットはないです。

10分前より早く入場しようとしても、中のスタッフに外で待ってろと言われて館内に入ることはできません。かなり時間に厳密です。
予約時間の10分前になると、館内からスタッフが「フォーティーン(14時)」の様に、予約時間をコールしにやってきます。

ご自身の予約時間がコールされたタイミングで「予約書」を提示の上で館内に入場し、セキュリティチェック(荷物検査)を受けます。万が一10分前を過ぎてもスタッフが呼びに来ない場合は、自分から建物に入って予約書(チケット)を提示してください。入場させてくれるはずです。
チケット提示と荷物検査完了後、自動ロックのドアで区切られた通路(写真下)に出ます。

エリア奥の自動ドアが開くまでは、先に進むことはできませんので、しばらく待機します。

小規模ですが、待機エリアには、絵の修復過程や教会の歴史に関する写真と解説がボートで展示(英語)されています。


1977年の段階の「最後の晩餐」のイエス・キリストを見ると、相当に劣化が進んでいます。この時から修復完了までは、20年以上の期間を要しており、最終的に修復が完了したのは1999年の事です。

5分〜10分ぐらい通路で待つと、オートロックのドアが開いて次の通路へと進みます。最後の晩餐の見学エリアに到着するまで、この様なオートロックの通路を3回通過します。ちょっと風変わりで面白いです。
最後の晩餐の建物入場後、展示エリアに出るまでのルートは以下の館内マップをご覧ください。

赤い枠で囲った部分が、待機スペースです。赤い矢印が順路です。
こちらが最後の待機スペースです。

奥のドアから見学エリアの様子を伺えますが、中途半端に覗かない方が、見学エリアに出た時の感動は大きいと思います。

待機スペースを3回通過して、ようやく最後の晩餐の見学エリア(写真下)に出る事ができます。

セキュリティゲートを抜けてから見学エリアに出るまでの所要は15分〜20分ぐらいです。最後の晩餐の見学時間より長いかも知れません(笑)
③「最後の晩餐」を見学 - 見どころと鑑賞レポート
見学エリアは両側に壁画と、わずかに壁に装飾が施されているだけの簡素な感じです。

やや後方には椅子も設置されていますが、ほとんど座る人はいません。

厳粛な雰囲気の中で、最後の晩餐の絵の会話を再現した音声が聞こえるか聞こえないかぐらいで流れています。粋な演出だと思いました。

見学スペースに出たら、あとは滞在可能時間の15分をフルに使って、 オリジナルのレオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」を堪能してください。フラッシュを使用しなければ撮影は自由ですが、2025年時点で動画撮影は禁止となっていました。
こちらは動画撮影が禁止となる前に撮影した見学エリアの様子です。
おおよそ縦4.5m × 横9m ほどの大きさを誇るこの巨大壁画「最後の晩餐」は、レオナルド・ダ・ヴィンチが43才の時に、1495年から1498年にかけて制作した作品です。

作中では、「この中に裏切り者がいる」というイエス・キリストの発言に対して、12使徒たちが混乱、動揺、反応する様が描かれています。

絵と見学エリアを区切る柵に、人物の位置と名前を記したボードがありますので、絵を見ながら人物名を確認できます。

最後の晩餐の作品解説については、以下の記事にて詳しく紹介しております。
最後の晩餐だけでなく、反対側の壁面に描かれた、ジョヴァンニ・ドナート・モントルファーノのフレスコ画「キリストの磔刑(写真下)」も必見です。この絵は最後の晩餐の完成より前の1495年に制作されましたが、ダ・ヴィンチとは異なる劣化しにくい手法で描いたため、最後の晩餐よりも劣化は少なく済みました。

最後の晩餐とは異なり、絵画上部の三つのルネット部分(半円部分)も、絵画の一部として描いているのが特徴的です。
見学時間の15分が終了すると、見学エリアにいるスタッフに追い出されますので、入り口と反対側の扉から退出します。

後は以下の館内マップの2、3、4、5の経路を進んで退館します。特にこのルートを覚える必要はありません。

2023年頃まで出口通路に「最後の晩餐」の資料展示がありましたが、2025年訪問時点では、入場時の待機エリアに移されていました。
ドアの外は敷地内の庭になっていて、ブックショップなども併設しています。

お土産を購入する方は是非立ち寄ってみてください。

販売商品は書籍が中心ですが、トートバックや靴下、ポスター、ポストカードなど、文具や雑貨まで幅広く取り扱っています。

庭を順路に沿って歩いて行くと敷地の外に出る事ができます。

庭から外に出ると、最後の晩餐入り口の横手あたりに出ます。

時間のある方は是非そのまま「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」も見学して行ってください。入場は無料です。
最後の晩餐の写真撮影について
最後の晩餐の壁画があるエリアは、フラッシュを使用した写真撮影は禁止となっています。動画撮影も2020年ごろまでは可能でしたが、2025年訪問時は一切の動画撮影が禁止されていました。
なお、最後の晩餐の見学ルールは頻繁に変更になるので、現地の案内に従ってください。
荷物の持ち込みについて

最後の晩餐の見学エリアには、スーツケースなどの大型のバッグや荷物、飲食物の持ち込みはできません。水筒・ペットボトルなど、液体の入ったボトル類も館内持ち込みは禁止されています。
一方で、女性のハンドバッグや通常サイズのリュックサック、小〜中サイズのトートバッグ程度であれば、持ち込み可能なケースが多理解されています。ただし、バックパッカー用の大型リュックなどは持ち込み不可となるため注意してください。飲食物については非常に厳しくチェックされるため、持っている場合は事前にロッカーへ預けるか、見学前に処分・飲み切るなどの対応が必要です。
大型の荷物を持っている場合は、できる限り宿泊先のホテルなどに置いてくることが、公式サイトでも強く推奨されています。
チケットオフィス内にはロッカーが設置されていますが、公式サイト上での位置付けはあくまでも「緊急用」とされています。

基本的には荷物を預けずに訪問するのが前提ですが、実際には多くの来館者がロッカーを利用している様子も見受けられました。
ロッカーは見学時間に合わせた利用となり、最長60分まで使用可能です。利用時には係員がチケットの予約時間を確認し、見学時間が近い来館者が優先されます。そのため、予約時間より大幅に早く到着した場合は、ロッカーを利用できないこともあります。
ロッカーのサイズと台数は以下の通りです。
- 30台:30 × 45 × 32 cm
- 8台:25 × 36 × 32 cm
- 8台:25 × 36 × 66 cm
- 1台:82 × 33 × 80 cm
- 1台:40 × 33 × 80 cm
台数は限られますが、経験上、全てのロッカーが埋まっている事は稀です。
ロッカーの使い方は、荷物を入れてドアを閉じた後、右下の南京錠(閉じたアイコン)をタップし、任意の暗証番号を入力、最後に右上の「ENT」ボタンを押すとロックされます。開錠する際は、左下の南京錠(開いたアイコン)をタップし、設定した暗証番号を入力して「ENT」を押してください。
なお、ロッカーは時間制限付きで、一定時間が経過すると自動的にロックが解除される仕様です。最後の晩餐鑑賞後に教会内部を見学する予定がある場合も、先に荷物を回収してから移動することをおすすめします。
筆者も以前に訪問した際に、パスポートなどもロッカーに収納していましたが、見学から戻るとロックが自動で解除されており肝を冷やした経験があります。財布やパスポートなどの貴重品はロッカーに入れないよう注意してください。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の景観と見どころ

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会を訪問するほとんどの方が「最後の晩餐」の鑑賞目的かと思いますが、この教会自体も15世紀に建てられた貴重な建築物です。教会は営業時間内であれば、正面の入り口から無料で入場する事ができるので、是非見学ください。
S・マリア・デッレ・グラツィエ教会の営業時間
【火~土曜】- ・10時00分~12時20分、15時00分~ 17時55分
- ・10時00分~12時20分、15時30分~17時55分
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会については、公式には営業時間が定められているものの、実際には予告なくクローズしているケースも少なくありません。これまで筆者は5回ほど訪問していますが、そのうち2回は営業時間内かつ休館日ではなかったにもかかわらず、教会内部に入ることができませんでした。
教会の外観と建築様式
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会は、この土地を寄贈されたドミニコ修道会の依頼で、建築家「ギニフォルテ・ソラーリ」がゴシック様式の教会として設計しました。下の写真は教会を北側から撮影したものになります。入り口がある西口とは違った雰囲気があります。

教会後方(東側)の巨大な円蓋部分は、ミラノの支配者スフォルツァ家の命により、後年に「ブラマンテ」が追加した部分です。この改修の際に、教会の様式もゴシックから当時流行だったルネサンス様式に改修されました。

教会内部の景観
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の内部も、外観同様に派手さこそありませんが、歴史の重みを感じる重厚な雰囲気が漂っています。内部は中央のメイン回廊と左右1つづつの側廊で構成されています。

主祭壇には、金色のキリストの磔刑像が飾られています。

▼主祭壇の天井部分

左右の側廊には、他のキリスト教会と同様に、複数の礼拝堂が置かれています。



教会内部の見取り図(写真下)によると、左右合計で14の礼拝堂が設けられています。

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に関しては、以下の記事にて詳細に解説しております。
見学の所要時間
最後の晩餐の見学所要時間は、セキュリティゲート通過後の待ち時間なども含めると、最低でも所要40分ぐらいは必要です。
上記の所要時間に、チケットの引き換え時間や教会の見学時間なども含めると、トータルで1時間30分ぐらいは見ておいた方が良いと思います。予約済みの方はあまり早く着きすぎても、時間を持て余すと思います。
最後の晩餐のロケーションと行き方
最後の晩餐がある「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」は、地下鉄かトラムを利用してのアクセスが便利です。
地下鉄で行く場合
地下鉄を利用する場合「最後の晩餐」がある「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」の最寄駅は、地下鉄M1とM2の2線が走る「CADORNA 駅」になります。「CADORNA 駅」下車後、駅から教会までは徒歩8分〜10分ほどです。
トラムを利用する場合
トラムを利用する場合の「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(最後の晩餐)」の最寄停留所は、トラム16番の停車駅「S. Maria Delle Grazie 駅」になります。「S. Maria Delle Grazie 駅」下車後、停留所から教会までは徒歩1分〜2分ほどです。
もし、ミラノのドゥオーモから「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」にアクセスする場合は、トラムを利用した方が圧倒的に便利です。ドゥオーモの最寄りトラム停留所「Duomo」から、16番のトラムを利用して「S. Maria Delle Grazie 駅」までは5駅目、所要10分ほどです。
トラムの乗り場には、路線図と進行方向が記載された看板があるので、行き先を必ず確認してください。

ドゥオーモから最後の晩餐方面に行く場合は「16 SAN SIRO MS」と車体に表示されたトラムに乗れば間違いありません。

降車停留所が近づいたら、トラム内の降りるボタンを押して下車する事を知らせます。この辺は日本のバスと同じです。

とは言え、最後の晩餐の最寄停留所では多くの観光客が降りるので、誰かがボタンを押してくれる事が多いです。最寄停留所の「S. Maria Delle Grazie」で下車後、「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ広場(画像下)」は目の前です。この広場に面して、最後の晩餐の入り口もチケットオフィスもあります。


トラム16番のルート
以下はドゥオーモ近くの停留所から、最後の晩餐の最寄停留所までの停車駅になります。
- Duomo(ドゥオーモの最寄りトラム駅)
- Via Orefici P.za Cordusio
- Cordusio
- Via Meravigli
- COMUNE DI MILANO
- S. Maria Delle Grazie(最後の晩餐の最寄りトラム駅)
上の停留区間は全体の一部です。最後の晩餐の最寄停留所「S. Maria Delle Grazie」は終点ではありませんのでご注意ください。
ドゥオーモから最後の晩餐までのルート
下の緑色のラインがドゥオーモから最後の晩餐まで、トラムで行く場合のルートになります。
❶. ドゥオーモ、❷. トラム停留所「Duomo」、❸. トラム停留所「S. Maria Delle Grazie」、❹. サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(最後の晩餐)
最後の晩餐の予約方法
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