ヴェルサイユ宮殿の行き方|パリから電車でアクセス&料金(RER・Navigo Easy対応)
本記事では、パリからヴェルサイユ宮殿への行き方を徹底解説します。王道の「RER C線」をはじめ、「Transilien N線」や「L線」などの電車での行き方を比較し、さらに送迎サービスや空港からの行き方も紹介します。
料金やチケット購入方法、Navigoカードの情報など、パリ市内からヴェルサイユ宮殿へ移動する上で役立つ情報を網羅しています。滞在エリアや旅のスタイルに合わせた最適なルート選びにお役立てください。
- 1 パリからの4通りの行き方と所要時間
- 2 ヴェルサイユ宮殿へ行くための基礎知識
(場所・Navigo・料金) - 3 パリ市内から「RER C線」で
ヴェルサイユ宮殿へ行く方法 - 4 モンパルナス駅から「Transilien N線」で
ヴェルサイユ宮殿へ行く方法4-1Transilien N線で行く基本情報|所要時間・料金・最寄り駅
- 5 サン・ラザール駅から「Transilien L線」で
ヴェルサイユ宮殿へ行く方法 - 6 どの方法が一番おすすめ?ヴェルサイユ宮殿アクセスの選び方
- 7 ヴェルサイユ宮殿アクセスQ&A
- 8 【番外編】CDG空港からヴェルサイユ宮殿へ行く方法
パリからの4通りの行き方と所要時間
パリ市内からヴェルサイユ宮殿へ電車で向かう場合、代表的な行き方は次の4通りです。
パリ市内の最寄り駅から「RER C線」で行く
片道の所要目安:45分〜60分パリ市内の主要観光スポット近くにある「RER C線」の各駅から乗車し、Versailles Château Rive Gauche 駅 (Google Map) まで約25〜35分。下車後、ヴェルサイユ宮殿の正門までは徒歩15〜18分です。最寄り駅からの徒歩距離が最も短いため、「エッフェル塔」「アンヴァリッド」「オルセー美術館」「シテ島周辺」などに滞在している方に便利なアクセス方法です。
モンパルナス駅から「Transilien N線」で行く
片道の所要目安:35分〜40分パリの「Gare Montparnasse(モンパルナス駅)」から郊外列車「Transilien N線」に乗車し、Versailles Chantiers 駅 (Google Map) までは各駅で所要約25分ほど。下車後、ヴェルサイユ宮殿の正門までは徒歩20〜25分です。エッフェル塔やアンヴァリッドよりも南側、モンパルナス周辺に滞在している方におすすめです。
サン・ラザール駅から「Transilien L線」で行く
片道の所要目安:55分〜65分パリの「Gare Saint-Lazare(サン=ラザール駅)」から郊外列車「Transilien L線」に乗車し、Versailles Rive Droite 駅 (Google Map) までは11駅目、所要約35〜38分ほどで到着。下車後、ヴェルサイユ宮殿の正門までは徒歩20〜25分です。徒歩距離はやや長めですが、サン=ラザール駅周辺やオペラ地区に滞在している方にとっては利用しやすいアクセス方法です。
往復送迎サービス(宮殿の入場予約チケット付き)を利用して行く
トータル所要目安:半日~1日パリ市内から「ヴェルサイユ宮殿」への個人アクセスに不安のある方は、GetYourGuide社が提供する「パリ発:ヴェルサイユ宮殿と庭園&送迎サービス」を利用すれば、ヴェルサイユ宮殿に指定時間に入場できるチケット付きで、パリ市内の指定の待ち合わせ場所に往復送迎して貰えます。移動時間を短縮して効率よく観光できるだけでなく、移動の体力消耗を軽減した分だけ観光に余力を費やす事ができます。もちろん、現地では帰りの送迎車が発車するまで自由見学が可能です。予約時に半日観光と1日観光を選んで予約する事ができ、出発の24時間前までは全額返金も可能です。
「RER」や「Transilien(トランシリアン)」は、いずれもパリ市内と郊外を結ぶ一般的な通勤・郊外電車です。そのため事前のチケット予約や座席指定は不要です。
上でご紹介した4つのアクセス方法のうち、「列車」を利用する場合の行き方については、以下の章で路線ごとに詳しく解説しています。
また、以下の比較表では、それぞれの移動方法について「所要時間」「最寄駅からの徒歩時間」などを整理しましたので「行き方」選びの参考にしてください。
| 所要時間 (パリ出発駅〜宮殿正門) | 徒歩時間 (宮殿の最寄駅〜宮殿正門) | こんな方におすすめ | |
|---|---|---|---|
RER C線 | 約45〜60分 | 15〜18分 | ルーブル周辺/サンジェルマン/エッフェル塔界隈に滞在 |
Transilien N線 | 約35〜40分 | 20〜25分 | モンパルナス周辺に滞在 |
Transilien L線 | 約55〜65分 | 20〜25分 | オペラ座〜サン=ラザール周辺に滞在 |
料金(共通) | 片道一律:大人 2.50€ / 子ども 1.25€(Metro-Train-RER Ticket) | ||
表はスワイプ(横スクロール)で全体表示可能。
ヴェルサイユ宮殿へ行くための基礎知識
(場所・Navigo・料金)
次章より、電車路線別の行き方を詳細に解説していきますが、一旦アクセスに関する基本情報を整理しておきましょう。
この章では「宮殿の場所と最寄り駅」「電車の運賃」「移動に必須のNavigo Easyカードや公式アプリ」 「チケット購入方法」について解説します。
ヴェルサイユ宮殿の場所と最寄駅
まずは、パリ中心部と「ヴェルサイユ宮殿」の位置関係をGoogleマップで確認してみましょう。
「ヴェルサイユ宮殿」はパリ中心部から西へ約30〜40kmの郊外に位置し、車で約40分、徒歩では5時間以上かかります。観光客にとって現実的な移動手段は電車によるアクセスです。
電車を利用する場合、ヴェルサイユ宮殿の最寄り駅は主に次の3つで、利用する路線によって最寄り駅は異なります。
- Versailles Château Rive Gauche 駅(RER C線)
⇨ Google Map - Versailles Chantiers 駅(Transilien N線)
⇨ Google Map - Versailles Rive Droit 駅(Transilien L線)
⇨ Google Map
「RER」はパリ市内と郊外を結ぶ高速鉄道で、「Transilien(トランシリアン)」はパリ近郊を走る郊外列車です。
出発駅にもよりますが、電車利用時のパリ中心部からヴェルサイユ宮殿までの所要時間は約40〜65分です。
日帰り観光も十分可能で、午前中に出発すれば「ヴェルサイユ宮殿と庭園」「トリアノン宮殿」「マリー・アントワネットの離宮」などを一通り見学しても、夕方までにはパリ市内へ戻ることができます。
料金は一律|ヴェルサイユ宮殿までの電車運賃
パリ市内のどの駅から出発しても、ヴェルサイユ宮殿へ電車(RERやTransilien)で行く場合の運賃は、片道一律 2.50ユーロ(1名)です。
| 料金 |
|
|---|---|
| 有効時間 | 改札を通過してから120分間有効 |
| 利用できる交通機関 |
空港アクセス専用列車(Orlyval・Roissybusなど)は対象外です。 |
| 乗り継ぎ | 120分以内であれば地下鉄・RER間の乗り継ぎが可能。 バスやトラムへの乗り継ぎは不可です。 |
初回利用時のみ、別途で「Navigo Easyカード」の発行料「2.00ユーロ」が必要なため、合計で4.50ユーロかかります。
また、上でご紹介した1回券のほかに「1日券(Navigo 1-Day Pass)」や「パリ・ヴィジット(Paris Visite)パス」なども、パリ市内からヴェルサイユ宮殿への移動に利用可能で、観光プランによってはお得に活用できます。
▶ 詳しくは別記事「チケットの種類と料金まとめ」で解説しています。
Navigo Easyか公式アプリの入手が必須

2025年より、ヴェルサイユ宮殿への移動時に必要な「1回券」など、全ての乗車チケットは「Navigo Easyカード」か「公式アプリ」にチャージして使う方式に一本化されました。
![]() | |
|---|---|
| 初回購入料金 | 2.00€(カード本体価格) カード本体のみの料金。利用にはチケットのチャージが必要 |
| カード有効期限 | 10年間 |
| チャージ可能なチケット |
|
| 購入場所 | 駅構内の自動券売機 / 窓口 |
| 利用方法 | カードを改札のタッチエリアにかざす(軽くタッチ) |
Navigo Easyカードは発行料2.00€が必要です。 例えば初めて利用する際に「ヴェルサイユ宮殿までの1回券(2.50€)」をチャージすると、合計4.50€がかかります。
日本のICカード(Suicaなど)が「残高チャージ型」であるのに対し、パリのNavigoは「チケットチャージ型」。1回券や1日券などをカードやアプリに入れて(チャージして)利用する点が大きな違いです。

公式アプリの場合、デジタル版のNavigoカードにチャージする形のため、初回のカード発行料は不要。チケット代(2.50€)だけで利用でき、日本出発前から「1回」などを事前購入できる点もメリットです。
チャージ済みの「Navigo Easyカード」や「アプリ」は改札機にタッチするだけで利用できます。

チケットの購入方法
1回券を含む各種乗車チケットは、駅構内の自動券売機や、公式アプリBonjour RATP、さらにはiPhone限定でApple Walletからも購入できます。
自動券売機で購入する(英語表示)

地下鉄や郊外列車の駅構内に設置されている自動券売機でも、各種チケットを購入できます。初回は「Navigo Easyカード(2ユーロ)」を発行し、同時に1回券などをカードへチャージする仕組みです。以降は同じカードに繰り返しチャージ可能です。
公式アプリ「Bonjour RATP」で購入する(英語表示)

「Bonjour RATP」アプリはiPhone・Android対応の公式アプリです。英語でのアカウント作成が必要ですが、事前にチケットを購入してアプリ上で管理できるのがメリットです。
Apple Walletで購入する(日本語表示 ※iPhone限定)

iPhoneユーザーなら「Apple Wallet」が最も手軽です。Apple Payにカードを登録しておけば日本語の案内に沿って数ステップで各種チケットが購入でき、支払いもApple Payで完結。
なお、現時点でGoogle Walletから直接購入することはできません。
自動券売機以外で購入する場合は、初回の「Navigo Easyカード(2ユーロ)」発行が不要です。購入と同時に自動的に「デジタル版 Navigoカード」が作成され、そこにチケットがチャージされる仕組みになっています。
さらに詳しい解説は、別記事「チケットの購入方法|Wallet・アプリ・自動券売機」にまとめていますので、あわせてご覧ください。
ヴェルサイユ宮殿を訪れる日は、あらかじめ自動券売機や公式アプリで「1回券」を往復分(2枚)購入しておくのがおすすめです。有効時間は最初に改札を通るまで始まらないため、事前購入しても問題ありません。
これ以後は「パリからの4通りの行き方」で紹介したアクセス方法のうち、以下3通りの行き方について詳細に解説していきます。
パリ市内から「RER C線」で
ヴェルサイユ宮殿へ行く方法
ここでは、実際にRER C線を利用して行く方法を詳しくご紹介します。以下より「基本情報」「行き方の流れ」「路線図」の順に解説します。
RER C線で行く基本情報|所要時間・料金・最寄り駅
RER C線で「ヴェルサイユ宮殿」に行く際の基本情報を表にまとめました。
| 運賃 |
1回券「Metro-Train-RER Ticket」の料金です。 |
|---|---|
| 所要時間 | 45分〜60分(電車+徒歩) 所要時間は出発地点によって異なります。 |
| 降車駅 (RER C線) |
駅からヴェルサイユ宮殿の正門までは徒歩15〜18分ほどです。 |
| 主な乗車駅候補 (RER C線) |
上記はRER C線のパリ中心部の主要停車駅です。 |
出発地点にもよりますが、所要時間は「45分〜60分(電車+徒歩)」ほどで、料金は片道一律「大人2.50ユーロ / 子ども1.25ユーロ」です。
ヴェルサイユ宮殿までの行き方の流れ(RER C線)
「RER C線」で「パリ市内」から【ヴェルサイユ宮殿】へアクセスする流れは以下の通りです。
パリ市内の最寄り駅からRER(高速鉄道)に乗車

パリ市内の最寄り駅から、RER C5線「Versailles Château RG(ヴェルサイユ=シャトー)駅」行きの列車に乗車します。「Versailles Château RG」は単に「Versailles Château Rive Gauche」を省略した表記なので、駅などで混乱しないでください。パリの中心部から終点で目的地の「Versailles Rive Gauche 駅」までは乗車駅にもよりますが、おおよそ10駅ほどです。途中で分岐してしまうC7線も発着しているのでこちらには乗らずに、必ずC5線に乗るようにご注意ください。
列車で25分~35分(乗車駅による)
『ヴェルサイユ=シャトー駅』でRERを下車

RER C線の「ヴェルサイユ宮殿」の最寄り駅「ヴェルサイユ=シャトー駅(Versailles Rive Gauche)」に到着したら、西口から外に出ます。後は大通りを北西側に進んで行けばヴェルサイユ宮殿の正門に辿り着く事ができます。
徒歩で15〜18分
ヴェルサイユ宮殿 正門に到着

この正門を抜けた先にヴェルサイユ宮殿の入口があります。正門では簡単な荷物検査がありますのでご準備ください。正門通過後のヴェルサイユ宮殿の観光の流れに関しては「チケット予約者の入口と入場の流れ」にて詳しく解説しております。
RER C線はヴェルサイユ宮殿の最寄り駅から徒歩距離が最も短いルートであり、観光客にとって定番のアクセス方法となっています。
RER C線の路線図と停車駅
「ヴェルサイユ=シャトー駅(Versailles Château – Rive Gauche)」へ向かう際に利用する「RER C線」の路線図です。
路線図はスワイプ(横スクロール)で全体表示可能。
RER C線は分岐が多く一見複雑に見えますが、パリ中心部からは乗り換えなしで、C5系統の終点「Versailles Château – Rive Gauche」まで移動できます。
以下は「パリ中心部」から「ヴェルサイユ=シャトー駅」までの停車駅です。
- ビブリオテーク・フランソワ=ミッテラン駅(Bibliothèque François Mitterrand) フランス国立図書館(BNF)最寄り駅
- パリ・オーステルリッツ駅(Paris Austerlitz)
- サン=ミシェル=ノートルダム駅(Saint-Michel – Notre-Dame) ノートルダム大聖堂 最寄り駅
- ミュゼ・ドルセー駅(Musée d'Orsay) オルセー美術館 最寄り駅
- アンヴァリッド駅(Invalides) アンヴァリッド(廃兵院)最寄り駅
- ポン・ド・ラルマ駅(Pont de l'Alma)
- シャン=ド=マルス=トゥール・エッフェル駅(Champ de Mars – Tour Eiffel) エッフェル塔 最寄り駅
- ジャヴェル駅(Javel)
- ポン・デュ・ガリリアーノ駅(Pont du Garigliano)
- イシー=ヴァル・ド・セーヌ駅(Issy – Val de Seine)
- イシー駅(Issy)
- ムードン=ヴァル=フルリー駅(Meudon – Val Fleury)
- ヴィロフレー=リヴ・ゴーシュ駅(Viroflay Rive Gauche)
- ポルシュフォンテーヌ駅(Porchefontaine)
- ヴェルサイユ=シャトー駅(Versailles Château – Rive Gauche) ヴェルサイユ宮殿 最寄り駅
駅構内に到着したら、電光掲示板で行き先を必ず確認し、必ず「C5(Versailles Château RG 行き)」に乗車してください。
「C7(Saint-Quentin-en-Yvelines 行き)」などに乗り間違えないよう注意してください。
パリ中心部のRER C線 駅ロケーション
主要観光地から最寄りのRER駅を地図で確認できます(紫の番号)。
- ❶ オステルリッツ駅(Gare d'Austerlitz)
- ❷ サン・ミッシェル・ノートルダム駅(Saint-Michel - Notre-Dame)
- ❸ ミュゼ・ドルセー駅(Gare Musée d'Orsay)
- ❹ アンヴァリッド駅(Invalides)
- ❺ シャン・ド・マルス=トゥール・エッフェル駅(Champ de Mars - Tour Eiffel)
上記のとおり、RER C線の主要駅は観光スポットの至近に集中しています。アクセスしやすい駅から乗車すれば、終点の「Versailles Château – Rive Gauche」まで乗り換え不要で到着します。
モンパルナス駅から「Transilien N線」で
ヴェルサイユ宮殿へ行く方法
ここでは、パリの「モンパルナス駅」からSNCFの「Transilien N線」を利用して【ヴェルサイユ宮殿】へ行く方法を詳しくご紹介します。以下では「基本情報」「行き方の流れ」「詳細解説」「路線図」の順にまとめています。
Transilien N線で行く基本情報|所要時間・料金・最寄り駅
Transilien N線で「ヴェルサイユ宮殿」に行く際の基本情報を表にまとめました。
| 運賃 |
1回券「Metro-Train-RER Ticket」の料金です。 |
|---|---|
| 所要時間 | 35分〜40分(電車+徒歩) 出発駅によって異なります。 |
| 降車駅 Transilien N線 |
駅からヴェルサイユ宮殿の正門まで徒歩20分〜25分。 |
| 乗車駅 Transilien N線 |
地下鉄「モンパルナス=ビヤンヴニュ駅」と直結(メトロ4・6・12・13号線)。 |
出発地点によりますが、所要時間は「35分〜40分(電車+徒歩)」、料金は片道一律「大人2.50ユーロ / 子ども1.25ユーロ」です。
モンパルナス駅からヴェルサイユ宮殿までの行き方の流れ
SNCFの「Transilien N線」で「パリ市内」から【ヴェルサイユ宮殿】へアクセスする流れは以下の通りです。
パリ市内の「モンパルナス駅」からTransilienのN線に乗車

まずは起点となる「モンパルナス駅(Gare Montparnasse)」に徒歩や地下鉄でアクセスの上、フランス国鉄(SNCF)が運行する近郊地域用列車「トランシリアン(Transilien)」のN線に乗車します。乗車する際は、行き先が「Mantes-La-Jolie」か「Versailles-Chantiers」「Rambouillet」「Dreux」などになっているかを必ずご確認ください。モンパルナス駅から、ヴェルサイユ宮殿の最寄り駅「ヴェルサイユ・シャンティエ駅(Versailles-Chantiers Station)」までは8駅で到着、所要は25分ほどです。
列車で25分ほど
『ヴェルサイユ・シャンティエ駅』で列車を下車

ヴェルサイユ宮殿の最寄り駅「ヴェルサイユ・シャンティエ駅(Versailles-Chantiers Station)」に到着したら、「Hall2」の方向に進んで駅の外に出ます。駅の外に出たら、数十メートルほど進み突き当たったら右折、更にそのまま少し進むと「シャンティエ通り」という大通りにぶつかるので左折します。後は大通りに沿って道なりに進んで行けば「ヴェルサイ宮殿」の正門に辿り着けます。
徒歩で20分〜25分
ヴェルサイユ宮殿 正門に到着

この正門を抜けた先にヴェルサイユ宮殿の入口があります。正門では簡単な荷物検査がありますのでご準備ください。正門通過後のヴェルサイユ宮殿の観光の流れに関しては「チケット予約者の入口と入場の流れ」にて詳しく解説しております。
最寄り駅の「ヴェルサイユ・シャンティエ駅(Versailles Chantiers)」からは、徒歩で20分〜25分ほどの距離です。「RER C線」の最寄り駅「ヴェルサイユ=シャトー駅(Versailles Château Rive Gauche)」と比べると歩く距離はやや長くなりますが、その分、停車駅が少なく移動時間が短いのが特徴です。
トータルの所要時間では、RER C線でのアクセスより短くなるケースが多いです。
モンパルナス駅からヴェルサイユ宮殿へ行く方法を詳細に解説
前項でご紹介した「行き方の流れ」に沿って、モンパルナス駅から「ヴェルサイユ宮殿」へ行く方法を詳しく解説していきます。
【STEP1】起点の「モンパルナス駅」にアクセス
ヴェルサイユ宮殿にアクセスするには、まずは起点となる、フランス国鉄(SNCF)の「モンパルナス駅(Gare Montparnasse)」にアクセスする必要があります。モンパルナス駅は、「ルーブル美術館」の南側約3kmほどの場所、パリ14区と15区のあたりに位置しています。
モンパルナス駅までは、地下鉄4線(ライン 4, 6, 12, 13)のいずれかでアクセスする事ができます。
地下鉄の「モンパルナス駅」と、中長距離列車が発着する「モンパルナス駅」は、地下で繋がっているので、地下鉄4線のいずれかで「モンパルナス・ビヤンヴニュ駅(station Montparnasse - Bienvenüe)」で下車後、電車のマークに「Trains(写真下)」と書かれた標識に従って歩いて行けば、中長距離列車が発着する「モンパルナス駅(Gare Montparnasse)」にアクセスする事ができます。

参考までに、地下鉄のモンパルナス駅は「モンパルナス・ビヤンヴニュ駅(Montparnasse - Bienvenüe)」が正式名称で、中長距離列車が発着するモンパルナス駅は「モンパルナス駅(Gare Montparnasse)」が正式名称です。この二つの駅は地下で直通なので、基本的には同じ「モンパルナス駅」として扱われます。
【STEP2】モンパルナス駅到着から列車乗車まで
【乗り場のホールへアクセス】
地下鉄「モンパルナス駅」で下車後、「Trains(列車)」の標識に従って進みます。ヴェルサイユ・シャンティエ行きの列車は現在「Hall 1(地上2階)」または「Hall 2(地上3階)」から発車するのが基本です。まずは「Hall 1」を目指し、途中または到着後に電光掲示板で実際の発車ホーム(Voie)を確認してください。

モンパルナス駅には「Hall 1~4」までのホールがあり、それぞれ役割が異なります。以前はヴェルサイユ方面の近郊列車は「Hall 4(Ile-de-France)」から出発する案内が一般的でしたが、現在は運用が変わり、公式案内でも「Hall 1 & 2」からの発着に統一されています。
そのため、これからヴェルサイユへ向かう方は、まず「Hall 1」の階層を目指し、構内の大きな電光掲示板(Départs/Departures)で「Versailles Chantiers」行きの列車とホーム番号を確認してから改札を通過するとスムーズです。
【電光掲示板で乗車ホームと発車時刻を確認】
「Hall 1」に到着したら、まずは視線を上に向けると大きな電光掲示板が見えます。ここで「ヴェルサイユ・シャンティエ駅(Versailles-Chantiers)」行き列車の発車ホーム(Voie)と時刻を確認してください。発車ホームは毎回異なるため、必ず最新の案内に従う必要があります。

モンパルナス駅の電光掲示板は終点駅がアルファベット順に表示されます。 「Versailles-Chantiers」がそのまま終点となる列車が出ることもありますが、以下の方面行き列車も同じN線で、すべて途中駅として「ヴェルサイユ・シャンティエ駅」に停車します。
- Rambouillet(ランブイエ)方面行き
- Mantes-la-Jolie(マント=ラ=ジョリ)方面行き
- Plaisir–Grignon(プレジール=グリニョン)方面行き
- Dreux(ドルー)方面行き
これらの行先表示が出ているN線の列車であれば、「ヴェルサイユ・シャンティエ駅」で下車可能です。各駅停車・快速(Semi-direct)の両方が停車するので、出発時刻の早い電車に乗って問題ありませんが、 Versailles-Chantiers は途中駅になるため、乗り過ごさないようにだけご注意ください。
参考までに、下の写真は電光掲示板の「Versailles-Chantiers」の部分を拡大したものになります。

表示の説明をしますと、大きな数字「17」が当日の乗車ホーム、その右側の「07h20」が発車時刻、その下の「26mn」が目的地までの所要時間になります。つまり先発の「Versailles-Chantiers」行きは、午前7時20分に17番ホームから出発、次発の「Versailles-Chantiers」行きは、午前7時50分に同じく17番ホームから出発するという意味になります。
【改札を通って乗車ホームへ移動】
乗車ホームを確認したら、チケットを用意して自動改札機を通過し、乗り場エリアへ進みます。
乗車チケットの購入方法
乗車チケットは、駅構内にある自動券売機、または事前に公式アプリから購入できます。

以前はゾーン制によって料金体系が複雑でしたが、現在はシンプルになり、RERでも郊外列車「Transilien」でも、パリ市内からヴェルサイユ宮殿までの移動は「Metro-Train-RER Ticket(2.5ユーロ)」で利用可能です。
なお、新料金制度により、乗車チケットは「Navigo Easy」と呼ばれるICカード(発行料2ユーロ)またはアプリ内にチャージして利用する方式に統一されています。
乗車ホームエリアとの境に設けられた「自動改札機」では、「Navigo Easy」カード、またはスマートフォン(公式アプリでチケットを購入した場合)をタッチエリアにかざして通過します。

従来のように「紙チケット」を差し込んで回収する方式は廃止され、現在はすべてICカードやスマホをかざす方式に統一されています。
列車の乗車ホームに出たら、後は、電光掲示板で確認した番号の「乗車ホーム」に移動して列車に乗るだけです。改札を抜けた後でも電光掲示板は至る所にあるので随時確認が可能です。
列車の所要時間は、一番早い場合だと約12分、平均して25分ほどで「ヴェルサイユ・シャンティエ駅(Versailles-Chantiers Station)」まで到着します。ただし、タイミングによっては最大で35分ほど掛かる場合もあります。
モンパルナス駅から各駅を利用した場合は、8駅目が「ヴェルサイユ・シャンティエ駅」です。到着駅の点灯ランプをチェックしていれば、降り間違えや乗り越しを防止できます。

列車は2階席などもあり非常に快適です。座席は自由席になり、ピークシーズンでも朝早い時間帯であれば余裕で座る事ができます。

※現在、パリ市内からヴェルサイユ宮殿などの近郊に行く列車は「トランシリアン(Transilien)」という車両になっており、車両内の様子は上写真とは異なります。
ヴェルサイユ宮殿など、パリから近距離列車の場合はチケットの検札などはありません。ただし、到着後の駅でごく希にですが、チケットの確認を行う場合があるので、乗車チケットは絶対に無くさない様にしてください。
【STEP3】「ヴェルサイユ・シャンティエ駅」から宮殿入口へのアクセス
モンパルナス駅から、ヴェルサイユ宮殿の最寄り駅「ヴェルサイユ・シャンティエ駅(Versailles-Chantiers Station)」に到着したら、まず「Hall2」の方向に進んでください。

「Hall2」から駅の外に出ると、小さな時計台の先に道が続いているので、道なりに真っすぐ進みます。
数十メートルほど進んで、突き当たったら右折、更にそのまま少し進むと「シャンティエ通り」という大通りにぶつかるので左折します。後は大通りに沿って道なりに進んで行けば「ヴェルサイ宮殿」の正門に辿り着けます。
下の地図はヴェルサイユ宮殿近くにある周辺マップを分かりやすく加工したものです。万が一迷っても、とにかく「パリ通り」に出て、西方向に進んで行けば、ベルサイユ宮殿の正門に辿り着けます。

下の写真はヴェルサイユ宮殿に行く途中に通る「エタ・ジェネロー通り」という大通りです。カフェやホテル、レストランなどが立ち並んでいます。

この通りをまっすぐ行くと、更に大きな「パリ通り」という大通りにぶつかります。とにかく大通りに沿って真っすぐ歩いて行けば迷う事はないと思います。
こちらはヴェルサイユ宮殿の数10メートル手前から、宮殿に向かって撮影した写真です。奥に見えるのがヴェルサイユ宮殿の正門です。

ヴェルサイユ宮殿の正門です。全ての観光客はここから入場します。

「ヴェルサイユ・シャンティエ駅(Versailles-Chantiers Station)」から、ヴェルサイユ宮殿の正門までは、健脚の方なら15分、普通に歩いて20分〜25分ほどです。日中であれば、道中にカフェやレストランも営業しているので、体力に合わせてゆっくりとアクセスしてください。
Transilien N線の路線図と停車駅
以下は「モンパルナス駅」から「ヴェルサイユ・シャンティエ駅」までの主な停車駅(抜粋)です。
- パリ・モンパルナス駅(Paris – Montparnasse)
- ヴァンヴ=マラコフ駅(Vanves – Malakoff)
- クラマール駅(Clamart)
- ムードン駅(Meudon)
- ベルヴュー駅(Gare de Bellevue)
- セーヴル=リヴ・ゴーシュ駅(Sèvres Rive Gauche)
- シャヴィル=リヴ・ゴーシュ駅(Chaville Rive Gauche)
- ヴィロフレー=リヴ・ゴーシュ駅(Viroflay Rive Gauche)
- ヴェルサイユ・シャンティエ駅(Versailles Chantiers) ヴェルサイユ宮殿 最寄り駅
同じ「N線」でも「ヴェルサイユ・シャンティエ駅」が終点になる列車と、Rambouillet(ランブイエ)方面などへ向かう途中駅として停車する列車がありますが、いずれも「ヴェルサイユ・シャンティエ駅」に停車しますので、表示に従って乗車すれば問題ありません。
なお、モンパルナス駅からは「Transilien N線」のほかに、長距離列車「TER」も発着しています。一部のTERは「Versailles-Chantiers駅」に停車し、所要15分前後で到着できる利点がありますが、TERは通常の1回券(2.50€)やNavigoでは利用できず、SNCFの長距離用チケットが必要です。
TERは運行本数が限られており停車パターンも不規則なため、観光でヴェルサイユ宮殿を訪れる場合は、分かりやすく運行本数も多い「Transilien N線」を利用するのが基本です。
サン・ラザール駅から「Transilien L線」で
ヴェルサイユ宮殿へ行く方法
ここでは、パリの「モンパルナス駅」からSNCFの「Transilien L線」を利用して【ヴェルサイユ宮殿】へ行く方法を詳しくご紹介します。以下では「基本情報」「行き方の流れ」「路線図」の順にまとめています。
Transilien L線で行く基本情報|所要時間・料金・最寄り駅
Transilien L線で「ヴェルサイユ宮殿」に行く際の基本情報を表にまとめました。
| 運賃 |
1回券「Metro-Train-RER Ticket」の料金です。 |
|---|---|
| 所要時間 | 60分〜65分(電車+徒歩) 出発駅によって異なります。 |
| 降車駅 Transilien L線 |
駅からヴェルサイユ宮殿の正門まで徒歩20分〜25分。 |
| 乗車駅 Transilien L線 |
地下鉄「サン=ラザール駅」と直結(メトロ3・12・13・14号線)。 |
出発地点によりますが、所要時間は「60分〜65分(電車+徒歩)」、料金は片道一律「大人2.50ユーロ / 子ども1.25ユーロ」です。
サン・ラザール駅からヴェルサイユ宮殿に行く流れ
オペラ座の北側に位置する巨大ターミナル「サン・ラザール駅」からSNCFのL線を利用して「ヴェルサイユ宮殿」に行く流れは以下のとおりです。
パリ市内の「サン・ラザール駅」からTransilien L線に乗車

まずは起点となる「サン・ラザール駅(Gare Montparnasse)」に徒歩や地下鉄でアクセスの上、フランス国鉄(SNCF)が運行する近郊地域用列車「トランシリアン(Transilien)」のL線に乗車します。サン・ラザール駅に到着後、構内に設置してある電光掲示板で、ヴェルサイユ宮殿の最寄り駅「Versailles Rive Droite」の表示を探して発車時刻と乗り場を確認して電車に乗車。サン・ラザール駅から、ヴェルサイユ宮殿の最寄り駅「ヴェルサイユ・リヴ・ドロワ駅(Versailles Rive Droite)」までは、所要約35〜38分ほどで到着します。
列車で35〜38分ほど
『ヴェルサイユ・リヴ・ドロワ駅』で列車を下車

ヴェルサイユ宮殿の最寄り駅「ヴェルサイユ・リヴ・ドロワ駅(Versailles Rive Droite)」に到着したら、西口側の出口から外に出ます。後は大通りを南西側に進んで行けばヴェルサイユ宮殿の正門に辿り着く事ができます。
徒歩で20分〜25分
ヴェルサイユ宮殿 正門に到着

この正門を抜けた先にヴェルサイユ宮殿の入口があります。正門では簡単な荷物検査がありますのでご準備ください。正門通過後のヴェルサイユ宮殿の観光の流れに関しては「チケット予約者の入口と入場の流れ」にて詳しく解説しております。
最寄り駅の「ヴェルサイユ・リヴ・ドロワ駅(Versailles Rive Droite)」からヴェルサイユ宮殿の正門までは、徒歩20分〜25分ほどです。この距離は「Transilien N線」の最寄り駅「ヴェルサイユ・シャンティエ駅」からの徒歩時間とほぼ同じです。
ただし、「サン・ラザール駅」から「ヴェルサイユ・リヴ・ドロワ駅」までの所要時間は最短でも35分ほどかかります。そのため、滞在ホテルが「サン・ラザール駅」周辺にある場合を除けば、「Transilien L線」よりも「Transilien N線」を利用した方が早くヴェルサイユ宮殿に到着できるケースが多いです。
Transilien L線の路線図と停車駅
以下は「サン・ラザール駅」から「ヴェルサイユ・リヴ・ドロワ駅」までの停車駅です。
- パリ・サン=ラザール駅(Paris Saint-Lazare)
- ポン・カルディネ駅(Pont Cardinet)
- クリシー=ルヴァロワ駅(Clichy – Levallois)
- アニエール=シュル=セーヌ駅(Asnières-sur-Seine)
- ラ・デファンス駅(La Défense)
- シュレンヌ=モン=ヴァレリアン駅(Suresnes Mont Valérien)
- サン=クルー駅(Saint-Cloud)
- セーヴル=ヴィル=ダヴレ駅(Sèvres – Ville-d'Avray)
- シャヴィル=リヴ・ドロワ駅(Chaville Rive Droite)
- ヴィロフレー=リヴ・ドロワ駅(Viroflay Rive Droite)
- モントルイユ駅(Montreuil)
- ヴェルサイユ=リヴ・ドロワ駅(Versailles Rive Droite) ヴェルサイユ宮殿 最寄り駅
観光利用の方が利用する「パリ・サン=ラザール駅」からヴェルサイユ宮殿の最寄り駅「ヴェルサイユ=リヴ・ドロワ駅」までは、途中停車を含めて約11駅、所要35分〜38分で到着します。
目的地の「ヴェルサイユ=リヴ・ドロワ駅」が基本的に終点となるため、降りる駅に神経を注がなくても良いのは安心ポイントです。
どの方法が一番おすすめ?ヴェルサイユ宮殿アクセスの選び方
本記事でご紹介した4通りの「ヴェルサイユ宮殿」への行き方は、どれも片道料金は一律で、いずれも最寄駅から宮殿正門まで徒歩移動が必要になります。したがって、最も重視すべき判断基準は「どの駅が滞在ホテルに近いか」という点です。
以下の比較表では、それぞれの方法について「所要時間」「最寄駅からの徒歩時間」などを整理しましたので、ご自身の滞在場所と照らし合わせて最適なルートを選んでください。
| 所要時間 (パリ出発駅〜宮殿正門) | 徒歩時間 (宮殿の最寄駅〜宮殿正門) | こんな方におすすめ | |
|---|---|---|---|
RER C線 | 約45〜60分 | 15〜18分 | ルーブル周辺/サンジェルマン/エッフェル塔界隈に滞在 |
Transilien N線 | 約35〜40分 | 20〜25分 | モンパルナス周辺に滞在 |
Transilien L線 | 約55〜65分 | 20〜25分 | オペラ座〜サン=ラザール周辺に滞在 |
料金(共通) | 片道一律:大人 2.50€ / 子ども 1.25€(Metro-Train-RER Ticket) | ||
表はスワイプ(横スクロール)で全体表示可能。
比較表をご覧いただくとわかる通り、徒歩時間や料金に大きな差はありません。そのため、ルーブルやエッフェル塔界隈ならRER C線、モンパルナス周辺ならN線、オペラ〜サン=ラザール界隈ならL線といった形で、滞在エリアごとに最寄り駅を基準に選ぶのが最も効率的です。
一方で、多少料金を払ってでも体力や時間のロスを減らしたい方には、GetYourGuideの「パリ発:ヴェルサイユ宮殿と庭園&送迎サービス」といった送迎ツアーの利用も有効です。
最終的には、ご自身の体力や観光スタイルに合わせて無理のないアクセス方法を選ぶことが大切です。下記の「パリ市内マップ」も参考に、ホテルの立地から逆算してアクセス方法を検討してみてください。
【RERで行く場合の起点駅】
- ❶ オステルリッツ駅(Gare d'Austerlitz)
- ❷ サン・ミッシェル・ノートルダム駅(Saint-Michel - Notre-Dame)
- ❸ ミュゼ・ドルセー駅(Gare Musée d'Orsay)
- ❹ アンヴァリッド駅(Invalides)
- ❺ シャン・ド・マルス=トゥール・エッフェル駅(Champ de Mars - Tour Eiffel)
【Transilien で行く場合の起点駅】
- ❶ モンパルナス駅
- ❷ サン・ラザール塔
【パリ市内のランドマーク】
- ❶ 凱旋門
- ❷ エッフェル塔
- ❸ アンヴァリッド
- ❹ オルセー美術館
- ❺ サント・シャペル
- ❻ ルーブル美術館
最後に、パリ市内と郊外の全路線図も掲載しておきますので参考にしてください。
ヴェルサイユ宮殿アクセスQ&A
ここでは、旅行者から特によく寄せられる「ヴェルサイユ宮殿アクセスに関する疑問」をQ&A形式でまとめました。観光の計画を立てる際の参考にしてください。
Q ヴェルサイユ宮殿に地下鉄で行けますか?
A いいえ、パリの地下鉄(Métro)は市内を走る路線のため、郊外にあるヴェルサイユ宮殿までは行けません。最寄り駅へ行くには「RER C線」または「Transilien N線・L線」といった郊外電車を利用する必要があります。
Q Navigoカードはヴェルサイユまで使えますか?
A はい、ヴェルサイユ宮殿までの電車移動にもNavigoカードを利用できます。現在はゾーン制が廃止され、パリ市内~ヴェルサイユ間の運賃は一律料金となっています。利用する際は、1回券や往復券を「Navigo Easy」カードにチャージするか、アプリ内のデジタル版Navigoにチャージして使用します。紙チケットは廃止済みのため利用できません。
Q パリからヴェルサイユ宮殿の電車料金は?
A パリ市内からヴェルサイユ宮殿へ電車で移動する際の運賃は、片道一律2.50ユーロです。子ども(4〜10歳)は半額の1.25ユーロで乗車できます。これは1回券を購入した場合の料金ですが、1日券や1週間券(Navigo Pass)を購入した場合もヴェルサイユ宮殿の移動に利用できます。なお「Navigo Easy」カードを初めて利用する場合は発券手数料2ユーロが別途かかります。
Q ヴェルサイユ宮殿にはバスでも移動できますか?
A はい、バスを使ってヴェルサイユ宮殿へアクセスすることも可能です。最も一般的なのはメトロ9号線の終点「ポン・ド・セーヴル(Pont de Sèvres)」から発車するRATPバス171番で、宮殿前まで直行します。所要時間は約30分ですが、交通渋滞の影響を受けやすいため余裕をもって移動する必要があります。CDG空港からもバスで行けますが、直通便はなく市内での乗り換えが必要となるため、2時間以上かかるのが一般的です。
Q パリ市内からヴェルサイユ宮殿までタクシーで行けますか?
A はい、パリ市内からヴェルサイユ宮殿まではタクシーでも行くことができます。所要時間は約40〜60分で、料金は交通状況によって変動しますが片道おおよそ40〜60ユーロが目安です。ただし流しのタクシーは料金が不透明になりやすいため、UBERを利用すると定額制で安心です。UBER Xの場合、パリ中心部からヴェルサイユ宮殿までは片道32〜40ユーロ程度が平均的な料金です。
【番外編】CDG空港からヴェルサイユ宮殿へ行く方法
パリの玄関口「シャルル・ド・ゴール空港」からヴェルサイユ宮殿へ直接アクセスしたい場合は、空港のターミナル1またはターミナル2から発着しているRER B線に乗車し、「サン・ミッシェル・ノートルダム駅(Saint-Michel - Notre-Dame)」まで移動します。
そこからRER C線に乗り換えることで、ヴェルサイユ宮殿最寄り駅まで行くことができます。所要時間は乗り換えを含めておよそ1時間30分です。
つまり、空港からヴェルサイユ宮殿に行く場合も、一度は「パリ市内」へ出てからアクセスする必要があり、結果的に「パリ市内から行く場合」と同じルートをたどることになります。
どうしても空港から直接ヴェルサイユ宮殿へ行きたい方へ
基本的には空港から一度パリ市内に出てからアクセスするのがおすすめですが、荷物が多い・体力的に不安・乗り換えを避けたいという方は、空港から直接「UBER」を利用する方法もあります。
料金は時間帯や渋滞状況によって変動しますが、シャルル・ド・ゴール空港からヴェルサイユ宮殿まではおおよそ€60〜70(約1万円前後)が目安です。所要時間は道路状況にもよりますが、通常は45分〜1時間程度で到着できます。
ただし、フライト直後は渋滞やサージ料金で大幅に高くなる可能性があるため、できれば翌日以降にホテルからアクセスする方が費用も体力面も安心です。
また、旅行会社が提供する送迎サービスやツアーも、基本的には「パリ市内からの出発」が前提です。荷物が多い方や小さなお子様連れの方には、専用車での送迎付きプランが便利です。
下記はGET YOUR GUIDEで提供されている「ヴェルサイユ宮殿の入場チケット(自由見学)」と「往復プライベート送迎」がセットになったプランです。電車の乗り換えが不安な方は、ぜひ検討してみてください。
ヴェルサイユ宮殿プライベートチケット+パリからの送迎プラン(GET YOUR GUIDE公式)
いずれにしても、空港から一度パリ市内に出なければなりません。その際に利用するのが「RER B線」です。一方「オペラ座方面」にご滞在の方は「ロワシーバス」を利用するとオペラ座付近までバス一本で移動できます。
空港から乗車する「RER B線」の路線図は以下をご参照ください。
路線図はスワイプ(横スクロール)で全体表示可能。
続いて、乗り換え地点となる「サン・ミッシェル・ノートルダム駅」からヴェルサイユ方面へ向かう「RER C線」の路線図はこちらです。
路線図はスワイプ(横スクロール)で全体表示可能。
実際のアクセス手順については、本記事の「パリ市内からRER C線でヴェルサイユ宮殿へ行く方法」で詳しく解説しています。あわせてご確認ください。
なお、パリ到着日にそのまま空港から直接ヴェルサイユ宮殿へ行くのはあまりおすすめできません。 長時間のフライト後で荷物もあり、乗り換えも多くなるためかなり負担が大きいです。翌日以降にホテルへ荷物を置いてからアクセスする方が、断然快適に観光できます。
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この記事への質問と回答一覧
RERでパリ→ヴェルサイユ最寄り駅までの電車の時刻表が見たいのですが、どこを参照したら良いか教えていただけたら大変助かります。
来年のパリオリンピックで、チケットが取れたものの、
何時頃から何本くらい電車が発着するのか見当たらず…
ご教示いただけるとありがたいです。
RERの時刻表は、WEB上では見つからないと思いますが、公式アプリ「SNCF Connect: Trains & trajets」にて、到着地と出発地、利用日時などを入力して旅程検索すれば、おおよそ把握する事ができます。
出発日が、あまりに先すぎる場合は、変更になる可能性もありますので、ある程度の目安として利用ください。アプリは以下より、ご利用の端末に応じてダウンロードください。
あるいはグーグルマップで行き先と到着地を入力して、移動手段を「電車」にしても、おおよそは把握する事ができると思います。数ヶ月以上先のRERの確実な日程を把握できる手段は現状ないと思います。