【プラハ城】黄金小路の見どころと基本情報|カフカゆかりの小道と営業時間・料金を解説

プラハ
プラハ城 黄金小路の景観

黄金小路は、プラハ城の東側に位置するわずか数百メートルの古い路地で、15世紀末に北側の城壁を増築した際に造られました。カラフルでメルヘンチックな家々が並ぶこの小道は、プラハ城内でも特に人気の観光スポットで、インスタ映えするフォトスポットとしても有名です。

かつては城を守る射手(marksmen)や金細工職人の家族が暮らしており、第二次世界大戦の時代まで人々が住んでいました。現在では、16世紀から20世紀までの生活を再現した展示が各住居に設けられており、当時の家具や衣服、道具を通して歴史の流れを感じることができます。

特に見どころとして知られるのが、カフカが一時期執筆活動を行った「22番地の家」です。この家には第一次世界大戦中にカフカが滞在し、静かな環境で執筆を続けていたと伝えられています。さらに、12番地の家では映画史研究家ヨゼフ・カズダがナチス占領期にチェコスロバキア映画を隠して守ったことでも知られ、現在は当時の映像を上映するミニシアターとして公開されています。

この路地の外れには、ダリボルカ塔(Daliborka Tower)があり、かつての牢獄としても有名です。1498年には、この塔に最初の囚人として騎士ダリボル・コゾイェドが収監されました。

現在の黄金小路の外観は、1950年代に芸術家イジー・トルンカ(Jiří Trnka)のデザインによって彩られたもので、家々のファサードの色使いが当時の芸術的センスを今に伝えています。また、一部の家屋では中世の鎧や織物、手工芸品なども展示されており、石弓の射的体験やお土産・雑貨の購入も楽しめます。

かつては「王が錬金術師を集めて実験を行っていた」との伝説も残っていますが、実際には衛兵たちの質素な住居でした。マリア・テレジアの時代に修復が命じられ、19世紀末には現在のような可愛らしい小道として整備されました。

黄金小路の見どころ

ここでは「黄金小路の見どころ」を、写真付きのダイジェスト形式でご紹介します。

まず、黄金小路で最も有名なのは、入り口近くにある「22番」と番号が付けられた青い家です。この家はチェコの作家、フランツ・カフカが仕事場としておよそ1年間使用していた場所で、現在は観光客の定番撮影スポットとなっています。

黄金小路の22番 フランツ・カフカの仕事場の外観

フランツ・カフカは1916年から1917年にかけて、この家で執筆活動を行っていました。現在は書店として営業しており、カフカやプラハに関する書籍のほか、地図や絵葉書なども販売されています。

フランツ・カフカのネームプレート

住居の左側には、カフカがかつて住んでいたことを示すプレートが設置されています。カフカはユダヤ系のチェコ人でしたが、教育をドイツ語で受けていたため、作品はすべてドイツ語で出版されています。

19番のお土産屋さん

こちらは19番の建物です。色彩が美しく、写真映えするため記念撮影にもおすすめ。内部では人形や雑貨などを販売しています。この19番の建物を、カフカの仕事場(22番)と間違える人も意外と多いようです。

21番と20番の建物

左側の朱色の21番の建物ではオーガニックコスメを、右側の白い20番の建物ではハンドペイントのコップや花瓶などが販売されています。なお、販売されている商品は時期によって変わる場合があります。

20番の建物の看板

20番の建物のドア付近にある看板です。ハンドメイドのグラスやハート型のオブジェなどが飾られ、可愛らしい雰囲気を演出しています。

18番の建物

筆者が特に気に入ったのは、こちらの18番の建物です。赤い外壁が印象的で、飾られている人形の表情もどこか“ブサ可愛い”雰囲気があり、見ていて思わず笑みがこぼれます。

18番の建物に飾られた人形

この人形のおどけたポーズと人間らしいリアルな表情が、なんとも言えない魅力を放っています。

ドアの花飾り

黄金小路の各建物のドアには花飾りなどが施されており、メルヘンチックで温かみのある雰囲気を醸し出しています。

17番の建物

17番の白い建物では、食器や装飾品などを販売しています。

14番の建物

14番の建物は、入口の形が特徴的です。

12番と13番の建物

黄金小路の突き当たりにある12番と13番の建物です。奥の建物は比較的シンプルな色合いで、路地の終着点らしい落ち着きを感じさせます。

黄金小路の出口

12番の建物の右側のドアが出口です。そのまま進むと東門からプラハ城の外へ出ることができます。出口を入って右手に進み、Uターンする形で戻ると、再びプラハ城の通路に戻ることも可能です。

チケット料金・営業時間・ロケーション

◾️黄金小路のチケット料金

旧王宮美術館には「プラハ城 メイン周遊チケット」を購入すれば入場する事ができます。

1コルナ = 円で

表はスワイプ(横スクロール)で全体表示可能。

料金(大人17歳以上)入場対象

プラハ城 メイン周遊チケット
(Prague Castle – Main circuit)

450CZK

  • 旧王宮Old Royal Palace (I)
  • 聖イジー教会St. George‘s Basilica (III)
  • 黄金小路Golden Lane (V)
  • 聖ヴィート大聖堂St. Vitus Cathedral (VIII)

プラハ城 常設展チケット
(Prague Castle – Permanent exhibitions)

300CZK

  • プラハ城歴史物語The Story of Prague Castle (II)
  • 城の衛兵展Castle Guard Exhibition (IV)
  • 旧王宮美術館Prague Castle Picture Gallery (VI)
  • ロジュンベルク宮殿Prague Castle Picture Gallery (VI)

旧王宮美術館 チケット
Prague Castle Picture Gallery (VI)

200CZK

  • 旧王宮美術館Prague Castle Picture Gallery (VI)

大聖堂付属の展望塔 チケット
Tower of the Cathedral with a View Gallery (X)

200CZK

  • 大聖堂付属の展望塔Tower of the Cathedral with a View Gallery (X)

5歳以下、障害者手帳をお持ちの方は無料

◾️黄金小路の営業時間

□09:00 〜 17:00(4月1日〜10月31日)
□09:00 〜 16:00(11月1日〜3月31日)

入場は閉門の30分前までです。

◾️黄金小路のロケーション

黄金小路は城内東側に位置しています。小路に入る際にチケット確認がありますので、お手元にご準備ください。

プラハ城内マップ クリックすると別タブで高解像度版が開きます。

プラハ城内を西側から見学して、最後に「黄金小路」を見学すると、そのまま東側の出口から城外へ出る事ができるので、見学ルートの最後に持ってくると効率がいいです。

プラハ城のおすすめスポット

プラハ城内には複数の見学スポットが存在しており、現在は以下の9施設に入場可能となっております。