【ブダペスト】聖イシュトバーン教会の行き方や入場料金を徹底解説

ブダペスト
聖イシュトバーン大聖堂の景観

ブダペストで最も大きな教会である「聖イシュトバーン大聖堂」は新古典主義様式の建造物です。聖堂名の「イシュトヴァーン」とは、ハンガリー初代国王の名で、国の発展のためにキリスト教をハンガリーに根付かせた英雄です。

聖イシュトバーン大聖堂は、ハンガリー建国1000年を記念して建設がスタートしますが、建設段階において、嵐などの自然災害に見舞われ、工事は何度も中断と再開を繰り返しました。そして、建設開始から約50年後の1905年、ブダペストを代表する「聖イシュトバーン大聖堂」が完成しました。

現在、教会内部は有料で見学する事ができ、中でも主祭壇に収められているイシュトヴァーンの聖遺物「右手のミイラ」は必見です。また、別料金で展望塔(クーポラ)にも登る事ができます。展望塔からは美しいペスト地区の景観を望む事ができます。

本記事では聖イシュトバーン大聖堂の見どころや営業時間、入場料金、行き方などの基本情報を詳しく解説致します。

聖イシュトバーン大聖堂内部の景観

聖イシュトバーン大聖堂内部

聖イシュトバーン大聖堂の外観は比較的シンプルですが、聖堂に入場すると気品溢れる大理石や金を贅沢に使用した装飾に目を奪われます。教会の内部は絢爛豪華そのものです。決して広くはありませんが一見の価値があります。

聖イシュトバーン大聖堂内部

教会天井の丸窓から光が降り注ぐ景観は神秘的です。

教会内部の景観 濃い赤や、白、黒など色とりどりの大理石が惜しみなく使用されています。特に柱部分に使用されている赤の大理石がなんとも言えず美しいです。

教会入口から見る「イシュトヴァーン」の大理石像です。 教会の正面入り口です。奥の中央祭壇に見える像が「イシュトヴァーン」の大理石像です。写真だと黄色っぽいですが、実際は白色です。

聖イシュトバーン大聖堂内部の景観

聖イシュトバーン大聖堂内部の景観

聖堂内の壁面や天井にはハンガリーの名工の技術の粋をを尽くした彫刻、絵画やモザイク画が所狭しと飾られています。

聖イシュトバーン大聖堂 基本情報

■入場料金と営業時間

聖イシュトバーン大聖堂の内部は、200HUFの寄付金で見学がする事ができます。その他にも、宝物館や展望塔の入場及び、ガイドツアーへの参加なども可能で、それぞれ営業時間や料金などが異なります。

【通常入場】
  • ・営業時間:09:00~19:00(月-土)、07:45~19:00(日)
  • ・入場料金:無料(200HUF寄付金推奨)
【ガイドツアー】
  • ・営業時間:10:00~15:00(月-金)
  • ・入場料金:1600HUF(600円~700円)
  • ・ツアー内容:チャペルとイシュトヴァーンの聖遺物「右手のミイラ」の見学、宝物館の見学、展望塔(クーポラ)の入場、ツアーの最後にポストカードのプレゼント
【展望塔(クーポラ)】
  • ・営業時間:10:00~16:30(10月-6月)、10:00~18:30(7月-9月)
  • ・入場料金:600HUF(300円~400円)
【宝物館】
  • ・入場料金:400HUF(200円)

■行き方・ロケーション

アクセス方法は、地下鉄1番(M1)「Bajcsy-Zsilinszky(バイチ・ジリンスキ)」駅で降りて、徒歩2分〜5分ほどです。

ブダペスト 地図