ブダペストのモデルコースとおすすめ観光ルート

(2017年11月26日 公開) (2018-03-05 最終更新) ブダ地区を走る路面バス

本記事では、ブダペストを効率良く観光するための「モデルコース」をご紹介致します。

ブダペストの代名詞である「くさり橋」をはじめ、「ブダ城」「国会議事堂」「聖イシュトバーン大聖堂」「英雄広場」「マーチャーシュ教会」「漁夫の砦」「三位一体広場」など、ブダペストの有名観光スポットを少ない日数で効率良く観光するルートをご紹介します。

その他にも、綺麗な写真を撮影するための撮影ポイントをはじめ、各スポットの基本情報や所要時間など、ブダペスト観光に役立つ観光情報が満載です。


観光所要日数とモデルコース

ブダペスト 観光マップ

ブダペストの観光所要日数は、メイン所を観光するだけでも最低1泊は必要です。1日ではなく1泊と表現したのは、ブダペストのハイライトは「夜景」だからです。夜景をじっくり観賞するためには、ブダペストに1泊するのが最低条件となります。

もちろん2泊すれば、温泉に入ったり、ブダ城内の美術館や博物館の中もじっくり時間をかけて観賞する事ができます。しかし、基本的には1泊2日(滞在24時間)あれば、ブダペストのメイン所は十分に網羅できます。

逆に、1泊の時間さえ取る事ができない旅行者の方は、「国会議事堂」の内部と「くさり橋」だけでも絶対に観光する事をおすすめします。ブダペストには、他にもすばらしい観光スポットはたくさんありますが「国会議事堂の内部」と「くさり橋」に関しては、他の国や都市でも、中々お目にかかる事ができない素晴らしい建造物です。特にブダペストの独自色が色濃く出ています。

■モデルコース

ブダペストの観光モデルコースをご紹介致します。

【1日目】

0

メトロM2「Batthyány tér」駅

旅のスタートは、地下鉄2番(M2)の「Batthyány tér」駅から。この駅で降りると、ドナウ川を挟んで目の前が国会議事堂です。

徒歩1分

1

14:00 国会議事堂

ドナウ河と国会議事堂所要目安:30分Googleマップ
ブダペストを訪れたら絶対に外せない観光スポットの一つが、この「国会議事堂」です。国会議事堂の建設は1885年に始まり、完成したのは1904年の事でした。建設にあたり、22~23カラットの金が40キロも使用されました。外観はまるで、フィレンツェとミラノのドゥオーモを足して2で割った様な感じです。

国会議事堂のドーム部分 ドナウ川を挟んで対岸から撮影したドーム部分の景観です。この中央ドームはルネサンス様式を代表する建物です。

ドーム部分のアップ写真 中央のドーム部分のアップです。綺麗な模様が丁寧に造りこまれています。

国会議事堂のファサード部分向かって左側のファサード部分のアップ写真です。右側にもシンメトリーで同じファサードがあります。かつては一方を上院が、もう一方を下院が占めていました。

国会議事堂の景観別角度から国会議事堂を撮影。どの角度から撮影しても絵になります。議事堂の外観を綺麗に撮影するなら、ドナウ川を挟んだ対岸がおすすめです。

初日は国会議事堂の内部は見学せずに、ドナウ側を挟んで外観だけを堪能します。国会議事堂の外観を撮影する場合は、このドナウ側を挟んだ対岸からの景色が最も優雅で綺麗です。黄金に輝く議事堂内部の見学は予約の上で、翌日に見学します。

徒歩10分

2

14:40 くさり橋

くさり橋

くさり橋の歩道

王宮の丘から見るくさり橋

所要目安:30分Googleマップ

ドナウ川に沿って国会議事堂を左手に歩いて行くと、正面に一際目を引く大きな橋「くさり橋」が見えてきます。くさり橋の中央は道路になっておりますが、両側に歩道があり、その上を歩く事ができます。橋の入り口のライオン像や、橋を支える鎖が天に突き出す様な景観は、橋の上から間近で見ると迫力満点です。橋の全景を、綺麗に撮影したいなら、王宮の丘からや、夜になってからの方がおすすめです。まずは橋の上の景観を堪能してください。▶ セーチェーニ くさり橋の詳細を見る

徒歩5分

3

15:10 ケーブルカー乗り場

ケーブルカー乗り場所要目安:15分Googleマップ

ケーブルカーに乗って「王宮の丘」にアクセスします。混雑状況にもよりますが、ケーブルカーの列に並ぶ時間と、チケット購入時間を合わせて所要15分ほどだと思います。王宮の丘には「ブダ城」や「漁夫の砦」などの観光スポットをはじめ、レストランやお土産屋、歴史的な建造物なども点在しております。王宮の丘は1つの街と考えると想像しやすいかと思います。▶ 王宮の丘 ケーブルカーの乗り方の詳細を見る

ケーブルカーで2分

4

15:30 ブダ城

ブダ城所要目安:40分Googleマップ

王宮の丘に登ると左手に大きな建物がそびえ建っています。この一際目を引く建物がブダ城です。ブダ城は城内に複数の博物館を擁し、中央に「国立美術館」、南側に「ブダペスト歴史博物館」、その反対側が「セーチェ二国立図書館」になっています。ブダ城の美術館や博物館を見学するには丸1日以上は必要なので、本モデルプランでは外観と庭園だけを見学します。もし時間に余裕があれば城内の博物館なども見学してみてください。▶ブダ城の詳細を見る

徒歩5分

5

16:20 三位一体広場

三位一体広場

三位一体像

三位一体像

所要目安:5分Googleマップ
ブダ城観光後、大通りを道なりに進んで行くと、三位一体広場に辿り着きます。この広場は、マーチャーシュ教会の目の前にある広場で、バスの停留所にもなっています。これといって特に何もない広場ですが、中央にバロック様式の記念碑が建っています。この記念碑は18世紀の疫病で生き残った人々の手によって造られたものです。三位一体広場は、わざわざ時間をかけて足を運ぶほどの場所ではありませんが、マーチャーシュ教会や漁夫の砦を観光する際に、必ず通る場所にありますのでついで観光します。

徒歩1分

6

16:30 マーチャーシュ教会

マーチャーシュ教会 内部

三位一体広場から見る「マーチャーシュ教会」の景観。

「マーチャーシュ教会」の屋根。

所要目安:30分Googleマップ

三位一体広場で記念写真を撮った後は、広場の右側のチケットオフィスで「マーチャーシュ教会」と「漁夫の砦」の共通チケットを購入して、まずはマーチャーシュ教会の内部を見学します。教会内部の見学は17時までなので、先に内部を見学後に、教会の外観を堪能してください。特に屋根のモザイク柄は必見です。▶マーチャーシュ教会の詳細を見る

徒歩2分

7

17:10 漁夫の砦

砦の西側の景観

聖イシュトバーンの像

所要目安:30分Googleマップ

漁夫の砦は19世紀に漁業組合によって、7年の歳月をかけて建設されたネオゴシック様式の砦です。砦の上からはブダ地区とペスト地区のパノラマビューを楽しむ事ができるほか、国会議事堂やくさり橋も眼下にとらえる事ができます。そのため、ブダペストの街並みを撮影するには絶好の場所なので、写真撮影とその景観を目に焼き付けて楽しんでください。▶漁夫の砦の詳細を見る

休憩・ディナー(2時間)

漁夫の砦を見学後、日が暮れるまで休憩や食事をして夜景に備えます。ホテルが近ければ一度ホテルに戻るのも手です。

8

19:30 国会議事堂の夜景

国会議事堂の夜景所要目安:30分Googleマップ

再び「Batthyány tér」駅に戻り、黄金に輝く国会議事堂の景観を見学。日中と夜に二度足を運ぶ手間はありますが、ブダペストに来たらこの景観を見ずしての帰国は勿体なさすぎます。

徒歩10分

9

20:10 くさり橋の夜景

橋の上から見るくさり橋の夜景

くさり橋のたもとからの景観(ブダ地区側)

くさり橋のたもとからの景観(ペスト地区側)

所要目安:30分Googleマップ

くさり橋の袂(たもと)や橋の上から、夜のくさり橋を満喫。くさり橋の夜景はペスト側の橋のたもとまで移動して、くさり橋とその背後にブダ城を同じアングルに収めて撮影すると非常に綺麗な写真が撮影できます。また、時間と体力に余裕があれば、王宮の丘からも夜景を堪能してください。▶ くさり橋の夜景 詳細を見る

【2日目】

0

メトロM2「kossuth lajos tér駅

観光二日目は、「メトロM2「kossuth lajos tér」駅からスタートします。

徒歩2分

1

09:00 国会議事堂

国会議事堂の内部所要目安:2時間00分Googleマップ

2日目の朝は「国会議事堂」を間近で見て、内部も見学します。内部の美しさと豪華さは日本の国会議事堂の比ではありません。内装に関しては、ウィーンのシェーンブルン宮殿をはじめ、世界の観光名所と比較してもベスト3に入る豪華さだと感じました。国会議事堂の中を見学するためには、ツアーへの参加が必須となっています。国会議事堂見学ツアーへの参加方法や予約方法に関しては別記事の国会議事堂のチケット予約から入場方法まで徹底解説で詳しく解説しております。

徒歩15分

2

11:30 聖イシュトバーン大聖堂

聖イシュトバーン大聖堂

聖イシュトバーン大聖堂内部の景観

聖イシュトバーン大聖堂内部の景観

所要目安:30分Googleマップ

ブダペストで最も大きな教会が、このネオ・ルネサンス様式の「聖イシュトバーン大聖堂」です。聖イシュトバーン大聖堂の内部は有料で見学する事ができ、主祭壇に収められているイシュトヴァーンの聖遺物「右手のミイラ」は必見です。また、別料金で展望塔(クーポラ)にも登る事ができます。展望塔からは美しいペスト地区の景観を望む事ができます。▶ 聖イシュトバーン大聖堂の詳細を見る

メトロM1(地下鉄) 10分

3

12:30 アンドラーシ通り

アンドラーシ通り所要目安:1時間Googleマップ

メトロM1の「Bajcsy-Zsilinszky」駅で降りると、ブダペストの表参道的な通り「アンドラーシ通り」に出ます。この通りを英雄広場に向かって歩きながら、通りに並ぶショップを見たり、カフェやレストランでランチ休憩をします。

国立歌劇場の外観

■国立歌劇場アンドラーシ通りを通りに沿って歩いて行くと、ネオルネッサンス様式の美しい「国立歌劇場」が左手に見えてきます。国立歌劇場は内装の豪華さもさることながら、オペラやバレェ、クラシックコンサートなどが上演されており、ハンガリーの芸術文化を体験できる絶好の観光スポットです。もし時間が許すのであれば是非立ち寄って頂きたい観光スポットです。日本人以外の旅行者の方は必ずと言ってよいほど足を運ぶ観光名所です。

徒歩 15分

4

14:00 英雄広場

英雄広場

マーチャーシュ1世の像

ボチカイ・イシュトヴァーンの像

所要目安:30分Googleマップ

長さ2.5kmほどのアンドラーシ通りを歩いて行くと一際高い塔がそびえる「英雄広場」にたどり着きます。英雄広場は1896年にハンガリー建国1000年を記念して建設されたブダペスト最大の広場で、記念撮影をするには絶好のスポットです。広場の後方にはブダペストを代表する英雄14人の像が並び、中央には高さ36mの塔が建っています。そしてその頂点には王冠と十字架を手にした大天使ガブリエルの像が広場を見守っています。更にその塔を囲む様にハンガリー人の起源となるマジャール人7部族の長の像も建っています。▶ 英雄広場の詳細を見る

送迎シャトル 30分~40分

5

15:30 リスト・フェレンツ国際空港(ブダペスト空港)

リスト・フェレンツ国際空港(ブダペスト空港)Googleマップ

英雄広場の見学後、予め手配しておいたシャトル「miniBUD」で「リスト・フェレンツ国際空港」へ向かいます。送迎シャトルのWEBの予約方法は別記事「【ブダペスト】空港と市内を結ぶ送迎シャトルバス「miniBUD」の紹介」で詳しく紹介しております。もし、英雄広場の見学後に、まだフライトまでの時間が残っていれば「セーチェニ温泉」や「ブダペスト西駅のマクドナルド」などの観光がおすすめです。どちらにしても送迎シャトルは手配しておくと楽ちんですよ。また、列車で次の都市へ移動する方は「ブダペスト東駅」を目指します。

ブダペストの地下鉄路線図

ブダペスト地下鉄 路線図

以下は、ブダペスト観光で多くの旅行者の方が利用する地下鉄駅と、その駅周辺にある観光スポットです。

■メトロM1「Heroes' Square」駅

  • ・英雄広場(徒歩1分)

■メトロM1「Bajcsy-Zsilinszky」駅

  • ・聖イシュトバーン大聖堂(徒歩2分)

■メトロM1「Vörösmarty tér」駅

  • ・くさり橋(徒歩3分)

■メトロM1「Széchenyi fürdő」駅

  • ・セーチェニ温泉(徒歩1分)

■メトロM2「Batthyány tér」駅

  • ・国会議事堂 ドナウ側を挟んだ外観(徒歩2分)
  • ・くさり橋(徒歩10分)
  • ・王宮の丘(徒歩とケーブルカーで20分)

■メトロM2「kossuth lajos tér」駅

  • ・国会議事堂(徒歩1分)

■メトロM2「Budapest-Keleti(ブダペスト東)」駅

  • ・長距離列車の玄関口です。

■メトロM3「Arany János utca」駅

  • ・旧郵便貯金銀行(徒歩3分)

■メトロM3「Nyugati Pályaudvar(ブダペスト西)」駅

  • ・世界一お洒落なマクドナルド(徒歩3分)