ブダペスト観光 おすすめスポットとモデルコース

(2017年11月26日) ハンガリー  ブダ地区とペスト地区

本記事では、ブダペスト観光の見どころと各スポットの基本情報(料金・アクセス方法など)を詳しく紹介致します。

ブダペストの代名詞である「くさり橋」をはじめ、「ブダ城」「国会議事堂」「聖イシュトヴァーン教会」「英雄広場」「マーチャーシュ教会」「漁夫の砦」「三位一体広場」など、ブダペストの有名観光スポット情報が満載です。


観光所要日数とモデルコース

ブダペスト 観光マップ

ブダペストの観光所要日数は、メイン所を観光するだけでも最低1泊は必要です。1日ではなく1泊と表現したのは、ブダペストのハイライトは「夜景」だからです。夜景をじっくり観賞するためには、ブダペストに1泊するのが最低条件となります。

もちろん2泊すれば、温泉に入ったり、ブダ城内の美術館や博物館の中もじっくり時間をかけて観賞する事ができます。しかし、基本的には1泊2日(滞在24時間)あれば、ブダペストのメイン所は十分に網羅できます。

逆に、1泊の時間さえ取る事ができない旅行者の方は、「国会議事堂」の内部と「くさり橋」だけでも絶対に観光する事をおすすめします。ブダペストには、他にもすばらしい観光スポットはたくさんありますが「国会議事堂の内部」と「くさり橋」に関しては、他の国や都市でも、中々お目にかかる事ができない素晴らしい建造物です。特にブダペストの独自色が色濃く出ています。

■モデルコース

ブダペストの観光モデルコースをご紹介致します。

【1日目】

0

メトロM2「Batthyány tér」駅

旅のスタートは、地下鉄2番(M2)の「Batthyány tér」駅から。この駅で降りると、ドナウ川を挟んで目の前が国会議事堂です。

徒歩1分

1

14:00 国会議事堂

ドナウ河と国会議事堂所要目安:30分

まずは、国会議事堂の景観だけを堪能。入場は翌日。

徒歩10分

2

14:40 くさり橋


くさり橋所要目安:30分

くさり橋のたもとから写真撮影や、徒歩で橋の上を歩いて観光。

徒歩とケーブルカーで10分

3

15:30 ブダ城


ブダ城所要目安:40分

ブダ城は外観と庭園だけを見学。時間に余裕があれば城内の博物館なども見学。

徒歩5分

4

16:20 三位一体広場


三位一体広場所要目安:5分

三位一体広場の記念碑の前で記念撮影。

徒歩1分

5

16:30 マーチャーシュ教会


マーチャーシュ教会 内部所要目安:30分

マーチャーシュ教会の外観と内部を見学。屋根のモザイク柄は必見。教会内の見学は17時までなので、先に内部を見学してしまいましょう。

徒歩2分

6

17:10 漁夫の砦

所要目安:30分

砦の上からブダとペストの街のパノラマビューを堪能。

休憩・ディナー(2時間)

漁夫の砦を見学後、日が暮れるまで休憩や食事をして夜景に備えます。ホテルが近ければ一度ホテルに戻るのも手です。

7

19:30 国会議事堂

国会議事堂の夜景所要目安:30分

再び「Batthyány tér」駅に戻り、黄金に輝く国会議事堂の景観を見学。

徒歩10分

8

20:10 くさり橋


橋の上から見るくさり橋の夜景所要目安:30分

くさり橋の袂(たもと)や橋の上から、夜のくさり橋を満喫。時間と体力に余裕があれば、王宮の丘からも夜景を堪能。

【2日目】

0

メトロM2「kossuth lajos tér駅

観光二日目は、「メトロM2「kossuth lajos tér」駅からスタートします。

徒歩2分

1

09:00 国会議事堂

国会議事堂の内部所要目安:2時間00分

2日目の朝は「国会議事堂」を間近で見て、内部も見学します。前提として、内部見学ツアーを予め予約しておく必要があります。予約方法に関しては別記事の国会議事堂のチケット予約から入場方法まで徹底解説で詳しく解説しております。

徒歩15分

2

11:30 聖イシュトヴァーン教会

聖イシュトヴァーン教会所要目安:30分

ブダペスト最大の教会「聖イシュトヴァーン教会」を見学。イシュトヴァーン国王の右手のミイラは必見です。

メトロM1(地下鉄) 10分

3

12:30 アンドラーシ通り

アンドラーシ通り所要目安:1時間

メトロM1の「Bajcsy-Zsilinszky」駅で降りると、ブダペストの表参道的な通り「アンドラーシ通り」に出ます。この通りを英雄広場に向かって歩きながら、通りに並ぶショップを見たり、カフェやレストランでランチ休憩をします。

徒歩 15分

4

14:00 英雄広場

英雄広場所要目安:30分

ブダペストの英雄14人が並び立つ広場で記念写真。

送迎シャトル 30分~40分

5

15:30 リスト・フェレンツ国際空港(ブダペスト空港)

リスト・フェレンツ国際空港(ブダペスト空港)

英雄広場の見学後、予め手配しておいたシャトル「miniBUD」で「リスト・フェレンツ国際空港」へ向かいます。送迎シャトルのWEBの予約方法は別記事「【ブダペスト】空港と市内を結ぶ送迎シャトルバス「miniBUD」の紹介」で詳しく紹介しております。もし、英雄広場の見学後に、まだフライトまでの時間が残っていれば「セーチェニ温泉」や「ブダペスト西駅のマクドナルド」などの観光がおすすめです。どちらにしても送迎シャトルは手配しておくと楽ちんですよ。また、列車で次の都市へ移動する方は「ブダペスト東駅」を目指します。

ブダペストの地下鉄路線図

ブダペスト地下鉄 路線図

以下は、ブダペスト観光で多くの旅行者の方が利用する地下鉄駅と、その駅周辺にある観光スポットです。

■メトロM1「Heroes' Square」駅

  • ・英雄広場(徒歩1分)

■メトロM1「Bajcsy-Zsilinszky」駅

  • ・聖イシュトバーン教会(徒歩2分)

■メトロM1「Vörösmarty tér」駅

  • ・くさり橋(徒歩3分)

■メトロM1「Széchenyi fürdő」駅

  • ・セーチェニ温泉(徒歩1分)

■メトロM2「Batthyány tér」駅

  • ・国会議事堂 ドナウ側を挟んだ外観(徒歩2分)
  • ・くさり橋(徒歩10分)
  • ・王宮の丘(徒歩とケーブルカーで20分)

■メトロM2「kossuth lajos tér」駅

  • ・国会議事堂(徒歩1分)

■メトロM2「Budapest-Keleti(ブダペスト東)」駅

  • ・長距離列車の玄関口です。

■メトロM3「Arany János utca」駅

  • ・旧郵便貯金銀行(徒歩3分)

■メトロM3「Nyugati Pályaudvar(ブダペスト西)」駅

  • ・世界一お洒落なマクドナルド(徒歩3分)

ハンガリー国民の誇り「国会議事堂」

ブダペスト 国会議事堂

ブダペストを訪れたら絶対に外せない観光スポットの一つが、この「国会議事堂」です。国会議事堂の建設は1885年に始まり、完成したのは1904年の事でした。建設にあたり、22~23カラットの金が40キロも使用されました。金色に輝く内部の豪華さは、まるで宮殿の様です。また、外観も赤と白のコントラストが非常に美しく、左右対照のファサードと、中央のドームが非常に印象的です。外観はまるで、フィレンツェとミラノのドゥオーモを足して2で割った様な感じです。

国会議事堂の観光は外観の景観を楽しめるほか、議事堂内部も有料ツアーに参加する事で見学する事ができます。

国会議事堂のドーム部分 ドナウ川を挟んで対岸から撮影したドーム部分の景観です。この中央ドームはルネサンス様式を代表する建物です。

ドーム部分のアップ写真 中央のドーム部分のアップです。綺麗な模様が丁寧に造りこまれています。

国会議事堂のファサード部分 向かって左側のファサード部分のアップ写真です。右側にもシンメトリーで同じファサードがあります。かつては一方を上院が、もう一方を下院が占めていました。

国会議事堂の景観 別角度から国会議事堂を撮影。どの角度から撮影しても絵になります。議事堂の外観を綺麗に撮影するなら、ドナウ川を挟んだ対岸がおすすめです。

コシュート・ラヨシュ広場の彫像 議事堂北側のコシュート・ラヨシュ広場に建つ彫像。この広場にはベンチなどもあるので休憩するにはおすすめの場所です。

間近で見る国会議事堂の景観 議事堂は高さ96m、幅268m、内部には首相の執務室をはじめ、約200もの部屋があります。

■国会議事堂の夜景

やはりブダペストと言えば夜景です。夜の国会議事堂はまさに黄金に輝きます。国会議事堂とくさり橋周辺には昼と夜の2回訪問する事をおすすめします。

■議事堂内部の見学ツアー

国会議事堂の外観もさることながら、内部は更に美しいです。議事堂の内部を見学するにはツアーへの参加が必須です。

国会議事堂内の「上院議会のロビー」

国会議事堂のツアーで見学する「上院議会のロビー」の景観です。まるで宮殿の様です。

国会議事堂内の「上院議会のロビー」

こちらが旧上院議会ホールです。現在もここで政治や国に関する重要な会議が行われています。

国会議事堂の内部見学ツアーは当日現地でも予約可能ですが、常に人気の観光スポットのため予めWEBでの予約がおすすめです。ツアーの予約に関しては、別記事の「国会議事堂のチケット予約から入場方法まで徹底解説」で詳しく解説しております。

■営業時間と入場料金

  • ・見学方法:ツアー形式
  • ・営業時間(4月-10月)08:00~18:00※土日は16:00まで
  • ・営業時間(11月-3月)08:00~16:00
  • ・チケット購入方法:オンライン、もしくは現地窓口で購入可能
  • ・当日の窓口購入:6,000HUF(約2.600円)
  • ・オンライン購入:5,800HUF + 250HUF = 6,050HUF(約2.700円)※250HUF(約120円)はWEB予約料金※上記料金はEU圏外国籍(日本人)の料金。

■アクセス・ロケーション

国会議事堂の最寄り駅は、地下鉄2番(M2)の「kossuth lajos tér(コシュート・ラヨシュ広場)」駅で降りると国会議事堂が目の前です。

また、ドナウ川を挟んで建物の景観を眺めたい場合は、地下鉄2番(M2)「Batthyány tér(バッチャーニ広場)」駅で降りると、目の前にドナウ川を挟んだ国会議事堂の景観を臨む事ができます。

ブダペスト拡大マップ

ブダペストのシンボル「くさり橋」

くさり橋の景観

地下鉄2番(M2)「Batthyány tér(バッチャーニ広場)」駅で降りて、国会議事堂を左手にドナウ川沿いに真っすぐ歩いて行くと、正面に一際目を引く巨大な橋「くさり橋」が見えてきます。

ホテル レジデンス アグネス

「くさり橋」はドナウ川を挟み、ブダ地区とペスト地区を最初に結んだ石橋で、全長380m、幅14.8 mの大きさを誇ります。橋の正式名称は、この建設プロジェクトを進めた「セーチェ二伯爵」の名に因んで「セーチェーニ鎖橋」と言います。実際の建設に関しては、イギリス人建築家の「ウィリアム・ティアニー・クラーク」によって手がけられ、10年の歳月をかけて、1849年の11月20日に完成しました。国会議事堂がハンガリー国民の誇りならば、この「くさり橋」はブダペストの象徴と言える場所で、ブダペストの観光で絶対に外せない観光スポットです。

完成当時のくさり橋は、レーゲンスブルク(ドイツ)の東側にある石橋としては最古のものでしたが、1945年の第二次世界大戦中に、ドイツ軍によって完全に破壊されてしまいました。そのため、現在私たちが見る事ができる「くさり橋」は第二次世界大戦以降の1949年に新たに建設されたものです。しかし、完成当時の外観に相違なく忠実に再現されているため、1849年の完成当時の姿を今でも目にする事ができます。

セーチェーニ鎖橋

ブダ側のくさり橋の入口です。左右には2体のライオン像が建っています。

セーチェーニ鎖橋

空に向かって伸びる鎖の様な2つのレーン。まるで空がくさり橋を支えているようです。

くさり橋の歩道 くさり橋の中央には車用の道路、左右の欄干が歩道になっていて、ブダ地区とペスト地区を歩いて行ききする事ができます。端から端まで約350mほどです。

王宮の丘から見るくさり橋 王宮の丘の高台から見る「くさり橋」の景観です。ここは夜景の絶景スポットの一つでもあります。

くさり橋の車道を歩く人々 時間帯によっては、車道は歩行者天国となって歩く事もできます。奥に見えるのは「フォーシーズンホテル」です。ここに宿泊できたら最高ですね。

ペスト側からの景観 ペスト側から見るブダ側の景観と中央にそびえる大きな門。

くさり橋のライオンの紋章

くさり橋の門の上に飛び出す様に飾られているライオンの紋章。これは、古いハンガリー民族の紋章です。共産党時代には、別の赤色の紋章が掲げられていた事もありました。

■くさり橋の夜景

ブダペストの夜景の目玉は、やはり「くさり橋」の景観です。下の写真は王宮の丘の上から撮影した「くさり橋」の景観です。奥には「聖イシュトヴァーン教会」もそびえ建っています。王宮の丘は絶景の夜景撮影スポットの一つです。

王宮の丘から撮影したくさり橋の夜景 王宮の丘から撮影したくさり橋の夜景

上の写真は、ブダ側の橋の袂から「くさり橋」を撮影したものです。橋を支えるレーンに付いた電球が光る様子が、まるで、くさりの様である事から「くさり橋」と呼ばれる様になりました。この場所も絶好の撮影スポットとして知られ、やや斜めから橋の全景をとらえる事ができます。

上の二つの撮影スポットのほか、ゲッレールトの丘の上や、ペスト側の橋の袂も絶好の撮影スポットとして知られています。特にペスト側の橋の下から撮影すれば「くさり橋」と「ブダ城」を一緒に写真に収めて撮影する事ができます。

■アクセス・ロケーション

くさり橋の最寄り駅は、メトロM1「Vörösmarty tér(ヴルシュマルティー駅)」で降りて徒歩3分ほどです。また、歩くのが苦で無ければ、地下鉄2番(M2)の「Batthyány tér(バッチャーニ広場)」駅で降りて、ドナウ川と国会議事堂を左手に眺めながら真っすぐ歩いて行くと、10分〜15分ほどで「くさり橋」にアクセスできるので、観光コースとしてはこちらの方がおすすめです。

ブダペスト拡大地図

ネオ・ルネサンスの傑作「聖イシュトヴァーン教会」

聖イシュトヴァーン教会とイシュトヴァーン通り

ブダペストで最も大きな教会が、このネオ・ルネサンス様式の「聖イシュトヴァーン教会」です。イシュトヴァーンは、ハンガリー初代国王で、教会内にはイシュトヴァーンの聖遺物である右手のミイラが保存されています。

聖イシュトヴァーン教会は、ハンガリー建国1000年を記念して建設がスタートしました。建設段階において、嵐などの自然災害に見舞われるなど、工事は何度か中断と再開を繰り返しました。そして、建設開始から約50年後の1905年、ブダペストを代表する「聖イシュトヴァーン教会」が完成しました。

聖イシュトヴァーン教会内部

外観は比較的シンプルですが、大理石や金を贅沢に使用した内部の装飾は絢爛豪華そのもので、一見の価値があります。

聖イシュトヴァーン教会内部

教会天井の丸窓から光が降り注ぐ景観は神秘的です。

教会内部の景観 柱部分に使用されている赤の大理石がなんとも言えず美しいです。

教会入口から見る「イシュトヴァーン」の大理石像です。 教会の正面入り口です。奥の中央祭壇に見える像が「イシュトヴァーン」の大理石像です。写真だと黄色っぽいですが、実際は白色です。

■営業時間と入場料金

聖イシュトヴァーン教会の内部は、200HUFの寄付金で見学がする事ができます。その他にも、宝物館や展望塔の入場及び、ガイドツアーへの参加なども可能で、それぞれ営業時間や料金などが異なります。

聖イシュトヴァーン教会の内部は、200HUFの寄付金で見学がする事ができます。その他にも、宝物館や展望塔の入場及び、ガイドツアーへの参加なども可能で、それぞれ営業時間や料金などが異なります。

【通常入場】
  • ・営業時間:09:00~19:00(月-土)、07:45~19:00(日)
  • ・入場料金:無料(200HUF寄付金推奨)
【ガイドツアー】
  • ・営業時間:10:00~15:00(月-金)
  • ・入場料金:1600HUF(600円~700円)
  • ・ツアー内容:チャペルとイシュトヴァーンの聖遺物「右手のミイラ」の見学、宝物館の見学、展望塔(クーポラ)の入場、ツアーの最後にポストカードのプレゼント
【展望塔(クーポラ)】
  • ・営業時間:10:00~16:30(10月-6月)、10:00~18:30(7月-9月)
  • ・入場料金:600HUF(300円~400円)
【宝物館】
  • ・入場料金:400HUF(200円)

■アクセス・ロケーション

アクセス方法は、地下鉄1番(M1)「Bajcsy-Zsilinszky(バイチ・ジリンスキ)」駅で降りて、徒歩2分〜5分ほどです。

ブダペスト拡大地図

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