ブダペスト 王宮の丘 ケーブルカーでの行き方から観光情報まで徹底解説

(2018年2月1日) 王宮の丘の景観

ブダ地区の高台に位置にする「王宮の丘」。この丘のおおよそ1000m×300mほどの狭い範囲に、「ブダ城(王宮)」をはじめ、「マーチャーシュ教会」「漁夫の砦」「三位一体広場」など、ブダペストの主要観光スポットが集中しています。

また、王宮の丘は高台に位置しているので、ブダ地区とペスト地区を一望できるほか、夜のくさり橋の絶好の撮影スポットとしても知られています。その他にも、お土産屋やレストランなども営業しており、王宮の丘は一つの小さな街と考えるとイメージしやすいかもしれません。

本記事では、王宮の丘へのケーブルカーでのアクセス方法や、丘の上にある各観光スポット「ブダ城(王宮)」「マーチャーシュ教会」「漁夫の砦」「三位一体広場」の概要を紹介致します。

王宮の丘への行き方

王宮の丘に行くには、丘のたもとからケーブルカーを利用して行く方法がおすすめです。王宮の丘のたもとまでは、地下鉄2番(M2)で「Batthyány tér(バッチャーニ広場)」駅で下車後、徒歩10分~15分ほど。もしくは、バス系統 16,16A,116番に乗って「Disz ter(ディース・テール)」駅で下車後、徒歩4分ほどになります。

ブダペストの詳細地図

王宮の丘のたもとから丘の上までは、ケーブルカーで登る事ができます。徒歩でも急な階段を登れば10分〜15分ほどで上まで行けますが、折角なので、登りだけでもケーブルカーの利用がおすすめです。帰りは徒歩でも十分ですが、夜はやや暗い道を通るので、女性の方などはご注意ください。

王宮の丘 ケーブルカー乗り場と、徒歩での登り口の位置関係

王宮の丘 ケーブルカー乗り場と徒歩での登り口の位置関係

ケーブルカーの乗り方

王宮の丘へ登る手段として最も手軽な方法がケーブルカーで、乗り方は非常に簡単です。チケット売り場に並んでチケット購入後、そのまま列にそって乗り場に進んでケーブルカーに乗り込むだけです。ケーブルカーは、かつて労働者の移動手段を目的として造られました。現在の電気式のケーブルカーは丘の上まで2分もかかりません。

【ケーブルカーの基本情報】
営業時間07:30~22:00※最終運行は21:50
運行間隔5分〜10分間隔で運行
チケット料金(片道)1,200HUF(約500円)
チケット料金(往復)1,800HUF(約800円)
開通年1870年

▼ケーブルカーの営業時間と料金が書かれたボード

ケーブルカーの営業時間と料金表

▼ケーブルカーのチケット売り場に並ぶ人々、乗り場はチケット売り場の列の先にあります。

ケーブルカー乗り場に並ぶ人々

ケーブルカーのチケット売り場でチケットを購入する子供 ▲ケーブルカーのチケット売り場です。チケットの種類は「片道(Single Ticket)」「往復(Round Ticket)」の2種類になります。帰りは階段を降りて戻って来れるので「片道(Single Ticket)」を買って、登り坂となる行きだけケーブルカーを利用する人が非常に多いです。

ケーブルカーの改札にチケットを挿入する旅行者 ▲チケット売り場の列の先にはケーブルカーの改札があります。上の写真の様にチケットを専用の機械に差し込んでバーのロックが外れたら、改札を通って乗り場に進んでください。後はケーブルカーに乗車するだけです。

ケーブルカーと運転手 ▲ケーブルカーは乗車客がある程度乗り込んでから出発します。ブダの丘までの所要時間は5分弱です。

ケーブルカーの中からの景観 ▲ケーブルカーの中から下を見下ろすと写真の様な感じです。前述しましたが、歩いて登る事もできます。正面の橋の様な場所はおすすめの夜景撮影スポットです。

バスでの行き方

王宮の丘はバスでも直接アクセスする事ができます。地下鉄M2の乗って「Széll Kálmán tér(セール・カールマン広場)駅」まで行くと、そこから王宮の丘行きのバスが出ています。バスは広場の南側の少し階段を登った所から出ています。

王宮の丘にある観光スポット

本項では王宮の丘にある観光スポットの概要を紹介します。以下は王宮の丘の観光マップです。ケーブルカーを降りてすぐの場所に「ブダ城」があり、そこから約1kmほど北に「マーシャーシュ教会」「漁夫の砦」「三位一体広場」などが集中しています。基本的には、ケーブルカー降車後は、大きな通りに沿って歩いて行けば、王宮の丘の各観光スポットへは簡単にアクセスする事ができます。

王宮の丘 観光マップ

ブダ城

【様々な国の干渉を受け、破壊と再生を繰り替えしてきた歴史的な王宮】

ブダ城の景観

王宮の丘に登って一番最初に目にする観光スポットが、このブダ城です。ブダ城は、13世紀に近隣列強諸国の侵略から自国を守るための要塞として築かれました。ブダ城は、数世紀に渡り破壊と再建が繰り替えされたため、ゴシックからバロックまで、多岐に渡る建築様式が用いられています。

現在は城内に複数の博物館を擁し、中央に「国立美術館」南側に「ブダペスト歴史博物館」、その反対側が「セーチェ二国立図書館」になっています。▶ブダ城の詳細を見る

マーチャーシュ教会

【高さ88mの尖塔がシンボル。歴代王の戴冠式が行われた別名「戴冠教会」】

マーチャーシュ教会は、ハンガリー国王「ベーラ4世」によって13世紀に建立されたネオゴシック様式の教会です。この教会は、モザイク柄が描かれた屋根と、非常に細かい装飾が施された高さ88mの尖塔が非常に特徴的です。

現在、教会内部を有料で見学ができるほか、別料金で尖塔の上に登ってパノラマビューの景色を楽しむ事もできます。また、普段は通常の教会としても使用されており、結婚式やコンサートなども行われています。

▶マーチャーシュ教会の詳細を見る

漁夫の砦

大小7つの塔を持つ漁師たちによって造られた白亜の要塞

漁夫の砦(奥)と聖イシュトバーン1世の像(手前)

漁夫の砦は19世紀に漁業組合によって、城を守るために建設されたネオゴシック様式の砦です。緊急時には漁師たちもブダ城を守るという役割を担っていたので、漁夫の砦と呼ばれる様になりました。

漁夫の砦の砦部分への入場は有料で、砦の上からは、ブダ地区とペスト地区のパノラマビューを楽しむ事ができます。

▶漁夫の砦の詳細を見る

三位一体広場

悪病が再び流行しない事を願って建設された記念碑のある広場

三位一体広場は、マーチャーシュ教会の目の前にある広場で、バスの停留所にもなっています。これといって特に何もない広場ですが、中央にバロック様式の記念碑が建っています。この記念碑は18世紀の疫病で生き残った人々の手によって造られたものです。

三位一体広場は、わざわざ時間をかけて足を運ぶほどの場所ではありませんが、マーチャーシュ教会や漁夫の砦を観光する際に、必ず通る場所にありますので、自ずと観光する事になると思います。記念撮影のランドマークとしては悪くない場所です。