ブダペスト 漁夫の砦 行き方と入場料金

ブダペスト
漁夫の砦の景観

大小7つの塔を持つ漁師たちによって造られた白亜の要塞

漁夫の砦は19世紀に漁業組合によって、1895年から1902年まで、7年の歳月をかけて建設されたネオゴシック様式の砦です。砦は城を守る目的で建設されため、緊急時には漁師たちもブダ城を守るという役割を担っていました。そういった経緯もあり「漁夫の砦」と呼ばれる様になりました。

漁夫の砦の砦部分への入場は有料ですが、砦の上からはブダ地区とペスト地区のパノラマビューを楽しむ事ができるため非常に観光客に人気の高いスポットです。

砦の西側の景観砦の西側の景観です。夕焼け時は沈みかけの太陽に照らされムードが出ます。

聖イシュトバーンの像漁夫の砦の南端にはハンガリー建国の父、聖イシュトバーンの像が建っています。

漁夫の砦 展望台漁夫の砦は尖塔を持つ7つの展望台があります。この7つという数はハンガリー人の先祖であるマジャール人が7部族いた事に因んでいます。

漁夫の砦と聖イシュトヴァーン像漁夫の砦の南側の広場の景観。夕暮れ時は良い角度で陽に照らされるので素晴らしい景観を目にする事ができます。

漁夫の砦からの景観1漁夫の砦からは、くさり橋を望む事もできます。

漁夫の砦からの景観2砦の上からは国会議事堂の全景も眼下にとらえる事ができます。


漁夫の砦 基本情報

営業時間・チケット料金

  • ・営業時間:09:00~19:00(3月16日-4月30日)、09:00~20:00(5月1日-10月15日)
  • ・チケット料金:800HUF(約400円)

マーシャーシュ教会 チケットの料金表 ▲マーチャーシュ教会、漁夫の砦の料金表

チケット売り場▲漁夫の砦の横(マーシャーシュ教会の正面)にあるチケット売り場、ここで「マーシャーシュ教会」や「漁夫の砦」の入場チケットを購入する事ができます。

行き方・アクセス方法

「漁夫の砦」は王宮の丘に位置していますので、まずは丘の上に登るために王宮の丘のたもとにアクセスする必要があります。

王宮の丘のたもとまでは、地下鉄2番(M2)で「Batthyány tér(バッチャーニ広場)」駅で下車後、徒歩10分~15分ほどです。もしくは、バス系統 16,16A,116番に乗って「Disz ter(ディース・テール)」駅で下車後、徒歩4分ほどになります。最寄り駅と王宮の丘や漁夫の砦との位置関係は以下の地図をご覧ください。

ブダペストの詳細地図

王宮の丘の袂(たもと)に到着したら、ケーブルカー、もしくは徒歩で丘の上に登る事ができます。ケーブルカーの乗り方については、別記事の「王宮の丘への行き方とケーブルカーの乗り方」にて詳しく紹介しております。

ケーブルカーで王宮の丘に到着したら、後は大通りを道なりに600m(約5分)ほど歩いて行くと茶色の屋根が目印の「マーチャーシュ教会」が建つ三位一体広場に出ます。その広場の奥にある白亜の砦が「漁夫の砦」になります。

ブダの丘 観光マップ