【中国国際航空 搭乗記】羽田空港から北京空港経由でローマへ

(2017年5月23日) 北京空港の乗り継ぎ
2017年5月のゴールデンウィークに中国国際航空を利用して、羽田空港から北京経由でローマに行きました。中国国際航空は評判こそ最悪ですが、発着の時間帯が比較的良いため、目的地に長く滞在できる旅程が組めます。また、何より料金が非常にリーズナブルです。今回もゴールデンウィーク中のチケットでしたが、96.270円と非常にリーズナブルでした。そのため、ある程度の不憫さと接客の雑さを我慢すれば、安くヨーロッパに行く場合は非常におすすめの航空会社です。中国と聞くだけで避ける方は多いと思いますが…。スムーズに乗り継ぎさえできれば何の問題もないです。ちなみに機内食は美味しくありません。機内エンターテイメントは5本〜6本ぐらいは日本語対応の映画もありました。【今回の旅程】
  • 出発地:羽田空港 / 東京
  • 到着地:フィウミチーノ空港 / ローマ
  • 経由地:北京国際空港 / 中国
  • 乗継 所要時間:2時間20分
  • 合計 所要時間:17時間25分
  • 航空券料金:96,270 円
  • 搭乗クラス:エコノミー

魔の混雑トライアングル 北京空港 。乗継時間は2時間20分。

今回、中国国際航空を利用する時点で、サービスの良さや快適さなどは最初から諦めての搭乗でした。ですので、機内食がまずかろうが、中国の人が機内のお湯を使ってカップラーメンを作り始めようが、荷物の収納スペースを占領されようが、一切気になりませんでした。いや、多少は気になりましたが…、覚悟の上での搭乗だったので問題なしです。今回の旅の唯一の懸念事項は、乗り継ぎ時間が2時間20分とやや短い事です。北京空港の国際線の最低乗り継ぎ時間は90分です。そこから見れば若干の余裕がある様にも思えます。しかし、経由地は魔の混雑トライアングルと呼ばれる「北京空港」です。何が起こるか分かりません。そして、万が一乗り継ぎに失敗すれば、計画した旅程が全て狂います。北京空港での乗り継ぎが完了するまでは、安心ができない状況でした。

安定の遅延。逆ロケットスタートで北京空港に到着。

羽田空港から出発 当日は羽田空港 国際線旅客ターミナルに出発時間の4時間前には到着。セキュリティチェックなどもスムーズに通過し、順調に機内に乗り込みました。あとは離陸を待つのみでした。とりあえず、出発は遅延なしで行けると安心したのも束の間、出発時刻を10分過ぎても離陸せず。結局、定刻から20分〜30分ほど遅れて離陸、安定の遅延でした。そして、飛行すること約4時間ほど、定刻より20分ほど遅れて北京空港に到着しました。20分ぐらいの遅延は、どの航空会社でも良くある事なので、ここまでは想定の範囲でした。問題は北京空港での乗り継ぎです。ここからが本当の戦いです!

予想通りの大渋滞に殺気立つ北京空港

北京空港 到着後バスでロビーに 北京空港に到着後は、シャトルバスに乗ってターミナルに移動、とにかく早足で乗り継ぎカウンターを目指します。
  • 降りたら「Transfer」を目指す

    「Transfer」の黄色い標識を目印に乗り継ぎカウンターを目指します。

  • 北京空港 乗り継ぎカウンター

    乗り継ぎカウンターに行く途中に入国審査に並ぶ列がありますが、間違えて並ばない様に注意。ひたすら黄色い文字の「Transfer」の標識に従っていきます。

乗り継ぎカウンターの入口

乗り継ぎカウンターの入口。この入口に至るまで行列に並ぶ必要があります。

乗り継ぎカウンターには、既に若干の列ができていましたが、急いで来たのが功を奏したのか、比較的行列の前の方に並ぶ事ができました。これなら多少は行列の進みが悪くても、問題なく乗り継げると思い一安心しました。そしてその数分後には、私の後方に凄い行列ができていました。北京空港攻略のポイントとして、とにかく降りたら一目散に乗り継ぎカウンターを目指す事です。数十分の差が明暗を分けます。乗り継ぎカウンター

これが国際線の乗り継ぎカウンター。ここにたどりつくまでが一苦労です。

予想通り、カウンターの職員はダラダラ作業で、かなり前の方に並んだにも関わらず20分ほど並びました。しかし、無事に乗り継ぎカウンターを通過。この時点で到着から30分ほどが経過。まだ1時間半ほどの余裕があったので、心の中では「勝った」と思いました。しかし、この数十分後に私の考えが甘かった事を思い知らされます。乗り継ぎカウンターでパスポートにスタンプを押された後は、エスカレーターを降りてセキュリティチェックです。北京空港 乗り継ぎカウンターセキュリティチェックを受ける前に、もう一度パスポートとチケットを提示するためのカウンターがあり、ここでまた並ぶ事になります。セキュリティチェック前のカウンター。ここでパスポートとチケットを再提示。

セキュリティチェック前のカウンター。ここでパスポートとチケットを再提示。

この日は、二つあるチェックカウンターにはスタッフが一人しかおらず、全く進みませんでした。それでも、いよいよ次の次が自分の番だと安心した瞬間。横から車椅子の旅行団体が優先で流れこんで来ました。こればかりは仕方がない事なので、焦る気持ちを抑えつつも、車椅子の団体の方が全員通過するのを待ちました。この時点で乗り継ぎまで残り1時間10分程でした。しかし、車椅子の方は次々と増え、その間は通常のレーンはストップとなり、全く進まない状態が20分続きました。車椅子の方の優先は当然の事で仕方ないのですが、そんな混雑している状況にも関わらず、カウンターのスタッフがダラダラで、更に二つあるカウンターの内の一つは無人のままでした。そんな様子を見ていた、通常レーンに並ぶ人たちが徐々に殺気だっていくのを感じました。通常のレーンがストップしてから25分程経過。いよいよ本気でやばいと思った次の瞬間、ようやく無人のカウンターにスタッフが入り、通常のレーンが進み始めました。チェックカウンターを抜け、後はセキュリティチェックを通過するのみです。この時点で、乗り継ぎまで残り45分ほどでした。北京空港のセキュリティチェック

最後の難関セキュリティチェックも大混雑。厳重すぎるチェックのためまたもや中々進まず。

カゴに荷物を置いて、上着を脱ぎ、セキュリティチェックに引っかからない様に万全の準備をしました。しかし、ここでもトラブルが発生。自分の少し前で、チェックを受けていた外国人二人が同時にセキュリティで引っかかり、ボディチェックが始まりました。あまりに長く執拗にボディをチェックするスタッフに対して、外国人(多分アメリカ人)も切れる寸前でしたが、5分ほどのボディチェックの後、なんとか外国人もセキュリティを通過する事ができました。そして、その数分後には、自分もセキュリティを無事通過する事ができました。後はゲートを目指すのみです!この時点で乗り継ぎまで残り25分程でした。結局、最終的に搭乗ゲートに辿り着けたのが、到着から約95分後でした。自分が搭乗ゲートに到着すると、すぐに搭乗案内が始まったので、今回の乗り継ぎはギリギリだったと言えます。今回はイレギュラーなアクシデントもありましたが、やはり、北京空港の国際線乗り継ぎには、余裕を持って3時間〜4時間ぐらいがベストだと感じました。もちろん、最低乗り継ぎ時間が90分に設定されている以上、最低でも90分あれば、乗り継ぎは可能だとは思いますが…
Booking.com

北京空港から脱出成功!と思ったのも束の間…

結果的にギリギリの乗り継ぎとなったものの、後はローマへ向かって離陸を待つのみです。と安心して一息ついていると、機体は定刻を過ぎてもピクリとも動かず。結局、搭乗してから1時間後にようやく飛行機が動き出しました。そして、最終的に目的地のローマ(フィウミチーノ空港)には1時間ほど遅れての到着となりました。確かに中国国際航空は、ヨーロッパに安く行ける点は魅力ですが、行くまでの過程を大事にしたい方にはおすすめできない航空会社かもしれないですね。もちろん、スムーズに行けちゃう事もあると思いますが。ちなみに私は、この安さはやはり魅力なので、時間帯的に良いチケットがあれば中国国際航空をまた利用してしまうと思います。