アンコールワットの地図と見どころ – レリーフ、回廊、サンライズなど

(2020年08月03日 最終更新) (2020年7月20日 公開) カンボジア
アンコールワットと聖池の景観

本記事では、アンコール・ワット寺院観光の見どころや見学ポイントを、豊富な写真付きで詳しく解説致します。彫刻や回廊、サンライズ鑑賞に関する情報などが満載です。

アンコールワットとは

アンコールワットの外観と参道

アンコール・ワットは時の権力者「スーリヤヴァルマン2世」によって、1113年から30年もの歳月をかけて建設された寺院です。クメール語で「アンコール」は王城、ワットは「寺」を意味しています。

アンコール・ワットは、クメール建築の最高峰とされ、単一遺跡としては世界最大規模の大きさを誇ります。また、その幾何学的構造や細部に施された建築技法、均整のとれたシンメトリーの外観の美しさなどは、歴史的にみても類を見ない完成度の高い芸術的遺跡となっています。

アンコール・ワットは東西に1040m、南北に820mの周壁と、190mの幅を持つ環濠(かんごう)によって囲まれ、約200ヘクタールの面積を有しています。下のアンコールワットの全体図でおおよその規模をご確認ください。

アンコールワット全体図

アンコールワットの塔

寺院の中心部には、三重の回廊と中央祠堂、更にそれらに付属する複数の塔で構成されています。

三重の回廊は内側になるほど高さが増して行き、最も内側の第3回廊の中央祠堂は高さ65mを誇ります。また、外周が最も長い第1回廊の距離は東西に215m、南北に180mもあり、一周800mもの距離があります。

アンコール・ワットは、王朝独自の宇宙観を表現していると言われていますが、その存在自体に謎も多く、寺院として建設されたのか、あるいは墓地として建設されたのかは、現在もはっきりとした結論は出ていません。

アンコールワット 寺院内の地図と見学順路

まずは、前項でも紹介した「アンコールワットの全体図」をご覧ください。

アンコールワット全体図

アンコール・ワット寺院観光は、地図の下側、西参道から見学をスタートしていきます。参道の入口ではチケットチェックがあるのでここでチケットを提示して、見学スタートです。入場チケットはアンコールワットから離れた場所に一カ所だけある「チケットオフィス」で、アンコールパスと呼ばれる遺跡の共通チケットを事前に購入しておく必要があります。

続いてこちらは、上のアンコールワットの全体図から、中心部だけを拡大した寺院内の地図です。赤字で記したのは、第1回廊の東西南北にあるレリーフのテーマになります。

アンコールワット中心部 寺院内マップ

アンコールワットは、西参道から以下の順路で見学して行くのが一般的です。

  • ↓ 西参道
  • ↓ 西塔門
  • ↓ 聖池と十字型テラス
  • ↓ 第1回廊とレリーフ
  • ↓ 十字回廊と沐浴の池跡
  • ↓ 第二回廊
  • ↓ 第三回廊と中央祠堂

上記の中では、レリーフの宝庫である「第1回廊」と、高台からアンコールワット周辺を一望できる「第三回廊」が、寺院内見学のハイライトです。是非時間をかけてゆっくりと見学してください。

また、見学コースに関しては、特に意識しなくても、順路に沿って歩いて行けば、おのずと見どころを網羅できると思います。

次項では、各見学ポイントを写真と解説付きで詳しく紹介していきます。

アンコール・ワットの見どころ

アンコール・ワットの外観

  • アンコール・ワットの景観
  • アンコール・ワットの景観
  • アンコール・ワットの景観
  • アンコール・ワットの景観
  • アンコール・ワットの景観
  • アンコール・ワットの景観
  • アンコール・ワットの景観
  • アンコール・ワットの景観

アンコールワットの見どころは、建物全体の圧倒的なスケールはもちろんですが、外壁や内壁の至る所に彫り込まれている精巧なレリーフ(彫刻)なども大きな見どころの一つです。以下より、アンコールワットの見どころを、見学順路に沿ってご紹介していきます。

西参道

アンコールワットの参道

西参道から見学をスタートすると、その入口を「7つの首を持つナーガ(邪神)と魔除けのシンハ(獅子像)」が守っています。このうちナーガ―の像は大海(環濠)を渡る舟を表現していると言われています。

ナーガ(邪神)の欄干と魔除けのシンハ

像の先には左右を環濠(かんごう)に挟まれた長さ540mの参道テラスが西塔門に向かって伸びています。西塔門を抜けるとようやくアンコールワットのシンボルである中央祠堂が見えてきます。

参道テラスと尖塔

参道テラスと尖塔

【仮設の浮き橋】

仮設の浮き橋

残念ながら2019年1月時点で西参道は改修のため閉鎖されています。変わりに参道に向かって右手側に人口の浮き橋(写真上)が設けられています。改修工事は2020年頃の終了を予定しており、それまではこの仮設の浮き橋を利用する形になります。浮き橋は石畳ではなく、遺跡の雰囲気にそぐわない現代的なプラスチックの様な素材が使用されています。

西塔門

アンコールワットの見学エリアに入場後、参道を奥まで歩くと西塔門の正面に出ます。

西塔門

かつて西塔門は王のための通路だったと言われています。塔門前の階段を登り塔門を抜けようとすると、アンコールワットが写真のフレームに収まる様な形で目に飛び込んできます。(写真下)。ここは絶好の撮影スポットなので、写真を撮るのをお忘れないよう様にしてください。

西塔門から見る中央祠堂

西塔門の左右は通路になっており歩いて見学が可能です。壁面や柱にはレリーフが描かれ、仏像なども置かれています。

西塔門 左右の通路

通路を右手側に30mほど行くと、高さ4mほどの「ヴィシュヌ神」が置かれています。

ヴィシュヌ神の像

ヴィシュヌ神は、アンコールワットの王「スールヤヴァルマン2世」が深く信仰していた神です。この像は、かつては第三回廊の中央祠堂に置かれていたという説があります。

ヴィシュヌ神の像

聖池と十字型テラス

塔門を抜けると更に400mほどの参道が続いています。

十字型テラス

正面には圧倒的な迫力でアンコールワットがそびえ、参道を挟む様に左右対称に2つの経蔵が配置されています。

参道脇の経蔵

2つ経蔵の先には更に左右対称に聖池が配置され、そのうち正面に向かって左手側の池には、蓮の花が浮かびアンコールワットのシルエットが綺麗に池に映し出されています。ここはアンコール・ワットの5つの祠堂が全て見渡せる場所で、写真撮影必須のスポットです。

聖池の水面に映る逆さアンコールワット

中央の参道に戻って、再び西方向(中央祠堂方面)に奥まで進むと、数段の階段があり十字型テラスへと続いています。

十字テラスへの階段

階段の両脇を4体のシンハ(獅子)像が入口を守る様に立っています。

十字テラスへの階段と4体のシンハ像

この階段を登ると、その先には第1回廊へと続く大塔門の入口(写真下)があります。

第1回廊へと続く塔門

第1回廊とレリーフ群

第1回廊のレリーフ

大塔門をくぐると、レリーフの宝庫である第1回廊に出ます。この第1回廊では、壁面、柱、天井などの至る所に、美しいレリーフやデヴァターを見る事ができます。第2回廊や第3回廊にもレリーフはありますが、この第1回廊のレリーフが最も精巧で美しく造られています。

アンコールワットの第1回廊

第1回廊は、一周おおよそ800mの長さがあり、東西南北の4辺の壁面には、それぞれ異なる8つのテーマーを題材にした物語がレリーフで表現されています。どの壁面のレリーフも、物語は左から右に展開されているので、第1回廊を反時計回りに見学して行くと、レリーフの物語を理解しやすいです。まずは以下の地図にて、各レリーフの場所と、物語のテーマーを確認ください。

アンコールワット 第1回廊のレリーフの場所とテーマ

赤字で記してあるのが、レリーフのテーマーになります。以下より各レリーフを詳しくご紹介していきます。

西壁面のレリーフ

第1回廊 西壁面のレリーフは、北側が「ラーマヤナ」、南側が「マハーバーラタ」という物語を主題としたレリーフが描かれています。

【ラーマヤナ】

第1回廊 西壁面の北側には、ヒンドゥー教の聖典の一つで、インド2大叙事詩の一つである「ラーマヤナ」の物語がテーマになっています。壁一面のレリーフには、悪魔と戦うサルの将軍「ハヌマーン」や「ラーマ王子」の姿が表現されています。下のレリーフは、物語のクライマックスで「ハヌマーン」の肩に乗った「ラーマ王子」が弓を射ようとする姿が彫り込まれています。

アンコールワット 第1回廊のレリーフ

「ラーマ王子」の顔は、アンコールワットの創設者である「スールヤヴァルマン2世」がモデルになっているそうです。

アンコールワット 第1回廊のレリーフ

こちらのレリーフは「魔王ラーヴァナ」です。20の腕と10の頭、銅色の目を持つと言われています。

アンコールワット 第1回廊のレリーフ

【マハーバーラタ】

西壁面 南側のレリーフでは、「ラーマヤナ」と並ぶインド2大叙事詩の一つ「マハーバーラタ」の物語が表現されています。

アンコールワット 第1回廊 西壁面南側のレリーフ

マハーバーラタでは、クル王国(現在のデリー)の王位を巡り、100人の王子擁する「カウラヴァ軍」と、その従兄弟である5人の王子率いる「パーンダヴァ軍」の、骨肉の18日間の戦いを描いています。

こちらは、向かって右側から進軍する「パーンダヴァ軍」の様子を描いたレリーフ

アンコールワット 第1回廊 西壁面南側のレリーフ

南壁面のレリーフ

第1回廊 南壁面のレリーフは、北側が「スールヤヴァルマン二世軍の行進」、南側が「天国と地獄」という物語を主題としたレリーフが描かれています。

【スールヤヴァルマン二世軍の行進】

南壁面 西側のレリーフでは、アンコール王朝の王「スールヤヴァルマン二世」の華やかな行軍の様子が表現されています。下の中央が「スールヤヴァルマン2世」で、家来を従え玉座に座しています。

第1回廊 南壁面西側のレリーフ

この王のレリーフは金箔で覆われていたとも言われています。

こちらは「スールヤヴァルマン2世」が率いるクメール軍の将軍と兵士の進軍の様子です。将軍が兵士の士気を高めている様に見えます。

第1回廊 南壁面西側のレリーフ

【天国と地獄】

南壁面 東側には、死後の世界を描いた「天国と地獄」のレリーフが66mに渡って描かれています。

天国と地獄(南壁面東側のレリーフ)

作中では閻魔大王の裁きをうける人々が並ぶ中段のレリーフを挟み、下段が地獄、上段が天国を表現しています。

こちらは下段の地獄のレリーフの一場面を拡大したものです。

天国と地獄(南壁面東側のレリーフ)

地獄に落ちた人々が、監視官の様な人物に棒状の武具で拷問を受けています。他にも「火責め」「舌抜き」「鞭打ち」など、32の責めに苦しむ人々の姿が描かれています。

東壁面のレリーフ

第1回廊 東壁面のレリーフは、北側が「ヴィシュヌ神と阿修羅の戦い」、南側が「乳海攪拌」というテーマや物語に沿ったレリーフが描かれています。

【乳海攪拌】

東壁面の南側には、ヒンズー教の天地創造の神話である「乳海攪拌」が、約50mの壁面に渡って描かれています。

乳海攪拌(東壁面南側のレリーフ)

作中では、大亀(ヴィシュヌ神の化身)の背に乗った大マンダラ山に大蛇を巻き付け、その左右両側から、神々の軍と阿修羅の軍が、大蛇の胴体を綱として引き合う「乳海攪拌」のクライマックスシーンが表現されています。

攪拌(かくはん)とは、かき混ぜるという意で、千年の歳月をかけて海をかき混ぜると、海は乳海となり、そこにラクシュミー神妃が誕生し、最後に妙薬アムリタ(甘露)が得られるという神話が「乳海攪拌」です。

神々の最後尾で綱を引くのは、西壁面のレリーフにも登場するサルの将軍「ハヌマーン」です。

乳海攪拌(東壁面南側のレリーフ)

こちらは逆側で大海をかき回す、阿修羅の姿です。

乳海攪拌(東壁面南側のレリーフ)

北壁面のレリーフ

第1回廊 北壁面のレリーフは、東側が「クリシュナと阿修羅の戦い」、西側が「アムリタをめぐる神々と阿修羅の戦い」というテーマや物語に沿ったレリーフが描かれています。

アンコールワットの第1回廊

「クリシュナと阿修羅の戦い」では、クリシュナ(ヴィシュヌ神の8番目の化身)と阿修羅(バーナ)が戦うシーンが、「アムリタをめぐる神々と阿修羅の戦い」では、乳海攪拌で見つかったアムリタを神と阿修羅が奪い合うシーンが描かれています。

デヴァター

アンコールワットの至る所で見る事ができる「デヴァター」と呼ばれる女神像は、寺院の守護神的な役割を果たしています。「デヴァター」は、単体のものから、数体が連なっているものまで様々です。表情も無表情だったり、笑っていたり、目を閉じていたりと個性豊かです。

アンコールワットのデヴァターは、深掘りの立体的で美しいシルエットが魅力です。

第1回廊のデヴァター

第1回廊のデヴァターだけでも数十種類ありますが、全て衣装や冠なども異なっています

第1回廊のデヴァター

こちらは複数体が連なるタイプの「デヴァター」です。

第1回廊のデヴァター

十字回廊と沐浴池跡

第1回廊から第2回廊に向かう途中に、十字回廊があります。

更に、この十字回廊に面して4つの沐浴池跡(写真下)があります。

十字回廊の沐浴池跡

沐浴池の水は全て枯れており、現在は、かつて水が合った部分に下りて見学する事ができます。

十字回廊の沐浴池跡

十字回廊を奥に進むと再び天井がなくなり、急こう配な階段が正面に現れます。この階段を登ると第2回廊に出ます。

第2回廊へと続く階段

第2回廊

1週約430mほどの第2回廊の内部は、第1回廊に比べるとレリーフや装飾も少なく寂しい感じになっています。

第2回廊の景観

通路には、首のない仏像がいくつも置かれています。

第2回廊の仏像

簡素な第二回廊は、第1回廊ほど見栄えしませんが、「連子窓」が並んでいるのが大きな特徴の一つです。

第2回廊の連子窓

連子窓は通風や明かりを取り入れる以外に、単なるデザインとして設置されているものもあるそうです。

また、第2回廊の内部は簡素な感じですが、外壁には下の様に美しいデヴァター(写真下)がいくつも彫り込まれています。

第2回廊外壁のデヴァター

第3回廊

第2回廊から更に内側に進むと、アンコールワットのシンボルである高さ65mの中央祠堂が目の前に姿を現します。中央祠堂は第3回廊の丁度中央に建っており、それを囲む様に回廊の角に4つの塔が建っています。

第3回廊の中央祠堂

中央祠堂は、ヒンドゥー教の宇宙観で、神々が降臨するとされる「須弥山(メール山)」を表しています。建設当時、この中央祠堂には黄金のヴィシュヌ神が祀られていたそうです。

第3回廊の外側は通路になっていて外周に沿って歩く事ができます。

第3回廊の外側の通路

第3回廊へと続く階段は全部で12か所ありますが、実際に使用できるのは東側にある1か所のみとなっています。入場時間は7:30~17:00となっていますが、人数制限(約100人ほど)などもあり、営業時間内に訪問しても閉鎖されている事があります。

第3回廊へと続く階段

第3回廊は最も神聖な場所なので、服装のルールやマナーが非常に厳しくなっています。当然半パンやミニスカート、ノースリーブなどの露出の多い服装で入場する事はできません。また、帽子などの被り物も脱ぐ必要があり、12歳未満の子供も入場不可となっています。

第3回廊入場時の注意事項

階段の登り口には係員がいるので、ここで服装を厳しくチェックされます。混雑時は、ロープに沿って行列が出来ます。

第3回廊 階段の登り口と係員

第3回廊へと続く高さ13mほどの階段は、非常に急こう配なので、くれぐれもご注意ください。登る時よりも降りるときが要注意です。

第3回廊へと続く階段の上からの景観

第3回廊に登って眺める景観(写真下)は、そこまで絶景という程ではありませんが、来るときに通った参道の奥まで見下ろす事ができます。また、第3回廊の内部も見学できるので、登って損はないと思います。

第3回廊へと続く階段の上からの景観

第三回廊(写真下)は、一辺60mの正方形になっています。第二回廊同様に、彫刻やレリーフは少なくガランとした雰囲気です。当時、この第3回廊に入る事が出来たのは、国王と位の高い一部の僧侶だけでした。

第3回廊の景観

第三回廊の中心部である「中央祠堂」には仏陀象が祀られています。

第3回廊の仏陀象

第3回廊の柱に掘られているデヴァターは、かなり良好な保存状態が保たれています。下画像は、中央祠堂の外壁西面のデヴァターで、見た目的にも美しく神秘的な雰囲気です。装飾品も非常に精巧に彫り込まれています。

第3回廊のデヴァター

第三回廊の見学を終えたら、ご自身のタイミングで階段を降りてください。

アンコール・ワット その他の見どころ

サンライズ鑑賞

アンコール・ワットのサンライズ

アンコール・ワットは絶好のサンライズスポットとして知られています。朝焼けをバックに、アンコール・ワットのシルエットが浮かび上がる景観は何とも言えない美しさです。

サンライズのスポットはいくつかありますが、一番の人気スポットは参道南側の聖池前です。この聖池の水面に寺院が映しだされる光景は非常に幻想的で一見の価値があります。

ただし、非常に混雑するのでベストスポットを確保したいなら、アンコール・ワットの開門時間である午前5時には到着している事をお勧めします。サンライズは天候に左右されるので必ず見れるとは限りませんが、どちらにしてもアンコール・ワットは複数回訪れておいても絶対に損はない場所です。

サンライズの見学方法

サンライズの見学方法は、見学時間が早朝になるというだけで、通常の見学方法と変わりません。チケットを準備の上で、営業時間の5時以降にアンコールワットに入場の上、サンライズを待つだけです。

通常、サンライズ観光終了後は、そのままの流れでアンコール・ワット見学を継続せずに、一旦ホテルに引きかえす方が多いです。一旦ホテルに戻り、朝食や休憩などを取って、再びアンコールワットや他の遺跡を巡る形になります。この観光の流れは、必須ではありませんが、他の遺跡は早朝からはやってませんので、一旦ホテルに戻って仕切りなおした方が観光効率が良いと思います。アンコールワットのハイライトである第3回廊に入場できるのも、午前7時30分以降です。

個人でのサンライズ観光にハードルの高さを感じる方は、日本語で予約できるGET YOUR GIDEというサイトの「アンコール ワット:サンライズ 1日ツアー」などのオプショナルツアー利用がお勧めです。

おすすめ撮影ポイント

カンボジアまで遠路遙々やってきた誰もが、シンメトリー(左右対称)の美しいアンコールワットの全景を綺麗に撮影したいはずです。そんな方々のために、アンコールワットの全景が美しく映える撮影ポイントをいくつかご紹介します。

【聖池前】

アンコールワットの外観を撮影するには、「聖池」前以上の場所はないと言えるほど、絶好の撮影スポットです。アンコールワットのシルエットが、綺麗に水面に映し出されています。

アンコール・ワットのサンライズ

聖池は、アンコールワットに向かって2カ所ありますが、向かって左側の聖池が絶好の撮影スポットとなります。

家族やグループで撮影すると、下の様にアンコールワットをバックにして、映える写真が撮影できます。

アンコール・ワットのサンライズ

【西塔門】

正直、聖池以上にアンコールワットを美しく撮影できる場所は中々ありませんが、「西塔門」をフレームの様にして撮影すると、面白い写真が撮影できます。

西塔門とアンコール・ワット

西塔門は、アンコールワットの敷地内に入場後、順路に沿って歩いて行くと必ず通る西参道の奥にあります。

アンコール・ワット敷地内マップ

【プノン・バケン】

アンコールワットの北西約1.5kmほどの場所にある、夕焼け鑑賞スポット「プノン・バケン」も、絶好のアンコールワットの撮影スポットです。

アンコール・ワット敷地内マップ

プノン・バケンの高さ70mの高台からは、密林に囲まれたアンコールワットの全景を撮影できます。プノン・バケンに関しましては、以下の記事の中で詳しく解説しておりますので、良ければ本記事と合わせてご参照くださいませ。

アンコールバルーン

アンコールバルーン

アンコールバルーンでは、高さ800mに上がった気球の上からアンコール遺跡群を見渡す事ができます。ただし、気球は遊覧飛行ではなく、地面とワイヤーでしっかりと固定された状態で周囲の景色を楽しむと言う感じになりますので、通常の気球遊覧を期待して参加するとがっかりすると思います。

乗船時間は10分ほど、料金はサンライズとサンセットの時間帯が15ドル、それ以外の時間は7ドルになります。値段としてはそこまで高くはないと思いますので、普段は見る事のできない角度からアンコール遺跡群を鑑賞したい方は是非トライして見てください。

【営業時間】

午前5時~19時

アンコール・ワット観光の基本情報

本項では、アンコールワットを観光する上で必要な基本情報をご紹介致します。

営業時間

午前5時~17時30分

チケット料金

アンコールワットへの入場は「アンコール・パス(Angkor Pass)」という共通チケットの購入が必須となります。チケットは有効日数によって料金が異なり、以下の3種類からご自身の用途に合わせて購入する事ができます。

アンコールパス

  • ◼️1日券37$(ドル) 購入日のみ有効な1日フリーパスチケット。

  • ◼️3日券62$(ドル)購入日から10日以内で任意の3日間で使用可能なフリーパスチケット。

  • ◼️7日券72$(ドル)購入日から1ヶ月の中で任意の7日以内で使用可能なフリーパスチケット。

アンコールワットのチケットは、アンコール遺跡全般の共通チケットとなっています。共通チケット1枚で、複数の遺跡に入場することができます。共通チケットは、シェムリアップに一箇所だけあるチケットオフィスでのみ購入が可能です。チケットの購入方法や入場対象施設について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

ロケーションと行き方

「アンコールワット」があるのはカンボジアの「シェムリアップ」という都市になります。以下の地図は日本の成田空港と、カンボジアの「シェムリアップ国際空港」の位置関係を示したものです。

参考までに、日本からのフライトの所要時間の最短は、9時間20分です。しかし、この場合だと乗り継ぎ時間が1時間とちょっとしかない旅程になります。経由地での乗り継ぎ時間に余裕を持って、2時間〜5時間ぐらいあるフライトを利用した場合の所要は10時間〜14時間ぐらいが目安です。航空券を探す際にトータル所要時間が、10時間〜14時間ぐらいで、10万円以下のチケットなら割安、10万円台前半なら平均的、13万円を超えて来るとやや高めになります。もちろん、運賃は航空会社のランクによっても変わってきます。

シェムリアップ空港到着後は、シェムリアップの中心地に宿泊の上で、各遺跡を巡るのが一般的です。空港とシェムリアップ中心地や、アンコールワット遺跡の位置関係は以下の地図を参考にしてください。

シェムリアップ周辺マップ

シェムリアップ空港からの移動方法や、空港到着後の入国の流れなども含めた詳細を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

観光所要時間の目安

アンコールワット寺院の観光所要時間の目安は、60分〜90分ほどです。

ただし、アンコール・トムや他の遺跡群を含めると、最低でも半日以上の観光日数は必要です。

アンコールワット遺跡群の回り方やモデルコース、各遺跡の所要時間などは、以下の記事にて詳しく解説しております。